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2011-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20110819000451

五時に目が覚めるとあたりはまだ少し薄暗かった。五十を越えた頃から長く寝ていることができなくなってきた。若い頃は目覚まし時計が鳴ってからも布団の中で5分でも眠りを掠め取ることができたらあんなに心地良かったのに、出勤する必要がなくなってみると今度は寝ていることができなくなってしまった。

朝の時間を活かして何かしようと考えてみたが、特にすることがなかった。彼は元来無趣味な男であった。会社をやめる前に何か趣味を持っておこうと思いたち、さて何をやろうかと考えたが、やはり何もすることがなかったので、何も始めなかった。

とくに何もすることがなかったが、今日から満員電車に乗って地下鉄のドアに頬を押し付けられなくてもよいのだと思うと、いくらか清々しい気がした。朝の空気そのものを楽しむ時間を持つこと。それこそ彼が求めてきたことではなかったか

朝の余韻を味わおうとして、彼は部屋を見回した。部屋はきれいに片付いていた。そもそももとからほとんど部屋に物がなかった。築40年、1Kの木造アパート引っ越してきて十年になる。付き合っていた女の勧めるままにデザインマンションに住んでみた時期もあったが、打ちっぱなしコンクリート壁にも、ぴかぴかのエレベーターにも興味がなかったので、会社に近いという理由だけで今の部屋に引っ越してきた。どうせ訪ねてくる人間もいない。

2011-08-02

過去にあった嫌なこと

暗いところに閉じ込められた。もしくは、閉じ込めるよ!という脅迫(?)。

指しゃぶりが治らなかったので、指に唐辛子ぬられた。

(何したか思い出せないけど、)家を追い出された。これは一回かな。

母は私にいらだって、お皿を割った。外のコンクリートに叩きつけてた。「いただきもので、2枚しかない。あんたのせいで割れた。」片割れのお皿見るたび、罪悪感が芽生えた。

習い事イヤでイヤでしょうがなかった。訴えたけど、何年も続けさせられた。(ピアノ習字英語、塾。実になってないw)

あとげんこつ。げんこつがあまりにいやで、「次にげんこつくらったら、覚えた九九を忘れたことにしよう。」って思って忘れたふりした。

ウキでおしりたかれたこともあったなあ。

「○○くんは怒られたことないんだって。いい子なんだね。」って言われた。

小学生のころずっと吐き気がしてて、「気持ち悪くないときってあるのかな。」って疑問をいだいたことがあったなあ。

つらかったいやだったって思う反面、自分のどっかが悪かったのだろうって思っちゃう。

だって、ぴかぴかの一年生の時、担任先生に「悪い子の名前は覚えられない。」って言われたんだもん。

さんすうの教材に、ひとりひとり名前書いてもらう時。

出会って日が浅いのに、悪い子って見抜かれちゃった。

私のどこが悪い子だったんだろう。わからない。

高校生のころの不安定は、小学生前くらいの不安定が原因で表に現れたものだったのかなあ。と今うっすら思っている。

家に誰もいないと思って、感情解放して叫んだ時、実は親がいて、しまったって思った。

心配されて声かけられた。だから病院に行きたい。」って言った。

返事は忘れちゃったけど、結局つれてってもらえなかった。自分で行けばよかったのか。そんな行動力なかった。

今はあるので、カウンセリングとかしてます。やっと。

そんでいま冷静に過去振り返って、おなかがすごいいたいなう


===========

カウンセリングで言えばいいのになんでここでも言うの?

今、吐き出したくなったから。

被害者意識は一人前ね

被害者かも、と自覚したのはつい最近なの。でもまだあんまりそう思ってないの。

ただやなことがあったを思い返してるの。

> 別段とんでもないことをされた訳でもない。 生きていく上では誰でもこのレベルの嫌なことは経験する。 単にワガママなだけじゃないのか?

ワガママだったのかもねえ。(しかし昔の話を親に聞くと「聞き分けの良い子だった」そうな。)

私はこのレベルの嫌なことは、嫌なことだった(と最近自覚した)ので、

もし育児したり他人と接するときにはこのレベルの嫌なことを与える側にはなりたくないと思うの。

ワガママ(or私が気に食わない事柄)=危害を加えて良いとは、私はなりたくないのです

元増田が今後少しでも安らかな人生を歩めますよう。

祈り、ありがとうー。今わりと安らかな人生です。安らかを知ったからこそ、「あの頃変だって感じた気持ちは気のせいじゃなかったんだなあ。」と思えるようになったんです


ブコメも拝読しました。うれしい気持ちです感謝

>お母さんも余裕なかったんだろうね、とは思うよ。

はい、私もそう思います

から無意識に、私が我慢しなくちゃ、母の方が辛い、私よりも辛い人がいる、って思って、

私が辛いということを私が認めなかったのでした。

母が大変だったことと私が辛いこと、切り離して考えるようになってきました。

2011-07-07

http://anond.hatelabo.jp/20110706181336

ああ、「過ぎて」はないよなw

ってこういうくだらん揚げ足取りで議論が拡散していくんだよ

例えばさ

「岩が砂粒になることはあっても砂粒が岩になるわけがない、ウヨク時系列も分からないのか」「おやおやサヨクは砂岩も知らないと見える、知性の低さを露呈したな」「マジレスするとさざれ石は砂岩のことではない、角礫岩といって自然コンクリートみたいなもん」

こういう議論が君が代問題に与えるインパクトは「めんどくせーから触れないでおくか」というアンタッチャブル化のみであって、肯定的にも否定的にも快傑には繋がらんわけ

肯定派と否定派が相手の派閥を貶すために脇道にそれることは、両派が共同して議論からどちらかのシンパではない中間的な参加者を排除する意味合いを帯びるんだよね

2011-06-24

東日本大震災ホットスポット…各自がネット公開

「正しい測定を」

 東日本大震災以降、ホットスポット存在が話題になっていおり、インターネットブログなどには個人が測定した数値を公開する動きが活発になっている。ところが、計測器は適切に使わないと誤った数値を出しやすい道具でもある。科学者らが中心となり「より良い測定の仕方を知って」と呼び掛ける動きが始まっている。

 ネット上には、個人が測定した数値を公表し「政府の測定よりも高い。(局所的に高い値で検出される)ホットスポットではないか」と警戒を呼び掛けるサイトもある。気象庁など公的機関が行う測定は照り返しの影響が少なく、地面からも一定の距離がたもたれた条件で行われている。しかし、市民の中にはそうした測定方法に疑問の声をあげる人たちもいる。熊谷市在住のAさんは、アスファルトで舗装された駐車場の地面付近で計測器の値を指さし、「ニュース毎日報道している数値よりかなり高い、行政は信じられない」と語る

 こうした状況に、大阪大の菊地教授エア御用学者)は「草の根測定は大事自分の周りの数値を知りたいという気持ちは後押ししたい」と話す。また、「このままでは大阪でも8月中には例年の最高数値の倍近い数値が観測されることが予想される」と注意を呼び掛ける。

なお、環境庁では測定の注意点として、

  • 日中において、極力、建物などの日陰にならない場所であること
  • 機器設置箇所および周囲の地表面がアスファルト、コンクリートで覆われていないこと
  • エアコンの室外機やその他の排気口などが近傍になく、人工的な排熱の影響を受けないこと
  • 周辺建物から最低5m程度、離れた場所に観測機器が設置できること

などをあげている。気温を自分で測定する際には気をつけたい。なお、多くの自治体では熱中症は命を落とすこともあるので、節電意識しつつも必要に応じて空調を行うことやこまめな水分補給を行うように注意を呼び掛けているが、大阪府では電力が足らない場合一般家庭などにエアコンを止めるよう呼び掛けるとしている。

2011-06-21

http://anond.hatelabo.jp/20110621114537

記者「例えば旅客機原発に墜落衝突した場合大丈夫なのか?」

関係者コンクリート二重構造なので問題ない」

うそつけ、バカじゃないのと思ったが、平気でこんな対応が出来る環境だったことから、極端に言うとある種の宗教的な取り憑かれ方に似たものがあったと思われる。

旅客機直撃は問題ないぞ?

