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はてなキーワード: インディーズとは

2017-01-14

同人ゲーム映像勝手広告に利用するスマホゲームと某上場企業

こんなことが許されるのだろうか。

スマホYouTubeを見ていたらCMがはじまったので見ていると、どこかで見たことあるPCゲームプレイ画面がはじまった。

それは、「Cossacks3」というPC向け戦略ゲームで、海外の小規模なゲームデベロッパが開発しているSteamしか購入できないニッチゲームだ。彼らにPRする予算なんてないはずなのに、ついに広告まで打てるようになったのか!!と嬉しい気持ちになってみていたら、動画広告内で何のゲームなのか紹介することなく5秒でCMは終了。

おいおい、広告として中途半端だな、しっかりしろよ。と、そのときは思っただけだったのだが、また同じ広告をみかけたので「広告主のサイトアクセス」してみた。

すると、広告に使われていた画面のゲームとは全く無関係な「キング・オブ・アバロン」という別ゲームアプリダウンロード画面へと飛ばされた。

ゲーム宣伝をするのに、まったく違うゲームの画面を使うなんてことが許されるのだろうか?

ひょっとして、同じ会社制作しているゲームなのか?とも思ったが、売り切り型を前提として制作している同会社リリースできるゲームではないし、そもそも彼らに複数ゲームを同時にリリースする体力などあるはずがない。

ここからは推測となるが、「戦略ゲーム」に関心があるユーザーを手っ取り早く釣るために、同ジャンルの他のゲームの画面をキャプチャし、(コピーライト表記などもないことを考えると)許諾を取らずに広告勝手に使っていると思われる。

そう考えれば、CMなかに宣伝したいゲーム名前が表示されなかったのも頷ける。名前を出さなければ、(勝手に使われている)ゲームを知っているひとにバレる確率が少なくなるという算段なのだろう。

Google Playレビューを読んでみると、以下のようなレビューを見つけた。

アプリサービスを終了するべき Banishedというゲーム映像勝手使用しているという指摘を前バージョンから受けているにも関わらず訂正していない。他のユーザーの言う通り個人作成ゲームからと足元を見ているようですがあなた達の方が無能なのでは?この様な評価を受けても表だけの対応(笑)しかせずに他のゲームの力でダウンロード数を稼ぐくらいしか脳のない運営なら早く撤退することをオススメします。 漢字(かんじ)が読(よ)めなければ他(ほか)のゲーム制作者(せいさくしゃ)又(また)は会社(かいしゃ)に聞(き)いてください。長文失礼しました。

引用元https://play.google.com/store/apps/details?id=com.funplus.kingofavalon&reviewId=Z3A6QU9xcFRPRTJuUEF4UDBtS2I3TnJPRThKU0gydnpKVjhFazNtcDh1clRHUTgyOXhSY2RUeXhGWU4tOEF1MnJCRldRUnRIWmtzRnU0Q3g3YVdvTm1L&hl=ja

違う なんか、広告で見たのと全然違っておかしい。やる気失せた。

引用元: https://play.google.com/store/apps/details?id=com.funplus.kingofavalon&reviewId=Z3A6QU9xcFRPSFhyUEcwMjNzSzhPeG0xOGdwUVpBbGNfUlNZWjU2a0ltb0plNUpGWjItWUJ5c1FEWnNpZGFQRkdLdXA1aDFrQlIybzB4S1JMQ3dLU2ZL&hl=ja

と、前科がある模様。それぞれのコメントに対して、運営から謝罪と連絡先のコメント11月下旬ごろに返信されているが、結局映像を利用するゲームを変更しただけで同様の手法が今でも続いている状態と言っていい。

※ここに名前の挙がっている「Banished」というゲームは、兄弟2人だけで開発されたインディーズゲームにもかかわらず完成度が高いと有名な、トロピコ的村落経営ゲームのはず。

こんなセコイ広告戦略を考えるのは、倫理へったくれもない弱小開発会社なのかな、だったら仕方ねぇなと思ったので「キング・オブ・アバロン」の開発元を調べてみると開発元は、中国企業

Funplusという中国企業で、同社サイトを見たところ、400名以上の従業員がいるとのこと。こんなこと、大企業がやっていい手法ではないだろう。。

Google App Store登録元の、diandianinteractiveという会社は、Funplusの実質的海外拠点の模様。http://diandianinteractive.com/about で使われているオフィス写真が、 https://www.biv.com/article/2014/8/vancouver-lures-asian-tech-companies-looking-for-c/ 内で使われている写真と一致

