「凶悪事件」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 凶悪事件とは

2018-08-25

死刑制度存続に賛成できない

凶悪事件話題になるたびに思うのだが、私は死刑制度には反対だ。データを見る限り犯罪抑止力になっているとは言い難いし、再審請求が多くなされている中では冤罪を防ぎきれているとは言えないと思う。慣例のようなものが多く、制度自体の透明性も十分ではないと思っている。

そういう意見には、「被害者や遺族の気持ち想像してみろ!」という反論がある。実際に言われたことも何度かある。

けれど、私はそういうことを言われるたびに、〝私が実は被害者家族かもしれない" という可能性にも気づかないような貴方のお粗末な想像力に価値はあるのかなぁ、と思う。

私には「自分不利益を与えた相手に罰を与えたい」という気持ちになったことがない。「私はあいつのせいでひどいめにあった、あいつもひどいめにあえばいい」という理屈がよくわからない。ひどいめにあって自分が悲しい、悔しい、怒ったぞ!というのはわかる。私にとってそれらの感情と「罰」は別物で、そのために相手が悲しんだり悔やんだりしても、私には特にメリットがないように思うし、悔しさが埋められるわけでもない。

小さい話で言えばめちゃくちゃに私に仕事を振ってくる上司に「足の指を机にぶつけちゃえ」と思うとか、そういうことが一切ないということだ。もしその上司が足の指を机にぶつけて痛がっていても、別にそれで私が楽しくなるとか、そういうこともない。仕事は減らないし。

毎週のように人権侵害レベルのめちゃくちゃなクレームを浴びせてくるおばさまにも、私の弟をひどいシフト給料で働かせていたバイト先の店長にも、幼少期に私に暴力を振るった変質者にも、特にその報いを受けてほしいと思ったことはない。新聞テレビで見る殺人犯などはなおのことで、仕事関係でそういった事件現場に幾度か足を運んでも、さほどその感情が変わることはなかった。ひどいなぁとは思う。こんなことが二度と起きないと良いとは思う。犯人をとても許せないと思う。でも許せないってなんだろう。それは完全に私の中身だけの問題で、行動とか、外に出ているものとはあんまり関係がない気がする。私はたぶん、小学校の頃に私を無視した同級生を許していないけれど、彼女現在進行形で私を無視していないのなら彼女と夕飯を食べることができる。

ただ、これは私にとって理解ができないというだけの話で、それだけでは私がそれに反対する理由にはならない。それは例えば、私が目が見えるから街中の点字ブロックは全部剥がせと言うとか、私がトンボが嫌いだからトンボいくら殺してもいいとか、そういうのは間違っているのと同じだ。それに、その事件1つ1つに関して言えば私は完全に部外者で、当の本人たちが極刑を望むのならそれは無視されるべきではないと思う。あと、「二度とこういう事件が起きない」ためにはその犯人を世の中に出さないほうがいいと判断されることがあるというのは理解できる。

私が死刑に対して、それでも「反対」の方に傾くのは単純な理由で、「私が人殺しをしたくないし、誰かに人を殺してほしくない」からだ。それは部外者が持ち得る曖昧想像力よりも私にとってずっと実感がある。

この国に生きてきて、私は何人もの犯罪者を殺している。刑場を準備すること、片付け、それに関わる人の諸経費、お金は私が出している。執行のためにハンコを押す大臣、あの人も私が選んだ。事実としてそう。そういうシステムになっている。

そして私は同時に、誰かに人を殺すことを強いた。誰かがボタンを押したから、死刑囚は死んだ。そのボタンを押させたのは私だ。

高校の頃、死刑制度について考える授業で、反対サイドの私が「死刑執行する人の負担を考えると賛成できない」と言ったら、賛成サイドに「刑場にはボタンがいくつかあって、一斉に押すから誰が装置を動かしたのかはわからないようになっているから」と言い返されたことがあるが、私はやっぱり、それが反論になると思っている、自分が殺したかどうかわからなければ大丈夫だと思う人が想像する「被害者気持ち」はどれだけ信頼がおけるものなんだろうと思った。

賛成する人の意見はいろいろある。システム的な部分で理解できるものもある。でもそれを「人の気持ち代弁者」のような顔をして主張することにはどうも不信感がある。だから知りえない人の気持ちより、私は自分気持ちの方を重視する。私は人を殺したくない。私は誰かに人を殺させたくはない。だから私は死刑を望まない。おしまい。そっちも代弁者のような顔をしていないで、貴方言葉で話してくれよ、と思う。

