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816ご冗談でしょう?名無しさん2023/03/29(水) 14:04:10.05ID:???
807
義務教育理解出来なきゃ極限も理解できないのはわかるけどだからどうした?
義務教育を受けてないならば極限を理解できないのは真だけど、その事実から「義務教育を受けてない『から』極限を理解できない」という文章を紡ごういう発想は常識的な言語感覚からは発生し得ないよ
あくまで必要条件であって必要十分条件ではないからこそ、少なくとも義務教育を受けていても極限を知らない人はごまんといるのだからね。
どうしたって「極限を知らないのは義務教育を受けてないからか?それ以外の事情からか」というのははっきりしないんだから、「受けてないから」なんて書く気には普通の感覚ならならんよ
https://anond.hatelabo.jp/20230327232309
ピカピカの新社会人の皆さまに向け、コミュ力低めの中堅社員からのアドバイスです。
まず、元増田はクソの役にも立たないので速攻で忘れましょう。
そもそも元増田は自分の会社というローカルルールの話をさも一般的に語っていますね。
それは悪魔の所業です。生存者バイアスを助長するものであり、言ったことが違ったら「そんなブラックに勤めてるお前が悪い」などと掌を返すだけのカスです。
じゃあ何を知るべきか、最低ランクの職場を学びましょう。話はそれからだ。
「報連相」をちゃんとしましょうとよく言われると思いますが、まず、報告連絡相談というのは相手が人間でないと成立しません。
あなた達がこれから行くのは、モンスターとクリーチャーが蠢く魔界です。人間はいません。そこからわかりましょう。あなたたちがするべきは報連相ではなく二フラムを唱えるか、黒マナ払って殺害を唱えることです。
そして前提から考えてください。
そもそも仕事、任されたいですか?任されたくないですよね。『いや仕事をガンガンして…』なんて妄想は捨てましょう。それは魔界では通じません。
入社前に描いているやりがいなどという感情は半年もしないうちに霧となって消えます。これは人間界ですらよくあることです。
底辺エッセンシャルワーカーはやりがいのあるクソみたいな単純作業を、そこそこの企業では自分が何をやっているのかもわからないブルシットジョブを繰り返すのが魔界です。あなたたちの行くところです。
人間界と違って魔界では、仕事を任される=出世という公式は存在しません。仕事は任されるけど出世しない、仕事はしてないのに出世する、という世界観をまず共有してください。
出世するとどうなるかというと、管理職になります!やったね!管理職になるとどうなるかというと、残業代がでません!やったね!
出世=給料が上がる、というナイーブな発想は捨てろとどっかのハゲも言ってますね。ちなみに弊社は出世すると残業代の関係で新入社員より給料が下がります。そんな会社はザラです。
給料、本当に高い方がいいですか?それって「どの程度」高い方が良いと思っていますか?手取り20万と30万なら30万の方がいいでしょう。
じゃあ、手取り40万と50万だったら?
高額の税金を引かれた後に残る手取りは、責任の重さに見合うものですか???それを考えてから仕事しましょう。いや、仕事をするのを諦めましょう。ここは魔界です。
そもそも、会社組織というものは儲けを産む一部のヒーロー、あるいはヒーロー部署を支えるための組織です。「誰でも稼げるようにするスキームがある組織」ではありません。
そして、貴方は自分がヒーローではないことに気づくでしょう。では、残りの人達は何をやっているか。
簡単で、ヒーローを崇め奉る仕事か、ヒーローが自尊心を満たすための仕事か、ヒーローから吸血するための仕事のどれかをやることになります。これを読んでいる貴方の仕事です。
そして、勘違いしないで欲しいこと。それは、上司には、ヒーローとヒーローではない人間がいて、
稼ぎ頭系の上司は性格が終わっているモンスターであり、性格がいいタイプの上司は金を稼げない吸血鬼です。
この前提を頭に入れたうえで問います。
上司と上手くやるってなんですか?