今回の広告に関与しているか不明だが、このアプリ日本展開の広告マーケティングを手伝っているのは、上場を果たしたベンチャー企業であるメタップス」と思われる。

ゲーム情報サイトである4gamer掲載された同ゲームに関するリリースを見ると、ゲームの公開や更新に関するプレスリリースを「メタップス」名義で配信しているため、同社が国内展開に対してある程度深くかかわっていることは間違いないと思われる。

4gamerリリース記事

http://www.4gamer.net/games/347/G034791/20160627042/

http://www.4gamer.net/games/347/G034791/20160909033/

「Cossacks3」も「Banished」も、どちらの開発元も小さく(「Banished」のほうはもはや同人ゲームと言っていいレベル)、かつ日本国外だ。大手の有名なゲームでなければ、ばれないし訴訟もされないと思って、こんなことをやっているのだとしか思えない。この件について、某キュレーションサイトのように謝罪や削除だけして金も払われずにうやむやにされるのではなく、願わくばゲーム画面を勝手に利用された開発会社が「著作権使用料」を適切に受け取る形で決着されないものだろうか。

一応、証拠写真も撮ったのでアップしておく

http://or2.mobi/index.php?mode=image&file=142843.jpg

2017-01-07

オナネタを消化したい

まだ見ぬエロ漫画

まだ見ぬAV

増えてきた3Dアニメ

エロゲ

イメージビデオ

インディーズ物の怪しい動画

これから増えてくるVR

 

正直ちんぽが追いつかない

1日2発が限度だ

1発あたり消化できるのは、AV5本とか、漫画2冊とか、そのくらいだ(全部見るわけではない)

 

これじゃ全く追いつかない

いや追いつく必要のないことは分かっている

でもなんか、もったいないよね

 

今日も、月額課金制のサイトから制限を受けない範囲で全力でダウンロード

やがてプログラムを書き始め、HDDを圧迫し、整理を放棄

溜まった100個くらいの動画の内4本くらい見た時点で果てていく

 