ひとつ妥協提案がある。裁判員裁判のように、死刑執行する刑務官の役も毎回抽選で選ぶのだ。選ばれた人が、一斉にボタンを押す。

裁判員裁判可能なのだから、それより頻度の低い死刑執行ならシステムや経費の問題もそこまで重大なものにはならないだろう。被害者にさせるのはその後の世間死刑家族との関わりの危険性がありそうだから匿名無作為に選ばれた誰かが良い。執行がより透明性が高くクリーンものにも成り得る。ついでに死刑に賛成する人が主張する「犯罪抑止」の効果も強くなるのではないか

もしこれが実現しても、私は今の状況も同じだと思っているので、別に気持ちの面で変化はない。人に押させるのはいいが自分が押すのは嫌だ、というのはけっこうわがままなんじゃないかなぁ、と私は思う。死刑制度存続に賛成する人は、この案にも賛成してくれるに違いないと思うのですが、いかがですか?

2018-08-01

anond:20180801112557

凶悪事件犯人に対する怒りの捌け口として、濡れ衣スマイリーきくち氏を叩いていた人とメンタリティは変わらないよね。>はてな正義感面たち

でも、今は、そのデマに乗ってきくち氏を叩いた人を批判したりしているんだぜ。本当に面の皮が厚い。どの面下げてしか

2018-07-08

死刑が実行されたことが悪いように報道している。だったら、死刑なんか廃止すればいいじゃん。

オウムの麻原が死刑になったニュースを聞いた。

唐突死刑になるんだと思ったし、弟子が合計7人も同じ日に死刑になるんだ、と思った。

被害者からしてみたら、死刑判決になった人は、一刻も早く死んで欲しいと思ってるだろう。

から、今回の死刑では、ようやく死刑平成昭和じゃなかった)の大事件に幕。という感じかと思ってたけど、

そうじゃないことに少し驚き。

実際死刑になったら、全容が明かされないまま死刑か、みたいに、死刑が実行されたことが悪いように報道している。

だったら、真相を吐き出すまで死刑執行されない、っていうルール作ったら、誰も真相言わないじゃん。

死刑が決まった時には、こんなこと言わなくて、死刑になったらいきなりこんなことを言う。

だったら、死刑なんか廃止すればいいじゃん。

そうすると、凶悪事件増えるだろうな。働かなくてもぬくぬくと生かしてくれるし、その間に行いがいいと、もしかしたら復帰できるかもしれないしね。

なんか、スッキリしない今回の出来事

2018-06-26

最近凶悪事件が増えてるけど

日本人が凶暴化したというよりは、

警察力が弱体化しているんじゃないのか?

警察と言えど世代交代を繰り返すと、

平和ボケするんだろうな

2018-06-16

anond:20180616122155

少年 凶悪事件 昭和」でぐぐってみ?

俺が挙げるの面倒くさくなるのが理解できるくらい出てくるから

2018-04-26

anond:20180424195320

そういった恣意性を疑うのは非常に妥当だと思います

事実、私はSNS上にこういう主張を載せたのは人生で初めてです。

ここって初投稿だと他の方に分かるようになってるのかな?

それはさておき、反論の本旨に対してコメントしますと

凶悪事件」の場合刑事裁判になりますから、最終的に事件審判を下すのは裁判官になります

言うまでもなく裁判官職業訓練を通じて何が有効証拠証言になりうるか判別する能力を身につける事が要求されます

その判断メディア報道によって容易に左右されるものではないと推測します。あくま一般視聴者比較してでの話ですが。

ですので、今回の件とは違う性質のものだと考えます

ただしその場合も、メディア報道抑制的なものでなければ、公正な裁判を経ずに社会的制裁被疑者に加えてしまうといった問題

以前から度々指摘されていると思います

なので私が言わなくても別にいかなと思ってきました。

2018-04-24

anond:20180424170500

どんな凶悪事件判決が出るまで一切非難するなと今まで主張してきたならまだしも

今回に限って急にそんなことを言い出しても全く説得力がないね

2017-10-17

当り屋騒動から見える日本の都会の大人社会

関東地方で死傷者を伴う当り屋事件が相次いでいます現在では危険運転往来妨害行為などの疑いがあると見られ、立件された場合には重罰まで視野に入る事案でしょう。また、一部のケースでは加害者車両自体不正改造の疑いが出ています。この相次ぐ事故には社会の色々な問題が横たわっているというほかありません。即ち、満員電車すら追い出された都会の大人がこの種の安定した交通手段を求めて車社会に流れ着く一方、道路運営する行政インフラ保全費をいわばケチ目的安全性の低い状態放置する傾向も出てきます希望の党などが推し進める反満員電車キャンペーンでこの種の交通手段を求める大人が増え続けている限りは、この種の問題が起きるリスクも高まります。そして、この種の交通手段を求める大人社会の片隅であえいでいて都会人の尊厳根本から失い、自暴自棄になってひき逃げなどの凶悪事件を起こすケースもよく見られます。この種の事件権力社会の裁きを通じたところで社会根本問題解決が図られないどころか、ますます弱者排除扇動悪用されて問題悪化させかねないという以外にありません。

