はてなキーワード: 治験とは
自分は人工肛門をつけていないので障害者手当のようなものはないけれど、特定疾患による医療費控除の恩恵を受けている。そして、元増田と同様、何十万もの税金が自分の治療に使われている。日本という国に生かされているなと感じる。
今の僕の治療は、2週間に1回の皮下注射と毎日の免疫抑制剤。それも自分には効きが弱いので多めにもらうのだけど、そうすると当然外界の雑菌に弱くなる。30分も人混みにいれば風邪をひいて高熱が出る。だから常に抗生物質を3種類くらい飲んでる。あとは胃腸の炎症を抑える薬とか。熱も出るのでロキソニンも常用。あと、元増田も言っている、"味の素が作ってるクソまずい液体"も飲んでいる。昔よりは味もマシになったと思うけれど飲まないで済むなら飲みたくはない。全部で10個くらいの薬をほぼ毎食後飲む。以前は毎週1回、血中の白血球除去も行っていて多少の緩和に役立っていたが、医療保険では一時的な利用に限られている。
これだけの最先端治療を受けていても次第に悪化する。最初は微熱から。だんだん食欲がなくなってきて、腹痛が頻繁になって、下痢をして。歩くのがつらくなって、座るのもつらくなって、じきに寝たきりになる。最後には寝ていることもつらくなる。
動けなくなるほど悪化したときにはその度に入院する。とはいえ、何か特別なことをしてくれるわけじゃない。ただ1ヶ月くらい何も食べないでごろごろする。栄養は血管から入れる。
人によっては、ここまでして難病患者に税金を使う必要があるのかと非難するだろう。僕もたまに思うことがある。生かされるだけの価値が自分にあることに自信がない。だったら特定疾患資格の辞退をすることもできる。それも簡単に。毎年の更新月に更新書類を提出しないというだけで受給者資格はなくなる。だけど、毎年面倒な書類を集めをしてまで資格を更新するんだ。
すまなく思う理由は、税金の問題だけじゃない。いつまで治療しても自分が緩解しないこと。
大量にさまざまな薬を試してきたけど、実を言えばどれも大して効きやしない。レミケードもヒュミラも、効いたのは最初だけだし、エレンタールもGCAPも対症療法だ。去年は治験で開発中の治療薬も試したけれど効果は芳しくなかった。ステロイドだけは効く。でも継続的には利用できない。
もういい加減にしたいと思う。建前としては患者数の少ない難病のデータを集めて研究に利用するということになっている。けれど、効く治療ならまだしも、大して効きやしない薬や治療に毎月何十万も税金を使っていいわけがない。まあ、だからといって自分から死ぬこともできない。大して生きているのが楽しいわけでもないのに。最近はほとんど人にも会わない。毎日を司馬遼太郎なんか読んでごまかしている。情けないね。
高齢者の医療費に多くの税金が割かれている事実に憤激する人もいる。理解できる。高齢化社会なんだし、働いている若者の金を使って老人を活かす価値がどこにあるんだ、ってことでしょう。その論法の先には、言うか言わざるかはともかく、医療に頼る老人は死ね、ってことでしょう。理解できる。筋は通っているし、強く批判する気もない。ところで老人を諦めた次に切り捨てる人間ももう決まっているのかしら。
健康で若い人たちは今の人類の医療をどこか信頼しきっている節がある。身体によくないことは分かっているにも関わらず暴飲暴食をする。悪くなったら毎年の健康診断で分かっちゃうからそれからでも遅くない? でも、残念ながら医療は万能じゃない。いざ病気になっても治療法が無いものもたくさんあるんだ。僕が通う大学病院はそういう治らない病気を抱えた人で毎日ごった返している。病気になったら負けだな、と最近思う。病気にならないことを意識してみんな日々を送って欲しい。
http://www.amazon.co.jp/dp/4105393057
代替医療:主流派の医師の大半が受け入れていない治療法(この本の中での定義)。
ホメオパシー※1とか鍼とかハーブとかその他得体の知れない代替医療は数あれど、それらを冷静に論じた研究は意外に少ない。盲目的に信じ込むか、逆に根拠のないたわごとだから皆殺しにすべきとか、ヒステリックな物言いは割とあるのだけど。
この本では、医薬品では実際に行われている二重盲検法を同様に用いて、代替医療各々は効果があるのか、何にどれくらいの効果があるのかというところを冷静に検証している。第一章では、経験ではなく根拠に基づいて医学を発展させてきた歴史を大まかに説明している。二重盲検法について知っている人でも医学史として楽しめること請け合い。壊血病の対策をいち早く発見できたイギリスの躍進とか激アツ。
※1:ある物質が持つエネルギーを水に記憶させることで治療薬を作成する。溶液は百万分の一以上に薄められて有効成分の分子が含まれてないかもしれないけど、希釈されればされるほどエネルギーは増幅されるから大丈夫だよ(大丈夫じゃない)。材料は植物、鉱物、生物など様々。ベルリンの壁を材料にしたものもあるよ。
この本の中では、具体的なエピソードは読んで欲しいので省きますが、多くの代替医療は科学的な検証を経てプラセボと同等の効果しかないという結果が繰り返し提示されます。効果があるものも、検証する立場の人が中立じゃなかったり、認知的なバイアスによるものなんじゃないかという検証がなされます。一時的に悪い状態(風邪とか)が平均への回帰でほっといても治ったのを、代替医療を施したせいだと思ってもらう工夫とか。
