はてなキーワード: 食べログとは
うちは公務員の家系。ある日、お中元でうちに民間会社の社長から『ベンツ』が届いたったwww
自分より優れたるものを自分の周りに置きし者ここに眠る。カーネギー
組織内政治、ゴマすりばかりが上手な人物が出世することになれば、実務能力があり判断の優れた人物が無能な人間の指揮下に入ることになり、前線の混乱と敗北は避けられない
エージェンシー・スラック(agency slack)とは、エージェントが、プリンシパルの利益のために委任されているにもかかわらず、
第11回 暴走する"エージェント"――食べログ不正問題と宮根アナ隠し子騒動の類似点
互恵的利他主義(ごけいてきりたしゅぎ)とは、あとで見返りがあると期待されるために、ある個体が他の個体の利益になる行為を即座の見返り無しでとる利他的行動の一種である。
[学歴][学閥][シグナリング理論][ハロー効果][情報の非対称性]
[リスク][ストックオプション][損][既存株主][メリット][デメリット]
ステークホルダー(英: stakeholder)とは、企業・行政・NPO等の利害と行動に直接・間接的な利害関係を有する者を指す。
ぐるなびのポイント「ぐポイント」というものがある。ちょっと前からこのポイントの大盤振る舞いっぷりがすごいことになっているが、意識の高いはてなー()の間では認知されていないようだ。なので書く。
ぐポイントとは、基本的にぐるなびと契約してる店に行ったり、メルマガに登録したりするとつくポイントで、1ポイント=1円で使えるものだ。
どうせ使った分の5%還元なんだろ、ポイントをためる労力に見合わんとか思うだろ。俺の話を聞け。これがどう大変なのか箇条書きで書く。
5%とかそんなレベルじゃないことが分かっただろうか。650円の定食を食って来店ポイント+メルマガ登録で1000ポイントつくことが普通にある。明らかに経済の原則からしておかしい、異次元といってもいいかもしれない。
さて、これは個人の感想であってぐるなびのステマではないので、よろしくない点も書いておく。
まず、ぐるなびのポイントが使える店が少ない。サイトで使える店を検索できるが、一人の行動範囲の中にせいぜい十数店舗だろう。新宿や渋谷、中央区に住んでいる/勤め先のある諸君は選ばれしものだ。23区でも端の方は壊滅的だ。なんとか県にお住まいの君は、えー、お察しください。リンガーハットは全国全店舗で使えるらしいからちゃんぽん食いまくるといいよ。
次に、これを一番伝えたかったのだが、タダメシを食い過ぎると頭がおかしくなる。先週など毎日銀座で昼メシを食っていたが、1円も払っていない。それなりにちゃんとした店で、サラダ・コーヒーつきのうまいメシを食い、金を払わないで出る。正当な対価を払わないことが、こんなにも、もやもやと据わりの悪いものだと思わなかった。
この大盤振る舞いがぐるなびが儲かっている証拠なのか、食べログに押されてのゴリ押し体力勝負なのかは判断がつかないが、そう長くは続かないだろうと思われる。Naverまとめとかブクマしちゃう諸君は今すぐぐるなびのサイトで検索して、歯ぎしりをするか狂喜するかして頂きたい。
昨日「はてなブックマークは図書館の本にハナクソをつけることと同じ」という記事を書いたんだが、あまりにたくさんのハナクソがついてしまったので、一部をスピンアウトする。
昨日の記事はこちら。
「はてなブックマークは図書館の本にハナクソをつけることと同じ」
http://anond.hatelabo.jp/20130824122536
で、ついたハナクソがこちら。こいつはいい奴っぽいけど。
Kellogg
人の評価ばかり気にしてるならブログなんかやめたほうがいいのかも。「こんなふうい思う人もいるんだ」ってくらいにしとかないと気持ちが持たないよ
ちげえよ。
俺が怒ってるのは自分への批判・評価じゃねぇよ。自分のために怒ってもカッコ悪いじゃねぇか。
見知らぬ他人のために本気で怒れるからこそカッコいいんだ。
いいか、俺がムカついてるのは、
「脱社畜ブログとイケダハヤトを一緒にすんな。いろいろえっちをいじめるな」
これに尽きる。
http://luvlife.hatenablog.com/entry/2013/08/24/033906
おまえら、これ読んだか?
苦しんでるだろ。おまえらのハナクソに。
傷ついてるだろ。
何が「これは釣り」だよ。何が「こいつはオッサン」だよ。
そのコメントに意味はあんのか?自分のティッシュで鼻かめって書いたのはそういうことだよ。
鋭いこと言ったつもりになって、目くそがハナクソ笑って、人を傷つけてるだろ。
お前ら、それに気付いてんのかよ?
お前ら、わかってんのかよ?
いい気になってんじゃねぇぞ。相手の気持ちを想像できるかどうかがハナクソとコメントの違いだ。
お前らは自分のことしか考えてねぇんだよ。思いやりが足りねぇんだ。
次。
『脱社畜の働き方』という本を書きました
http://dennou-kurage.hatenablog.com/entry/2013/08/19/205255
ここにもハナクソがわきまくってやがる。
見ろよ、このハナクソを。
kaitoster
俺が言いたいのは一言だ。
脱 社 畜 と イ ケ ハ ヤ を 一 緒 に す ん な !
お前は、脱社畜の文章をちゃんと読んだことはあるのか?
脱社畜さんの記事を見ると、いかにお前らみたいなクソの反論を予想して、予想できる反論への再反論まで考えた上で論理を組み立てているってのがよーくわかる。
慎重なんだよ。脱社畜さんは。この人本当に頭がいい人だぞ。極めて論理的にものを考えて、慎重にブログを書いている。
で、それに対して本論とずれたところでしたり顔でコメントつけて、得意気になってるのがお前らだ。
まぁ、いい。
一方でイケハヤはどうだ?
完全にチラシの裏だろうが。イケハヤの文章にロジックはない。常識に対する歪んだ反抗心をチラシの代わりにブログに書き散らしただけだ。
調査も論証もないプロブロガーだ。「新宿 カフェ」と検索した結果だけで、Rettyが食べログに勝っていると断じたところはすごかったな。
話が脱線しそうになるから戻すと、イケハヤと脱社畜さんを一緒にするんじゃねぇよ。
あとな、人気のブログが本を出すんだ。
本を書くのって大変だろ?想像できるよな?相当の時間をかけて、苦労している。
素直に祝ってやれよ。水さしてんじゃねぇよ。
お前らに足りないのは、そういう想像力なんだよ。
わかったら回れ右して高校1年生の国語からやり直して来い。あと、ちゃんと恋愛して、相手の気持ちを考えれるようになってから大人になった方がいいぞ。
【2013/08/25 19:33 追記】
記事を書いた時は頭に血が上って、イケダハヤトが傷つく可能性を想像することができていなかった。
イケダ氏にとっては、1つの謝罪の言葉より、100のページビューだと思うので、イケダ氏の記事のリンクを貼っておく。
ぜひ有意義なハナクソをつけにいってほしい。
[マーケティング] 食べログを抜いた!RettyのSEO施策のパフォーマンスがすごい件
http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/26217
【ハナクソが増えたのでさらに追記】
身の程知らずの馬鹿がッ!今回のひきこもりの件とは別に、お前には特別講義をしてやる。
貴様はたぶん童貞だが、貴様が童貞たる由縁は、女に優しくすべき時に優しくできなかったからだ。
お前はたぶん、高校のとき、クラスの女の子が困っているのを助ける男を見て、
ダメなんだよ、それじゃ。
困ってる女の子がいたら無条件で助ける。脊髄反射で助ける。呼吸をするように助けるんだ。
それを習慣づけるんだよ。そういうさりげなさが、女にモテるコツなんだ。
今回のひきこもりえっちの件は別だぞ。お前らハナクソを批判してるんだよ俺は。
それとは別に、お前の童貞っぽさが哀れになったから、特別講義をしたまで。
事務のお姉さんの代わりにコピー用紙を運んであげるとか、電話を取ってくれてありがとう、とか言うだけでもいいんだ。
がんばれよ!童貞に幸あれ!
PEH01404
お前、鋭いな!
いま、俺の顔はあれだ。沢北が流川に抜かれたときの、堂本監督のような顔になっている。
って感じだ。
たしかにそうだ。マーケティングブログという点では同じ。頭の善し悪しが違うな。
というか、脱社畜さんはロジックを詰めていくタイプで、イケハヤは宣教師タイプだ。
新しくて、しかも意味不明な言説はなかなか信じてくれないからね。
imakita_corp
だが・・・そうだな。
「○○生は△△だ」という思考停止発言はあまり好きではないが。
「就活のグループディスカッションに現れる慶応生はまじでウザい」
という法則はあながち間違いではないな。あいつら、無駄に名刺とか持ってんだよ。
いらねぇよ。不敵な笑みを浮かべながら配ってんじゃねぇよ。
お前、LIGは完全にとばっちりだろ!関係ない奴を巻き添えにしてんじゃねぇよ!
raitu
「見知らぬ他人のために本気で怒れるからこそカッコいいんだ。」自分のかっこよさを説明しにかかるって猛烈かっこ悪くないですかね
お前、嵐の二宮和也を知ってるか?
10人の女の子に「嵐の二宮君はカッコいいと思いますか?」と聞くと、何人の女の子が「カッコいい」と答えると思う?
7人だよ。つまり、3人にとっては、二宮は別にかっこ良くもないということだ。あんなにカッコ良い二宮でもだ。
さて、お前は俺に対してカッコ悪いと言った。
だが、それがどうした?
俺は、俺の主観でカッコいいんだよ。
俺が自分をカッコいいと思っている限り、俺はカッコいいって言っていいんだ。
わかるか?
最後に。
???
お前は何を言っているんだ?
お前だよお前。お前みたいな奴なんだよ。
何を推して知るべしなんだよ。何がわかったんだよ。
推測してもわかんねぇだろ。「知るべし」って。わかんねぇよ。俺がいつLIGを擁護したんだよ。
そうじゃなくて、お前は、「この増田はLIGを擁護していてほしい」って思ってたんだ。お前自身のレッテルを貼るためにな。
「こいつはLIGを擁護するような奴であってほしい」って思ってんだろ。違うか?
俺はな、本論とズレたとこツッコんで、ズレたところにさらにズレたツッコミして得意気になってるお前みたいな奴がクソだって言ったんだよ。
http://www.asahi.com/edu/center-exam/shiken2013/kokugo/
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【重要な指摘および追記】
以下のトラックバックについて。
はてなブロガーズサミット(サイバースペースにて)を開催すべきだ!!
http://anond.hatelabo.jp/20130825202707
おい、トラックバックのお前!いいこと思いついたんだったら最後までやり遂げろよ!