2017-10-11

僕の家に刑事捜査に来た時の話

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASKB27D5KKB2ULOB020.html

なんだか警察が珍しく頑張ってるみたいなブコメがあるけど、このくらいの捜査日常的にやってるもんじゃないのか?しらんけど。

そういえば、僕が高校生の頃のある日、うちに刑事さんがドラマみたいに二人でやって来た事があった。刑事さんは僕に会うつもりで来たと言ったので、応対したばーちゃんは、僕が事件事故を起こしたか巻き込まれたかと思い込んで腰を抜かし泣きじゃくり、大変だったと家族談。

僕は帰宅部だったのでいつもは四時には帰っていたのに、その日に限っては学祭の準備かなんかで帰りが七時過ぎになってしまって、家族心配していたのだった。

刑事さん達の用件は、最近ある凶悪事件容疑者が僕とその家族に接触して来なかったか?という事だったらしい。刑事さん達が追ってる容疑者職業医者だった。

僕は子供の頃、命に係わる病気を患っており、それを治す為に大手術を受けていた。その手術の際、珍しい症例だったので多くの医師見学に来ていたのだそうだが、その中に医者である容疑者もいたらしい。

警察容疑者がかつて担当した患者から逃走資金調達している可能性を考えて、患者の身元を調べて聞き込み捜査をしている、との事だった。

僕は容疑者と接触のあった当時は赤ん坊だったので、勿論容疑者の事なんて覚えていないし、以降それらしい人に会った事もない。

しかし、父が容疑者に一度見た事があるのを覚えていて、しかしやはりそれっきり全く会った事は無いと刑事さん達に証言したらしい。

結局刑事さん達は僕とは会わずに帰って行き、それきり来なかった。僕には両親が聞き取って、何か話したら警察通報してくれということだった。

ばーちゃんは認知症をこじらせていて、僕が何かやらかし警察に疑われていると思い込んでしまい、誤解を解くのにはかなり時間がかかった。というか、誤解は解けなかったがしばらく経つとばーちゃんは刑事が来たこ自体を忘れた。

2017-08-22

職質について

職質は任意ということになっているけど、実質上強制だ。

ターゲットとして狙いをつけられたら、その瞬間に真犯人が逃げていようがその職質相手に執着する。

この「実質上」というところが味噌で、強制ではないとしているのは、警察官を守るためだと思う。

どういうことかというと、強制になってしまうと、凶悪事件が起きたとき

「何で職質しなかったんだ?」

と責められてしまうから

凶悪事件が起きたときはこういうんだ。

「職質は任意であって強制力はないんです」

2017-08-18

https://anond.hatelabo.jp/20170818050120

http://benesse.jp/kyouiku/201511/20151104-1.html

少年凶悪事件は昔に比べて減っている

しかテレビ苛烈報道のせいで「最近の若者はすぐ犯罪に走る」と勘違いする人が多い

そして「最近の若者犯罪者予備軍」と差別される。そのせいで大人子供の間に軋轢生まれる。

統計的に間違った判断を行ったせいで、社会が円滑に回らなくなっている。

科学が発達したら」というが、「少年犯罪は減っている」という事実にたどり着くだけの技術はとっくにそろっているはずなのに

それでも勘違いする人は多い。

はい反例1ね。

2017-07-17

また無職凶悪事件を……

また無職凶悪事件を……。

これ以上、無職立場悪化させるなよ。

2017-06-15

https://anond.hatelabo.jp/20170615215705

実際の性暴力に手を出さない限り、といっているが、手を出された人間にとってはもう遅い、ってこと、わかんないかな?

ていうか、自由主義ってそういうもんじゃないの?

イスラム教徒を全員国外追放して入国させなければイスラム教徒によるテロなんて起こらない。精神病患者を片っ端から逮捕して僻地収容所に放り込めば精神病患者による凶悪事件なんて起こらない。粗暴な子供を早めに「処分」しておけば少年犯罪も防げるかもしれないし、ロリペドを殺して回れば少なくともガチロリペドによる犯罪なんて起きないかもしれない。

でも、そんな社会は間違っている。この社会では、実際にその人が何をしたか問題にされるべきだ。テロをしてないイスラム教徒入国拒否されるのはおかしい。人を傷つけてない精神病患者予防拘禁されるのはおかしい。それと同様に、子供に手を出さな小児性愛者がまるで犯罪者であるかのように扱われるのはおかしい。これはそういう話でしょ。