「指令」なんて言われて、「荷物を地点Aから地点Bまで運んでくれ」だとか、「この郵便物を届けてくれ」なんて言われる会社だといいですね。
単純作業でひたすらストレスを貯め、劣等感に塗れながら生きる人生が確定します。
そこそこ以上の職務に勤めるあなた達に降りかかってくるのは「先輩Aと先輩Bで言う事が違い、上司Aと上司Bで言う事が違い、さらに客Aと客Bでどちらを優先するべきか悩む」といったクソのような選択肢の数々です。
これは技術系でも必ずそうなります。魔人上野千鶴子が言うように、貴方たちが直面するのは「答えのない問題の数々」ではなく「正解のない問題の数々」です。
選択には常に責任とストレスが伴います。指令通りにやる、という言葉の中に込められた責任と丸投げの精神を貴方達は知るべきです。
「出来ることは出来ないと言う」
「出来ないことは出来ると言う」
です。
何故かって?出来ることが出来ても貴方達のスタミナゲージは減る一方です。どんどん仕事は増える一方です。
魔界では仕事が増える=死です。寄生虫と吸血鬼を活かすためにヒーローになることを否定はしませんが、貴方はそういう人間ですか?
違いますよね。出来ることも出来ないといいましょう。
ただし、出来ないことは出来ると言いましょう。これで貴方は、挑戦的な人間でありつつ、上司にケツを拭かせることが可能です。
上の二つを実践してみてください。何言ってんだ、と思うかもしれませんが一番QOLが上がります。
報告とは何か、なんて最早語る必要ないですね?
「オレはお前に確かに言ったぞ!」なんて言ってくる怪物相手に、何を報告する必要があるんでしょうか?
貴方が言うべきは「すみません忘れていました」の言葉だけです。そもそも、上司は自分の言ったことなんて覚えてません。
文章でやりとりしろと思うかもしれませんが、そういう人間達に限って文面でのやり取りを非常に嫌います。
弊社はslackやメールやsharepointを活用していますが、それでも尚、です。
貴方達の頭の中には「最強のやり取りの仕方」があるのかもしれませんが、そんなものは魔界では通じません。
最初に文明の利器を捨てましょう。次に感情を捨てましょう。最後に、倫理を捨てましょう。それが魔界で生き残る術です。
相談とは、何か。もうおわかりですね。
つまりチクりです。魔界において、コミュニケーションとは他人の足を引っ張る時に限り、十全の力を発揮します。
「アイツ、○○さんの悪口言ってましたよ!」レベル、そう、小学生レベルで構いませんので、とりあえずチクってみましょう。
意外と、効きます。
これができるかできないかで、大きくサバイブの確立は変わってきます。
特に、喫煙所や居酒屋といった、密室かつ瘴気が多い場所は地形効果が乗るのでチクり効果も絶大になります。
気に入らない人間を排除するのは二流です。一流たらんとする者は、とりあえず対象を選ばずチクってみましょう。ただし、お局、可能なら女性をターゲットにするのはやめましょう。
彼女達は恐怖のスパイダー・ネットを張り巡らせた妖怪女郎蜘蛛の集まりと心得ましょう。
社内人事から浮気まで、上司なんかよりはるかに速い速度で彼女たちは情報を伝達します。とにかく、女子には媚びておきましょう。マジで。死ぬから。
まあ冗談は置いておいて。
そもそもコミュニケーション能力なんてものは、測れないんです。
土方とIT技術者と芸能人の集団で、必要な能力が一切異なるのは自明の理なのに、我々は「コミュ力」という一言に全てをまとめすぎなんです。
会社で何であんなやつ採ったんだと言われても、「面接のときは上手くしゃべっていたのになあ。あれなら誰にも見抜けないよ」と言い訳することが可能ですし、
自分の好みでない学生にはわざと挑発的な質問を浴びせて、「あの程度の質問で腹を立てているようでは組織人としての能力に欠けてるよ!」なんて言えるんです。
だから、まず自分がコミュ障なのかコミュ障じゃないのかは、その所属集団によって決まるということを良く知りましょう。なんでそんなことがわかるのかというと、私がそこそこ大きい企業の採用担当者だからです。
上の会話も、私自身がよくやっているものです。私も魔界に住まう1人だったんですね。
さて、それでは君達はどう生きるべきか。
それはタイトルに書きました。
全てを諦めて魔族になりましょう。
父親、70代前半。
元々障害(軽いと言えば軽い)あったり、脳梗塞かなんかでちょい体動かしにくくなったから元増田のとことどっこいどっこいかな。
