はてなキーワード: 兆候とは
害があるかは別として、自分をモデルにしたリョナ創作って、当然赤ちゃんもごにょごにょなわけだし、ある種の自傷行為だとは思うので旦那さんが心配するのも当然じゃないのかな。
わざわざ旦那さんが「自室にはいってタブレットを漁った」というのも、何か兆候のようなものがあっての行動だったんじゃないだろうか。(それにしても勝手に探ったのは酷いことだとは思うけど)
もともと増田にそういうMっ気があったならともかく、妊娠以降にそれを始めたのなら、配偶者の目からするとちょっと心配にもなるよ。
男は妊娠体験できないし、ましてや夫婦の最初の子だしで余計に不安になったんじゃないの。
増田自身も妊娠したらホルモンバランスが変わると書いてるように、気づいていないだけで以前と態度が少し変わったりしていて、旦那さんはそれに戸惑っていたのかもしれない。
まず転売は基本的に違法ではない。基本的に消費者にわたった資産について
ただし古物商許可証については元々盗品販売の予防のために作られた仕組みである。
転売屋は安価すぎる商品を適正価格にしたり、小売店の在庫を適正処理することができる点については
間違いなく詭弁だ。本来手に入るべき価格で消費者に渡らない問題はすなわち災害時の水価格を
不当に吊り上げる行為に等しい行為である。ましてやそこに買い占めも含まれているとあれば、
つまるところ転売屋は本来の流通システムを破壊し信頼性を棄損する行為に他ならない。
転売屋の最大の罪は消費者保護を完全に無視することだ。一番の問題はリコールである。
リコール情報は特に生命や財産を棄損しかねない商品欠陥もはらんでおり、一般小売店は
しかし、転売屋にはそんなことは存在しないし、する仕組みも存在しない。
ヤフーオークションやメルカリに消費者庁へのホームページリンクを張らせてリコール商品であるかを
確認するくらいは当然しなければいけないだろうがそれも難しいだろう。
リコール商品対象は特定商品の一部ロットである場合もあるからだ。
また、転売屋から購入したことで、アフターサポート動線が破壊される。
たとえば家電量販店が転売起点の場合、家電量販店での仕入れが保証起点になるために発生する。
仕入れタイミングを一般消費者が把握することは不可能であり、消費者は購入時になにも
アフターサポートを受けることが出来ない商品を掴まされることになる。これを新古品リスクと呼称する。
従って、一般のリサイクル販売店ではリサイクル販売店独自の保証を設け、数か月から半年程度の
この点を理解したうえで、転売屋に商品を販売してしまうような店舗の罪は大きい。
高島屋のケースでもそうだが、券を自分に集めた段階でルール違反であり、商品を販売しない流れもあった。
また、輸出禁止にする必要もあったと思われる。これは転売禁止ではなくその国では禁止薬物を
使用しているケースがあるためだ。
転売屋に販売することは一般消費者の迷惑にもなり、マーケティングの分野でもセール品が特定個人に
買い占められるなど問題も多い。結果として、安売りセールは集客の効果を全く生み出さなくなる。
次いで消費も発生しなくなるため、結果的に販売店の信頼をも棄損する。
転売屋を放置する店舗では基本的に、広告イベントを打っても効果が得られない事態も発生している。
これは家電量販店で顕著となっている。
つまるところ転売屋は販売店でせき止めないといけない問題なのだ。
もちろん販売店の中でも転売屋対策を始めている店舗も存在している。たとえばポイントカード制がそうだ。
ポイント会員のみの販売とし、転売の兆候を見つけた場合において販売をボイコットする形式である。
インターネットやオークションサイトの普及により、転売チャネルが増加した結果このような問題が
2019年4月6日(土)に旧DMM(現FANZA)がエロ漫画読み放題サービスを開始すると発表した。
その数日前の2019年4月2日(火)頃、著名な海賊版エロ漫画ビューアサイトのdropbooks(別名:xbooks、dlbooks等)が接続不能になるという出来事が起きた。現在はアクセスしようとするとポルノサイトリンク集につながる状態。いつもならしばらくして別ドメインで復活ということになるが、そうした兆候もない。
昨日(4月2日)の夜頃からDLBOOKSというサイトに接続できなくなってしまいま... - Yahoo!知恵袋
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11205867006
今までは単に運営者が飽きるか資金不足かになって閉鎖したように思っていたが、そうではなくて漫画村閉鎖などと同じようにかなり大きな権利者側の動きがあって閉鎖されたのだと思うようになった。