性犯罪者は、性癖ではなく、手を出したことによって処分されるべきだ。被害者は本当に気の毒だと思うし、その立場からは、こいつをもっと早く捕まえておいてくれたら、と願うのも当然だろうけれど、それでも究極的には、私たち自由主義という原則を捨てるべきじゃないと思う。

そういう暴力的な劣情を普段から非難してないと、「性癖は人それぞれ」と認められているからこれは行ってもいいことだ、と勘違いされかねない。

まあ、そういう意味で、「実際にこの漫画に描かれていることをやったら犯罪なので絶対に真似しないでください」という注意書きは必要だろうと思うよ。こういうのがちゃんとガイドラインで徹底されるようになるといいね

表現の自由信者の救いがたい傲慢

クジラックスマンガの件で過去の例に漏れず「表現の自由信者ネットであふれかえっていて本当にうんざりしてる。

あいった事件の後でなおも迷わずに「表現の自由を守れ」と声高々に主張する方々に聞きたいのだが、君たちはその発言が「表現の自由を守るためには、多少の公益子供安全を損なう結果になっても仕方ないと思ってます」と言っていると同義だとちゃんと理解しているのだろうか?別にコレについては批判するわけじゃない。権利を守るというのは時としてそういうモノだ。たとえば凶悪事件犯罪者人権を過度に守ろうとするとその犯罪被害者人権侵害することが多々あるし、音楽書籍などコンテンツ著作者権利利益を過度に守ると、今度は消費者不利益をこうむることなど多々ある。すべての権利平等尊重するのは不可能で、片方の権利を過度に守ろうとするとそれに相対する別の権利侵害することになるからだ。だからそういう意識があって「表現の自由」を訴えているならいいのだが、どうもネット書き込みの大半からはこういう葛藤など一切感じられず、純粋に「表現の自由を守ることが絶対正義」と信じて疑わないような連中が多すぎるんじゃないか?と思ってしまう。

しかに「表現の自由」というのは近代社会の中では守られるべき価値観の上位にあがるものである。なぜなら「表現の自由」は往々にして「権力監視」「権力から自由」に密接に関係してくるから国家権力暴走を防ぐには必要不可欠である。ただ「表現の自由」の名の下になんでも表現していいというわけではない。たとえば欧米では表現の自由」のなかに児童ポルノレイシズムを煽るような表現には厳しい制限がかかる。児童ポルノコンテンツ欧米人には子供しか見えないアニメ顔のエロコンテンツは所有しただけで逮捕される国も珍しくないし、ヒトラーの「我が闘争」は発禁扱い。ヘイトスピーチデモ表現の自由には認められない。少なくてもクジラックスマンガをこれらの国で自主出版でもしたら確実に逮捕事案である。これを「表現の自由なんていって欺瞞じゃないか!」と批判するのはお門違い。だって表現の自由」は絶対的ではないんだよ。

ここまで書くと「それじゃ殺人レイプ描写がある小説ドラマ映画規制しろよ」などと反論してくる連中がでてくるだろう。まったく馬鹿げた反論だ。一口に「殺人シーン」といっても、その作品内の背景とかストーリー上の設定などで意味合いがまったく変わってくるからだ。たとえば同じ惨殺シーンでも「羊たちの沈黙」のように主要登場人物の異常性・神秘性を演出するために使われたり、戦争映画のように人間が虫けらのように殺される描写戦争凄惨さ、残酷さを演出したり、または復讐ジャンル映画では家族を殺された主人公がどれほど強い動機相手復讐していくか演出するなど様々である小説ドラマ映画殺人レイプシーンが許容されているのは、人間のコアな部分を演出するには、時には人間の暗黒面をちゃんと見せることも重要からである。それにこういった作品でもどのように陰惨に殺害されたか、激しくレイプされたかなんて長い尺をつかって表現するコンテンツなんてごく一部だ。(「食人族」とか)

もちろんその殺人シーンやレイプシーンが「ストーリー上それは必要不可欠なのか」「ただの過剰演出ではないか」という疑問は常につきないものだが、今回のマンガの件ではその議論以前の問題である概要を読むだけであれは「未成年女の子大人が騙してレイプする行為を楽しむコンテンツ」以外に何者でもないことが明白だからだ。だからもしあの作品を他の実写映画でたとえるなら女性女の子もつ親御さんにとっては「ストーリーなど特になく、哀れな被害者凶悪殺人魔に追い詰められジワジワと惨殺されていく映像を延々と見せられるだけ」な内容と同義である。君たちが「表現の自由」の名の下に守ろうとしているコンテンツとはそういったモノなのだよ。

