はてなキーワード: 教授とは
小谷野敦が秋葉原で事件があった時に言ってたけど、「本当のコンプレックスは口に出来ない」そうだ。
秋葉原の無差別の犯人は見た目をコンプレックスだといってるが、他にもっとコンプレックスな事があるはず
ってな事言ってたな。
弱者男性もたぶん自称してるやつはコンプレックスでもなんでもない「どこか余裕がある層」なんだろう。
別に責めてる訳ではなくて、確かにこの傾向は誰にでもあるよな。
ちなみに小谷野先生は「運動音痴がコンプレックスだった」と告白していた・・
(当時は)自分が講師で教授でないことを自虐的に書くことが多かった人だが、それはそんなにコンプレックスではなかったらしい。
件の大学教授?は「フリーレン視点で弟子のフェルンに萌える」に注目したわけで、それはそれで魅力的な楽しみ方だけれど、それがファンの大多数なんてことは全くないよね。
https://togetter.com/li/2243598
ざっと主だったの挙げるだけでもこれだけな。
モリ
反社みたいなどうしようもないおっさんが安倍首相を利用しようとして暴走。
それを見た野党が巨大な陰謀が蠢いていると思い込み、暇アノン化して暴走。
安倍首相ブチギレ。
オタついた役人が何事もなかったかのように取り繕おうとして公文書改ざん。担当者自殺。
カケ
100%の陰謀論。あたかもColabo弁護団との戦いに興奮した暇アノンがなぜか東野教授に襲いかかった一件を思わせる。
桜
モリカケで思うような結果が出なかった反安倍アノンが今度こそ大陰謀を見つけたと取り組んだ事件。で、実際ショボい不正はあった。不正としてはショボいが、それは権力まわりの癒着構造、権力側の傲慢や腐ったナアナア体質の象徴と見ることもできる。東京都が説明責任を果たさずColaboへの業務委託を打ち切って事態に蓋をしたように。
はてなに限らずネット民ってたいていSTEM系はそこそこ真面目に向き合うけどそれ以外の分野は適当に思いつきで話すからきらい
jamira13 確かに。単に料理スキルだけじゃなく料理史や文化人類学やマーケティング、ブランディングなどの領域も込みにするのがいい。
dynamicsoar 料理も生物/農林水産/化学/熱流体/調理/栄養/生理学/心理学(?)など、様々な要素が別個には研究されているはずで「これらが料理大としてまとまっていないのはなぜか?」という意味なら歴史的な経緯が強いのかなぁ?
sakuragaoka99 今年一番頷いた増田。仰るとおりで化学、芸術、比較文化、料理史があり、超巨大産業であり、家庭の重要な要素でもあり、飲食店としては経営学でもあるので、それらを統合した学問領域として体系化すべきと思う
ブクマカが秒で思いつくような範囲は先人がとっくに考えてて教科書もある
https://www.jatcc.or.jp/works/teaching_materials/
食堂の明るさと風通しとか、食器の文化とか、和やかな雰囲気の大切さとか
第3巻 食品の安全と衛生
熱い汁物に入れる木の芽はどうせ香りが立つので叩く必要はない、などいろいろ有益なことが書いてあった
第5巻 調理実習
そばの打ち方が詳しく載っていた。エスコフィエなどの歴史的なシェフについても書いてあった
大量調理に必要なグリストラップの手入れとか、飲食店のケーススタディ(箱の中でおとなしくしてる魚を選べと助言されたのに「ピチピチはねてるほうが活きがいいに決まってる」と思い込んでピチピチのを買ったが生簀に入れたら案の定元気がなくなった事例など)があった
なんで統合しないのかって、そりゃオーナーシェフみたいなのは一人で全部こなさないといけないからこうして全部勉強するけど学問は狭く深く細分化に進むって
近代の経済学が「みんなが”幸せになる”、”満足する”ような効率的な配分の実現のために研究すること(京大西村教授 )」とすると、
まずは貧困状態の解消が目標となるわけで、貧困でもない人間が分配に預かれるのはかなり順番が後になるんだよな
本来は自由貿易などの市場原理を通じて富の再分配が行われれば理想なんだけど
富を吸い上げるのと付加価値をつける本社が先進国に偏っているのでそこを制約するのは政治の責任になる。
けれども世界政府というようなものはないので「フェアトレード」とか「サプライヤー行動規範」みたいな企業単位の対策でお茶を濁してる。
なので増田の疑問に答えるなら「国境を超えるから」そして「国境を超える利害を調整する力が弱いから」分配はできない、となる。しらんけど。
またまた続報です
