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はてなキーワード: 幹部とは

2023-09-08

ジャニー喜多川がやったことが許されないのは当然だけど、今ジャニーズにいるタレントまで連帯責任で叩かれているのは腑に落ちない。

例えるなら勤務している会社とかの社長幹部自分の知らない間に不祥事を起こした、だから社員とかのお前も責任取ってHARAKIRIしろ!って言われるようなもんだぞ。

 

いやジャニー喜多川とともに未成年者への性暴力に直接加担していたジャニタレもいるのかもしれんけど。

anond:20230908124042

組んで数年経ってるグループ流行らそうと必死ジャニオタにも!

ホモネタを弄ったら弁護士弁護士と鬱陶しいジャニオタにも!

ポーンと一つ!ジャニオタまとめてポイ!

使い方は簡単!桶踊りをしてる会場を設置して一気に集まったところを国連にピピーッ!

You、捨てられちゃいなよ!

 

小林製薬の!ジャニオタまとめてポイ!

 

幹部に効くタイプも出た!

2023-09-07

anond:20230907230448

人事課を騙すとか相当なサギ師だな。

もっともある本にあったけど、

ある会社幹部候補募集して選考でずば抜けて優秀と認められた人が入社したけど、

その人は入社後に優秀な社員を引き抜いて別会社を作っちゃったって話。

テレビ番組は変わるのかな。

ジャニー喜多川の一件は、テレビ局芸能事務所関係が見直される契機になるんだろうか。

さっきも能年玲奈テレビに出せというブクマが伸びてたけど、ほんとうにそんな時代が来るんだろうか。

 

ジャニーズ記者会見を受けたコメントNHK

出演者の起用については、番組の内容や演出に合わせて、ふさわしい人を選定してきました」

と、あくまジャニーズタレントの起用がNHK主体的判断で行っていたように言っている。

まるでジャニーズ忖度して起用を見送ったタレントはいませんとでも言うように。

この期に及んで、まだジャニーズを庇うか。

そういうところを問われてると思うんだけどな。

 

現に記者会見ヒガシは、そういう無言の圧力があったとすればすべて事務所責任だ、と述べている。

「やはり喜多川氏、うちの事務所が全て悪いんだと思っております。そういう風に思わせてしまったというのは」

もう競合事務所男性アイドル共演NGは問いません、という宣言でしょう。

これを事務所が認めたのは大きい。そういう「芸能界の裏側」を、芸能事務所幹部公式発言することが今までにあっただろうか。

昭和から連綿と続いてきた事務所×テレビ局パワーバランスを大きく崩す発言だと思った。

 

でもなー。

なるほど、ジャニーズタレントに限ってはそういうことはなくなるかもしれない。

でもNHKをはじめテレビ局はまだこの問題の影響範囲をなるべく広がらない方に抵抗している気がする。

少なくとも、この問題ジャニーズ界隈だけにとどめておける希望を捨てていない、そんなふうに見える。

テレビ業界でどれほどの「裏忖度人事」がまだ蠢いているのかはわからない。

けど、あるでしょ、いくらでも。ジャニーズ事務所以外にも。

2023-09-05

山下達郎ってジャニさん問題で何であんなに叩かれたんだろうな?

ある意味、今回の騒動の一番の被害者とも言える。

別に当事者でもなんでもない人なのに何故、スケープゴートにされて叩かれまくったのか?

そもそもスケープゴートにされる筋合いの関係でも何でも無いし。

そりゃ山下氏がジャニーズの中枢で働いていたとかだったらわからないでもないけれど、

あくま取引企業所属していたというだけだろ?

まるで当事者のごとく、攻撃されていた。

それでいて、本来ネットで叩かれてもおかしくないような立場の人たちへの攻撃はそれほどでもない。

ジャニーズ幹部であるとか、

ジャニさんの加害行為を知っていたはずのタレントたち、

本来叩かれてもおかしくない立場にいる人達への攻撃を、

山下達郎が一身に身代わりで引き受けた形になった。

なぜ、こういう現象が起こるのか?