ただああいった作品が実際に性犯罪を誘発しているか?という疑問はさすがにわからないとしかいえない。もちろんゼロはいえないだろうが、それ以上の事は調査する人のバイアス価値観によってどちらにも転ぶ内容だと思う。これについては結論はでないだろうから議論するのは無駄だと思う。ただああいった作品自主出版はいえその気になれば個人で入手できる状態だという事実の一つ一つが日本性風俗文化を少しずつ形成しているのは間違いない。

児童ポルノ児童買春について絶対的に厳しい価値観欧米(かといって厳しくすればするほどその禁忌を破ろうとする人間がでてくるのも悩ましい)にとって、先進国でありながら日本性風俗のゆるさはやはり衝撃的だろう。風俗禁止法というものがありながらソープみたいなサービスが当たり前のように存在し、AKBみたいな大半が子供しか見ないような女性グループが下着がもろに見えるダンスをしながらテレビで踊っている。これらから彼らが感じることは「法律上では児童ポルノって駄目だけどさ、本音では若い子のほうがいいっしょ?20代30代のおばさんより10代の女の子のほうが興奮するよね」という空気ではないだろうか?欧米知識人日本性風俗文化軽蔑するのも無理はないと思う。

さてここまで長々と書いても、大半の「表現の自由信者には俺はただの欺瞞者で権力者側の規制賛成論者にしか見えないのだろう。別にそれはどうでもいい。ただ最後忠告するのは、これからも「表現の自由」で何やっても許されるのが当然だと思っていたら、最後にしっぺ返しを食らうのは君らだということだ。今回のような事件は単発であって欲しいと願ってはいるが、もし何かの間違いで1年の間に何回も立て続けのように起こったら、それこそ日本世論の大半は一気に「あん児童レイプ助長するようなマンガを許すな!国はちゃんと規制しろ!」に傾くだろう。そのときネット住民や一部の知識人馬鹿の一つ覚えにように「表現の自由重要さ」だけを訴えたところで大半の世論からは「ただのロリコン似非リベラル」のレッテルしか貼られないだろう。そもそも児童ポルノ関係では日本よりはるかに厳しい欧米のほうがちゃんとメディアによる権力チェックができてるんだから、「エロコンテンツ規制を認めたら権力暴走を招く」論はまったく理屈が通ってないのである

もし俺の予想するような最悪なシナリオがおきて日本性風俗に関する規制が厳しくなったとき、おそらく君らは日本人不寛容さ、無教養を嘆くんだろう。違うから。君たちの救いがたい傲慢さが原因だよ。もし今後も欧米よりもゆるい日本独自性風俗表現を守っていきたいと思うなら、むしろ君たちこそが行き過ぎた表現にはちゃんと警告をだして業界内で自浄作用が起こるように注意しなきゃならない。「こりゃ論理的やばいだろ」ってコンテンツ見つけたら乙武張りに「超えちゃいけないライン考えろ?」って冷や水ぶっかけ努力を続けないとならないんだよ。

ま、たぶん無理だろうけどね。

2017-05-13

安易犯罪に走る原因を作ったのは情報社会のたるみか?

凶悪詐欺」「ちかん犯罪」「体罰」「通り魔事件」のような凶悪事件の起きる社会になってしまった要因としてガスライティング的な洗脳存在否定できない。ガスライティング危険性はその陥りやすさにあるのではないかお金を払わずしとも、「刑務所生活は楽だ」と本質や元受刑者苦痛の声を無視した情報の伝播がなされたり、深夜ともなると裏社会まがいのネタテレビなどで見ることが出来る。こうしたハイリスクネタとの惰性的な付き合いによって犯罪悪徳に対する感覚麻痺し、安易犯罪者を作り出しているのではないかメディア功罪を今一度当事者検証し、タガが外れたような「何でもあり」の情報垂れ流しを戒めるべきだ。

2017-01-15

凶悪』って映画を見たんだけど・・・

日本映画って基本的には見ないんだ。

日本映画って申し訳ないけど駄作しか思えない映画が多くて。主観からしゃーないですけど。

何が駄作かって言うと、やっぱり基本的に儲からいからか、ホント申し訳ないけど優秀な映画人が集まらないってことなんじゃないかなと思う。

全体的に雑と言うか、緻密に作られてないって言うか、もちろん予算も少ないんだろうけど、見てて楽しむより疲れることのほうが多い。

どうしても役者台詞・演技に頼り過ぎのところがあって、絵で見せようとしない。

じゃぁハリウッドならいいかって言うとそうでもないんですけど、期待値としては海外作品のほうが高くなります

昨年は『シン・ゴジラ』や『この世界の片隅に』などはありましたが。

 