早くエロコンテンツ消化して、風俗とかそっちも攻めないと

忙しいなあ

2016-12-22

http://anond.hatelabo.jp/20161222004326

確かに正論だし、今もそれなりに売り出しにサポートを受けているアーティストの多くは同じような道を辿っていると思う。

だけどそれは音楽業界だけじゃなくて世間一般に言えることで、本来的には地頭の良さのみで入社したところをじっくり上司が育てていくべきなシステムは既に崩壊しており

新卒入社する学生あがりにすら即戦力を求める時代になってる。

誰にでも簡単曲作りできるツールっていうのもそういうのの延長で、これから音楽事務所所属したいっていう人やバンドへのハードルはかなり高くなってる。

そういう意味ミスチルの頃のインディーズからメジャーギリギリレベル現在インディーズからメジャーに上がりたての頃のレベルはかなり離れているとも言える。

結局のところ現在それなり成功している世代がその下を同じ方法論で育てるというシステム完璧崩壊しているということだ。


もっとも言わせてもらうと、作曲者編曲者が完全に分離した仕事になっているのは日本独特の業界構造なんで

もう何十年かしたら欧米風にその境目がなくなって、優秀な作曲者編曲者が同じになってくれるんじゃないかとも思う。

ていうか今の「作曲者」ってそう名乗っていいの?みたいな仕事しかしてないだろ。

2016-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20161221204555

確かにアマチュアはせいぜい8chのカセットMTR持ってるレベルだったんだよな、20年くらい前までは

中村一義が全部自宅でファーストアルバムレコーディングしたってだけでロキノンが騒いだ時代

DTMという言葉すら全く浸透してなくて宅録とかベッドルームミュージックとか言われてたんでしょ

レーベルに送られてくるデモテープなんてラジカセの録音機能を使って一発撮りなんてザラだったわけだ

そんでもってパソコンmp3もなくてCDに焼くってどゆこと?っていう感覚から

レーベルという業者を通さなければ自分の曲が入ったCDなんか作れなかった


それが今はパソコンオーディオインターフェースマイクがあればそれなりのデモが作れちゃう

やっすい値段でCDプレスしたりブックレット印刷してくれるサービス

素人でも扱いやすECサイトがあるからレーベルさなくても自費出版で一応、アルバムは作れちゃう

そもそもハイスタブレイクする前だからインディーズ活動するという道筋20年前ではあまり浮かんでこなかっただろうな

ももアルバムプレスするということにすらもう価値が薄れてきてるよな

レコーディングしてみんなに聞いてもらいたいっていうならYoutubeSoundCloudにアップすれば事足りる時代


レーベルやハコっていうプラットホームの上で結果出さなくてもミュージシャンとしてやっていけるようになったってことだから

大衆性を過度に気にするような、

まり25歳までにメジャーデビューすることを目標に掲げ

定職につかずライブハウスノルマ楽器代のためにバイトに明け暮れ

レーベルから声がかかったあとは、やりたくもないタイアップソングの依頼をこなしたり

年3,4回のペースでリリースされるシングルキャンペーンテレビに出たりして

その合間に行われるツアーを抜いた僅かな時間で年一枚のペースでフルアルバムを量産するような

そんな活動はしなくても良くなった


新人だろうがなんだろうが納得するまで曲作り時間をかけてもいいし

出たくないならテレビも出なくていい

興味のなかったアニメ主題歌を突然3日後までに作れと言われて

スタジオに缶詰状態のなか「キャンディキャンディ」のイメージでむりやり作詞するような真似もしなくていい

そんなマイペースさが許される縛りのない柔軟な時代になってきていると思う

http://anond.hatelabo.jp/20161221213701

ペシミスティックすぎて泣けるな

「俺が新しい音楽の1ページを切り開く!」くらいの気概を持たないもの

まあ持てなくても仕方がないご時世なのかもしれんが


でもインディーズとかデビュー数年くらいの人のライブに直接足運んでみると、まだまだ音楽への熱とか挑戦意欲みたいなものは感じられるよ!

フジロックとかサマソニみたいな人気が確定してる人しか出ないライブじゃなくて、もうちょいマイナーライブフェスとか行ってみるのおすすめ

2016-12-15

堀込泰行ライブに行った

彼はキリンジ脱退以降、ちまちまとした活動はしていたが、先日ようやく新作ソロアルバムリリース。今回はいわゆるレコ発ライブ

私はキリンジインディーズの頃から長い間聴き続けていた。バンド末期は、メロディーアレンジ、ひねくれた歌詞ライブパフォーマンス含めてすべてが完璧状態だったと思う。だからこそ堀込泰行脱退の話を聴いて愕然とはしたが、これも彼が新しい音楽を生み出すための第一なのだろうと好意的解釈した。

それから3年後、新しく出たアルバムの出来もそこそこ良いと感じていた。ライブ前のプロモーション活動もこれまでを思うと信じられないほど精力的だった。その分、期待は大きかった。

ライブ当日、歌声完璧演奏もそこそこのレベルを確保していた。が、私は結局最後まで乗り切れなかった。セットリストキリンジの曲が多く含まれていたのが直接の原因だと思う(調べてみたら21曲中7曲がキリンジであった)。堀込泰行としての新しいライブパフォーマンスを期待していた自分にとっては、かなり期待はずれだった。

思うに彼は兄の呪縛から離れて自由自分音楽をやりたかったのだろう。兄を含めたキリンジ内での彼の立ち位置評価、脱退直前のゴタゴタ騒ぎを思えばそれは十分理解できる。

キリンジKIRINJIとなり、まったく新しいバンドとして昇華しているように思う(あんまり聴かないけど)。堀込泰行は、キリンジのまま。あれだけ完成されていたキリンジを脱退してまでのソロ活動ライブパフォーマンスが、キリンジ楽曲を多く含むことに、寂しい気持ちになった。

2016-12-09

http://anond.hatelabo.jp/20161209010354

一個一個のモノがある程度大きくて、流通に乗ってないと厳しいんじゃないか

ネットが登場したおかげで規格がコロコロ変わるしインディーズみたいな人が増えるしで

管理するにはシステム化しないと難しいんじゃないかと思う

一番難しいのはそのシステム作ることじゃなくて普及させることだろうけど

 

P2Pの時みたいに、そのうちネット著作物クローリングして自動通報するシステムとかできるんじゃない? いやもうありそうだな

小規模業者が作る画像みたいなコンテンツにまだ及んでないことは確かだけど

2016-11-10

悩んだけど箱コン買っちゃった。

だって海外PCゲー(特にインディーズ)って箱コンしか対応してなかったりするの多いんだもん。

x360ceかませたり、JoyToKeyで無理矢理やったりしてたけど面倒になったし、使ってるPSコントローラーヘタレてきたのでちょうどいいかな。

あのクソ高いエリコンも気にはなるけどとりあえず純正普通のやつで。

2016-10-24

ニコニコ歌い手レベル上がりすぎだろ

俺も歌って一発当てよう〜とか思ってたのになんやねんこれ

インディーズの金稼ぎ場になっとるやんけ

2016-10-23

spotify使うのやめようと思った理由

日本語の曲がない。

インディーズの曲がない。

洋楽申し訳ないほどあるけどやっぱりこれでお金払うのは厳しい。

Hi Standardの曲も洋楽も聞ける最強の音楽視聴サービスってないのかな?