作中でも、また世の中にも「プラセボでも効果があるのならそれでいいじゃないか」という意見がしばしば出されます。著者はこれに対し、以下のように反論していました。
・プラセボの効果を最大にするために、医師が意図的に患者を騙すことになる
=水平的な立場ではなくなり、患者の自己決定権を阻害する、不誠実な関係を築くことになる
・医師はプラセボ効果を守るために薬効の真実について口をつぐむことになり、医学の進歩がストップする。製薬企業も金のかかる新薬開発を投げ出して砂糖玉販売に終止するようになってしまう
・代替医療自体に害がなかったとしても、代替医療を選択することで主流派の医療を受ける機会損失となり危険
(予防接種を受けさせない親とか)
▼治験でもプラセボ効果が出やすい分野とかはあるそうです。軽度・中等度のうつとか。でも抗癌剤とかだと明らかにプラセボは駄目なことが多いっぽいので、そっち方面までプラセボでもいいんだの民に駆逐されるとやばそうな。▲
などなど。このあたりがヒステリックじゃなくエレガントに書いてあって感じが良かったです。
アメリカでは代替医療の一つであるホメオパシーが、昔から有力者に好きな人が多いとかでFDA(アメリカ食品医薬品局。医薬品の臨床試験とかする。つよいきびしい)の審査抜きでガバガバ売られてたり、イギリスではチャールズ皇太子が代替医療大好きでその効果の程を知らしめるための機関を作って研究者から批判されたりとか、日本とは違う実情があるみたいです。日本でもやってる人はやってるみたいですけど。
巻末には30種類くらいの代替医療の効果のほどが簡略にまとめてあるので、代替医療概論としてもおすすめ。
▼代替医療についてまとめて学ぶのが初めてだったので興味深かった。「多次元DNA手術はチャネリングのテクニックを用いて、DNAレベルで問題のある配列を取り除き、神のような完璧な配列で置き換える治療法です」とか最高にキてる。▲
呪術がその効力を発するには、以上の条件を満たさなくてはいけない。呪術それ単体で存在するのではなく、呪いにかかったと信じる人がいて、それが呪いにかかったからだと信じる社会があって、呪いをかけた人間がいて、はじめて呪術が成立する。呪いにかかったと思わなければ呪いは成立しない。
以前『医療人類学のレッスン』でも書いたんだけど、プラセボあるいは代替医療が効果を発する状況には、似たような構造があると思う。
代替医療を受ける人が居て、それが効果があるものだとする社会が存在して、そのコミュニティでは権威のある施術者が居て。施術者と患者の関係が非水平的(知ってる人と知らない人、授ける人と助けを乞う人)という構造も似ている。実際には何もないのに、なにかあるように見せかけることができるってほんとに魔法のようだと思う。呪術と代替医療とプラセボの類似性が私の中で熱いので、今後も追いかけていきたい。▲
▼▲でコメント挿入。
『医療人類学のレッスン 病をめぐる文化を探る』 http://www.amazon.co.jp/dp/4313340165
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/00-Frame2012.html
前提:歴史は一定の方向に進化しており、最後に絶対的価値を持つ正しいものだけが残る(勝利者史観)が支配する状況
19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパにて、「歴史時間的に遅れた未開民族の医療を調べれば、西洋人の過去が発見できるのではないか?」という発想から調査。現地に赴く宣教師等に非西洋の様々な文化的事象を蒐集させた。
▼私としては文化結合症候群のトピックが興味深い。文化の違いで人々の葛藤行動やストレス表現行動は異なる。文化的差異は精神疾患に典型にみられるということだった。
このあたりは『クレイジー・アライク・アメリカ』に詳しかった。香港での拒食症が欧米の拒食症と違う病像だったけど、DSM基準で診察する精神科医の増加でその病像が変わっていくとか。
「苦痛のイディオム」というのも興味深い。ストレスを表現するそれぞれの文化独自のイディオム。日本語でいうところの慣用句的なところでの「肩が凝った」とかか。身体に表現されやすい(身体を表現する言葉に落とし込まれやすい)かどうかは文化次第かな。精神的ストレスや精神的異常を表明しづらい文化圏では心身症が多く出ると聞くし。日本とか中国とか。ヨーロッパは心身症少ないと聞くけど本当なのか。どっかで統計拾いたい。
▲
☆各論
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/00-Frame2012.html
読んだ中だと、特に「呪術」「憑依」と「狂気」が興味深かったです。狂気はフーコーとかのアレでおなじみ。でも、狂気だけでなく、国家が個人の健康・身体をどう扱うかみたいな部分でも頻出していました。
☆呪術
