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はてなキーワード: 中絶とは

2016-05-21

恋愛結婚をしたくないかできないかの話って、中絶安楽死問題とも似てる。

権利』としてのそれらを求める声もあるけれど実際は貧困層への医療放棄による安楽死喚起だったり特定人種民族への断種が行われたりして、

彼ら彼女自身意思でそれを選んだとは言い難いところがある。

エルサの特殊能力遺伝する可能性のある疾患や障害一種と考えれば、

そういう人間の「恋愛しない自由」「結婚しない自由」を描く事は一見当人意思尊重した綺麗なストーリーであるように見えるが、

巧妙な誘導にも見え、かつて北欧において行われた断種政策を想起させるものとも言えるのではないか

私はエルサの設定って同性愛というよりは寧ろ「発達障害」とか「精神障害」とか、そっちのメタファーだと思ったんですよねー

結婚したいってなんなん?

結婚という制度意味からなすぎる。

結婚して良い事なんて1個でもあんのかな?

一緒に居たいなら同棲すれば良い。

国に保証してもらわなければ、

お互いを愛し合うという気持ち信じられ無いのか?

子供だって籍入れなくたって、普通に子育てできる。

もっと言うと、片親でもちゃんと

育てられるような社会的支援するべきだろう。

実際、結婚制度だけでどうにかしようとするから

少子化全然まら無いくせに、

妊娠中絶数がめちゃ多いって状況になってるんだし。

老後のために結婚とかだって

介護施設入れる金貯めておいた方がよっぽど安心だろ。

実際、定年後に離婚されるケースが山ほど出てきてて

心の底からザマアとしか思わ無いよね。

そのくせ、結婚後に恋愛したら不倫離婚だと

犯罪者になるわけでしょ?

愛を証明するために、意味わからん契約結ぶとか

友達のために保証人のハンコ押しました」

となんら変わらないじゃない。

もうこの国から結婚制度くそうよ。解散!

2016-05-20

日本結婚年齢を16から20歳にした方が良い

女性10

14歳以下の死産率6割

・15歳以下母親死亡率1/50(介助無しの場合)

・16歳以下の出産帝王切開9割、自然分娩は1割以下(自然分娩の場合子宮脱、歩行障害20代以降の10倍)

中絶率7割

日本10母親わずか1%

10代の離婚率7~8割

貧困率5割

子供不登校率2倍

・脳性小児麻痺、低体重が多く障害が残る事が有る

平成20年以降、日本で第2子以降を15歳以下で出産した人数は0人

14歳以下と50代の出産は毎年増え続けている


女性は42歳で卵子数が1/10になり、流産率も5割に。

男性40代で30歳以下と比べると子供障害率が6倍になり、精子活性度が1/5に。

高齢夫婦は裕福で貧困率は1割以下だが、不妊障害児になる確立が高い。


子供を作る結婚年齢規制2040歳にしたほうが良い。

低年齢も高年齢も子作りは止めよう。


メモ程度

男性10

子供のガン発生率が35%増量、父親40代で同じ程度の数値。

貧困率女性より高く7割

2016-05-18

今日ツイッターサーフィン

妊娠中絶経験のある風俗勤務女性

かなり自分に酔った感じで不幸そうに自身中絶話をしたかと思うと

下着姿の自撮り晒したり関係ない他人アカウント晒し上げ攻撃したりしている

そしてまた子供がほしいんだと

ツイッターは闇

少子化問題を語る専門家達の奥歯に物が挟まったような物言い

ようは避妊をしないセックスをしてもらいたい、ってだけの話なのに

それを公衆面前で語れないから、

やれ経済力が云々、保育園不足が云々、女性の進学率が云々、

男性の働き方が云々、ポルノの氾濫が云々など

婉曲表現極北とでも言うべき提言ばかりが語られる。

日本社会不思議なところは、これほどセックスが氾濫しているにも関わらず、

公(オオヤケ)で性について語ることが奇怪なほどタブー視されているところ。

性について語られるのは、単なる猥談ジェンダー論くらいしかない。

少子化の解消の方法は一つしかない。

みんなが避妊をせずにセックスをすること。セックスの回数を増やすこと。

避妊中絶を善しとしないこと(まるでカトリック教義みたいだがw)

世の中が避妊中絶重要視するのであれば、それは少子化なんかよりも、

避妊中絶によって守られる権益の方を重視しているという証拠

実際のところ、俺たち平均的な日本人は、将来の人材不足よりも、

現在における快楽の充足の方が大切だ、と考えているのだろう。

2016-04-25

妊婦いじめるな

妊娠中って、ふだんポジティブな人でも、あかんのよ。

 

無事うまれるかな?

