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2023-07-20

コミュニティノートの使い方

津田大介あたりが騒いでる。

こんな悪どい使い方ができる=俺ならこう悪用するし、なんなら今までもこう使ってきたのだからヤメロと激昂してるなあ。

他人言葉尻を捉えたり拡大解釈して決めつけて断定口調の批判をしてきたのに自分にそれと同じことをされるとなぜ激昂するんだろうか。

まりに構うのは藪蛇だからやめてくれないか。ほんと迷惑だ。

あいった偶像を崇拝してる層もそれなりのおもちゃからこんなことでヘマされると信者の純度があがっちゃうからヤバいんだよねえ。今ですらキモいレベル信者だらけなのに。ああいのしか残らなくなったら思想的に偏りがですぎちゃうのがなあ。

anond:20230719223301

『その淑女は偶像となる』

ラストが見事な分痛切に感じる。

2023-07-12

死ぬと思って芸能人を叩いていない

話題ニュースを見て、そう思っている自分に気づいた。

偶像としての芸能人を叩くことで溜飲を下げているだけで、相手人間であるという事実意識から欠落しているんだろうな。きっと。

叩いている側の感覚としては、映画ドラマに出てくる嫌いな登場人物に石をぶつけているのとそう変わりなかったんだけどな。

困っちゃうな〜

2023-07-09

結局山上は大失敗しているよね

事を焦り過ぎ、何の恨みも無い安倍元首相テロによって暗殺した結果

完全なる被害者となった安倍首相は「志半ばで倒れた偉大な政治家」として偶像化され

一方そんな彼の行為を腐し愚弄するリベラルフェミニスト評価を「品の無い異常者」にまで貶めた。

実際彼女ら彼らの安倍憎悪は異常で、死してなお憎悪霧散するどころかより強固になりお悔やみの言葉を送る人達にまで

ある事ない事悪口を言い募る浅ましい姿は、まさに鬼畜所業しか言い様が無かった。


そんな彼らが使う「統一教会」「壺」「🏺」というワードは、「ネトウヨ」「性差別」「表自」といった、「党派性が偏った人達が使うレッテル貼り」にまで成り下がった。

最早本当に統一教会危険性を訴えても、一般市民はその行為自体忌避するまでになった。

「あぁ、また頭のおかし党派性人が何か言ってる、怖いから近寄らんとこ」と。


統一教会を論じる事自体が「異常党派性者」と見なされるリスクを、山上は作ってしまった。

これが彼の望んだ結末なのだろうか?

反日カルト宗教はこれ幸いと逃げおおせようとしている。しかしこれは山上自身が作ってしまった世論なのだ

彼のテロ行為無意味どころか逆効果だったとしか言い様が無い。

彼は完全に失敗した、愚かな殺人犯だ。

2023-06-15

anond:20230615025322

カタワ異常独身男性だけど、

月一で体調不良確定とか嫌過ぎる

生存のためにゴキエナと交尾するのも嫌過ぎる

歩いてるだけで襲撃のリスクあるの嫌過ぎる

可愛く生まれたとしても偶像や専業娼婦くらいしかメリットないの嫌過ぎる

2023-06-13

anond:20230613165813

宗教的偶像として崇められたいならそういう場を演出しよう

神社作ってお祀りするとか

2023-06-11

深刻な誤読に対する指摘。でも良い方向に向いていると思います

anond:20230328175901

ヒルティ誤読について指摘したく思います

引用元の筆者(以後あなた)はカール・ヒルティ敬虔キリスト教徒であることを都合よく忘れてしまっている気がします。

あなたの言う通り、カール・ヒルティの『幸福論』1巻の大半はストア主義哲学ベースにした仕事術のような内容です。

それはおそらく、イエスが人々の聞く力に応じて、何事もたとえを用いずには語られなかったから、

それにならったのでしょう。

*マルコによる福音書4の33-34


また、ストア派の考えとキリスト教思想は一部分似通っていて、

キリスト教の基礎付けとして1巻に配置されていると思います

私もあなたのように1冊目を読んだあと、キリスト教ヒルティ思想をより詳しく知りたくなり2巻3巻と読みました。

彼の著作である『眠られぬ夜のために』や、聖書も含めて日ごとに読んでいます

からこそ、あなたの言われたことには、まったくの勘違いがあると言いたいのです。

「死んだら何らかの形で次の人生が続くと考えた方がいいだろう。もし死んで何もなかったとしても、次の人生がある前提で生きる方が楽しく生きられるから、それでもいいのだ」こんな内容のことを言っていた

