はてなキーワード: 掲示板とは
https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20181006-00099578/
米マイクロソフトが10月2日(現地時間)から配信した「Windows 10 October 2018 Update」において、インストール中にユーザーのファイルが勝手に削除されてしまう不具合が一部で確認され、問題となっています。
不具合の例は海外の掲示板『Reddit』を中心に報告されており、ユーザーフォルダ内のパブリックフォルダや「マイミュージック」や「マイビデオ」といったライブラリフォルダに保存していたファイルがアップデート後に削除されてしまうというものです。
怖すぎるやろw
掲題の通りであるが、僕はMである。そうなったきっかけはずっと、中学生の頃に女子大生に抱かれた経験からだと思っていた。僕が中学生3年生の頃、流行っていたLINE掲示板で当時19歳の女子大生と知り合った。会って見るとかなりブサイクだったので次会うことはないなと思った。カラオケに行った。彼女は歌うのもそこそこに僕の性器を触った。そういう性的なことは初めてだった上、(大人になり複数の経験をした今ではわかるが)、彼女のテクニックは凄かった。あまり覚えてないが1時間以上寸止めをされたと思う。ズボンにシミができるぐらい寸止めされ、射精はお預けされた。顔を見たときは次会うことはないなと思っていたが、翌日またすぐに会いにいったのだった。
これがきっかけだとずっと思っていたが、よく考えると、それ以前にもいくつかきっかけがあったような気がする。
小学校4年生ー6年生にかけて、男女4人でいつも一日鬼ごっこをしていた。終わりの会が終わった時に鬼だった人が罰ゲームを受けるルールだった。そのグループのリーダー的存在だった女の子は僕よりも足が速くていつも僕が最後の鬼にさせられていた。彼女は最後の鬼が僕以外にならなさそうだったら、わざと自分が鬼になり、僕に鬼を押し付けてきたのだった。罰ゲームはこちょこちょや肩もみ、キスなどであった。彼女はきっと僕のことが好きだったんだろうと思う。
中学校2年生の頃に学年一の美女で中心的存在だった子と1年間班が同じだった。僕はその子に都合よく使われていた。嫌いな給食が出れば、僕に無理やり食べさせ(彼女が嫌いな給食は僕も嫌いなのだ。)、退屈だったら僕に面白い話をしてと雑なフリをして、体操服を忘れたら僕の体操服を勝手に使う(同じクラスなので当然困るが、僕は中にTシャツを着てジャージを着て誤魔化した)。周りの子には、嫌じゃないのとたまに聞かれたが、不思議と嫌ではなかった。彼女は好きとかそういうのではなくて自分が中心に世界が回ってると思っていて、僕は便利な存在だったんだと思う。
今仲良い子もSっぽくてよく僕をからかってくる。Mな男はSの女性を惹きつける何かがあるのだろうか。それともSの女性もかなりの数いるのだろうか。もしくはMな男は女性をSにさせる何かがあるのだろうか。
中学生が30を過ぎたおじさん達の酒盛りに付き合ってこんな時間に日記を書くのはおかしいと思う
書き出しに迷っていたら父の友人、酔っぱらいのおじさんに最初は愚痴から始めれば良いと教わった
なぜこんな文章を書いているのか
これもまたおじさん達にそそのかされたからだ
僕が普段から日記―父に監視されている―を書きブログで公開していることをつい口走ってしまったせいでもある
なら俺達のことを書け書けという流れになった
ジオシティーズがサービスを終了するらしい、父達はその話題で盛り上がっていた
父は昔からインターネットが好きで小学生の頃からweb日記をよく読んでおり
ジオシティーズがサービスを開始するとすぐに自分のサイトを開いたらしい
懐かしそうにみんなで見ていたそれを僕も見せてもらった
目に飛び込んできたのは英字で大きく書かれたウェルカムという文字
その下には文字が流れていて、四角■で挟まれたインデックスという単語を堺に罫線で囲まれたスペース
右上にはwhat'newという吹き出しがあり、小さな星がピカピカと光っていた
メンバーと書かれた部分を押してみる
父の名前があった
ひらがなでゆうたと書いてある
ゆうた君、こんにちは
同時に仰け反り、頭を持ち上げたせいで大人同士仲良くごっつんこ
僕はそれを横目に、いやそっちのけで画面を見ていた
残念、表示できない
横で見ていたひげの生えたおじさんが少し操作して当時の掲示板を見れるようにしてくれた
彼も元メンバーの一員らしい
父がいた
敬語で僕の知らない人と話している
僕と殆ど変わらない歳の父だ
14歳の父だ
言葉では言い表せない感情が沸いてきて、同じ段落を何度も何度も読み返していた
この度はご来訪ありがとうございます<(_ _)> 、だって
変なの
日付には2000年と書いてある
なんだか凄い
父さんにも中学生の頃があったんだ
そんなことを考える
僕も書き込めないかな
そう思って返信を試みたけれど、隣で覗くおじさんに無理だと教えられた
父達の興味がよそに移ったあとも、僕はひとり探検を続けた
父も高校生の頃やっていたと聞いた
そんな話をしていると、父の友人が急にidとパスワードを憶えているか、と言い出した
しばらくああでもないこうでもないと首をひねる父
結局ひげの生えたおじさんが思い出してしまった
そしてカタカタと何かを打ち込む
そういえば今、僕もカタカタこれを書いている