トーンダウンしてんじゃねぇよ!
「ブロガーと観客の関係性」について、ブログ界の重鎮達の意見を伺ってくれるんだろ?
そして、それをまとめてくれるんだろ?すごく楽しそうじゃねぇか。言い出しっぺがテンション下げてんじゃねぇよ!もっと盛り上げろよ!
いいか。言い始めたんだったら最後までやらなきゃダメだ。仕事と同じだよ。しっかり最後までやるんだよ。
そういうところから信頼を積み重ねていくんだろうが。
何トーンダウンしてんだよ。
お前は俺みたいに毒吐いてる訳じゃないし、間違ったことやろうとしてるわけでもない。
俺的にはgothedistanceさんの意見も聞きたいよ。
「期限を決めて書けた人からアップして頂くかのどちらかにしようかと思ってます・・・」
じゃねぇよ。これじゃ誰もやる気しねえよ。
思い切って旗振れよ。ビビってんじゃねぇよ。チャンスだろうが。fut573氏とかHagex氏とか、maname氏まで、名だたる重鎮達がお前にハナクソつけてくれてんだぞ。
最後までやってくれよ。逃げんなよ!
よし!がんばれ!
こちらからは以上です!
頼むよ。
【重要な指摘および再追記】
トラックバック野郎がまるで音沙汰なく、てんで仕事ができないので、以下に記事をまとめた。
http://anond.hatelabo.jp/20130828013311
何か見つけたら、また追記する。
既に旬は過ぎ去った模様ですが、書いちゃいます。
山本隊長もおっしゃるとおり、競合分析のマトリックスにおいて2軸で書くなら複数分析すべきでしょ。でもまぁそんな細かいところはどうでも良くて。
ランサーズが不利な記事掲載でThe Startupにクレームを入れて黒煙が上がる: やまもといちろうBLOG(ブログ)
http://thestartup.jp/wp-content/uploads/2013/05/73731eb060a35e2fa595fe29d765eab9.png
引用元:クラウドソーシング狂想曲:クラウドワークス vs ランサーズ | The Startup
既に色々なところで取り上げられていますが、梅木氏はクラウドワークスと深く関係があるようですね。
http://thestartup.jp/wp-content/uploads/2013/05/73731eb060a35e2fa595fe29d765eab9.png
引用元:美しすぎる食べログのマネタイズモデル:グルメサービスのキャッシュポイント比較一覧 | The Startup
一見、当たり障りがないかのように見えてこのグラフ。なかなか巧妙ですw なんだこのレビューが優しい、厳しいって比較は。そもそも店舗数とかユーザ数とかアクティブ率とか他にも比較すべき内容がたくさんあるだろうに。あえて相手を貶める項目を選んでいるようにしか見えないですね。
Rettyを持ち上げる記事は“site:thestartup.jp retty”とかでググればいくらでも出てきますが、
ってそのまんま書いてあったりします。そりゃーねー、食べログを蹴落として自分のところを持ち上げたくなるよね。でもそれってメディア()としてどうなの?
http://thestartup.jp/wp-content/uploads/2013/08/9c737fef746374c557f29bf2dc7b03d8.png
引用元:Appliv運営のヴォラーレ、NVCCなどから1.75億円調達で飛翔 | The Startup
ヴィラーレについては記事中にもある通り
“Applivではスマホアプリ未来予想図という連載を持っており”
とか、
“今回の調達の資金が私にも投下されることを期待している”
だって。だんだん隠そうともしなくなってきてるのが実に清々しいですねw
自分が関わっているところのライバルになる会社を蹴落とすのが主目的なのかなー。ライバル社に入られたら怖いなーって思ったけどステマ乙って感じだから逆にクラウドワークスとかRettyとかヴィラーレとかが被害者になりえるかも知れないね。
他にも探したら TechwaveとThe Startupのマトリックス比較()とか出てくるかも?ぜひ意味ありと無意味の軸が欲しいところw
ランサーズとAppbankの件があまりにも酷いなーと思ったら書いたけど、正直 The Startupってメディア()についてはどうでもいいや。
近所の土地買い上げて、夢見るオーナーの頭金を湯水のごとくぶっこんで
いくらオーナーに吹っかけても、巨大な損失の補填程度にしかならない。
勝ち残った後に、本店化して巻き上げるまでがゴールとして考えても
やはりリスクもでかい。立地条件では、そもそも無理な場合も多々ある。
そんな暑苦しいことしなくても、なんとも涼しい方法が発明された。
もうここまで来るとだいたいイメージがわいてると思うが念のため
まず10~50万円用意する。つぶしたい店のバイトさんに連絡を取る。
「ちょっとアイスボックスに入って、ツイッターアカウントで晒してくれ」
「うちらの世界」を壊すため、場合によっては嫌だと言うだろう。
あらかじめ用意してあげると良いかもしれない。
10万円もあれば、だいたい飲むだろう。
食べログなら、もうこの店じゃ食えない。
はてぶなら、低学歴扱い。
コンビニなら、数日休業。
ステーキハウスなら、閉店。
もちろん質を上げれば金がかかる。
しばらくパソコンとスマホが使えないところに出ていたんだけれど、
どうやらここ数日、乙武さんの件で炎上していたらしい。祭りに出遅れた。
私は乙武さん派でも、イタリアンのシェフさん派でもないんだけれど、
気になったのは、乙武さんが家族の安全よりプライドを取った、という点かな。
あとは、人の怨みというものを甘くみすぎだなと。
乙武さんとシェフの当日のやり取りにおける真実というのは、まぁ両者意見が食い違っているから
脇においておくとしても、乙武さんがTwitter経由で攻撃を仕掛けたのは自明だ。
この他人への攻撃というのは、諸刃の剣で、ともすればそのまま、あるいは数倍になって自分に返ってくる。
それが、Twitter経由での罵詈雑言程度なら、リプライを読まなければ済むだろうけれど。
ただ、他人の人生を変えるほどの攻撃は、時として殺人事件に発展するほどの怨みを買うことになる。
あ、以下のシェフは仮想の人物です。
シェフは、今までの人生では親から暴行されたりして、非常に辛い思いをして生きてきた。
複雑なコミュニケーション障がいで、他人と上手く関われない。でも料理が好きだ。
シェフなら、ホールで誰かを雇えば何とかやっていけるかもしれない。
そんな感じで、朝から晩まで肉体労働で苦労して溜めたお金で、昔からの夢だったイタリアンのお店をオープンし、
これまた1日も休まずに仕事をして、仕事こそが自分の生きがいになってきた。
家族や友人はいないけれど、仕事あがりのビールが毎日の楽しみだ。
その唯一の生き甲斐である仕事が、乙武さんのTwitter砲のお蔭で失うことになったらどうだろう。
お店が潰れて再建をかけようとしても、自分の名前がネット上に出ている。
「あのシェフが、またお店を出したから、食べログで嫌がらせしようぜ」的な人がいるかもしれない。
しかも、自分としては乙武さんがお店に来た時に邪険にしたつもりは一切ない。
何でこんなに苦労して生きてきて、ようやくつかんだ幸せを、
もう死ぬしかないのか…だか、その前に、憎い。憎いあいつを殺してから俺も死ぬ。
三流ドラマにありそうな展開だが、
仮に、仮想シェフがこういう考えをしちゃったら、乙武さんに対する殺人動機になるよね。
とち狂った(仮想の)シェフは、乙武さんの家族を攻撃しようとするかもしれない。
有名人の自宅なんて、今の時代、人を雇えば簡単に見つけられる。
子供を誘拐して、殺そうとするかもしれない。奥さんを襲撃して、殺そうとするかもしれない。
そう、あくまで「かもしれない」だけれど、他人の怨みを買うっていうのは、こういうこと。
そのプライドのおかげで、家族が皆殺しにされていたかもしれない。
世の中の殺人事件って、無差別を除いたら、こういうことから起こることも多い。
避けようと思えば、避けられたこと。手順を誤らなければ、避けられたこと。
特に、相手の抱えている背景を何も知らない場合、他人の人生を揺るがしかねない攻撃ってかなり危険なんだよね。
「人の怨みを甘くみるな」
↓
女の子連れて入店しようとしたが、入れないので介助をお願いしに行った
↓
↓
連れの女の子を泣かされたことで怒っている客を宥めて食事をさせる余裕はないと考えたとしても仕方ないだろうと私は思いました。
ところが相手が悪かった。
普通の客でも口論の挙句に「訴えてやる!」となることはありますよね?
この場合乙武さんが訴えたのはしりあいの弁護士ではなく、60万人いるツイッターのフォロワーでした。
本人は愚痴りたかったとコメントしていますが、数が数だけに私刑では済まなかった。
乙武さんは重ねてコメントを出しているけれど、店主との直接のやりとりではなく、自分の非を認めて譲歩しているとは私には受け取れなかった。
乙武さんの言う「障害は個性」という考えは素晴らしいと思います。
どんな人も障害を持つ可能性、身近な人が車椅子になる可能性、
ベビーカーで飲食店に入りたいと思うことやアレルギーになることを考えたら
コミュニケーションが足りなかったためにささやかな願望が果たされなかったのは残念です。
お互いに譲り合う社会がいい。と皆が思ってると思うけど
皆が自分ばっかり我慢してると思っているからこういう騒ぎになったのだろうな。
乙武さんは四肢を持ってないことに満足せず挑戦して色んなものを獲得した人なのだから、欲望が強いんだろうなと思います。
欲望がなければ経済は発展しないから、店は利潤を追求するために客の要求を呑まなければならない、と、多くの人が思っているかも知れないが、
店をやっている人の多くはサービスの対価としてお金だけを望んでいるのではなく、客の喜ぶ顔が見たいと思っているのではないでしょうかね?