無事そだてられるかな?

 

自分欠点とか、ぶわーって出てきて

欠陥だらけの人間やのに大丈夫かとか、

わけのわからん不安におそわれる時期やのに。

 

ましてや、初めての妊娠なんてただでさえ不安でいっぱいやのに。

 

妊婦幸せ100%なわけないやんか。

9割不安で、1割、あるのは「幸せ」じゃなくて「おだやかな願い」。

 

無事うまれてきますようにって願っているときだけ

幸せそうな笑顔を浮かべるだけ。

 

 

まれてわが子を抱っこするまで不安でいっぱいなんじゃ、ぼけ。

 

 

そんなときに「あなた胎児は異常です!! 異常です!!」

って言われてみぃよ…

 

涙とまらへんくなるよ…

 

 

世間体気にする日本妊娠から「異常」のレッテルを貼られたこどもを、母親経験の人が育てたいと思うか?

 

世間体気にする日本で「異常ですけど安心してください」っていう

環境、整ってますか?

 

 

知的障害者場合作業所グループホームがあること

こんな支援があるよ、ということ、地域によって違う、ということ、

伝える気、ありますか?

 

 

こういう気遣い男性産婦人科医にはわからへんやろな。

家族障害者をもたへん、女性産婦人科医にも、わからへんやろな。

 

 

中絶をしたら、妊婦だって傷つくのに。

一生、忘れられへん傷つくるだけやのに。

 

ダウン症だって友達つくって、寮生活して、商品作って、

笑って、生活してるのに。

 

 

こういう怒りって、どこにぶつければいいんやろ。

障害者がうまれたら」っていうガイドブックでも作って、もちこんだらいいんかな。

 

宣告受けてからじゃなくて、母子手帳交付とともにもらう仕組みにしてもらって。

出生前診断がはじまるまで、私の姉がこんなに否定されるなんて

思ってもみぃひんかったわ。

自身は、たくさん友達いるのに。

2016-04-16

当方男性、先日同僚から中絶したことを告げられた。

といっても俺の子じゃない、っつーかヤってない。

同僚の女子なんだが当欠や遅刻が増え「なんだかなぁ」と思っていた矢先、当欠等を注意したわけでもないのに告げられた。

なにやら中絶後、飲まなければいけない薬のせいで朝起きることが困難な状況が続いているという内容だった。

しかも親にも誰にも言っていないとの事だった。

「えー、休んだりした事について責めてもないのになんで俺に言うんだよ。やめてよ」とも思ったけど、「大変だったね」とか適当対応した。

数日たったけど相手男性以外の親にも相談していない事を相談して来てくれたのだから、もうちっと気の利いた対応をすべきだったのかなと思っている。

みなさんならどう対応するのかな?

http://anond.hatelabo.jp/20160416172310

よく読んでからクソしろよ低脳なアホが

中絶してからって書いてあるだろ

それまでは普通だったんだから人格障害な訳ない

中絶してからこういうエントリ見ると死ねっておもってしま

http://mamashizue.hatenablog.com/entry/2016/04/16/%E5%A6%8A%E5%A9%A6%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%82%93%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%82%E3%82%88%E3%82%8D%E3%81%97%E3%81%8F%E3%81%8A%E9%A1%98%E3%81%84%E3%81%97