テレビ映像見てれば判ることだと思うんだが、

今回だって、建屋は壊れず、ひとつ天井ひとつは壁が吹き飛び、内圧を逃がした。

まさか、旅客機突っ込んできても傷ひとつ付かないとか、とんでもない事考えて無いだろうな?

現時点で人間が制御できない技術は早々に導入するべきではないのかもしれない。

人間が制御可能かどうかという観点に立つのなら、すべての発電システムが利用できなくなると思うが?

カセットガスコンロですら去年散々爆発事故起こしてたろ、人間

どんなシステムだろうが100%の制御なんかできないんだよ。

それを安全に使おうとするのが安全対策であって、それが一定の水準にあるのなら火力だろうが原子力だろうが使っていいじゃねぇか。

火力にしろ水力にしろ事故が発生した場合、死者が出ることも十分あり得るが、限定的で終息後もそれほど尾を引かず、再建も比較的容易。

ハリファックス大爆発とか、あの規模のものが起きたら再建は容易ではないな。

事故の規模が問題だというのなら、今回はまだ被爆による死者は出ていないし、あの地域を封印するかどうかなんてもはや政治的な関心事でしかない。

あと、津波の被害と福島原発事故を都合のいいように混同するのややめろ。

原子力は生身の人間での対処が難しいし、尾を引きまくる。

事故当初から対応に当たってるし、現状福島県内の数箇所以外はそもそも安全圏だろうが。

http://www.mext.go.jp/a_menu/saigaijohou/syousai/1303747.htm

尾を引いてるんじゃ無く、お前らが勝手に尾を描いてるの。

じゃぁ、お前の家の横に安全な原発を建てると言われたらどうするんだろう。

家の横にいきなり原発立つとか頭沸いてるとしか

原発市街地から一定の距離を離れて立つに決まってんだろ。

ちなみに、東通まで2~3時間。六ヶ所は1時間以内で行ける。

とりあえず今後は国内において推進の動きは停滞することは間違いないだろう。

撤廃の動きも停滞はじめてるし、まずは安全性の再確認して停止中の原発の稼動だな。

いい加減、節電節電言うだけのパフォーマンスがうざいし、LPGまで値上がり始めてるし。

原発~考える起点に立たされている

先日、福島第一原発建設されていた当時のマスコミの質問に答える関係者VTRを見て吹いた。


記者「例えば旅客機原発に墜落衝突した場合大丈夫なのか?」

関係者コンクリート二重構造なので問題ない」


うそつけ、バカじゃないのと思ったが、平気でこんな対応が出来る環境だったことから、極端に言うとある種の宗教的な取り憑かれ方に似たものがあったと思われる。


現時点で人間が制御できない技術は早々に導入するべきではないのかもしれない。

火力にしろ水力にしろ事故が発生した場合、死者が出ることも十分あり得るが、限定的で終息後もそれほど尾を引かず、再建も比較的容易。

でも原子力は生身の人間での対処が難しいし、尾を引きまくる。


今の生活は原子力があるおかげなんだぞ!と言う意見もあるが、じゃぁ、お前の家の横に安全な原発を建てると言われたらどうするんだろう。

ちょっと極端な話になってしまったが、 "原子力のおかげ" も "家の横に原発" も同じくらいナンセンスな話である


とりあえず今後は国内において推進の動きは停滞することは間違いないだろう。

不幸中の幸いと思って、考え方の転換をする時期なのかもしれない。

2011-06-11

おすすめ小説漫画

最近読んだおすすめを挙げていくよー。

まずは小説から。名作二冊と趣味一冊でセレクトしてみたよー。

夏への扉

この作品は言わずと知れた海外SF小説の名作だねー。最近自分の中でSFがブームなんだけど、読んでみてすごく良かったと思った。

はっきり言って始めは退屈だったけど、中盤以降の盛り返しがすごい。最後は爽快な気分に慣れたから、エンターテイメントとして高得点だった。

ピート可愛い。リッキィも素敵な人だ。ただ主人公の精神的というか、即物的なロリコンへの耐性はどうなのよって思うなあ。

兼ねてよりそう見ていなかったとしても、やっぱりねえ。ダニィさん、そこんところどうなのよ、ねえ。

・隣の家の少女

かわってこちら。イギリス絞首刑行人が書いた、悪夢のような一冊だねー。まとめブログで欝になるとか後悔するとかの一冊としてよく上がってる。本当にそのとおりだと思った。

正直言って、この本のレーティングはR18クラスなんじゃないかな。ホラー小説というよりも、もっとグロテスクで内蔵抉るような嫌悪感に満ちていたよ。

始めの方こそ牧歌的青春ものって感じの内容なんだけど、臆面も無く表現された凄惨への伏線がいい意味で嫌な感じだったなあ。

実際嫌な後味が残ったし。

でも、一度は読んでみるといいと思う。邪悪を具現化したようなかの女子高生コンクリート詰め殺人事件の捉え方も、ちょっとだけ変わるかもしれないね

古道具 中野商店

最後はこれ。完璧趣味で選んでみた。川上弘美の文章はときどきすごく読みたくなる。あの空気感が素敵なのです

まあホラーSFラノベとを読んで、少し文学っぽい物語に触れたかっただけってのもあるんだけど。

落ち着いたレディースコミックって感じで、安心して読めるよー。唐草模様物語って感じなんだな、これが。

うん。すごく伝わりづらい。なんていうかね、綺麗な水がひたひたと満ちていくような読後感があるんだー。

この他にも小川一水とか貴志祐介とか恒川光太郎とか中村航とかの著書もいいよー。

黒野伸一とか五十嵐貴久とか有川浩とか梨木香歩とか加納朋子なんかも素敵だと思うなあ。

雨の休日読書に最適だよ。湿っぽい匂いと紙をめくる音とが心地いいだねー。

さて、次は漫画の紹介だよー。手軽に楽しめるのが漫画のいいところだと思うんだけど、どうなんだろう。

ナナマルサンバ

まだ一巻しか出てないクイズ漫画だよー。ゴールデンタイムにやってるような奴じゃなく、競技としてのクイズテーマに据えた作品だよ。

この作品の面白いところは、その焦点もさることながら漫画としての構成にもあると思うんだ。

王道的なストーリーテリングを無理なく無駄なく簡潔に描ききってるからすごく読みやすいんだよねー。この上手さは夢喰いメリーにも通ずるところがあると思うよ。

続刊に期待が持てる、熱いクイズ漫画になんだよねー。この作者のもえタイも一巻完結ものでおすすめだよ。

ウサギルリカラクサ

昨日二巻が出たみたいで、なんか完結してた漫画。なんとなく目についたから一巻と合わせて買ったんだけど、すごく良かったよー。

はっきりいって表紙を見て安易な萌えものかと思っちゃったんだけど、どっこいかなりシリアスで温かな作品だった。

独特な世界観はもとより、その絵柄もいい味出してるからいろんな人に読んでみてほしいなあ。

作者はイラストレーターさんみたいだけど、内容も骨太でしっかりしてた。

・繕い裁つ人

本との出会いって不思議だねー。ぱっと手が伸びてしまうんだから。この作品もそんな一冊だった。続き物で、こちらもまだ一巻しか発刊されてないけど、すごいんだよねー。

正直なところ、絵柄はすごく人を選ぶと思う。人物の顔なんて下手だって表する人がいるかも知れない。加えて余白の多さを指摘する人もいると思う。手抜きだとなんとか、無粋なことをさ。