「イタリアン入店拒否について」って何だよ。乙武入店拒否だし1・2
「イタリアン入店拒否について」って何だよ。乙武入店拒否だし1はこちら
http://anond.hatelabo.jp/20130522190526
「イタリアン入店拒否について」って何だよ。乙武入店拒否だし2はこちら
http://anond.hatelabo.jp/20130523164558
では
私は全車いすユーザー(というか乙武さん)のため一生懸命戦いました。たぶん。
私は泣いてなんかない、涙があふれただけ。
店主の対応は絶対間違っていると思うのに、なぜ問題が大きくなっていったのか。
ということで以下言い分。
軽率だった。かもしれない私。
では、なぜあの時私はお店の方が「予約の時に車いすですって伝えてもらってますか?」という質問に対し、予約をした乙武さんに一応確認するなり、「伝えるの忘れてたかもしれません。申し訳ありません。なのでお手すきの時にでもお手伝いいただけませんか」という気の利いた返しをせず、つい「車いすの人は入れないんですか?」と当日の乙武さんと私の話ではなく、全車いすユーザーを代表するような言葉を発してしまったのか。
ここに記しておきます。
久しぶりに乙武さんから連絡を受け、今度食事にでも行きましょうと言うことになりました。
お店は乙武さんが「銀座にいいお店があるから、僕が予約しておくね」ということでお任せしました。
これまでにも友人らとともに乙武さんと食事をすることもあり、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。
乙武さんが誘ってくれるお店はいつも素晴らしく、とても心地よいサービスをして頂けます。ひとえに乙武さんの人徳、お人柄によるものと思います。
この日もとても楽しみにお店に向かいました。
お店のある通りを歩いている時、ほんの少し違和感を覚えました。
お店の入っているビルの前に着いたとき、その違和感がふっと蘇りました。
ビルの入り口に大きな段差がある。これまではこんな段差のあるお店に行く際は、乙武さんのスタッフが店まで送迎されてました。
あれ?今日はスタッフがいない2人きりの食事って聞いてたけど。
身長150㎝台の非力な私じゃ店内まで連れて行くことは困難だな。と思いましたが、乙武さんは全く気にしている様子はありません。
「ごめんね(私)ちゃん。お店2階にあるから、店のスタッフに、予約した乙武が来たんで、ちょっと下まで迎えに来てほしいって伝えてくれる」
ああ、そうか。そうよね。いつも気が利く乙武さんが店の前まで来て立ち往生するようなドジはしないよね。お店の人が知り合いかもしれない。しかも乙武さんが予約したんだった。連絡してるよね。「手伝って」と。
何の気も留めず私はお店に上がっていきました。
お店はすでに予約のお客様で混雑していて、店主の方はキッチンで忙しそう。
スタッフもタイミングを考えなきゃ声を掛けるのも申し訳ない雰囲気。
でも外には乙武さんを待たせてる。あの有名な乙武さんを銀座の路上に長く待たせるわけにはいかない。人目に付きすぎるし、私と2人でお店に入るところを見られたらどんな噂を立てられるか分からない。私はいいけど乙武さんに迷惑をかける。早くしなくっちゃ。
思い切ってスタッフに声を掛けました。
「いらっしゃいませ」
「2名で予約してた乙武です」
「お席の方にご案内します」
店主は?忙しそう・・・
まあ知らなくても、車いすの乙武ですって言ったら、どこでもすぐに気が付いて快く手伝ってくれるから問題ないはず。
「連れの友人、車いすなんで」
この日本に車いすの乙武ですって言って知らない人がいるのかしら。
人は悪くなさそうだけどこんな愚鈍な人に聞いて、知らないなんて言われたら乙武さんの名誉に傷がつく。
でも早くしなきゃ乙武さんに何話してたの?って聞かれて
私ウソつかなきゃならなくなる。
何でもいいから早くしなさいよ。とは言えない。
「え?車いすの人は入れないんですか?」
あれ?何で車いすの人の話にしちゃったの私?
私とあの乙武さんが入れればいいんだけど。
まあこの言葉を言えば断る人いないし。
「いや、そういう訳じゃないんですが」
でしょ。そりゃそうよね。そう答えるわよね。
「じゃあ、いいでしょ。お願いします」
自分が問題を全車いすユーザーの話にすり替えてしまった過ちを気付かれまいとして、つい厳しい口調で言っちゃった。
でも言ってることは間違ってない。絶対間違ってない。
「予約の時に車いすって連絡されました?」
何よこの人。自分のサービス精神のなさを棚に上げて乙武さんのせいにするつもりっ。
私が予約したんじゃないんだし、そんなこと今聞かれても分からないし。
下に降りて乙武さんに確認する・・・言えない。乙武さんを責めてるみたいだから。
今日は2人きりの食事なんだから恥をかかせたら気まずくなるかもしれない。
よしっこれでどうだ。
「今まで、そんなこと言わなくても、他のお店の方はみんな快く対応してもらってるんですが」
そうよ。他の店では乙武ですって言ったら皆満面の笑みで手伝ってくれるのよ。
ええっ、何でこの人ひるまないの。ほとんどの日本人がひれ伏すて魔法の言葉「みんなが~」
だいたい、こんなやり取りしてる間に連れてこれたはずよ。
「本人の体だけですからお手間は取らせません」
あなたのような大きな体なら一人でもできるはず。
「ちょっと今忙しいから、手が空いたら下まで迎えに行くんで待ってください」
やっとやるきになったのね。あんまり時間をかけられても困るんだけど。なんたって外に待たせてるのあの乙武さんだから。
でも何か無理やりおしつけたみたいになってやな感じ。どうせやってくれるんなら初めからそう言えばいいのに。
私は店を出て、乙武さんの元へ。
「長かったね。どうしたの?」
予約のときに車いすって伝えたかなんて、乙武さんを傷つけるやり取りは言えない。
「・・・中々話しかけ辛くって。でもすぐに来るから待っててくださいって」
「そっか」
私は尊敬する乙武さんを待たせることが悔しくって。待っている間の乙武さんとの会話も頭に入らない。
「ちょっと、上がって様子を見てくるね」
店の扉を開ける。
面倒くさいから忘れたふりするつもり?
でも催促するのもはしたない女と思われそう。
スタッフがしばらくして気が付き
「ようやくひと段落したので」と、階下に向かおうとしたとき、店主がキッチンから出てきた。
この人が乙武さんの知り合いなのかしら。
待たせたことのお詫びにわざわざ出てきたのかな。
「車いすのお客様は、事前にご連絡いただかないと対応でき・・・」
えっ、何なの?
いまさら、お店に入れないって言うの?
さっき乙武さんに「店の人がすぐに迎えに来るから」って伝えたのよ。
困る。今更そんなこと言われたら私が困る。
私はもう頭が混乱していました。
これまで乙武さんといてこんな対応を受けたことがなかったから。
なんて聞きたくない。聞くわけにはいかない。
私は店主が話し終わらないうちに遮るように
「あ、でも、車いすは置きっぱなしで、友人の体を抱えていただくだけでいいんですけど」と口にした。
だいたい乙武さんが車いすなの当たり前でしょ。知り合いじゃないの?知り合いじゃなくってももうわかってるでしょ。スタッフから聞いてないの?予約の車いすの乙武ですって。
車いすは店内にいれないわよ。出来るでしょ。本人だけなら。
え?何で?
そのあとは「お引き取り下さい」なのもしかして。
それだけは言わせない。乙武さんがそんな扱い受けることは許されない。
乙武さんに恥をかかせた女として私も恥をかくことになるのよ。
そんなの許さない。
私は再度店主の言葉を遮り
「そういうわけじゃ……」
でしょ。そうでしょ。これで断ったらあなた全車いすユーザーを敵に回すことになるのよ。そんなことできるの?あなたが断ろうとしてるのは、乙武さんなのよ。もう私と乙武さんとあなたの問題じゃないのよ。私たちの後ろには全車いすユーザーがついてるのよ。そして60万人を超えるフォロワーも。
「とにかく、うちは店も狭いですし、対応できません」
あ
あぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・
言いやがったコイツ。とうとう言いやがった。
絶対に言ってはならない。否定の言葉を。
もうダメだ。
私はあの乙武さんに恥をかかせた女になる。
ねえ。何で。
私が最初に行ったときに断ってくれてたら、少なくとも私のせいじゃなかったのに。
乙武さんが予約の時に車いすって伝えなかったからって言えたのに。
あとで迎えに行きますなんて言っておいて、何で今断るわけ?
