はてなキーワード: しづとは
私は今、政府系機関で働いている。小さな頃から大して努力はしなかったが地頭はよかったらしく、世間的には一流の中高大と進んできて現在に至っている。そんな訳で現時点では比較的挫折もなく、恵まれた人生を辿っていると言っても差し支えないだろうか。
しかしながら私には、「幸せ」というものがよく分からない。と言ってもこれは日常生活に楽しみが一切ないという訳ではない。知人と食事をしたり、好きな音楽を聴いている時間はそれなりに楽しいものだとは思っている。ただそれらは"刹那的"な楽しさでしかないと感じてしまう。
私の考える「幸せ」とは、"永劫的"なものである。知人と食事をしても、その僅かな時間では楽しいと思えるが、ふと我に帰って自己のことを考えるとどうしても憂鬱な気分になってしまう。私の身に覆いかぶさっているものの大半がこの憂鬱である。
この憂鬱の原因としては、主にこの先に横たわっているどうしようもなく長い人生と、その中で自分は何も為せずただただ衰亡していくということを考えてしまっていることによる。 (前文で"自分は何も為せず"と書いたが、『じゃあ何かに挑戦すればいいのでは』という話ではなく、その成果物とやらを偉そうに語れるような人間ではないというだけのことである。)
お金とやらもあまり興味がなく、それに大して残忍琥珀に振る舞う人とあまりかかわり合いになりたくないことから、一応自身がすり減らないようにそのようなところで働いてはいる、それが正解かは分からないが。
結婚して子供を生んだりすればそれなりの楽しみにはなるかもしれないが、同時に第二の私を世に放つことになるのは言うまでもないことである。もちろん、環境が変わることでこの厭世感が簡単に晴れると思い込んではいけないことも忘れてはいけない。高校、大学、そして社会と段々期待すべきものではないと頭では分かりつつも何処かで期待をして、打ち砕かれてきた。
そして、どうしようもない日々を浪費していくと、どうしても"ー"が”+”を上回ってしまう。人生はその積み重ねであり、本当に日々がしんどいものでしかない。不安を酒でかき消す生活を送り続けていたら少しづつ身体にも異変が出てきたが、他の人間はどうやってまともに日々をこなしているのだろうか。
脳内空っぽ偏差値30田舎ヤンキー的思想(100%偏見)があれば、余計なことも考えられずに済んで「幸せ」に感じられるのかもしれない。ただ、あいにく私にはそのようなものは持ち合わせていなさそうで悲しいものである。
人生が幸福に向かって進んでいくとはとても思えない私には、ただただ彼ら彼女らの精神性の素晴らしさに感服する他ないのだろうか。
居酒屋で働いてると日々様々な人を見ることになるんだけど、その振れ幅の大きさに元気をもらえるよ。
中でも指折りの下限エピソードをシェアするよ。よければ元気もらっていってね。
仕切り役っぽい子が「絶対吐かせないようにしますんで!」とハツラツ笑顔で入店後、ビール、サワー、ワイン、日本酒とちゃんぽんグランドスラムを達成。
これはやらかすなあ、と思ってたらしっかりトイレにグループの男の子たちの人だかりができてたよ。
まあ内々で処理してくれればいいからそういうのは基本放置なんだけど、介抱してた子もべろべろに酔っててゲロ拭いたトイレットペーパーを持ちながら店内をふらつき始めたのでこれはだめだな~と思って介入することにしたよ。
何かお手伝いできることはございませんか~と声を掛けたら「友達が気分悪くなっちゃったみたいで……救急車呼んでくれって……」とぽやっとした表情で打ち明けられたよ。
うわ~久々に大きいのきたな~と思いつつトイレに行くと、入店時の笑顔が霧散した仕切り役くんがトイレにもたれかかっていたよ。
お前が吐くんかいと脳内ツッコミをいれつつとりあえず横向きに。口から胃液だかゲロだかよだれだかをこぼしつつ救急車をうわ言のように繰り返しはじめちゃって、もう全然だめだね。
このあたりで一緒に来ていた女の子たちが続々と店の外へ出て行くのが見えて、大学生になると割とこんな感じだよな~と人間の成長を実感したよ。
ちなみに会計は7万弱。もちろん一部の女の子たちは帰っちゃったので残った子たちで出し合ってた。
何度も飲み放題勧めたのに単品で飲みまくり食べまくりだったからね。かわいそうだね。