今日は母がいないので夜更かししても怒られないけれど…
でも
もしもこの記事が沢山ブックマークされたら父と友人が僕に新しいタブレットを買ってくれるらしい
やる気が沸いてきた
話を戻る
父の友人がキーボードを触っている間、僕は画面を見せて貰えなかった
楽しそうに違う違うと笑い合う父とおじさん達
どうやら終わったらしい
映っていたもの
それを見て僕は、ラインで母に送ってあげようと思った
スマホを取り出し
カメラでそれを撮る
母に送った画像
そこには父のサイトが映っていた
新人は僕だ
14歳の父と13歳の僕
1歳違いで二人が並んでいる
来年には同い年だね
僕が言うと父は笑って返した
来年には消えているよ
そっか
おやすみするんだっけ
残業が終わってメールを確認したら、Yahooからジオシティーズ閉鎖のお知らせが来ていた。
もう今は全く更新していないが、私のウェブサイトがジオシティーズにまだ残っている。
思い返せば開設は十年以上前のことだ。
大学進学を機に手に入れたノートパソコンを使い、アキハバラの怪しい露天商から買った古いバージョンのホームページビルダーで、せっせと作り、当時は豆に更新もしていた。
活発だった人たちとは比べものにならないけれど、サイトを通じて知り合った方も数人いて、掲示板でやりとりしたりした。
その掲示板も、今はスパムの海に沈んでしまっている。今思えばログを取っておくべきだったかもしれない。
サイトに残る諸々をどうすべきか考える。
今更、サイトを移転しようという気はないけれど、跡形もなく消えてしまうのもそれはそれで寂しさがある。
ウェブサイトの墓、みたいなサービスを誰か作ってくれないだろうか。
うーん、味わい深いテーブルレイアウト。そして、軒並み終了されているカウンター、掲示板、チャット。
ハハッ、糞だよ、糞。
まぁ、そのまま自然に消えゆくものだろうけど、ジオシティーズにログインして、せめて自分の手で葬ってやろう。
そこに「radio」というフォルダをみつける。
あー、思い出した。PCマイクを父に買ってもらった嬉しさに、音声を録音してラジオを称して3回ぐらいホームページに載せてたんだったな。
ただ、流石に声までは恥ずかしくなったのか、永久工事中の文字と共に終了したんだった。
音声ファイルは残してあるのか、と聞いてみる。
幼き日の自分の声が聞こえてくる。
「あーあー、テステス。はー(裏声)、あー(低音)」
馬鹿なやつだ。とれてるかどうかなんてインジケータを見ればわかるし、テステスといってもその音声が聞こえているわけではない。
おまえの名字をそのまま反対にしただけのネームはどうにかならなかったのか。
そのまま聞いていると、今日学校の体育で一番シャトルランを長く続けられたこと、テストで自分だけ92点でみんな80点以下だったこと、自分は実は体の半分が機械のサイボーグであること・・・事実ではないことをまるで誇るようにマイクにしゃべりかける幼き俺。シャトルランは一番長く続けられたわけじゃなく、クラスの運動神経がピカイチの奴に負けた。テストで92点とったけど、普通にクラスのみんなも90点以上をとっていた。お前の体は半分サイボーグではなく、骨折して初めてギプスをつけただけじゃないか。
違う。
違うんだ。お前がネットでいくら虚勢を張っても、それで人生が変わるような事はないんだぞ、と幼き日の自分を諭す。
そうだった。兄が俺のホームページを発見してラジオを聞いて、兄貴を若干小馬鹿にしていたので大喧嘩になって公開をやめたんだった。
自分は賢いと思い込み、パソコンをこんなにしっかりと扱えるんだという気持ちを満たしていたのがこのホームページだった。
ホームページの更新をやめたのは、そう、高校生になってからだ。
自分よりPCできるやつがいた。話をしていくと、自分が知らないことをいっぱいしっていた。
充実していた。とにかく充実していて、自分のホームページの事なんて完全に忘れていた。
俺は、その音声を聞き終えた後、ファイルを全て消した。
黒歴史を見ないようにしていた。なぜ黒歴史と呼ぶのか。それは自分にとってネガティブな過去だったからだ。
俺は俺のネガティブだった中学校の頃がずっと心の何処かで引っかかってんたんだな。
えー、本日は増田の皆様にお集まりいただき、まことにありがとうございます。私、このたび酒鬼薔薇高等学院を設立することになりました柊龍士郎と申します。そもそも今回、学院を設立しようと思った理由は、酒鬼薔薇王国の卒業生があまりにもアレであるということによるものです。青島先生も王国を生暖かくウォッチされていたと思いますが、事件から二十余年を経てこのような結果になったのは誠に残念なことであります。
そこで今回の酒鬼薔薇高等学院では、以下のような方針をとることにいたします。まず、酒鬼薔薇王国の失敗の原因は、サイトの運営者であるくそ餓鬼の性格がアレであるということに加え、まともな人間がすべてくそ餓鬼に愛想を尽かして帰ってしまったことであります。掲示板に書き込むことすらしない「ファン」が裏でコソコソ動き回っている。酒鬼薔薇王国が伏魔殿であると言われる所以です。
そこで私は「5ちゃんねる」を模した新しい掲示板をでっちあげ、自作自演でもってファンを代弁することにいたしました。自分で多数のスレを立て、なんと最大で1つのスレに60レスすべて自分で書いたのであります。酒鬼薔薇のファンにはどのような人物がいるのか、また、作家や報道関係者はどういう思いを持っているのか想像をめぐらしたのであります。そしてスレをつくっただけでなく、まとめサイトまででっち上げました。伏魔殿で蠢く酒鬼薔薇ファンに天誅が下ることを祈ってやみません。