はてブで上がってきたこのエントリ

電波悪いから中読んでないけど、タイトルだけで胸糞悪い。

中絶してからずっとこういう状態

どうにか幼児赤ちゃんは受け入れられるようになった。

でもいまだに関係ない人が妊娠したっていうニュースを聞くと本当に死にたくなるし死ねっておもう。

こんな闇な性格でごめんね。

でも世の中には無邪気に他人妊娠を知らされるのが本当に不快な人がいるっていうの、少しは理解してくれる人がいてほしい。

子殺しと罵られてもいいの。

でも本当に嫌。こんなのんきなイラスト見せられて本当につらい。

反論が来るのはわかってるからそれに反論はしないよ。

でも本当にこういうのんきに妊娠して繁殖してる人を見ると自分にはなんの価値もないと思うし、死にたくなるんだ。

2016-04-14

インターネット赤ちゃんポストについての私の見解

今、テレビを見ていたら、インターネット赤ちゃんポストについての記事を見た。

私は、これについては、非常にいい取り組みだと考えている。

たまたま1件、養母詐欺容疑で逮捕されたとしても、その大きな流れを止める必要はない、と考える。

私が、2004年釈尊から、「至碧金剛如来」という法号を与えられ、仏陀として認められた時に、釈尊から

私が地蔵菩薩の魂である、と明かされた。私も、それについては、思い当たる節が沢山あった。

地蔵菩薩は、子供水子の守り神であり、お釈迦さまから釈尊亡き後の後事を託された。

私も、自らが、弥勒仏出現までの間の法を守る役割を痛感する。

その観点からして、中絶される命をどのような形かにせよ、救うことは、社会として認めるべきだと思う。

たとえ、里親詐欺で捕まえられようとも、途中で育てられなくなって、施設に引き取られる運命を辿るにせよ、

とにかく、生まれて来たことを評価するべきである。その里親がいい人ばかりでなくても、子供を欲しいと願っている

家族の下に、一度でも行くことは、その子運命として、喜ぶべきことである現在は、無責任妊娠するケースも沢山ある。

そして、生まれた結果、いじめ虐待に会う子供もいる。それでも、私は、産んで育てる方が良い、と思うのである

これは、仏陀視点であり、反対も沢山あると思うのであるが、宇宙創造主の御心からすれば、そういうことである

赤ちゃんポストに、寄付するように心がければ良いと思う。私も、生活に余裕ができたら、ぜひ、慈恵病院の「こうのとりのゆりかご」に

寄付をしたいと思っている。私の場合、まず、経済的に自立することが必要なのであるが。

2016-03-30

http://anond.hatelabo.jp/20160330183341

そりゃサルでもセックスしたり、モテたりしてるからなあ。

サルには性格もクソもないでしょ。

人間的に勝ち組だってなほうが大事だわ。

まり女性相手にされたいなんて全く思ってないってことか。そりゃすまんかった。

逆にそういうリア充アピール中絶文化推し進めてて人間としてどーなの?w

俺なんかはリア充のうちに入らんよ。あと大多数の人間中絶なんてしないよ。

頭いいなら考えなくてもわかると思うが…。

ちなみに「人間的に勝ち組」ってどの程度の話なんだろう。

そこまで恵まれた生まれだと、ノーベル賞現実的に狙っていくくらいじゃないと怠慢だと思うわ。

http://anond.hatelabo.jp/20160330182440

元増田だが。

そりゃサルでもセックスしたり、モテたりしてるからなあ。

サルには性格もクソもないでしょ。逆にそういうリア充アピール中絶文化推し進めてて人間としてどーなの?w

人間的に勝ち組だってなほうが大事だわ。

ちなカーちゃんは海外の有名大学出てる。とーちゃんも日本医者としてトップ

身長160センチの男だが

身長は、辛いかといわれると、辛くは無い。

ただ、普通得られるだろう楽しみを持て無いという意味では辛いのかもしれない。

言ってみれば、高卒みたいなもんかもしれない。大卒に対して辛いとは思わなくても、持たざるモノだっていう意識はあるかも。

  

女に相手されないっていうけど、リア充文化リア充なんて言葉ができる以前から嫌いだったので、女に相手されなくてもかまわないし。

だってリア充文化があるせいで、中絶だのいじめだのパワハラなんて成立してるわけじゃん。だったらリア充文化嫌いになるのが普通じゃん。中絶みたいな人殺し肯定してまでリア充なりたくないし。

でも、女に相手される生活を知ってる男からすれば惨めなんじゃないか?くらいは思う。

  

だけど、こうも考えている。俺は東大医学部出るくらいには頭もいいし、親も金持ちから

俺は、多分神様ステータスをどう割り振るか聞かれて、「頭と親の金に全力」でステータスを振ったんじゃないか。

俺が神の前で選んでいいよって言われたらそういう風にステータス絶対振るし。顔とか身長とか髪の毛とか全部ゼロにして、頭に振りまくる。

そう考えると、自分人生やや納得している。

仮に身長180のイケメンに生まれるのと選べるといわれても、今のほうを選ぶ。

  

確かに、低身長ってことで、失ってるものあるけど。

考え次第じゃなかろうか。

2016-03-27

http://anond.hatelabo.jp/20160327054341

その内70%は既婚夫婦の第2.3子って事は、嫁に中絶をさせるのが日本の文化なんだろ

中絶率15%→リア充最低だな

日本中絶経験した女性は15%らしい。

ってことは、そういう危険セックスしたのってその3~4倍はいそうだから、50%くらいの女性殺人未遂なわけか?