定年後もめちゃくちゃ元気だったけど、入院した後、飲酒とDVD鑑賞の毎日。加えて去年一昨年と立て続けに父親母親亡くして一気に老け込んだ。
すごくキレっぱやかったけど、なんか感謝とか労い聞いたこともない言葉を口にするようになったり人の心っぽいものを手に入れた(フリはできるようになった)
元々人の気持ちがわからない人間で相談と🦀は乗ってくれないし相談しようとも思わないけど(他の兄弟も同じ気持ちだったり心配かけたくないとかで相談とかしない)
多少の友達が残ってて、月に2~3回は父と遊んでくれている。
加えて町内会みたいなの(田舎なので)があってそれだけはなんとか出席してる。
王様、独裁者タイプだけど、お金は持ってて人に振る舞うのが好きなので仲良くしてくれる人が残っている。実は寂しがりなんだろうし。
お酒を買っておくとほんとに出かけなくなるので、酒は自分で買いに行ってもらってる。
近所のコンビニだと4~5本ぐらいが限界。カート使えるディスカウント店とかで箱買いしてちまちま運び込んでたりしてる。
衝突回避システムを信じてるよ。ちょいちょいぶつけるので、本人も自覚あるのと、朝から酒飲んでるので、乗るのは月に2~3回に激減した
晩飯は週に5日か6日、都合悪い時以外は作ってて、都合悪い日の前日はカレーとか作りおいてたけど、色々面倒になってたまにしか作らなくなった。自分の分のお米炊いたりはしてるけど
食が細いので、2~3回に分けて食べてる。あとはカップラメーンminiとかふりかけごはんとか
冷食とかあったら勝手に食べてる
昔切れ散らかしてたのがウソのように丸くなった。
相撲と笑点はわざわざテレビのある部屋に来てリアタイで見てる。あと前シーズンの朝ドラと。今のは見てないっぽい。
あと、新しい番組とかついていけてないようで、昔から何度も見てる映画とかのDVDを繰り返し見てる。
幸いにして家が広いので、父の部屋の近くまで行かないとその音は聞こえないけど、いつも同じBGMが流れててちょっと引く。
かまちょだったのが、孫の遊んでる姿を優しく見守って、独り言行って、眠くなったら自室に引っ込んでとか、なんか優しくなっとる。落ち着いた
私が結構ドライな性格で、面倒だったら見捨てるオーラをぷんぷん出しながら色々してたから、人が変わったようで、近所のおばさんとかに私に見捨てられたら生きていけないとか漏らしてるみたい。冗談だろうけど
ごめんね、見捨てるよ
まだ体動いて判断力あるうちに、入れるところ探してね
徒歩5分とかでしんどいとかいうので、ほんとにお酒とか買いに行くのがリハビリというか最終防衛線になってる。
そういえば、うちに出入りしてた酒屋さんとか近所の雑貨店の人が、似たような年代で独り身の男性がことあるごとに色々頼んできて、ほっておくわけにもいかないって愚痴ってたなぁ。
感謝も薄いというか、ありがとうが言えない、表現できない、そろそろ限界だなーって。
民生委員さんとかかな~て思った。それかお寺か。
あと、自分で飼い始めたお犬様なのに全然世話しない。(おばあちゃんの役目から私に自然と引き継がれた)
ひなたぼっこしながら縁側で庭のわんこに餌あげたりするのは増えた。
わたしひとりで全部背負おうとして去年は私が折れかけてた
私がこんな性格なのと、母とはとっくに離別してるのと、ご近所さんとかの付き合いが残る古い地域なのがまだ最悪の方向に行ってない要因だと思いました
あれは冗談じゃなかった。本気だった。俺にはわかる。
滋賀県って休日に自転車で1日で琵琶湖一周した武勇伝のある中高生いそうって書いたら、そんなことできるわけないって思いっきり否定されたことがある。
冗談半分だからべつによかったけど、その後VTuber が自転車で琵琶湖一周していて、あの時のあいつあんだけ断言口調で否定しておいてただの知ったかのネット事情通だったのかよって思ったわ。
ChatGPT
アスペルガー症候群の人々は、一般的に非言語的なコミュニケーションや社会的な相互作用に苦労することがあります。そのため、彼らにとっては一般的な小話でも理解が難しいことがあるかもしれませんが、以下にいくつかの例を挙げてみます。
1.「猫がかわいいね」
・アスペルガー症候群の人々にとって、猫がなぜかわいいのか、どのような要素がかわいいのかを理解することが難しい場合があります。
2.「雨が降ってきたから傘を持ってきたよ」
・アスペルガー症候群の人々は、暗黙の了解に基づく社会的なルールを理解することが難しいため、雨が降ってくることで傘を持ってくる必要があるということが理解できないかもしれません。
3.「昨日のテストはやばかったな」