以上をもって設立の辞とさせていただきます。ご静聴ありがとうございました。
【参考】
https://sakakibarakingdom.exblog.jp/28625427/
元スレ:
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10791/1535820212/
大衆化されてきたとはいえ、はてなはいまだにかなり偏ったコミュニティと言えるだろう。
はてなユーザー全体から見れば少数派になるのかもしれないが、200人のラノベ大好きイキリオタクがブックマークすることで、どんなものでもはてなの人気記事に押し上げることができる。
はてなはノイジーマイノリティが目立ちやすい構造になっている。イキリオタクはネット中毒なのでよく発言するし、一日中ネットをやっていたり活動的であるということもある。ユーザー数に比べて、人気記事のブックマーク数が少ないため、どうしてもノイジーマイノリティが目立ってしまう。たった200人のイキリオタクでも、力を合わせれば人気記事に押し上げることができ、自分たちが多数派であるような主張が簡単にできてしまう。
ラノベを読むイキリオタクというのは中学校では1クラスに2、3人程度、高校では1、2人いるかどうか。大学以降はその割合はさらに減るだろう。
しかしネット、とくにはてなではそのイキリオタクが集合して一大勢力となっている。
現実社会では群れを成すことができないイキリオタクたちがネット社会では一大勢力となって、カルト化し、厄介な暴力集団となっている。
彼らの理屈はめちゃくちゃで、現実社会では「こいつ頭おかしい」とまったく相手にされることがない。しかしネットではその頭おかしいイキリオタクが一大勢力となっているため、まるでまともな一つの意見であるかのように取り扱われ、いちいち議論になったり炎上したりする。
これはほんとに非生産的なことで、ネット社会の損失だ。しょうもないことで多くの人の時間を奪っている。現実社会でまともな人間はいちいちイキリオタクの戯言になど構わない。そんなものにコストを費やす価値はどこにもまったく存在しないからだ。
いろんな場所を見てきたが、ネット上でもとくにはてなはイキリオタクとしての精鋭部隊が集まっているように思う。その社会性のなさは圧倒的で、おそらく自分が弱者だと信じて疑わないのも、人生がうまく行ってないからだろう。彼らの人生が悲惨なのは事実であり、決して被害妄想などではないのだ。
一階は防犯の観点から男性部屋のみで、私が住んでいたのは上の方の階だった。
食堂を通って、居室スペースのある棟に進み、一階廊下を数m進んだところにある階段を上って上の階に行くのだけど、階段手前の壁に、今回話題になったような、ああいう絵柄のポスターが貼ってあるのがどうしても気になった。
もううろ覚えだけど、いわゆる、女の子が組み敷かれたみたいな姿勢になってる、抱きまくらによくある構図で、アヘ顔とまではいかないけど、萌え絵によくある表情のやつで、乳首と下着が見えている、くらいの露出度だったと思う。
しばらくはスルーしていたけど、どうしても気になるようになって、「男性のみが住んでいる1階とはいえ、女子の目に入るところで、ああいうポスターが貼られているは気になる。女子寮生が通過しない奥まった場所か、個室に移すなどの対応をしてもらえないか。」と、所管の学生委員にメールして、対応してもらった。
アニメ絵やグラビアの水着姿を一律剥がせとは思っていないし、個人的にはその範疇のものは気にならない、ただ、あまりにも性行為を示唆するものは女子寮生の目につくところに貼らないでほしい、という点を伝えた。
委員のひとからは、「快く対応してもらえた」と連絡があり、ポスターはなくなっていた。
で、翌週だったと思うけど、階段の向かいくらいにある男子談話室の前にある「今週の一言」的な掲示板に、「ポルノスルーでモテカワ大人女子」とマジックで書いてあって、正直寮に住んでいるのが死ぬほど嫌になった。
今回のラノベ問題はさておき、エロをめぐる快不快は主観的な問題だからこれくらいのことスルーしろ、みたいな動きって、正直あちこちにあるんだろうなと思うよ。
2chもやった。今じゃ名前も覚えてないゲーム攻略サイトの掲示板やチャットとかにも入り浸った。
だいたいがBIG-server.comとかのBBSとか、どっかのチャットシステムとかを設置してたよな。
朝目新聞系のサイトとか、虹色カタルシスとか、なんかネットで変態なことをしてる変なやつのテキストサイトを見て笑ったりしてた。
おっさんの社会問題談義ばかりが目につく世界になってしまった。
いつしか俺も話題に乗るためにそんな話ばかりをするようになっていった。
俺の居場所は…どこにあるんだろう。
好きなものを不当に貶されたら普通の人間は不快な感情を抱くし、度が過ぎれば怒るというということを理解してない人が多い。
しかも自分の発言キッカケのトラブルなのに怒った相手に問題があるように意味不明な持論を度々展開してくるし。
最近は道徳教育とか、こういう事するとこうなりますよ~といったような常識を教えるようなことは学校ではあまりやらないのかしらん?