でもねー、この作品はそう言った朴訥としたところとか簡素なところが最大の魅力だと思うんだよね。

読み取りにくい表情や、何も描かれていない空間に、とてもたくさんの情報が詰まってる。読んでるとね、だんだんその距離感とか漂ってる空気みたいなものが、濃密に溢れてくるんだー。

こいつはすごい作品ですぜぃ。静謐で穏やかな読書感に浸れると思うよー。

・午前3時の危険地帯

現在三巻まで発刊されてる。恋に仕事にって感じのレディースコミックで、でもどろどろした絡みだとか鬱々とした展開のない、変にカラッと乾いた漫画になってるよー。

この人、表紙が素敵なんだよねー。もちろん内容もいいけど、髪の毛とかすごい好きな描き方してる。

なんていうか、働きマンみたいにちょっと元気をもらえる作品になってると思うんだー。まあ結構毛色は違うんだけど、本質的に力をもらえるって言うか。

コミカルな描写も多くて、読んでて楽しいのもグッド。同作者の少年少女っていう短編集もおすすめだねー。

ばらかもん

この漫画も元気になれるよー。よつばとみたいな感じだけど、また違った良さがあるんだよねー。よつばは元気を発散する中心だけど、先生は元気を周囲と分かち合ってる。

のどか田舎暮らし、なんて内容じゃないんだけど、すっごく懐かしくて、もう帰れない夏休みのことを思い出さずにはいられない、かと言って切なくもならない、そんな作品なんだなー。

ぼくのなつやすみってゲームを、思いっきり濃口にしたような内容って言えばいいのかな。ぼくのなつやすみやったことないかわからんけども。

すっごく胸が軽くなる作品なんだねー。いや、すっごくってのは言いすぎかもしれんけども。なんとなく笑えてしま楽しい漫画なんだなー、きっと。

なんかいっぱい挙げたら疲れてしまった。アホだなー。でもまあ自己満足にはなったからよしといたしましょうや。うん、そうしよう。

世の中にはたくさんの本があって、面白い物語が隠れていて、到底全てを網羅することなんてできなくて、そもそも本意外にも呆れてしまうほどにたくさんの娯楽があるんだけれども、そういったことを考えるといつもスゲェって圧倒されてしまう。本屋とか行くだけで、すごくワクワクする。

もうね、どうなってるのこの島は、状態ですよまったく。

他にもいろんな本を知りたいなあ(チラッチラッ

そんなことよりミスドに行きたい。

2011-05-20

行政は全疎開費用捻出できないなら、可能なところから対策を取れ

http://d.hatena.ne.jp/nanjou/20110515/1305416629

ガイガーカウンターで、郡山市の自宅や友人宅などの放射線量を計測。

>■郡山 自宅マンション

>屋内:0.1~0.2

ベランダ床表面:0.4~1.0

>■郡山 友人宅 戸建(木造

>屋内:0.1~0.8

>屋外:1.0~2.6

>庭の土表面:2.4~3.6

駐車場コンクリート表面:2.0~3.2

>ウッドデッキ表面:0.4~0.6(GWに洗浄済み)

>※単位はすべてマイクロシーベルト/時

ここの数値を参考にして、郡山市民の幼児リスク考察しましょう。

【ケースA】

屋外で3時間/日、木造屋内で21時間/日過ごすと仮定し、

計算木造屋内=0.8マイクロシーベルト/時、

屋外=2.6マイクロシーベルト/時と仮定。

(3×2.6+21×0.8)×365=8,979マイクロシーベルト/年

=9ミリシーベルト/年

【ケースB】

屋外で3時間/日、木造屋内で21時間/日過ごすと仮定し、

計算木造屋内=0.4マイクロシーベルト/時、

屋外=1.8マイクロシーベルト/時と仮定。

(3×1.8+21×0.4)×365=5,037マイクロシーベルト/年

=5ミリシーベルト/年

【ケースC】

屋外で3時間/日、RC屋内で21時間/日過ごすと仮定し、

計算上RC屋内=0.2マイクロシーベルト/時、

屋外=1.8マイクロシーベルト/時と仮定。

(3×1.8+21×0.2)×365=3,504マイクロシーベルト/年

=3.5ミリシーベルト/年

郡山市内でも、数百メートル離れると、線量が大幅に変わったりします。

仮にケースA、比較的「ホットスポット」の立地の木造住宅

ヨチヨチ歩きの2歳児がいる場合

単純計算で9ミリシーベルト/年の被曝です

2歳児の場合身長が低いので実際の線量が増加することも考えられますし、

また「土遊びをする」ので、内部被曝リスクもあります

こういう場合、ケースAで通常生活するのは、いささかリスクがあります

(因みに2歳児ですので、学校通ってませんから、今回の校庭土壌入替の影響は受けません)

であれば、郡山市地域において線量検査をし、比較的低汚染のスポット

ケースBの住居に転居すれば、リスクは約半分になります

ケースCのRCマンションに住めば、リスク3分の1になります

(ケースB、ケースCの家屋を行政が確保するなり、家賃補助するなりという次善策)

あるいは、「今の職場」と「乳幼児児童の安全」を両立させるため、

会津地方仮設住宅を設け、パパは磐越西線通勤する、という手法だって考えられます

中通りから全員疎開」という案もありますが、疎開費用の捻出が出来ないのであれば、

このように次善の策、三番目の策を皆で知恵を出すべき、ということを言いたいのです

2011-05-11

http://anond.hatelabo.jp/20110511120848

なんというか、「瓦礫」という言葉を使ってる時点で全てが台無しだよな。

コンクリート隗とか鉄隗片付けるのには重機が居るので、素人ボランティアには無理。

自動的に、民家の庭の泥とかの片付けになるんだが、その中には被災者の「物」が含まれているので、きちんと発掘する必要があるんだよ。

あと、現地での安全確保からから知る必要のあるノウハウは散々ある。

「飯は持参。被災者から隠れて食え」とか、野宿の知識とか衛生の確保の知識とかな。

そこら辺のノウハウは、日常的にボランティア活動してる団体でレクチャー受けてないと身につかないよ。

阪神大震災ボランティア団体にはノウハウ溜まってるから現在やって行けてるんだ。

そこら辺すっ飛ばして、素人が来ても役に立たない。

泥と一緒に家主の思い出の品とか捨ててしまうのがオチ

来るなら、きちんとレクチャー受けるか、そういった団体の派遣に参加しろ。

2011-04-10

ずっとウソだった」わけではな

嘘だったんじゃないよ。愚かだっただけ。

 

安全装置は壊れない。期待通りに稼働する。

炉は設計図通り施工される。操作ミスなんかおこらない。

コンクリートはひび割れない。金属は曲がらない。

想定した以上の地震は起こらない。津波なんかこない。

シミュレーションしたこと以外の現象は発生しない。

 

それを本気で信じてただけなんだ。

2011-04-08

津波に対して、鉄筋コンクリートが有効なことは映像でも残っているよね。

じゃあ、津波が押し寄せた実績のある沿岸地 5km の住居は、全部鉄筋コンクリートじゃなきゃダメだとか、法律で決めちゃったらどうだろう?