http://www.cscd.osaka-u.ac.jp/user/rosaldo/000606magicLS.html
呪術がその効力を発するには、以上の条件を満たさなくてはいけない。呪術それ単体で存在するのではなく、呪いにかかったと信じる人がいて、それが呪いにかかったからだと信じる社会があって、呪いをかけた人間がいて、はじめて呪術が成立する。呪いにかかったと思わなければ呪いは成立しない。
▼このあたりは治験のプラセボを使ったダブルブラインドテストとは真逆。ダブルブラインドテストは、薬効のないプラセボと実薬を、医師も患者もどっちか分からない状態で投与して、薬効の有無や程度、安全性を確認する。プラセボでも改善効果や副作用が出ることはあるので、プラセボに対する優越性を確認するのが目的の試験。
しかし、向精神薬や鎮痛剤の類など、プラセボ効果が比較的出やすいジャンルがある。器質的な異常なんかをプラセボて改善するのは難しいけど、精神症状や痛みの評価は気の持ちようのファクターがある程度あるので。(もちろん、実際に世に出ている薬はそれらを乗り越えて承認されたものなので、有効な薬だとは考えられますが。)
プラセボが効いちゃうというのは、呪術と構造的に似てると思う。
薬に対する期待(あるいは副作用があるのではという不安)があり、治験薬を処方する医師や治験に対する期待(不安)があり。服薬したのが単に乳糖を固めただけのプラセボであっても実際の改善効果や副作用として現れてしまう。これは科学という権威に支えられて発動した呪いだと思う。
『精神科のくすりを語ろう』で熊木先生がいってた、向精神薬は薬への期待や医師への思いも含めて服薬する、効くということなのだよみたいな話を思い出す。薬効だけでなく、薬をめぐる心の揺れ動きも効き方のファクターになる。それが向精神薬を使うということ。
webですれ違った人に、不安発作に襲われた時のために抗不安薬を持ち歩くこと、薬が入っている包みをさわることそれ自体で安心する人がいた。その人はとっくに使用期限が切れたそれを「私のおまもり」といって大事にしていた。以前それを飲んで安定したとか、医師との関係とか、色々な要素があって、そのひとにその薬は安定をもたらしていた。もはや飲まなくていいレベルで。これも向精神薬を「使う」ことになると思う。現代の呪術。▲
☆憑依
憑依とは:異常性をもたらす主体
私が病気になっているという状態ではなく、外部に症状の原因となる霊的存在を想定する。
それ故に、人ではなく霊的存在に働きかけることでどうにかするという話。
憑依の認識と流れ
苦痛がある
↓
オーソリティによって何らかの霊的存在に憑依されているという判断がなされる
↓
それによって症状の見方が変わる。身体内部の問題でなく、外部に存在するものとの関係の問題へとシフトする
↓
呼びかけ、憑依された人をトランス状態にする、命名する
意識的な意思決定ではなく儀礼的空間に身体が感応するという意味で身体的自己による参与
▼自分の中にある困りごとを、外在化させて対象化する、私・誰か・それの三項関係で扱えるものにするというのは心理療法的。分かりやすいところではフォーカシングがそうだし、普通のカウンセリングの中でも言語化することで自分の中のもやもやと向き合い、扱えるようにしていくというプロセスは踏むし。対象化したそれに対して、言語でアプローチするのではなく、あくまで身体的・無意識的なアプローチをかけるのも面白い。象徴を象徴のまま扱っている。そのものの持つエネルギーを減圧させない感じがしてすごい。▲
http://anond.hatelabo.jp/20150515014847
で言っている内容はよく分かる。
正直、大阪都構想は賛成反対両方が「民衆(悪く言えば衆愚)」チューンナップされすぎててイマイチだ。
選挙カーで名前を連呼した方が、当選しやすくなる、という例のアレと同じだ。
「絶対反対」と街宣車で連呼したほうが、具体的にデメリットを伝えるよりも、
本当は言葉を尽くしてきちんと説明して、風邪のガキ連れ来た親だの、
毎度毎度やってくる爺婆だのにお引取り願うのが正しいハズだ。
でも、ちょろっと咳止めでも出しときゃ納得する。
今の選挙はそういう状況だ。
お医者さんには、2種類いる。
臨床は、いわば街のお医者さんだ。
人体実験はダメなので、基本的には「前例のある処置をする」エキスパートだ。
病気の新しい診断法や、治療法を発明する。治験と呼ばれる人体実験もする。
もっと言えば、より基礎の研究として、神経細胞の構造を調べたりネズミの皮膚を弄ったりする。
このうち、臨床は、当然患者に対して説明をする。
わかりやすくメリット・デメリットを伝え、決断を促し、場合によってはセカンドオピニオンも勧める。
「マウスの皮膚組織にある線維芽細胞への遺伝子導入法」のメリットを語るのは難しい。
すると、「これは、肺をシャーレで複製して本人の臓器を移植できるような再生医療に繋がるんです!」と資金を勝ち取る必要がある。
結果、iPS細胞が生まれてノーベル賞までとったが、肺の複製は盛り過ぎじゃね?と言われればきっとそうだろう。
たぶん、元増田の言う、「政治は庶民生活へのメリットを判りやすく」は筋が悪いと思う。