dropbooks閉鎖のタイミングで旧DMMによるエロ漫画読み放題サービス開始のニュース。dropbooks閉鎖するために旧DMMが弱小エロ漫画出版社をまとめあげていろいろ動いたんだなぁと読み取れる。
追記を読んだ。
ってなんだよ。なんで困るんだ? そこは喜ぶところだろ。「チャンスだ!」と捉えるべき。
向こうはさぁ、「辛い時に聞きたくなるのはあいつの声だ。やっぱり自分にはあいつが必要なんだ..」とか思い始めてるってゆう兆候なんじゃないの? ここはしっかりと共感を示して彼女のハートをグッとつかめよ。(グッとじゃなくてジワジワでもいいよ)
で、好きだという気持ちは、言葉の行間や視線で示せばいいんであって、「告白」なんてしない方がいい。(中学生じゃないんだからさ)
この世には2種類の人間がいる。やらかす人間とやらかさない人間である。私は後者の人間だ。やらかす人間とは、目があてられないほどに不器用で要領が悪く、他人からはどうすればそうなるの?と首をひねられ、挙げ句の果てには、ほとほとあきれられしまう状況にまでもっていくことのできる、悪い意味ですごい人間のことである。実際、私がやらかしたことに対して「逆にすごい」と評されたことが少なくない。
私がやらかす側の人間だという兆候はかなり前から現れていたように思える。学校生活では肝心な時に忘れ物が多かったり、時間割をよく間違えたりとか今思うと瑣末なやからしにすぎないのだが、たしかに他の人々と比較するとその分野では頭一つ抜けていた印象はあった。しかし、友達同士だったりクラスメイトといった内輪では笑って済まされるような場面が多かったので、そこまで私のやらかしは前景化しなかった。
その時から、やらかして笑いをとるスタイルを自分のものにしていた。図らずとも、私の最も得意とする笑いの取り方のひとつになってしまっていた。やらかしを笑いに昇華するという、ある種の荒業をやってのけるのは容易なことではない。今思うと、私がやらかしても、クラスメイトからはまぁあいつならそれくらいするよね、みたいな私なら許容される雰囲気が漂っていたし、それによってクスクス笑いが起きて場が和むという悪くない効果を上げていた気がしないでもない。私のやらかしは、周囲の諦観とも呼ぶべき雰囲気と嘲笑によって覆い隠されていたのだ。そういう状況だったもんだから、いじられキャラとしてのポジションを欲しいがままにしていた当時の私にとって、『やらかすこと=おいしい』という笑いの方程式が構築され、頭の片隅にあったことは間違いない。情けないことに、失敗で笑いを誘いその失敗をごまかすというなんとも残念な芸風を図らずとも確立してしまっていたのだ。今思えば、それは私なりの生存戦略だった気がする。やらかす側の人間だった私が生き延びる唯一の方法、それはやらかしによって笑いをとることだった。当時はまだ前景化していなかった私のやらかし指数の高さは自覚こそなかったが、自分の無意識においては既に把握済みだったのかもしれない。私がやらかしても事なきを得る環境をでっちあげようがために、私が大なり小なり失敗を犯しても笑ってもらえるような人間になるように、私の無意識が普段の言動や立ち回りを決定していた気がしてならない。
私がやらかす側の人間なんだと、いよいよ本格的に意識するようになったのは、大学生になってアルバイトを始めた時からだった。バイト先では、数々のやらかしをしてしまった。恥ずかしくて惨めな気持ちになるのでここではあんまり書きたくないのだが、例えばコンビニでバイトしているときは、釣り銭間違いなんか日常茶飯事だったし、作業のやり方は、5-6回教えてもらわないと絶対覚えられなかった。どんなに簡単な作業でも1回で覚えるのは不可能であった。ピ◯ーラ でバイトした時もコンビニ同様釣り銭間違いがひどく、もうなんで自分はこんなダメ人間なんだと自責の念にほぼ毎日襲われていた。やらかしても内輪では笑いで済まされるが、仕事だとそうはいかない。社会という荒野に一歩でも出ると、どんな小さな失敗でも許されないのだ。現在は、そういう事情もあってバイト恐怖症に罹患してしまい、バイトを探すこと自体は好きなので毎日かかさないのだが、またやらかしてしまうのではないかと私が犯した数々のやらかしがふと頭をよぎると、とたんに怖くなって申し込むのには二の足を踏んでしまう始末である。私にとって、なにかをやらかすことは前未来的に決定されている、避けられない宿痾みたいなものなのだ。バイトでもこんな体たらくなんだから、社会人としてはやっていけそうにないだろうと悲観している。
転職活動でストレスが溜まっているので備忘録、愚痴吐きとして。
* 言うまでもなくクソなので行く価値なし。
* 見分け方はみんな知ってるだろうし割愛する。まあ勤務地は東京23区内とか書いてあったら香ばしいですよね?鼻腔に入ってこないで欲しいよな。
* 「多彩な案件を経験」したければ派遣免許取ってちゃんとやってる会社に行きます。違法スレスレの人材屋を選ぶメリットあるか?