すでに、鉄筋コンクリートマンション津波対策されてなきゃダメだし。

マンションタイプだったら、1F, 2F は 否居住区 として設計するんだ。

たとえば、コンビニとかの商店

たとえば、ドッヂやフットサルとかのレクリェーション空間

たとえば、市町村会議場。

たとえば、図書館

個人で家を建てるなら、現在地震対策以外に津波対策必須で。

たとえば、窓も扉も津波に耐えられる金庫式。

たとえば、津波を受け流す高床式。

たとえば、防水設備のある地下室。

どうしても予算がないけど勝手に建ててしまうならば…

たとえば、高台まで一直線に逃げられる避難路をつくる。

たとえば、指定のマンション/ビルへの避難路をつくる。

たとえば、津波の勢いを殺すためだけの堤防(?)をつくる。

あ、マンションを堤防がわりに建てれば、堤防の建築費用も浮くし、景観の良い建物も作れていいんじゃね?

2011-04-02

http://anond.hatelabo.jp/20110402014637

たまっていく放射性廃棄物の問題

コジェネレーションなど他の発電方法と組み合わせていく必要があると思う。

安価耐久性があって大容量のキャパシタ発明されればいいのだけど。

  • 開発目処が全く立っていない技術

私も今回の事故対処の遅れが事態を悪化させたのが大きく、原発自体は安全だと思う。

2011-03-31

東京電力 不祥事歴史

1978年11月2日

 福島第一原発3号機で、制御棒の脱落により日本初の臨界事故が発生。

 2007年3月まで隠し続ける。

1989年1月1日

 福島第二原発3号機で、原子炉再循環ポンプ内が破損し炉心内に多量の金属粉が流入。

1990年9月9日

 福島第一原発3号機で、主蒸気隔離弁を留めるピンが壊れ、原子炉内圧力が上昇して自動停止。

1992年2月28日

 柏崎刈羽原発1号機で、タービンバイパス弁の異常により原子炉自動停止。

 しかし、この事故を隠蔽して行政当局に報告せず。

1992年9月29日

 福島第1原発2号機で、原子炉への給水が止まりECCS(非常用炉心冷却装置)が作動する事故が発生。

1997年12月5日

 福島第二原発1号機で、制御棒1本の動作不良が見つかり原子炉が手動停止された。(国際評価尺度レベル1)

2002年8月29日

 原子力安全保安院が、 福島第一・第二原発柏崎刈羽原発80年代後半から90年代前半にかけ計29件の事故東電改ざんしていた可能性があると発表。

2004年1月14日

 地元原発3団体が、柏崎刈羽原発管理区域内の放射性廃棄物が外に持ち出されたため近くの土壌から人工放射性物質コバルト60を検出したと発表。

2005年6月1日

 福島第一原発6号機で、可燃性ガス濃度制御系流量計の入力基準改ざんがあった事実を認める。

2007年1月31日

 柏崎刈羽原発1号機で、ECCSの故障偽装など定期検査時の不正が常態化していた事実を認める。

2007年4月6日

 福島第二原発4号機で、制御棒駆動装置不正交換を偽装した事実を認める。

2007年7月16日

 新潟県中越地震により、柏崎刈羽原発3号機の変圧器火災。6号機からは、使用済み核燃料プールから放射性物質を含む水が海水流出

 同機原子炉建屋天井の大型クレーン移動用車軸2本が破断。10月21日には、7号機の原子炉建屋のコンクリートから放射能を帯びた水が流出していた事実判明した

2008年1月14日

 福島第二原発3・4号機廃棄物処理建屋の、海水ポンプの配管や電動機などが破損。

(「週刊金曜日 840号 2011年3月25日発売」 より)

2011-03-27

私たちは後の世代のために、M9.0に耐える準備をするべきなのか?

被災地はまだサバイバルの状態だと思う。

けれども私にできることは少ない。目下のところお金を送ることと、考えることしかない。お金は送った。けっこう懐が痛いほど送った。だから、あれこれ考えることを、どうか許してほしい

考えているのは、こんなことだ。

「私たちは後の世代のために、M9.0に耐える準備をするべきなのか?」

今回の災害は1000年に一度、あるいは数百年に一度の規模だと言われる。おそらく私たちが生きているうちにもう一度遭遇するかしないかレベル災害だと思う。

私たちはおそらく、復興と言えるものを成し遂げることが「できてしまう」だろう。がれきを片付けて家や道路鉄道を作り直す。それだけだ。みせかけの復興だ。けれども復興復興だ。「やった。復興した。我々は自然災害に打ち勝ったのだ」と、そう言って災害のことを忘れてしまうことができるだろう。

私たちが天国に行ったあと、きっと津波がまた来るだろう。家や道路鉄道が砕かれるだろう。原子力発電所から放射性物質が流れてくるだろう。大勢の人が亡くなるだろう。経済が止まり、職を失う人も大勢でるだろう。今回と同規模以上の悲惨なことが起きるだろう。

そのとき私たちは天国言い訳をするしかない。こんなふうに。

「私たちのせいじゃない。なぜなら、M9.0は想定外なのだから。」

なんていうことだ。私たちが東京電力に吐いている言葉が、実はブーメランだったのだ。きっと私たちの身体を天国で切り裂くだろう。

残念なことだが、このままずるずると時計の針が進んでしまえば、きっとそうなると思う。それがいやなら、私たちはやり方を変えなくてはならない。

放射線危険はいやというほどもう知ってしまった。だからすべての原子力発電所を閉鎖しなければならない。放射線の害からもう完全にさようなら、をしなければならない。安定した電力供給のため東西周波数の統一も必要だ。代替エネルギーの開発だって必要だ。安くて良い代わりのモノは今のところ存在しないが、それでも原子力とは手を切らなければいけない。

あの巨大な防波堤でも太刀打ちできなかったのだ。コンクリート津波を防ぐのは無理と知ったのだ。もう海岸沿いの低地への居住は許されてはならない。

自治体の庁舎がつぶれることは、もうあってはならない。道路網も鉄道網も、より一層強い耐震強化が必要だ。

かいことはいっぱいある。

津波に砕かれた持ち家の住宅ローンを払いつづけなければならない人たちがいる。地震保険なしに住宅を建ててはいけない、という法律が必要だったのだ。ガソリンスタンドから油が消えた。非常時には一般車への給油を規制する、という法律が必要だったのだ。孤立した集落が問題になった。だから人の集まるところに必ず衛星携帯電話を置かなくてはならない、という法律が必要だったのだ。あの日、被災地東京も通信が麻痺した。あの日のレベルに耐えるための準備が必要だったのだ。いくつもいくつもある。