それとTwitterを掲示板サイトやLINEといったものと混同してるようにも見える。
特定の枠組み内で同じ趣味嗜好のメンバーが集まりおしゃべりする場所と違ってTwitterは不特定多数に向けて発言を投げかける場所。そこには自分と違う考えの人間が大量に存在するということをまず理解しなくちゃ始まらない。
というかネット上では何事も理解出来てないままに始めちゃいけないってのは「半年ROMれ」なんて言葉が生まれたネット黎明期からずっと言われてることなわけだが。
ともかく、本人は一人きりの部屋の中でボソリとひとりごとを行ったのと同等の気分なのかもしれないけど、実際は何千何万という衆人環視の中で声高に叫んでいるというのが状況として正しいということを子供のうちに学ばせてからネット環境に触れさせるようにするのも今の義務教育に必要なんじゃなかろうか。
先日、この掲示板での投稿を見てみて、ほほう世の中にはこんな便利なものがあるのかと思ったので使ってみることにした
書きたいことはあるけど、それの為にいちいち個人ブログを立ち上げたりするのも面倒だし、そうなると書く場所とかってなかなか思い浮かばないしで。こういうものがあるなら使ってみたいなと思ってやりました
信じられんかもしれないがこういう事もあるんだぜ、っていうのを読んだ人に「ほーん、そうなんすか」って気持ちで眺めて貰えたら嬉しい。ちなみに結構長いです
で、本題に入る前に少しだけ注意
今の私は20代の女だ。そして、一応腐女子です。知ってると若干分かりやすくなるかな?と思うので言ってみたけど、まぁそういう人種
何を隠そう、腐女子の方がここで書いた記事を読んで、私も自分のことを話してみたくなったのだ
けどこの腐女子ってことは別にそんな本題には絡んでこない。腐女子だからどうだ~ってことは無いので、ぶっちゃけそんな気にしなくても大丈夫
んで、この話は私が高校生の頃のこと。結構前なようでまだ全然前じゃない気もする。少なくとも数年前に遡るので、元々記憶力が皆無な私の中で抜けてる記憶が多々あるんですよ
だから思い出せない部分は「確かこうだったか…?」って感じで継ぎ接ぎしていくので、多少フィクションも入ると思っといた方が良いと思う。そうじゃないと万が一当時の関係者に見つかった時に「おまえの言い分全然違うじゃねーか!!」って言われても困るし。ごめんよ私の頭がニワトリ以下なために
星の数ほど腐女子なんざ居るだろうけど、万が一ね
前置きが少し長くなりましたが、ここからタイトル通りの本題に入ろうかと思います
記憶を手繰り寄せながら書いていくよ
当時、私は今とは全然違うジャンルに居ました。マイナーなジャンルだったので、数少ない同志様達との距離は他よりも近かった気がする。やっぱ数が少ないと更に仲間意識が強くなっちゃうからね
その中で、私が彼女に会った経緯はそんなに覚えていない。腐女子の繋がり方なんざ、タグやらフォロワーさんのフォロワーさんやらと、とにかく色々あるのだ。とりあえずそういうののどれかで、私は彼女と初めて繋がった
彼女の名前はNちゃん。私より年下で、多分中学生くらいだったと思う。とにかく私より年が下で、妹のような感覚だったのを覚えている
そんなマイナーなジャンルだったからか何なのか知らないけど、当時フォロワーさん同士で「嫁」と「旦那」を決めて更に仲良くなる~みたいな遊びが流行っていた。
この時点で意味が分からない。いや、そもそもコレ意味あんのかな
決め方は適当。特に仲良しの人同士で役割を決めてプロフに書いたりしてた。何でそんな事やってたのかは今思うとわからん。そのジャンルにしか当時居なかったから分からないけど、もしかして腐女子共通の遊びだったのか?
コレ、他の人から見たら意味分かんないだろうな…私も今はやろうと思わないし
でも、今にして思うとコレが最大の誤算だったのかもしれない。こういう役割を下手に決めてしまったから、私はあそこまでにはなってしまったのかも
で、その嫁と旦那という遊びを、私とNちゃんはやることにした。Nちゃんが嫁で、私が旦那。何でそれになったかはあんまり覚えてない。まぁ事の成り行きで?
