私の身体には確かにそれが起きている。
それを見ると死ぬ直前の祖父の姿が浮かぶ。
痩せこけていく頬、それと反比例するようにたるんで広がっていく腹部。
自分の体を急速に襲い来る外見的変化が確かな老いの兆候であることに安心すら覚える。
寝不足、心理的負荷といった外部からのストレスにより肉体が滅び始めているのではなく、誰にでも訪れるテロメアの限界へと向かっているだけならば。
耐えられる。
まだ私はもう少しだけ耐えられる。
もう少しだけ耐えたら。
シゴトヲヤメタイ
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