山下氏がジャニさんの加害行為を知らなかった、と発言すれば

「知らないワケがないだろう!嘘をつくな!!」

攻撃されるのに

ジャニーズタレントが同じようなこと言っても、攻撃されない。

まことおかし現象が起こる。

論理的に考えると全然理解不能である

まあ、もともとネットリンチをするような人たちの行動基準は、

感情が最優先なのだうから理屈で考えてもわからないのは当然か。

とはいえ、ある程度時間が経ったんだから、どれだけ自分らが意味不明攻撃をしていたかくらいは認識できるようになっていることと思う。

山下氏に対して、理不尽攻撃をしてしまった人たちは猛省したうえで、今後同様の行動を起こさないようにして欲しい。

2023-09-02

anond:20230830203626

JTC時代に、新入社員として、Bさんのような社員サポートにつけられたことがある。

「A山学院大学英文学を専攻していました」

自己紹介したBさんはホラン千秋に似た、いかにも海外営業といった容姿独身女性であった。

しかし、Bさんに質問をしても

「私も異動してきたばかりで何も分からないの」

と困ったように微笑むばかりであった。

事実彼女自身仕事についても何も知らなかった。

どんなにつまらない社内向けの書類でも、OSアップデートでも、Bさんは胸にメモを押し頂くようにして、別の社員に教えを請いにいった。

わたし能力は人並み以下だが、危機察知能力の高さには自信がある。

初日、Bさんから一日半かかると聞いたパソコンセットアップが1時間弱で完了した時、

(この人の言うことは本当に信用できるのか?)

という疑問が生まれた。

Bさんと担当するプロジェクトについては、Bさんから

「開催はだいぶ先だから今することはないの。

何もすることがないのはつらいかもしれないけど、緩急のある仕事から仕方ないわ」

もっともらしい話を聞いていた。

しかし、念のため、わたし自身の予習を兼ねて過去メールを読み返すことにした。

すると、Bさんが回答する必要があるメールが何通も月単位放置されていることに気付いた。

JTC風にいうと、「ボールはこっちにある」というやつである

プロジェクトはとっくに動き出していたのだが、Bさんが返信を怠ったせいで数か月ストップしてしまっていた。

相手方から数度にわたって催促のメールが届いているメールさえあった。

なぜ返信しないのか聞くと

「私に返信を求めているとは思わなかったわ。解釈の違いね

と会話を打ち切られてしまった。

わたしは数日目にして、まずい状況に身を置いていることに気付いた。

そこでチームに「状況の」やばさをアピールしつつ、彼女の顔を立てながら、プロジェクトの遅れを取り戻そうと必死になった。

Bさんはとくに焦るでもなく、

増田さんは配属されて一か月なのに、もう何年も働いているみたいね

とまんざらでもなさそうだった。

わたしはBさんに仕事を教わっているという体であったので、成果物はすべて彼女個人フォルダに保存することになっていた。

自動で保存される更新履歴を見るかぎり、彼女はもう自身フォルダを開いていなかった。

おもな作業者わたしを筆頭としたBさん「以外」の社員であり、作業の進捗を管理し、遅れや不足に気付くのもわたしたちだった。

Bさんは仕事優先順位をつけることができないという点で、会社員として絶望的だった。

期日等は考えずに自分がこなせる単純な仕事だけ片付け、それ以外は放置して忘れてしまう癖があった。

わたし彼女タスクに気付くと、その背景と彼女がとるべきアクション説明して、例えばメールならわたしが背後で文章を読み上げてタイプしてもらった。

わたし時間がとれなくなると、メールの本文を代筆して送り、名前だけBさんのものに変えてもらった。

簡単タスクを与えずに放っておくと、気まぐれに取引先のメール

「〇日ですね。承知いたしました」

などと返信してしまうことがあった。

それに気づくたびに

「Bの部下の増田です。その日程は別件の立ち合いのため厳しいです。

×日、または△日でいかがでしょうか」

などと真逆の内容の訂正メールを送ることになった。

取引先の担当者たちは察しがよく、Bさんのメールに返信することをやめ、わたしと直接やりとりするようになった。

Bさんは「契約書」や「議事録」といった基本的ビジネス用語、また「アダプタ」や「URL」といったPC関連の固有名詞をまったく知らなかった。

クラウド」や「AI」といった近年の技術をすべて「システム」と呼び、

学校で習わなかった」

と不満そうにしていた。

「やりたいか説明して」

マニュアル作成して」

と言うのでその通りにすると感謝されるが、知識ノウハウよりも、自身の向学心を表現することに満足してしまうようで、マニュアルは一度も開かれないままだった。

実際、目の前にあることに対する好奇心は強いかただったと思う。

会議などに出席する機会があると

「聞いてるとなかなか面白いわ。オススメよ」

などとうれしそうにしていた。

なお、わたしはその時、彼女の代わりに翌日提出予定の議事録報告書を起草していた。

ある昼下がり、顧客との打ち合わせに向かう前に急ぎの仕事を片付けていると、彼女が言いにくそうに話しかけてきた。

「あのね、増田さん、気付いてるかもしれないけど、わたし、実は…」

(またわたしの知らない熟成案件が?まさかから会う会社関連のなのか?)