  

じゃあ、なんでそういうセックスが横行してるのか。端的に言ってリア充文化のせいじゃないか。

そう考えると、リア充肯定してる今の風潮、あるいは恋愛モノのドラマとかスンゲー気分悪い。

  

ってことで、俺は多分非リアを選んでるし、風俗オナニーが大好きな風になっているように思う。

2016-03-25

元カノ妊娠した

元カノ妊娠した

僕は28歳のフリーターで、元カノ20歳学生だ。

付き合いが長くなるにつれて僕の将来性の無さ等から喧嘩が多くなり、1月ほどギクシャクした関係が続いていた。そんな中、先月久しぶりに会い、仲直りの意味も込めてsexをした。

しかし、抜く時にゴムが中に残り、避妊に失敗してしまった。元カノ時間が取れた2日後に病院に行って、アフターピルを貰った、と電話で聞いた。

その後、幾度か電話越しの喧嘩があり、会わないまま別れることが決まった。避妊に失敗した事も間接的な原因になった。

別れる前、元カノから時折、アフターピルを飲んだのに生理が来ないことは聞いていた。しかし僕は楽観視していた。

一昨日、元カノから妊娠検査薬が陽性だったという連絡が来た。

昨日、一緒に産婦人科に行った。妊娠していた。5週目だった。

元カノは迷うことな中絶を選択している。

僕も中絶を選択しているし、金銭的には全て出す。

ただ僕は元カノの両親に伝えるべきかという事で悩んでいる。

元カノは両親には絶対言いたくないと言う。

けど僕は、少なくとも元カノ母親には話した方がいいのではないかと迷っている。

元カノはこれまで男性と付き合ったことがなく、僕との付き合いも秘密にしていた。フリーターと付き合っているなど許されない事らしい。

その上妊娠しただなんて、こんな事を話したら呆れられそうだから無理だと元カノは言う。

正直に言って、僕も黙ってこっそり出来、その後何の影響も無いのならそれに越したことは無い。

だが、精神的な影響や体調の変化などで隠し通せるものでもなく、将来的に話しておいた方が良かったと元カノが思うのではないかと僕は考えている。

元カノを一生支え、責任を取るのかと聞かれると無理だ。僕たちは別れていて、僕には経済的な力も将来の宛も何も無い。

端的にいうと、僕は金銭を出すだけで何の責任も取らず、それでいて元カノがこの先、幸せに生きていけることを望んでいる。

人生の先輩達にどうするべきかを聞きたい。

2016-03-24

緊急避妊薬を巡る議論について、殴り書き

一部のラディカルフミニストがピルや緊急避妊薬を蛇蝎のように嫌う背景には、「生殖の為に、女は有害行為を受容させられる」「その過程においてコンドーム装着を受け入れさせることは、男への、女による影なる支配力の行使である」という、「男」へのマウント意識があるのではないかと思う。彼らにとって、生殖は選択不可能な苦行であり、反面、男への影響力を駆使するための手段でもある。そこに、産むことも性を謳歌することも万人に与えられた権利である、という意識はない。

一方、リプロダクティブ・ヘルスライツの整備に反対する保守層は、女性人生に対する主体的な選択を行うことを、「ふしだらである」として忌み嫌うかたちで、その権利を奪おうとする。しかし、性教育の不徹底と、不完全な避妊方法である"コンドーム教"の盲信は、避妊失敗の社会的責任を、男性のみに背負わせる。女を妊娠させたとき、男は責任を取らねばならない。育児出産によって労働の機会を失う女たちを「養う」ことで、男たちは権力を得る。生殖を巡るパワーゲームを維持するという構図において、彼らの利害は一致する。結果として、リプロダクティブ・ヘルツライツ話題のもの忌避する社会が完成する。

プロダクティブ・ヘルツライツを巡る議論においてのみ、本来なら敵同士であるはずの彼らの利害が一致する。この構図は、彼らのプロレスじみた対立が、本質においては「同じ権力構造の内部でマウントを取り合っているに過ぎない」のだ、という事実証明に他ならない。男性のありとあらゆる性の営みを監視し・支配するラディカル・フェミニズムの主張は、結果として、敗戦と高度成長によって闇に追い遣られた「影なる支配者」としての女の復権に等しい。そして、一部のミソジニールーツとする保守主義者は、女性社会進出を嫌う。育児出産が女の手に占有された世界において、女が労働によって金銭自由を得てしまえば、男たちはパワーゲームに勝てない。男の欲望を受け入れ癒し、子孫を増やし育む機械である女と、女によって欲望を充足され、労働し、財を得て、社会を富ませる機械である男。どちらが権力を握るべきか。彼らの諍いは、どこまで行っても、同じ地点に収束する。

日本における家制度は、男尊女卑の見掛けを取りながら、男を肯定し、てのひらで転がし、そして扱き使う「女たち」の、影なる支配によって成り立ってきた。そうして労働力構成員を吸い上げてきたのが、それぞれの時代における「社会」だ。人は社会帰属し、「世間」の強制力空気のように蔓延する。保守的な男女観に固執する限り、彼らは、どこまで行っても、彼ら自身を苦しめる抑圧から逃れ得ない。その事実を、このところネットで頻発する「アンチフェミニズム」の趨勢象徴しているように思う。

リプロダクティブ・ヘルスライツへの問題提起は、女が生殖への主体性を手にするための運動だ。しかし、同時に、男が「自らの意思で」生殖もっと言えば異性との利害を伴った関係性に踏み込んでゆくこ権利を得る活動でもある。二者間の合意によってパートナーシップを構築するとき、男は「働かなければ価値のない生き物」ではない。そして、純粋利害関係に基づくパートナーシップが、男性による労働社会的価値を損なうことはない。出産育児労働を天秤に掛けるとき労働を選択する女性ばかりではないからだ。

一般に、「金のない男」が若い女と恋愛できないのは何故か。女が打算的だから、男に養われ、楽をしようと意図するから、ではない。現在日本社会においては、生殖のものコスト女性側に一任され、経済的負担男性の側に強く圧し掛かる。金のない男はその負担を負うことができない、と判断される。それは合理的帰結に過ぎない。

単独家族を養うに十分な社会的資本を持たない彼らが、現代社会において異性と関係を結ぶためには、ハンデを飛び越えるに足る利害調整力と、自分社会的立場を見極める市場観察力、利害の一致する相手見出し、交渉する主体性と行動力必要となる。しかし、アンチフェミニズム標榜する視点において弱者男性問題が論じられるとき、男女関係における責任問題現実的側面に目が向けられることはほとんどない。

彼らの世界に、「主体的に選択し、行動し、異性関係を構築する」という選択肢存在しない。その選択肢を得た個人は、現代社会においてもはや弱者ではないからだ。保守的男性世界観においては、「男性としての名誉」も、トロフィーとしての女も、世間に従い、勤労し、地位を獲得することによって、主体なき「社会」によって宛がわれる。しかし、社会全体の資本が不足し、そして、かつて公共財であった女が人権を獲得してしまったこの時代トロフィーを得るためには、生まれながらのステイタスと弛まぬ努力、そして大いなる運が必要となる。加えて、トロフィーを獲得しても、幸福になれるとは限らない。双方が主体的選択と責任意識放棄して「規範」によってマウントを取り合う関係性、外的抑圧によって維持された家族関係において、性的抑圧は再生産され続ける。

セックスが「男女の問題」ではなく、「主体的な二者間の問題であるとき生殖に関与する両者は、二人の協力者である

男性側のアクションとしての、コンドーム代表される避妊手段女性側のアクションとしてのピルやIUDの使用リスクヘッジとしての緊急避妊薬の存在性病検査の徹底。生殖に参加する関係性の帰着を見据えた上で適切な手段を選択することで、初めて、両性にとっての「主体的生殖の選択」は可能となる。この状況下においては、「全てのセックスレイプである」という命題否定される。その上で、生殖に前向きな人々が、意思以外の諸要因を理由に断念せざるを得ない状況を減らしてゆくこと、が、理想的な(あくまでも理想的な!)「少子化対策」と呼べる。このことは、シラク三原則が成果を挙げたことによって実証されている。

しかし、この「現実的側面に対して、現実的議論する」こと、そのものが、世間一部の人々には(蛇蝎のごとく!)忌避されている。フェミニストを名乗る、ミサンドリー支配された「女たち」と、家社会部族社会論理に連なる男女関係を信望する保守主義者の人々、女によって自らの居場所財産名誉を奪われたと盲信する「男たち」。インターネットにおける緊急避妊薬を巡る議論への反応から見て取れる。彼らはひとの良心想像力をも支配したがるのと並行して、パートナーシップを構築する二者が対話し、尊重し合うことを志向するというごくごく当たり前の幸福を、社会構成員から取り上げるべきだ、と主張する。生殖主体的選択が一般化したとき、救われるのは"望まぬ妊娠をさせられた女性たち""中絶強制される女性たち"だけではない。男らしさ規範による、自尊心の欠損や経済的搾取に苦しむ男性もまた救われることになるというのに、である

リプロダクティブ・ヘルスライツを巡る議論忌避され、遠ざけられる。問題提起を行えば、「フェミニストからも「保守主義者からも袋叩きにされる。この風潮は、そのまま、日本におけるフェミニズムリベラリズムの歪みの象徴であるように思われるのである