余談だけど店員としては今日は何杯だけと決めてるとか、終わったら退店しなきゃいけない店以外は飲み放題をお勧めするよ。
大体3、4杯飲めば飲み放題と同じ値段になるけど、今日はそんな飲まないし単品でいっかーと言う客は大体飲み放題の時間内で3、4杯飲んでいるよ。
単品の値段を払うという減酒の戒めは酒飲んだら大体忘れちゃうよ。
学友と思しきご年配グループがご来店。
最初は控えめに注文してたんだけど、お酒が入るにつれて少しづつ一度に頼む注文の数が増加。
ついでに態度も少しずつ大きくなって、「俺たちはもう何十年もこうやって集まってるんだよ!」「俺たちは某有名私大の○○って会だったんだよ!」等のだからなに情報をチップとしてもらったよ。
コップをくれと言われたからこちらでよろしいですか~と尋ねたら「普通コップって言ったらこれだろ!」と威嚇されたよ。私怨でごめんね。
最終的に頼んだ食事の4割を残して退店。
食べ残されるのは日常茶飯事だけど、これにはさすがに驚いたよ。
きっと昔からの友達と話して心が若返って、体も若返ったように感じたんじゃないかな。
昔よりずっとお金があるのに、体がついてこないのって悲しいよね。
でも、店員としてはやっぱり食べられる量だけ頼んでほしいよ。
あと、30過ぎると想定の6割くらいしかはいらないよ。キツイね。
お子様連れのグループがご来店。もう嫌な予感がすると思うけど、たぶん当たるよ。
ファーストドリンクで乾杯した後、子どもたちの好奇心が爆発。叫びながら店内を縦横無尽に駆けまわり始めたよ。
こういうとき子どもたちの安全と食事の素早い提供を両立させなきゃいけないのが居酒屋店員のつらいところだね。
まあ、いくら気を付けてても店員の腰くらいしか身長がない子どもが前も見ずに猛スピードでわーっと突進して来たら、もう身構えて受けるしかないよね。ドリンク持ってるし。
ばっしと店員にぶつかった子はがっつり尻もち。目が合って茫然、真顔。
失礼いたしました~お怪我ございませんか~と言いつつ様子を見てたら、親御さんがこっちを見ているのに気づいて心臓はねたよ。
でもすぐに他の親御さんたちとの会話に戻って、なんだかものすごく複雑な気分になってしまったよ。
子どもはすぐ起き上がって他の子のところへ行ったから、大丈夫とわかっていての行動だったのかもしれないけどちょっとびっくりしたよ。
22時頃、卓から聞こえてきた「もう帰ろうよお~眠いよお~」という声は聞いててしんどかったよ。
そして帰ったあと卓の片づけに向かうと目に入ってくる300均のおもちゃの空き箱、おやつの残骸、床に落ちた食べ物。お金もらってるからもちろん掃除するよ。
ちなみに、あまり居酒屋に行かない人はこういうお客様をマイルドヤンキー的な見た目の人々で想像しがちかもしれないけど、意外と大人しくて地味な服装の方が多いよ。
こういうのってどうしたらいいんだろうね。店員は飲むの我慢しろとは言いたくないけど、子どもを店内で自由に遊ばせても構いませんよとは言えないよ。
家で誰か預かってくれればいいんだろうけど、そうもいかないから連れてきてるんだろうしね。
でもやっぱり居酒屋じゃなくて、もっと子どもに合わせた場所が他にもあるよねと店員は思うよ。
何の問題も無く宴会が進み、飲み放題もラストオーダーを迎えてそろそろ宴もたけなわかな~という頃合いで卓から爆音でガッシャーンという音が聞こえてきたよ。
もう見る前からうわ~と思っていたらホールに出てた子が「布巾どこにありますか」と尋ねてきたので、ついでに見てくるか~と布巾持って卓に行ったよ。
「ああ、すみません」と謝る客に布巾を渡しつつどうされましたか~お怪我ございませんか~と尋ねると「大丈夫です、ちょっと机にダイブしちゃって、グラスも……」と言いつつ自分の服を拭き始めたよ。何もわからないね。
よく見るまでもなく机の上には割れたグラスとお酒がぐっちゃり広がっていて、状況はわかるんだけど、机にダイブってつつがない宴会の流れのどこで発生したんだろうね。
とりあえず割れたグラス片付けてテーブル拭いたんだけど、その直後に「写真とってもらっていいですか」って言われたときはさすがに何がいいんでしょうか?と返しそうになっちゃったよ。はいチーズ!何が?