青ざめるわたしをよそに彼女はこう打ち明けた。

わたし、実はキティちゃんが好きなの!このポーチキティちゃんだし、定期入れもキティちゃんなの!」

(え?今、その話するの?私、あと15分で打ち合わせに入るんだけど?というか、Bさんもですよね?)

彼女は放心状態わたしに対して、キティちゃんとの出会いからご当地キティちゃんを追いかけて京都沖縄を旅したことについて語ってくれた。

彼女お気に入り旅行先は南国で、「何もしないでぼうっとするのが好き」とのことであった。

ある日、彼女口内炎になった。

わたしは何の医学知識もないのに、彼女口内炎の経過を毎日30分近く聞かされることになった。

口内炎が完治する頃には、チームの全員が彼女口内炎について直接聞いて知っていた。

数分後に経営会議を控えた幹部を呼び止めてブリーフィングすることすらあった。 

季節は真夏となり、わたし名実ともにBさんの業務を代行していた。

その頃にはBさんは社内外で完全に孤立しており、話の長いBさんに話しかける人はいなくなっていた。

Bさんは自身の行いを省みることなく、

「みんなオトコだから若い女性が好きなのね。だからわたしに冷たいんだ」

「この会社は古いから、新しい仕事のやり方が受け入れられないんだ」

といったとんちんかん愚痴を言っていた。

彼女とて社内外の担当者が彼女スルーしていることに気付いていたはずで、無理やりでも責任転嫁することで自分プライドを守っていたのだと思う。

同時期に私は驚くような事実を知った。

口癖のように「わたしも配属されたばかり」と言っていたBさんは、実は私に1年前に異動してきていた。

しかも、だいぶ若々しく見えるが、新卒入社して勤続30年近い管理世代社員だったのである

このあたりでわたしの中の何かが決壊してしまった。

当時、わたしがBさんに感じていたのは、自分理解できない存在に対する本能的な恐怖であった。

私が英日ネイティブだという話をすると

「私も英語は得意なの。英語力をキープする方法はある?」

時期的に就職活動が難しかったという話をすると、

「私の年も氷河期で一番入りたい企業に入れなかった友人がいたわ」

共通点アピールしてきた。

わたしがBさんの英語能力を目にする機会はなかったし、彼女の同期(管理職)によれば彼女バブル世代である

彼女はそういった意味のない嘘をつく癖があった。)

しかし、わたしたちの間に横たわっていたのは、世代学力の差といったレベルでは片付けられない、まったくの断絶であった。

彼女瀟洒スーツを着て滑らかな日本語を話す、かぎりなく会社員に近く、(わたしの考える)会社員ではないものだった。

わたしは早朝のランニングをやめて、仕事の整理をする時間を作った。

毎朝「今日自分がすること」と「今日Bさんにさせること」の二つのリストを作って、スマホスキャンし、会社メールアドレスに送信した。

わたしの体は謎の存在対峙することに疲れ果てていた。

とにかく甘いものが食べたかった。

趣味を楽しむ心の余裕はなくなっていた。

書店に行って本を選ぼうとしたが、何を選んだらよいのか分からなかった。

口座には毎月自動的に振り込まれ給料が貯まっていた。

学生時代図書館で借りるしかなかった学芸文庫だって買えるのに、何を手にとってもときめかなかった。

本を選ぶことができず、例のメモ用のフリクションペンを買った時、自分が変質してしまったように感じた。

会社の最寄り駅に近づくと、吐き気めまいに悩まされるようになった。

自分が同期の中でも期待されていないから、Bさんのお守りを押し付けられたのかもしれない」

という疑念を振り払うことができなかった。

わたし同級生から海外労働事情について聞いていたので、日本終身雇用制について好意的にとらえていた。

しかし、何かの予算で1000万円という金額を見た時に、Bさんが

「1000万円なんて私ももらったことないのに」

と不満げに漏らしたことがあった。

それを聞いた瞬間、数々の疑問が湧いてきた。

年功序列とはいえど、新卒一括採用という一発勝負で、何もできない社員に1000万円が現実的に思える額の給与を与えるのはどうなの?