その筋を進めていくと「反対!反対!」と街宣カーで叫ぶ情報伝達に繋がる。
たぶん、「どんなに判り難くても良いから、きちんと情報開示して欲しい」じゃないだろうか。
「線維芽細胞への遺伝子導入法」の予算獲得のために「将来の再生医療」を謳うのは仕方が無い。
でも、具体的に何をするか、その結果がどうなるかは、医学者にはある程度目安がつく。
現在の直接投票は、基礎研究医の予算獲得や、基礎研究の方向性を、(医学の知識が無い)病院の出資者が決めている状況じゃないだろうか。
こういう時、金を出す出資者に医学者と同じ知識や、研究のメリットを語っても、恐ろしく遠回りになるだろう。
大抵こういう時は、適切な経験を積んだ医学者のアドバイスがあるはずだ。
たぶん、以下の流れが、必要なことだと思う。
現状、2番がホトンド居ないのが問題なんじゃないんだろうか。
1番と3番(つまり、政策立案者と、民衆)とを直接繋げるのは、双方にとって負荷が高すぎるか、飛躍させすぎないと届かないだろう。
「線維芽細胞への遺伝子導入法(≒ある政策)」に賛成して欲しい時に、
それを「出資者(≒投票者)の直接のメリット」で伝えるというのは難しいのではないか。
それの方向性では、「肺が複製できて、再生医療出来ます!(≒無駄が減って財政破綻しなくなる!)」と言うしか無い。
そしてそれは、確認しようがないし確からしさも確認できない、エビデンスの妥当性が判断できない飛躍になるだろう。
そして、飛躍無く詳細に判りやすくどんなに噛み砕いても、素人に医療の基礎研究の妥当性は判断できない。
そこに必要なのは、医学(≒政治)の知識を持ったアドバイザーじゃないだろうか。
最先端の医学者が出資者の前でプレゼンするのは、なんか違うような気がするんだよなー
どうやっても真摯な研究者は「絶対」を口にしないし、それを約束する山師にプレゼンでは負けちゃうし
そして今の政治は、この「判りやすく伝えろよ」プレッシャーで、山師が跋扈してる気がする。
「良くわからないから反対」というヤツだが、コレかなり強力な「迷信」だと思う。
世の中の物事はたいてい予想通りには行かない。
すると、「やってみても失敗しそうだから反対」は凄く言いやすい。
この意見そのものは正しいことが多い。だってたいていは予想通りに行かないもの。
でも実は、その賛成反対というのは、次の2択だ。
こう置き換えて考えるとわかりやすいだろう。
ここまで明確だと先行きがある程度予想できるので想像しやすいだろうが、
「結婚にメリット・デメリット色々言うヤツがいて正直良くわからん」という質問者に
「明確に自分の生活に対するメリットが見いだせないなら、とりあえず止めたら?」とは言わないだろう。
「よく判らんから、線維芽細胞への遺伝子導入法に予算付けるの無しな」してたら永遠に再生医療は進化しない。
バイアグラはED治療薬の代名詞的な存在だが、最初に発見されただけあって効果、持続時間などが後に出てきた類似薬品に比べると弱い。そもそもあれは狭心症の治療薬として開発されたが、治験の結果がはかばかしくなかったため。その目的に使われなかった薬なのだが、なぜか治験後被験者が残った薬を返却したがらない。どういうわけか調べたら「ナニがビンビンになる」という事実が判明したといういわくがあったりする。
そんな事情で「夢にまで見たインポの薬」になったわけだけどその後、バイアグラの改良品的な薬が幾つか開発される。
バイアグラは、性交一時間以上前に飲む必要があり、効果の持続は5~6時間である。ということは、夕食後服用し、就寝時間にパートナーとの行為に役立て、一晩寝て朝二人で目覚めた時に昨夜の余韻で愛を確かめようとした時に役に立たないという事が起こりうるのだ。
バイアグラのあとに発見された「レビトラ」は、服用は行為の30分前でOK。持続時間は5~10時間と、いろいろ改良されてる。さらにその後に発見された「シアリス」になると24時間~36時間効果が持続するのである。今の時代、効きが遅くて持続時間も短いバイアグラはすでにED治療薬の代表とはいえないのではないか。
ED治療薬は処方箋薬であり、医師に相談して処方してもらう必要があるのだが、なぜか個人輸入(代行業者含む)ではノーチェックで買える。さらにインドの製薬会社が作る「ジェネリック」品だとバイアグラの正規品などと比べるとびっくりするほど安い。これはインドの法制度の問題で、開発に巨大な費用がかかる元々の製薬会社の努力、コストを台無しにする悪しき抜け道でもあるのだが、安くて効果があるのは確かなのである。
というわけで、10時間以上効くレビトラのジェネリック「バリフ」、36時間効くシアリスのジェネリック「タダリス」などは20~30錠で3000円以下の値段で買えたりするのだった。
20代~30代程度の普通の男性は通常EDという問題をあまり意識しないだろうし想像しにくいと思うのだが、40台後半あたりになると結構セックス中の勃起持続力が落ち、「セックスしているにもかかわらず性器がみるみる力を失って継続不可能になったり、エロ本等のおかずで気持ちいいオナニーをしようと思ったのに、ネタ選択中に縮んでしまっていくら頑張っても復活しないなどの症状が出てくる人は案外多いと思う。そういうときに、飲むだけで実際出来る状況になる薬品って結構すげえと思ってしまう。
