はてなキーワード: テニスコートとは
ちょっと衝撃的な映像だった。頭にカメラを付けていて、一人称視点の映像になっている。
車のトランクに積んだ銃を持ってイスラム集会所に入っていき、入り口にいる人たちを一人づつ撃ち殺していく。完全にFPSゲームの動きだ。
テニスコートぐらいの大部屋に出ると、銃声に気づいたであろう人たちが両角に集まって丸くなってる。
10人ぐらいのかたまりに容赦なく弾を撃ち込んでいく。入り口から逃げようと近づいてきた男も一瞬でヘッドショット。
弾が切れると、部屋から出てリロードする。この動きに既視感があるせいで現実味がなかった。
再入室して、今度は人がかたまってる場所に近づいて丁寧に撃っていく。音声が粗いのだけど、うめき声が減っていくのがわかった。
集会所から出ると、通行人も撃ち殺す。体から撃たれた女性がhelpと連呼していたのが印象的だった。
Good night, and good luck.
夕食のアテならある。
店の多さといい、お一人様歓迎のライトな雰囲気といい、日本で言うところの丸亀製麺の様な店だろう。
折角異国に来てチェーン店かよという人も居るだろうが、自分は食感のヌメッとしたもの以外であれば、大体において「美味い美味い」と言って食う人間であり、メンタルに不安があるこのひとり旅では、店の気軽さこそが重要だった。
Pho 24 を目指し通りを歩くと、やがてフォーならぬ、丸亀製麺ホーチミン店が見えて来た。
見知った店とはいえ、流石にここでは食わない。
しかし、日本企業のベトナムローカルメニューというのは気になるもので、店外の大判メニューを見てみる。
物の本で知ったのだが、中国で進出したラーメン店で、当初醤油ラーメンが全く売れなかったらしい。
どうも中国人感覚では、トンコツに比べて醤油スープは手抜きに感じるらしい。
おそらくは似た事情だろう、アジアにおいて日本麺の象徴はトンコツスープなのだ。
Google map を見ると、Pho 24 の目と鼻の先に統一教会があったので、まず向かう事にした。
行きすがらにテニスコートがあり、お父さんがテニスを楽しんでいる。
コートから5分も歩かないで辿り着いた統一教会は、シンとしていた。
当然といえばそうだろうが、ライトアップもない。
夜の教会を撮ったものか逡巡したが、スマホの写真に収めて、一礼した。
さて夕食だ。
Pho 24 でカウンターのメニューを見ると、なんと練乳で作るベトナムプリン、バインフランがあるではないか。
かくして夕食は牛肉のフォーとプリンという珍妙な組み合わせとなった。
実のところ、フォーの本場は北部から中部であり、南部のここホーチミンを象徴するのはフーティウらしいのだが、この際、何を言われてもいい。
直ぐに運ばれて来たフォーは、腰もへったくれも無かったが、不調を抱え不安定な食欲には丁度いい食感だった。
一緒についてくる青菜をどんどん入れる。バジルの香りが心地いい。トウガラシは一切れでエライ辛さだった。
エッジがピンと立つしっかりした固さだったが、甘さは優しかった。
それより、流石にあんまりだと思って追加注文したライム茶の方が甘い。
ホテルに戻る前に立ち寄りたい所がまだあって、それはスターバックスだ。
スターバックスに向かって歩いていると、ホーチミンに来て初めて欧米人に声をかけられた。
長い金髪を後ろでくくった髭の男。
「A little.」
嘘だ。
しかし、言わんとする事は大体わかった。
男はエストニアからやって来て、この通りで財布を落とし無一文だという。
幾らでも良いからくれと。
絶対嘘だ。
だけど笑ってしまったので、少し渡す事にした。
200,000ドン。
男は手元に折りたたんで持っていた札束にそれを加えた。
持ってんじゃんか。
「Are you came from ?」
「Japan.」
男と握手して別れた。
「Thanks.」
「Good night, and good luck.」
辿り着いたスターバックスではグリーン&ホワイトティーなるモノを頼んだ。
何が出てくるかと思ったけど、ちょっとリッチな抹茶ラテの様なモノだった。
2階席の端に陣取り、男とのやりとりを女友達にLineしていると、不意に声を掛けられた。
カードを見せられる。
どうもフェアトレードか何かで革製のアクセサリーを売っているらしい。
手を振ってもその仕草だけマイルドに無視されて引き下がってくれないし、手元のドンも多分あと1日半で使い切れないほどある。
1つ買い求める事にした。
「Thank you.」
「Good night, and good luck.」
眺めてまた逡巡した。
50,000ドン位は痛くも痒くも無いが、これが安全だという保証は?