早いもので私もM2になりました。碌なデータがないもののB4の時よりかはまだ希望が持てる(精神的には、修論的には知らん!)という状況です。
元々所属してたラボの面白い話が聞こえてきたので、おととしから今までの簡単な話ををまずここに書きます。
おととし
面倒見がよく、成果をバンバン出していた任期付きのスタッフが出ていく。
5月くらい
面倒見の良かった助教、過労でダウン
のちに退職
去年度の話
ワイが出て行った直後に、週例ミーティングでパワハラジジイにキレたやつが現れた
教授室の机を思いっきり叩いて部屋を飛び出したらしい。その後何も言われなくなったそう。
TOEICで前研究室の先輩にばったり遭遇。少し話したがジジイが激化したらしくだいぶメンタルをやられていた。
冬の中間報告会にて
中間報告会は傘下の他研究室と合同で行うのだが、ジジイが別研究室Drの報告にケチをつけたらしく傘下の准教授がブチギレたそう。また客員教授も加勢するというカオスなことになったらしい。
院試に落ちた理由は同期曰く、院試休みを与えずずっと実験させてたようなものだったからだとか
今年
ワイの一個下の台だった女子がやめた疑惑(研究室サイトから名前が唐突に削除)
とんでもないことになってました。
今のラボの新入生から聞いたところ、パワハラジジイの件は噂になってるらしくほぼ知らない人いないという話だった。
沈みゆく泥船だと予感はしていたものの、ここまでひどくなるとは思わなかった…。
組織のルールで明確に「残業は月45時間。年間で360時間ですよ」と決まっていることを毎月のように周知しているのですが、全く守る気のない部下を多く抱えており参っております。
本人たちは強い責任感を持って業務に邁進しているという感覚なのでしょうが、「頑張ろうという気持ちさえあればいい」とダラダラ残業ばかりされては昨今のコンプライアンス的には大問題なのです。
どこかでクオリティだったり、人の良さだったりに見切りをつけて、スピード感を持って業務を終わらせるくせをつけて欲しいと感じ、日頃口を酸っぱくして「どうしたらもっと早く出来るか考えなさい」と指導しているのですが、まさしく蛙の面に水としか言いようのない状況です。
毎月の残業時間申請をするたびに、上司に呼び出され「いつになったら改善するんだ。改善する気があるとは思えない」と言われますし、時には更に上の上司から「組織の方針で決まっているものを守らせられないのは管理者としての怠慢である」と自分のことを棚に上げて言われるのにもいよいよ我慢なりません。
結局のところ、ヒト・モノ・カネに限界がある以上はどこかで鶴の一声を持ってして「クオリティか量のどちらかを諦めましょう。我々は十分頑張りました」と言っていただかないことにはどうしようもないわけですが、組織のトップに近づくほどに「自らに課された責務を最優先するという気持ちがなにより重要である。休みが欲しいだの早く帰りたいだのと権利ばかりを主張するな。まずは義務を果たせ」と言ってくる癖に、いざワーク・ライフ・バランスの話になれば「なぜもっと早く帰らせないのだ。計画的に仕事をしていないのが悪いのだ」と好き放題言うのだから勘弁して欲しいものです。
ですが上の言う気持ちも分かると言いますか、最近の若者、Z世代やゆとり世代というものはどうも「最低限度の仕事」というものを軽く見積もっていると言うか、ツメの甘さが目立つ所があり、こちらも「最低限はやっているんだから、もうちょっと手を抜いてもいいんじゃないか?」とは言い出しにくいものがあります。
ゲーム感覚というかクイズ感覚というか、「仕事というものは任された以上は一所懸命で完遂させねばならないのだ」という気概が感じられないのです。
分からないなら人に聞く、人に聞く前に自分で調べる、調べたり教わったことはちゃんとメモを取る、何度も何度もヘラヘラと同じことを聞いたり同じ間違いをしない、そういった我々の時代であればゲンコツがいつ飛んできてもおかしくないような「社会人としての当たり前」が出来ていない。
出来ていないと言うよりも、「しなければいけないことをそもそも知らない」という印象があります。
そういった彼らの意識がどこかで甘えを産み、仕事のスピード感を奪っているのだろうなと感じつつも、コンプライアンスに厳しいこの時代、彼らの目を覚まさせるのに愛の鞭と言えるものはたとえ言葉であっても振るってはならないわけでして、どうにもヌルい言葉でそっと諭すのを根気良く続けるしかないのが現状です。
この時代の中でも、上手くやっている人たちは恐らくいるのでしょうが、どのようにそれを実現しているのかどうかご教授願えないものでしょうか?