2016-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20161013130219

どういった方法面白さの担保品質担保をしてるのか不思議

という「個別論ではなく全体論」ということなので、身バレもないだろうしそのへんに絞ったレスをしてみたいと思います

ああ、一個上のP付きっす。

その前に軽く触れると、自分出版系のIP管理からアニメにもゲームにもアプリっぽいのの制作にもPで参加したことが有るという立場増田です。なので、アニメにそこまで肩入れした擁護はないので、そのへんは差っ引いてくださいませ。

まず

アニメ場合は最低ラインでも「まとも率」が不思議と高い

という点なんだけど、それは概ね事実としてある。アニメ制作さえ決めれば空中爆発率は低いし、動く絵としてものは出来上がってくる。

それは「完成して出て来る」ってのを至上命題として業態業務か出来上がってるからっていう部分がまず第一に大きいです。

完成することを第一に求める制作体制

だって予告して、放送枠取ってそこにV(=動画)が到着しなかったら放映できないでしょう? 良くも悪くも「タイトな締切に間に合わせてでっち上げる」ことが常態化しているし、そのためにいろんな仕組みが整備されている。深夜まで作業するのも常識になってたりもする……。ゲームサービスみたいに「クオリティのために延期」というのが「ない」って言う前提で動いているんですね(総集編っていうのは、だからこそ本来例外だし、やばいわけっす)。

「完成すること>クオリティ」って言う価値観なわけです。

でもそれは前提であって「完成する理由」にはなっても「そこそこまともになる理由」ではないですよね。「そこそこまともになる理由」は、個人的には以下の2点があると考えています

強力な前例

ゲームとかマンガとかWebサービスなんかに比べて、アニメ制作スケジュールとかチームの規模感みたいなもの前例豊富で強いです。12話1クールを作る人数はこれくらい、必要役職はこう、時間はこれくらいかかる、そのためのお金はこれくらい。

そういう規模感がはっきりしてる。

だってシーズン数十本も作ってるんだから、そりゃ数字もつみ重なる。

プロジェクトハンドリングはたしか属人性が高いけれど、こういう数字まで共有されていないわけではないです。むしろ一般常識化しすぎてて話題にすらならないほど強固に存在します。そこから外れた作品が皆無というはなしじゃなくて、その規模感から外れるにしろ「規模感という地図を持っている」ことに大きな意味が有るって話です。

特に工夫をしようと思わなければ)アニメ制作バジェットは、穴埋め式のテンプレートみたいなもので、記入欄にスタジオ名とかスタッフ名を入れていけばチン!と出てくるようなものです。「スケジュール遅延による予算の倍増!?」みたいなトラブルは少ないです(劇場版では聞きます)。

製作工程自体も(何か変わったことをしようとしなければ)概ね予定通りに進みますアニメ制作において制作の遅れは作画スタッフの不調とか、確保してたスタッフがうまく稼働できてないとかであって「技術的困難があって見込みが外れた」みたいな事例は少数です。そういう意味では製作期間も読みやすい部類に入ります

アニメに比べれば、ゲームWebサービスや新製品開発は、闇の中を手探りで地図もなしにうろついているようなものに見えます。逆にそちらからアニメを見れば、一度作ったものテクスチャ張替えをして類似商品を量産しているようなものです。

この構造クオリティコントロール意味では強いです。要するに初期予算部門ごとに配分して、それを話数で割って、出来ることはできるし、出来ないことは出来ないって話だからです。これがそのまま職人的な監督のこだわりに対する手綱にもなってますだって、ここでそのお金つかっちゃうと、こっちが足りないですよね? 無理ですよね? と説得が出来るからですね。

個別現場の話で言えば、それをやりくりとか、追加予算をひねり出すとかもPの仕事だけど、前提として上記みたいな構図が有るのはハンドリング面では楽ができる要素です。

クオリティを高める侵攻戦と下げない防衛戦

アニメ場合は最低ラインでも「まとも率」が不思議と高い

という指摘に対する返答が今回の中心なんだけど、「まとも率」ってなんだろう? って言う問が答えのヒントです。

すごく大雑把な話をすると、アニメには(というかコンテンツ制作には)2種類の方向性があって、それは「外れるかもしれないけれどバットを思い切り振り回していこう、当たればホームランだぞ!(はずれれば三振だが)」というのと、「とりあえず進塁打めざしましょ、コケそうになっても最低限くさいバントして大コケはしないように(でもその打法ホームランは出ない)」の2種です。

どっちがいいというものじゃないですが、とにかくそういうふたつの考え方があります。全てのPは例外なく今手がけている作品をどちらにするか考えます

もちろん現実にはもうちょっとかいです。たとえば、ある作品は全体的には手堅くバント狙いなんだけど、音楽だけは超ゴリゴリインディーズ起用でギャンブル、とかもあります声優だけ豪華! とかも。無名だけど実力があって伸びそうなスタッフ中心部に据える冒険というのもあります。とにかくあらゆる判断において「大当たりを狙って強振」か「手堅く固める」の判断があります

ここからが非常に夢のない話になるのですけれど、アニメは(とくに地上波の週刊アニメでは)どちらかというと「手堅く小ヒット狙い」なメディアなんです。だから「最低ラインでもまとも率が高い」という結果になっています

なぜか?