私が交渉に失敗したみたいじゃない。
何で私に言うのよ。
私間違ってない。絶対間違ってない。
全部あんたたちが悪いのよ。
私は悲しくなった。
自然に涙が出てきた。何でこの人たちは分かってくれないの。
私と一緒にいるのはあの乙武さんなのよ。
私が乙武さんを傷つけた女になるのよ。
私は乙武さんに恥をかかせた女になるのよ。
乙武さんがだめなんじゃないのよね。
車いすが悪いのよね。
うん絶対そう。
こんな時に乙武さんが隣にいてくれたら、いつものユーモアと知性あふれる返しで、この人たちを納得させることが出来るのに。
私は目に涙を浮かべ階下に降り、感じ悪い店主が私達の入店を拒否した。と伝えた。車いすの人を排除しようとしているような感じだったと。
乙武さんもこんなことは初めてだったようで、何があったのか分からないようなきょとんとした顔をしてた。
そりゃそうよね。車いすってことはさっき伝えて、それで迎えに来てくれるって言ったんだから。
と2人で茫然としている時に、店主が降りてきた。
私は、入店を拒否したお詫びしてくれるんだろうなと思った。
店主
「エレベーターが 2階には止まらないって、ホームページにも書いてあるんですけどね」
え?何でそういうこと今言うの。乙武さんがそんなことに気が付かないはずないでしょ。だいいちエレベーターの問題じゃないんだし。ちょっと抱えるだけって言ってるでしょ。ねえ乙武さんそう言ってやってよ。
「ああ、そうでしたか。僕、今回は『食べログ』を見てお電話したので……」
やっぱり乙武さんは素敵。私と違って冷静に見てないことを認め、それからにっこり笑ってスマートに対応するのよね。きっと。
「何を見たかは知りませんけど、予約の時点で車いすって言っとくのが常識じゃないですか?」
何この店主。喧嘩腰じゃない。確かにこんな入りにくい店に行くなら予約の時に伝えといたほうが問題は無いけど、そんな言い方ないじゃない。
ここからが乙武さんの本領発揮よ。いつものようにユーモアと知性で、この店主をやっつけて。
「いや、それが常識なのか、僕にはわからないです。そもそも、僕はこれまで一度もそんなことをせずとも外食を楽しんできましたし」
えっ、あまりにストレートな返しじゃない。それじゃ私のやり取りと一緒じゃない。
もっと知性あふれる、ユーモアの効いた返しを期待していた私はなんだか取り残された感じがした。
「いや、常識でしょ」
何で店主もそのノリで買っちゃうわけ。
「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」
え?何広く世に問うって。そんな大きな問題なの。確かに店主の言い方は腹が立つけど。
「ええ、どうぞ」
あー、言っちゃった。あなた知らないわよ。60万人のフォロワーをもつあの乙武さんよ。
これが当日の私が知る事実です。
ここだけは誤解されたくないので、繰り替えさせてください。私はいきなり訪れた店で無理難題を吹っかけ、それが受け入れられなかったから逆切れしたんじゃありません。
ネット上の声には、私のコミュニケーションの取り方に問題があると言うような批判もありますが、私は乙武さんと一緒にいてこれまで今回のような対応を受けたことはありません。
乙武さんの言ってることは間違ってません。
PS
でも時計の針を戻すことが出来るなら店側の「予約の時に車いすですって伝えてもらってますか?」という質問に対し、「伝えるの忘れてたかもしれません。申し訳ありません。お手すきの時にでもお手伝いいただけませんか」という気の利いた対応したり、お店の忙しさに気遣って通行人に手伝ってもらったりしたいです。そっちの方がいい感じでしょ。やっぱり。だって私は乙武さんから2人きりで食事に誘われるほどの女なんですから。
えー
当たり前ですが、これ全部創作です。
私はこの女性のことは何ら知りません。
2人きりで銀座の隠れ家的イタリアンレストランで食事をする仲であること。
この日、最初にお店に交渉に行き、一度は迎えに降りてもらえることを取り付け、後になって店主に断られたかもしれないこと。
断られて泣きながら店から降りてきたこと。
乙武さん(たぶん全車いすユーザー)のために一生懸命交渉したこと。
そこから私は彼女が非常にセンシティブで責任感の強い女性であることを想像して書きました。
本文では、乙武さんを友人に持つことを鼻にかけた、嫌な女のように感じられるかもしれませんが、私は彼女を中傷するつもりで書いたのではありません。
乙武さんという非常に有名な方を友人に持てば、当人が意識するしないにかかわらず、どこかにそのような意識はあると思います。悪い意味じゃありません。乙武さんを大切に思えば思うほどそうなるでしょう。
今回の件も、本当の友人であれば、乙武さんに対し泣きながら店の対応をチクるだけじゃなく、乙武さんが予約の時に車いすですって伝えなかったことも笑って非難できるでしょう。
店が忙しそうだからと、店のスタッフにお願いするのではなく、通行人にお願いすることもできたでしょう。
(女性の性格にもよりますが、少なくとも乙武さんと2人きりで食事に行くならばその位の意識は持つべきです。何かあった時、きっと自分だけじゃ助けられないから)
お手伝いしてくれる方はいると思います。ましてあの乙武さんですから。
そして通行人に抱えられ入店した乙武さんを断る店主ではないと思います。
乙武さんにとっては友人なのかもしれません。
傷つけたりしちゃいけない。って
彼女自身気が付かないうちに畏怖してんだと思います。乙武さんを
私の勝手な想像ですが、店主はやはり車いすだから拒否したのではなく、何らかのコミュニケーション上の行き違いによって意地を張ったと思います。
店主にこんな意地を張らせてしまったこと、「これがうちのスタイル」です。なんて言わせてしまったことを乙武さんに少し考えてもらいたいです。
本文で私が言いたかったことは、彼女が泣かなければならないような事態になった原因として、乙武さんの日常の気配りが足りなかったのではないか。ということです。
車いすの人は常にそんなに気を使って生きなきゃならないのか。って問題じゃないです。
乙武さんはやっぱり有名人です。多かれ少なかれ接する人は常に気を使っています。そして乙武さんと行動を共にする人も、同様に気を使ってもらうことに慣れすぎているのだと思います。
だから「僕はいきなり訪れた店で無理難題を吹っかけて、それが受け入れられなかったから逆ギレしたのではない。」なんて言葉が出るんです。ここは逆ギレってのは変ですが、まあそれは置いといて。
無理難題かどうかは、その時の背景事情、対応する人の能力、個人的主観によって変わります。
事実だけを記せば
乙武さん側は、いきなり訪れて通常ではない対応を求めた。(予約時に伝えてないのだから)
店主側からすれば、いきなり通常ではない対応を、さも当然の如く求められた。だから断った。
確率の問題とでも言うんでしょうか。
お恥ずかしながら私は日本に車いすユーザーがどれ位いるのか分かりません。
ちょっと調べてみましたがはっきりした数字がありませんでした。
私も飲食店に携わって20年以上になります。車いすでのお客様が来店されたことは記憶にある限り2~3度だけです。日常生活でも1日に何度も車いすの方を見かけることは有りません。
それだけ車いすの人が外出するのが困難な社会だから問題だと言うのが争点じゃないんです。(大事なことかもしれませんが、本件には関係ないです)
それだけ確率の低い特別な出来事なんです。車いすの方をお店で迎えることは。
これがお店側の事実です。車いすだから面倒だとかじゃないんです。
絶対的な経験地が足りない。誰にでもあると思います。経験したことが無い問題には上手く対応できないってこと。
乙武さんは自らを障がいではなく個性であると言ってました。たぶん
個性なら、そんな個性的な客はうちの店には向かないから帰ってくれといわれることも受忍すべきでしょう。
いきなり全車いすユーザー代表のようなことを言うから問題になるんです。
個人的にはちわげんかだと思います。
でもちわげんかで相手の人生を左右するかもしれないようなことは、ちょっとかんべんです。
あと、乙武さんに接する人の気持ちは、障がいを持つ人に接するのではなく、あの乙武さんに接するのだ。と思っている。と受け止めた方が間違いないと思います。
一つ気になることがあるんですが、乙武さんは日ごろから、この度のようなときに店の人に抱えてもらうための道具かなんか常備されてるんでしょうか。
私がこの場に遭遇したときどうするだろうと想像しました。ネットでは誤って怪我をさせたときの訴訟リスクだとか騒がれてますが、小さな飲食店の経営者の立場から見ると、ちょっと手伝ってといわれたら、そんなこと考えません。手が空いてれば、ああハイハイ。ってな具合です。ただ、おんぶするのも難しそうですし、2人で抱えるとしても、やはりおんぶ紐、なりだっこ紐、あるいは丈夫な袋のようなものがあった方が安全だろうなと思いました。
万が一(こけたり、落としたり)の時に、健常者であれば手や足を使い防御、あるいは多少クッションになりますが、いきなり頭や内臓を有する胴体だけってのは抱える方も不安です。特に階段では。
これはすぐに訴訟リスクだとかじゃなく、相手を傷つけちゃいけないって単純な本能です。
介助に不慣れな人に手伝ってもらうからには、負担を少なくしてあげるのが気遣いだと思います。
でなきゃ、手伝ってほしいと言われたときに、ちょっと不安なんでと断ったら「障がい者だから差別するのか」って言われそうで、きっとどこかで見かけても目をそらしてしまいます。
だから
「かわいい女の子と一緒だったから、ちょっと引くに引けなくなっちゃったんです。
申し訳ありませんでした。」って店主に心から謝罪してほしいです。
60万人のフォロワーやどれくらいいるか分からないアンチ向けの釈明じゃなく。
そしてお店、店主を最大限に守ってあげてください。
たとえ店主が悪い奴だったとしても、今度のことで万が一お店がなくなったら寝覚めがわるいでしょ。
これが、お店が頭悩ませて作ったものなら、思い入れがあってそうはならないんだろうな。
逆に、タダで作れちゃうサービスだと、やらなゃ損だから仕方なくやる的なところもあって、結果としては煩わしさの方が立つんだろうな。
食べログで紹介される事自体、お店が望んでお金や労力を割いて登録するよりも他人が勝手に登録する事の方が多いだろうから、
有り難みはあんまりないだろうね。
俺イタリア人拒否ってないし、拒否ったのは乙武さんとその連れだけだし。
車いす客を排除するのか。障がい者差別だ。人権問題だ。なんて騒がれてるけど、
連れの態度、乙武さんの態度が俺の許容範囲を超えたからなんだけど。
ということで以下言い分(言い訳?)
軽率だった。のか。
やっぱり俺。
なぜ俺はあのとき、彼の言った「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」
同情されるような愚挙に至ったのか、
ここに記しておきたい。
うちは基本的に食事の店だ。来客は18:30~20:00に集中する。
予約も18:30~19:30の間というのがほとんど。
今日は土曜日、席数の少ない当店は今日はほぼ予約のお客様で満席だ。
予約で満席ってのはお店にとって非常にありがたい。
売上がたつってのもあるが、
事前に段取りが出来るのは本当に助かる。
しかし、その反面、予約して来て頂くってことは、
接客、料理の提供時間等、ベストを尽くさなけばお客様に失礼だ。
「満席だから忙しくて最適なサービスが出来ない。料理の提供が遅れる」
なんて言い訳出来やしない。
お恥ずかしい話だが、俺は結構短気だ。
まあ料理を提供して食って行こうって人間がのんきでは絶対にやっていけない。
と俺は思っている。
お客様だけじゃない。
お客様が店内にいらっしゃる間に、スタッフがもたもたしている。
スマートじゃないってことも頭では理解している。
とくに今は店を出して間もないし、
ついいらだった対応が出ることもある。
スタッフもあまり居心地がよくなくって、ずいぶんつらいんじゃないだろうか。
募集は常にかけてるけど、なかなか思うようにいかない。
普段は、それでも理解してくださるお客様(本当に申し訳ない)と、
スタッフ(我慢してね)のおかげで何とかやってる。
どんなに忙しくても、永遠じゃない。
ある程度の料理を提供したら、飲み物の追加が主で、手待ち時間もできる。
そこでお客様とコミュニケーションしたり、常連さんの個別の提案も受け入れる余裕もできる。
だが、この日はすべてのタイミングが悪かった。
19時過ぎ、早めのお客様へのサービスで店はすでに戦場のような忙しさ。
予約のお客様だ。
うちのスタッフと何やら話し込んでいる。
俺はすでに取り掛かった調理から手が離せないんだ。
もちろん、忙しい、手が離せないのはお客様のためとはいえすべてこちらの都合だ。
まだ話してる。
予約のキャンセル?
当日キャンセルなんて困ったもんだ、だが店に来て報告ならましなほうか。
時間変更?
よくあるけど、仕方がない。お客様あっての商売だ。
人数変更?
さすがに、今は人数増えても席がないぞ。
・・・・・
どうもおかしい。
来店したばかりで、うち(スタッフ含め)に落ち度があるはずないのに、女性の態度が不自然だ。
言い方は丁寧なようだが、なんか非難されてるのか?