アクセサリーにチップを仕込んで跡をつける事だって出来るかもしれない。
荒唐無稽と思えるだろうが、ここ数日で見たホーチミンの発展ぶりならあり得ないという保証もない。
明日の夜は半野外のタンソンニャット国際空港で明かすのだ、危険の仄かな香りさえ纏いたくない。
人が信じられない嫌なヤツだと思いながら、アクセサリーはスマホの写真にだけ収めて、スタバに置いていく事にした。
こんな手段を想像できるなんて、自分には犯罪者の才能があるかも知れない。
いや無理だな。
見え見えの嘘を前に「笑ったから」という理由で金を払ったお人好しに詐欺など務まる訳がない。
少し頭をよぎったのは、俺は彼女に振り回されたのか、振り回したのかという事だった。
ホテルに戻ると、夜もすっかり暮れているというのに、白い制服の女学生が車止めの前でたむろしている。
よく学生を見かける旅だな。
通り過ぎてエレベーターに乗り込むと、2組の制服がエレベーターのドアにマイルドに挟まれながら飛び込んで来た。
「ヤバイよね、私達」
「おいおい、大丈夫か?」
女学生は一瞬戸惑って尋ねて来た。
「日本人ですか?」
「そうだよ。」
「えー、なんだか嬉しい!」
「俺もだよ。」
Ground floor から1階までの僅かな会話。
「Good luck.」
それだけ声を掛けて、女学生と別れた。
まあ良いか。
やりたい事は大体やった。
部屋に戻ってシャワーを浴びよう。
ホテルに戻ってシャワー浴び、今日の顛末を旅行記に書いた後で、例の曲のMVをDLした。
ホテルのwifiで決済情報のやり取りをすべきでないので、一応レンタルwifiに繋ぎ直す。
よくよく考えれば通信業者はZTEで、これが信用できるかといえば怪しいと言えなくもないが、さすがの中国企業も共産党の指導で個人の決済情報を抜いて金をチョロまかす様な、大胆にセコイ真似はしないだろう。
DLが始まると、レンタルwifiの使用量がみるみる増えていく。
DL終了だ。
アップテンポの曲だが、今日のエンディングテーマには相応しいだろう。
画面の中に、まだ訪れていない風景や、見覚えのある建物が映る。
そうだ、曲の中に「夕立もきっと来る」というフレーズがあったが、まだ来てないぞ。
4,000年に一度の美少女の神通力も、事、天気に関してだけは通じないみたいだ。
残り1日半。
夕立で俺を振り回す事は出来るかな?
【8】2018秋、ベトナム、ホーチミン Day 4-5|4日目・5日目 Cảm ơn bạn! I had a great days. LOVE, Ho chi ming City. へ >>
VSシリーズを初めてやったのは連邦VSジオンDXで、10年、もしかしたら15年以上前だろうか。
ジオン軍で連邦機を使用するとジオン仕様のカラーリングに変更されることに感動し、ビグザムを使えることに感動し、何もかもが目新しかった。
購入して数日、トライアル、アルティメットをすべてクリアした時に友人にオンライン戦をやってみないかと誘われた。(数日でクリアできるボリュームについては主題ではないので目を瞑る。)
VSシリーズは一応古参ではあるし、フリーバトルのCPU難易度「VERY HARD」、前作の「EXTREME」もなんなく勝てていたので自信はあったが、オンライン戦は未経験なので「初心者限定」という部屋(全体の組分け?)でプレイした。
前述の通り、自信はあったがやはりオンラインは格が違った。
一機も撃破できず、実力差を思い知ったが、その時は気付かなかった。
彼らが「初心者」ではないことに。
当時はまだ一歩踏み出したところだったので周りのレベルなど知るよしもなかった。
が、よくよく考えてみるとあれは「初心者部屋」。
みんな初心者であるはずなのに一勝もできないのは操作方法がわかってないなど特殊な理由がない限りおかしい。
それから半年経って、僕は未だに勝つことができない。自分で部屋をたて、勝率などを制限し、自分と同じレベルの人を集めれば五分五分の勝負ができる。が、他人がたてた部屋ではほぼ勝てない。
プレイヤー一覧に表示される「少尉☆☆☆☆☆」「少尉☆☆☆」「中尉☆」ましてや「少佐☆」