もちろんこの種の薬には各種副作用が報告されていて、中でももともと狭心症治療薬として開発されたことから、そっち方面に影響が出るので、ニトロなどの狭心症治療薬との併用は禁忌であり、ED治療薬服用中の心臓疾患で病院に運び込まれた際、それらを服用していることを告げずに治療されてしまうと重大な結果を生じることがありうる。なかなかにスリリングな一面を持つ薬なのである。
なお、僕自身はバリフとタダリスを個人輸入して試してみたのだが、心臓や血圧の違和感はなかったものの、これらの治療薬を服用したあと、効果持続時間の間食べ物を飲み込みにくくなり、飲み込んでも胸につかえた感じでたいそう苦しいという症状が発生した。特に36時間持続する「タダリス」を飲んだ際は、2日以上に渡って通常の食事のたびに飲み込むものがことごとく胸につかえて苦しいという状況に陥った事実を記録しておく。それ以後は10時間程度で効果が薄れるバリフを購入し、夕食後、10時間以内に食事しないで済みそうなタイミングで利用している。
別の増田が答えてくれているように、治験レベルまで行ってないような研究はぶっちゃけ全無視していいと思う。
過去に「癌の新しい治療法か!?」みたいに出たニュースで、実用化されてるものが今どれほどあるか考えてみてくれ。一信九疑でも信じすぎだ。
そのうちのどれかが将来実用化される可能性は微レ存だが、そうだとしても副作用や適正なプロトコルの研究スッとばしていきなり投与ってお前…だ。
研究自体はその微レ存が大事なんだから、大いにやるべきと思うけどね。
んでも、俺の経験のようなこともあるから、直接の効果以外の理由を踏まえて使うのは止めはしないよ。
親御さんの快癒を祈る。
どこまでウェブだけで取れるかしらんが、治験結果は全て公開されてるだろ。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/chiken/
そりゃ、人間の仕組みのほとんどを理解できてない状態で、たまたま上手く行く例もあっただけの話。
それにネットで嬉々としてでてくるのはそうやって「外れた」ことをして上手くいった!っていいう話なわけで。
普通の話は出てきづらいわけで。
んで、4年で、その後は?抗癌剤打ってれば10年生きられた者が拒否したせいで5年で死ぬかもしれんのだが?
お前の偏った情報源のがよっぽど疑念が生まれるだろ。
なるほど。意見は一旦受け止めた。
それならば、そのように伝えればいいだろう。
「事実」は今まで日本社会でそのような形でここまで運営されてきた、ということだ。
お前がそれは間違ってる、どうのこうの、等と言ってもその「事実」の前には単なるお前の「意見」にしか過ぎない。
逆に言えば、「事実」は人を確実に納得させられるものではない。
「事実」はそれまでの経験則であって、100%正しい、というものではない。そんなものは存在しない。
上の薬の例でも、究極的に素粒子反応まで完全に理解する、という事実がない限り(そうであってもその先にさらなる不定性があるかも知れない)
100%誰かを納得させることなんて出来ないのは承知の上である。
例えば仕事で何か役割を振るとき「なぜ必要なのか」を問われたら答えられる必要がある。
それはわかる。もちろんわかるが、このようにやってきた結果、
今までこれくらいの売り上げがあったから、やってみてくれ、と言えばいいだろう。
ただ、必ずしもそういう全体的な答弁ばかりになるはずもない。
あるプロジェクトがあってそのための仕事がある。それらは小さく分解されていて、有機的につながっているはずだ。
例えばコピー取りにしたって、何かの会議で必要だからとるわけだ。
何も伝統でコピーするのが決まりになっているわけではないだろう。
意味があってやっているはずだ。
というのと、
「とにかくやれ」
というのでは聞く側の受け取り方が異なるだろう。
前者なら、「なるほど。だから迷惑をかけないようにちゃんとやらなければ」と思うだろうし。
後者なら「なんでやんなきゃいけないんだよ」と思うだろう。
言いたいのは、必然性があってやっている事を「伝統」だからという言葉で「何も考えず」片付けてしまうことが問題なのだ。
理解、とはどこまで必要か。
例えば現在医療で使われてる薬の中で、実際人間の中でどのように変化を起こしてどの様に作用してるか、
だが、多くの治験などをこなすことで経験的に正しい、と判断して使っている。
そして、それが間違う事もある。
「事実」さえ述べれば納得するはずだ。
「事実」は今まで日本社会でそのような形でここまで運営されてきた、ということだ。
お前がそれは間違ってる、どうのこうの、等と言ってもその「事実」の前には単なるお前の「意見」にしか過ぎない。
逆に言えば、「事実」は人を確実に納得させられるものではない。
「事実」はそれまでの経験則であって、100%正しい、というものではない。そんなものは存在しない。
上の薬の例でも、究極的に素粒子反応まで完全に理解する、という事実がない限り(そうであってもその先にさらなる不定性があるかも知れない)
これでいい?反論ある?
