はてなキーワード: sIとは
誰向けかよくわからないけど、なんとなく書いてみる。
システムエンジニアをかなり適当に分類すると2つに分ける事ができる。
SIerかそれ以外。
・それ以外…客に売るものを作る
日本のエンジニアの8割くらいはSIer側に属しているんじゃないかな(根拠なし)。
そしてこの2者では求められるスキルが大きく異る。
一番重要なものは、顧客が何を望んでいて、どういうものを提供すれば一番幸せになれるか、を判断できること。
ここには技術的な要素もあるにはあるけど、どちらかというと顧客の言葉やら背景やらを読み取って現実との折り合いをつけたり現場の運用を想像したりする部分が大きかったりする。もちろんどの技術を適用すれば一番効率的とか、安価に済むとかいう話はあり、最低限の技術知識は必要だけれど、世界最先端とか特殊な固有スキルとかが必須という世界ではない。一般的なSIでは難しい数式とか出てこない。
なので、文系っぽい空気があったりする。これが悪い方向に加速すると技術軽視のプロマネ至上主義になる。
何か他とはちがう売りが無いと買ってもらえない、使ってもらえない。
この要素として技術があったりもするけど、技術を売りにするのはハードルが凄く高いため、そういう会社は少ない。
技術そのものを売りにしなくとも、新しいものを数多く試行錯誤するために技術は必要不可欠で、SIerに較べて技術水準は圧倒的に高い。
で、この2つは会社ごとに別れているわけではなく、大手SIerと呼ばれているようなところには大抵両方が含まれている。
ただし、それ以外、の割合は大抵小さい。
自分はどっちの職場も経験した事があるんだけれど、同じ会社でもプロジェクトによってまったく状況が違ったりするので会社単位で一概に何かを断言するのは難しいと感じていたりする。
十年以上前から普通にアジャイルやってる部署もあれば、未だにxUnit知らなそうな部署もある、みたいな。
システムエンジニアになりたい、と思う人はどの会社を選ぶかを決めるにあたり、ここらへんのことは知っておいたほうが幸せになれるかもしれない。
【元請SI】
(04)ユーザー企業の業務やシステムについて深く知る事ができる(まぁ人によるが)
(07)確かに人や部署によってかなり違うのは本当
(08)大規模PJだとPM/PLじゃなくても巨大な範囲を担当するからプログラミングは確かにできない
(09)全体を見通す事が求められる
(10)システムの全体像を考えて決める立場になれる(アーキテクト的な)
(12)データベース設計(特に概念モデル/論理モデル)を主導する立場になれる
(13)上でも言っているが、かなりできるベテランも居れば何もできない若手も居る
(14)末端のプログラマーとは確かに対極に位置する…事が多い
(17)多重請負構造の中身を知らずに生きていける(人によるが)
(01)酷く言われているSIの特徴が色濃く出る
(02)自分の会社では仕事ができない(たいていは元請SIが用意するPJ室に出勤、または派遣/委任で元請の職場に行く)
(05)PM/PLという肩書きは実態とは異なり単なるベテランSEとしての仕事になる(真の意味でのPJコントロールは元請しかできない)
(08)顧客システムにべったりの業務エンジニアになるか、技術を活かしてPJを巡るか、何もできない人になるか
(10)大規模PJだとその一部分しか担務しないので全体像は掴めないまま
(12)PM/PLは下手をすると何もしない(元請レビューにはついていくが)
(13)人集めと管理が主な仕事であり、多重請負構造の中心的な役割を担っている
(01)自分の会社では仕事ができない(たいていは元請SIが用意するPJ室に出勤、または派遣/委任で元請の職場に行く)
(02)人材育成支援が無い(下手すると経歴を偽造される)
(03)自分の会社の名前はまず名乗れない(上位のSI企業の名前を名乗らされる)
(04)ユーザー企業や運用などの人たちと接することは、まず無い
(05)上流工程に参画する機会が圧倒的に少ない
(07)プログラミングはたいてい中小ITがやる事になる(スキルが高いと認められれば技術を武器にPJを渡り歩く)
(08)ベテランになってもSIの若手『現場監督』の指示で動かざるを得ない(そしてたいてい『現場監督』は何もできない)
(09)顧客システムにべったりの業務エンジニアになるか、技術を活かしてPJを巡るか、辞めていくか…
(10)どのPJであってもシステムの全体像はまず掴めないし掴もうとも思わない
(11)最も人手が増えるプログラミング工程などの実装工程のみを担務し、現場を転々とする場合も多い
(12)様々な現場で仕事ができるので、(下流工程の)スキルがつきやすい傾向があるが、個人差が激し過ぎる
(15)情報サービス産業の中で最も人口が多い(ある意味、主役である)
(16)本当の会社名を名乗れない(二度言う)
順不同。思い付くまま。
中小ITから上流工程を専門とするコンサルタントなどに転職できる人は本当にごく僅か。
技術はあるけど、プロジェクトマネジメントできる人はいないので、そっちの方向にいくのがいいんじゃね
どこのSIかわからんけど、ウォータフォールなんてやってたら遅過ぎるので、そこはちゃんと勉強してね
QとDのバランスもQ<<<<Dだし</p>
とりあえずconnpassとかで社外の無料の勉強会とか講座とか探して積極的に参加しよう
がんばれ!