子供のような年の社員にお世話係をさせてまで引き止める必要があるの?

それ宝くじとどう違うの?わたしオポチュニティはどうなるの?

仕事が極端にできない社員には引導を渡して、パソコン契約もない、指示が一行で完結するような仕事に就かせた方が本人も周囲も楽なんじゃないの?

とくに出来がいいわけでもないのに、そんなことを考えてしま自分嫌悪した。

結局、わたしは冬頃には会社に対する信頼を失っており、1年を待たずに外資系企業転職した。

会社の育成計画的にはわたしも失敗作なので、その点に関して言い訳をする気はない。

しかし、Bさんは給与について文句を言いつつも、おそらく転職機会がないという消極的理由から、今も会社に居残っている。

災厄のような社員解雇できず、中途半端な高給を与えて飼い殺すシステムは疑問だし、そのつけを他の人に払わせるのはもっと疑問。

2023-09-01

anond:20230901134540

ジャニー喜多川地位濫用+性加害が「嗜み」で有耶無耶だったか

 

社内イジメには労基署があり

下請けイジメには公取委

子供虐待には児相があるけど

警察が動かない性加害があったと

 

しろ性加害には、警察以外の機関があればいいのにだな(警察が動かなかったこからして、当の警察内部には性加害がないとは言いきれない)

 

あと業界の嗜みと言えばたとえば

みたいな

金融庁厚労省はそれでもまだちょっと遅い

2023-08-29

クルーグマンスペイン

ともかく1年前、私たち楽観主義者は、現実に比べてデータが悪い数値を示している口実を探していました。いまはその逆です。悲観主義者たちが、データは誤った印象を与えていると主張しようとしています。ですが、その主張を通すのはどんどん難しくなっています

 

——EBCの中期インフレ目標は2%で、2025年インフレ率は2.2%と予測されています中央銀行幹部たちはどこまで本気でこの0.2%にこだわると思われますか。

 

先のことについては、不確実なことが多いように思います。こうした予測は一貫して間違ってきました。インフレについては楽観しすぎで、雇用については悲観しすぎる傾向にあります。2.2%の予測を真に受けるべきかどうかというと、私はそうは思いません。自然利子率については明らかに不透明な部分が多いものです。

 

米国場合労働市場データ実体経済の状況を考えると、インフレ率が下がったことにそれほど驚きません。私が驚くのは、現在金利で、いま以上の景気減速に至っていないことです。

 

インフレ率2%にこだわるべきか

 

——経済はこれまでのところ、うまく持ちこたえています。でも、この流れが行き過ぎるのを懸念されませんか。

 

インフレ率を2%に戻すには、いまより高い失業率必要かもしれません。でも2%に戻すことは、そんなに重要でしょうか。セントラルバンカーたちは、「2%に戻せなければ自分たちの信頼に傷がつく」と思っています。たぶんそれは正しいでしょう。そして彼らはこうも信じています。「自分たち信頼性はとても重要だ」と。でもたぶんそれは正しくありません。

 

——彼らは市場に対して権威を持っている必要があるのでは?

 

重要なのは、「実体経済」であって「市場」ではありません。インフレとの闘いの上で「中央銀行信頼性」が重要な要素だというセントラルバンカーたちの考えを立証するデータは実際、存在しません。

 

もちろん彼らの行動は経済に大きな影響を及ぼします。けれども「市場の彼らに対する信頼性が鍵を握る」とする信念は、彼らが思う以上に正当化できないものです。もし、あなた中央銀行総裁なら、あなたの一語一句に注目する金融関係者と一日中、話すことになるでしょう。けれども価格賃金を決めるのはウォールストリートでも、ロンドンのシティでもフランクフルトでもありません。その意味でも、中央銀行信頼性がどれほど重要かは、私には確信が持てません。

 

——彼らが、何百万件もの住宅ローンに影響が及ぶ金利を設定しても?

