はてなキーワード: 文化祭とは
①立場が強い者の個人的な満足感のために、②弱者に反論の余地すら与えず、③無理やりやりたくもないことをやらせて、④精神的苦痛を味合わせる行為
これどうみてもパワハラですよね?
①教師は生徒よりも明らかに力が強いです。権力、腕力、発言力、全てにおいて。
②教師の言うことは絶対です。絶対である部分とない部分の境界が生徒に示されておらず、絶対ではないと思って絶対である境界を越えるとボコられるので、生徒からすれば全てが絶対です。情報非対称性が生まれているからです。
③やりたいと思っているかどうかを判断するのは提案した教師に一任されます。つまりは教師側の推察、類推、悪い言い方をすれば妄想の域すら出ていません。
④かくし芸を持っていない人がかくし芸をやらされれば劣等感を味わうのは間違いないでしょう。クラスで仲の悪い子供同士なのにグループを組んで談笑しろと言われても愛想笑いを浮かべるか喧嘩をするかそれぐらいです。
運動会や文化祭は仕方ないにしても、それ以上のイベントを教員の独断で増やす行為は紛うことなきパワハラですからね。
教育委員会が教師側に命じる場合でも、それは間接的にパワハラをさせているということですし、教師側はその状況に対して命令に屈してパワハラを行っていると自覚すべきです。
そういえば昔、高校の文化祭の出し物で森のくまさんをやったのを思い出した。
確か同学年の出し物が、
・音楽展
だった。
紅茶喫茶は、いろんな紅茶を楽しめる喫茶で、本当にいろんな会社と紅茶の種類を揃えていて、自由にブレンドして飲めるやつだった。
自家発電ヨットレースは、水に浮かべたヨットには路面電車みたいな電線につながっていて、自転車を漕いだらヨットが進むという結構アグレッシブなやつだった。
音楽展はいろんなCDを揃えていて、自由に音楽が聴けるっていう暇つぶしに最適なやつだった。
ワニワニパニックは結構凝ってて、教室の左右に大きな穴を開けた壁を作って、高校生が頭をだすからそれをピコハンで叩いて遊ぶチームゲーム
そんで映画:森のくまさんは、まんま森のくまさんの歌詞の内容を映画にしたもので、その意味不明なストーリーを見せられるというもの。映画と言っても20分くらいのもので、歌詞の意味不明さを視覚化して見せるとそのシュールさが逆に面白いんじゃないかという映画。
俺は映画のキャストになってわかったんだけど、映画って脚本やセリフ・キャストが9割なんだな。まあ脚本も元ネタがあるからそこまで時間かかんないはずだったんだけど、流石に歌詞のまんまをやると数分で終わるから、本筋に影響を与えないようなセリフとストーリーを追加してカルピスを薄めまくった。森のくまさんに決まったときは完全に内輪ノリだったんだけど、撮影初期からもう内輪ノリも限界で、最後の方は「これつまんなくね」って雰囲気がやばかった。実際おもんなかったし。マイクって大事なんだな。普通に撮っても素人がボソボソ喋ってるようにしか聞こえないし、大きめな声で話すようにすると音割れというか何言ってるのかわからなくなるし、キャストごとに声の大きさが変わってボソボソと怒鳴りが交互でただただ何言ってるかわからないしうるさいだけだった。
当日は上映スケジュールに沿って上映するだけ。客の出入りを仕切って、再生ボタンをオン。作業人数はクラスの半分くらいのやつしかやってなかった。
(話ズレるけど、世界的にもうオリンピックなんかヤメて、運動会としてあの種目の数々を、種目決定は当日のランダム発表でやればいいのに、クーベルたんの意にも沿うとおもうけど)
元増田です
トラバやブコメでたくさんの修学旅行回をおすすめしてもらえてすごく嬉しい ありがとうございます
教えてもらったものこれから読む楽しみができてほくほくしてる 読むぞーー!ってなっている
「わたモテ」は「私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!」で合ってるかな
(少女漫画に略称が同じになる「私がモテてどうすんだ」というのがあります※旅行回あり)
2巻まではたぶん読んだけどその後の面白そうな展開をおすすめしてもらえてよかった、ぜったい読みます
「スマイルプリキュア!」もそんなに楽しいのかー!と思ってめちゃくちゃ気になる