俺は、もし死んでも次の人生があるんだからと、適当に好きなように生きてきた



この点についてです。

幸福論』にこのような思想は一切ありません。まったく反対の考えになってしまっています

本来ヒルティ思想は以下の様に読み取るべきと私は思います

「現世のためでなく、来世の為にこそ、私は現世で善い人間として生きることを努めよう」

なぜそうなるのか、彼の思想がどう書いてあるのか。

幸福論1-3巻、眠られぬ夜のために、聖書などから抜粋しつつ記します。

キリストイエスが復活したように、

死後に私(達) もまた霊的な復活をし、

自分人格を保持したまま神の国で永続する来世を生きる。

神の国は現世とは違い、完璧に公義と公正の世界である

そして、神の国に入って高い者とされるのは、神に愛されるものである

生前に清かった者、義に篤かった者、憐み深かった者…そのような人達である

から私も、私の愛する神の御前で恥ずかしくない自分になっていたい。

私は現世での朽ちる宝ではなく、永続する神の国での栄光をこそ求める。

現世の国ではなく、神の国国籍を持つことを望む。

から、私は現世においてのあらゆる快楽地位名誉を軽んじ。

親切(愛)と公正を重んじ、勤勉な自己人格を育てよう。

この空しい現世において、そのような決意と実行は難しい…。

しかし、神への信仰があれば可能となる。

神の国を想いかつ行動することで、様々な形で、しかし確かな喜びを感じる。

そうした経験を重ねることが信仰を深くし、やがて神のそば近くにいるという実感に至る。

これが幸福の確かな道である。」

神の国に富を積むとは

あなたも言われている通り、ヒルティ思想キリスト教の教えに根差しています

それなのだから「来世があるから好き勝手に生きよう」となってはいけないのです。

しろ「現世のためでなく、来世の為にこそ、私は現世で善い人間として生きることを努めよう」となるのです。*

まり、現世での富はお金ですが、来世の富は神の御心に適う信仰とそれに伴った行いであると説かれているのです。

ヒルティは現世での善く生きることが、来世への貯蓄のようなものだと言っているのだと思います

*マタイによる福音書6の19-21

「来世がある」という思想にすぐ甘えてしま


ヒルティの言う来世は、確かにキリスト教世界観の来世でありますから

たとえ現世において、貧乏や不遇な状況にあった人でも、誠実で親切(愛)と公正を尊び、

神の戒めを守って生きた人は救われる──。そういうものであって、

神を信じず、好き勝手適当に生きた人が救われる来世ではありません。*

*マタイによる福音書25の1-13

あなたヒルティ思想キリスト教的なものであると知りながら、

理解できないキリスト教部分を誤読して自身に都合よく受け取ってしまったのでしょう。

もちろん、キリスト教徒になれ!ヒルティをもう一度信じろ!と言いたいのではありません。

ただ、彼の思想を誤解したままでは、読まれあなた経験無駄になってしまます

それはあまりに勿体ないような気がするのです。

ヤケになるのではなく、ちゃんとこの人生を生きてやろうと思った



とても良いことだと思います応援します。

最後ヒルティの考えをなぞりながら終えます

「これまでを反省して前に進もうとするあなたの心は正しい方向を向いている。

ひとつづつ実現させようと現実的計画し、試みなさい。

その行いが公義や公正に反しないのであれば、それは地上で人に認められたことだからだ。

しかし注意しておかねばならない。

金を得れば、妻を得れば、なにか夢中になれる娯楽を得れば…と。

そうした偶像に救いがあると期待するのは止めておきなさい。

それを得られない事も、あるいは得て、しかし満足と幸福が得られないことは良くあることだ。

地上の一切は煙のようなものから*

いまからでも遅いということはない。

ただあなたの善い生き方をしようと努め、自発的に行う意思のある仕事を見つけて励みなさい。

そして神を信じられないまでも、神はいないと自分に言わず、神を憎まず、

神を思う心があなたの内から無くなってしまわないようにと祈りなさい。」

*伝道者の書1の2-3、9の11

2023-06-10

カプオタになって原作を楽しめなくなった

とあるソシャゲ二次創作をしている。

はじめはただキャラシナリオが好きでゲームプレイしていたが、ある日特定の二人のキャラクターに関心を持つようになった。シナリオ上ではその二人の関係性がお互いの価値観に影響を及ぼすような書き方をされていて、その二人がどんな会話をするのか、どんな気持ちになるのかもっと知りたくなった。二次創作をする習慣があったので二人をカップリングにした作品を書いてネット投稿するようになった。二次創作をするということはその二人をカップリングとして解釈する機会が特段に増える。あくま妄想だと理解しながらも、自分作品の楽しみ方はそこに焦点を持つようになるので徐々にこの二人を主軸に公式応援するようになった。

当初関心を持ったように、更新されるシナリオでは度々二人の時にしか互いに見せないような表情が描かれたり会話があった。ほかのキャラクターとの間には描かれない特別さがあり、更新が心待ちだった。

しかし、徐々にそうした描写は無くなっていった。

自分応援していた特定の二人をAとBとすると、AとBの間にあったと私が思っていた特別関係性が、BとCの間で描かれるようになってきた。BとCの描写が増え、作中でのAとBの描写は減っていき、描かれたとしても明らかにそれは希薄になっていった。AとBがお互いを気にするような描写もないし、むしろBとCが互いのことをよく理解していたり関心が高い描写の方が濃密になっていった。

私はもとからこの作品が好きだった。特定の組み合わせが好きだったわけではなく偶像劇として作品応援していた。けれどカップリングに後から熱中してしまった。いつのまにか作品の今後の展開よりも、徐々にAとBの関係性がどこまで展開していくのかを期待するようになってしまっていた。そのためBとCの会話を見るのが徐々に辛くなってきた。AとBの間で描かれると思っていた互いの成長が、今はBとCの間で描かれている。シナリオ更新されるたびにBとCの関係が濃密であることをまた思い知らされるんだ…という嫌悪感がある。ネットを見ていると最近濃密に描かれ始めたBとCの関係性に惹かれて新しく作品話題にしている人が多い。逆にAとBを応援していた人たちは徐々に口数が減っていき二次創作ほとんんど更新しなくなっていった。

正直なところAとBが特別関係性で今後新しく描かれない限り、私はもうこの作品応援できないところまできてしまっている。最悪である

カップリングにはまって二次創作をすることは楽しかったし、同じカップリング好きな人交流するのも楽しかった。しかし今はこのカップリングにはまったことで作品純粋に楽しめなくなったことを不甲斐なく思う。