時々我儘なお客様はいるけど、今日はちょっと勘弁してほしいな。
っと、女性が帰って行った?
スタッフに、何言ってたんだ?と聞くと、
「連れの方が、車いすで自力で店に上がれないから、手伝ってくれってことです」
今かよ。この忙しいときに
何て答えたんだ。
その時の会話はこうだったらしい。
「うちは、エレベーターが2階に止まらないんですぐには難しいんですよ」
「車いすの人は入れないんですか?」
「いや、そういう訳じゃないんですが」
「じゃあ、いいでしょ。お願いします」
「予約の時に車いすって連絡されました?」
「っ今まで、そんなこと言わなくても、他のお店の方はみんな快く対応してもらってるんですが」
「本人の体だけですからお手間は取らせません」
「ちょっと今忙しいから、手が空いたら下まで迎えに行くんで待ってください」
と言ったらしい。
「何か、やってもらわなきゃ私が困るっ。
やってくれて当たり前っ。みたいな感じでした。
何か僕が悪いことしてるみたいになって
手が空いたら迎えに行くって言っておきました」
俺はその場にいたわけではないので、
どこまで彼らのやり取りを忠実に再現できているかはわからない。
だが、とにかく彼(スタッフ)は、何か非難されているように感じたらしい。
これは彼ならではの感性かもしれない。
このやりとりに疲れた彼は憮然とした表情で俺に報告した。
予約の時に言ってもらわなきゃ、突然そんな対応は難しい。
他のお客さんを待たせるわけにはいかないし。
言い方は悪いが、連絡しなかった方も悪いってことで、待ってもらうのもしょうがない。
すぐに(10分後らしい)女性が入ってきた。
えっもう?(これは俺だけの感性かもしれないが)
(目前のお客様のために急いでサービスをしていると時間の感覚は分からなくなる)
ちょっとまだ無理だろう。
彼女は何か店内をじろじろ見まわしてる。
手際が悪いって非難されているようだ。
今にも泣きだしそうな顔だ。どんだけ大切な人が待ってんだ。
そんなに大切な人なら、予約の時に車いすですって言ってくれよ。
俺は、あの今にも泣きだしそうな顔、視線が苦手なんだよ。
さっきは、彼女の非難的な態度はスタッフだけの感性かもしれないと言ったが、
やっぱり俺でも感じる。
当人は非難じゃなく、懇願のつもりかもしれないが、
そんな視線を受けたら、
大体こっちが悪いってことになるんだよな。
やな感じ。お客様に対して失礼だが、
既にこのねーちゃん(もうねーちゃんでいいっ)に対し、
いい印象を抱いていなかった。(人間だもの)
店せまいし、スタッフ少ないし、
何で突然やってきて手伝うのが当然、
俺が手が空いたら出て行って、一応一言、言っておこう。
と思ってるうちに、スタッフの手が空き、迎えに行こうとした。
あいつじゃちゃんと伝わらない。
この後の段取りがあるんで時間はないが一言くらい言えるだろう。
ねーちゃんの前に出る。
長話するとこっちが悪者になる。端的に言おう。
「あ、でも、車いすは置きっぱなしで、友人の体を抱えていただくだけでいいんですけど」
何で、あんたはこっちの言葉が終わらないうちに被せてくるんだよ。
(対応が難しいけど、手が空いたら何とかなるんで)
って言おうとしたのに。
何か友人ってとこの言い方がひっかかるし、
微妙に特別感が漂ってる。
ねーちゃんにとっては特別なひとりかもしれないけど、
俺にとっては店に来てくれるお客様の一人であり、
特別な何かじゃないんだ。
ねーちゃんの友人ってだけで特別扱いできないし。
大体、本当の友人なら、言葉に発するときは「友だち」っていうぞ。
俺だけの感性かもしれないが。
やっぱりこの手の人は苦手だな。なんかカチンとくる。
もう嫌だ。
あっ言っちゃった。
迷惑客に対する伝家の宝刀「ほかのお客様も~」つい出ちゃった。
こっちの言い分を聞いてから答えろよ。
テーブルの配置を検討するし、
頑張って上がってもらってから、
無理です帰ってくださいとか、待たせるわけにはいかないんだから)
ってことが言いたかったのに。
つい出ちゃった。でもそれが言いたいんじゃないんだけどな。
あきらめた、うちのような小さな店では、2名分の売上は大事なんだけど、もういい。
人目に付かないウチの店じゃ通り客なんて難しい。でももういい。
俺口下手だから、きっと態度に出る。
「とにかく、うちは店も狭いですし、対応できません」
言っちゃった。とうとう言っちゃった。
あーあ、降りて行っちゃった。
無理だ、こんな状態では。
また頑張ろう。
でも、あのねーちゃんはいけ好かないけど、
何といっても問題は事前に車いすってことを言ってくれなかったことなのだから。
お連れの車いすの人にもちゃんと、
事前に連絡してくれたら対応できるって言った方がいいかもしれない。
一応追いかけてみようと下に降りることにした。
時間にして数十秒だが、降りるときにちょっとした葛藤があった。
車いすの人はどんなひとだろう。
そうだったらお客様の顔をつぶしちゃったかな。まずかったかな。
何か重要な記念日にウチを選んででくれたありがたい人かもしれない。
そうだったら、悲しんでおられるかもしれない。申し訳ない。
あの雰囲気はあるかもしれない。「友だち」じゃなくて「友人」だもんな。
そうだったら、俺怒られるのか。ヤバいのか。
居なくなってたらいいのに。諦めがつくから。
あっ、見たことある。
なんだ。と思った瞬間。
ねーちゃんの態度が思い出され、無性に腹ただしくなってきた。
ねーちゃんの「やってくれて当たり前感」は、この人が原因なのだ。
確かに有名人だよな。俺も事前に知ってたら無理してでも受け入れたよ。
満面の笑みを浮かべて対応するよ。
乙武さん好きでも嫌いでもないけど、
親切にしたら後でいいことありそうだから。
無くて当たり前、いいことあったらラッキー。ってな具合に。
常連にでもなってもらったら、
普通の芸能人と違って、彼ならこっちもミーハーって風に受け止められないし。
でもね。だめだ。
きっとこの人たちは、ずっとこうやって来たんだ。
悪気はないのかもしれない。当たり前のことかもしれない。
他の店はみんな親切に対応してくれるのかもしれない。
でも予約の時に車いすでって教えてくれってのはそんなに無粋なことなのか。
お客様は、確かにそれだけの価値を受け取った。だから次も来るよ。
改善してもらうか、さもなければもう来ないよ。
ってことだろ。
俺は車いすで行くんだ。お前んとこ最適なサービスができるのか?
おう上等だ。車いすでも何でも、値段に見合ったサービスはしてやるから来てみろ。
いや、うちにはあんたに金を払ってまで来てもらうだけのサービスは出来ない。他を当たってくれ。
これが予約の時のコミュニケーションだと思う。
いいから席を取ってけ。
当日に
車いすで来たけどどうだ。出来るのか?
なんて戦いを求めてない。
エレベーターの止まらない2階の店舗でやっとこさ店をやってるんだ。
こんな店がやりたかったんだと言ってるけど、
出来ればもうちょっといい条件の立地で店をやりたい。
たくさんのお客さんに味わっていただきたいってのが人情でしょ。
有名人はそんなに偉いのか。
有名人の「友人」を持つってのは特別なことなのか。
みじめだ。あーいやだ。
車いすの人物が、乙武さんであることは想像だにしていなかったので、
想定していた言葉、
「車いすの方は事前に連絡していただかないと、
なかなか対応できずにご迷惑をおかけするので、次回から(あるならば)ぜひ連絡を」
がまるで飛んで行った。
つい言い訳がましく
「エレベーターが2階には止まらないって、ホームページにも書いてあるんですけどね」
なんて言った。
「ああ、そうでしたか。僕、今回は『食べログ』を見てお電話したので……」
あっ、そんな返しが来るとは思わなかった。
でも。アンタが電話したのか。
なら何で車いすですって、
あの乙武ですって言ってくれなかったのか。
既に頭に血が上っていたので、今さら後には引けない。
「何を見たかは知りませんけど、予約の時点で車いすって言っとくのが常識じゃないですか?」
予約の時点で車いすって言うのは間違ってない。どうだ。
ちょっと対等な話になっただろう。
そもそも、僕はこれまで一度もそんなことをせずとも外食を楽しんできましたし」
何で、そんな風な返し?
予約の時に言わないの。何で言わないの。
少なくとも入店を手伝ってほしいって
こっちの想定を超える対応を求める時点で事前に伝えろよ。
普通言うよ、言うよ。俺間違ってないし
「いや、常識でしょ」
「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」
何でそう来るの?何で俺とあんたらの問題じゃなくて世間が問題なの?