こういうまったく予感できないトラブルが一番心にくるよね。
誰かが少しでも元気になってくれたら幸いだよ。
ご同業のみなさん、お盆で大変だけど頑張ろうね。
知り合いの30代独身強者男性と久しぶりに飲んだ。久しぶりに会って話を聞いたら勘違い野郎すぎて引いた。
自分は既婚者なので、恋愛相談がしたい的な話で、近況を聞いた。
•結婚はしたいらしく彼女は常に募集中。だが楽しいので独身でもいいとかも言っていた。
•気になる人は割と出来るが、彼氏持ちか既婚らしい
•現在もアプローチされているが、される人全てがタイプではなくうざいらしい
余裕たっぷりで、独身でもいいんだけどさー家族がいるのもいいなって、とエンジョイ感や女なんていなくても感を出してはいるが、彼女が欲しいとか良い感じに進んでる相手がいるとか言って何年経った?その間に1人でも彼女が出来た試しがあるのか?告白された事もした事もないじゃないか。
しかも相談のために会食しているのに、相談相手にまで虚勢を張ってどうする?こちらも『でもまぁ彼女いなくても楽しそうだからいいね』としか言いようがない。
部屋はブランド家具におしゃれカフェのような掃除するのには邪魔くさい道具が沢山、朝からエスプレッソマシンと鍋で温めた牛乳でラテ、おしゃれカフェやおしゃれ宿に一人で泊まって自撮りサングラス掛けインスタ投稿しまくり、衣服やスキンケアは全て一流百貨店、レコード•一眼•旅行が趣味。
そんなんマトモな女性だったら引くって。見た目はオシャレだし憧れる生活だね!って言うよ。言うけど、結婚とか生活してく未来が見えないじゃん。THE 独身生活!って感じ。
ソフトに『お金かかりそうな生活だね』とか『同じ水準の女性を見つけられたら良いよね』とか切り出してみても、『自分のペースを崩さない相手であって欲しい』『お互いの趣味は尊重できる相手がいい』『知的な話ができる人がいい』ナドナド。
ちょっと紹介できそうな女性の話が出ても『大学は?ー...あー...○○ねー...会社は?...あー、うん、まぁありかな?』みたいな感じで選り好みがすごい!自分も相手への理想も妥協する気なし!
意中の人からヤンワリ断られても『彼氏がいるらしくて。お互いのタイミング悪かったなぁ。』とか、意中じゃない人に迫られても『好きじゃない人に好かれても笑』とか、もう自分が選ぶ側の意識がすごい。
そんな自信あるなら相談してくんなよ!こっちも本音のアドバイスしにくいんだわ。
ここでは正直に言っとくね!
