恋愛や結婚をしたくないかできないかの話って、中絶や安楽死の問題とも似てる。
『権利』としてのそれらを求める声もあるけれど実際は貧困層への医療の放棄による安楽死の喚起だったり特定の人種民族への断種が行われたりして、
彼ら彼女ら自身の意思でそれを選んだとは言い難いところがある。
エルサの特殊能力を遺伝する可能性のある疾患や障害の一種と考えれば、
そういう人間の「恋愛しない自由」「結婚しない自由」を描く事は一見当人の意思を尊重した綺麗なストーリーであるように見えるが、
巧妙な誘導にも見え、かつて北欧において行われた断種政策を想起させるものとも言えるのではないか。
私はエルサの設定って同性愛というよりは寧ろ「発達障害」とか「精神障害」とか、そっちのメタファーだと思ったんですよねー
Permalink | 記事への反応(1) | 10:49
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確かに触ったものを凍らせてしまうから人と触れ合えない という点で、自閉症的なメタファーな感じもするね