とりあえず、そこからお互いプロフに嫁とか旦那とか書いて、周りのフォロワーさん達からはあそこ仲良しなんだなーくらいの認識で見られてた(と思う)
勿論お互い他のフォロワーさんとも繋がってたけど、この「夫婦制度」のおかげで私とNちゃんはものすごく仲良しになった。言ってしまえば毎日ラブラブなような日々を過ごしていた、というか
楽しくなかったと言えば嘘になる。いやホントはめちゃくちゃ楽しかった。毎日のようにお互い好きだー!愛してるー!とリプ上でイチャイチャイチャイチャ
外野から見たらキモいだろうが、少なくとも当時の私達は楽しくて仕方がなかったのである
私達の他にも夫婦が居て、その二人と仲良くなったのだ
名前は…ゴメンぶっちゃけあんま覚えてない。アイコンは覚えてんだけどな…あとフォロワーさんってポンポン名前変えたりするからさ…
四人になってからは、更にそのグループで固まっていた気がする。他のフォロワーさんとも皆仲良くしているのに、その四人で居るのは別格だった。要するにグループが出来ていたのだ。誰にも入り込めないような、そんな結束力のあるグループが
多分その頃が全盛期だったんじゃないかなー。楽しかったもんめちゃくちゃ。この四人で、そして私の大好きなお嫁さんが居ればそれで幸せだった
幸せだった筈なんだけど
Nちゃんが他のフォロワーさんと話しているだけで、ものすごく嫌な気持ちになってくるのだ
Nちゃんは私のものなのに、私のお嫁さんなのに、どうして私以外と話したりするの。みたいなことを本当に思っていた。
同時に「お前フォロワーさんと話すな言われても無理だろムチャ言うなや」とも思っていたので、まぁ理性と本能のせめぎ合いが毎日始まった
加えて、Nちゃんには私よりも仲良しそうな神絵師と、リア友でもあるフォロワーがそれぞれ一人居たのだ。私には到底到達のできない画力を惜しみなく使う神絵師とめちゃくちゃ仲良さそうに話すNちゃんも、私には分からないリアルの学校の話をするNちゃんも嫌で仕方がなかった
けど、私は年上で、Nちゃんは年下だった
そのことが、私の嫉妬心を何とか抑えていた
だって年上の女が年下の女の子に対してそんな醜い独占欲を顕にするなんて、到底考えられないだろう。少なくとも私はそうだった。だから全部を隠してNちゃんと一緒に居た。そうすれば、彼女は私のお嫁さんで居てくれるから
ここで一つ言っておくと、別にNちゃんはめちゃくちゃ絵が上手いとか超絶美少女とかいうわけではない。ちなみに何度かリアルで会ったことはあります。ホント本人が見てたら申し訳ない。けど事実だ
神絵師とかじゃなくてもいい、普通の女の子でいい。実際会って話をしたらもっと好きになった。これで私も名実ともにリアルにお友達になれたと思って、めちゃくちゃ喜んだ
ただ、Nちゃんのことがとてもとても好きなだけだったのだ
けれどさすがに、私は少々おかしいのではないか?と思う気持ちが、私を苛み始めていた
だってこんなのおかしいだろう。相手は年下の女の子なんだぞ。年下で、フォロワーさんで、会ったのは数回程度で、そんで、女の子だ
私も女だ
ホラおかしい
もしや私は同性愛者?レズっていうよりバイ?いや、そもそもコレは恋なのか?お互いが一番と決めてしまったから、そうじゃないと嫌なだけなのでは?
そんな事を色々と、延々と考えた
一つ言っておくけれども、決して同性愛をする方々のことを侮辱するつもりは無い
でもね、やっぱ初めてそういう気持ちにぶち当たるとね、こういう気持ちになっちゃうもんよ。しかも高校生だったしね。素直に受け入れるのは難しかったんだ
今なら、好きになる気持ちにやっぱ性別は関係ないんじゃないかなー、と思う。相手が女の子なのを悩むのと同じくらい、女の子とかいうことを差し置いて好きだ!ってなってたから。女の子でも男の子でも、中身がNちゃんならそれは私の好きになったNちゃんなんだしさ
今まで散々推しカプに言わせていた「男とか女とか関係ない!お前だから好きなんだよ!」という言葉が改めて理解できた瞬間であった。なるほど、こういう気持ちなのだな。うんうん分かるよ分かるよ
が、それとこれとはまた話が別である
その時ハッキリしていたことは、この気持ちを決してNちゃんに悟らせてはならないということだった
私が逆の立場なら、とりあえずビビる。ビックリする。そしてその後は、好きの度合いにもよるけど、もしかしたら気持ち悪いってなるかもしれない
そう、ドン引きされて、気持ち悪いって思われるのなんて無理だ。心が壊れる
なので私は、毎日毎日湧き上がる嫉妬心を抑えて、少しでも私の存在を彼女に焼き付けようと日々頑張っていた。もう私以外と話したりしないでほしい、私だけ見ていてほしい、なんて気持ち悪いことを思いながら
そして、私を驚かせる事件が起きる
なんと、旦那のOちゃんが、離れた場所に暮らす嫁のSちゃんに、クリスマスに会いに行ったと言うのだ。リアルで。
聞いた時は「ええええマジで?!」と思った。ウッソだろお前。逆ならまだしも、Oちゃん学生だぞ?!っていう
Sちゃんは既に成人していたかその間近だったと思うので、逆ならまだ分からんでもない。だって大人だもの。けど、Oちゃんはまだまだ学生の身分。多分私とそんな変わんないぐらいだったと思う
しかも結構な距離を離れて暮らしていたと思うのに、Oちゃんは自らの足でSちゃんの元へと向かったのである
もう衝撃とかいう問題ではない。マジで?という感想しか出てこなかった