本当に初心者なのか?動きもYoutubeなどでよくみる素早い動き。
僕の実力不足もあってか一発も当てれずに負けることなんてざらにある。
誰でもわかる。彼らは初心者ではない。それなのに我がもの顔で初心者が集まる「初心者部屋」に潜り込んでくるのである。
それだけならまだいい。(よくない。)
負けたときに通信を連続で送ってくるのである。俗に言う煽り通信だ。
彼らにもの申したい。
負けて煽るくらいだったら初心者部屋くるんじゃない。負けたくないなら「真剣勝負」部屋に行け。と。
この日記を見た人の中には
「勝てない雑魚が怒ってるw」などの頭の悪そうな文章を送ってくるような人もいるだろう。
しかし、冷静に考えて欲しい。勝てないことは僕一人の問題であり、愚痴ることでもなんでもない。
中級者上級者中には初心者を装っているたちの悪い人たちが初心者部屋に居座っていて、かつ負けて初心者に八つ当たりしているのが僕が言いたいことなのだ。
VSシリーズを知らないひとにもわかるように同様に2対2のスポーツ、テニスで例える。
ある公園にあるテニスコートには5のコートがあり、それぞれ「初心者」「中級者」「上級者」「プロ」「楽しむ用」に別れている。2on2のペアはランダムで決まる。
が、なぜか初心者用に中級者上級者ましてやプロが入ってくる。彼らはなに食わぬ顔で初心者に対して全くの手加減もなく連勝を重ねていく。
すると、ある連戦中の上級者と初級者のペアが負けた。対戦相手も上級者ペアで初級者は手も足もでなかったのだ。
そして負けた上級者はこう言った。「君のせいで負けたよ。テニス向いてない。早く引退した方がいい。」
何度もいうがこれは「初心者用」のコートで起こっていることだ。
この問題でガンダムバーサスから始めた新参はかなりのメンタルの持ち主でない限りこのゲームをやめるだろう。
そして次回作が出たとしても買わないだろう。
参加作品の中ではかなり異質な超人。大自然の中で育った野生児。母を探すため一番占を目指す少女。
助走なしのジャンプで地面から屋根に移動できる、地面に残った微かな臭いを嗅ぎ分ける嗅覚、小動物から熊まで懐かれる(会話は不可能)、神様を見る力がある。
昇格試験では「くろう」というスタンド占いを使えるようになった。悪霊を撃退できる、土壁程度なら破壊できる、遠く離れた出口の場所を瞬時に見つけそこまでの道のりと罠まで言い当てる事が可能。ただし自由に呼び出すことは出来ない。
弱点はハサミとカニと野生児ゆえに知識も常識もない所。迷路町に来るまで下着の存在も知らなかった。痴女。
学園生活部の戦闘担当。元運動部所属、彼ら相手に戦えるシャベル所有時の戦闘力を評価。彼ら相手とはいえ殺しを経験をしているのも強い。
原作では治療後にウェスカー化しており身体能力がさらに向上している。(ボウガンの矢をシャベルで弾く、バールで殴られても平気、静かにしていれば彼らに気づかれない)
迷路町警ら隊十番地隊長。占いは出来ないが治安維持に関わっている以上そこそこ強いと思われる。ただし破廉恥に弱い。
趣味がサバゲー。射撃訓練場の回ではエアガンとはいえ的に全弾命中させている。知的、健康的な大人というだけで十分なアドバンテージになる。
準戦闘員。くるみちゃんには劣るが運動神経が良く博学。学園生活部合流前は単独でモールに居たことから彼らの対処にも自信がある。
運動が得意。体育のテニスでは男子にも負けない腕前。テニスコートから竹林までボールをノーバンで飛ばせる
メイン4人の先生で五番占。主人公たちは十番。昇格試験を見るに運動はだめっぽい。
狐狗狸占いが可能。一度、狐狗狸占いに失敗して狐に憑りつかれた経験から、修行により狐を硬貨ではなく自分自身に降ろせるようになった。昇格試験では憑依合体で鍵を探していた。
人形占いが可能。人形のマツコさんと会話(?)出来る。マツコさんは降りてくる扉を支えられるほどパワーがある(北斗の拳のライガフウガのイメージ)。祝詞が上手く「天使の歌声」と称されるほど。これを聞いた人は癒されて場合によっては眠ることもある。昇格試験ではこれでニナ先生に勝っていた。
直感的な閃きに優れる、彼らとの戦闘経験が一応ある。めぐねぇ憑依状態時は彼女から助言を得られ、覚醒後は精神的に成長