2016-03-22

http://anond.hatelabo.jp/20160322191912

そいつらは今更要らんだろ?日本中絶70%を占める既婚者の第2.3子を産ませる方がはるか現実的

2016-03-15

出生率を向上させるたった2つの簡単な方法

強姦無罪にする

中絶禁止する

これだけで出生率は確実に上がる。

2016-03-12

明るい家族計画

何か暗い家族計画時代彷彿とさせて、禍々しく聞こえる単語だと思う

昔の人は避妊せずに中絶して、さらに昔の人は産んでから殺してたんだもんなぁ

2016-03-07

キモオタによるフェミニズム概論

フェミニストからキモオタ死ねと言われ、私はもちろんキモオタであるから激昂してクソフェミ死ねと言い返しかけて、そこでふと気がついて困惑した。

フェミニズムとは何だろうか。

私はフェミニズム名前ぐらいしか知らない。しかし知らないものを知らないままにしておくことは、少なくとも私にとってキモオタしからぬ行為である。私は自分に自信をもってキモオタでありたい。クソフェミ死ねと罵られるキモオタであることに誇りを持ちたい。ならばフェミニズムについて知らなければならない。

しかフェミニズムについて知りたかったら何を読めばいいのか。これが意外と分からない。ロールズやセンを読めというのを見つけたので読んでみたが、やはりフェミニズムが分かった気になれない。

そこで手当たり次第に適当にフェミニズム書籍を読んでまとめみることにした結果が本稿である。決して十全ではないが、私同様、フェミニズムをよく知らないオタク諸姉諸兄にとって、フェミニズム理解の取っ掛かりになれば幸いである。

フェミニズムとは

フェミニズムは大きく三種類ある。ラディカル・フェミニズム(以下ラディフェミ)、リベラルフェミニズム(以下リベフェミ)、そしてマルクス主義フェミニズム(以下マルフェミ)であり、それぞれ理論の組み立ては全く異なる。以下順に見ていこう。

ラディカル・フェミニズム

現在のラディフェミ理論的支柱はキャサリン・マッキノンと言っていいだろう。「性の不平等の源はミソジニー(女嫌い)」であり、「ミソジニーの源は性的サディズムにある」(C.マッキノン,"フェミニズム表現の自由",1987,*1)。そして社会に溢れるポルノグラフィ(以下ポルノ)こそが「性差別主義者社会秩序の精髄であり、その本質をなす社会的行為」(*1)に他ならないと喝破する。この諸悪の根源ポルノであるという揺るぎない確信からポルノ法規制を推進する。

ポルノ性犯罪を誘発するという統計的証拠はあるのか。この批判に、しかしマッキノンは自覚的である。誘発するという調査もあり、無いという調査もあると率直に認める。従って彼女が起草した反ポルノ法は「被害をもたらすことが証明されうる物だけが告発できる」(C.マッキノン&A.ドウォーキン,"ポルノグラフィ性差別",1997,*2)。「証明されるべき被害は、強制行為、暴行脅迫、名誉毀損、性にもとづいて従属させる物の取引といった被害でなければなら」(*2)ず、不快に感じた、宗教上の信念を侵しているといった被害は認められない。被害者ではない第三者告発することも認められない。

ポルノには、ホモレズ二次元も、古典文学から芸術作品まで被害をもたらすことが証明される限り全て含まれる。自分が叩きやすゲームマンガだけを槍玉にあげて、自分が叩かれやすい文学や芸術から目を背けるチキンではない。殴るからには全て殴る。それがマッキノである

なお、田嶋陽子はラディフェミを名乗りドウォーキンへの共感を示しているが、ポルノ諸悪の根源とはせず、現実的政策としてはリベフェミに近い内容を述べているため注意されたい("愛という名の支配",1992)。

リベラルフェミニズム

J.ロールズの「公正としての正義」やA.センの「不平等の再検討」をその理論的土台とし、リベフェミは次の点を問題視する。「ジェンダーシステムは、その根を家族における性別役割にもち、事実上わたしたちの生活の隅々まで枝葉をはびこらせた、社会の基礎的構造のひとつ」(S.オーキン,"正義ジェンダー家族",1989,*3)であり、「女性男性重要差異が、家族内で現在おこなわれている性別分業によって作られる」(*3)。

夫婦がともに働いている姿を子供に見せることが教育上望ましいと考え、そして共働きにおいて妻にだけ家事育児押し付けられることは不平等であり、二人で平等に分担するべきであるとする。もし専業主婦なら、夫の稼ぎは夫婦二人で稼いだものとして両者で均等に等分すべきだとオーキンは言う。

このように家庭内賃金労働の不平等の解消によって性差別の無い社会が構築されるとする考えから、リベフェミ女性社会進出を推奨し、出産休暇や託児所の拡充、男性育児休暇取得を推進する。また「子どもたちがなりたい人間になる機会」(*3)を拡大するため――その機会を無知ゆえに狭めないために、性教育重要性を訴える。

なお、「男性を敵視し憎む分派は消滅するだろう」(B.フリーダン,"新しい女性創造",1965)が示すように、フェミニズム男性女性権力闘争化することに否定的立場をとる。