私は、素直に羨ましいと思ってしまっていた
実際にクリスマスに会って、頬にキスまでして、お互いラブラブで帰って
なんて羨ましいんだろう
私はひっそりとお互いに聞いてみた。もしかして、本当にそういう仲なの?と
二人は、「うん」と答えた記憶がある
私は「そんな事が本当にあるんだな…おめでとう!」と祝福したのを覚えている
羨ましい、羨ましい、私もそうなりたい。他の誰でもない、お嫁さんのNちゃんと
本当は、心底そう思っていた
けど、言えるわけ無かった
だって本当は分かっているのだ。お嫁さんだの旦那さんだの何だのと言いつつ、私達は二人のような関係にはなれないことを。何より、そんな事になったら、Nちゃんのこれからの人生に陰りを落としてしまうと思った。こんな私とそんな仲になったなんてこと、Nちゃんにとっては汚点でしか無いと思った
当時の私は、本当にNちゃんのことを女の子として好きだったのかどうかは理解できていなかった。そもそも喪女だし、人を本気で好きになったことなんかほぼ無いし
しかも相手は女の子。好きかどうか考えるより、この気持ちをどうにかして無くしたいとも思っていた
そうすれば楽になれるのに、と
私とNちゃんの好きが違うことも、私が望んでいることは決して実現出来ないことも、全部全部承知の上だった
だから私は最後までNちゃんに、本当の本当に気持ちを打ち明けることはしなかった
私って気持ち悪い、気持ち悪い、こんな疚しい気持ちがあるなんて、彼女と恋人同士になってみたいと思うなんて、と、毎日考えて自己嫌悪に陥ることばかりしていた
そんなこんなで日々は過ぎていくのだが
陰りは私達以外の夫婦にも、実は見えていた
嫁のSちゃんが、私に頻繁にLINEで相談をしてくるようになったのだ
内容はあんまり覚えていない。確か、Oちゃんの束縛が酷いとか怖いとか、そんなんだったか?みたいなレベル
話を聞いてなかったんじゃなくて私の記憶力が無いだけです。すみません
けど、私はNちゃんのことも好きだが、この二人のこともそれはそれは大好きだったのだ。Nちゃんに向ける気持ちとは全く違うが、二人には二人の幸せを掴んでほしかった
私とNちゃんでは到達できない所に、私の分まで行ってほしかった気持ちもある
二人の存在に助けられたりすることもあったのだ。主に、「そういうことを考えるのは私だけではないのだな」という安心感に関して
そんで、Sちゃんには相談されるけど、同時にOちゃんにも相談され始めた
内容は…とりあえずSちゃんの事ばっかだったな、うん。もう記憶が忘却の彼方だよ
Sちゃんから相談が来ればその後Oちゃんから相談が来る、それが終わればまたSちゃんから……終わらない無限ループである
けど、私は二人に頼られていると思って、必死にお互いの仲を取り持っていた。もう別れる!無理!と言いつつも翌日にはラブラブになっている二人を見て、「良かった、仲良しに戻った…」と安心していたし、私のおかげかと思って嬉しくもなった
しかし
私は大抵、自分の言いたいことを押し殺して誰かと誰かの間に入るのが癖だった
中立で居たいんだよね。どちらかに偏って、一方だけを贔屓にするの好きじゃないんだ。まぁ、他人と争う勇気がない臆病者なのだろうとは思うけど
そしてその降り積もった「言いたいこと」は、押し殺せば押し殺すほど途端に爆発してしまうものであるということを、私はあまり理解していなかったのだと思う
その日は、明日は大事な用事があるから早めに寝よう、と思っていた。何の用事だったかは知らない忘れた。とりあえず、その日の私は十分な睡眠を求めていた
そして眠りについたが、深夜2時くらい
LINEが来た
またかよ。というか今何時だと思ってんだ。と思ったけど、私は話を聞いた。早めに切り上げたらまだ全然寝れるだろ、と思ったから
しかし、思いの外話は終わらなかった
正直寝たくて堪らなかった。そもそも私は三度の飯より睡眠が大好きなのだ。邪魔されてはたまったもんではない
でも今回の話を聞いているとなかなかに切羽詰まった印象を受けたので、出来る限りのことをしてあげたかった。なので私は最後まで話を聞き、きちんとアドバイスをした
ほんと寝りゃ良かったのにね。「今話したいんだろうなぁ…じゃあ今聞いてあげないと」とか思ってたからこうなるんやで自分
Oちゃんは、「ありがとう。○○に話したら何でも解決する。本当にありがとう」と言って、結局Sちゃんとはお別れをするという結論に至ったらしい
まぁSちゃんとOちゃんから同時に別れる!別れない!別れる別れない!の話を連日聞かされていたし、今回ばかりはこの子も懲りただろう…と思ったので、これでようやく終わった…と私は安心して眠りについた
その時刻はもう夜明けだった
翌日、眠りはしたものの、全然十分じゃなかった私のコンディションは酷いものだった
しかし頑張った
そりゃネット上の友達もかけがえのないものだが、リアルだって大事なのだ。
だが、その後私に送られてきたLINEは
「やっぱりヨリを戻すことにした」
というものだった
そこで、堪忍袋の緒が切れた
ハ?私はあれだけ睡眠時間を削って話を一から十まで聞いてお互いが相談したり愚痴ったりしてることを悟らせないように上手く立ち回って、しかしどちらかの味方は良くないからそれも考慮しつつその結論に共に至ったというのに、コイツらはまたこうなったのか?そしてまた今後も私はコレに振り回されるのか?