「ええ、どうぞ」
好きにしろよ。もう知らね。
一見で通り客が、いきなり言ってきたんならわかるよ。
それならこっちは、ちょっと頭のおかしい人なんだろうなって思って
まあ、暇だったり、その人に好感を抱けば、
お手伝いして入店してもらうかもしれない(人間だもの)
でもね。予約よ。予約。
あんたらは、うちの情報調べれば分かるじゃん。
絶対調べろよって言ってるんじゃないよ。
文句言うくらいなら調べろよってこと。
って確認しなきゃいけないのか。
って言わなきゃならないのか。
あ、これは何か言ってもいい感じがする。
まあ置いといて。
とにかく事前に言ってくれてりゃ問題なかったのに。
車いすの人を断るんじゃなくて、
事前に連絡いただけないにもかかわらず、
お断りします。
「これが俺の生き方なんで」
以上が当日の経緯です。
ここだけは誤解されたくないので、繰り返させてほしい。
俺は、いきなりやってきて無理難題を吹っかけられて、
それに逆切れしたのではない。
店主とか、客とか、そんな関係性を抜きにして、
はなからやってもらって当たり前だろ。
相手を非難するような、あの態度が許せなかったのだ。
彼女、彼の本意がどこにあるにせよ。
こちらにそう受け取らせるコミュニケーションに、
俺は深く傷つき、
「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」
という挑発に
「ええ、どうぞ」なんて言ってしまったのだ。
もう、この頃になると、俺は思考停止状態だった。
こんなに冷静さを失ったのは、
まあちょくちょくある。
関係ねーよ。
うちは60万人も入れねーし。
分かる人は分かってくれる。
って強がってみたけど、何か問題大きくなってる。
残念ながら俺の負けだ。
一応謝っとこう。
車いすの人は無下にことわる
これが「うちのスタイル」なんて言ってないよ。
謝ろうと思ったのにだんだん腹立ってきた。
何で「僕のように、こんな悲しい、
人間としての尊厳を傷つけられるような車いすユーザーが一人でも減るように」
なんだよ。
大げさなんだよ。
あんた確か自分は障がい者ではない、個性でありちょっと不便なだけ
って言ってなかっか。うろ覚えなので間違ってたらすまん。
俺はあんたを常識人として扱おうと思っただけだよ。
上にも書いたが、
俺にとっては、相手に予期しない労を求めるなら事前に知らせることが常識だ。
その常識を守れない人とは付き合えない。これが「俺の生き方(スタイル)」って
ことなんだけどね。
乙武さん相手には何か言い訳じみて聞こえるかもしれないけど、これが本音。
店の名前を公開したことを謝っているようだけど、
公開することは俺が認めたんだからいいよ。
こんなに問題になるとは思ってなかったけど。
でも、話しの主旨を変えているのはやめてくれ。
作為的なのか誤解してるのか知らないけど。
俺は人の尊厳を傷つけるようなことはするつもりもないし、
あんたとあんたの連れに対し
個人的に誤解、行き違い感情の亀裂があったと言いたいだけだ。
今回の件で俺に対して批判的な皆さんが、
この文章を読んで考えを変えてくれるとは思ってない。
間違っていることは伝えたい。
少なくとも俺は、
人間代表、車いすユーザー代表の乙武さんと争ったつもりはない。
会話部分は録音された物であり、
双方が認める会話を文章にすべきだし、
背景、状況も双方の事情を記すべきだと思う。
自分の得意分野に引っ張り込んで勝負を持ちかけるなんて
こんなことなら
どっちが旨いイタリアンを作れるか勝負に持ち込めばよかった。
ここまで書いたことが、あの夜の思ったことすべて。
これ以上でも、以下でもありません。
乙武さんが出来ればウチに再訪してみたいって?
そしたら、丁重にこう伝えるよ。
当店はエレベータがないので
車いすの方には多少不便をかけるかもしれないですが
そしたら、だれも文句ないだろ。
P.Sでも、やっぱり時が元に戻せるんなら、せめて
「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」
なんて言いたいな。
だって、せっかく始めたお店だもん。できれば悪口言われたくないから。
えー、当たり前ですが、上記は全部創作です。
この2日ほど乙武さんの件をあっちこっちで見かけたので作文しました。
どちらかというと好意的に見てました。
というか、いまでも見ています。
ただ信者ではありません。
なんてのに感心しておりました。
ある種の尊敬の念でした。
そういえば、乙武さんはすごい人だけど、きっと友だちにはなれないなー。
なんて思っていたことを思い出しました。
どうでもいい情報ですが。
どこかで見かけましたが、
本人や、信者の方が認める認めないにかかわらず、
なんか字数制限に引っかかったみたいなんで、続きは
乙武氏側が振り返った問題点って、今まで個別にうまくカバーできていた事が、このシュチュエーションにおいて細かな障害が積み重なってしまい、
そのジレンマから冷静な持ったやり取りができなかったってことかな。
こういう点に乙武氏の非はあるし、この人の言う問題点がずれてるって事が叩かれてる所とは思うけど、この出来事って食べログが出発点なんだよね。
自分は今まで食べログに注視するのは泡沫と思ってたけど、普段は自分で予約取らなかった人が自分で調べたのが食べログソースで、ここが不幸の始まりって視点か。
まあもちろん、情報を得てどう判断するかは個人に委ねられてるって反論はあるだろう……。
それはそれとして、これ、食べログを見てくる人がいる事に対して、店側が嫌悪感を抱いてたって事ないかな。
「ああ来やがったよこういう客がまた……」という予断がすでに入って、つい嫌味を言いたくなってしまった。こういう可能性はないだろうか。
と、食べログ悪玉論に一押しさせていただく。
これ結局、食べログが悪いって話なんじゃね?
[# 01 #]=イタリアン
[# 02 #]=入店
[# 03 #]=店を予約
[# 04 #]=座席
[# 05 #]=店主
[# 06 #]=シェフ
[# 07 #]=店のスタッフ
[# 09 #]=エレベーター
[# 11 #]=店も狭い
[# 12 #]=三段ほどの
[# 13 #]=階段をのぼる
[# 14 #]=段差
[# 15 #]=上がって
[# 16 #]=ケンカを売っている
[# 17 #]=店名を挙げる
[# 18 #]=車いす
[# 19 #]=使用する電動[# 18 #]
[# 22 #]=体
[# 25 #]=友人
[# 26 #]=抱え
[# 27 #]=バリアフリー
[# 29 #]=飲食店
[# 30 #]=おいしそう
[# 01 #][# 02 #]拒否について
軽率だった。自分でも、冷静さを欠いた行為だったと思う。では、なぜ僕はあのとき、[# 17 #]という、多くの方からお叱りを受けるような愚挙に至ったのか。ここに記しておきたい。
19時過ぎ、一週間ほど前に予約していた[# 01 #]に到着した。奥に[# 09 #]が見えたが、ビルの入口に[# 12 #][# 14 #]があり、[# 18 #]ではビルに入ることさえできない。しかも、[# 09 #]も[# 01 #]のある[# 10 #]ようだった。僕の[# 19 #][# 18 #]は[# 20 #]があるため、こういう場合は[# 21 #]して、僕の[# 22 #]だけ[# 01 #]内に向かうしかない。
お恥ずかしい話だが、自分で[# 03 #]する際、あまり[# 27 #]状況を下調べしたことがない。さらに、[# 01 #]に対して、こちらが[# 18 #]であることを伝えたことも記憶にない。それは、とくにポリシーがあってそうしているわけではなく、これまで困ったことがなかったのだ。
普段は、[# 23 #]が[# 01 #]まで送迎してくれることが多い。だから、たとえ[# 14 #]だらけの[# 01 #]であっても[# 04 #]まで[# 26 #]てくれる。[# 23 #]が不在の場合でも、[# 25 #]たちが代わりに[# 26 #]てくれる。また、[# 07 #]が[# 26 #]てくださることも少なくない。いざとなれば、僕は自力で[# 13 #]こともできるので、デニムを履いている日などは自分で[# 15 #]いってしまうこともある。
だが、この日はすべてタイミングが悪かった。[# 23 #]は仕事の都合で来れず、当日同行していたのは、ひさしぶりに会う約束をしていた[# 24 #]の[# 25 #]。身長150cm台の[# 24 #]が、僕を[# 26 #]て2階まで上がることはまず不可能だ。自力で歩いていこうかとも思ったが、あいにくこの日は仕事の都合でスーツを着ていた。10mほど先の階段まで歩き、さらにそこから尻を擦るようにして階段の上り下りをすれば、スーツは泥まみれになるだろうし、下手すれば破れてしまうかもしれない。
もちろん、すべてこちらの事情なのだが、ここまで悪条件が重なってしまうと、どうしても[# 07 #]にお手伝いいただくしかない。僕は路上で待機し、[# 25 #]だけが[# 01 #]に向かい、様子を聞いてきてくれることとなった。
[# 01 #]内は、僕らが想像していた以上にこじんまりとした造りだったようだ。[# 07 #]は、[# 05 #]と思しき[# 06 #]が[# 01 #]を一人で切り盛りし、もうひとりの大柄な[# 07 #]が[# 08 #]していたという。土曜日の夜ということもあり、[# 01 #]はずいぶん繁盛していたようで、おふたりとも忙しく立ち働かれていたという。
[# 25 #]は[# 07 #]の男性にこちらの事情を伝え、階下で待つ僕の[# 22 #]だけを[# 01 #]内まで[# 26 #]てもらうことができないかと頼んでくれた。彼は「いまは手が離せないので難しいけれど、手が空き次第、迎えに行きます」と言ってくださったそうだ。その言葉に安堵した[# 25 #]は、そのことを伝えるため、路上で待つ僕のところに戻ってきてくれた。
しかし、10分ほどお待ちしていても[# 07 #]が来られなかったため、[# 25 #]がもう一度、様子をうかがいに[# 01 #]まで行ってくれた。しばらくして[# 25 #]の存在に気づいた[# 07 #]の男性が、「ようやくひと段落したので」と階下に向かってくださろうとした。そのとき、[# 05 #]が[# 01 #]から出てきて、[# 25 #]にこう伝えたのだそうだ。
「[# 18 #]のお客様は、事前にご連絡いただかないと対応できません」
「あ、でも、[# 18 #]は置きっぱなしで、友人の[# 22 #]を[# 26 #]ていただくだけでいいんですけど」
おそらく、[# 05 #]は「ひとりの客を[# 26 #]るために[# 07 #]が数分でも不在になると、せっかく作った[# 28 #]が最高のタイミングで提供できなくなる恐れがある。そうなれば、ほかのお客様にご迷惑がかかる」ということが言いたかったのかもしれない。だが、彼の表情や言葉のチョイスはそうしたニュアンスを伝えられなかったようで、[# 25 #]はひどくショックを受けてしまったようだ。
「[# 18 #]の人が来たら、迷惑ってことですか?」
「そういうわけじゃ……とにかく、うちは[# 11 #]ですし、対応できません」
僕はその場にいたわけではないので、どこまで彼らのやりとりを忠実に再現できているかはわからない。だが、とにかく[# 25 #]は[# 05 #]の言葉や態度から「排除されている」という感覚を強く受けたという。
[# 24 #]ならではの感性かもしれない。このやりとりに傷ついた[# 25 #]は、泣きながら階段を駆けおりてきた。僕は予期せぬ出来事に目を白黒させていたが、話を聞くうち、ひさしぶりに会った[# 25 #]が、僕のせいでこれだけ悲しい思いをしてしまったことに、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
ふたりでその場にたたずんでいると、40代くらいの[# 05 #]が階段を下りてこられた。僕の姿を確認すると、一瞬ギョッとしたようだったが、すぐに気を取り直し、僕に向かってこう口にした。
「[# 09 #]が[# 10 #]って、ホームページにも書いてあるんですけどね」
「ああ、そうでしたか。僕、今回は『食べログ』を見てお電話したので……」
「何を見たかは知りませんけど、予約の時点で[# 18 #]って言っとくのが常識じゃないですか?」
キョトンとしてしまった。僕は、いまなぜ[# 05 #]は僕に[# 16 #]だろう? いや、もしかしたら彼には[# 16 #]つもりなどないのかもしれない。でも、それはどう考えても初対面の相手に放つべき言葉ではないと思うし、あきらかに[# 16 #]ようにしか思えない口ぶりだった。