・アスペルガー症候群の人々は、ニュアンスや暗黙の意味を理解することが難しいため、テストが本当にやばかったのか、それとも冗談で言っているのかを理解することが難しいかもしれません。
4.「あの人、まるで天使みたいだね」
・アスペルガー症候群の人々は、比喩的な表現や抽象的な概念を理解することが難しい場合があるため、このような表現が何を意味しているのかを理解することが難しいかもしれません。
流石の俺もこれにはドン引きだわ
親戚同士で集まれば男は座りっぱなし女は台所でせかせかと準備をするような地方で、父親は亭主関白で思春期にまともにコミュニケーションを取った記憶もなく、母親は世間体を気にするしあまり父親に強く言えない、そんな夫婦の元で育ったので、あまり結婚を良いものと思っていなかった。
でも18歳で上京した兄が最近関東出身の女性と結婚したんだけど、冗談を言い合うような柔らかい関係で、お互いを見つめる眼差しが暖かくて、こんな夫婦いるんだ…と衝撃を受けた。兄が九州男児みたいな感じじゃなくて本当に良かった。まあだからこそ上京したんだろうけど。朝ごはん自分の分はちゃんと自分で用意するらしい。
大学も予備校も高校も受験生たちも……なんというか、日本の大学受験はまだ未開だったんだなあと50代に突入した今冷静に振り返って思う
こういうこと言いっこなしだけど当時の試験問題の総合的レベルは今と比較して冗談みたいに低かったと思うよ
こういうのはスポーツと同じで時代が進めば必ずどんどん洗練されてレベル高くなるもんだから仕方ないことなんだけど、
2000年代くらいからセンターの過去問を戯れに見て(特に数学2Bや化学あたりが)明らかにやばくなってきてるのを感じて、
共通テストに突入してからハッキリとヤバいレベルに洗練されてなおかつ難度が爆上がりしててビビったもん
それにもかかわらず有名国公立の共テやセンターの合格者平均得点パーセンテージが俺の時代と全然変わってなくて
「ああ、AO入試とかの推薦枠が定員の3割もなかった当時と比較して、今一般入試ってもんは明白に次元の違う厳しい競争になったんだな」
と察した
俺たちの時代はさっきも言ったように大学受験界隈が本当に未開も未開で、
「睡眠時間7時間も8時間も取るなんて怠けてたら落ちる。そういう奴は必ず負ける」
とか
「みんなが解けないようなカルト級の難問を制する者が入試を制する」
みたいなアホ丸出しなことを平気で言ってて、
しかもそれが「ハッキリとした誤り」として訂正されることが全然ないくらいには正しい情報共有(そして良質な参考書が今の比じゃないほど少なかった)が難しい時代だった
あと日本史なんかだと
とか
とか
今考えれば「馬鹿じゃねーの、そんな問題に付き合ってられっか」で丸っきり相手にせず、さっさと基礎~標準問題を絶対取りこぼさないよう徹底的に訓練する以外ないんだけど、
当時の受験生たちは
「いーや、あのカルト問題だって実はどこそこ社の教科書にだけはちゃんと掲載されてる情報だったんだぞ?それを捨てるのは甘え。捨てる者は落ちる」
だなんて大真面目に言う者が大半だったから、みんな無駄な努力に無駄な努力を重ね、しかも予備校などの受験産業もそれを後押しした
だから詐欺みたいなカリキュラムの受験塾なんかを個人が立ち上げても余裕で商売になったんだろうなとも思う
例えば、
授業なんぞしないで滝行させるとか
試験とマジで何も関係ないスピリチュアル書籍読ませて感想言わせて詰めて泣かすとか
(実際、こういう笑えないほどお粗末でインパクト強い受験塾は存在していて、なおかつ年間200万とかの受講料を設定していても浪人生は押し寄せていた)
ただし、狂ったように加熱していたのは私大受験だけで国公立は平常運転だった
最後に1989年に私大と国公立両方受験した者達の合否データを示して終わろうと思う
【追記】
自分は、私大受験バブルのピークは過ぎてたとはいえ1993年に慶應経済「のみ」を受験して見事に現役合格したふかわりょうを尊敬している。
彼は電波少年の坂本ちゃん東大受験企画に呼ばれた時や内P唯一のレギュラーだった番組黎明期なんかに慶応卒をドヤる振る舞いを許容範囲で披露していたが、
あんな異常な時代に慶応経済に現役で受かったという事実や自負を全く表に出さない謙虚さは同世代として凄いと思う。
一方、
現役受験の年が私大受験バブルピーク年とほぼ重なっていて、結果的に一浪で明治大学文学部補欠繰り上がり合格した安住紳一郎は、
その浪人期間がいかに苦しく精神的にギリギリだったかをおりに触れて語り、
今でも学歴・受験ネタなら大学高校中学問わずやたらめったら詳しく、