やはり、一人一人に対して酒の席などで腹を割ってお互いの気持ち、私が如何に彼らの将来を案じているのかを多少の厳しい言葉を交えて伝えるということぐらいしかないのではとも思うのですが、今の若者の考えが全く分からず、そんなことでさえ「アルハラだ」「パワーハラスメントだ」「心が傷ついた」と言われるのではとビクビクしております。
傷つきやすいことなど単なる弱さでしか無いものを「どうだ見ろ俺は繊細だろう。違いが分かる男だろう」とばかりに見せつける今時の若者を前に、どう接したら良いのかもう自分では皆目わからないのです。
どうかお知恵をお貸しください。
「そんなやつは死んでくれよ」
と、昭和の偏屈じじいだった指導教授は平成になってもよく言っていた。
先輩が飲みに連れて行ってくれたとき、先輩に余計に金を出させるな、という趣旨で。
うちの研究室の飲み会は、既卒の社会人の先輩も含めて常に割り勘だった。
あの研究室にいた頃、先輩たちが飲み会で話してくれることは勉強になることばかりだった。
自然、自分が職場の先輩と飲むときにも、話に価値を求めるようになったし、
後輩と飲むときには、後輩に価値を提供しなければならないと思うようになった。
それができないなら、友人と飲むか、勝手に一人で飲むべきだ。
を思い出してつらくなったから、ひとしきり書き出して安らかに眠りたい。
マジで俺以外全員がスマホでLINE使ってて、俺だけがガラケーで電話メールしかできなかった。
いやもう何年前だって話だけど。
何年も前の話だ。
ガラケーが電話メールしかできないように設定?契約?されてた。
家族全員PC派で固定回線も引いてたから、わざわざケータイで電話メール以上のことをやろうとは思わなかったんだな。
もちろん俺もその1人だった。
高校も大半がスマホなんてことはなく(そもそもケータイ禁止の校則もあり)コミュニケーション上の問題が発生するなんてこともなかった。
(本当に何年前なんだろうな)
みんなスマホでLINE使ってて何ならつながってて、友人関係どころか大学生活上のあらゆる連絡をLINEでとり合ってるときた。
連絡網がつくられることは予想できてたが、俺の予想だとそれはメーリングリストか何かだった。
実際は何もかもLINEだった。
使ってみたらそれも納得の利便性があったけど、当時の俺は知る由もなく。
当時の俺のケータイの設定じゃ絶対にLINEはできなかったから、そのことをみんなに伝えて、俺には誰かがわざわざメールしてくれることになったと。
めちゃくちゃ絶望した。
俺がいなきゃLINEグループで済んだものを、そいつにはメールの手間をかけさせているわけだ。
使えることは使えるようだったが、肝心のアカウントはケータイで作成しなきゃいけなかった。
めちゃくちゃ絶望した。
しかし、そのままではLINEが使えないから、親に相談しなければならない。
説得はかなり難航した。
親がLINEを嫌っていた理由は、まさにそのLINEアカウントをケータイで作成しなきゃならない点、LINEが電話番号や連絡先(アドレス帳)を知りたがったりする点にあった。
それまでは電話メールしかやらなかったから、電話メールやり放題みたいなプランに入って、他のデータ通信のことは考えてもなかった。
けどLINEにアクセスする(通信料がかかるようなことをする)となると、そのあたりも考慮して契約を見直さなきゃいけない。
俺のために手間をかけさせている相手がいなきゃ、在学中ずっと電話メールのみだったかもしれん。
幸い、1週間くらいで親が折れてくれて、もう1週間くらいでLINEアカウントが用意できる運びとなった。
通信料がかかるからなるべくPCを使うようにと厳命されたが、構内じゃだいたい同期と一緒に行動することになったから、これといった問題はない。