* こういうクソを紹介してくる無能な転職エージェントは生まれてきたことを後悔するほど苦しんでから死んで欲しいものである。SESには興味ないって言っただろうクソが。
* ただ連中は節操なく人を採りまくるので、万が一の滑り止めとして一応受けておく選択肢はある。もちろんその際は次の次の転職先を探す必要があるので本当に最終手段である。
* 判断に迷うのは受託や自社開発とSES両方やってるパターン。SESという後ろ暗い商売で儲けていることに罪悪感を感じていて、真っ当な道に進みたいと思っているのかもしれない。人売り人材屋にしては比較的良心的な可能性はある。少なくとも首までどっぷり商流に漬かってるクズよりはマシである可能性が微粒子レベルで存在している。黒いSESか灰色のSESかを面接などで見極めるのも場合によってはアリ。
* でもやっぱ関わりたくないよな。SES企業の営業は前世でどんな罪を犯したんだろう。あんな仕事をして生き恥を晒しってるってことはよっぽどの大罪だと思うんだけど。
* これマジ?2019年にもなってそんなWebサイトで大丈夫?客来るの?という企業はたまにいる。社長の頭にウジでも湧いてんのかな。
* 感性が10年くらい前で止まってる。まだ人生半ばなのにもう死体みたいな顔してるジジイしかいないか、自分のところのWebサイトすらメンテできないほど余裕がないか、それか経営陣が自社サイトの重要性を理解していないアホなのか。なんにせよ地雷。
* 「今風にしようとしてるけどダサい」というパターンもある。Web系の企業じゃなければまあ仕方ない面もあるが、もしWeb系の企業ならデザインセンスがないというのはわりと痛い。デザインセンス無いくせにWebデザインの受託とかやってるならもう本物のアホだ。人に売る前にまず自前のクソみたいなWebサイトをどうにかしろ。私たちは楽天市場をデザインした間抜け野郎の親戚です、なんてアピールしてどうすんだよ客来ねえぞ。
* そもそも企業のイメージや信頼に直結するWebサイトがちゃんとしてない時点で色々アレな企業なのでは、という疑念が湧く。
* また、ちゃんと今風で問題のないデザインだけどダサいと感じる場合もある。これはこれでその企業の文化とあなたの感性が合わない可能性が高い。どっちにしても避けたほうが良い。
* 一度しか見たことないけど、その昔モバイルで表示が崩れるWeb制作会社がおったのじゃ…。
* デザインの方は「感性が合わないだけ」という逃げ道があったがはっきり言ってこっちは救いがない。技術屋が技術力のなさを晒したらもうおしまいでしょう。
* バカを見てると頭が痛くなるんだよ勘弁してくれ。
* みなし残業自体の是非は判断が分かれるところだが、とりあえずここでは少なければOKとしたい。そうしないと選択肢が大きく減ることになるからだ。
* といってもみなし残業なんてやってないに越したことはない。こんなのは給与を額面だけ高く見せつつ人件費を抑えたいセコいやつらのやることだ。その企業が儲かっていないか、あるいは社員から1円でも搾り取ろうとしている証拠である。
* 個人的には20時間とか30時間ならまあ仕方なし、40時間を越えると黄色信号、と判断している。この辺の基準は人によって変わるだろう。
* 過去に「60時間分の固定残業費を含む」とか書いてる間抜け野郎がいた。新卒の初任給22万は残業代を引くとほぼ最低賃金である。スタバでバイトでもしていたほうが時間あたりの給与は上なのだ。アホか、と思い僕はそっとタブを閉じた。
* こういうクソの山を紹介してくる転職エージェントはぜひ生まれてきたことを後悔するほど苦しんでから死んで欲しいものである。
* 起業なんて所詮は金儲けの手段。やってることはただの技術屋。だとしても、なんやかんやで思想というのは重要だ。企業は生き物なのだから。
* 果たして思想もセンスも持ち合わせていない経営者に人が付いていくだろうか?教養のない実務家が求心力を持ち得るか?答えはノーだ。