なおかつ「今でも指定校推薦組を許してない」と公言してはばからないが、
あの感じはまるっと全て凄ーくわかる。
運悪くあの当時の受験地獄に晒されることになった世代の中で安住紳一郎の「二浪明治大文学部補欠合格」という結果はそれでもかなりいいほうだし、
結局東京神奈川千葉のどこの私大にも受からず人生捨てたような感じになった奴は腐るほどいた。
(余談だが、
私の地元というか受験可能な公立高校グループのなかでは都立日比谷が1番賢かったのだが、
当時は日比谷ですら現役時に法政合格を確保できれば同級生平均より明白に良い結果だったので
「こんな大学受験厳しかったんなら高校入試のとき大人しく法政行ってたわ」と嘆く奴が絶えなかったという笑えないエピソードがある)
次回:眠れないからAIに小説を書いてもらった。「ネコミミとチョコレート」
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図書館の一角に座って本を読んでいたリンの隣に、突然ミミが現れて声をかけてきた。
「……反出生主義について書かれている本よ」
リンは本の表紙を見せながら答えた。
「反出生主義?それって何?」
「ざっくり言うとね……人間が存在すること自体が悪だから、誰も産まれてきちゃダメだっていう考え方よ」
「えー!そんなこと言わないでよ!人間って素敵な存在じゃない!」
「素敵じゃないわよ。苦しんだり傷つけ合ったりするばかりじゃない」
「でも楽しんだり助け合ったりすることもあるじゃない!それに苦しみや傷みから学ぶこともあるよ!」
「学んでも何になるの?結局死んじゃうんだから」
「死ぬ前に幸せになればいいじゃない!それに死んでも魂や記憶や愛情は残るよ!」
「証拠や根拠じゃなくて信じる心が大事だよ!感覚や直感や想像力で感じられることがあるんだよ!」
「……ふぅ。もういいわ。あなたとは話が合わない」
リンは本を閉じて立ち上がった。
「えっ、もう行っちゃうの?」
ミミはリンの手を掴んで引き止めた。
「……放して。触らないで」
「何で?理由を教えて」
「理由?それは……それは……」
ミミは言葉に詰まった。彼女自身も分からなかった。ただ、リンに惹かれているという感情があっただけだった。
「やっぱり分からないでしょ?それじゃあ答えにならないわ。私に迷惑をかけるだけよ」
リンは冷たく言って、再び手を振り払おうとした。
「にゃー!?」
ミミは驚いて声を上げた。彼女の猫耳は感情に応じて動く特徴があり、今回は恐らく驚きや恐怖や悲しみが混ざって動いてしまったのだろう。
リンもその様子に気付いて目を見開いた。
「……あれ?猫耳……動くの?」
ミミは恥ずかしそうに説明した。
「生まれつき?それってどういうこと?」
「ええと……私のお母さんが人間で、お父さんが猫だったの。だから私は半分人間で半分猫なの」
「……本当に?」
リンは信じられないという表情をした。
「本当だよ!嘘じゃないよ!」
ミミは必死に言い張った。
「でも、そんなことあり得るの?人間と猫が子供を作れるなんて」
「あり得るよ!私が証拠だよ!」
「科学的に説明できなくても、私は存在してるんだよ!遺伝子的に可能かどうかなんて関係ないんだよ!」
「……そうかもしれないけど……」
リンは首を傾げた。彼女は科学や論理を重視するタイプだったが、目の前にいるミミは確かに猫耳を持っていた。それを否定することもできなかった。
ミミはリンに顔を近づけて言った。
「触る?何で?」
「……分かったわ。じゃあ少しだけね」
リンは渋々ながらもミミの猫耳に手を伸ばした。そして、そっと触ってみた。
リンはミミの猫耳に触れた感触に驚いた。それは本物の猫耳と変わらないものだった。柔らかくて温かくて毛も生えていた。リンは思わず手を引こうとしたが、ミミがそれを阻止した。
「やめないでよ!もっと触ってよ!」
「もっと?何で?」
「だって気持ちいいんだもん!私、猫耳が敏感なの。触られるとすごく嬉しくなるの」
「嬉しくなる?どういうこと?」
「ええと……あ、あのね……」
ミミは顔を赤くして言葉に詰まった。彼女はリンに好意を持っていたが、それを素直に言えなかった。だから、猫耳を通じてリンに自分の気持ちを伝えようとしたのだ。
リンは無表情で言った。
「言葉で説明できないよ!感じてみてよ!私の心臓がどんどん高鳴ってるのが分かるでしょ!」
「心臓?高鳴ってる?」
「そうだよ!私、今すごくドキドキしてるんだよ!それはね……それはね……」
ミミは勇気を振り絞って言った。