マルクス主義フェミニズム

出産を含む女性の家事育児は明白な労働行為である。にも関わらず男性社会はそれに一切の支払いをしてこなかった。ゆえに女性とは搾取されるプロレタリアートであり、その意味で男性とはブルジョワジーである女性の抑圧は、資本制と家父長制の構造上必然的に生じたものであると喝破し、資本制・家父長制の打倒を訴え、そしてこれが日本の伝統フェミニズムである

女性社会進出に関してはリベフェミの主張とほぼ同一だが、フェミニズムの主要な敵は男性であると断じ、マルフェミでは家事育児という労働に対する賃金の支払いを請求する(上野千鶴子,"家父長制と資本マルクス主義フェミニズムの地平",1990,*4)点で異なる。ただし誰に請求しているのか、また家父長制を崩壊させるために「資本制との新しい調停」を、というが、それが共産制かというとそれも曖昧で判然としない。

日本ではさらにそこに独自思想が入り交ざる。例えば男女混合名簿の推進は「日の丸君が代シンボルとする儀式を撃ちくずす」(河合真由美,"「男が先」を否定することでみえてくるもの――学校の中での性差別男女混合名簿",1991)から良いのだ等、目的が何なのか、いささか混沌としている向きも見受けられる。

その他のフェミニズムと補足

レズビアンフェミニズムブラックフェミニズムエコロジカルフェミニズムポストモダンフェミニズムなど多岐にわたる。マルクス主義フェミニズムの派生であるサイボーグフェミニズム(D.ハラウェイ,"サイボーグ宣言",1985)は読むとつまらないがネタとしては面白い。あとキワモノで言えばスピリチュアルフェミニズムとか。

補足1:クィア理論

同性愛者とフェミニスト関係は、従来男性権力社会に対する「敵の敵は味方」関係に過ぎなかった。そこで登場したのが「フェミニズムと、ジェンダーに関するゲイレズビアンの視点と、ポスト構造主義理論を、政治的ひとつに纏め」(J.バトラー,"ジェンダートラブル",1990)たクィア理論である。これにより統一戦線理論的に張ることが出来るようになった。

補足2:男性差別

リベフェミは広範な男性差別否定するが、アファーマティブ・アクションでの男性差別肯定する。ラディフェミ男性敵視の姿勢を持つが、しかしマッキノンは男性けが徴兵されることは男性差別だとして否定する。「平等とは、ジェンダーの違いではなく、ジェンダーヒエラルキーを問題にし、その根絶をめざすものである」(*1)からである。マルフェミはよくわからなかった。女性兵士に反対しているので、男性差別肯定されるのかもしれない。

フェミニズムが扱う問題

セクハラ家庭内暴力中絶女性兵士等色々あるが、本稿ではオタク、わけてもアニメオタク関係の深い「性の商品化」について取り上げる。

「性の商品化」の法規制

マッキノンは、猥褻として過去に規制された、まさに「性の商品化であるユリシーズ(J.ジョイス,1922)について「ポルノではない」と述べる(*2)。現実の被害が証明されていないからである。「性の商品化」は法規制の理由にならない。

リベフェミであるN.ストロッセンは「子供や妻への虐待強姦日常的な女性への屈辱行為などを正当化する内容が詳細に述べられている」書籍として聖書をあげ、「禁止されない安全思想などほとんど存在しない」("ポルノグラフィ防衛論",2000)とする。そして性教育がかつて猥褻として政府に規制された例を上げ、ポルノ禁止法は政府検閲に利用されると強く批判する。

一方、上野は「性の商品化」だとしてミスコン廃止を訴えるフェミニストについて、彼女らは「法的取り締まりを要求したわけではなく、受け手として「不愉快」だという意思表示権利行使であると言う。そして「性の商品化」は「メディアのなかでも、なんらかの基準がつくられる必要がある("「セクシュアリティ」の近代を超えて",新編日本フェミニズム6,2009)」とする。

ここから見えてくる点として、女性が「不愉快であることが問題なのだということが分かる。「性の商品化」とは何か、それに実害があるかは、おそらく最終的にはどうでもいいのである。さらに求めているのは自主規制であって法規制ではない。自主規制によって発言者は自ら口をつぐむのだから表現の自由は全く関係のない話である

不愉快」による法規制正統性

リベフェミであるマーサヌスバウム嫌悪感を根拠とした法規制を徹底して批判し、ゾーニング妥当性を論じるが("感情と法",2004)、マルフェミである永田えり子は「ポルノ市場が成立すれば、必然的ポルノ市場の外部に流出する。そして流出すると不快に感じる人がいる」("道徳フェミニスト宣言",1997)としてゾーニング効果がないと批判する。