で、『凶悪』。

ノンフィクション小説が元の映画で、実際に起きた事件に基づく映画なんですけど、酷い凶悪事件日本でも結構あって有名どころでは「北九州一家監禁殺人事件」(※こいつはあまりに酷すぎて流石に映像化は無理だろう。読んでないけど「闇金ウシジマくん」で書かれたようですがかなり評判が悪かったらしいですね)、『冷たい熱帯魚』の元になった「埼玉愛犬家連続殺人事件」、えーっとあんまり詳しくないので他はググって貰うとしても、とにかく昔からこうした胸糞悪くなるような凶悪事件ってけっこうあります

古くは『復讐するは我にあり』など、凶悪事件映画の題材にするって言うのは一つの定番みたいなもので、ショッキングから映画会社もそこそこ売れると思ったりするからなんでしょうかね。

でも、映画はやっぱり映画なんですよ。リリー・フランキーさんやピエール瀧さんの演技は、まぁそれはそれで特に悪くはない。ピエール瀧さんは相変わらずちょっと滑舌がよくないけど雰囲気は悪くないし、リリー・フランキーさんのへらへらした薄気味悪さみたいなのもそれはそれでいい。山田孝之さんは・・・普通かな。

それはそれとしても、見ててイライラしてきます脚本なのか演出なのか、作り方に日本映画の下手さがあちこちに見られるので。

例えば、記者山田孝之が現地取材に行って地元の人に取材するシーンがありますが、どうしてあんなに地元の人がすぐにすんなり喋るんだ?とかね。

まり意味のない撮影編集部分もいっぱいあります。全体を通してきちっと組み立てられてない感満載なんですよ。て言うかなんかやっぱり下手だな、と。

正直、だらだらと長すぎて、途中で何度か見るの止めようと思いました。動画時間を示すバーを見て「え~?まだ半分しか終わってないの?」みたいな。

 

以前にホッテントリ入りしたブログで『凶悪』が取り上げられてて結構いい評価されてましたが、ブログから広告クリック狙いもあったのかもしれませんけど、とてもじゃないがいい評価は上げられないな、と。

見ないで日本映画批判する、ってのも良くないのかなぁと思ってたまに確認意味で見てみようって気になるんですが、やっぱ駄目ですね。もうちょっと色々見てみようと思ってますけど。