「そうですよね。事前にお知らせもせず、失礼しました」
この状況でも、こんなセリフが素直に口をついて出てくる大人に、僕はなりたい。でも、僕はなれなかった。愚かなことに、その[# 16 #]の言い草に、[# 16 #]で返してしまったのだ。それは、僕の[# 25 #]を泣かせるような対応をしたことに対する憤りもあったかもしれない。
「いや、それが常識なのか、僕にはわからないです。そもそも、僕はこれまで一度もそんなことをせずとも外食を楽しんできましたし」
「いや、常識でしょ」
他人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべる[# 05 #]に、ますます僕は頭に血がのぼってしまった。
「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ」
「ええ、どうぞ」
もう、この頃になると、僕は激昂状態だった。こんなに冷静さを失ったのは、いったい何年ぶりだろう。
このあと、二言三言やりとりがあったかと思うが、残念ながら記憶が定かではない。だが、[# 05 #]が最後に言った言葉だけは絶対に忘れない。
「これがうちのスタイルなんで」
その言葉はとても冷たく、これ以上のコミュニケーションを拒むひとことだった。扉を、閉ざされた思いがした。この時点で、僕は完全に思考停止となってしまった。
彼はTwitterで、「うちのスタイルだなんて言ってない」と否定しているが、なぜそんなウソをつくのか。もしくは、記憶から抜け落ちてしまったのか。だけど、僕は絶対に忘れない。ついさっき、[# 24 #]ならではの感性かも――と書いたが、けっしてそんなことはない。僕もいま、この瞬間、はっきりと彼によって排除されたような腹立たしさと情けなさとを感じとった。仮に彼にその意図がなかったとしても、彼の態度は、言葉は、表情は、残念ながら僕らふたりに、くっきりとそのような印象を与えた。
ネット上の声を見るかぎり、僕は「[# 01 #]側に[# 26 #]てもらえなかったことに逆ギレした」となっている。でも、それはまったくの誤解だ。
これまで何とかなってきたことで必要性を感じていなかったとはいえ、事前に連絡をしていればスムーズにご案内いただけたかもしれない。これは、僕の落ち度。だから、[# 01 #]の状況によっては対応が難しく、結果的に[# 02 #]が難しいと言われても、「じゃあ、またの機会にお願いします」と笑顔でその[# 01 #]を後にすることができる。僕にだって、それくらいの理性と常識はあるつもりだ。
相手が、理性と常識あるコミュニケーションを図ってくださるなら。
ここだけは誤解されたくないので、繰り返させてほしい。僕はいきなり訪れた[# 01 #]で無理難題を吹っかけて、それが受け入れられなかったから逆ギレしたのではない。客とか、[# 05 #]とか、そんな関係性を抜きにして、はなから相手を小馬鹿にしたような、見下したような、あの態度が許せなかったのだ。彼の本意がどこにあるにせよ、こちらにそう受け取らせるコミュニケーションに、僕は深く傷つき、腹を立ててしまったのだ。
僕はあの[# 01 #]の[# 28 #]に惹かれ、ひさしぶりに会う[# 25 #]との会食を楽しみに、[# 01 #]へと向かった。でも、そんなワクワク感もぺしゃんこになってしまった。わずかでもいい。「何かできることはないか」「どうにか[# 01 #]の[# 28 #]を味わってもらうことはできないか」――そんな心意気が少しでも感じられたなら、結果的に[# 02 #]がかなわなくとも、僕は気持ちよくその[# 01 #]をあとにすることができたと思うのだ。だが、彼の態度から、そうした心はまるで感じられなかった。僕らは、刺々しい扉のまえで門前払いをされたような、とてもさみしい気持ちになってしまった。
そんな思いが、[# 17 #]という安直な行為に結びついたことには、深く恥じ入るしかない。「こんなひどい対応をされた」と、普段から応援してくださっているみなさんに泣きつきたかったのだ。愚痴りたかったのだ。そうでもしなければ、とてもやりきれなかったのだ。
当日夜のTwitterでは、[# 17 #]理由として「僕のように、こんな悲しい、人間としての尊厳を傷つけられるような[# 18 #]ユーザーが一人でも減るように」と書いたが、その思いにウソはない。だが、あの日の僕は、あきらかに正常な判断能力を失っていたことも、あわせて告白しなければならない。
僕が公開したことによって[# 01 #]側に抗議の電話などが行き、業務に支障などきたしていたら、それは本当に申し訳ないし、本意ではない。僕がみずから蒔いた種とはいえ、みなさんには絶対にそうした行為は行わないでほしい。
もし、僕があのとき冷静さを保っていられたなら、[# 01 #]名を伏せて、「じつは、こんなことがあったのですが」という形で報告できていたなら、それは「[# 29 #]の[# 27 #]を問う」といったテーマで広くみなさんに議論していただくことが可能だったかもしれない。それが、ひとえに僕の未熟さにより、その機会をつくれなかったこと、猛省しています。
もしかしたら、あの[# 05 #]も、ただ不器用で、人づきあいがうまくないだけなのかもしれない。もしそうだとしたら、もう一度、あの店に行って、カウンター席にすわって、「[# 06 #]、この[# 28 #]おいしいですね」なんて会話を交わしながら、舌鼓を打てたらいい。そこでふたりで写真を取って、Twitterでアップでもしたら、今回の幕引きとしては美しいのかもしれない。
でも、ダメだった。あの日の夜のことを思うと、どうしてもそうした気分になれないのだ。そんな未熟な自分が、いまはただ腹立たしい。まだまだ、僕は人間が小さいのだと痛感させられる。
今回の件で僕に対して批判的なみなさんが、このブログを読んで考えを変えてくださるとは思っていません。でも、ウソをついてまで、何かを偽ってまで釈明しようという気にはどうしてもなれませんでした。ここまで書いたことが、あの夜に思ったことすべて。これ以上でも、以下でもありません。
P.S.でも、やっぱり、[# 05 #]がお許しくださるのなら、いつの日か再訪してみたいな。だって、[# 01 #]の[# 28 #]、本当に[# 30 #]だったから。
これじゃあ駄目だろ。
中学の頃、あだ名が赤ペン先生だった俺様が、アンチを味方にする文章術とやらを教えてやるぜ。
軽率だった。自分でも、冷静さを欠いた行為だったと思う。では、なぜ僕はあのときこのときあのばしょで、店名
を挙げるという、多くの方からお叱りを受けるような愚挙に至ったのか。ここに記しておきたい。
その前に、ぼくのことは「五体不満足」に書かれているからよく読むように。550万部を売ったベストセラーだ。
1,680円×550万部×0.1で、印税にして9億2,400万円を手にした名著さ。
え、凄いって?君の生涯獲得賃金よりちょっと高いぐらいさ、HAHAHA。
19時過ぎ、一週間ほど前に予約していた店に到着した。奥にエレベーターが見えたが、ビルの入口に三段ほどの段差があり、
車いすではビルに入ることさえできない。しかも、エレベーターも店舗のある2階には止まらないようだった。
僕の使用する電動車いすは100000gの重量があるため、こういう場合は歩道に“路駐”して、僕の体だけ店内に向かうしかない。
さすがのぼくでも、幽体離脱して精神だけ向かうことはできないからね、HAHAHA。
お恥ずかしい話だが、自分で店を予約する際、あまりバリアフリー状況を下調べしたことがない。
さらに、店舗に対して、こちらが車いすであることを伝えたことも記憶にない。
それは、とくにポリシーがあってそうしているわけではなく、これまで困ったことがなかったのだ。
ぼくレベルになると、いわゆる顔パスってやつさ。HAHAHA、大したことないよ。
普段は、金で雇った事務所の男性スタッフが店まで送迎してくれることが多い。だから、たとえ段差だらけの店であっても座席まで抱えてくれる。
スタッフが不在の場合でも、友人たちが代わりに抱えてくれる。また、店のスタッフが抱えてくださることも少なくない。
いざとなれば、僕は自力で階段をのぼることもできるので、デニムを履いている日などは自分で上がっていってしまうこともある。
ワイルドだろぅ~?
だが、この日はすべてタイミングが悪かった。事務所のスタッフは仕事の都合で来れず、
身長15,000mm台の彼女が、僕を抱えて2階まで上がることはまず不可能だ。そんなことしたら彼女のおっぱいに顔をうずめちゃうじゃないか、HAHAHA。
自力で歩いていこうかとも思ったが、あいにくこの日は仕事の都合でアルマーニのスーツを着ていた。10mほど先の階段まで歩き、
さらにそこから尻を擦るようにして階段の上り下りをすれば、アルマーニのスーツは泥まみれになるだろうし、下手すれば破れてしまうかもしれない。
もちろん、すべてこちらの事情なのだが、ここまで悪条件が重なってしまうと、どうしてもお店のスタッフにお手伝わせるしかない。
僕は路上で待機し、巨乳だけがお店に向かい、様子を聞いてきてくれることとなった。
店内は、僕らが想像していた以上にこじんまりとした造りだったようだ。食べログのレビューをちゃんと読んでおけば良かった。
スタッフは、店主と思しきシェフがキッチンを一人で切り盛りし、もうひとりの大柄な男性スタッフがホールを担当していたという。
土曜日の夜ということもあり、店はずいぶん繁盛していたようで、おふたりとも忙しく立ち働かれていたという。
ま、ぼくなら顔パスでいけるだろうと思ったのが、砂糖の分量を間違えたショートケーキのように甘かった。
巨乳はホールスタッフの男性にこちらの事情を伝え、階下で待つ僕の体だけを店内まで抱えてもらうことができないかと頼んでくれた。
彼は「いまは手が離せないので難しいけれど、手が空き次第、迎えに行きます」と言ってくださったそうだ。
その言葉に安堵した巨乳は、そのことを伝えるため、路上で待つ僕のところに戻ってきてくれた。
しかし、60分マイナス50分ほどお待ちしていてもスタッフが来られなかったため、巨乳がもう一度、様子をうかがいに店まで行ってくれた。
しばらくして彼女の存在に気づいたホールスタッフの男性が、「ようやくひと段落したので」と階下に向かってくださろうとした。
そのとき、店主がキッチンから出てきて、巨乳にこう伝えたのだそうだ。
「車いすのお客様は、事前にご連絡いただかないと対応できません。すいま千円」
「あ、でも、車いすは置きっぱなしで、大作家先生の体を抱えていただくだけでいいんですけど」
おそらく、店主は「ひとりの客を抱えるためにスタッフが数分でも不在になると、せっかく作った料理が最高のタイミングで提供できなくなる恐れがある。そうなれば、ほかのお客様にご迷惑がアフォー!!!」ということが言いたかったのかもしれない。
だが、彼の表情や言葉のチョイスはそうしたニュアンスを伝えられなかったようで、巨乳はひどくショックを受けてしまったようだ。
「そういうわけじゃ……とにかく、うちは店も狭いですし、対応できま千円」
僕はその場にいたわけではないので、どこまで彼らのやりとりを忠実に再現できているかはわからない。
だが、とにかく巨乳は店主の言葉や態度から「排除されているし、帰れやボケ」という感覚を強く受けたという。
巨乳ならではの感性かもしれない。このやりとりに傷ついた巨乳は、泣きながら階段を駆けおりてきた。泣きながら階段を駆けおりてきたって、
ドラマかよwwwwww。さて、僕は予期せぬ出来事に目をパンダのように白黒させていたが、話を聞くうち、ひさしぶりに会った巨乳が、僕のせいでこれだけ悲しい思いをしてしまったことに、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいになった。男としてはこのまま引くわけにはいかねぇ。
チョメチョメしてぇwwwww。
ふたりでその場に口笛を吹きながらたたずんでいると、40代くらいの屈強で筋肉隆々の店主が階段を下りてこられた。
僕の姿を確認すると、一瞬ギョッ(魚)としたようだったが、すぐに気を取り直し、僕に向かってこう口にした。
「エレベーターが2階には止まらないって、ホームページにも書いてあるんですけどねェェェェ、無駄無駄無駄ァァァ!!!!」
「ああ、そうでしたか。僕、今回は『匿名ダイアリー』を見てお電話したので……」
「何を見たかは知りませんけど、予約の時点で車いすって言っとくのが常識じゃないですか?オラ、わくわくすっぞ!」
キョトン(巨根じゃないYO)としてしまった。僕は、いまなぜこの人にケンカを売られているのだろう?