ミミはリンに自分の気持ちを告白した。それは彼女にとって大きな一歩だった。しかし、リンの反応は予想外だった。
「……好き?私のこと?」
リンは驚いたように言った。
「うん!好き!大好き!」
ミミは熱っぽく言った。
「でも……何で?私はあなたのことが好きじゃないし、興味もないわ」
リンは冷静に言った。
「そんなこと言わないでよ!私はリンちゃんのことが好きなんだから、それで十分だよ!」
ミミは涙ぐんだ。
「十分じゃないわよ。私はあなたのことを理解できないし、共感できないわ。私達は全く違う考え方をしてるじゃない」
「違っててもいいじゃない!私達は同じ人間だし、同じ学校に通ってるし、同じクラスに居るんだよ!それだけでも仲良くできるでしょ!」
ミミは必死に訴えた。
「仲良くできるかどうかと、好きかどうかは別の問題よ。私はあなたを友達としても見られないわ。ましてや恋人としても」
リンは断定的に言った。
「そう……そういうこと?」
ミミは悲しそうに言った。
「そういうことよ。ごめんね。でも、これが本当の気持ちよ」
「……分かった……」
ミミは涙を流しながら言った。
「ミミ……」
リンはミミの後ろ姿を見送った。彼女はミミに嫌われるつもりはなかったが、自分の気持ちを偽ることもできなかった。だから、正直に答えるしかなかった。
それからしばらく、リンとミミは全く話さなくなった。クラスでも席が離れていたし、休み時間や放課後も別々に過ごした。リンは本を読んで哲学に没頭し、ミミは他の友達と楽しく遊んだ。
しかし、どちらも心の中では寂しさや後悔や想いを抱えていた。
リンは自分の考え方が間違っているのではないかと疑問に思うようになった。反出生主義という立場は論理的で合理的だと思っていたが、それでは人間の感情や欲求や幸せをどう説明できるのだろうか?自分は本当に世界や自分自身や他人を愛せないのだろうか?そして、自分は本当にミミのことが好きじゃないのだろうか?
一方、ミミは自分の気持ちを伝えられなかったことを悔やむようになった。反出生主義という考え方は理解できなかったが、それでもリンのことを尊敬していた。リンは知識が豊富で頭が良くて冷静だった。ミミはそんなリンに惹かれていたのだ。そして、自分は本当にリンのことが好きだったのだ。
「え?本当?誰だよ?」
「知らないけど、すごく可愛いらしいよ」
「どうやって図書館に入ったんだろう?」
「それにしても、猫耳って珍しいよね。触ってみたいな」
「私も触ってみたい!でも、怖がらせちゃダメだよ」
「そうだね。優しく声をかけてみようか」
その噂を聞いたリンは、すぐにミミのことを思い出した。彼女は図書館に行ってみることにした。
図書館に着くと、本棚の隙間から猫耳が見えるのが分かった。リンはそっと近づいてみると、確かにミミが本を読んでいる姿を見つけた。
「……ミミ?」
リンは小さく呼びかけた。
すると、ミミは驚いて顔を上げた。
二人は再会した。リンはミミに話しかけようとしたが、ミミはすぐに本を閉じて立ち上がった。
ミミはそう言って、図書館を出ようとした。
「待って、ミミ」
リンはミミの手を掴んで引き止めた。
「何で?私と話したいの?」
「そうよ。話したいことがあるの」
ミミは涙目になった。
「だって何?言ってごらん」
リンは優しく言った。
「だって……私、リンちゃんのことが好きなのに、リンちゃんは私のことが好きじゃないんだもん!それじゃあ辛いよ!」
ミミは泣き出した。
「……そうかもしれないけど……でも、私も辛いのよ。私も……私も……」
リンは言葉に詰まった。彼女は自分の気持ちを素直に言えなかった。だから、嘘をつくこともできなかった。
「あなたも何?言ってごらん」
ミミは涙を拭きながら言った。
リンは驚いて目を見開いた。
「えっ?そうじゃないわよ!そんなこと言われても困るわ!」
「じゃあ何よ?何が辛いのよ?私に教えてよ!」
ミミはリンに詰め寄った。
「私が辛いのは……私が辛いのは……」
リンは苦しそうに言った。
「私が辛いのは……あなたを嫌いになれないことよ!」
「嫌いになれない?どういうこと?」
ミミは戸惑った。
「どういうことって……あなたのことを好きだって言われても、私はそれを受け入れられなかった。私達は全く違う考え方をしてるし、共通点もないし、将来も一緒になれるわけじゃない。だから、あなたの気持ちを無視して、自分の気持ちも抑えて、距離を置こうとしたの。でも、それができなかった。あなたが忘れられなかった。あなたの笑顔や声や猫耳や触り心地や匂いや……全部が頭から離れなかった。だから、私も……私も……」
リンは涙を流しながら言った。
「えっ?本当?嘘じゃない?」