頭が狂いそうだ。
騙されることと、健全育成との関係がないって言われたから。問題と関係がないって増田が決めるな。って言って
騙された例を上げてどうするんだ?
やり捨てされてしまった?から何なんだ?それを禁止したいのか?パイプカットすればやり捨てしてOKと言いたいのか?やり捨ては問題ないって言いたいのか?
騙されないようにしても、ダマされるんだからOKって事か? 論理破綻していると思うが?
確かにそれは問題だな…
と増田もいってくれたように、問題はある。そして、
そもそも、娘の売春を認める段階で、保護者としての適格性があるかどうか?って話なんだよ。
何度も何度も言うが、一般論と個人の趣向を混ぜるな。
ヤノマミ族
そのヤノマミ族は、日本ほど発展しているのか? 発展というのは、その国の考え方文化、歴史なども合わさって、厳密には証明できないが、
日本文化のほうが、ヤノマミ族よりも発展する文化である。ということもひとつの歴史的事実で。
現在施行されている各種法律は、現段階で日本がうまく運営されている。という段階で 他の種族よりも『マシ』である。ということが歴史的に証明されている。
って言えるんだよ。
科学で言えば、治験などと同じ。莫大な歴史の重みでいろいろな方式が試されて、試行錯誤のすえ、いいかどうかは別として、すくなくともマシである。
すくなくとも、それに対して、反証するならば、日本と同程度か、日本よりも先進的な国家の例を持ってこいよ。
日本人は野をかけめぐって、狩りをしてるのか?
野生でそうだったから?といって、文化的な生活をしてそうだとは限らん。
懲役刑を科して、
やられちまった、少女の問題が残るだろ。
だいいち、ホテルに連れ込んでもいい。というところから、ナンセンス。なのに、
ホテルに連れ込んでカットして無くて、そのまま強姦で 懲役刑を科して で OKなら 強姦罪つくれば強姦はなくなるというようなものだ。
少女の保護を目的としているのに、やられたら罰則って 本末転倒が甚だしい。
若くして、こどもを生むことへの母体への影響が全く考慮されていないし(未成年では早産がすぎる)
そもそも、好きでもないこどもを生むことへの 女性側の 懸念感が考慮されていないし
さらに、罰則を貸した場合でも、生活権のほうが優先するので、貧困層にはあまり意味が無いし、さらに、そういう奴は貧困層に多く存在する可能性があるし
だいいち、母親なしで、そだつ 子どもがかわいそうだ。という問題もある。
たって1つの問題ない。発言に対して、いま一瞬考えただけでも、問題列挙できるのに、
これを、大勢の学者や研修者があつまって、 大量に問題考えている。 って状況に
増田一人で 問題ないから問題ない。ソースは俺。を続けるのか?
どちらが立証するか?
言いたいことはわかるが100%だの ヤノマミ族だの、 もう少し 増田の立証方法をまともな物にしてくれ。そしれ、論理的に話をしてくれ。こっちは気が狂いそうだ。
とりあえずお願い
増田の論理が、それぞれ、男子側のことは100%無視して、もっとも少女の健全育成には何が好ましいか?という観点から 補強しながら説明してくれ。
俺がバカすぎる。というもあるだろうが、男性側の都合を入れているように思えてしまう。
だが、こういう問題で、そういう趣向の男性の都合は100%無視される。というのが一般論なので。
そうすることにより、少女が保護できる。という観点から喋ってくれ。
そして、それは年齢が何歳かというのは、もうすでに法律で決まっていることだから20歳未満を未成年。18歳未満を(これはさっきも言ったけど、母体の保護も含めて)条例で保護される年齢。
として、論理を組み立ててくれ。
http://anond.hatelabo.jp/20120321165303
「どうやら何かの人工物質が関係しているらしい」という所まで突き詰めた
どうやって???