知らん人ならお洒落〜って皮肉じゃなく言えるけど、自分の彼氏や夫になる人がお前のレベルでおしゃれ生活(工夫じゃなくて購入力にモノを言わせたおしゃれ感)してたら生活感の無さに引くし、お前のその『俺が選ぶ側』的な態度にも、結婚したら当たり前に女がやってくれる事みたいなのを求めてる姿勢にもドン引きだわ!お前は選ぶ側じゃないの、今の所選ばれてない側なの、理解してる?勘違いが度を越しててアドバイスすらしづらいんだよ。もうアドバイスとか求めてこないでくれ、求めるなら受け入れる姿勢を持ってくれ。いや、もう自分には相談して来ないでくれ!いいやつ見つかるといいな!
インターを出られるボンボン生まれでありながら「一流大学」なんてわざわざ表記するような大学(アメリカのアイビーリーグやUC系なんかではなく東大でもないおそらく慶応あたりじゃないとそういう表記はしないだろう)に入ってて、しかも「最大手企業」などという表記をするような会社に就職した(日本企業であってマッキンゼーとかゴールドマンとかの「そういう系」の人間御用達企業ではなく、おそらく大手金融か場合によってはリクルートとかその辺の可能性すらある)経歴で、結局そこも辞めて「外資系ゴリゴリベンチャー」と表記するような会社(どこだ?想像しづらい。)に行き、酔った勢いだろうとコテコテの選民思想を拗らせているというのは、そいつ自身も大したことない人間としか思えないな。
まあ優秀というのは嘘ではないと思うけど、生まれ育ちの文化資本でゴリ押ししてるだけでそいつ自身の資質や努力によるものはそんなに無いんじゃないかという風に見えるね。
休みの日になると、よく午前中から友達の家に遊びに行き、友達のお母さんにお昼ごはんをご馳走になった。
友達が私のうちに遊びに来た時に、私の母がうどんを振る舞うこともまたよくあった。
そして、誰の家のうどんが一番美味しいのかという話で盛り上がるのだ。
私の住んでいた地域では、親のうどんを作る腕前が子供の学校内での地位に影響を及ぼすことがしばしばあった。
しかし所詮は家庭で作るうどんであり、お店で出てくるようなレベルには及ばないような、あくまでささやかなランク付けだ。
隣のクラスのS君の家で出てくるうどんが途轍もなく美味しいという噂が学年中を駆け抜けたのだ。
それまでS君の家のうどんランクは精々上の下といったところだったのだが、なんとS君のお兄さんが作るうどんは彼の両親を遥かに凌ぐ味なのだという。
ぜひともその味を確かめたいと、何人もの人たちがS君に頼み込んだ。もちろん私もである。
5人くらいまでなら多分大丈夫とS君に言われた私達は、うどんを賭けた大じゃんけん大会を開き、見事私はその5人の中に選ばれた。
後日、手土産を持ってS君宅に上がったときお兄さんは既にうどんを作り始めており、挨拶を済ませた後慣れた手付きで人数分のうどんを作られていくのを私達はじっと見ていた。
S君の話では、お兄さんは1年ほど前からうどん店でアルバイトをしており、家族に振る舞うために店主からうどん作りを教えてもらっているうちにめきめきと上達していったのだそう。
そして出来上がったうどんを食べた私は仰天した。市販の材料から作られたとは思えないほど美味しく、間違いなくうどんランクの頂点に立つ味だった。
翌週、私達が噂は本当だったと触れ回ったことで、S君は一躍人気者となった。
休み時間になると大勢に取り囲まれ、誰もがあのうどんの話でもちきりだった。
まだ半信半疑の者も多少いたが、数週間後にS君宅に招かれた元うどんランク1位のK君や親戚がうどん店を営むN君らの証言もあり、徐々にS君を疑問視する声は無くなっていった。
この出来事によって、それまであまり目立たない方だったS君も少しづつ変わっていった。
以前よりも社交的になり、友達も増えたことでスクールカースト上位層、言ってしまえば陽キャとしての振る舞いが身についていったのだ。
その後中学校でも彼は人気者であり続け、私が親の都合で東京に引っ越すことになってからは会っていないが、元同級生からS君にとても美人の彼女が出来たという風のうわさを聞いた。