いや、もしかしたら彼にはケンカを売っているつもりなどないのかもしれない。
でも、それはどう考えても初対面の相手に放つべき言葉ではないと思うし、あきらかにケンカを吹っかけているようにしか思えない口ぶりだった。
「そうですよね。事前にお知らせもせず、失礼しました」
この状況でも、こんなセリフが素直に口をついて出てくる大人に、僕はなりたい。
でも、僕はなれなかった。愚かなことに、そのケンカ調の言い草に、ケンカ調で返してしまったのだ。
それは、僕の僕による僕のための巨乳を泣かせるような対応をしたことに対する憤りもあったかもしれない。
「いや、それが常識なのか、僕にはわからないです。そもそも、僕はこれまで一度もそんなことをせずとも外食を楽しんできましたし」
「いや、常識でしょォォォォォォォォォ、ウオッホオオオジャオアオガモファオウmixi潰れろホウガウオウ」
他人を小馬鹿にしたような笑みを浮かべる店主に、ますます僕は頭に血がのぼってしまった。
「じゃあ、それが本当に常識なのか、広く世に問うてみましょうよ。」
「ええ、どうぞ、銅像。ぷぎゃー。」
もう、この頃になると、僕は激昂状態だった。こんなに冷静さを失ったのは、いったい何年ぶりだろう。
昨日、足の小指をぶつけて以来かもしれない。
あ、足の小指なかった(こんな時に冗談を言えるぼくって、Coolだと思わないか?)
このあと、二言三言四言五言六言七言やりとりがあったかと思うが、残念ながら記憶が定かではない。
その言葉はとても冷たく、これ以上のコミュニケーションを拒むひとことだった。扉を、閉ざされた思いがした。この時点で、僕は完全に思考停止となってしまった。とりあえず、開けゴマ~。
彼はTwitterで、「うちのスタイルだなんて言ってない」と否定しているが、なぜそんなウソをつくのか。
もしくは、記憶から抜け落ちてしまったのか。だけど、僕は絶対に忘れない。絶対に負けらない戦いがここにある、日本!日本!
ついさっき、巨乳ならではの感性かも――と書いたが、けっしてそんなことはない。僕
もいま、この瞬間、はっきりと彼によって排除されたような腹立たしさと情けなさとを感じとった。仮に彼にその意図がなかったとしても、彼の態度は、言葉は、表情は、残念ながら僕らふたりに、整形したのかよってぐらいの二重のようにくっきりとそのような印象を与えた。
ネット上の声を見るかぎり、僕は「店側に抱えてもらえなかったことに逆ギレした」となっている。でも、それはまったくの誤解だ。
それは、偏差値の低い人間だから、誤解しているだけだ。早稲田以上の学歴なら誤解するわけがないからだ。
これまで何とかなってきたことで必要性を感じていなかったとはいえ、事前に連絡をしていればスムーズにご案内いただけたかもしれない。これは、僕の矮小な落ち度。だから、お店の状況によっては対応が難しく、結果的に入店が難しいと言われても、「じゃあ、またの機会にお願いします」と笑顔でその店を後にすることができる。僕にだって、それくらいの理性と常識はアルジャーノンに花束と札束を。
相手が、理性と常識あるコミュニケーションを図ってくださるなら。
ここだけは誤解されたくないので、繰り返させてほしい。僕はいきなり訪れた店で無理難題を吹っかけて、それが受け入れられなかったから逆ギレしたのではない。客とか、店主とか、そんな関係性を抜きにして、はなから相手を小馬鹿にしたような、見下したような、あの態度が許せなかったのだ。彼の本意がどこにあるにせよ、こちらにそう受け取らせるコミュニケーションに、僕は深く傷つき、腹を立ててしまったのだ。チンコは勃ってないぞ。
僕はあのお店の料理に惹かれ、ひさしぶりに会う巨乳との会食を楽しみに、お店へと向かった。でも、そんなワクワク感もぺしゃんこになってしまった。わずかでもいい。「何かできることはないか」「どうにか店の料理を味わってもらうことはできないか」――そんな心意気が少しでも感じられたなら、結果的に入店がかなわなくとも、僕は気持ちよくその店をあとにすることができたと思うのだ。だが、彼の態度から、そうした心はまるで感じられなかった。僕らは、刺々しい扉のまえで門前払いをされたような、とてもさみしい気持ちになってしまった。開けゴマ~。
そんな思いが、店名を公開するという安直な行為に結びついたことには、深く恥じ入るしかない。「こんなひどい対応をされた」と、普段から応援してくださっているみなさんに泣きつきたかったのだ。愚痴りたかったのだ。そうでもしなければ、とてもやりきれなかったのだ。っていうか、ぶっちゃけ
潰したかったんだよね。アリを踏むゾウのように。俺様を敵に回したことを後悔サセテヤリタカッタンダヨォォォォ!!!!
当日夜のTwitterでは、店名を公開した理由として「僕のように、こんな悲しい、人間としての尊厳を傷つけられるような車いすユーザーが一人でも減るように」と書いたが、その思いにウソはない。だが、あの日の僕は、あきらかに正常な判断能力を失っていたことも、あわせて告白しなければならない。
僕が公開したことによって店側に抗議の電話などが行き、業務に支障などきたしていたら、…ぼくの計算通りだ。僕がみずから蒔いた種だ、みなさんには絶対にそうした行為は行わないでほしいの反対の反対の反対。
もし、僕があのとき冷静さを保っていられたなら、店名を伏せて、「じつは、こんなことがあったのですが」という形で報告できていたなら、それは「飲食店のバリアフリーを問う」といったテーマで広くみなさんに議論していただくことが可能だったかもしれない。それが、ひとえに僕の未熟さにより、その機会をつくれなかったこと、猛省しています。っていうか、ぶっ潰したカッタンダヨォォォォ。
もしかしたら、あの店主も、ただ不器用で、人づきあいがうまくないだけなのかもしれない。もしそうだとしたら、もう一度、あの店に行って、カウンター席にすわって、「シェフ、この料理おいしいですね」なんて会話を交わしながら、舌鼓を打てたらいい。そこでふたりで写真を取って、Twitterでアップでもしたら、今回の幕引きとしては美しいのかもしれない。
でも、ダメだった。あの日の夜のことを思うと、どうしてもそうした気分になれないのだ。そんな未熟な自分が、いまはただ腹立たしい。まだまだ、僕は人間が小さいのだと痛感させられる。9億を越える印税を手にしたぼくでもこんなに小さいのだ。君たちはもっと小さいはず、HAHAHA。
今回の件で僕に対して批判的なみなさんが、このブログを読んで考えを変えてくださるとは思っていません。でも、ウソをついてまで、何かを偽ってまで釈明しようという気にはどうしてもなれませんでした。ここまで書いたことが、あの夜に思ったことすべて。これ以上でも、以下でもありません。
巨乳の前で恥をかかされたから、ぼくの力をもってぶっ潰したカッタンダヨォォォォ。
P.S.でも、やっぱり、店主がお許しくださるのなら、いつの日か再訪してみたいな。だって、お店の料理、本当においしそうだったから、HAHAHA。
おかげで手にすることのできる情報の量は飛躍的に増えたけど。
ためしに家の近所のおいしいレストランを食べログで調べてみた。
http://anond.hatelabo.jp/20130521203114
そこで食べログをちょこっと覗いてみた。
俺は今回一番反省しないといけないのは食べログなんじゃないかと思ってる。
一言「乙武さんは入店できません!」と注意書きがあれば良かったのである…は冗談だが。
いやそんなことはどうでもいいが、俺は食べログに何度も騙されてきたから、乙武氏が食べログで見つけたというのを読んで、「食べログなんかで探すからだ!」と反射的に思ったのである。
食べログに文句書かれて売上減ったと、訴訟すら起きてる始末である。
多分件の店が繁盛してるっぽいのも食べログのおかげなのであろう。
だとするなら、食べログに儲けさせてもらって、食べログのせいで乙武信者の猛攻撃を一斉に受けたのだ。
ところが誰も食べログのことなど問題にしない。
そこがムカつく。
ものすごい隠れ家的オイラしか知らない的なお店が食べログのせいでいつ行っても満席とか。
食べログで絶賛されてたから行ってみたら大したことなかったとか(ほんとにしょっちゅう…)。
そういう経験を経て俺は大分前に自分のアンテナだけを頼りにするようにした。
なにはともあれ、食べログが一番いけないのだ。