それらすべての課題を克服しなければ、真の復興と呼べない。少なくとも私は、真の復興と呼びたくない。

だが、そのためには、私たちの財布からそれなりのお金を出さなければならない。金持ちから金をむしり取るだけでは済まないだろうし、薄く広い増税どころでは済む話でもなさそうだ。次の世代のことを思えば国債の発行は論外だ。厚く広い増税が必要だろう。電気料金が上がるだろう。物価が上がるだろう。当然の帰結として、生活は苦しくなるだろう。かなりの苦しいものになるだろう。リーマン・ショックがさざ波に見えるほどの不景気がやってくるだろう。

お金だけの闘いじゃない。強い政治家を育てなくてはならない。スキャンダルを狙うだけの野党も、ばら撒きしかできない与党も役にはたたないのだと、いやほど知ってしまったのだから。私たちは強い政治家が育つ文化を作らなくてはならない。もうスキャンダルに喜んではならない。ばら撒きにだまされてはならない。パフォーマンスに踊らされてはいけない。ウチの地域のために仕事をしてくれる、という人を選んではいけない。茶々を入れるだけのメディアを切り捨てなければいけない。私たちは、政治家責任は我々の責任だという事実を受け入れなければならない。政治家決断は我々の決断だという事実を受け入れなければならない。そうしなければ強い政治家は育たない。育てなければ、私たちは何も成し遂げられない。

残された放射性物質管理のために、原子力技術者を育て続けなくてはならない。しかも、これから何十年、何百年と続けなくてはならない。消えゆく技術エンジニアになるほど寂しい人生はない。けれども私たちは、若い優秀な人材差し出しつづけなければならない。人身御供のように。

なによりも、生まれた街にもう住めないという苦しみを、被災地の(とりわけ海岸沿いの)人々に強いなければならない。

でも、後の世代がM9.0に耐えるためには仕方がない。

もちろん、すべてをやるべきかどうかは議論の余地があると思う。でも、それはまず私たちが

「私たちは後の世代のために、M9.0に耐える準備をするべきなのか?」

これに対して Yes あるいは No かを、決めなければならない。

Yes とも No ともつかぬまま進んではいけない。では、どうやって決めるか? 選挙だ。幸運なことに私たちは選挙というシステムを持っている。これしかない。今この手段を使わずにどうするというのか?

次の選挙の争点が、これであってほしいと思う。

そして Yes が選ばれて欲しい、と強く願っている。それも、私たちにかなり辛い義務を強いる Yes であってほしいと思う。私は、真の復興のために人生を捧げたいのだ。

2011-03-23

フミコフミオ氏に贈る、防災マニュアル叩き台

上司の挑戦状

http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20110322#1300804667


なんか気が向いたので作成

部長暗号と、その辺から拾ってきた防災マニュアルの落とし所を見つけてサクッと作成したもの。

詳細化と詰めで、この変をきちんと参考にされたほうがよいかと思います。

wordファイルです

事業所のための「防災マニュアル」(愛知県防災防災防災支援チーム)

www.pref.aichi.jp/bousai/jigyousyo_manual.doc


で、ここから下が折衷案的な叩き台。見づらいのは勘弁。

地震についてのみなので、家事かについては追記が必要。でも文章長くすると部長が読まなくなるか・・・

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1:普段の心がけ・準備

2:緊急時に実施すること

3:危機を脱してから気をつけること

4: 救急措置



1:普段の心がけ・準備

a)非常用具をあらかじめ会社・自宅に準備しておく。用意するべき品は下記6種類で、リュック等に入れて取り出しやすい場所に保管しておく。※定期的に賞味期限等を確認すること

防災用品】・携帯ラジオ ・懐中電灯 ・ヘルメット ・防災ずきん ・ロープ ・非常用のトイレ ・手動の携帯充電器 ・紐つき笛 ・乾電池 ・ヘルメット

【貴重品・身分証明】・現金(小銭も必要) ・預金通帳有価証券の写し ・健康保険証の写し ・認印 ・年金手帳 ・家の鍵 ・免許証

【食料品関係】・飲料水(1人最低1日3リットル) ・乾パンやクラッカー ・レトルト食品 ・ビタミン剤 ・缶詰(缶きりや栓抜きも忘れずに) ・粉ミルク、哺乳瓶(赤ちゃんがいる家庭は必需品) ・嗜好品

【衣類関係】・下着(家族分) ・衣類(長袖も忘れずに) ・雨具 ・タオル ・マスク10枚 ・メガネ(衛生不安からコンタクトは難あり)

医療用品】・ばんそうこう ・包帯、ガーゼ ・消毒薬 ・常備薬 ・鎮痛剤、胃腸薬等 ・紙おむつ

【その他】・ティッシュペーパー ・ウエットティッシュ ・生理用品 ・軍手 ・マッチライター ・洗面具 ・ローソク ・スリッパスニーカー) ・筆記用具とメモ用紙 ・軍手ポリ袋


b)家や会社の中を安全に保つ

本棚が崩れ落ちないように整理し、テレビ箪笥・食器棚などを固定金具で固定しておく。

・ベッドの周り・上に倒れてくる・落ちてくるようなものを置かず、安眠できるようにする。


c)日々の生活を災害対応できるようにする。

・日々の生活の中で、災害が発生した際にすぐに対応できるよう、時間や心に余裕を持った行動を行い、また事前の情報収集を心がけること。

ワークライフバランスを保ち、イザという時に動けるように疲労やストレスをためないでくこと。睡眠趣味運動を十分に行うこと。

・自宅・通勤途中・仕事場・家族の勤務先・子供学校の5箇所について、緊急時に非難する、避難所の確認を行う。




2:緊急時に実施すること

a)地震が発生した際は、丈夫なテーブルや机などの下に避難する。ビル街では、ビルの外の広い場所(看板が落ちてこない場所)に非難する。

テレビ等を押さえることは危険なので注意すること。室内の場合、ドアを開けて非常脱出口を確保する。


b)海の近くにいた場合津波に備えて揺れが収まり次第すぐさま高台・コンクリート製の丈夫な建物の3階以上に避難すること。




3:危機を脱してから気をつけること

a)被災後のインフラ悪化への対応

 被災後は、電気・ガス・水道がとまり、それによって交通機関がマヒを起こす場合がある。

 交通機関のマヒが食料・毛布・薬品ガソリンなどの物資の不足を引き起こすので、皆で分け合い、節約をして過ごすこと。

 冬場に暖を取る際は、ストーブ等の一酸化炭素中毒に気をつけること。


b)不安と付き合う

 被災後は、被災の恐怖と共に、日常とはかけ離れた環境に身をおくことになる。肩の力を抜いて、軽く体を動かしてリラックスするよう心がける。

 十分な睡眠をとれる環境を早くつくりあげ、体温・体力・気力を維持できるようにする。

 他の被災者運命共同体であるので、冷静さと思いやりを忘れずに、相互に助け合って行動すること。


c)被災後、インフラが整い安全が確保されてから

 被災の恐怖を克服するために、希望のあることを考えたり、今までの生活について考えてみる。震災で受けた痛みを、正しく癒す方法や気持ちを大事にする。




4: 救急措置

 被災の際に、救命処置や、応急手当を行う必要になる場合がある。

 あらかじめ講習等できちんとやり方を学んでおき、非常用具に必要な道具を入れておくこと。※会社での講習実施が良い

a)救命処置

・人工呼吸

心臓マッサージ

AEDの使い方


b)応急手当

・応急手当マニュアル(メルクマニュアルや、iPhoneアプリ「家庭の医学」など)の準備

骨折

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ロックンロール

2011-03-21

改変コピペ作ってみた

福島原発ヤバイ」

ヤバイ。福島原発ヤバイ。まじでヤバイよ、マジヤバイ。

福島原発ヤバイ。

まず安全。もう安全なんてもんじゃない。超安全。

安全とかっても

「結局放射能漏れてんじゃん?」

とかもうそういうレベルじゃない。

なにしろ福島原発設計されたときの想定最大地震規模はM8.2。

なのにM9.0に地震に耐えた。(http://bravenewclimate.files.wordpress.com/2011/03/fukushim_explained_japanese_translation.pdf)

スゲェ!