ソシャゲで面白いのは無いか?と友人に尋ねたら、ヘブンバーンズレッドとかいう作品が面白いと聞いた。
実際にやってみたのだが…面白くなかった。
まずシステムが面倒くさい。
移動するのに、いちいち移動する姿を見たり、特定の施設に入る姿を見なければいけない。そう、煩わしいのだ。
だが、会話シーンを読んでみるとオッサンのようなトークを美少女がしている。
無駄に不要な選択肢によるトークも多く、スキップを選ぶようになった。要するにとてもシラケるのだ。オッサントークで盛り上がっているように見えるトークシーンは。
シナリオライターが結構なお年なのか知らないが、本当につまらない。
キャラの強化もしづらいし、敵をわざわざブレイクさせないとマトモなダメージも入らない。強くなれば入るのだろうが、テンポが悪すぎて育成する楽しみがない。
音声の品質が悪く、ところどころうまく聞き取れなかったところがあった。その箇所は●●●と表記した。
anond:20220805225632 Part1 〜学問の自由とその濫用〜
anond:20220805225835 Part2 〜ポリティカル・コレクトネスという言説戦略〜
anond:20220805230017 Part3 〜Academic Bill of RightsとProfessor Watch List〜
anond:20220805230307 Part4 〜キャンセル・カルチャー批判〜
anond:20220805230534 Part5 〜Ahmedが見立てたキャンセル・カルチャー批判のメカニズム〜
anond:20220805230705 Part6 〜質疑応答〜
https://www.youtube.com/watch?v=FP8rL7KfisI&t=9613s
2:40:13~2:45:40
私いくつか頂いていて割とまとまらないというか散発的な感じなので、すごく短くお答えしたいと思います。
最初に「日本政府のジェンダー・バッシングの背景に宗教団体のロビー活動がありますか」ということなんですけど、
これはあります。詳しいことは、っていうかご存知の方はご存知だと思いますけど、
先週末かな、にモンタナの山口さんと富山の斉藤さんが、これ出していいのかな、
どっかで、延々と何か全部で見ると4時間か何かの番組でお話になっているので、そちらを見ていただければいいと思うんですが、
ジェンダー・バッシングの背景に宗教団体は確実にあります。統一教会はちょっと新しくって、
もともとあったのは、どちらかというと日本会議系だったりとか、そっちにいたんですけれども、
それと関係して「今日出てきたABORの背後に●●●主義がありますか」ということですが、
ただ問題はいろんな議論が直接、原理主義とか宗教から出てきているかどうかではなくて、
そういうところと結びつくようになってきている、ていうところのほうがジェンダー系では大きな問題だ、
ということはお伝えしておきたいなと思います。
次ですが、
「フェミ科研裁判と同じく京都地裁で係争中の呉座勇一さんも学問の自由●●●を求める裁判をされています」ということなんですが、
私は呉座さんの裁判は労働争議だと思っているので、学問の自由ではないんじゃないかなぁと思います。
ちょっとわかんないんですけど私も、きちんと法律の専門家じゃないので、
他の●●●の裁判をはっきりきちんと見ているわけではないんですが、労働争議ということではないかなというふうに思ってはいます。
学問の自由っていうのは、研究者だったら何を言っても大丈夫ということではなくて、例えばある人が、
この場合は「女性蔑視が問題になっていますが、学問の自由は守られるべきだと思われますか」っていうのがあるんですが、
ここすごく大事なところなんですけど、
あるいは非常に女性蔑視的であったりとか、
あるいはそれを超えて性暴力に至るようなことがあったりとかていうときに、