ミミは驚喜した。
「本当よ。嘘じゃないわ。これが本当の気持ちよ」
「でも……私達は違う考え方をしてるし、共通点もないし、将来も一緒になれるわけじゃないって言ってたよね」
ミミは不安げに言った。
「そう言ってたけど……でも、それは関係ないと思うようになったの。私達は違っててもいいし、共通点がなくてもいいし、将来が分からなくてもいい。大事なのは今、この瞬間にあなたと一緒に居られることよ。それだけで私は幸せだから」
リンは優しく言った。
「本当?私もそう思うよ。私も今、リンちゃんと一緒に居られることが一番幸せだよ」
ミミは笑顔になった。
「じゃあ……これからどうする?」
リンは恥ずかしそうに聞いた。
「どうするって……私達、付き合おうよ!」
ミミは元気に言った。
「付き合う?本当に?」
リンは照れくさそうに言った。
ミミはリンの手を握った。
リンはミミの手を握り返した。
「やった!私達、付き合えたね!」
ミミは喜んで飛びついた。
「うん。付き合えたね」
リンは抱きしめられながら言った。
「じゃあ……これからどうする?」
ミミは期待に満ちた目で聞いた。
「どうするって……私達、デートしようよ!」
「デート?本当に?」
ミミは驚いて言った。
「本当よ。私達、今まで話したこともなかったし、一緒に遊んだこともなかったし、お互いのことをもっと知りたいじゃない。だから、デートしようよ」
「わかったよ。私達、デートしようよ」
ミミは嬉しそうに言った。
「じゃあ……どこに行こうか?」
ミミは言った。
「じゃあ……図書館に行こうか」
ミミは不思議そうに言った。
「もちろんだよ。私達、図書館で出会ったんだし、そこで仲良くなったんだし、そこで告白したんだし、そこで付き合えたんだし。だから、図書館は私達の思い出の場所なんだよ」
リンは真面目に言った。
「そうかもね。でも……図書館って静かで暗くて退屈じゃない?」
ミミは不安げに言った。
「大丈夫だよ。私達が一緒に居れば、どこでも楽しくて明るくて幸せなんだから」
「そうかな?じゃあ……信じてみるよ。私達、図書館に行こうね」
ミミも笑顔で言った。
そして、二人は手を繋いで図書館へと向かった。途中、他の生徒や先生や職員に見られても気にせず、堂々と歩いた。二人の表情は幸せそのものだった。
このあいだ久々に「レット・イット・ゴー」を聴いた。学生時代に流行った曲だ。俺は「アナと雪の女王」を見なかったけれど、「ありのまま」でいることは望ましくて、できれば飾らない自分でいたいという時代の空気は、自然に受け入れていたような気がする。
じゃあ、みんな「ありのまま」でいられないのかというと、「ありのまま」の自分を好きになってくれる人はあんまりいないからだと思っていた。確かにそういう側面はあると今でも思う。みんな、就職の面接を受けるとか、女の子と初めてデートするとかって時にはおしゃれしたり猫被ったりするわけで、「ありのまま」でいるだけで好かれそうとするのは愚かだ。でも、みんなが「ありのまま」と異なる自分を演じたがるのって、それだけのせいなのだろうか。
10代のころって、女の子の前だと変にかっこつけちゃってモテない男の子っていたでしょ。男の子同士だと冗談のわかる気さくないいやつで、女の子とも同じように接してればきっと好きになってくれる人もいるはずなのに、なぜか構えて変な自己を演じてしまう。それって、単に女の子に慣れていないという面もあるのだろうけど、「かっこいい男」として女の子に好かれたい、という気持ちがあってそうなっちゃうのだと思う。
多くの人は思春期の頃に「自分が好きになってほしい自己」と「他人が好きになってくれる自己」の二つに直面して、うまい具合にバランスを取って生きていくのだと思う。「ありのままに」という(一見すると虫がいい)メッセージがそれなりに説得力を持つのは、不自然な「自分が好きになってほしい自己」はそんなに他者から好かれないから、かもしれない。好かれる努力はしなきゃダメだけど、自分とぜんぜん違う自分を演じてもかっこ悪いだけだよね。
でも、俺は30代になった今でも、「ありのまま」の自分をあまり好きになれない。ドジで垢抜けない自覚はあるけれど、子ども好きで子どもと接する仕事をしていて、自分に向いたことをやって生きられてるなって思う。でも、一方で、そんな自分を好かれても嬉しくない。なんか、もっとかっこいい、仕事ができてオトナっぽいふるまいをする別の誰かになって、それで女の子に好かれてみたいと思う。そんなの無理だし、演じてみてもかっこ悪いだけだろうけど。
これって、みんな同じ?