なんか単位見るとすごくなさそうなの。

「M8.2とM9.0だから10%くらい強い地震に耐えたの?」

とかもうそういうレベルじゃない。

実際のM8.2とM9.0の差は16倍。スゲェ!なんか耐えちゃったの。

安全率とかバッファーとか超越しちゃってる。日本工学スゲェ!

しか放射性物質ほとんど漏れてない。ヤバイよ。想定以上の地震に耐えた上にほとんど漏れてないんだよ。

だって普通チェルノブイリたい放射性物質ダダ漏れしちゃうじゃん。

だって炉自体が吹っ飛んで炉心の燃料棒が見えたりするじゃん。

10分間で50Svの放射線観測とかになるっしょ。(http://blog.livedoor.jp/dankogai/archives/51656435.html)

もうどうしようもなくなって事故自体無かったことにされて避難勧告すらされないとかで泣くっしょ。

から結局チェルノブイリ原発施設自体をコンクリート石棺で覆った後、さらに鋼鉄の覆いでふさごうとかする。(http://wiredvision.jp/blog/wiredscience/200711/20071127132023.html)

手間のかかるヤツだ。

けど福島原発はヤバイ。そんなの気にしない。放射性物質をがっちり閉じ込めまくり

事故直後3月15日に敷地内で放射線量を観測しても400mSv/hしかない。(http://www.nikkei.com/news/article/g=96958A9693819595E3E7E2E39B8DE3E7E2E1E0E2E3E39F9FE2E2E2E3?n_cid=DSANY001)

ヤバすぎ。

今はほとんど放射性物質を漏らしていないけど、もしかしたら今後は核兵器たいに爆発するかもしんないとか思われてる。

でも核爆発させるにはそもそも高純度のウラン235が必要で、約3%のウラン235濃度しかない原発燃料棒ウランでは核爆発を起こせない。((http://www.amazon.co.jp/%E4%BB%8A%E3%81%93%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%80%881%E3%80%89-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB-%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%83%BC/dp/4903063453))

もし核爆発が起こったら「じゃあ、今までの核物理学ってナニよ?」ってことになるし、核爆発は起こらない。

ヤバイ。原理上、核爆発が起こらないなんて凄すぎる。

あと超現場ががんばってる。自衛隊消防隊、ハイパーレスキュー隊警察。ヤバイ。がんばりすぎ。総力結集しすぎ。すごい。

とにかく貴様ら、福島原発のヤバさをもっと知るべきだと思います。

そんなヤバイ福島原発つくった人と現場でがんばってる自衛隊消防隊とか超偉い。避難して耐えてる住民の人とか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。

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アルファ粒子 - Wikipedia

放射線の一種のアルファ線α線alpha ray)は、アルファ粒子の流れである

電離作用が強いので透過力は小さく、紙や数cm空気層で止められる。

しかし、その電離作用の強さのため、アルファ線を出す物質を体内に取り込んだ場合内部被曝には十分注意しなければならない。

ベータ粒子 - Wikipedia

透過力は弱く、通常は数mmアルミ板や1cm程度のプラスチック板で十分遮蔽できる。

ただし、ベータ粒子が遮蔽物によって減速する際には制動放射によりX線が発生するため、その発生したX線についての遮蔽も必要となる。

ガンマ線 - Wikipedia

X線とは波長領域(エネルギー領域)の一部が重なっており、ガンマ線X線との区別は波長ではなく発生機構によっている。

そのため、波長からガンマ線X線かを割り出すことはできない。

中性子線 - Wikipedia

中性子線を止めるためには鉛や水やコンクリートなど大きな質量の厚い壁が必要である

http://anond.hatelabo.jp/20110321030609

http://anond.hatelabo.jp/20110321051958

2011-03-20

貯金厨と節電厨が合わさり最強に見える

貯金ってのは結果的に金がたまってるだけで、彼らは基本的に浪費が嫌いで節約する自分の美しさを肯定している。

それに加えて節電、しかも今後のエネルギー政策で「もう今までのような浪費はできない」などと吹聴をするのがいて、やはりここでも「無駄いしないさせない俺カッコイイ」という精神が透けて見える。

もちろん彼らの思考に「供給に見合うだけ発電する」という発想は初めから存在しない。

なぜなら彼らから見れば原発依存日本電気事情はそれまでこそが過ちだったのであり、翻ってそれを拠り所とすることで自らの発言に正当性を与えているわけだ。

しかもそういう構造があるゆえに、自らと異なる考えは必然的に悪とみなすことが集団内で肯定され、実践されていく。

それは「甘え」を許さない精神によって補強され、増長する。

世界ではエネルギーが行き届かない国がたくさんあるのに何を贅沢な」という思考は失業者ニートに向けられたそれと同じであり、そしてそれらもまた、震災によって死んだ人間を引き合いに出し、世界の貧しい人々を引き合いに出して肯定される。

「これまでが間違っていた」という主張は集団のあり方、社会のあり方、個人のあり方すべてを否定するものであり、その主張自体に超越的目線、神や英雄を見る目線が注がれがちである

これまでされたことは悪であり、これから道を変えれば正しくなるという発想は、たとえば新卒採用のような、旧来的社会構造糾弾によくなされる言説であり、その構造からわかるように、「大きい主張」だ。

善悪を大きい主張で唱えるがゆえに心うたれる人はあとを絶たず、それが半ばカルト化していったのはネトウヨを見れば明瞭である

彼らにしてみれば原発という存在も、それを擁護するものも、それに依存して肥大した東京という存在も、それを容認してきた政治家も、管理する東電もすべて悪なのだ。

そして彼らはかつての大政奉還や、コンクリートから人へというパラダイムシフトを待望し、この震災という契機をもってついに噴き上がったのだ。

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プルトニウム - Wikipedia

半減期プルトニウム239の場合約2万4000年(アルファ崩壊による)。

プルトニウムアルファ線放出するため、体内に蓄積されると強い発癌性を持つ。

反射体のない球状プルトニウム臨界量は16kgだが

中性子を反射するタンパーを用いると核兵器中のプルトニウムピットは10kg(直径10cmの球に相当)まで減らすことができる。

1kgのプルトニウムが完全に反応したとすると、20キロトンのTNT相当の爆発エネルギーを生むことができる。

Plutonium - Wikipedia, the free encyclopedia

Plutonium is more dangerous when inhaled than when ingested.

The risk of lung cancer increases once the total dose equivalent of inhaled radiation exceeds 400 mSv.[89]

The U.S. Department of Energy estimates that the lifetime cancer risk

for inhaling 5,000 plutonium particles, each about 3 microns wide, to be 1% over the background U.S. average.