 

変動金利住宅ローン問題は、欧州では一種歴史的アクシデントなのではないかと思います米国住宅ローンの大半が15年か20年の固定金利である事実は、(金利の変化の)間接的な影響を防ぐのに役立っています

 

  

インフレ抑制策は必要

 

——日欧米中央銀行総裁たちはポルトガルのシトラで開催されたフォーラムで、賃金上昇について警告しました。企業利益をめぐって何が起きているのでしょう。

 

企業利益」のほうが「賃金」より伸びています。このため「賃金上昇」がインフレを直接牽引しているわけではありません。「企業利益」と「賃金」の伸び率の差のすべてではないにしろ、その一部は、市場支配力による搾取を反映しています。この状況を生み出した要因の1つは「強欲」でしょう。でも主な要因ではないと思います

 

また賃金があまりに急速に上昇している場合インフレ抑制することはできません。このような場合欧州中央銀行ECB)のラガル総裁賃金に注目するのは正しいと思います賃金は、経済過熱具合を監視する1つの指標からです。そして賃金の急上昇は、ユーロ圏経済が依然として過熱していることを示しています

 

——国際的機関は各国政府インセンティブ廃止を呼びかけています財政面ではどうすべきなのでしょう。

 

欧州の状況についてはわかりませんが、米国では、インセンティブ事実上すべて廃止されました。別の時代の、別の政治状況下であれば、いまこそ一時的増税需要抑制するときでしょう。でもそのようなことは、起きません。

 

——増税ですか?

 

はい米国では1967年1968年にそのような増税実施されました。リンドン・ジョンソン大統領が、インフレを抑える目的一時的所得税を上げました。いまでは考えられないことです。

 

——スペインでは7月総選挙の際に、右派が減税を訴えていました。

 

そうですね、低税率は長期的には経済成長を刺激するという偉大なる“ゾンビ思考”が存在します。欧州のすべての国は、米国よりずっと手厚い社会的セーフティーネットを備えています。これは概して良いことです。そうしたセーフティーネットが働く意欲を削いでいるようなことはありません。就労率は現在、高いですからね。

 

では現実的に見て、財政縮小はどうすれば実現するのかというと、支出はたいてい良いことのために使われています増税政治的にほとんど不可能です。ですから当面の間、すべては金融政策にかかっています

 

——1970年代世界的なインフレ危機のあと、米国では調整がおこなわれました。今回も同様の流れとなるのでしょうか。

 

米国インフレ率は約9%から3%まで下がったものの、失業率はまったく上昇していません。ですから70年代インフレときとはぜんぜん違います。このため、このまま何もせずに乗り切れるのではないかと私は結構、楽観しています。この度のインフレ70年代のそれと重ねるのは無理があります

 

——インフレ格差を拡大させたでしょうか。

 

いいえ、実際には米国ではその逆のことが起きました。インフレは貧しい人たちにより深刻な打撃を与えると誰もが考えるものです。でも実際には米国では、高所得者層より低所得者層賃金の伸び率のほうが大幅に大きい状況が見られました。このため米国ではコロナ禍で格差がかなり縮小しました。1980年代以降、広がった賃金格差の4分の1くらいを回復できました。これは相当です。インフレ率を超える収入の伸びを経験したのは実際、賃金が最も低い労働者たちでした。

 

——でもスーパー物価の上昇を一番、実感するのは低所得者では?

 

かに、そうです。けれども、それはインフレが、食品価格エネルギー価格に大きく反映される間のことです。食品エネルギー家計に占める割合が大きな品目ですからね。このため食品価格エネルギー価格の上昇によるインフレが起きている場合格差は拡大します。けれどもエネルギー価格現在、ぐんと下がっています。また食品価格米国では下がっています

 

スペイン経済よりも心配な国

 

 

 

 

——スペイン経済の動向は追っていますか。

 

宿題“はまったくやっていません……。

 

——人々は常に「問題経済だよ」と言ってきました。でもスペインでは経済活動は活発化しており、雇用も増加していて、インフレ率も2%未満です。にもかかわらず、5月末の統一地方選挙有権者与党評価しませんでした。私たちはいま、経済が最大の関心ごとではない、別の方向に向かっているのでしょうか。

 

そうかもしれません。米国では、昨年11月中間選挙がありました。経済が極めて悪い状態にあったため、共和党地滑り的な勝利を収めるだろうと誰もが思っていました。でもそうはなりませんでした。

 