そう。
しかもSIは教育も盛んだから、技術ないと週単位の研修に投げ込まれて、
ウェブ系は研修なんてないし、自分でクエストをこなすごとく仕事をこなさなければならない。
わりと技術はある方だと思ってたし、プロジェクトマネジメントもほどほどにできるので問題ないと思ってた。
だが全く技術が足りないし仕事に対する姿勢とか空気感みたいなものが違いすぎる。
あまり人に質問していい雰囲気ではないし、質問すると自分の出来なさ具合が更に露呈され信頼を失いそう。
迷惑かけてしまうこと以上にあまりに自分のポジショニングができてないので変な態度になってしまってるかもしれない。
あと、仕事ができない人がいない。
ということで相対的に自分の出来なさ加減がよく分かってしまう。
アリの法則で分かれそうなものなのに、転職が多い業界のためかアリの法則が適用されない。
ここは得意、という絶対領域もないので、何かいまひとつ自信が持てず、
自信がないときは何故か失敗も多くなり凹むことばかり。
正直レベルが高くてついていけない。
結局はSI時代は周りにできない人ややる気がない人が多かったので相対的に評価が良かっただけだったんだと分かった。
きつい。
そう言いながらキュレーションサイト作ってるやつwwwwwwwwww
前職がメーカー(のSIやってる部門)で今はネットの会社で働いてる。
たまに前の部署の人たちと飲みに誘われることがあり、先週飲み会に参加してきた。
そこで改めて気づいたけど、メーカーの人って愚痴がめっちゃ多い。
あれができない、これができない、誰がやってくれない、これだから会社はだめだ、って話ばかりしてる。
今の会社はネット系の会社だけど、愚痴ってほとんど聞いたことがない。
違いがなにかなと考えてみたら、今の会社には理不尽なルールがないんだなと気づいた。
それはきっと会社の階層構造が浅いので、大きな声で文句をいうと、それが改善されるからだと思う。
できないとしても、なぜそれが今できないのか説明してもらえる。
前職のメーカーではそれがなかった。
マネージャーでも現場の意思決定以外には参加できないので、マネージャーに文句を言ってもなにも変わらない。
事業部長に文句をいっても、現場のことはかわるけど、人事に関わることなどは一切かわらず、ひとごと。権限がないんだと思う。
まぁ数百人の事業部なんて、数万人規模の会社からみたらなにをいっても変わらない気がする。
ルールが存在しても、なぜやってるのか誰も理解できてないので、全てのルールが形式美になっていた。
例えば目標設定のシートも適当だったし、研修も事業部長からですら休憩と呼ばれていた。
労働組合のストの対象外リストも部長クラスが勝手に提出していた。(組合なんてなんもしてくれないし別に誰も気にしてなかったけど。組合の存在すら形式美。)
「ああうん、設計書は後でいいよ、どうせ変わっちゃうし。でも客に見せるものが必要だからペラ1枚程度で作ってよ」と
言ったオッサンがいた
この人わかってるな!さすがでかいSI屋だと違うね、開発の実際と手の入れどころ・抜きどころ知ってるんだね、と思った
「先に設計書を出せ、詳細設計書を書いてから実装だろ」みたいなこと言う人に当たると、ああハズレだなと思う
こいつ物作った経験ほとんどないんだな~と思いながら、オッサン騙しの文書と理論を用意する仕事が最優先になる
余計な仕事が増え本来の物づくりへの工数が削られる、コストは上がって品質は下がる
「詳細設計(Excel文書)は自分が書いたけど、実際のプログラムは読めない。そこをうまく読んで書いてくれるのがプログラマじゃないの」
と言ったSIの元請けがいた。コードレビューもこいつがやってた。読めも書けもしないくせに
そいつはマネージャーではあったがスケジュールを調整する力は皆無で、客に言われた要望を受けて下に押し付けるだけだった
こいつは早く死んだほうがいいなと心底思った
http://anond.hatelabo.jp/20161105155342
色んなブコメやトラバを頂いたが、その中でnekora氏の発言(http://d.hatena.ne.jp/nekora/20161105/p2)が看過できないというか、非常に示唆に富む内容を含んでいたので、釣られる形で以下に追記してみる。
いや、SIの現場では久しく当たり前の慣習であり「何を今更」な話なんだけど。
注目したのは
詳細設計書を読むべき主な人間は、設計書に従い実装するコーダであるのは言うまでもなく当然の事でありこの辺からすでにはき違えているのには呆れるばかり。
この発言は、そもそもSIの元請や元請に近いポジションの、特にマネージメントを担う立場の人間の、プログラマに対する認識がよく見て取れる。
即ち
という考えが透けて見えるのだ。
昨今の「デジタル土方」なんて自虐ネタに照らし合わせれば「デジタルライン工」といったところか。