私のプリキュアはYes!プリキュア5で止まってるのでそろそろ更新したい
「とめはねっ!」「古見さんはコミュ症です」のおすすめコメント読んで、
その人物それぞれの特性や得意、能力がいつもと違う場所で発揮されたりそれを見ることで友達の新たな一面を知ったり見方が変わったり信頼が深まったり
ふだん交流のそんなにない子とちょっとしたことがきっかけで関係を深めたりするところを見るのも修学旅行回の醍醐味だなって改めて思いました
「あずまんが大王」は読んでたはずなんだけど、修学旅行回の覚えがないということはその巻まで到達してなかったんだろうか(なおよみちゃん派)(よみちゃんはかわいい)
アニメでも修学旅行回があるみたいだからこれを機に両方改めて見てみたいと思います ところでアニメは音楽がすっごくよかった
グリーンウッドは手元にあるので今晩から久々に少しずつ読み返そうかなと 「スプリガン」も絶対に読むすごく面白そう
>河原和音『高校デビュー』を挙げようと思ったら同作者さん『修学旅行』って短編も描いてたっけ
河原和音先生作品もいいですね…修学旅行関係ないんだけど、私は「天晴(てんせい)」がとても好きです
おもしろいよね…すごく好き
>僕は文化祭回が好き。
私も好き いいよね それぞれの学校でかなりやることが違ってたりへんなジンクスがあったり踊ったりあれこれの展開が見られて楽しい
夢路行という現在はレディース誌で活躍してる作家さんがかつて少女誌で描いていた文化祭の描写がすごくいいです
画面も静かで淡々としてるけどちゃんときらきらしててすごく大事な時間が流れてる感じがあっていい
太めというレベルでない本当に太った女の子が主人公の恋物語の短編「踊りましょうか」、
それと龍のうろこを飲んでしまった女の子の話の中編「荻の原日記」の文化祭描写が特にとても楽しそうでいい
>とりあえずやっとくかーみたいなのも多くて当たりはずれ大きくね 文化祭で劇中劇やるよりはましだが
確かに当たりはずれはある
「彼氏彼女の事情」は念入りな修学旅行回(長い)とストーリーに関わる念入りな文化祭の劇中劇(とても長い)のダブルコンボがある「当たり」のほう
>糞みたいなハプニングとサービスシーン見せられるだけだろ何が面白いんだと思って読んだら、
出てくる作品群に走馬灯みたいに情景が浮かんできて涙出た。ありがとう増田。週末、吉野朔実読み返そう。
「修学旅行回」と聞いて想起される内容がその人の観測範囲というか普段読んでいる漫画のジャンルで結構違うものなのかな、
というのは今回すごく感じて一概に分けられないけれどおおまかに少女漫画
(そのうちでもラブコメとそうでないもの・掲載誌のカラーによってかなり内容が違う)と少年漫画(これも掲載誌によるだろうか)では
物語を構成する要素が相当異なるのだろうな、という風に思った 確かにテンプレのハプニングやラッキースケベ展開の多いもの、イベント消化回的なものも相当数あって
同じようなものをたくさん読めば確かにだんだん飽き飽きしてくるのかも それでもやっぱりどこかに「特別」な要素があってそういうものを見つけながら読むのがすごく好き
私は今まで読んだ少年漫画では、ゆうきまさみ作品以外では「エンジェル伝説」をすごく愛しているんだけど、すごく時間経過の範囲の短い作品で
あれに修学旅行回はなかった あったらどんなかなあ…読んでみたかったな、といまでも想像したりします
吉野朔実の「記憶の技法」は楽しい、という方面ではない修学旅行回かつひとつのある「旅」の漫画として大傑作で
あの内容をよく一冊分の紙幅でできるものだと読むたび惚れ惚れするサスペンスフルだけどすごく静かな一編で
少女漫画、女性作家に興味のない人にも一度読んでみてもらいたいです 吉野朔実作品はとてもとても良い(お好きな方がいてすごく嬉しい)
あと書ききれなかった部分では修学旅行ではないけれど旅のある作品として猫十字社「小さなお茶会」があった
夫婦生活は幸せそのものだけれど突然どうしても一人になりたくなって汽車にのって赤い屋根の家がいくつか連続していたらそこでおりよう、とか
列車のなかの物売りの描写とか駅でのお茶とか自分たちでつくるおみやげの特別さとか細やかなところがすごく心にひっかかってくるかわいいきれいな作品