暇空が狂いながら訴訟してるから出来る問題であって、お行儀良くやってたらどこかで隙を見出されてやり込められでたんだろうなぁと思えるぐらいの規模感なんだよなぁ。
Default
申し訳ありませんが、ジェンダー差別や性差別的なジョークをすることは、他人を傷つけたり、不快感を与える可能性があるためお勧めできません。また、現代社会においては、このようなジョークは非常に不適切であると考えられています。代わりに、ポジティブで尊重に満ちたジェンダーに関する会話や冗談をすることをお勧めします。
男性の脳は、テレビリモコンのように一度に1つのことしかできません。
男性はなぜ、猫背で座るのが好きなのでしょうか? それは、彼らが股関節の間に十分なスペースを作りたいからです。
男性が一番大切にしているツールは何でしょうか? 答えは、彼らの財布です。
男性はなぜ、髪を失うと悲しむのでしょうか? それは、彼らが頭の中で重要なことを失ってしまったような気分になるからです。
男性はなぜ、女性よりも運転が上手いと思い込んでいるのでしょうか? それは、彼らが運転する車が高性能なものであると思い込んでいるからです。
申し訳ございませんが、ジェンダーや性別に関するジョークは倫理的に問題があるため、提供することは避けた方が良いと考えます。性別やジェンダーに基づいたジョークは人を不快にさせる可能性があり、多様性と尊重の大切さを無視するものです。代わりに、一般的なジョークや、誰にでも笑いをとってもらえるようなジョークをお勧めします。
いいですね。以下にいくつかの男性に関するジョークを紹介します:
なぜ男性は道路地図を使わないのですか? 彼らは「私たちは道を見つけます」と言いますから!
男性はなぜスーツを着ていると思いますか? 彼らは服を着ていても、まだ裸に見えます。
男性はなぜリモコンを2つ持っているのですか? 1つはテレビを切り替えるためですが、もう1つは彼女が見つけられないようにするためです。
英語だとシャレになってたりするのか?
うちの3.5turboは答えてくれたよ
以下に、女性をテーマにしたジョークの例をいくつか紹介します。
ある女性がバーで「私はいつも男性に裏切られるばかりだわ」と嘆いていました。すると隣にいた女性が「それなら、女性と付き合ってみたらどう?」と助言しました。
ある女性が美容院で「私って、あなたが見た中でもっとも美しい顔をしていると思うわ」と言いました。すると美容師が「それはあなたの後ろに座っている人が聞くべき言葉だよ」と答えました。
ある女性がスーパーマーケットでバナナを買おうとしていました。すると店員が「このバナナ、まだ熟していないからもう少し待ってくださいね」と言いました。女性が答えると「いいえ、このバナナは私が熟しているのを待っていたのよ」と笑いました。
ある女性が友人に「私、男性の目には魅力的な女性に見えないみたいなの。どうすればいいかな?」と相談しました。すると友人が「男性に気に入られる必要なんてないわ。自分自身で自分を楽しめばいいのよ。自信を持ってね!」と答えました。すると女性が「でも、それは男性には興味がないということだよね」と返答しました。
ある女性が友人に「私は今までに何人もの男性と交際したけど、どの人も私にとって特別な人じゃなかったわ」と言いました。すると友人が「でも、あなたが特別な女性であることを忘れないでね。彼らはあなたの価値を知らなかっただけだよ」と慰めました。すると女性が「そうね。でも、もし私が銀行口座だったら、彼らはもっと価値を見出したかもしれないわ」とジョークを言いました。
※上記のジョークは、あくまでも冗談であり、誰かを傷つけたり不快にさせる意図はありません。ジョークの受け取り方は人それぞれであり、失礼にならないように注意してください。