良い疑問だね。
と、偉そうに書いてるけど、実は俺も増田みたいな疑問を持ったことがあって調べたことがあるんで、良い機会だからその話をちょっとまとめてみるよ。長いけど暇がある時に読んでくだされ。
あ。専門家じゃ無いんでちゃんとした奴に裏をとってください。増田に書いてある事を信じるのが許されるのは小学生までだよねー(AA略
「化学物質」というのは辞書的な意味では全てのものが化学物質であるから、「化学物質過敏症」は全てのものに過敏だと言う意味になってしまうから不適切だ、と言う話は国語の問題、ネーミングの問題なので別の話だという事はまず理解してくれよ。言葉遊びじゃないんで。
ここは「化学物質過敏症」というのが特定の意味を持つ一つ語として扱う。シックハウス症候群やら、有機溶剤を扱う仕事に従事する人間で労災として多く発生する各種神経障害なども十把一絡げに「化学物質過敏症」だと報道されて勘違いされることもあるのが面倒ではあるけれど、「全部おまえにやる」と言われて「全部って言ったら全世界すべてのもんだろ!」と反論するガキみたいな事を言っていてはお話にならないので。
この突き止めたというのは、人工物が無い所にいると症状が出ないが、人工物に囲まれているところにいると症状が出る、と言う程度ですよ。きちんと作用順序が解明されているって話じゃ無いです。
それで除外診断というのは2種類の意味があって
医師によっては前者の立場を取る人がいて、学会などでは前者の立場を取って「化学物質過敏症」という診断は学会として承認しないと言う立場が多い。
前者の立場を取る医師が、それを仮病・詐病だと言っている訳じゃ無い所に注意。つまり「もっと適切に診断が分かれるはずだ」あるいは「別の病気、別々の原因で発生している症状である可能性が高いのに、そのような言い方で総括しては問題がある」という立場というわけだそうな。
医学というのは科学的に理論性前途行われているように思われるが、実はかなり泥臭い分野で統計学が非常に重要な分野だったりする。
作用順序が解明されていないけれども統計的に明らかに効く薬や治療はたくさんあるし、何故発生するか分からないが統計的に明らかに発生しており病名がついているものも結構あるそうな。
その二つが組み合わさり「原因不明で発生する病気があるが、過去の知見からこの薬が効くことが分かっているので処方するが、実は薬が何故効くのか確定した理論がない」と言う病気も実はかなりあるのだとか。(当然すべてがそうだというわけじゃないので注意。原因、作用順序から何からきっちりそろってるのもやっぱり多い)この典型が腰痛と肩こりだそうで、その原因のほとんどが「原因不明」で対策のほとんどが「運動すると直る」「暖めると直る」「微弱電流を通すと直る」という話で実際それで十分なので臨床ではそんなもんで済まされていたりする。この辺りはいろいろと調べると面白いよ。結構目からうろこで医学ってものの敷居が下がること間違いなし。
逆に「何故効くのか」という理屈は先にある一方、統計的にきちんと事例を集めると効かないのが詐欺医療(って言うと最近は怒られるので、代替医療とも言うが大抵は詐欺まがい)やら健康食品やらの特徴だったりするので注意。
たとえば「抗癌剤を売りたいメーカの陰謀で潰されてるだ!」等とググると大量の陰謀論がひっかかる治療用の癌ワクチン、免疫療法などはこの類いで、効く効くと言われているがつい最近も癌ワクチンの開発を進めるベンチャー企業が行ったそれなりの規模の治験で有効性が否定されたりもしている。つまり、盛んに効く理屈が宣伝されているんだけど効かない。あ、子宮頸がん予防のワクチンはここで言う治療用の癌ワクチンとは違いきちんと予防効果が立証されてます。
(みんな大好き高級砂糖玉でおなじみのレメディとかは代替医療とすら言えないほど最近はカルト化が激しいのであえて例にしない)
食中毒を考えて見る。
で、化学物質過敏症というのはせいぜいこの場合の2番目程度でしかないわけだ。これは素朴な民族伝承みたいなのを例に挙げたけれど、実際最先端医療でもやっている事は同じで、
と言うプロセスがほとんどで似てるよね。もちろん手法や機械の発達などはあるわけだけれども、大まかなプロセスは一緒。たとえば集団公害事件などは
ってな事になる。
そこが疑わしいよね。予断じゃないのか。
そもそも人工物質って何なのか、疑問に思わざるを得ない。そう思わない?
予断があるのは間違いないと思う。と言うか本当は適切な病名がつけられるべきなのに、何でもかんでも化学物質過敏症という事にしすぎという議論があって、便利すぎるわけで。医師も人間なので「私化学物質過敏症だと思うんです!」と強く言えば、それを予断として持ってしまって不適切な診断を下してしまうこともあり得るかも知れない。化学物質過敏症を扱う人の中には「化学物質過敏症という概念が広まったことで、潜在的に存在しいていた患者が表に出てきた」と宣伝している人もいるけれども、こんなおおざっぱな概念でそれはねーよと思うし。
しかし「診断の結果、一括で怪しいとされる物質が極力出てこないようにコントロールされた場所だと症状がでないが、通常の場所にいると症状が出る」ということが一定数存在する事は事実であり、それらを便宜的に「化学物質過敏症」と呼ぶ必要はある。統計的に症状があることは明らかなので。そう言う意味で本当はもっと違う適切なネーミングがされるべきなのかもしれないけど。
だからできるけ、ここから症状が出る物質を一つずつ入れたり出したりするとかして実験をしたり情報を集めたりして、この大ざっぱな括りに含まれるものを除外していかないといけない。もちろん、そこにはブラセポ効果的なものを含む影響も確認する必要があって、ブラセポ効果によって大方の症状が治まるのであればそれは神経性やら心因症(決して詐病という意味では無い)だという診断も含めて行わなければならない。つまり「詳細がわかってねーからこう呼んでるんであって、詳細がわからねーからこう呼ぶなってのはねーよ」と言う訳である。
いろいろ面倒なんだよねこの辺り。
まぁ一つだけ言える事は「化学物質過敏症を煽りまくって荒稼ぎする悪徳医師モドキやら、詐欺師共はさっさと捕まれ」という事に尽きるわけですけどね。こう言う多種多様なものをひとくくりにしたようなものはそう言う輩が沸きやすいので。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2010120600571
自殺者の要員を分析すると、色いろあると思います。この記事では、うつ病についてフォーカスしたいと思います。
去年のデータ(http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/220513_H21jisatsunogaiyou.pdf)を見ると、
自殺者計33,987内、うつ病が原因の6,949人(20.4%)のようです。
前置きが長くなりました。
政府にやってほしいことは、「新薬の認可」を早くやって欲しいということです。
例えば、非定型うつ病には、モノアミン酸化酵素阻害薬が有効とされています。
↑はあくまで例です。
なぜ時間がかかるのか、
それは、米国で様々な人種の人達をケースに対して治験したデータがあるのにもかかわらず、
日本は、あくまで日本人での治験したケースしか認めないという事にあると思います。
治験とは、
A. 新薬を飲ませたケース
B. 偽薬を飲ませたケース
もちろん、偽薬を飲ませたケースで、治癒する確率は少ないでしょう。
そういう治験の実態もあり、治験に協力する人はあまり多くはならないのではないでしょうか?