星野架名「青い銀河の夜明け」は地球をなくした高校生たちが自分たちの身ひとつ校舎を宇宙船にして自分たちの未来を探して宇宙を飛び回って旅するSF
窓の外に宇宙があって茶道室で布団敷いてそこで寝る、みたいな画面が楽しい 星野架名作品はいいぞ 絵もかわいいです
・(聴覚過敏)大きい音がとにかく嫌い。好き好んでお祭り・文化祭・コンサート・カラオケにいく人間が1人もいないし気分が悪くなって途中で帰る
・相手が辟易していてもずっとしゃべるので友達がめちゃくちゃ温和な人の1人か2人しかいないしその友達もしょっちゅう怒らせてケンカしてしまう。
・宗教の人に目をつけられる。「あなたを救えば私も救われるとお告げがでました」だそうだ。 また友達が一人減った・・
・(身体フィードバックがない) 体の熱い寒い、痛い、辛いなどの感覚が同じ状況の普通の人にくらべてかなり薄く、信じられないほど働くが無理してることに自覚がなく(バターンと?)倒れる。
・これを何度もくりかえしたので今はめちゃくちゃ医者を頼りにしている。まあ良いことでは有るが普通の人はそうなるまえに市販薬を飲むし休憩もとるのでは。
彼氏が泣いたから読んでほしいといっている漫画を読んだ。正直、読むのがしんどかった。
作品名を出すのは避けておくが、内容としてはナヨナヨした主人公が転校先の高校でバンドを組み武道館を目指す青春ラブコメモノだ。ただ、本当にしんどい要素が多かった。
表紙からして多少のエロシーンがあるだろうなと覚悟してはいたものの、実際に物語を読んでるうちに遭遇するたび気持ち悪かった。寝てる間に服の間に手を伸ばし胸を揉んでこようとする主人公、躓いて胸に顔を埋めてしまう主人公、水がかかってブラが不自然なくらい浮いて赤面するヒロイン……… 何が気持ち悪いって、大体“事故”の体でエロシーンがあるところだ。所謂ラッキースケベというものだが、一巻ごとに起こるラッキースケベが多すぎて辟易する。恋人同士のキャラがセックスするみたいな自然な流れなら特に嫌悪感も抱かないが、ラッキースケベは基本的に現実に起こり得ないスケベなハプニングへの幻想が詰まっていて気持ち悪かった。あと、不本意にスケベなことされたヒロインが全員赤面してからプンプンするのが不自然で気持ち悪かった。一人くらい本気で嫌がる子がいてもいいのではないか。実際事故で胸とか触られたら気持ち悪くて固まってしまうと思う。
あと、音楽ナメすぎ。いくら物語とはいえ楽器も触ったことないような主人公が家でちょっと練習したくらいでベースが弾けるようになるわけない。初めての文化祭公演で世界的歌手が見てたとかあり得ないし、どこまでもご都合展開すぎる。バンドをやる上で起こる困難をメンバーで乗り越えていくみたいな場面を物語として書けばいいのに、天才だからの一言で片付けられる感じが苦手だ。
そのあとヒロインがいきなり殺されるのも????って感じで全然理解できなかった。もしかして彼氏はこれで泣いたとか言っているのか?
特に魅力的な点もなく、作品中でもモブに“オタクくさい”と罵られるヒョロヒョロな主人公が特に何もしてないのにかわいい子たちに好かれてハーレム状態になり、バンドでは第二の天才として成功する。正直わたしにこの手の漫画は合わなかったし、好きではなかった。この漫画を勧めてきた彼氏にはなんて言うべきなのだろうか。
ある本を読んで最近気づいたのだが
なんかじゃない。
している、レベルの低い奴らだと。
を「みっともない」と価値下げして、臆病で
に立つ機会も奪ってしまう。
いれば、反撃を食らうこともないし自分が
のような気分も味わえる。
何でも『みっともない』で片付けて、自分は
何もしなかった。
していると、自分が我を忘れてはしゃぐことも
恥ずかしくなってしまう。
誰かに“みっともない”と思われるのが、怖くて
仕方ないのである。
気になって思いっきり楽しむことができなく
なってしまう。
それが行き着く先は「あれ?生きてて楽しく
ない」
返ってきて、人生の楽しみを奪う。
ことに気づけなくなる。
生きていることが辛い。
それは“世界が嫌い”になる。
何かに没頭することだった。
をやりはじめた。
勿論、周りから
にわかじゃん。今更何やってんの?