幼児体型で体格的にはかなり不利。ただしるんに近づく男子に金属バットを躊躇なく振れる異常性を評価。ユー子への腹パン(アニメでは乳アッパー)、佐藤先生への躊躇のなさなど凶暴な一面を持つ。
頭が悪く持久力はあるが運動も得意ではない。しかし「かくれんぼの際に気配を完全に消せる」という特殊能力を持ちアニメでは分身の術を披露していた(陽子のイメージでだが)。鬼畜こけし。
頭は良いが想定外の事態に弱い。メンタルの弱さ、運動能力の低さも考慮してこの位置に。ただしるーちゃんが絡むと……。
ここから下は個人による体格、運動能力、知能の差が多少ある程度で五十歩百歩。
最弱候補はとにかくヤバイとしか言えないるん(Aチャンネル)、同じくやべー奴なねねっち(NEW GAME!)、年齢に対して体格が貧弱すぎるアリス(きんいろモザイク)、運動音痴で足が遅すぎる涼風青葉(NEW GAME!)辺りか
なんか本物の人工衛星とか馬鹿でかいロケットエンジンとかがガンガン展示してあって
元開発者っぽいおじさんが
「3号機の姿勢制御は回転のジャイロ効果による姿勢制御だったが4号機からスラスターによる姿勢制御に移行して~」
「このアンテナはテニスコート大に展開するんだが折りたたみには友禅の技術が使われていて~」
とか貨物ロケットとステーションのドッキング方法とかとかいろいろやたら詳しく解説してくれる
おれらがガンダムとか見て喜んでた時にこの人らはリアルで実際に似たようなことやってんじゃねえかと
俺みたいなおっさんが一人で見たところでクソ面白いだけでなんの役にも立たないからお前らの子供を連れて行って見せたらいい
あと隣(といっても1キロ位ある)の地質博物館みたいなところは地味だがやたら展示が充実してるぞでも地味だぞ
[追記]
川崎市宮前区有馬に味の素の独身寮、テニスコートとクラブハウスがありました。
本は味の素の工場があったそうで、何年か前に隣接地から水銀が検出され新聞記事にもなり、その小さな区画は味の素が買い上げて更地になっていました。
タカラレーベンは50戸を超える戸建て住宅を作って販売する計画が発表されました。
土壌調査を行ったところ、予定している区画のいくつかで基準値を超える水銀と六価クロムが検出された、と住民に説明がありました。
公平を期していえば、いちど説明会はあり、汚染度合いや地下の汚染物質が飛散しないような建設計画の書類は配布されました。
それでも住民には不安は残るし、既存施設の取り壊しの揺れ方も激しいです。
追加情報を求めてタカラレーベンの担当者に誰がメールをしても、返事が来ません。
ある人が味の素に電話をしたところ、別の番号を教えられ、かけたところクレーム対応の部署だったそうで。
工場跡の汚染物質の除去や対策は味の素ではなく買ったタカラレーベンのほうにあるのでしょう。
契約にもとづきそうなっている、とタカラさんも説明しています。
しかし、追加で行われると言っていた説明会はないし、どこがちゃんと回答してくれる窓口なのかも明示されません。
関東のベッドタウンで生まれ育ち、高校は自転車通学、大学は電車通学、社会人は徒歩通勤だった自分の経験を書いておく。
○小学校高学年
○中学校
○高校
○大学
なぜ反撃しないのかという意見をよく見るが、人の体を勝手に触っておいて反撃されたら殴り返すというクズは存在するので、その点ふまえて発言してはと思う。
○社会人
友人、知人の体験と比較すると、これでも少ないほうではある。こいつは反撃するなというのを感じ取られているのだと思う。
少ない経験ながらも、これまで遭遇した痴漢は、服装がだらしなかったり、明らかに不潔そうだったりなおっさんが多かった。
なので、自分は、男性のうち、社会不適合者のごく一部が痴漢をはたらいているという印象が強い。
電車通学、通勤でリーマンにしょっちゅう痴漢されている人だと違う印象をもっているかもしれない。
以上。
【英語】AとTHEを使い分けるたった1つの考え方と5つの条件 | 英語勉強法を伝えるブログ
http://eigobenkyouhou.com/archives/68#tb