* この辺は人によって考え方は変わるかもしれない。少なくとも筆者は避けます。人はパンのみで生きるにあらず、というあの古い言葉を信じているからです。
* 意識高く見せようとしているけど薄っぺらさを隠せてない企業は多い。学のない経営者ってのは悲惨なもんですね。労働法も経営者は守ってくれないしな。
* こういう間抜け野郎に騙されないためにも人には教養というやつが必要なのだ。
* Webサイトに代表挨拶とかありますよね、そこに経営者の顔写真が載ってるやつ、よくありますよね。そいつの顔をよく見てみましょう。うわぁこいつキモいなとか、うわぁこいつ悪そうだなとか思ったらやめといた方が良い。人を顔で判断してはならない、なんてのは綺麗事である。
* 人柄は顔に出るんだ。だからおまえに備わった直感という名の経験知を信じろ。
* 魅力のない人間には魅力のない人間しか集まって来ない。だから経営者に魅力のない企業は社員にも魅力がない可能性が高い。高いエロティック・キャピタルを持った人間は相応の場所に行くものである。
* ああいう経営者ってアホづら晒して恥ずかしくないのかな。自分だったらもう街歩けなくなると思うんだけど。まあ経営者って人種は恥知らずだからな。
* もちろんこれは顔が良いか悪いかというような話ではない。顔に滲み出る人柄の話である。
* 体は食べたもので出来ている。しかし顔を形作るのはその人間の魂の総体なのだ。
* 顧客が第一ということはつまりそう、分かりますよね。従業員は二の次なのです。
* まあ、ありがちな売り文句ではあるのでこの文言があったら即黒、というほどのもんではないと思う。見極めよう。
* ただ、こんなことを書いてしまう企業にセンスがないことに変わりはない。この言葉が優秀な求職者を遠ざけるマジックワードであることに気付いていないのだから。まあ採用担当が間抜け野郎なだけかもしれないし多少はね?
* 顧客第一と言うのなら、では貴社にとって株主は何番目なんですか?などという質問をして採用担当を困らせるのはやめよう。
* でも気になるよな。こういうこと言ってる企業にとって株主って何番目なんだろう。株主を差し置いて顧客第一とはけしからん!とか怒られたりしないのかな。
* 正直これ重要だと思うんだけどなんでこんな下の方に来たんだ。
* 上で書いた兆候からある程度探れるもんだとは思う。Webサイトのデザインがあからさまに古かったりしたら使ってる技術も古い可能性が高いよな。URLが「〜〜〜top.php」だったりしたらヤバそうだよな。
* その企業が自社でWebサービス展開してるなら一度は見ておこう。デザインやUI、URLパラーメタなどから読み取れる情報は多い。
* まあどの程度これが問題になるかは人によるか。個人的にはこういうのは大嫌いです。
* 人売りSESじゃなかったとしてSIerと関わってるならやめた方がいい。SIerなんてろくなもんじゃない。奴らと仕事をするくらいならいま話題のマナー講師にでもなった方がまだマシだね。
* まあ本当に大手企業と直で取引してるなら良いと思う。見極めるべきか。取引先以外にアピールポイントがない感じだとアレだけど。
* エンジニアにとっては取引先なんかよりも、自社内にどんな開発環境があるか、どんな仕事ができるか、技術力を磨けるか、ってところの方が重要じゃないですかね?人によるかな?どうなんだろう。
* 即アウト、というほどのもんではないけど、まあセンスないよね
* アイコンはともかく、画像があからさまにフリー素材ってのは期待値を下げる要因になりはしても上げる要因にはなり得ない。
* でかでかと貼られたぱくたその写真素材は、「弊社は自前で素材を用意することもできなければ有料の素材を買う金銭的余裕もございません」と高らかに宣言している。
* ぱくたそ自体は良いサービスです。こんなクソ記事で名前出しちゃってゴメンな。
* なんの罪もない労働者に生き恥を晒させるクズだと思うんだけど、どうなんでしょうね。人によるのかな?