2016-10-07

親の教育

親の教育というのはどこまで影響が続くのだろうか。

例えば明らかに大人なのに、素行が悪い人を見ると育ちが悪いとか言う。

しか子供のころから問題を抱えた大人が「子供の頃の出来事を引きずって困っている」とか言うと

子どもの頃の出来事を引きずってはダメだ。とか、親の呪縛から逃れなければとかいう。

要するに何が言いたいのかというと、親の教育(影響)がすさまじく、大人になって爆発したら、それは親の責任といえるのだろうか。

それともその爆発を納められなかった、あるいは解消できなかったその人の責任なのか。

凶悪事件ニュースなどを見ると、親の教育が極端なケースだと「親の教育犯人は狂った」みたいな解釈がある。

けれど親の教育微妙だと「親の教育微妙だったけれど、大人になって苦しんでいるのは本人の責任」みたいな書かれ方や言われ方をしているように見える。

そう見えるのは自分だけなのか、それとも本当にそんな風に書かれてる話題が多いのか。

それは一体どう判断すればいいのだろうか。

2016-09-21

http://anond.hatelabo.jp/20160921180414

残念だがそれは顕著な発達障害

子供向けだからと甘く見て自分絶対有利で安全ルールを守ってあげるそれ子供向けだから大人自分はらくらくこなせるよという

スタンスでないと見聞きすることすらできない

外見上はよくなったようにみえるので深く社会に潜むことができるけど社会の深みで爆発すると

最近たまにでてくる陰惨な凶悪事件火種になる

大人にならなくていいんだよ 大人もそれを望んじゃいない

ルールを守れない人を ルールの中に押し込む危険性をわかっている大人に 頼ったほうがいい

今でも餌がもらえる以外にルールを守る利点がわからないでしょう

ルールを守る利点は ルールを守っている自分のその姿をだれかが見たとき それは良い服を着ているとかみたいなカッコよさを感じる

それは自分にとってメリットのある行動をしてくれたものに対する感情

自分がそれを受けていることを感じることができなくて ルールを守らされている自分自分で感じていることに恥ずかしさやストレスを感じる

それを根本的に理解できない 自分を他の立場と入れ替えて第三者的に見ることができない

これは機能的な欠損なので 餌付けでどうにかなるものじゃない

サーカスの熊やライオンが人を傷つけてしまうのとおなじ 制御下にあるからといっても使える場面はそう多くはない

生半可に見た目をつくろうよりも わかってくれる大人にたよったほうがいい

2016-09-20

障害者差別するなということの本質

わかっていない人が多いか障害者目線から書く。

障害者差別するなということは、手足足りないならそれだけ努力しろ!ということを突きつけることに他ならない。

健常者だったら頭が足りなけりゃ使えねぇやつだって罵られて搾取されるのが世の中。

それと平等に扱えというのだから、足りなきゃ努力と苦労で補えというのが当たり前なのだ

それを勘違いしているから健常者と同じ生活をさせてやることが差別なき世界だと誤解してしまう。

それは完全なる擁護社会だ。

健常者が住みよい作りをしていることが世の中の効率としてベストなのにも関わらず、余計なコストや面積を使ってバリアフリー化することは擁護以外の何物でもない。

NHK24時間テレビ感動ポルノ批判する番組をぶつけて話題になっていたが、あれすらも言わせてもらえば完全なる擁護社会だ。

健常者だってちょっと病気になっただけであっという間に感動ポルノの餌食になる。

作者が死んだ後、残された子どもたちが感動ポルノの主演を生涯かけて背負わされ続けることだって決して稀な話ではない。

それだけではない。

震災の生き残り、重大事故の生き残り、テロ被害者の肉親、凶悪事件被害者

どれをとっても世の中にとって格好の感動ポルノ主演候補なのだ

これは全ての差別において共通する。

全てに同じ生活保障しろというのは、差別主義の究極の形であり、被差別を受け入れた結果にしか成し得ないということだ。

なぜなら、自らの被差別を認めない限り、その恩恵あやかることはできないからだ。

今一度自らが差別主義かそうでないかを考えてみて欲しい。

差別主義ではないと思うのなら、人は生きる残る競争の前においてのみ平等であり公平だということを肝に銘じるべきだ。

自らの力で手に入れたもの以外は、真の意味での自由とは呼べないのだ。

2016-01-12

http://anond.hatelabo.jp/20160112143537

本当はテレビに映るのまんざらでもないくせに

抑えたトーンで「まさかあんなことするとは、、、」みたいなことを

ワイドショーインタビューで言っちゃう

凶悪事件容疑者の知り合いと同じ

2015-12-03

凶悪事件犯罪者って大体が男のオタクだったり、世界中に恥を晒し続けるネトウヨも大体男オタクだし、そろそろ野放しにしてていいとは思えない。

2015-08-22

地元凶悪事件が起こった

自分の見知った場所凶悪事件舞台として報道されているのが変な感じ

防犯カメラ場所も、ニュース記者が立っている場所も、数えられないほど何度も通ったところだ

身近すぎてすごく非現実的な感じがする

2015-03-06

少年法基本的にいらないと思う。

最近少年犯罪凶悪になってきた、いいやなっていない、などの水掛け論も不要

犯罪を犯すだけの成熟をしたら、その段階で大人。

軽犯罪に対しては、少年から、刑が多少軽くなるくらいの情状酌量くらいはあってもいいと思う。

しか凶悪事件に関しては酌量は全く不要

きちんと罰を与え、社会ルールを教えるのが、最大の教育から

少年法撤廃の声は、もうずいぶん前から叫ばれているが進まない。

ではだれが、反対しているのか。

ネットではよく人権派弁護士ガー、と言われているが、300議席を超える保守政権政党がそんなものに負けるわけない。

自民党谷垣禎一幹事長は2日の記者会見で、与党内で少年法対象年齢を「20歳から「18歳」に

引き下げるべきだとの意見が出ていることについて「ただちに引き下げていいのか」と慎重姿勢を示した、らしい。

本当に、少年法改正に反対しているのは、だれなのか、賛成しているのはだれなのか、ピックアップしたら面白いと思う。

2015-03-01

[] 『ソーシャルリンク』 その5

  さて、この事件捜査すると決めたのはいいが、何から手を付けたらよいものか。まさか高橋圭一写真を持って、鎖の先に繋がっている共犯者が見つかるまで街をうろつくわけにもいかない。

  新聞週刊誌テレビインターネット。俺は事件関係しそうな情報を集められるだけ集めた。しかし、共犯者に繋がる情報は見つからなかった。テレビは連日、高橋容疑者について報道していた。派手な交友関係、爛れた異性関係、隠された変態趣味……史上最悪の犯罪者だ。容赦も何もない。

「こういう時って、なぜか卒業アルバムとか晒されるよな……」

  今回は特にめぼしい内容が書かれていなかったのか、報道されていないが。

卒アルか……」

  彼も学生だった時期があるわけで、当然学校に通っていれば人間関係が生まれるわけで。

  もしかしたら、彼の人間関係卒業アルバムから探れるかもしれない。卒業アルバムには卒業生写真が載っている。高橋圭一写真と突き合わせれば、もし今も関係が続いていれば分かるはずだ。