スペイン世論調査がどのような傾向を示しているかは知りませんが、米国では妙なことが起きています。人に経済的にどんな調子かと尋ねると「結構いい感じだよ」と答えます。けれども国の経済はどうかと尋ねると、「ひどいね」と答えるのです。ですから本当に不思議なことが起きています。人々の実感は、経済的な現実とかなり乖離しているようなのです。

 

——スピーチのなかでソーシャルネットワークメディアの影響力に言及されました。

 

米国には、さまざまな事柄についてポジティブあるいはネガティブ報道に触れたかを尋ねる調査があって、たとえば「雇用」に関してだと、こんな具合です——雇用ブームのなか、労働市場への新規参入者が月20万人から30万人いたにもかかわらず、多くの人が、見聞きしたニュースの大半は「悪いものだった」と答えたのです。その一因は情報操作です。米国には「フォックス・ニュース」があり、党派的なメディアもありますからね。

 

——その一方で「気候変動は存在しない」と主張するメディアがある。でもあなたがいらっしゃるスペイン北部はこの猛暑で……。

 

ええ。マドリードもっと暑いんですよね。妻はテキサス出身なのですが、そこでは郵便配達員が倒れて、なかには亡くなった人もいます。とんでもない世の中です。

 

——スペインはどんな課題を抱えていると思われますか。

 

長期にわたる個人的な付き合いがあるポルトガルについてのほうが詳しいのですが……。でもスペイン比較的、良い状態にある国の1つだと思います2010年代はじめの債務危機いかに深刻だったかを思えば、経済は持ち直しました。なかにはかなり状況が悪化している国もありますドイツは、実際には人々が思っている以上に深刻な状態にあると思いますスペインはそれほどではありません。

2023-08-27

anond:20230827192921

嫌がらせをするメリットがないと思わせておくのが正攻法

幹部に美味しい日本産海産物を食べさせてファンにさせて禁輸への忌避感を植え付けておくのが裏道。

そもそも禁輸には中国側にもメリットが無いので、メンツを潰さなければ避けられたと思うよ。

2023-08-26

ジャニ

幹部総入れ替え」「タレント移籍」「第三者委員会」とか言ってる人みるとやっぱ増田って社会人経験ないよな

2023-08-24

anond:20230824235553

そもそも戦前幹部女性党員をお手伝い兼愛人としてあてがってたかジェンダーもクソも無いんだよな

つい最近までLGBTも「資本主義性的退廃」が公式見解だったし

anond:20230824123932

そんな熱い漢たちなのか?と思ったけど、幹部はこのままだと普通に皆殺しにされるのも、時間問題から、打って出るしかないのか。

2023-08-22

anond:20230821184627

フランス革命期の力関係短期間で人間が目まぐるしく入れ替わってたし(というかジャコバン独裁の期間自体が短い)、制度的な責任者を問うのが難しいのはわかるのよ

一方で、なんだかんだ10年やってたナチスだと独裁政治体制制度的に整えたのは確かだし、実際の意思決定の関与具合でいって軍幹部ワイマール貴族資本層もそれなりに意図して政権に関わった共犯であったとして、まあヒトラーの、あの特徴的な顔に集約させちゃうよな、というのは、理屈ではね、まあね、そうね、ってとこではあるのだが

けど、やっぱり顔の良し悪しで歴史的文脈でも印象の良い悪いが決まるのかー、と思えてしまうのよね

 

でもまあ、ナチスはお悩みの少ないバカ集団だし、真面目に語るほどナチスのが救われないのか

頭いい連中がどんどん煮詰まっていって見境なく殺しまくるほうが怖い気もするんだけどね

バカトップに立ってデタラメやる実例トランプやイーロンでまじかに見てしみじみ怖いし、どっちも難しいな

頭いいけど煮詰った官僚現場運営能力センス皆無なバカ政治家が寄り集まってる日本怖いなー

 

フランス革命人権宣言含む意思決定、向かう方向がホントに良かったのかってのも、人権宣言以後に生きる我々の根幹であるがゆえに、判断難しいじゃないですか

いま現在、まさに「基本的人権の敵だ、吊るせ!」ていうフランス革命のやり残した問題大炎上中だし

2023-08-21

仕事目標を失った。

今年の4月

念願叶って非正規から正規職に転職した某私立院卒の26歳、社会人3年目。

だが、転職して4ヶ月が経った今、仕事を通して生きる目標を見失った。ここ数日、平日の朝を迎える度に「自分はなぜ、この仕事に就いたんだろう」と自問自答を繰り返し、「仕事行きたくない」という思いばかりが頭に浮かぶ