降り積もった我慢が遂に崩れたのだ
こうなると、私は最早怒りを抑えたり相手を許したりするタイプではないと、自分でも分かっていた
Oちゃんからは謝罪が来た。まぁ怒ったからな私。けど許す気も無かったし、また仲直りした所で同じことが起きるのは明白だった
もう嫌だ
結果的に、私は全てのことをTL上でバラして、そのジャンルから姿を消した
文字通り、全部ブチ壊して
簡単に言うと、LINEの内容全部バラして言いたいこと全部言って一方的に消えた。そんな感じ
そのジャンルから離れる時って、まぁキャラに飽きるってこともあるんだろうけど、私の場合は人間関係が多かったかもしれない
そこにある人間関係が嫌になって、全部ブチ壊して去ってしまうのだ。その時は自分に悪い所などは無いと思っていたけれど、今となってはなんてTL上の方々にご迷惑をお掛けしてしまったのだろうかと自責の念に駆られている
それでも、本当に頭に来ていた。とにかく何か仕返しをしてやりたかった、相手の迷惑な行動を晒し上げてやりたかった。大人気ないと今でも思います。ごめんなさい。
けれどコレに関しては私も我慢の限界だった。ので、謝る気は今も無い
Sちゃんとは、またどこかで会えたらいいねと、若干お互い気まずいまま別れた
Nちゃんとは
正直なところ、あんまり覚えてないんだよね。どうやって別れたっけ
そんで、思いの外アッサリ、いいよって言われたのも
その時、私は本当に、この子と私の好きは最初から最後まで別だったことを実感した
引き止めてほしかったのか?行かないでと、一人にしないでほしいと言われたかったのか、どうなのか私には分からないけど
ただただ、寂しい気持ちが残った
私は彼女が居なければ当時生きていけないくらい、彼女が好きだったけれど
多分、彼女はそうではなかった
私が居なくたって、きっと私じゃなくたって、誰かが一緒に居てくれるのだろう
それを最後に痛感しながら、私はそのジャンルから卒業したのであった
とは言っても、腐女子から卒業できるわけも無いので()相変わらず別ジャンルで元気に腐女子をやっているよ
もうあれから何年も経ってしまったし、あの時の自分について落ち着いて振り返ることも出来るぐらいにはなった
好きの感覚がわからないとは言ったものの、恐らくこれは恋と呼べるものだったのではないかと、今更ながらに思う
あれからジャンルを移行しても仲良しの人を作るのが怖くて、意識的に人を避けていた。フォロワーさんは居るけど、絶対に大事な人は作らないように心がけた。またNちゃんの二の舞になってしまっては自分が困るからである
けどまぁ、続けていればそれなりに付き合いの長い人も出てくるわけで。特定の仲良しさんを作らない!という私の決意は時間と共にどこかへと行ってしまったわけなんですけど
でもそれのおかげで、Nちゃんに向けてた想いを改めて考えることができました
私には現在、お互い別ジャンルをやってるけどめちゃくちゃ仲が良いっていうフォロワーさんが数人居ます。単純な仲良し度で言えばNちゃんと多分変わらない。
でもね、当時彼女に感じていた凄まじい独占欲や愛情はその人達には全然向けてないし、ましてや『そういう関係』になりたいと思ったことなんて一度も無いのよ
だから、ああやっぱりあれはそういう事だったのか、と。
けど今ではその気持ちも薄れてるし、なんといっても昔のことなので、全ては推測でしかない。だから、恋してたのかも、というレベルに留めておこうと思う
私が彼女に今思うことはただ一つ
あの時はありがとうね。今はもう私のことなんて忘れてるかもしれないけど、それでも良いんだよ。幸せになってね。ということだけです。
以上、ここまで読んでくれてありがとうございました。当時のことを振り返りながら書けて楽しかったです。
今じゃネット恋愛もそんなに珍しくないけど、当時は、というかその時の私は自分の感情を本当にアブノーマルだと思って否定し続けていました。今ならまだもうちょっと落ち着いて受け止めることができる…かもしれない
ずーっと自分語りで申し訳ないと思ってます。でもスッキリしたよ。
それでは、閲覧ありがとうございました。
セリーナが表彰式でスピーチをしてブーイングを鎮めたから素晴らしいって?
そもそもてめぇの異常な抗議で会場中を巻き込んだ上に、大会運営委員はセリーナが勝てなくて残念とか言ってんだぞ。
アメリカは良い国だって擁護したいからってあれは擁護できねぇよ。
新チャンピオン誕生の場でずっとセリーナ優先してブーイングし続けてる時点でクソ過ぎる。
擁護してる奴滅茶苦茶少数派だぞ。
アメリカ擁護 or 左派の癖してうさんくせぇアメリカンナショナリストに餌与えんなよ。
あと前から思ってたけど、最近の「一部の人間の行為を日本人全体に拡大する手法」にはうんざりする。
もちろん日本に純血主義者や差別主義者がたくさんいるのはわかるが、皆が賞賛してる中で必死に一部の差別的ツイートを拾ってきて、日本は差別主義者の糞野郎とかあげつらうののどこが差別に対する対抗なんだよ。
4chanのクソレス拾ってきて「アメリカ人は史上最強のレイシストの糞野郎」って言ってるのと同義じゃねぇか。
黒人は犯罪者ばかり、朝鮮人は犯罪者ばかりとか言ってるのと何が違うのか。
血統主義、出生地主義、挙句の果てには、日本語が上手くできてるかどうかで決める言語主義、精神が日本人かどうかで決めるというわけのわからない精神主義まで出てくるコンセンサスの無さ。
全員お互いに差別主義者と罵り合ってる。
もう、うんざり。
anond:20180905112138 anond:20180905112647 anond:20180905113328 anond:20180905113414 anond:20180905114121 anond:20180905115321 anond:20180905121312 anond:20180905121222 anond:20180905122145 anond:20180905122320
増田ではもうやった?