それは当然、性暴力って考えたらわかると思うんですけど、学問の自由では守られないです。
今言ったような、今おっしゃていただけたような、あるコミュニティの中の、学問コミュニティの中の手続きであるとか、
そこで積み重ねられてきた知見に則って、どういうような議論するか何を考えるか、
例えばすごく離れた領域っていうのを考えてみると、何でもいいんですけど、理論物理学の研究者がいて、
その研究者が非常に女性差別的なあるいは人種差別的なことを言ってそれが問題になった。
「いや学問の自由だよ」と言われたら学問の自由じゃないんですよ。
その人が女性差別的なことに言ったりとか人種差別的なことを言ったりとかっていうのは、
それは学問とは全く関係ないということなので、それは学問の自由では守られない。
そこら辺ちょっと、この件がそうだということではないんですが、
学問の自由っていうのが適用されるのは、そういう意味では結構狭いことになるので、
そこはちょっと注意したほうがいいんじゃないかなというふうには思いました。
次なんですが、「キャンセル・カルチャーという言葉を初めて聞いたんですが」、
何か今回のフェミ科研裁判とどう関係があるのかというご質問かなと思ったんですが、
一つは●●●さんもおっしゃってくださったように基本的には、その今●●●さんがおっしゃったこととも関係するんですが、
今回はすごく大事なんですね、この文脈では学問の自由は非常に大事なんですが、
学問の自由っていうのをとりあえず出しておけばいいということではなくて、
一体学問の自由っていうのが何を守ろうとしているのかとか、どういうふうに使われようとしているのかとかていうのを、
1回1回読み解いていく必要がある。
それを忘れて学問の自由なんだよという話をしていると結構足を掬われるって話を、
日本語圏はそもそもさっき「学問と見られていない」とおっしゃっていたのは、ほんとそのとおりだと思うんですけど、
そもそも日本語圏では学問の自由以前に、例えばジェンダーとかセクシュアリティとかそういう問題に関しては、
気にしようとも思っていない人たちが圧倒的に多いんですけど、でもその人たちが「気にしたほうがいいよ」って言われた瞬間に、
「学問の自由」って言い出す可能性は逆に言うとめちゃくちゃ高いと私は思っていて、すでに言い出している人たちはいっぱいいます。
なのでそこはやっぱり気を付けた方がいいよね、っていうふうに私は思いますし、
そのことっていうのは、例えば今回この学問の自由が大事だっていうのと、
それからある特定の別の学問の自由の使われ方に問題があるっていうのを、
同じ地平の上で、だけど、こっちは大事でこっちはまずいということを言えるような、
私たちが言説上の力をつけておかないと、ふらふらと引っ張られる可能性があって、それは非常に危険だってふうに思ってます。
一つの講演に対し、知る限りこの増田を含め三つの文字起こしが乱立している。
先行文字起こしが二つがあるなか、あえてもう一つを公開したのは以下の理由のためである。
なお、作業自体は滝本の文字起こしの公開前、Togetterまとめの文字起こしが中途で止まっている時から始めていた。
石畑隆氏版文字起こし(https://note.com/philo_radi/n/ne2da785c938c)が加わって乱立四つとなった。
質疑応答部がなく、またここではカットしたフィラーや言い誤りの訂正等も比較的再現されている。
小見出しを適宜挟んでいるところはここと近い。
公開先のnoteの組版の方がはてな匿名ダイアリーより読みやすい人はいるかもしれない。
・写真3枚(顔を隠して胸を強調した釣り写真、マスクの全身写真、コロナ前に撮った顔出し写真)
・「遊び目的です!」から始まるヤリ目感満載の自己紹介、身長体重、不美人であること、「年齢容姿気にしない人は遊んでください、割り勘希望」
■実施期間、成果
・マッチした数: 40〜50人程度
・会った数: 6人
■全体所感