理由は様々にあるんですが、本質的には生存戦略としてそれが(一応の全体認識としては)有利だからです。

あらゆる面で革新的で挑戦を行ってフルスィングをしていくと、三振討ち死に率が高い。ホームラン率3%で三振60%で残りがポテンヒットみたいな印象です。しかもこのフルスィングは、そもそも予算を大きく要求しておいてこういう結果になることが多い。

そこへいくと、小ヒット狙いのコンパクトスィングは、35%三振(=赤字)40%バント34%ヒットで、実はホームランも1%くらいは出るかなー? みたいな構造です。

もちろん、安全性と飛距離の両立ができる企画があればいいですが、それはとても難しいことがもうわかっているので、企画の全体も、細部もジャッジしてどちらかに振っていかなければならないです。

アニメ場合は、しかもその判断製作委員会(もしくはそれに準ずる意思決定機関)で合意しなければならない。多人数での合意なので、どうしても「安全策」が採用されがちです。

(余談だけれど、監督業の一番尊敬できる部分は、そういう安全への堕落に対して『いいや、今回はこういうチャレンジをする。僕等にはその力があるはずだ!』という果敢なジャッジをして、それに向かって猛進してみんなを引っ張れる部分だと思います

夢も希望もないけれどこの「集団判断による安全策への流れ」がアニメにおいて「どれもそれなりに見れる作品になる理由」です。

もちろんそういう安全策ばかりでは1作品の勝った負けたに終止してしまうために、どこかでは冒険もしなければならないです。また、円盤の売上という一面的勝敗判断以外にも判断基準はあります

それはたとえば、社内への技術蓄積(この作品を作ったので3Dエフェクト技術が社内に蓄積された)とか、スタッフの成長の舞台としての作品かい視点です。ファンの人が思っているよりもアニメスタジオはずっとそういうお金以外のことを気にして運営されてますお金を信用してないとも言える)。

まあ、冷めた話をすれば、巨大な予算と巨大な人数をかけた企画において、夢物語ホームラン狙いが抑制されるのは当たり前の話です。バブル期ゲーム業界とか、アメリカンドリーム次代のハリウッドが異常だっただけで、億超えの規模動かしてれば慎重な方が当然です。

ライトノベルアニメの相性が良いのはそこで、ライトノベル個人制作でそれはつまりかかった予算が非常に小さいジャンルです。予算が非常に小さいということそのものが直接関係するわけではなくて、そういう個人制作小規模ジャンルであれば、(ある意味非常に無謀な)挑戦ができるということだからです。

他にも色々触れるべき点は有るかもしれないけれど、暇なので書いてみた「アニメ制作フローにQCのヒントが有るのでは?」に対してのお返事でした。思いつくままに適当に書いたので誤字脱字とか、文章の乱れとかあったらごめんなさい。

2016-10-07

ハイスタは死んだ。

告知なしCD発売。

ここまではいい。

 

店頭のみ、配信なし。

意味わからん

 

ハイスタ△最高にパンク!」とか

意味わからん

 

社会に反抗するという意味ではパンクかもしれない。

だけど時代に逆行してかっこいいのか?

 

おれはね、当時のハイスタ日本未来音楽シーンを夢見てたんだよ。

甘ったれ商業音楽じゃない、インディーズでもDIYであそこまでやれる。

将来のアーティストはこうあるべきだってね。

社会に対して前のめりに反抗的だったからこそ、未来が見えたからこそ、かっこよかったんだ。

 

だがもう死んだ。こんな懐古主義を褒めてるやつはただの盲信だ。

おもしろプロモーションだと思う。でもおもしろいだけのプロモーションだ。

「告知なしで口コミだけでこんなに売れたんですよ」

SNSでこんだけバズったんですよ」

これはハイスタブランドの浪費だ。

そこらの無名バンドがやったんなら意味がある。

でも彼らはレジェンドだ。

後ろ向きの反抗心で駄々を捏ねるのはレジェンド仕事じゃない。

 