別に仕事が激務な訳ではない。残業なんて今のところ忙しかった時期でも月20時間程度、現在はほぼノー残業で、定時上りもザラな職場だ。

では、人間関係パワハラ上司に嫌気がさしたのか?というと、そういう訳でもない。確かに直上の上司は少し厳しいところはあるものの、決してパワハラをするようなタチの人間ではない。むしろ僕の目線では、それなりに自分の事を思って仕事指導してくれる良い上司だと思っている。職場人間関係も若返りを図っているためか、自分を含め20代の若い人が多いので、比較的良好だと感じる。

から見る分には「なんてホワイト職場なんだ!」と思うだろう。実際、僕も今の職場ホワイトだと思っている。

だが、それでも生きる目標を失うに足るほどの辛いことがある。それは、「仕事に対する重責に自分自身が耐えられない」ということだ。

まり具体的には書けないが、現在、僕がいる部署は(その手の業界では)日本でもそこそこの知名度を誇る。

業界人に「今、◯◯◯で働いています」と言うと、「えー!◯◯◯で働いているんですか!?凄いですね!」とそれなりのレスポンスが返ってくるレベル部署だ。

からこそ、特に幹部クラスの上の世代には「ここで働いている自覚プライドを持ちなさい」という意識が強い。

それがハッキリした形で僕に返ってきたのは、転職して2ヶ月後の忙しくなりつつあった頃。

その時、僕ともう一人の若手(1年上の先輩だが、年は僕より下)が仕事を進める上で失敗し、そのザマを見ていたトップが、

「あの子たち、仕事が出来ないね」と、こぼしたのを直上の上司が聞いたらしく、鬼の形相で事務所に飛んできて、二人共々こっ酷く怒鳴られた。その後、さらに上の上司から「アンタらは◯◯◯の担当なんだから、その事にもっと自覚責任を持って仕事に取り組んでください(要約)」というお気持ちメールが届いた。

この時は、自分の不甲斐なさに反省しつつ、「もっと頑張らないとな…」と思った。

だが、徐々に仕事に慣れつつある中で、仕事でのミスは一向減る気配は無かった。先輩からまれていた仕事は忘れる始末で、これを書いている今日とかも、上司から仕事段取りもっとちゃんとしなさい」と怒られた。僕自身、注意される度に「次は気を付けよう」、「忘れないようにしよう」と思うのだが、どこから気持ちが抜けるのか、中々思うようにいかず、その度にいくら気を付けても改善できない自分が嫌になり、自己嫌悪に陥る。

「オイオイ、まだ入りたてなんだから、そのくらいのミスは誰でもあるさ」、「若いうちはミスして当然」というのは簡単だ。だか、一応2年間の社会人期間もあり、院卒としてのプライドがあるので、そうした割り切った気持ちよりも先に「なんでうまく仕事が出来ない、回せないんだろう」というモヤモヤする気持ちの方が強く出ててくる。そして、段々「この仕事、やっぱり合って無いんかな」と思えてきて、

遂に「面接の時に『◯◯◯をしたいんです!』と言い切ったあの時の思いは、受かりたいが為の啖呵だったんだな」と気付いて、仕事での目標を見失った。

だが、こうして目標を失った今に思い返せば、そもそもの話、「この仕事が好きじゃない」ってところに行きつくのかもしれないと思っている。

少しばかり話はズレるが、今の仕事学生時代からやって来たことをそのまま"プロ"として仕事にした感じである。だから、両親や周りの人からは「好きなことで仕事しているんだから、羨ましいことだよ」と度々言われる。じゃあ学生時代どうだったかたいうと、あまりいい思い出が多いとは言えないなぁと思う。勿論、それで院まで行って論文を書いたのだから、それなりの偽らざる感情は持ち合わせていたとは思う。だが、思い返せば辛いことの方が多いなと。

院試を受ける前はあまりもの出来なさに焦り、やる気のある真面目なゼミの同期とも対立して人間関係が拗れたこともあって、「本当にこの道でいいんだろうか」と思い悩んで、精神的に追い詰められてカウンセリングを受けた。院進後には、自分院生としての自覚の足りなさから、やる気のある学部生の後輩から突き上げられ、指導教官の部屋で後輩同席のもと教官から説教喰らったこともあった(特に説教された件はかなりのトラウマになってる)。