思い込みに他ならない。
肝心なのは“どう思い込むか”だ。
それに気づいた時、
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191101/k10012159841000.html
この制度で行きますよーと公になったときには既に教員として働いていて、いま高2の英語を教えているので、ここまでの流れと制度の詳細は大体知っているつもり。
延期については、まあそうですかというほかないけど、このタイミングでってすげーなとは思った。
文化祭、定期考査、修学旅行準備と日々の授業準備の傍ら、9月から申込の書類を(生徒のお金で送料も払って)取り寄せて、保護者通知の文書を作って、生徒集めて説明会してそのために各大学の方針調べてスライドも作って、申請用紙書かせてチェックして取りまとめて、保護者会でも説明して相談に対応して、さっそく書類発送のために文書起案しようかなと思っていたところに今朝のニュース。
まあでも大切なのは生徒だ。生徒の不利益にならないようにと準備してきたわけなので、結果、延期の方が生徒の不利益にならないならそれでいいと思う。でも今回の騒動で、既に生徒が振り回されてるのも事実で、それって何に振り回されてたの?ということは、このニュースに興味持った人はせめて頭の片隅にでも置いといてもらいたい。
いま言われているような問題点(受験料、会場に起因する不平等や、入試に民間団体を参入させることの正当性)は当初から指摘されてきたもので、それをずっと抱えたままここまで来て、「身の丈」発言があったことでマスコミが大々的に取り上げ、世論が大反対して、一人の大臣のひいては一連の政権の不祥事という文脈の中で、この制度は引っ込められた。
延期自体は、問題点を潰してから始めるって意味で現時点でのベターだと思うんだけど、政権もマスコミも世論も、結局ここにきて政治的な動きをしてその結果生徒を振り回している部分も見える。みんな「受験生ファースト」的なこと言いながら自分の政治的な言動を取って少なくとも民間試験対策してた生徒は振り回してる。まあ特に対策してない多くの生徒からしたらラッキーなだけだけど。
でもこの話のスタートラインは政治ではなく教育。私も、制度に対する疑問はありながらも、より教育的だと思って生徒に4技能を伸ばす指導を心がけていた。そもそも制度導入したのは、受験英語を目標に勉強してると4技能育たないよね、って話だったわけで。
つまり、なんかこれもう英語教育の話じゃなくなってる。特定の民間団体が食い込むことによる公正性の問題はあるとは思うけど、「採点がバイト」などという批判には疑問を持っている。それだと最初から今回採用された民間試験の信用性を疑うことになるし、その疑問が妥当だとは思えない。また「民間試験だと難易度に差がある」という批判もあるが、そもそも、異なる民間試験の同じバンドルで測る「英語力」と、センター試験の最小2点差で区切られる「英語力」のどちらが「本物の英語力」を反映してるのだろう。そういうスタートラインはもう忘れ去られてるわけだ。
まあ、でも、世間はそれでいいんだろう。そんな話が吹っ飛ぶくらい「延期ではなく中止を」なんて叫ばれてる。これには「英語なんて◯◯できればいいんだよ」というたくさんの個人の経験則もまた寄与しているように見える。現実の、そして未来の生徒を振り回しているのは誰なのか、も考えて欲しい。
よく親父と揉めていたことをふと思い出す。
小学生の頃、初めて触ったWindows95に心を奪われ、隙きあらばパソコンを触っていた。
まだギリギリ電話回線か、ISDNだったか。覚えていないけどそれぐらいの時代。
俺はずっとインドアで外でスポーツするよりは家でゲームしているほうが好きだったが
人にを絞られるのが嫌だ。レールを敷かれるのが嫌だ。
そんな親父は俺のことが心配になったんだろうな。
夜遅くまでゲームやってた俺はふっ飛ばされるくらいの力で何回か殴られた。
それからかな。
親父とは関わりたくないと思ってしまったのは。
大人になってから、親父のやったことが理解できるようになったけど
当時の俺も親父に似て頑固だったからな。