一度特定キャラクター達の関係性に過剰に期待してしまった自分が悪いんだとわかってる。

同じようにAとBが好きな人に話せる感情じゃない。愚痴ったってどうにもならないだろうし。

なのでここに書いた。ここに書いて自分二次創作を止めて作品から離れよう。この気持ちを手放して、カップリングに興味がなくなったらまた作品を追っていこうと思う。

2023-05-30

anond:20230529141423

実感として実在しないキャラクターを信望する方が現実人間を信望するより正しい気がするんだけど少数派なのかな

だってアイドルって偶像だよ、存在する人間偶像扱いしてる方が狂ってるでしょ

しか日本で作られたアイドル文化は多くの場合恋愛感情を含んでいる

キャラクター最初から人間理想妄想を魅力的に描いた概念だもん、理想として掲げるのは自然だし、もとからその役割を持ってる

推し文化に推されて、自分も生身の人間が発するコンテンツちょっとは触れたりしてるけど、どうしても心の底からスターとかアイドル熱狂する人間のことが理解できない

2023-05-18

究極で完璧アイドルって誰のことなの?

アイドルアニメとかゲームって、最早現実アイドル乖離してないかという話。

推しの子でも、アイドルマスターでも、ラブライブでも。

アイドルもの流行りに流行っているし、ドルオタコードである推し」なる言葉一般層にまで普及したことからもそれはわかる。

俺が気になっているのは、トップアイドルって何?という話だ。

例えばルフィ海賊王を目指している。

ロールモデルゴールドロジャーロジャーがやったことをやれば海賊王だと言える。

今の二次元コンテンツアイドルが目指してるトップアイドルって、どういう存在ことなの?

収入が一番多いアイドル大河ドラマに出るとか?

AKB48くらいのころなら、センター

歌と踊りでみんなを魅了する「国民アイドル」って、最早どこにも存在してなくない?

なんとなく山口百恵(書いてる人間20代です念の為)みたいな虚像が未だに受け継がれているような気がする。

偶像アイドルアイコンが、現実にない。

俺たちはトップを目指すアイドル共感しているが、

トップなどというものは、どこにもないのではないだろうか?

ポケモンマスターがなんなのかわからないようなものだ。

そして、トップアイドルが何かもわからないのに、みんなアイドル推している。

目標がないのに目標に向かい努力しているアイドルのものを「推し」ている。

彼女たち、彼らはどこに向かっているんだろう。

2023-05-17

俺が「推しの子」を第一話で見るのをやめた理由と、「アイドル」で露呈したikuraの限界、あるいは「アイドル」という誰にも歌えない歌について

昨日投稿した記事がとてもありがたいことに伸びたので、調子に乗って別の話をしようと思う。軽い気持ちで書いてたらクソ長くなった。

これを読む前に注意してほしいのは

・これはアニメ推しの子」を見た感想だということ(漫画ではない)
ネタバレが含まれること
・全部俺の主観的意見にすぎないこと

だ。

え、「アイドル神曲やん

YOASOBIの「アイドル」を聞いて、これはすごいと思って推しの子を見た。

そして第一話でアイが殺されて「??????」となった。あまりにも納得がいかなかった。それは以下のような理由による。

第一話、そして主題歌アイドル」で提示されたこ作品テーマ性について

偶像としてのIdolを死守する(「嘘が愛」とかアイっていう名前からも推察できるように)というのが最序盤のテーマだったわけで、そこに子供がいるっていう嘘を死守するっていう物語があって、さらにIdolとしてファンを愛してるっていう嘘(本当は誰のことも愛したことがないから)もあるから、その嘘が本当のこと(ファンとほかの人々を心の底から愛することができるようになる)になる、っていうのが大筋のストーリーになるべきだったわけだ。

その重要過程(アイが少しずつ成長していく)が完全にすっ飛ばされたので肩透かしを食らったという感、殺されるところでいきなり愛してるって言っていて、正直第一話だけだとアイに対して人間としての共感が全くできない。

この物語評価されている大きな要因としては、まず推しの子自分がなるっていう第一話のインパクトコメディ性、次にアイが死んでしまうっていうさらに劇的な展開。

これ自体別に悪くないと思うが、やはりアイが本当の愛を知る過程スキップしているので作品としての完成度が低下している。

たぶんその理由として乳幼児だと行動の幅が狭すぎるっていうのがあるのかなーと。簡単に動かせないから話を作りづらいっていうのがあったんだと思う。それをどうにかするのが脚本家仕事ではあるんだけど。でも子役ルートがあるならそういう問題もなくないか

また、アクアルビー父親に関する伏線第一話だけっていうのもつらいポイントではある。

どうしてもそこからストーリー展開が難しくなる。第二話以降の話は割と自由に進めることができるはず(ルビーアイドルを目指すとか、主人公父親を捜すとか)で、その辺の先の読めない感じは面白い

クール目の最後でアイが殺されたりしてたらもっとよかったんじゃないかなーとか思った。

何よりOPが完全にアイの歌なので納得のいかなさがすごかった。

「え!? この感じなのにこの1クールを全部このOPでやるの!?!?!?!?