* そこそこのブランドがある企業ならともかく、無名の零細企業に自分の顔写真が晒されるとかCIAが開発した新手の拷問手法か何かか?
* この新しい拷問は、クソみたいなサイトデザインと合わさることでより強い効力を発揮することが知られている。
* 明確な地雷の兆候が見えない会社なのにこう感じるのだとしたら、それは「合わない」ということだ
* こういう嗅覚は案外バカにならない。あなたは識閾下で何かしら良からぬものがあると感じているのに、ただそれを言語化できていないのだ。
* 仮にこれが勘違いだとしても働きたいと思えない会社に面接行くのしんどいしね。
以上。
あーすっきりした。
ここおかしいだろとか、なんでこれがないの?とかあったら突っ込んでください。今後の転職活動の参考にします。後半雑になったのは自覚してる。
体調がわるい。2016年の春くらいから、かれこれ3年近くわるい。ちょっといいと、ちょっとわるいの間をずっと行き来している。
「こいつが犯人です!」って言えれば、少しは気も晴れるのかもしれないけど、残念ながら犯人を捕まえることはできない。そして犯人が捕まって、裁判にかけて、罪が確定して、償ってもらえばいいのかというと、たぶんそういうものでもない。
引っ越しした翌日からすぐ働いてみたり、満員電車に揺られてみたり、半年くらいの間に性質の違う仕事を3つくらいしてみたり、仕事後とか休みの日に勉強会とかに出てみたり、結婚式をしてみたり(それに付帯するこまごまとしたものが降ってきたり)、親戚が倍になってみたり、自分の体によくないことが起きてみたり、家人が望まぬ昇進をしてみたり、実家と義実家の狭間でゆれてみたり。
覚えてるだけでこのくらい。これが3月から10月くらいの間に起こったこと。普通だと思えば普通だと思うし、まあなんか忙しそうだなと思えば忙しいのかもしれない。このぐらいのことは世の中の社会人はみんなやってることだろうし、子どもがいる人なんかは、この比じゃないとも思う。
まず、自覚がないうちに、じわじわやる気が出なくなっていった。楽しかったはずの買い物がつまらなくなった。テレビも見なくなったし、本も読めなくなった。もともとインドアではあったけど、ますます外に出たくなくなった。
そして体調もじわじわ崩れていった。ケータイが見れないほどの頭痛とめまいがとまらなくなった。どんなに疲れていても寝られなくなった。ごはんが食べたくなくなった。
そんな状態で満足に(主に時間的な問題)仕事ができるわけもない。これはちょっと周りの人(特に同僚)によろしくないと思って、仕事を少し休ませてもらった。少し休んだらよくなった。だから仕事に復帰させてもらった。ちゃんと仕事ができてた場所に戻ることも許してもらった。超至れり尽くせりだったと思う。
徐行運転で再スタートした。けど、ちょっとしたらまた体調を崩すようになった。仕事も環境も、調子がよかったころに戻ったはずなのに、それだけじゃダメだった。
やっぱり犯人はわからなかった。ていうか本当に犯人はいるのかなー。いないような気もするんだよなー。
そんな感じで、いつ訪れるかわからない体調不良と馴れ合いながらはや3年。うまく付き合いたくなどない。さっさと別れたい。
周りの人には本当に悪いと思っている。もうそれしかない。ごめんなさい。それでも、仕事を辞めて家にいることが苦しいことだと、私は知ってしまった。だからもう少し馴れ合いながらがんばりたいとか思ってしまっている。残念なことに、私は仕事が好きなのだ。
これだけは言っておきたいけど、この犯人に目を付けられると長い間つきまとわれるから、目を付けられないようにしてほしい。きっと何かしら兆候は出てるはずだから、自意識過剰だなんて思わずに、遠慮なくやばいと思ってほしい。そしてマジでやばそうになる前に、なりふりかまわず逃げてほしい。そして「おまわりさん、こっちです!」って、声を大にして言ってほしい。
「辞める? それまた突然、なしてぇ?」
ダマスカスはいつも従業員たちに気を配っていて、母たちの働きぶりも知っている。
辞めるような兆候はないと思っていた。
「ということは、何か不幸なことでも……あいや、こういうのこっちから聞くのダメか」