アルファ粒子 - Wikipedia

放射線の一種のアルファ線α線alpha ray)は、アルファ粒子の流れである

電離作用が強いので透過力は小さく、紙や数cm空気層で止められる。

しかし、その電離作用の強さのため、アルファ線を出す物質を体内に取り込んだ場合内部被曝には十分注意しなければならない。

ベータ粒子 - Wikipedia

透過力は弱く、通常は数mmアルミ板や1cm程度のプラスチック板で十分遮蔽できる。

ただし、ベータ粒子が遮蔽物によって減速する際には制動放射によりX線が発生するため、その発生したX線についての遮蔽も必要となる。

ガンマ線 - Wikipedia

X線とは波長領域(エネルギー領域)の一部が重なっており、ガンマ線X線との区別は波長ではなく発生機構によっている。

そのため、波長からガンマ線X線かを割り出すことはできない。

中性子線 - Wikipedia

中性子線を止めるためには鉛や水やコンクリートなど大きな質量の厚い壁が必要である

ガイガー=ミュラー計数管は、GM計数管あるいはガイガー・カウンター(Geiger counter)

GM管は通常は端窓型管と呼ばれる形状である

この型は、管の一方の端に放射線が容易に通過できるように窓があることからこう呼ばれる。

反対側の端には通常は電気系のコネクターが付いている。

端窓型管には二種類ある:ガラスマントル型と雲母窓型である

ガラス窓型は、アルファ線ガラス窓を通過できないのでアルファ線は検出できないが、大抵はより安価であり、ベータ線X線を検出する用途で使われる。

雲母窓型ははアルファ線も検出できるが、壊れやすい。

ほとんどのGM管はガンマ線と2.5MeV以上のベータ線を検出する。

GM管はガンマ線も検出できるが、感度はよくない。

GM管内のガス密度が低いため、透過力の高いガンマ線は相互作用をしにくいためである

ガンマ線を測定する目的では、NaIシンチレーション検出器の方が適しているが、逆にシンチレーション検出器は窓が厚くベータ線は透過できないので、ベータ線の検出には適していない。

シンチレーション検出器 - Wikipedia

内部被ばくの“証拠”撮影 長崎大研究グループ - 47NEWS(よんななニュース)

Youtube 死の灰の成分はプルトニウム

ゴフマン博士は、もっとも控えめな試算として、25歳喫煙者に対する同じアルファ放射能であるプルトニウム239の肺癌吸入量(100%の確率で致死的な肺癌が生じる吸入量)は、0.255マイクログラムであるとしています。

アルファ線は人体の中を極めて短い距離しか透過しない(組織の中で約40ミクロン、骨では約10ミクロン)。

they can travel only a few centimetres in air. They can be absorbed by tissue paper or the outer layers of human skin (about 40 micrometres, equivalent to a few cells deep).

Plutonium is more dangerous when inhaled than when ingested. The risk of lung cancer increases once the total dose equivalent of inhaled radiation exceeds 400 mSv.

時事ドットコム:機動隊員ら13人、内部被ばくなし=原発3号機で放水作業−放医研

マスコミは決して語らない、内部被曝の危険性 : MotoJazz

テレビが嘘つきなので、内部被曝のリスクを無理やり計算してみた - 起業ポルノ

「内部被曝」について

2011-03-15

こんな事言うのもなんだが

ちょっと人命救助の事はここでは触れない。

福島原発について。

原子力保安院東京電力官房長官の話を聞いていると腹が立ってくる。

原子力工学を学んでいたので、ぶっちゃけると「即時、生データ見せろ」と言いたくなる。

JCOの事故の時も、話を聞いているより、データ見てた方が何が起こっているのかよく分かった。そしてあの時は、データを見た瞬間、助からない事も分かった。なぜなら、「それを助ける医術がこの世に存在していない」事も分かっていたからだ。

ここで、エンジニアに対する究極のアンチテーゼ

人間ミスをするし判断も遅いから、最終的には機械にまかせる

機械人間が作った物で臨機応変に出来ないし壊れる事もあるから、最終的には人間の手で制御する

どちらが正解だと思いますか?

それと、もう一つ。

設計する人、と、実際に作る人は違う

という事。よく設計上安全、と言うが、実際に作る人は「原子力の事などさっぱり知らない」人が作る。新幹線の橋脚のコンクリートに空き缶が入っていたり、トンネルコンクリート海砂が使われていたり。

JCOの事故の時も同じ。原子力を知っている人間だったら「そんな量のウランをそんな扱いしたら臨界量になってしまう、怖くて扱えない」のが常識である。にも関わらず、事故は起きた。

NHKを含め、ニュース見てるの飽きた。いや、うちも被災地なんで情報は欲しいが、NHKでさえ震災バラエティー番組化してるし、記者アナウンサーの質問はトチ狂っていて、必要な情報報道しないし。記事の見出し釣り満々だし。真のジャーナリストは、もうフリーになっているか、偉い立場になりすぎて出てこられないか、なんだろうな。真のジャーナリストは、必要な情報を的確に質問し、答えを得、視聴者に分かりやすく、かつ正確に伝えるだけで充分。別に被災した人の気持ちなど聞いて報道する必要は無い。

2011-03-14

被曝についてのメモ

手元に放射線業務従事者の講習でもらった資料があるので、参考にしながら、平易な言葉でまとめてみる。

厳密性はついては妥協している部分があります

ことば


放射性物質からの距離について

放射性物質からはある量の放射線がでているが、距離の二乗(距離×距離)に比例して、放射線は弱くなる。

なぜなら、遠くなるにつれて、ある方向に飛んだ放射線の密度は小さくなるから

バームクーヘンを思いうかべて欲しい。内側の生地は外側の生地よりも小さいので、同じ面積でみると、よりたくさんの放射線を受けることになる。

 

したがって、放射性物質への対策としては、第一に「距離を取る」ということになる。

1km離れたところでは致命的な量の放射線を浴びるような場合でも、20km離れれば、放射線は1/400と大きく減るから

 

また、放射線は、長い距離をとぶにつれて、間にある物質とぶつかって減っていく。

たとえばα線は紙1枚でさえほとんど通りぬけられないしβ線は薄い金属板くらいのものがあれば止められるので、間に障害物があれば、どんどん減っていくことになる

γ線中性子線は、水や鉛やコンクリートなどといった吸収されやすい物質が大量になければ止めることができない)。

こういう意味でも、距離を取ることは重要になる。

 

放射性物質から近づいてくる

いくら放射性物質から離れても、放射性物質のほうから近づいてくることがある。

たとえば、核燃料にも使われているウランは固体なのでじっとしているのだが崩壊するうちにラドンという気体の放射性物質になる。

ウランが容器に密封されていなければ、こうした気体や微粒子になりやすい放射性物質がどんどん飛びでてくることになる。

たとえば、核燃料は被覆管で密封されているが、これが溶けると、そういうことが起きる。

 

このようにして放射性物質が飛びちった場合にも、発生源から距離を取ることが効果的。

おならは離れれば匂いもうすくなるように、大気で薄まって、とどく量が減るから

しかし、風下の方向にはよりたくさんの放射性物質が向かうから、風向きには注意しなければならない。

 

また、飛びちった放射性物質から距離をとるためには、屋内にこもって、外の空気を入れないようにするのが良い。

数mの距離を取れるだけでも効果的だし、壁がα線β線を吸収してくれる。

 

外部被曝と内部被曝について

外部被曝」とは、からだのそとにある放射性物質から放射線をうけることを指す。

対して、「内部被曝」は、放射性物質からだに取りこんでしまい、放射線からだの中から受けることを指す。

 