となってショックのあまりここで見るのをやめてしまった。

次に、YOASOBI「アイドル」について(こっちのほうが喋りたい)

初めてこの曲を聞いた時とんでもない衝撃を受けた。

それは初めてYOASOBIの「夜に駆ける」を聞いた時に感じた衝撃と同じものだった。

まず、「夜に駆ける」が空前絶後のヒットを叩き出した最大の理由について述べようと思う。

もちろんこれは俺の意見であって、完全に正しいということを主張したいわけじゃない。別の意見があればコメント等に書いてほしい。

”この曲が大ヒットしたのは既存音楽流行りを踏襲しつつ、独自の要素を絶妙塩梅ミックスし、絶妙な斬新さを表現することに成功たからだ”と俺は思う。

これがどういう意味もっと分かりやすく言うと

今までの曲と同じようでちょっと違う、なんか斬新な感じがする曲がヒットする

ということだ。「白日」とかがわかりやすいかな?

音楽というのはほぼすべてが感覚で成り立っているので、それを正確に記述することは本当に難しい。

「夜に駆ける」が大ヒットした要素

「夜に駆ける」を語るにはまずコンポーザーのAyaseについて紹介する必要がある。

Ayaseはもともとボーカルとしてバンド活動を行った後、解散したのちいわゆるボカロPになったミュージシャンだ。

ボカロP:Ayaseを象徴する代表曲は「幽霊東京」や「ラストリゾート」が挙げられる。

初めてこの曲を聞いた時の俺の感想は、”よくあるボカロ曲だなあ”というものだった。

正直これらの曲はボカロ曲としては古典的な印象を与えるものだと思う。DTM感が強い、打ち込みで構成されたボカロ曲……という感じだ。

しかしここで重要なのは、実はこれらの曲でAyaseのパーカッションリズムに関する凄まじいセンスが光っており、それが当時のネット音楽トレンドにぴったりとマッチしてある程度の人気を博していたということだ。

Ayaseのリズム感に関する才能には目を見張るものがある、というのは上記の二曲を聞けばたぶんわかってもらえると思う。もちろんこの曲が発表されてから時間が経っているので、当時は真新しくとも今では多少風化しているように感じるかもしれないけど。

「夜に駆ける」においてもそのリズム感が遺憾なく発揮されている。ただ、この曲がそれまでのAyaseの曲と大きく違うのは

・繰り返される転調

ボーカリストikuraの存在

だ。

この二つの要素が、「夜に駆ける」が大ヒットした要因だ。


一つ目の繰り返される転調に関しては「夜に駆ける」を聞けばわかる。最後Cメロのところとか二回くらい転調してる。で、たぶんなんか普通の転調とは違う感じがする。音楽知識がないのでその辺はわからないけど。まずそこの斬新さがある。異論は認める

ボーカリストikuraについて

「夜に駆ける」がヒットした最大の要因だと思う。


個人的に、歌手ikuraの卓越した点は二つ。

ikuraが持つ優れたリズム
自我の顕れない説得力のある歌声


まずikuraが持つリズム感についてはもうとりあえず「夜に駆ける」聞いてみてほしい。歌詞の子音がバスドラとクラップ気持ちよくハマっている。

この文章を書くにあたって今一度「夜に駆ける」を聞いていたら、そのikuraのリズム感の素晴らしさについてちゃんと語りたくなったので細かく述べる。興味ない人は飛ばしてください。

イントロの”沈むように「溶けて」いくように”の「溶けて」のリズム感が良い

・”二人だけの空が広がる夜に”ここのリズム感は全部いい

・その次の打ち込み感のあるピアノめっちゃいい

・”さよなら「だけだった」”の「だけだった」のリズム感が良い

・”その一言で「すべ『て』がわかった」”の『て』が良い

・”日が沈みだした空と君のすが「た」”の「た」のリズムの取り方がマジですごい

Bメロの”いつだってチックタックと「鳴る世界で」”の「鳴る世界で」のリズムの取り方がすごい。

Bメロの”触れることな言葉うるさい声に涙が”ここのリズムは全部すごい

・サビの”騒がしい「日々に」笑えない「きみに」”の「日々に」と「きみに」のリズムの取り方がすごい。

・二番のBメロは正直全部リズムの取り方すごい。”信じてたいのに信じれないことそんなのどうしたってきっと これからだっていくつもあってそのたんび怒って泣いてくの”ここがすごくいい

・その後のピアノソロめっちゃいい。

Cメロの”もういや「だって疲れただって」”の「だって疲れただって」のリズムがすごい。

ここにリズムの優れた曲を作るAyaseとのシナジーがある。偶然にしては出来すぎたユニットである

これが「夜に駆ける」がハマった一つの理由

次の”ikuraが持つ自我の顕れない説得力のある歌声”について

これは説明がとても難しい。

歌手には二種類のタイプがいると俺は思う。それは、

自分のことを歌う歌手

・なんでも歌える歌手

の二種類だ。一見後者の方がなんでも歌えて優れているように思えるかもしれないけど、事態はそんなに単純じゃない。

まず前者について具体例をいくつか挙げようと思う。

自分のことを歌う歌手について

とりあえず例を列挙する。

りりあ「浮気されたけどまだ好きって曲」

米津玄師「アイネクライネ」というか米津玄師はほぼ全部自分の話をしている感じがする。

back number高値花子さん

実はほとんどのバンドマンは自分の話しかしていない。ヨルシカが「八月、某、月明かり」の歌詞で叫んでいるように「心を売り出し」ているのだ。

ちなみにヨルシカは「詩書きとコーヒー」でも「寿命を売るなら残り二年」とか歌っていたりして、そういう自分のことしか歌えないナブナ自身をどこか皮肉めいて表現していたりする。

りりあの「浮気されたけどまだ好きって曲」を聞いてほしい。これ絶対自分の話だろと思って調べてみたけど明言してないっぽい。なら自分の話と考えていいのかな?