結局、こうした過去を今も引きずったままだから仕事にしている今が1番辛く感じるのかもしれない。

そして話は元に戻るが、こうやって目標を失った今、どうしたらいいんだろうかと思う。

業種を変えようにも、異業種のスキル経験も全く持ち合わせてない。何か新しく身に着けようと思うが、なかなか体も心も動かない。では今の仕事を耐えて続けるのが最善かと言われたら、それはそれでプレッシャーに耐えきれなくて発狂する未来が容易に想像できるし、自分本心を偽ってでもしがみ付くのも違うかなと思う。

本当にどうしたらいいんだろうか。

anond:20230821092353

会社がそんな状況なのに社長社長と仲良しの一部幹部社員がなんか妙に美味しい思いをしてたりしない?

だとすれば元増田マジで転職先探す方が良いぞ……。

部長級ともなると、人が育ってない・任せられる社員がいないって理由社長兼務したりすることは中小ならあるあるだけど、その状況が本当に都合悪ければなんとかするんだよ。

から今の社長部長さん達的には今の状況が都合良いという可能性があり、だったらマジで他の社員的には働くだけ損になるよ。

anond:20230820202444

男らしさから降りる=社会的強者としての役割放棄する、という意味だと思うよ。

結婚しても一家大黒柱にはならない、デートでも男女平等を徹底する、車の運転女性にやってもらおうか。

更に踏み込んでみると、企業総合職幹部候補役職になることを拒否するのもいいね

ただし社会的強者であることのメリットを全部捨てることになるので、そのデメリットも感受しなければならない。

女性と同じように、容姿や年齢や未婚などで叩かれることも覚悟する。

2023-08-20

サイバー武侠片「五等分の花嫁

未来の無法都市上海に鬼が哭く

 

男の名は上杉風太郎。人呼んで紫電掌。

かつては名うての凶手と呼ばれた男。だが所属する黒会に裏切られ、マカオ暗殺された…ハズだった。

1年後風太郎は上海に戻ってきた。かつて自分裏切り、今は黒会の幹部に就いている五つ子を殺すため。

そして、最愛の妹を取り戻すために。

 

そう、妹「上杉らいは」も凶賊の手に掛かって命を落とし、その精神魂魄転写によりデジタル化され、その意識は五等分され、幹部五人の持つ人形に転写されていた。

 

妹を取り戻すため、復讐の鬼と貸した風太郎が魔都上海を駆ける

2023-08-19

死刑犯罪抑止効果はない

ほんとうかどうかおれは知らないけど、死刑犯罪抑止効果はないという研究結果があるとされている。

実際、宅間守のように自分死ぬ度胸がないから大量殺人を犯すなんて犯罪者がいるとそうなのかなとは思う。

それでも、たとえばフィリピンだのカンボジアだのから指示をだしていた特殊詐欺グループ幹部なんて、刑事罰くらってもどうせ出所したら同じようなことするんだから、新たな被害者をうまないために死刑にしちまえばいいと思う。

可能であれば絶命するまで拷問してね。まあ、残酷刑罰禁止する条約批准している以上これは無理だけど。

2023-08-18

ヤンキー暴走族漫画キャラクターのその後

最終回とかスピンオフ作品登場人物のその後の人生が示されて、企業経営者になってたりアーティストになってたり、みんな成功してるのはなんやねんって感じになるわ。

暴走族幹部の人望とか一般社会通用するんか?

2023-08-17

なんのために結婚したのか分からないときがある

旦那大企業幹部候補で、毎日21:00まで残業して帰ってくる。

帰宅が22:15くらいで、食事は冷めてるから気を遣って「作らないでいい」と言ってくれている。

コンビニ菓子パン弁当を買ってきて一人で食べている。

そのころには子供と一緒に私も寝ていることが多い。

旦那は7:00頃に起きて8:00には出社してしまう。

なので私は7:30に幼稚園に行くので30分しか旦那と話す機会がないこともある。

これが普通の家庭なのだろうか?

両親に聞くと「昭和はそれが普通だったよ」「もっとしかったよ」という。

これでは、なんのために結婚したのか分からないときがある。

周りの家庭がどうなのか聞く人がいないから、よけい不安になってしま・・・

2023-08-14

anond:20230814145839

これが反社幹部似とかだと街中でいきなり暗殺されちゃうんだろうなあ

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