「いえ、お気遣いありがとうございます。何か大きな理由があるってわけじゃくて……色々細かいことが積み重なった感じで」
「そっかぁ、それだと解決しようがないなあ。今までお疲れ様でしたってことで。あ、今週分の金はすぐ送りますよって」
こうして二人は『256』のもとを去った。
元同僚たちとの交友関係は今でも続いており、おかげで充実した余暇を過ごせているから、だとか。
ここからは余談だ。
あれからしばらく経った後、俺がタケモトさんから聞いた話である。
「どうやら『256』は、一昔前にあった大手の会社が解体後、残った者たちで起業して出来たようだ」
なるほど、元手はその時点であったってことか。
「では、どうやって儲けを出しているんでしょう」
「そりゃあ、顧客だよ」
『256』は独自の技術で作られた自社製品を多方面に、かなりの高値で売りつけていた。
「顧客を差別しない」といいつつテロリストに売ったり、軍事利用されることも容認しているらしい。
それを聞いて、俺はあることを思い出した。
「包丁で刺された人間がいたら、それは包丁で刺した人間の問題。包丁を作った人間のせいにしてはいけない」
とある刺傷事件に対して、『256』代表取締役が出したコメントだ。
その事件は『256』とは何の関係もなく、コメント自体も理屈は通っている。
だが『256』の実情を知った後だと、何ともいえない嫌悪感を覚えた。
ブラック企業がブラックなのは、端的に言ってしまえば労働者を搾取しているからだ。
搾取で成り立つ経営は下の下だが、それでもやりたがる経営者は後を絶たない。
『256』はその搾取する対象を、労働者以外にしただけだったんだ。
「そういえばタケモトさん。気になっていたんですが、あの時なんで『256』はキナ臭いって母に言ったんです? あの時点では『256』についてロクに知らなかったんでしょう?」
「とどのつまりは勘だが……強いて言えば、そのセンセイって人と同じ考えだ。とても普遍的な理由だよ」
「普遍的?」
「例えばファストフード店は不健康を蔓延させる。そして不健康な労働者が増える。病院に行く人も増える。医者が忙しくなり、病院の労働環境はより酷くなる」
「うーん……何の例えです?」
去年急死した、職場の同僚の話。
それも死体に鞭打つ系。
大晦日に書く話じゃないけど、まあ増田だからいいやみたいな感じで。
そいつは仕事できないというか、誰がどう見てもADHDだった。
とにかく短期記憶が致命的に機能していなくて、それこそ「物を閉まったが最後、本人の努力では永久に見つからない」レベル。
だから本人的に紛失したくないもので、机が散らかりまくっていた。
業務に慣れてくるとそれ以外が完全にだらしなくなる。それこそ寝癖を直してこないとか、靴を履き替え忘れるとか、お子様以下のレベル。
その業務についても「何をどこまで仕掛っているか」を高確率で忘れる。
だから上司が新しい仕事を用意しては3ヶ月と保たずに破綻し社内ニート化、というパターンを最期まで繰り返していた。
でも本人は根っこのところで「会社が悪い、俺に合う仕事を持ってこない上に、フォローを一切しない会社が悪い」と思っていた。
一方会社は「お前、クビにならないだけいいと思えよ。もちろん昇給は半永久的にナシな」という感じ。
つまり、双方の認識がすり合わせ不可能なレベルで食い違っていることに、本人は全く気づいていなかったと。
そりゃ自身のタスク管理なんて他の誰かが肩代わりするものじゃない。どんな障害があろうが、絶対に本人がやらなきゃいけないものだ。
そんな基本中の基本もできていない御身分で「会社が悪い」はあり得ない主張だろう。
それだけ周りが見えておらず、自分の健康も見えていなかったのか、ストレスで過食に走り、結局はそれが原因で死んだ。
いやもうマジで「認めたら負け」とか思ってる奴は救えないと心底感じさせられた。
しかも、そいつの父親もどうやら似たような経過で10年位前に早死してるんだよなあ。
おまけに、そいつの小学生くらいになる息子も葬式で衝動的に不用意な発言をかますとか、既にADHDの兆候が出てると来ている。
因果は断ち切れないとは、まさにこういうことだろう。