どちらも、対策としては、飛びちった放射性物質から距離をとること、近づけないこと、が大事。

 

特に外部被曝への対策としては、とにかく皮膚を外気にさらさない、ということがあげられる(花粉とは違うところ)。

なぜなら、放射性物質が皮膚につくと、紙一枚で防げるはずのα線が届いてしまう。α線は紙のかわりに皮膚と反応し、細胞を激しく傷つけてしまう。

また、放射性物質を取りのぞくために丁寧に洗い流さなければならなくなる。

 

また、内部被曝への対策は、とにかく吸いこまないこと。濡らしたハンカチなどを鼻や口に当ててフィルターにすると、少しはましになる。

内部被曝の最大の問題は、いちど体内にとりこんでしまうと取りだすことができないので、ずっと被曝が続くということ。

たとえば、放射能をもつヨウ素がとりこまれたときには、たくさんの普通ヨウ素をとりこんで、からだがゆっくりと放射性のヨウ素とおきかえてくれるのを待つしかない。

放射線単位について

吸収線量(単位Gy=グレイ

放射線を当てられたとき物質が吸収するエネルギー

実効線量(単位Svシーベルト

ヒトのからだは、部分ごとに、あるいは放射線の種類によって受ける影響が違う。

たとえば、α線は皮膚には強い影響をあたえるが、内臓に届くことはほとんどない、などの差が出てくる。

Gy(グレイ)は、こういう性質を考慮していないので、補正したのが、Sv(という単位)。

単位に注意!
  • Gy と Sv は違う!(原発事故においては全身被曝を考えるから、1Gy = 0.8〜1.0Sv
  • 1 Sv = 1,000 mSv = 1,000,000 μSv = 1,000,000,000 nSv (0.000001 Sv = 0.001 mSv = 1 μSv

以下はmSvで統一している。

ヒトに対する放射線の影響

大量の放射線を浴びるとどうなるか

下のような症状は、線量がこの程度に達すると確実に起きる(逆に言えば、達しないと起きない)。

  • 500 mSv …… リンパ球が減少する
  • 1,000 mSv …… 嘔吐をもよおす
  • 3,000 mSv …… 脱毛がおきる。3,000-4,000mSvの被曝で50%の人が死亡する。3,000mSv- で永久不妊が生じうる。
  • 5,000 mSv …… 白内障を生じる
  • 7,000 mSv100%死亡する。

対して、線量が多くても確実に起きるとは限らない、浴びた放射線の量に比例して起きる「確率」が増える症状がある。

こうした症状は、研究結果、少ない量でもだいたい放射線の量に比例して起きることが分かっている。

どれくらいなら浴びても大丈夫か?

大量に浴びるのは論外なので、少ない量でも起きる「確率的な」症状について考える。

  1. 交通事故による死亡は、0.01%くらいの「確率」。これを、社会的に許容される死亡率の基準とする。
  2. 放射線1,000mSv を浴びたときの、がんで死亡する「確率」は、1.65%。
  3. したがって、「平均して」1000/165 = 6mSv/年 以下、安全のため余分をみて 5mSv/年 以下くらいならば、十分に許容される「確率」となる。
  4. 放射線業務従事者は、「平均して」基準値の1/10程度の被曝をすることが分かっている。
  5. したがって、基準値を50 mSv/年にしておけば、十分に許容されるリスクとなる。

という考え方によって、基準値は定められている。

「50mSv/年なら浴びても大丈夫」という基準値ではない。

 

平均5mSv/年くらいなら浴びても「交通事故で死ぬ」確率くらい(知り合いにどれくらいいるだろうか?)。

遺伝的な影響

被曝2世の追跡調査によって、両親が 400 mSv 被曝していても、遺伝的影響は見られないことが分かっている。

予想より、ヒトは放射線の影響を受けにくい。

少々の被曝をしたからといって、これから子供をうむときに障害を気にする必要はない。

普段から浴びている放射線の量

など。

関東で観測された1μSv/時という数字は、ブラウン管を抱いている程度。

2011-03-13

http://www.n-kan.jp/2004/10/post-659.php

天災

2004年10月23日 00:00 :

昨日今日愛媛高知台風被災地の視察。高知では堤防が波で破壊され、20トンを超えるコンクリートの塊が住宅に飛び込み、3名が亡くなった現場を見る。9月にお遍路で歩いたところだ。波というより鉄砲水のような力で堤防や家を破壊

   それに加えて新潟地震あい続く天災ストップさせるには昔なら元号でも変えるところだが、今必要なのは政権交代はないか

6年5ヶ月越しのブーメランが炸裂。

http://anond.hatelabo.jp/20110313090730

鉄筋コンクリートでも、低層建築物場合中の人は詰みだと思うよ

高さのある建物で生き残っても、今度は孤立無援の籠城戦

ぶっちゃけ、立地の時点でアウトだわな

2011-03-12

地震日本の厳格な建築基準が命を救った。【The New York Times

The New York Times に 日本からこそ、この被害で済んでるみたいな記事があったので意訳。

Japan’s Strict Building Codes Saved Lives」

http://www.nytimes.com/2011/03/12/world/asia/12codes.html

日本では、海岸線沿いの防波堤から揺れることで地震の衝撃を吸収する超高層ビルまでが、世界で最も厳しい建築基準法によって建造されており、日本ほど地震に耐えうるよう準備されている国はない。

日本以外の国が、金曜日日本を襲ったM8.9の地震に見舞われたとすれば現時点で死者は数万人となっていただろう。しかし、(後々増加するのは確実とはいえ)日本での死者は数百人である


長年にわたり日本は数十億ドルを費やし、地震津波に対する最先端技術を開発してきた。

2004年インド洋大津波において海岸付近に居残ったことで多くの犠牲者がでた東南アジアとは異なり、定期的に地震津波がおこる日本では定期的な訓練によって、日本人地震津波への対処法を心得ている。


日本海岸線に沿ったエリア、特に過去津波被害に遭ったことのある地域では、より最善の地震津波に対する準備がなされる。地元当局は通常、各家庭に設置された緊急システムを通じて直接連絡を取ることができるし、主要な高台へ通じる避難ルートは明確になっているのだ。


日本は「tsunami」という単語世界に広める程の国であり、1980年代から1990年代にかけては多くの地域で約40フィート(約12メートル)のコンクリート製の防波堤を作った。

加えて、沿岸部の町ではセンサーによるネットワークが構築され、全ての住居でアラームが鳴るようになっており、地震の際には自動水門が閉まり、川を遡る波を防止する。港にも大抵の場合(避難用の)高台が準備されている。


しかしながら批評家は、防波堤は目障りで環境にも悪いという。彼らによれば、防波堤は誤った安心感を沿岸住民に植えつけ、定期的な訓練への参加を疎かにさせてしまう。また、住民から海が見えなくなる為、人々が波のパターンを観察できず、海を理解する能力が低下してしまうというのだ。


NHKによれば金曜日津波は、いくつかの防波堤を乗り越えたという。しかし、今すぐには分からないが、防波堤か定期的な訓練、もしくはその2つの両方があったことで、人々は高台に非難でき、死傷者数を抑えられたのだ。

しかし、今日は徐々に被害が明らかになって、ホント悠長なこと言ってられなくなる気がする。

本当に被災地の皆さん頑張って!

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