話は変わるが、親の仕事の都合で中学と高校で1回ずつ引っ越しをしている。
また、中高共に私立で通学に2時間弱かかるため、地元には友達がいなくなった。
未成年の兼ね合いもあったので、親父か母親を説得する必要があった。
普段は殆ど喋らないが、自分でお金は払うからと親父を説得した。
勉学を怠らないならということで、ガラケーを買うことができた。
僕はバイトに夢中になった。アルバイトを3つ掛け持ちして、学校終わりと土日で週5ほどバイトしていた。
お金は遊び代と服に消えていった。
彼女もできたりした。
テストも休むことがあった。
そんな中身のない3年間を過ごした。
やりたいこともなかった。
中高一貫の大学附属の高校だったが、10年間も同じやつらと一緒にいたくなかった。
もとより、俺の成績では大学にはエスカレーターでいけないのだが。
それでもなんとなく大学には行ったほうが良いとは思っていたので受験することを選んだ。
バイト代を払って塾にいくことにした。
中学・高校で連絡先を知っているのは2人ぐらいしかいなかったことに気付いた。
大学に通い始めた。
久々の共学。
授業に出ずに麻雀ばかりしていた。
一方で仕事をしているほうが気楽だった。
フリーターとなった。親からは何かを言われた気がするが殆ど何も覚えていない。
この頃だっただろうか。
何でも、俺が赤ちゃんだった頃から今までの写真とかビデオが全部入ったものだったらしい。
保管していた記録媒体の劣化で、データが飛ぶ前に大量のデータを編集して1つのDVDにまとめたものらしい。
母親から聞かされたが、編集はとても大変で仕事の合間に年単位で準備したものらしい。
断るのも悪かったので記憶ではもらったのだと思う。
このままじゃダメだと思い、就職活動を行いなんとか正社員になれた。
激務の2年間の中、一人暮らしを始めた。
転職もした。
勉強もした。
仕事の都合で転勤もした。
気付いたら、もうすぐ30歳。
ふと、過去を振り返る。
探したけれどなかった。
多分、俺のことだから親父に苛ついてどこかで捨てたんだろうな。
多分、要らないと思ってどこかで捨てたんだろうな。
ふと、過去を振り返る。
何も思い出はないかもしれない。
でも、それで良い。
これからまた思い出を作っていこうと思う。
親不孝だなあって、思うよ。
商用目的の場合、一つの作成物の中に20点までは無料でご利用いただけます。それ以上の点数をご希望される場合、有償で対応させていただきます。尚、重複したイラストや、一文字のひらがな・カタカナについては、複数回使われてもそれぞれまとめて1点と数えてください。
自社で作成するプレゼンのスライドや商品のポップなど制作物がその場限りの利用で直接利益を生むものでなければ、仕事で使う場合でも非商用と考えていただいて構いません。また、自社で作成され、社内でのみ利用され、外部へ公開されないポスターやマニュアルなどについても非商用と考えていただいて構いません。
ただし無料配布するものであっても、外部から制作費を貰って作成する場合は商用利用となります。
幼稚園のバザーや学生主体の文化祭など、ごく限られた期間と場所で限られた方たちへ向けた小規模な活動については非商用と考えていただいて構いません。
ご利用料の目安:一点につき1,000円(+税)
※21点以降の枚数ではなく全体での合計点数となります。
もう10年以上も前の話。
発表が得意で、面白おかしく、周りの様子を伺ってはクラスの雰囲気を盛り上げようとする、そんな人を私は好きになった。
なんとなく、向こうから好意を感じる時もあったけれど、思春期真っ只中の私は何か行動に出るわけでもなく、ただただ席替えで近くになることを祈っていた。
サマースクールの話題で盛り上がる夏休み前、彼の口からはちょっと頭が良い学校の名前が聞こえてきた。
怠け者な私の内申点では厳しかった。同じ学校に通えそうになかった。
残念に思ったけど、進路で別れてしまうのは分かっていたから、悲しくはなかった。
特に行きたい学校がなかった私も、サマースクールに参加したことで、入学したい学校、入りたい部活を見つけることができた。