ポルノは「人々に広く不快を甘受させているかもしれない。そして事実不快だという人がいる。ならば、それは公害である」。「性の商品化は多くの人々に対して、確実に何らかの不快や怒りを与えるはず」であるがゆえに規制されるべきだと主張する。

そのような不快感を根拠とした規制は恣意的運用がなされるという批判は当たらない。曖昧な法は他にもあるが、現に警察と司法は正しく運用しているかである。性道徳に根拠が無いという批判も当たらない。「根拠がないということがすなわち不当であるわけではな」く、それは「正しいから正しい」のである

なお、福島瑞穂非実在児童ポルノ規制は法的安定性が保証されないとして反対しており、この永田見解がマルフェミ共通見解でないことは述べておく。が、例えば児童ポルノ法規制に対して日本ユニセフ協会広報室長の中井裕真から司法は正しく運用してくれる旨の見解が述べられており(永山薫昼間たかし,"マンガ論争勃発2",2009)、これがフェミニストの通説でないことは明らかだが、一定存在する見解であるように思われる。

日本草の根フェミニズム

初期の日本フェミニズムには「反主知性主義」があり、「女性であれば(女性としての経験をもってさえいれば)誰でも女性学担い手になれること、専門的なジャーゴンや注の使用を避け」、「プロアマ距離をできるだけ近づけること」が目指されたと上野は述べている("女性学の制度化をめぐって",2001)。

こうした取り組みで女性が声をあげられる空気を作り出すことに成功したが、結果としてフェミニズムは「一人一派」と化した。筆者の私見に過ぎないが、これは同時にフェミニズムと「私」の区別を曖昧なままにしたのではないか。

「私」とフェミニズムが一体化しているとすれば、「私」が不愉快ならフェミニズム上も不公正に決まっている。それが従来のフェミニズム理論と矛盾していたり整合性が取れなくとも関係ない。「「オンナ対オトコ!」なんて言ってるフェミなんて、いないのになぁ」(北原みのり,"フェミの嫌われ方",2000)が示す通り、従来の理論について知識も興味もないフェミニストは珍しくない。知らなければ(当人の中で)矛盾はしない。

理論を欠いた思想は、しばしば信念や信仰へと還元されてしまいがちである」(*4)と上野は言う。そのような啓蒙主義者にとって「真理はつねに単純である。(中略)真理を受け容れることのできない人々は(中略)真理の力で救済することができなければ、力の論理で封じるほかはない」。そうして治安警察国家を招き寄せる人々は「反主知主義の闇の中に閉ざされる」。

これは実は上野によるリベフェミへの批判なのだが、筆者にはリベフェミではないところに突き刺さっているように思えてならない。

おわりに

このようにフェミニズム一言で言い表せるような概念ではもはやない。日本の初期フェミニズムはマルフェミが中心であったが、現代日本フェミニストは必ずしもそうではないだろう(例えば堀田碧は"「男女共同参画」と「日の丸フェミニズムの危うい関係"で一部の若いフェミニスト愛国心に苦言を呈している)。

最後になるが、フェミニズムはクソだという見解に私は全く同意しない。職場上司女性社員の尻を撫でることは強制わいせつ以外の何物でもないし、家庭内暴力夫婦喧嘩ではなく傷害である。どれだけ成果を上げようが性別を理由に賃金を低く抑え、出世コースから排除するといった制度の是正フェミニズムが尽力したことを、私は決してクソだとは思わない。

私がクソだと思うのは、……まぁ、書かなくても察してもらえるかと思う。

いささか長い増田になった。この程度の調査力でキモオタとかw という批判は甘んじて受けるしか無いが、とはいえもし誰かの理解の役に立ったのならそれに勝るものはない。

レイプ被害者にも中絶を禁じるとか、ルビオは典型的宗教原理キチだなw

http://anond.hatelabo.jp/20160307120333

愛国は悪くない。でもキリスト教時代遅れなキチな部分が臭くて汚くて非人道的で最悪だねえ。

http://anond.hatelabo.jp/20160306184932

現役風俗嬢ですら「自分の夫には風俗使ってほしくない」って思ってる子がいるくらいだし。

ある意味、奥さんが旦那結婚する前に他の男の子をはらんで中絶した過去晒したようなもんだよ。

2016-03-05

日本人女性が我慢してきた結果が少子化って…逆でしょ。我慢しなくなったか少子化なんですよ。

そしてこの十年ばかりのバックラッシュで女がまたおとなしくなったか子供が増えた。

中絶は女の権利」を叫ぶ割に、「少子化は女の人権向上が進んだ結果」とは言わないのが凄く不思議です。

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