おそらく、治験の進みが遅いことで、新薬の認可が遅れているは大きな要因ではないかと私は推察します。
米国で様々な人種の患者さんたちをケースに対して治験したデータがあるのであれば、
新薬が使えるようになれば、少しは、うつ病に対しての治癒の効果も少なからず上がり、
皆さんはどう思いますか?
旧帝大出身でもなくただの駅弁大学出だけど、今まさに、毎日死んだほうがましとか思いながら意地汚く生きている。
9割近くが進学していく中で、自分は資格(薬剤師免許)使って細々と生計を立てていこうと決めて、それなりにやりがい見出して頑張っていこうと思っていたけれど、そんなもの結局最後まで見つけられず。不満や目をつぶらなければならないことが多すぎた(ちなみに精神科病院)。次第に心が疲弊していって、憂さ晴らしの浪費やら何やらが増えて心身ともに不健康になった。
新卒で2年勤めて、今年辞めた。ほんと、自分には何にも残ってなかったし、こんな資格クソだと思った。でも何かを一から積み上げていく気力は無く、結局その資格にしがみついている情けない現状。今は治験企業の派遣社員でゾンビ生活が続いている。このまま何も動き出さなければ、これからも延々続いていくんだろうな、と内心びびっている。
結婚という逃げ道・・・それはそれで不自由そうだ。自分に何の基盤もない状態ではまず考えられない。今更男に頼って生きるとかいう心境にもなれない。
http://satoshi.blogs.com/life/2009/12/maruyama.html
たまに陰謀論好きの間でよく話題にされるのがこの丸山ワクチン。
話のネタとして面白いのかも知れないが、そのまままるごと鵜呑みにするのは危険。
http://saitotoshiki.com/blog/2009/12/maruyama_vaccine
僕は医学知識はないけど、丸山ワクチンを実際に必要としていたのでその経緯を書いておこうと思う。
まず想像して欲しいのが、丸山ワクチンを必要としている人はどんな状態なのか、ということ。
具体的には医療に見放され、あとはただ苦しんで苦しんで苦しみ抜いて死んでいくしかない末期がん患者と、それを見守るしかできない家族達だ。
丸山ワクチンは、実際にある病院に行って手渡しで受け取ることが出来る。
その際に一時間ほどワクチンについての講習を受けるんだけど、その現場の空気がすごい。重い。
その場に居る人全員が、家族が末期がんなのだから、本当にこれはもう、異様な空気としか言いようがないくらい、みんな表情が重いのだ。
ほんで、誤解を恐れず砕けて書くと「このワクチンは効くかどうかはわからないけど、副作用が一切無いので、死にかけの人にも安心して投与できまっせ」といった内容の説明をうけたあと、代金と引き替えにワクチンを貰う事になる。
その場に居る人たち、全員が、本当は知っているのだ。
心身共にあんなに強かった、自分の大事な家族が、固形物ひとつ口に出来なくなって、いずれ、死ぬ。
6ヶ月後か3ヶ月後、少なくとも来年には確実に居ない、大切な家族。
メシも食えないくらい弱り切った体に、副作用が一切無いというこの特効薬とやらの可能性のいかほどかを、本当は誰もが知っている。
どんな似非科学もトンデモも対処できた、賢い父親が、最後の最後に頼らざるを得ない、この「がんの特効薬」
本人も家族も、最後の最後に頼るしかない「偽薬」
結局父親は、亡くなる日までこのワクチンを投与してたさ。
当事者達が「効くわけがない」とは言えるわけがない。誰も言えない中で一人歩きする部外者達の陰謀論。
なんたらキノコだとか、なんたら石に大金をかけるよりは、何百倍も良心的な価格で、このワクチンを医師達の治験扱いにしておいたほうが、救われるであろう人のほうが多いから黙認している現場。
通常の承認手続きに則る形で開発が進められている
漢方薬は「温脾湯」のみだという。
漢方薬となるだけに、今後の動向に注目が集まりそうだ。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/hotnews/archives/235354.html
↓
良い結果がでず開発は中止されました。