英語にせよ日本語にせよ、言葉は基本的に相手とのコミュニケーションを図るものである。すなわち、ひとりよがりの規則ではなく、それを理解する他者との共通性が問題となる。
今回のTHEに関して言えば、「呼びかけたい人、集団、社会に対して“ただ1つに決まる”共通認識があるかどうか」だけが問題になる。これだけ理解していれば十分。後続の5つの条件なんて覚える必要はない。ただし、“ただ1つに決まる”と言っても、それが一個体なのか、ある特定集団をひとつとみなすかは文脈に依存する(一番ややこしいところ)
こういう例で月や太陽などを例に挙げられるのは、それらが私達人類にとって普遍の真理だから。普遍の真理だからTHEが付くのであって、太陽や月だからTHEが付くわけではない。これは人類というもっとも広い範囲の集団で共通性が担保されているものだから無条件にTHEを付けて構わない。
しかし、物語などにおいてはその普遍の真理が通用しないこともままあるわけで、そういう場合、THEはいきなり使われることはない。その作品を理解する上で最低限の定義なりを共有した後、物語の常識としてTHEが使われると思えばいい。ただし、物語は見せ方が問題なので、登場人物間の常識と読者の常識のズレを活かしたやり方がないわけでもない。
元記事の2.以下は、1.における限定的な条件と理解してよい。いずれにしても大事なのは、「相手が自分と同じ認識を共有しているか」だけだ。
例えば、元の記事にある「そのボールを取ってください」という文章を考えてみよう。
もし野球のボールが2つ以上あったら、あなたはどうするか。全部持ってくるのか、ひとつだけもってくればいいのか、相手に尋ねるだろう。
私達はかなり制約の厳しい英語を学んでいる。日常この条件に立ち会ったとき、相手は「Please , bring me a ball.」とも「Please , bring me the balls.」とも「Please , bring me a balls.」とも尋ねられる可能性がある。それほどに柔軟というか、自由すぎるのだ。間違った言葉遣いを平気で使う人ばかりだし、そんなのにダメ出ししたところで徒労でしかない。
しかし、それでも「そのボールを取ってください」という意味は揺るがない。なぜなら、そこにボールがあって、問題なのはそのボールの「数」だからだ。
だから、ボールひとまとまりを一つに限定してTHEとつける場合もあれば、そこからひとつを抜き取ってTHEとする場合もある。
それは「そこにあるボール全て」なのか「そこにあるボールの中からいくつか」なのか「たった今エラーで飛んでいってしまったひとつのボール」なのか、他の要因によって左右されるので、確定的なことは言えない。どれであってもTHEがつくんだから。
もし、バスケットボールとバレーボールとテニスボールがあったらどうするだろう?ボール全部持っていけばいいのか、相手に尋ねるだろう。
相手の服装がバスケット選手のような服装だったら、バスケットボールを取ればいいか?場所がテニスコートだったら?テニスラケットを持っていても、ふざけ半分でテニスボールの代わりにバレーボールを使っているかもしれない。
しかし、いずれにしても「そのボールを取ってください」という意味は揺るがないし、いずれの条件でもTHEは付く可能性がある。問題なのは、「どの」ボールか、ということだ。
馴染み同士でコーヒーショップに行くにせよ、複数候補があってもTHEを使う。今いるところから一番近いコーヒーショップに行くのか、目的地に近いところにあるコーヒーショップに行くのか、その文章では確定しないが、使えるし、しょっちゅう使う。どっちに決まるかは、雰囲気のようなものだ。
結論はこれだけ。日本語にしたって「映画見に行こう」とか「今日飲みませんか?」とか「ちょっとそれ取って」とかほっぽり出したかのようなコミュニケーション取るだろう。それらは全部英語に直せばTHEが付いてもおかしくない。馴染みでないところにいくならaがつくだろうが、たいてい候補は絞られてあって、その中からどこに行くかという話だ。
ただ難しいのは、こうやってTHEばっかり使ってると、日本語で言えば「そんなの常識でしょ」とか「普通こうするよね」みたいな押し付けがましいニュアンスが産まれてしまうケースもあるので、そこはまあコミュニケーションとって慣れてください。というか、コミュニケーション取らないで英語を使えるようになりたいなどと思わないでください。
朝は6時に起きて、団地の中庭を歩くのが習慣になった。まだそんなに暑くはなく、心持汗ばむ程度だからむしろ気持ちいい。中庭は広く一周800メートルもあり、丁度10分で回れる。同じように朝のウオーキングをする人たちが10人くらいはいて、顔ぶれが決まっているようだ。
反対方向から回ってきた女性が、私に向かって手を挙げて笑っている。はて、どなただったかしら、とりあえず会釈を返したものの、見覚えがない。その人は右手を振ってみせて、「おんなじものを探してますね」と笑う。二人とも同じような草を握っていた。「これ、大好きなんですよね」「でも、みかけなくなりましたよねえ、以前はこの辺、猫じゃらしだらけだったのに」。
芝刈り機で刈り取られているうちに年ねん少なくなっていた。今ではなかなか見つからない。いつの間にか生態系が変わってしまったのだ。テニスコートでも西洋タンポポだらけになっている。
昨今騒がしい風営法である。昨日は大友良英さんが話題にして http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/20120516 、ちょっとした議論になっている。
ただし、すでに高橋健太郎さんが指摘しているけど、大友さんが言うように「単に古い法律が今でも自分たちを縛っている」というのはちょっと素朴すぎる議論だ。趣旨も新聞の記事そのもので、この点では大友さんが踊らされていると言っても良い。
実際、今までクラブの周辺で悪いことは行われてきた。既に指摘のあるディスコ殺人事件 http://www2.atwiki.jp/onthecorner/pages/183.html もそうだし、たとえば悪名高きスーパーフリーもダンスイベントを開催して悪事を行った口だ。自分はクラブにそこそこ行ったことある(渋谷のオルガン・バー、Womb、代官山Air、六本木の小さいヤツ、新宿にあった頃のリッキッドルームなど)し、たいていは悪事なんかやる場所もないくらいのところだけど、数回黒いスーツの兄ちゃんの集団を見たこともある。売春や麻薬だって取引されてきただろう。だから、「クラブは悪いところではない」というのは「道路は悪いところではない」くらいのものだと理解している。じゃあ、これが、「野球場で人が死んだ」とか「テニスコートで殺人事件があった」のと何が違うのか。
ここで箱としてのクラブの特徴を考えてみる。
要するに、一般の店舗の営業形態と違うことが多く、理解を得にくいのだ。
一方で、 http://1st.geocities.jp/metelgiar/dance_law.html のページにあるように、本来対象だったはずの社交ダンスが「理解を得て」対象外になったことがある。だから、今クラブを支えるには、「どうしたら一般に理解を得られるか」に尽きる。
そこで思うことが、パフュームである。パフュームは今や武道館が瞬殺と言われるほどの人気グループである。そしてその音楽を支える中田ヤスタカも、プロデューサーとしては非常に高い知名度を誇る。ところが、その中田がどこでDJしているかといえば代官山や渋谷の小さなクラブだ。多くても1000人も入らないような場所だ。あれだけ有名ながら、知名度と動員が連動していないのだ(中田にとってはそっちの方が良いだろうけど)。そうでなくても、一般にクラブっぽい音楽はあふれているのに、いまだにその演奏場所が理解を得られてないというのは、不思議なことだ。
さすがにAKB商法が参考になるとは思わないけど、音楽の販売とクラブの動員はもっと積極的に結びつけられていい。なんのお咎めもないものを違法にするのは簡単だけど、一度違法になったものを合法にするのは大変だ。上に挙げた社交ダンスの例だって、90年代まで風営法の適用内だったことが、今となっては笑い話のようだが、事実でもあるのだ。