その学校はそこそこなレベルだったけれど、当時の私の実力では乗り越えなければならないハードルがいくつもあった。
不馴れな勉強に勤しむ秋頃、彼の口から私の目指す学校の名前が出た。
志望校は違うと思ってたから、当時は本当にビックリしたし、嬉しかった。
妄想も、それはもういっぱいした。
あとは私が頑張れば、その妄想が現実になると思うと、大嫌いな英語だって覚えてやろうという気になれた。
塾長からは「険しい道のりだ」と言われたり、模試の成績が酷かったり、などなど色々あったけれど、なんとか仕上げ、受験当日を迎えた。
試験会場には、もちろん彼がいた。
当時ハマっていた乙女ゲームのグッズである天然石を握りしめながら、試験に挑んだ。
試験の出来はなかなかのもので、塾長からも合格だろうと言われた。
安心した私は、受験からの解放を大いに楽しみ、あっという間に、合格発表の日がやってきた。
私の中学校は、結果を確認した後、報告する決まりで、受かった生徒と落ちた生徒は別の教室へ行くことになっていた。
無事に合格通知を受け取った私は、意気揚々と受かった生徒が集まる教室へ行き、先生に報告をした。
そのまま私は帰らずに教室に残って、受かった子達と高校での過ごし方を語らった。
受かった嬉しい気持ちを共有したいからではなく、彼を待っていたのだ。
しかし、彼が来ることはなかった。
私は受かって、彼は落ちたのだ。
家に帰って、私は一人で泣いた。親、塾の関係者、先生、友人、皆喜んでくれていた。それなのに、私は涙が止まらなかった。
もちろん、嬉し涙ではなかった。
同じ学校に通えると思っていたのに、4月からはもう別々になってしまう。春を感じさせる暖かな日差しが、より胸を苦しくさせた。
結局、その後は彼と距離が出来てしまい、連絡先も交換できずに卒業式を迎え、卒業。
高校に通うも、彼のいない高校生活を思い描いていなかった私の日々は淡々と過ぎていった。
どこかですれ違えないかと、駅に行っては姿を探した。見つけることはなかった。
彼の進学した学校は、体育祭も文化祭も非公開。繋いでくれる友人もいない。どうにもならなかった。
途中、気になる人もでき、初めてお付き合いすることもできた。それでもやっぱり、初恋の人は特別なのか、忘れることはなかった。
色々あって、その人と別れた後も、特別なままだった。
ただ執着しているのだと分かっていても、忘れられなかった。
疲れている時は、彼と幸せになる夢を見たりした。起きた後、更に疲れたことは言わずもがな。
この頃になると、思い出すことは僅かで、どんな仕事に就いているのだろうか、幸せな日々を過ごせているといいな、などの思いを馳せるだけで終わっていた。
結局、当時の彼とは遠距離がトリガーになり、振られてしまった。
相当なショックを受けた私は、忘れるのに随分と時間がかかった。
忘れるために、私は昔のことを良く思い出すようになった。
当然、彼のことも懐かしむように思い出した。
すっかり失恋から立ち直った頃、私はふと彼の名前を検索しようと思った。でも、勇気は出なかった。ストーカーチックな気がしたからだ。というか、たぶん、ストーカー。
それから数ヶ月後の昨日、中学の友人、高校の友人と立て続けに会って疲れた私は、いつの間にか眠りにつき、そして久しぶりに彼の夢を見た。
変な時間に寝た私は、変な時間に起きてしまい、妙なテンションになってしまった。
履歴に残るのが恥ずかしかったので、シークレットモードで検索した。
すると、彼らしき人物がヒットした。
作風を見る限り、本人に違いなかった。
私が何度も思い出し、夢で見た姿は、過去のものでしかないのだと、ようやく頭でも心でも理解できたのだ。
一緒に登校をしたかった私、一緒に文化祭を楽しみたかった私、告白をしたかった私。これらも、もう随分と前の私がしたかった、見たかった光景で、今の私が欲するものではないのだ。
初恋の人の名前を検索したら、恐ろしいことになるような気がしたけれど、そんなことはなかった。
きっと、これからも私は彼のことを思い出してしまうし、切ない気持ちになるだろう。
けど、今までとは違い、適切な距離をもって振り返ることができる。