この曲は浮気された女の子の心情を歌うにしてはリアリティが高すぎる。

汚れた君は嫌いだ

君を汚したあいつも嫌いだ

この歌詞の下のほう、「君を汚したあいつも嫌いだ」ってそっちにヘイトが向く心情を表現できるのすごくないか? 普通浮気された曲って恋人に対する恨みつらみで話が終わると思っていただけにびっくりした。

こんな風に自分のことを歌う曲は”その人の人生の重み”が自然と声に乗っかるので、ものすごい破壊力がある。

でも、こういう歌手がほかの人の作った歌を歌うと、どことなくちぐはぐな感じになる。なんか違うな~とか、ぐっとこないな~みたいな気持ちになる。

あとこのタイプ歌手一発屋で終わる傾向が多い。劇的な経験がないと歌えないならそうなるのも必然、という感じはする。

なんでも歌える歌手について

ikuraやAdoはこのカテゴリーに分類される。

こういう歌手ボカロ文化の発展で増えたと思われる。

歌い手文化はいろんな人の曲を歌うっていう前提があるわけで、そこでさっき挙げたような自分の歌を歌うタイプ歌手歌い手文化にそぐわない。

自分共感できる曲だけを歌うことでその問題解決してる人もいるっぽいけれど。

なんでも歌える歌手の例を挙げる。

・ikura

Ado

Aimer

・yama

・suis

とかなんか今流行りのアーティストばっかりになった。

ヨルシカはナブナ個人的な、本来だったら本人にしか歌えないような歌をsuisが上手く歌っている感がある。

これらの歌手限界まで自分の色を出さない。でも無個性とは違う。ただひたすらに歌詞にひたむきに向き合って、そこから読み取れる感情をまっすぐに表現している。だから聞く人の心にダイレクトに届いているように思う。

「夜に駆ける」とikuraの関係

YOAOBIのコンセプトは”小説音楽にする”だ。このコンセプトとikuraのどんな曲も歌うことができるという特性は実に親和性が高い。

「夜に駆ける」の元となった小説は「タナトスの誘惑」というものだ。

あらすじをめっちゃざっくりと言うと、死にたがりの彼女を助けた主人公だったが実は彼女死神で、最終的に一緒による闇に飛び降りるという、中二病要素をこれでもかと言うほど詰め合わせたような物語だ。大学生が書いたらしい、笑った。

さて、どれほどこの物語がチープであろうとしても、この歌を実体験として生々しく歌うことができる人はなかなかいない。テーマが重すぎるし、全体的に闇が深いものからだ。

ただ、ikuraは「夜に駆ける」を独自解釈することに成功している。

この作品自体をどことな俯瞰的に見下ろして歌うことによってそれはかなった。過度に主人公ヒロイン感情移入するのではなく、どこか客観的視点から物語淡々と紡ぐように歌う感じ。無機質な――機械的な、ある種ボカロっぽい歌声と、どことな人間の闇を感じさせるPV(このPVもあの原作小説から作ったとは思えないほどクオリティが高い)が悪魔的に融合した。

これが「夜に駆ける」がヒットした二つ目の要因だと思う。

もう一回PV見てるけどやっぱりいいな。

本題のYOASOBI「アイドル」のすごさについて

制限が新たな芸術を生む”的な言論があったりする。「アイドル」が素晴らしい曲であるのにはここに要因がある。

今回の場合

・Ayaseが持つ独自リズム感とベースライン

・最新の曲調(Adoが歌う「踊」に似てるとか指摘されてるね)

・”推しの子”のOP要求される、アイドルソングライクな(コール差しまれるなどの)要素

この三つが程よくミックスされた結果、既存の物にはない斬新さを持った曲としての大ヒット……だと思う。

YOASOBI「アイドル」とボーカルikuraの限界

この話をするにあたって、YOASOBI「アイドル」の歌詞について軽く説明する必要がある。

アイドル」の歌詞原作推しの子」とそのスピンオフ小説の「45510」をもとにしたものだ。

まず「推しの子」のあらすじを一瞬で説明すると

医者主人公のところに推しアイドル(アイ)が妊娠出産のために入院してくる→出産日に主人公が殺される→気づいたらアイの子供に生まれ変わってた→アイドルなので子持ちはまずい→なので必死に嘘で隠す

というものだ。

そしてスピンオフ小説「45510」の主人公は、アイとかつて同じアイドルグループ所属していた女性だ。

アイドル」の歌詞の中での主人公は歌の途中で変わっている。二回目のサビまではスピンオフ小説の「45510」の主人公がこの歌の主人公で、その後はアイ自身の歌に変わる。

1サビまでの歌詞は「45510」の主人公の、アイに対する憧憬を描いたものと思われる。同じグループの中でも抜きんでて人気のあるアイに対する羨望を表現している。

ここの歌詞をikuraは上手く歌えている。

問題はその後だ。

アイドル」の二番の歌詞についての見解

この話をするためには歌詞掲載しないといけない。

はいはいの子特別です

我々はハナからおまけです

お星様の引き立て役Bです

全てがあの子のお陰なわけない

洒落臭い

妬み嫉妬なんてないわけがない

これはネタじゃない

からこそ許せない

完璧じゃない君じゃ許せない

自分を許せない

誰よりも強い君以外は認めない

これはアイが所属するアイドルグループ「B小町」の別のメンバー:「45510」の主人公の心情を描写したものだ。正直、この歌詞を書いたAyaseは天才だと思う。

一見最初はアイに対する強烈な嫉妬心を表現しているように見えて、最後には

完璧じゃない君じゃ許せない

自分を許せない

誰よりも強い君以外は認めない

とアイに対する信仰とでも言うべき強い感情の発露を描いている。この一見相反するようでいて、しかし同一の感情を詳細に表現したセンスマジですごい。

ikuraはこの二番を歌いこなせていない

Vtuber歌ってみたとかを聞いた時に「お、この曲はこの子マッチしてるからいい感じだな」とか思ったことがないだろうか? 俺はその現象を”人格一致ボーナス”と呼んでいる。

ikuraの人格と「アイドル」の二番はあまりにも相性が悪いと言える


たぶんikuraはまっすぐに、幸せに育ってきたタイプ女の子なんだと思う。だから、こうした嫉妬などのどす黒い感情にそれほど縁がないのではないだろうか? なので、それを歌おうとしても、どうしてもうわべだけのものになってしまう。

先ほどの話に戻る。世の中には

自分の歌を歌う歌手

・どんな歌も歌うことができる歌手

の二種類が存在する、と言った。

しかしそれを逆に考えてみてほしい。つまり世の中には

とある人間しか歌えない曲

・ある程度どんな人間にも歌いやすい曲

の二つがあるのだ。

そして「アイドル」という曲は”とある人間しか歌えない曲”に属する。それはこの曲が極めて個人的体験(この場合だと、45510の主人公とアイ自身体験)をベースに紡がれているからだ。

ikuraのスター性と「アイドル」の明るい部分は極めて親和性が高い。特に一番のサビなんかは完璧に歌えている。しかし、45510の主人公のアイに対する嫉妬などのダークな部分は歌えない。聞けばわかると思うが、なんだか上っ面で歌っているような印象を受ける。

かに愛されたことも

かのこと愛したこともない

そんな私の嘘がいつか本当になること

信じてる

まれないアイの家庭環境を背景とした暗いCメロ歌詞だ。やっぱりここでも、ikuraの歌はどことな空虚な感じがする。ikura自身にこんな経験がなく、想像することさえも難しいからだ……と思う。

あるいは、

【ikura】今回は、レコーディングする前にたくさん話し合って…。どういうイメージで、どういう声色で、ニュアンスでやっていこうかっていうのを考えながらレコーディングしました。

【Ayase】そしてたどり着いたのが…「最強のかわいい!」です。僕はikuraがレコーディングブースに入って一生懸命歌っている中、勇気づけるようにディレクションブースからもっと自分のことかわいいと思って!」って伝えていました。https://news.yahoo.co.jp/articles/32691ffa10659b427d43550c4eda76ad09a1ea74から引用

とあるように、レコーディング環境が足を引っ張ってしまった可能性もある。

アイドル」の歌ってみたをいくつか聞いてみると、この二番を上手に表現する歌い手を何人か発見した。やはり、こうした現代的な嫉妬経験がある歌い手のほうが歌声説得力が増す。

しかしこうした歌い手は同時に、サビの部分で顕著に表れるアイが持つ底抜けの明るさ、可愛さを表現することが難しい。

アイドル」を完璧に歌える人間存在しないかもしれない、とか思った

あと原作読んでる人に聞きたいねんけどこの「45510」の主人公って作中で出てくるん?

というかここまで細かく考察してると逆に「推しの子」の続きが気になってしまった

2023-05-09

俺は女性という偶像を愛している。

俺は女性が好きです。

神聖でいながら妖艶。慈愛に満ち溢れながら冷酷さを持つ」そんな女性という偶像を愛しています

から現実の汚いだけの女性にお近づきになる気はありません。

待遇もよく給与も満足してるが人間関係上下関係に関してはちょっと時代なうちの会社では、独身の俺は「結婚しろ」だの「誰か紹介しましょうか?」だの「女嫌いなんじゃないか?」だの言われる。その場じゃ笑って「なかなか難しくて」なんて誤魔化してるんだが、ここで本音を置いておく。

なお、俺は現実女性に対して憎悪ヘイトをぶつけたり加害する気はないのでその心配無用。このエントリが女叩き、ヘイト勘違いされたらそれはもうどうしようもない。憲法私人私人の間には入ってくれないので殻に閉じこもるしかない。

しかし、現実女性が汚いって認識は変えるつもりはない。女性だけじゃなく男性も汚い。大人はみんな汚い。俺も汚い。人間は汚い。

汚くない人間はこの社会で生きていくことができないのでどうしようもないが。

2023-05-05

Vtuberガチ恋してしまたかもしれない

最悪

完全な幻想である二次元にするならともかく、偶像依存先として不安定な半リアルの人好きになるとかまじで終わってる メンタルに悪すぎる。

異性とコラボするし守られる設定とか無いしこの先不安すぎ

なんか女の子コラボするのにモヤモヤするなーと思ってたら嫉妬してたのかな 少なくとも1年くらい前から

無理すぎる 二次元なら好き勝手妄想できたのに半生だから花畑想像すら罪悪感感じる

無理だわ これからどうしたらいいんだろ、心がいたい 頭おかしいのでは?馬鹿すぎる

正直Vのガチ恋勢、依存先他にしたらいいのにって軽く馬鹿にしてたけど、無理だよな 好きになるって制御できんし とは言え愚かすぎてまじで誰にも言えない 痛々しいのはわかってるし。

てか二次ガチ恋やめて1年くらいだけど、もう他の男に依存し始めてる自分が浅ましくて気持ち悪い まじで気分悪いわ ほんま無理

ていうか恋を楽しんだことないかもしらんわ なんでこんな馬鹿な事ばかり繰り返してんだろな ほんまアホ カス ゴミ 寝なきゃなのに胸が痛い アホすぎ 滅せダボ

Vtuberガチ恋してしまたかもしれない

最悪

完全な幻想である二次元にするならともかく、偶像依存先として不安定な半リアルの人好きになるとかまじで終わってる メンタルに悪すぎる。

異性とコラボするし守られる設定とか無いしこの先不安すぎ

なんか女の子コラボするのにモヤモヤするなーと思ってたら嫉妬してたのかな 少なくとも1年くらい前から

無理すぎる 二次元なら好き勝手妄想できたのに半生だから花畑想像すら罪悪感感じる

無理だわ これからどうしたらいいんだろ、心がいたい 頭おかしいのでは?馬鹿すぎる

正直Vのガチ恋勢、依存先他にしたらいいのにって軽く馬鹿にしてたけど、無理だよな 好きになるって制御できんし とは言え愚かすぎてまじで誰にも言えない 痛々しいのはわかってるし。

てか二次ガチ恋やめて1年くらいだけど、もう他の男に依存し始めてる自分が浅ましくて気持ち悪い まじで気分悪いわ ほんま無理

ていうか恋を楽しんだことないかもしらんわ なんでこんな馬鹿な事ばかり繰り返してんだろな ほんまアホ カス ゴミ 寝なきゃなのに胸が痛い アホすぎ 滅せダボ

2023-05-02

タカシとかツヨシとかキヨシとか、

昔わりとよくみた印象のある名前

まあ親の願いがたかくあってほしいとかつよくあってほしいとか

わかりやすいよな

なんか日本語のこうであってほしいっていうのをそのまま名前にするってやつ

形容詞変化形みたいな

逆に女は名詞が多い気がするわそういう意味だと

花とか鈴とか

どちらも抽象的ではあるけど、女のほうがよりイメージチックな偶像的なものがある気がすんな

名づけの研究とかどっかに転がってんだろうけど

2023-04-25

anond:20230418170745

増田ちゃんと向き合おうとしてて偉い。

ジャニオタは母数が多いからヤベーやつも多いっていうのは本当にそう。えてしてやべーやつの方が声が大きいからやべーやつしかいないようにみえしまうけど、そんなことはない、はず。

先代性加害に対するジャニオタの反応で今まで知られてるものとしては

・よく知らないし興味もない、楽しいことだけ考えていたい。割り切り層。

・なんか嫌な気がするけど深く考えると怖くなるから見ないふりをしている。逃避層。

推しが変に思われたら嫌だから黙ってほしい。事なかれ主義層。

・みんなに慕われてる先代がそんなことするはずない!ジャニーズを貶めようとするデマ純粋層。

・今さら何言ってんの? だから何? 売名うざい。売れないやつの僻みだよね。抑圧層。

などが多いと思うんだけど、私は数年前にここに

・何が起こっているがよく承知しているし問題重要性もわかっているがその上で残酷エンタメを楽しみたい層

がいるというのを知ってしまい、大変なショックを受けたものだった。

普段推しにキャーキャー言ってるだけの人がジャニーズへの思い入れ問題から目を背けるとか本質ごまかそうとするのはまだわかるんだよね。

そうじゃなくて、教養があって、冷静で、物事分析できて、お金の使い方に余裕があるおそらくそれなりの年齢の人が、『良識ある女性』が、

ジャニーズエンタメは女を性的に見てこないか安心できる、だってジャニーが好きなのは少年から」とか「(手を出されたことによって)陰が出た少年は色気がある」とか言ってるのがマジでキツくて、その人たちは先代が好き勝手にふるまう事を「も~おじいちゃんしょうがないなぁ」みたいな感じで受け止めていて、彼の加害をちょっとしたおいた、どころかそれ(性的目線)があるからこそ美しく魅力的で才能ある『ジャニーズらしい』少年を発掘できると評価しているのだった。

一方タッキー少年たちとの関わりは兄貴分と舎弟みたいな感じで、これはこれでホモソーシャル感はあるが少なくとも性的意味合いはないので、彼女たちは「タッキーとは男の趣味が合わない」が口癖だ。

年代少年たちと時に競い時に親しくしながら権力者から望まぬ性的な扱いを受けるというストレス負荷の高い環境で、それでも生き残る才能と偶像に化けるスター性を持ったどこか憂いを帯びた美少年、それが彼女たちにとっての『ジャニーズである

なぜ私がこんなに詳しく彼女たちのことを知っているかというとわりと趣味が似ていたからだ。だからツイッターを見ていて楽しかった。言語化が上手く、フォロワーが多い人たちだった。

でもそういう趣味が許されるのって二次元限定だと思う。彼女たちの、自分の楽しみのためならば子どもに辛い思いをさせてもいいと思っているその根性アイドルをまるで人間扱いしていない態度があまり邪悪で、見るにつけ怖気が走った。

あんなに讃えているのに、あんなに才能を認めているのに、そこに人としての情愛はなく、ただ理想のお人形を愛でているだけなのだ

そして彼女たちはそれを『正当なファンの楽しみ方』だと思っている。長年ジャニオタを続けてきた『事務所推し』としてそう確信している。いまもなおジャニオタではあるが、『偉大な先代』の性的目線を失ったジャニーズ普通芸能事務所みたいになっていってつまらないなぁと感じている。

もう本当に腹が立つので、ジャニー氏の騒動がどうなるにせよ、この人たちが全員泣きを見る結果になってほしいと私は願っている。

2023-04-21

推しの子の巧い所(ネタバレ

この作品はアイが死ぬところから始まると思うんだけど

死してなお存在感が増しているっていうのがまさに偶像なんだよね

存在したこと人生を良くも悪くも人生を縛ったところとか

最新話付近ではアイに対する解釈不一致起こしてるところとか

すごく神っぽい存在面白い

それが親っていうのも面白いよね

2023-04-14

ふだんは自分の好きなタレント人間としてではなく偶像化して楽しんでるのに、こんなときだけ急に人間扱いして「被害者かもしれないから声を上げるか逡巡しちゃう」なんて、人間矛盾だらけ。

2023-04-13

アイマスU149を見た私「子供がいなくて本当に良かった」

だって比べちゃうと思うから

自分の子供は心も体も醜いなって、それはきっと親の自分からしてそうだからなんだと感じるだろうから

アイドルっていうの世界の上澄みの存在だ。

河原乞食のど底辺だなんて嫉妬深い連中は口にするけど、そもそも遺伝子レベルで顔が優れている時点で、もう人間の上澄みなんじゃないだろうか。

悲しいけれど、顔の良し悪しっていうのは人間の基本性能を端的に表しているよ。

遺伝子健康的で、身体が生まれつき左右にバランスが良く、全身の発育が健全でなければ美人にはならない。

化粧によってある肌艶なんかならある程度は誤魔化すことが出来るけど、顔の部品キレイに配置された状態にするのは誤魔化しが効かない所がある。

しかもこれ人格まで優れていたりする。

人間ってのは生まれつきある程度顔が良いと自然人格健全になる。

まれつきの美人だと性格が滅茶苦茶に歪むって語る人もいるけど、それは飛び抜けた美人倫理観のない田舎に生まれ場合ぐらいだ。

顔がいい人間ほど承認がきちんと満たされた状態人生を歩んできているから、人間として健康になりがちだ。

更にそれがアニメゲームキャラクターになると本当に極めて正しくて理想的でそれでいて年相応の愛らしさもある完璧存在が出てくる。

アイマスU149の主人公たちは多様だが、それぞれが多様にある種の理想形のレールの上にいて、かといって押し固めたテンプレートではなく独立した個性を持っている。

アンナ・カレーニナ法則適用されるのは現実ばかりで、創作物においては醜い悪役ほどに凝り固まったテンプレの中に閉じ込められたそれぞれの工場で作られた金太郎飴になっていく。)

個性的で美しく人格的にも成功を願いたくなるような少女たち。

もしも、その姿を見ている時に、自分の子供とくらべてしまったらどんなに絶望するだろうか。

自分が育て導いた存在が醜いというのは相当なショックがあるだろう。

人間は共に高めあった相手が偉大であることをどこかで願ってしまう。

学生時代の知り合いが軒並み可能性の芽を育てきれずに冴えない大人になっていたとき自分のことを棚に上げて失望するものだ。

伸びしろを感じた同僚や後輩がいつまでもまらない失敗をしたり、今度は失敗に怯えていつまでも殻を破れずにいると期待した自分馬鹿馬鹿しくなる。

自分の育てた子供遺伝子を分け合った相手にそんな気持ちは感じたくない。

だが自分はきっと感じてしまうだろう。

人間比較してしまう。

ゲームに出てくるキャラクターカードコマのような物と同じように、その性能(ステータス)を比べてより優れているものを好ましいだと感じるだろうし、むしろ劣ったものを誤った存在だと断ずるだろう。

自分に対してさえこ感覚があるのだから

人間市場の中でお互いに値踏みし合う価値観スッカリ染み付いてしまっている。

私生活においてさえ気晴らしにプレイしていたゲームの中で、何万回と「性能が低いから」とキャラクターを切り捨て続けてきたことが遅効性の毒として自分を蝕んでいたのかも知れない。

もう人を比較することをせずにはいられない。

人間はその機能比較されるものだと完全に刷り込まれしまっている。

たとえそれがモニターの向こうの偶像と、現実にいる我が子だろうと、関係なしにどちらに価値があり、どちらがどれほど不出来かを比べてしまうだろう。

そんなことはしたくないが、きっとしてしまう。

から本当に思う。

子供が居なくて本当に良かったと。

2023-04-07

ムツゴロウについて

世代だけど、あとの醜聞含めて、作られた偶像過ぎてほんとイマのニュース違和感

ムツゴロウについて

世代だけど、あとの醜聞含めて、作られた偶像過ぎてほんとイマのニュース違和感

オタクとは新しい宗教なのだろうな

萌え絵偶像のようなものだしな

信者』という呼称は誇張ではなかった

2023-04-06

俺達が書く日記には嘘がありすぎて最早偶像みたいなところあるからな、それを扱ってる俺達は偶像マスターみたいなもん

アイドルマスターsideM

2023-04-04

anond:20230404141413

そもそも人権がある人間偶像化する商売自体を辞めてもろて

どうしてもならせめて全員V設定にしたら?

声優アイドルというVのガワを作る

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