自称左巻きであり、自称マイノリティという巨悪()と戦う増田は
『男が痴漢になる理由』って本について語り合ったか?
https://www.huffingtonpost.jp/2017/10/18/sexual-molester_a_23248308/
「自分自身がストレスフルだったり自暴自棄になっているとき、自分よりも弱い者を性暴力で支配したりいじめたりすることで自らの優位性を確認するという『痴漢パーソナリティ』」
――そもそも、痴漢加害者のリアルな実態はどのようなものなのでしょう。
私たちのクリニックで調査した痴漢加害者のパーソナリティは、最終学歴が「四大卒」の「会社員」ほぼ半数を占めています。さらには結婚していて子どもがいる、娘の父親である加害者もいます。
そうです。見た目が色黒で筋肉質で暴力的な性犯罪者はほとんど見かけません。どちらかというと色白で細身で、話し声も小さいような、なよっとしたタイプの男性が多い。
これは痴漢だけではなく、強姦の加害者も同じです。私は強姦加害者との面会するため拘置所に行くことが多いのですが、事前に調書で読んだ加害者のイメージと、目の前に座っている本人がとても同一人物には思えないことが多いですね。犯罪行為と見た目の印象が、どう考えても乖離している。
いいえ、痴漢を突き動かしているのは性欲だけではありません。以前、200名を超える加害者に聞き取り調査を行ったところ、過半数が「痴漢の行為中に勃起していない」と回答しています。
また、対象行為直後に駅のトイレなどで射精するタイプは少数です。つまり性的欲求を満たす目的で行為に及んでいるわけではないと分析できます。
夫婦間でセックスがあるにも関わらず、常習的に痴漢行為をしていた妻帯者もいます。セックスレスも痴漢行為と相関関係はありません。
――性欲解消ではない。じゃあ一体、何のために......。
「そんなことをするのか?」という話になりますよね。
多数の痴漢加害者にヒアリングを重ねて導き出された答えは、痴漢行為は彼らにとって「ストレスへの対処法」であるということです。スポーツで汗を流したり、趣味に没頭したりするのと同じ感覚で、彼らは痴漢行為で自身のこころを安定させているんです。
そうです。加害者のヒアリングで浮かび上がってきたのが、「自分より弱い存在を支配したい」「征服したい」「じわじわいじめることで優越感を味わいたい」という声でした。
「釣り」に例える人もいましたね。「今日はいい獲物が釣れた」というギャンブル性やレジャー感がある、と。痴漢同士が情報交換したり成功体験を自慢し合ったりする掲示板サイトがあるのですが、そこに書き込んで評価されることで、間接的な報酬効果となり問題行動が強化されていたというケースもありました。
酒鬼薔薇王国は終わった。くそ餓鬼はもともと晒し首になっていたのだけれど、どんどん新しいコンテンツが生まれている。酒鬼薔薇王国で検索するとさまざまな文章が出てくる。今回はその一端を紹介したい。
持田は柊を殺したあと頭を撫でてみたいと思った。首を斬るのには飽きた。柊はくそ餓鬼が何を言っても大暴れし続け、アクセス禁止を喰らったあとも場外乱闘を続けた。その脳を、力づくでこの手に入れたかった。手に入れたあとはずっと撫でているだけで良いと思った。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886905823/episodes/1177354054886905835
「持田」とは酒鬼薔薇の名前である。もともとは女性セブンという週刊誌が報じた仮名だ。柊龍士郎は元少年Aの呼び名として持田が良いのではないかと提案していた。
次は元少年Aのもとを訪問したくそ餓鬼が柊龍士郎に捕まるというもの。
「酒鬼薔薇聖斗という方がお見えになっています。」よろこんでロビーに降りていくと、柊龍士郎がいた。スーツ姿にサングラスをかけた男が数人うしろにいた。「はいはい。最後のツメが甘かったですね。元少年Aは僕と相思相愛なのですよ。」サングラスをかけた男たちは、くそ餓鬼の腕をつかんでホテルの外に連れ出し、車のなかに押し込んだ。その後、くそ餓鬼の姿をみた者はいない。
https://ncode.syosetu.com/n9819ex/
くそ餓鬼と柊の化かし合い(バカ試合)を描いた話である。これまで柊はこうしたコンテンツを王国に投下してきた。しかし王国を潰すためにあらゆる場所を使うようになった。掲示板のみにふんぞりかえっているくそ餓鬼はいずれ天誅が下るだろう。