  ネット高橋圭一の経歴を検索する。都内にある高校に通っていたらしい。早速電話で問い合わせる。方々から問い合わせが殺到しているのだろう。何度かけても話し中だ。10回以上かけて、やっとつながった。

もしもし、○○高校事務所です」

  電話口の相手は疲れきった声で言った。

もしもし。私、佐々木探偵事務所佐々木誠也と申す者ですが、例の都内連続児童誘拐殺人事件について調べていまして……」

  すると相手はうんざりした口調で、

「そういうのは警察にまかせていますので」

  とだけ言って電話を切った。マスコミ警察ならいざ知らず、探偵への対応なんてこんなもんだろう。さて、どうするか。いっそマスコミ関係者を騙ろうか。しかし、図書室やそこらに保存されているであろう、アルバム現物を見せてもらわなくては困る。校内に入る時に身分証の提示くらいさせられるだろう。身分証の偽造? そんなスキル無いぞ。

「よし、学校に忍び込もう」

  ちょっと卒業アルバムを見せてもらうだけだ。そっと忍び込んで、そっと出てくる分にはバレやしないだろう。

  * * *

  その夜、草木眠る丑三つ時。俺は目立たないよう黒装束に身を包んで、件の高校の校門前に立っていた。校門は柵で閉じられているが、高さは2mもない。よじ登ろうと思えば、よじ登れる高さだ。俺は周囲に人が居ないことを確かめると、サッと柵を超え校内に侵入した。

  人目を避けて校舎の裏手にまわる。ガラス窓が一つあった。施錠されているが、何の変哲もないクレセント錠だ。俺は背負ってきたリュックの中からマイナスドライバー釣り糸を取り出した。サッシの隙間にマイナスドライバーを突っ込んで広げ、先を結んで輪っかを作った釣り糸を滑りこませる。その輪っかを錠に引っ掛け、引っ張れば……

  ガチャリ。音を立てて鍵が開いた。順調極まりない。窓を開けて校舎に侵入した。俺って天才じゃなかろうか。

  その時の俺には、最初に校門をよじ登った時点でモーションセンサーに引っかかっており、警備会社から警備員急行している途中だとは思いもよらなかった。

  俺は校舎をうろついて、図書室らしき部屋を見つけた。鍵がかかっていたが、ただの引き戸だったので力技で扉ごと外して中に入った。目当ての卒業アルバムは図書室の一番奥の棚にあった。高橋圭一卒業した年のものを抜き取る。後は彼の写真と付きあわせて確認するだけだ。

  カツン

  図書室の外の廊下から足音が聞こえた。心臓が飛び上がった。カツンカツンカツン……こちらに近づいてくる。

「おい、扉が外されているぞ」

「本当だ」

  なんてこった。懐中電灯を持った人影が二人、図書室に入ってきた。おそらく警備員だ。

「誰かいるのか!」

  俺は卒業アルバムを抱えたまま息を潜めた。どうしようどうしようどうしよう。

  二人組のうち、片方が入り口の前に立ち、片方が部屋を調べるために中に入ってきた。出入口は一つのみ。逃げ場は無い。

  薄暗くて二人の姿はぼんやりしか見えないが、間にある関係ははっきり見える。上司と部下だろう。部屋に入ってきたのが上司入り口を固めているのが部下。しかし、違和感がある。これはむしろ、義父と義理の息子の関係か? たまたま同じ会社家族で? いや、この関係もっと後ろめたい何かでは……?

  部屋を改めていた警備員がこちらに近づいてくる。あの本棚の角を曲がったら、俺の姿が見えるだろう。俺は隠れていた本棚の影から飛び出した。

「あっ、待て!」

  警備員懐中電灯で俺を照らす。俺は顔を見られないように手で隠しながら、叫んだ。

「おい、おっさん! あんたの部下、娘さんのことヤリ捨てしてるぞ!」

「なななななんでそれを!」

  思いっき狼狽える部下。その隙をついて、彼に体当たりをぶちかます。お互い派手に転倒するが、すぐさま立ち上がって猛ダッシュ。後ろでは警備員の二人が、お前だったのかとか、知りませんとか押し問答している。

  侵入した時に使った窓から外に出て、来た時は気づかなかった裏口か校外に出た。怪しまれない程度に走って高校から距離を取る。20分ほど走って、もう十分だろうという所で一息ついた。

「盗ってきてしまった……」

  手の中の卒業アルバムに目を落とす。これって、窃盗だよなぁ。

  ええい、やってしまったのは仕方がない。それもこれも、凶悪事件を解決に導くため! 結果オーライってことになるさ!

  * * *

次 http://anond.hatelabo.jp/20150303080108

前 http://anond.hatelabo.jp/20150301033659

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん