http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASKB27D5KKB2ULOB020.html
なんだか警察が珍しく頑張ってるみたいなブコメがあるけど、このくらいの捜査は日常的にやってるもんじゃないのか?しらんけど。
そういえば、僕が高校生の頃のある日、うちに刑事さんがドラマみたいに二人でやって来た事があった。刑事さんは僕に会うつもりで来たと言ったので、応対したばーちゃんは、僕が事件事故を起こしたか巻き込まれたかと思い込んで腰を抜かし泣きじゃくり、大変だったと家族談。
僕は帰宅部だったのでいつもは四時には帰っていたのに、その日に限っては学祭の準備かなんかで帰りが七時過ぎになってしまって、家族が心配していたのだった。
刑事さん達の用件は、最近ある凶悪事件の容疑者が僕とその家族に接触して来なかったか?という事だったらしい。刑事さん達が追ってる容疑者の職業は医者だった。
僕は子供の頃、命に係わる病気を患っており、それを治す為に大手術を受けていた。その手術の際、珍しい症例だったので多くの医師が見学に来ていたのだそうだが、その中に医者である容疑者もいたらしい。
警察は容疑者がかつて担当した患者から逃走資金を調達している可能性を考えて、患者の身元を調べて聞き込み捜査をしている、との事だった。
僕は容疑者と接触のあった当時は赤ん坊だったので、勿論容疑者の事なんて覚えていないし、以降それらしい人に会った事もない。
しかし、父が容疑者に一度見た事があるのを覚えていて、しかしやはりそれっきり全く会った事は無いと刑事さん達に証言したらしい。
結局刑事さん達は僕とは会わずに帰って行き、それきり来なかった。僕には両親が聞き取って、何か話したら警察に通報してくれということだった。
ばーちゃんは認知症をこじらせていて、僕が何かやらかして警察に疑われていると思い込んでしまい、誤解を解くのにはかなり時間がかかった。というか、誤解は解けなかったがしばらく経つとばーちゃんは刑事が来たこと自体を忘れた。