がっかりだよ

2016-09-21

わたし新海誠

君の名は。」に関連した本や雑誌が数多く出版されている。

その中のインタビュー記事を読んでいて、ふと感じたことがあるので増田に書き残しておきたい。

新海誠は、アニメ業界出身監督ではない。手探りでアニメ製作してきた人間である

これまでの作品スタッフに、アニメ業界出身者がいないわけではない。

しかし、今回の「君の名は。」では、作画監督安藤雅司が起用されている。

彼は、スタジオジブリ出身アニメーターで、いわばアニメ業界保守本流に属している人間だ。

安藤に対するインタビューの中では、「インディーズ」という単語が度々登場する。

曰く、「君の名は。」は、新海誠インディーズからメジャーに至る転換点である

安藤自身は、「君の名は。」の持つインディーメジャー二面性に、クリエイターとしての面白さを見出していたようである

しかし、インタビューの端々に、新海誠アニメ業界出身ではないことに起因する苦労が見えていた。

新海誠は、アニメ業界保守本流メジャー対峙して、どんな気分だったのだろうか。

私は、安藤田中インタビューから、彼らの新海誠に対する「上から目線」みたいなものを感じてしまった。

こいつはアニメがわかってない、みたいな。

それは新海誠出自を見れば当たり前であり、単純に経験不足であるから仕方がないものでもある。

もちろん、そのことが新海誠価値を下げるものではないと、安藤田中は述べている。

しかしなぜだろう、「君の名は。」において、新海誠だけ、一人浮いて見えてしまうのだ。

日本代表するアニメーター軍団は、新海誠を遠巻きにして眺めている。

旧知のスタッフは、その後ろで新海誠不安そうに見つめている。

神木きゅんは、狂信者のように新海作品の魅力を語り続け、川村元気が無言で頷く。

前前前世RADWIMPSスパークる。

興行収入が増えれば増えるほど、なぜか切ない気持ちになってしまうのだ。

私の中の「新海誠」は、この狂騒の中、寄る辺なく漂うしかないのであろうか。

唯一の安息は、雲のむこう、約束の場所しかないのかもしれない。

追記:

id:cider_kondoさん。確かにそうですよね…。なんというか、新海さんもまさか安藤さん作画監督をやってくれるとは思っていなかったのではないかとも思ったり。

id:fusanosuke_nさん。安藤さんから見たら確かにそうなんですが、新海ファンとしてはなんか悔しくなっちゃうんですよね。

id:sgtnkさん。それはすごいですね……。

id:ustamさん。星を追う子供も嫌いじゃないんですけどね……

id:liatris5さん。新海さんも新海さんなりに苦労しているので、本職の方に悪く言われるのは悲しいところですよね。

id:mementm0riさん。そうなんですよね。これまでの新海さんを見てるので余計に。細田さんも素敵ですよね。

2016-09-17

あいまいな涙なら、もう流さな

夏にさかえる恋風

せつない気持ち歌う

今届けたい言葉

優しいメロディにのせて

夏を彩る恋風

君への思い歌う

って歌が頭の中をリフレインするんだけど、これ何の歌だろう。

ググりゃわかるんだろうけど、ググったら負け感あるな。

どーせ、アイマス葉鍵しか聞かないんだから、消去法でわかるはずだ。

まず、明るい感じの歌だから葉鍵じゃないな、葉鍵に明るい歌なんてないからな、

いーまーすぐ一緒に暮らそう!(葉鍵にも明るい曲はあるわいな、という反論に、こみパRevoEDを上げるから、オレは駄目なんだなあ)

となると、アイマスだけど、アイマス楽曲ももう膨大になってるからなあ……

さすがに765と876じゃないのは確実だ、脳内リフレイン歌声が765じゃないことぐらいは、わかる。

で、こっからだ……

茅原ミノリが誤差になるぐらいの膨大な数のアイドルがいるんだよなあ……

あとまあ、なんとなくカンで、シンデレラ個人曲ではなさそう…… キャラクタイメージソング的なノリが一切ないからな……





って感じで、二時間ぐらい色んなアイマスの曲を聴いてたんだけど、

結論は、EFZコンボムービーで使われたインディーズアーティストの曲でした。

葉鍵じゃねえか。(葉鍵じゃねえよ)

2016-09-13

新海誠のヒット作はネクロマンサーか?

ってくらい美少女ゲーム話題だった時代作品社会自己流に結びつける亡霊を蘇らせてる。

ジブリクラスヒットメーカーなっちゃったら、世の中美少女ゲームゾンビで溢れそう。

 

はいえ、美少女ゲーム表現演出的にも時代遅れからインディーズ話題になることはあっても、

商業として復活することはないんだろうけど。

2016-09-09

CS機にもハードを定期的に買い換えないと置いていかれる時代が来た

PS4 Proがやっと発表された。

PS4 Proだけでしか遊べないタイトルは出ないと明言されているけど、

今までのPCゲーム市場を見てればそんなの気休めだって誰でもわかる。


古いハード解像度が落ち、グラフィック簡素化され、

見た目に関するあらゆる要素が時間の経過とともに劣化度合いを増していく。

PCゲーの有史以来、ずっと繰り返されてきた事。

救いは、とりあえず当面はDirectX??のような足切り要素がないことぐらいか

PCみたいな欺瞞ではなく、本当に買ったゲームが新しいハードでも遊べることが保証される。

当面は。

最近海外PS4タイトルに顕著だけど、発表当初高らかに謳っていた「1080p60fps」のタイトルはぐっとその数を減らした。

インディーズとか一部のAAAタイトルマルチプレイ部分限定とか、そのぐらい。

PS4 Proでは4K対応を前面に押し出してきてるけど、bioware中の人がMassEffect:Andromedaの4Kデモ映像

解像度4Kではないことを認めている以上、PS4 Proに4Kは荷が重いことは事実

4K対応と同時に実現した「既存タイトル解像度フレームレート向上」こそ

恩恵にあずかるユーザーも多く、実現も比較的容易で有意義機能だ。

まり、「PS4では当初掲げた標準フォーマットに遅れをとるようになったのでリリース当初の価格

リリース当初に掲げた標準に追いつける新ハード」がPS4 Proだ。


さらにこの先を考えると、いずれPS4 Proでも1080p60fpsを実現できない時代は来る。

それが何年後かは分からないけど、そのときもまた性能が上がった新たなPS4が出るだろう。

じゃあそのときリリース当初のPS4はどのぐらいのクオリティを保てているのだろうか?

PS4からPS4 Proにかかった時間と同じと仮定して、3年後にPS4 Proの性能向上版がでたとして

6年経ったPS4はどの程度のクオリティだろうか。見るに耐えないということは無いだろうが

PS4リリース当初の「高性能なゲーム機」なんていうイメージ範疇には入らないだろう。


まりPCゲーが有史以来脈々と受け継いできた「ハードウェアを定期的に買い換えないと取り残される」というルール

ゲーム専用機にも適用される時代がとうとう来てしまったということだ。

同じハード向けに作られているソフトのはずなのに、後に発売されるほど

リリース当初のハードでのクオリティが低下していく時代

同一ハードタイトルであれば、右肩上がり的にクオリティが上がってきた今までとは間逆の時代


ハードよりソフトに金かけたいかCSゲー買ってんのに、

結局ハード継続的に金かけなきゃ標準的体験すら出来ない時代になっていく。

ソフト互換はいつまで保たれるんだろう。

2016-09-07

【114回】「山口敏太郎日本大好き」書き起こし

【114回】東京スポーツにも掲載!「銚子UFO事件」についての後日談!「山口敏太郎日本大好き」

https://youtu.be/JZt4rn4p9vw?list=PL2sJ2p4ioMVsGCO6ax2L4i-FZ3RokeXcU


【16分過ぎ~30分くらいまで】


銚子UFO召喚イベントの様子を敏太郎社長と水木ノアさんと南部さんでトーク


太郎社長

「藍上ちゃんが当日撮った動画を引っさげて年末はあちこちTVに出ます

 (藍上ちゃんは)持ってるね~」


最初山口さんという方のお子さんが撮影されて、一人目撮影成功でーす!

 と言ったら盛り上がり始めて次に山本議員撮影東スポ週刊女性撮影成功

 一般人達もぞくぞくと。

 一番怖かったのは、藍上ちゃんが撮った動画一般の人が撮った動画の角度が違うんですよ

 同じ物体を違う角度で撮っている。

 ということはそういう物体が本当に飛んでいたんだと。

 これはいったいどういうことなんだろうと。

 大成功ですよ。」


「これな、テレビ東京の秋の特番やな。もう話はしてるけど。藍上ちゃんは。」


南部「そのUFOの撮った映像ビジネスにするんですか?」

社長「当然じゃないですか。」

水木「それはタートルカンパニーの持ち物なんですか?」

社長「いや藍上ちゃん所有権やね。

   で、うちらが藍上ちゃんブッキングするときに、

   こういうVTR撮った子ですからどうですか?

   そしたらおもしろい子やねぇみたいな感じに。

   だから上ちゃんあれでいくつかUFOオファーがバババって三件くらい来て。

   今若手で一番売れてますよ我が社で。」


今後も7月か8月に年に一回銚子UFOイベントやることが決まったそうです。


【47分くらいから】


南部「なに藍上はそんなに売れてるの?」

社長「売れてるよ」


ここで南部さんが先日藍上さんが出演した日テレの「千原ワク×ワク会議」を

たまたま見たそうでその時の印象をトーク


社長「だから藍上今のところ、NHK日本テレビCXTV朝日、あとTBSだけ。

   今度テレ東出るでしょ。5局制覇や。」


社長名古屋TVで武良さんと呼んだし、東海TVオファーが来たし。

   ワンダラーズの焼津イベントにも行くし。」


(ここよく聞き取れなかったんですがワンダラーズってなんでしょう?)


南部「やあいいんじゃないですか最近は。藍上さん売れて。

   事務所を楽にしてもらって。

   これからもどんどんいろんな各局のプロデューサー枕営業していただいて。」


社長「またそんな。また揉めるぞ。」


南部「それでやったんやろ全部?ちゃうの?」


社長「お前そんな使えんことばっか言うなや。」


南部「いや使えます(笑)ボケやねんから(苦笑)」


社長ボケ真剣に取るファンが藍上ちゃんには多いねん。。。」


南部「藍上さんのファン怖いんでしたっけ?

   でももうタレントになってきたら変わってくるでしょ。

   コアなファンは離れて行きますよやっぱ。」


社長「入れ替わりの時期やな」


南部「必ずありますからインディーズ時代の人は。売れたからもういらんわって」


一同「そうやなあ」



この後花子さん話題にも言及

タートルカンパニー音楽商売ノウハウはないので

花子さんが初めてのケースになるため試行錯誤で頑張っているそうです。


社長中沢と武良が確実に売れて、藍上と花子が若手のツートップでいてくれると。」

2016-08-31

インディーズバンドメジャーデビューちゃうアニメ主題歌とかのタイアップが入って興味の無かった層にも届いて、

尖ってた曲が大衆向けにマイルドになって、興味の無かった層からボロカスに言われて、

評論家からゴキゲンアドバイスをもらったりして、

なに聞いてるん?って聞かれて答えたらあのアニメ主題歌とか歌ってるチャラいバンドでしょ?みたいな評価になったり、

インディーズだけで食ってけるならメジャーデビューなんてしてほしくないんだけど、やっぱメジャーの先に見える大金ってめちゃくちゃ眩しいんだろうな。

2016-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20160819145045

中山教習所だと松田さんだっけ、大盛りの牛丼食べてた子がよかった。

野村くんと賀来くんの微妙関係もよかった。

あれが好きならセトウツミもいけるんじゃないかな、と思った。


自分の好きなの、というか、今回のような邦画うんぬん売上うんぬんの話については、

「下衆の愛」が示唆的だったと思う。

インディーズ映画を撮ってるといいながらもうまくいってないワナビ状態主人公渋川清彦と対置するように、

メジャーへ行って大衆受けの作品を撮ってる古舘寛治が出てくる。

しかプロデューサー外国人劇場の入口でポストカードを手渡ししてくれたんだけど、

映画を作ってる側もこういう意識はあるんだなーって思った。

なんの話をしてたのかわからなくなっちゃったな、もうしわけない。

2016-08-08

エロ漫画一般に行った人を見て想起すること

昔散々セックスしたり売○した女が、素知らぬ顔で婚活合コンでいい男捕まえて、昔のことなんかおくびにもださずに幸せ生活をつかむ構図と似ててもやもやする

女中的にはかなりもやっとするけど、実際のところそういった女と違う

エロ漫画別に何も毀損していないゆえにだ

しろ芸術によって救われない多くの男のメシアになっているという意味で、じっさいはけがれた女とは一線を画した存在なんだ

そこからより多くの人口膾炙するところにいったのは、例えるならビッチイケメン金持ち捕まえて安穏生活ではなく、インディーズしこしこ意味深)がんばってたバンドが晴れてメジャーデビューしたのと同じ構図なんだ

俺が最初に抱いたイメーじはただ単にさいしょが えろだからってとから偉大たマッチョにすぎない

おんなとエロ漫画家は違うんだ

2016-07-01

http://anond.hatelabo.jp/20160701181823

インディーズ音楽なんてそんなもん

「客に見せる」では無くて「演者たちに見せる」て事。楽しけりゃいいんだよ。音楽っぽい事を話したいだけ。インディーズなんてそんなもん。

http://anond.hatelabo.jp/20160701182532

インディーズバンドよ、高みを目指せ」なんて北海道外国人講師みたいな偉そうなこと言ってるお前が

音楽性で評価してるやつは少数とか言っちゃってどうすんの?

少なかろうが多かろうがお前が一番重要とするのは音楽性で正しく評価できるユーザーなんじゃないの?

そこにスポットを当てるのが基本なんじゃないの?

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