・37歳だし写真も載せてるしあまりマッチングしないかと思って右スワイプしまくったらかなりマッチしてびびった
・メッセージでは直ホテルを誘ってくる人が多かったが、「まずは食事をしましょう」という人も何人かいた
・カカオトーク交換して写真送ったら返事来なくなった人もいた。ヒドスwww
現れたのは長髪によれよれの服着た人。男にも写真詐欺はあるんだとびびった。何年前の写真だ…と思ったら、何年も前、大手企業に勤めてた頃の写真らしい。
無料のドリンクとケーキとアイスがあり、ドリンクとケーキをもらう。美味しかった。ビジホみたいな簡素な部屋。
まずドンキで買ったビールを飲んで30分ほどトーク。途中で相手はタバコを吸いに中座。かなり緊張してる様子。
シャワーを浴びてベッドイン。挿れる前にちょっと出てしまう。フェラして仕切り直し、挿入後またちょっと出る。終了。相手はかなり落ち込む。お互いに不完全燃焼。
②7/18(月) Toshiさん(36)
新宿駅東口で13時に待ち合わせ。写真通りのイケメンが現れる。
入ってすぐシャワーを浴びてベッドイン。前戯から挿入、フィニッシュまで30分くらい。ファストセックス。
事後に既婚者だと聞く。婚外彼女探し中らしい。
プロフの写真は爽やか系。顔はよくわからないが写真がおしゃれ。
ビールを買って部屋で飲む。行ってみたいラブホテルトークで意気投合。
ホテル前で20時30分に待ち合わせ。ホテル前に立って待ってるのはものすごく恥ずかしかった。
五反田のSARA GRANDE。休憩2時間7000円を割り勘。
サービスの駄菓子とドリンクをもらう。相手はアイスももらっていた。中華風の部屋。
部屋に入って15分ほどトーク。シャワーを浴びてベッドイン。ちん●んが臭い。仕事上で飲んでる薬のせいで勃起・射精しづらいらしい。
何故か部屋にゴムがない…(隠されたのでは?)
私が持参したゴムを使おうとしたが、完全体にならず被せられない。生挿入はしたくなかったのでちん●んをひたすら舐め続けた。お願いして雄っぱいに顔を挟んでもらった。
⑤7/30(土) Takuyaさん(39)
イカツイ感じの見た目。
13時待ち合わせ、門前仲町で昼飲み。お互いビール2杯、日本酒グラス2杯を飲む。そこそこ盛り上がる。割り勘。
ホテルに移動。門前仲町から錦糸町までバスで40分。ちょっとイヤになる。
錦糸町バリアン。満室とのことで30分程度ロビーで待つ。マッサージチェアに座ってアイスを食う。
休憩3時間9600円を割り勘。
相手はそこそこのマグロ。私が責めてFして挿入。飲みすぎたのか中折れして中断。
仕切り直して部屋備え付けの露天風呂に入り、再度挿入。また中折れして終了。ホテル前で解散。
フリータイム、5980円。相手が払ってくれた。(ありがとう…)
サービスのドリンクを飲みながらソファで30分程度会話してシャワー、ベッドイン。
以上
https://anond.hatelabo.jp/20220804004638
これを読んでいてふとそんなことを考えた
自分はチェンソーマンを読んでいるのでこの人が言うニュアンスは理解できる
ただ、指摘されたキャラクターが心がないように映る!っていうのは、作劇上キャラクターとして、そもそも人間ではない等々共感し得ないタイプのキャラなので、これに関しては藤本タツキが「あえてわざと」そうしている、という話ではある
だから、そう読めたというのは読み方として正しいし、作者の意図は感じられている状態になる。つまりこの人は漫画を読めていないわけじゃない
では、それを踏まえた上で、「なぜそれが不快なのか」というところになる
いや、そもそもこれ実はとても真っ当な感想で、だって藤本タツキはわざと不快になり違和感を持つようにそのキャラを作っている部分があるから、という理由になるからだ。
つまりこの疑問というのは、『じゃあ、なんで、わざわざこういう共感できないキャラを主人公として、さらに味方側にも配置したのか』というのが本質にある
この疑問にに関しては、藤本タツキはいろんなインタビューで語っているのだが、この作者の作品というものは基本的に世の中に対しての「怒り」駆動で出来ており、チェンソーマンはその「怒り」の原因に対してのヒーローだからだ。
ここで重要なのは「怒り」という感情を人間はどういう時に抱くかという問題で、それは大抵の場合は「理不尽」なのである
道理の通らない自分ではどうしようもない不幸や絶望的な状況、助けられない何かを見た時に人はそれに対して「怒り」を持つ。これが基本的な怒りの発露だ。
なので、ヒーローというものを私たちが想定した時にヒーローとはこの理不尽を打破してくれる存在になる
さて、ここで任意のヒーローを思い浮かべてほしいのだが、ヒーローというのは大抵においてある種の神的パワーを持つ存在として描かれる。これは前段の話を考えれば当たり前で「理不尽」に対抗するには理から外れた存在、「別の理不尽」で対抗するしかない
この場合「別の理不尽」というものは人間の理や感情に沿わないものなので、物語がインフレすればするほど、どんどんと理解の範疇外になっていき、共感がしづらくなっていく
ドラゴンボールで悟空に共感できる人間、ワンピースでルフィに共感できる人間というのは部分的に理解や共感はできても、おそらくその思想丸ごと受け入れられる人は少ないだろう。これはワンパンマンとかだとより顕著になる。
つまり、ヒーローの文脈において僕らはヒーローそれ自体に「心や理がある」から共感しているわけではないのだ。そいつらが世の中のどうしようもない「理不尽」をぶったおしてくれるところに、スカッとしたくて見る部分がある
だから、この人の言説に乗るのであれば「ヒーローの心は基本フィクションだし、その敵もまたフィクションだよ」ということになる
これ自体はおかしなことでもなんでもなく、悟空に対してこいつやべえよなって思っている人はいっぱいいるし、ルフィに対して引いている人間はわりといる。多分Twitterで検索したらそこそこ出てくるくらいには。
なので、増田の不快感というのはわりと一般的なものだと思うし、そこに共感できないのは当たり前で、物語の優先度が違うから面白く思えないのはしょうがねえよなあってところだ。
ただ、もし、この増田がこれらのヒーローものを読んでいたとして、チェンソーマンより不快感を持たなかったのだとしたら、その差異はどこにあるのだろうか?というのは気になる
これに関しては、仮説というかおそらく「共感できる人の少なさ」と「読者が共感できそうになった人から死んでいく」というチェンソーマン特有の作劇の問題かもなあ
チェンソーマンの主題は前述した通り「世の中に対しての理不尽(恐怖)に対しての怒り」であり、その恐怖っていうものを前提として見せなければならない
だから共感できる理の側の人間は文字通り理不尽に殺されなければならない。そうしないと、理不尽がキャラとして出せないからだ
だから、そういった意味で「心がノンフィクションのキャラ(もしくは、ノンフィクションになったキャラ)は確実に死んでいく」ので、後に残るのは理不尽な奴しかいない
この共感キャラがドラゴンボールだと生き返るし(クリリンとかヤムチャとかブルマとか)、ワンピースでもわりと生き残ったり報われたりするので、不快感は少なくなる。また生き返らせる、生き残らせることができるのはこれらの作品がファンタジーだからだ。つまり、この場合「作品世界はフィクションで、生き残るキャラたちはノンフィクション(心がある)」になる
でも、藤本タツキは理が理不尽に侵されるというものに対しての怒り駆動なので前提として侵される瞬間をまっすぐに描くし、それを取り返しのつかないものとして描く
だって、理不尽に奪われたものは取返しつかないでしょ?リアルだと
藤本タツキの書くものはそういった意味で「作品世界はノンフィクション、生き残るキャラたちはフィクション」となるので、この違いが大きいのかなと思う
まあ、いずれにせよ増田の感じ方はもっともで個人の感想としては至極真っ当に合わなかったんだなあというのがあるので、問題ないと思うよ