けど、まったくなかったわけじゃなくて、俺は再び絶望することになる。
他にもいろいろなコミュニケーション機能がついていて、たいへん結構なことだった。
長文機能とかだったと思うんだが、結構な頻度で使われる機能がいくつかあって、それがPCにもケータイにも対応してなかったもんだから、結局、誰かに手間をかけさせ続ける日々は終わらなかったのだ。
たいへん絶望した。
一応は相談したが、さすがにスマホにさせろと強く要求するわけにもいかず、迷惑をかける大学生活は続く。
俺はなんかもうずっと心苦しかった。
いたたまれなかった。
罪悪感が半端なかった。
果ては、あまり気にしないようにしていたことまで思い出されてきて、どんどんどんどんつらくなる。
俺が入学式に出たときには、なんか、みんなすでにつながってたんだよな。
なんか入学式の前に集まる機会があったらしくて、そこで同期と知り合って、入学式の後のことについても連絡があったらしい。
入学式が終わってから、途中で教授に止められなかったら、学科で集まることも新歓があることも知らずに帰ってたと思う。
知らずに帰ったのとどっちがよかったんだろうな。
ひとしきり書き出したらすっきり眠れるかなと思ったのに、つらくなる一方だ。
悪いのはケータイなんかじゃなくて俺だって突きつけられるからかな。
ケータイは半年後とかだったかな、親がスマホにかえてくれて、同期にはやっと「今までありがとう」を言うことができた。
大学生活はてんで駄目。
同期とはうまくつき合えず、サークルは会費がかかるってんで入れず、もう何もかもつらくて、大学にも行けなくなって辞めた。
こんな年齢になってまで俺は悪くないって思ってる。
大学生なら人の話は黙って聞けると思ってたのに動物園と変わらなかったし、勉強だけする場所だと思ってたのにそういう場所でもなかったし、みんなが買ってもらえたものを俺だけ買ってもらえなかったし、みんなが見せてもらえたものを俺だけ見せてもらえなかったし、そんなだからみんなと一緒じゃなくていいなんて、みんながいいって言ってるものよりこっちのがいいって、酸っぱいぶどうが好きだって、大学までに価値観を完成させられればよかった。
中途半端な価値観じゃ中途半端に期待して、「みんなと一緒」に振り回されるんだ。
俺が悪い。
俺は悪くない。
俺は悪くない。
俺は悪くない。
まずもってあの吊し上げがかなり異様だったからな。
あの事件のときに、日本歴史学協会(色んな歴史系学会の寄り合いみたいなやつ)が「日本中世史を専攻する男性研究者による、ソーシャルメディア(SNS)を通じた、女性をはじめ、あらゆる社会的弱者に対する、長年の性差別・ハラスメント行為」を糾弾する声明文出してたんだけど、俺にはめちゃくちゃ異様に感じられた。
http://www.nichirekikyo.com/statement/statement20210402.html
日歴協の声明って、過去のを見ればわかるけど、「学術会議問題で政府を批判する」とか「建国記念の日に反対する」とか「貴重な遺跡を保全してくれ」とか「ロシアのウクライナ侵略に反対」とか、そういう、何といえばいいかわからんけど「大きな問題」に対する声明が多かったんだよね。賛否は別にして、こういった問題になら、学会の寄り合いがわざわざ声明を出すのもわかる。
http://www.nichirekikyo.com/statement/statement.html
でも、呉座への糾弾だけ、公人ではない個人に対する攻撃で、なんだか異様なんだよな。呉座のやったことが良いか悪いかといえばそりゃ悪いけど、日歴協に日本学術会議とか建国記念の日とかウクライナ戦争とかと並んで声明出されるレベルで悪かったか? って言われると、そこまででもねーだろ、バランス失してないか? って思うよ。万引き犯に向けて発砲してるみたいなやりすぎ感がある。
考えてみてほしいんだけど、たしかに呉座は知名度もあって、大河ドラマの監修に抜擢されたりしてたけど、たかがテニュアトラック助教やぞ? 終身雇用でも何でもない助教のやらかしで、歴史学界全体がこうも右往左往する必要があったのかね。直接の雇用者である日文研が右往左往したのはまあわかるけど、何であそこまでの蜂の巣をつつくような大騒ぎになったのかがまるでわからん。
ネット上で害悪垢を運営して、見ず知らずの他分野のテニュア持ち准教授を誹謗中傷してました、なんて、見聞きしてきた中ではもっとやべーやついるしな、程度の感じ。同じ分野の若手研究者に圧力かけて発表済みの論文を修正させようとしたり単著で剽窃やら出典捏造やらをやらかしたりした教授(ちなみに女性)はのうのうと逃げおおせて「あいつヤバいんだよね」と陰口叩かれながらも世間ではそこそこ名の知れた研究者として通ってるし、そういうの見てると呉座へのオーバーキルがますますわけわからなくなる。
2021年8月、アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが復権して以降、迫害を恐れて日本に逃れてきたアフガン人たちが、困窮の中にある。その多くが、長年の紛争で荒廃した祖国の復興を、日本政府と一緒に支えてきた大使館や国際協力機構(JICA)の職員とその家族だ。
「日本のために、時には命を危険にさらしながら働いてきた。それなのになぜ……」
首都カブールにある日本大使館の元女性職員、ケレシマ・セデキさん(38)は東京都内の小さなアパートで嘆いた。
5万8000円の家賃に水道光熱費や通信費に健康保険。大使館職員として支払われた前年の収入に対する税金も求められた。貯金を取り崩しているが「来月の家賃と今日の食事すら心配な生活」と話す。
女性の教育や就労に対して厳しい差別が残るアフガンで、セデキさんは「アフガン社会には女性の活躍が必要」と自身を高めてきた。高校教師だった母の後押しもあり、カブール大学を卒業した。
日本大使館で職を得たのは15年。邦人保護やビザ発給などを担当する領事部などで働いた。「尊敬できる同僚と、偉大な国である日本に尽くせることにプライドを持っていた」
治安が悪化し、大使館は業務を停止した。タリバンは、日本を含む各国大使館の職員らを「外国のスパイ」などとして敵視した。抑圧を恐れ、60代の母や兄弟とともに親戚の家を転々とし、自宅にいる時はタンスの中に身を潜めた。
2カ月後、大使館職員や配偶者、その子どもに対して、日本への退避が認められた。独身のセデキさんは母と兄弟を残して行くことはできないと悩んだが、母の強い希望で国外脱出を決めた。10月、日本に到着した。「自由への喜びはあった。同時に家族を置いてきた悲しみで胸が張り裂けそうだった」と振り返る。
都内の研修施設に入れられ、自室待機を命じられた。外務省との雇用契約が続いており、昼間は勤務時間として外出を認められなかった。セデキさんは「まるで監獄にいるようだ」と感じていたが、「それでも私は大使館職員だ」と静かに過ごした。
帰れるなら帰りたい。しかし、日本から帰国したとタリバンに知られれば家族共々拷問されるか、最悪殺される恐れもある。病気を患い、ふせっていると聞いた母のことが気がかりで、駆けつけることもできぬ自身を責めた。
翌22年8月末で外務省から雇用契約を打ち切られた。同時に研修施設から退去を言い渡された。外務省からは転居先のリストが渡されたが、車がないと生活が難しい地域ばかりだった。公営住宅の場合、仕事がないため14カ月の家賃の前払いが求められた。
自身でアパートを探したが、外国人だからと何度も断られた。雇用契約打ち切りまで、現地では高収入といえる金額の給与が外務省から払われたが、アフガンの平均収入は日本の約80分の1。少ない中から半額を母に送金した。
NPO「イーグル・アフガン復興協会」(東京都新宿区)代表理事で、カブール出身の江藤セデカさん(65)が援助してくれたため、都内のアパートに入居できた。外務省には何度も入居の支援を求めたが相手にされなかったという。
セデキさんら元大使館職員ら98人は22年7月下旬に外務省から難民申請するように言われ、1カ月以内という異例の早さで認定された。日本での継続的な滞在は可能になったが、仕事は見つかっていない。
これまで量販店などで採用試験を受けたが、日本語の能力が不十分なことを理由に採用されなかった。難民認定後、6カ月のオンライン日本語教育が実施されたが、短期間で習得するのは難しかった。
現在もハローワークのオンライン講座で日本語学習を続けているが、今後の生活は見通せない。雇用関係のなくなった外務省は、相談に乗ってくれないという。
セデキさんは「私には誇りがある。仕事をする能力もある。日本人の払った税金の世話にはなりたくない」と話し、就労支援を求める。また「日本政府はこれだけ多くの難民を受け入れた経験がないことは知っている。退避させてくれたことにはとても感謝しているが、状況を知ってほしい」と訴えた。
外務省中東2課は毎日新聞の取材に対し、アフガン難民について「支援計画があるわけではないが、可能な範囲で相談に乗るなど支援を行っている」と回答した。
01年9月の米同時多発テロ後、首謀した国際テロ組織アルカイダの拠点になっているとして、米国などによるアフガンへの攻撃が始まった。タリバンは政権を追われ、国際社会は復興支援に乗り出した。
日本も同年以降、農業支援やインフラ整備、治安向上など、さまざまな分野で支援をしてきた。大使館やJICAのアフガン人職員は、こういった活動を支える存在だった。外務省によると、タリバン復権後にこれらの職員や家族約800人が日本政府の支援を受けて逃れてきた。
アフガン難民の問題に詳しい千葉大の小川玲子教授(移民研究)は「難民認定するだけでなく適切な定着支援が必要だ」と指摘する。
小川教授は23年8月、日本で暮らす元大使館職員18家族約100人超の世帯主にアンケートを実施した。世帯主は半数以上が大卒で、医師や大学教員、大使館で政治経済の情報収集担当などの職歴があったが、調査時点で正規雇用は2人しかおらず、11人が製造業などの非正規雇用、4人が失業中で専業主婦が1人だった。ほぼ全世帯で支出が収入を上回っていた。
小川教授によると、他国に退避した同僚や親戚がどのように受け入れられているか、ネット交流サービス(SNS)で情報を得ている人が多い。「日本では将来の展望が見えないとして、ドイツやイギリスなどに移住する人も出てきている」と話す。
また、小川教授は「日本政府が提供した半年間の日本語教育では、十分な収入のある安定した雇用にはつながらない」と指摘する。
ウクライナ避難民に対しては、身元保証人なしでの受け入れや、公立高校での生徒受け入れ、自治体による公営住宅の無償化や生活支援金の支給などがされたが、いずれもアフガン人に対しては実施されていない。
小川教授は「ウクライナ避難民に対する支援は今後の難民支援のスタンダードになるべきもの。分け隔てなく実施されるべきだ」と強調した。
三井のリハウス国立センターがりそな銀行国立支店跡に移転するようだ。
Googleマップがりそな銀行国立支店の移転を認めないまま既に500日余り。
安田隆二(一橋大学(国立市)特任教授・ヤクルト本社(研究所:国立市)取締役)がりそなホールディングス取締役になってもGoogleは頑なに情報修正を受け入れなかったが、これは期待できるのではないか?
https://www.google.co.jp/search?q=りそな銀行国立支店&hl=ja&lr=lang_ja