ここまで書いたタイミングで声を大にして言いたいのだが、こっちは別にプログラマとライン工で職種に貴賎があるとは思っていない。そこは勘違いしないで欲しい。
問題は、本来であれば知識集約型産業であるはずのシステム開発を、労働集約型産業の手法でマネージメントしていることである。
プログラマが知識集約型産業における「開発者」ではなく、労働集約型産業における「現業職」みたいに扱われているのは、そうした歪みが産んだ結果の一部にすぎない。
まあこれには、開発のときだけ人を多く雇うみたいな営みが困難な日本の労働環境とか色々な要因が絡むのは、既に今まで散々言われてきた通り。
とはいえ、そんなマネージメントでは、品質の優れたものは今までもこれからも絶対に作れないだろう。
10月に入ってから、仕事が本当になくて会社の席で仕事をしてるふりをするのが辛すぎる。
またこいつ贅沢な悩みをって思われるかもしれないけど、辛いものは辛い。
あと、総務からと自動配信メールしか来ないメールボックスを頻繁にチェックする「仕事」もやってるが。
先輩に仕事がないんですけどって言っても、「とりあえずなんか勉強しといて」としか言われない。
かと言って、政治的な理由(大人の事情?)で本を広げて勉強することもできないし、
見るにしてもOffice系を常に画面に用意させておいて、後ろを偉い人が通る度にエクセルを
最近うっすら気づいたのだけど、プロジェクトに自分が(というか新人が)入ると、
その分の人件費をプロジェクトの予算から取られるから、仕事を降られないのかもという気がしてきた。
増田はIT系、SI系の人が多いから、何でもいいからアドバイスがほしいです。
このままだと同期とどんどん差がついてしまう。
というか、エンジニア以外ができる気がしない
他の職種なら「思ってても言っちゃダメだろ」みたいなことでも割りと言う
クソなものに対しクソですよねってある程度は言える
そういうの気にしなくていいの助かる
「俺技術者だぞ」みたいな雰囲気出しておけば、相手のご機嫌伺ったりする必要はあまりない
めっちゃ助かる
プログラマーは我儘だ
我儘にしないと完成しないから、我儘でもなんとか許されている
プログラマーの始業は遅い
夜型が多いからだと思う
電車空くし助かる
夜型人間が多いんだろう
でもそこまで重大な問題にならないケースが多いし
10時始業で9時58分に来たりするのは割りと普通(もちろん会社によるけど)
遅れるときの連絡も軽いところが多いし、家族のことで平気で遅れるし、役所とかも気軽に行ける
自分より明らかに遅刻魔が1人いるから真面目ぶれる(ボトルネックになるけど)
助かる
お目にかかったところで1年もすれば別のチームということが多い
それに40代以上の人間がレアだから付き合いやすい(同年代が多いという意味)
助かる
プログラマーは面倒くさいコミュニケーションが嫌いな人が他より多い
でも、全員がそういうわけではないから、誘ってみると割りと応じる人も居る
うれしい
プログラマーは大抵一人ではない
プロジェクト内にプログラマーは少なくても2,3人いることが多い
いろいろ助かる
たのしい
はてブとか見てても、仕事してるのかサボってるのか一見してわからない
2ch見てても、仕事してるのかサボってるのか一見してわからない
ニュースサイト見てても、技術情報仕入れてるのかサボってるのか一見してわからない
家で調べろとか何故か怒られない
たのしい
あまり先輩とかに教えを請うみたいなこともない
というか世界中のプログラマーたちで教えあってるので、コミュニティの境界が会社単位ではない
とても気が楽
それなりに頑張ってればそれなりの報酬が得られる
しかもその仕事がいかにすごいか、いかに大したことないかは、偉い人には通じない
だから偉い人からダメ出しとかもあまり無い(マネージャーやディレクターからはある)
らくちん
みんな基本ダサいから、少し身なりを気をつけるだけで周りよりまともに見える
お得
一発当てれば超儲かったりする
夢が広がる
スッキリする
プログラマーには敵が居ない
足を引っ張る味方や、鬱陶しいクライアントは居るけど
競合企業のプログラマーとも、より良いものを作るために情報交換したりする
営業同士、企画同士は流石にアレだけど、プログラマー同士に確執はほとんど無い
怒鳴られたり理不尽なことを(他の業種よりは)言われたりしないと思う
やさしい
腹が痛くなって30分とか篭もれる
助かる
快適
プログラマーは体力がいらない
指と頭と目とネットだけでいい
楽ちん
12時に食ってもいいし、14時に食ってもいい、食わなくてもいい、お菓子も食べられる
そういう場所が多い
とても自由
ブラック企業からはさっさと逃げられるし、別の会社行っても作業内容は大差ない
以上
普段は割りと真面目な方だよ
ただ、他の職業の人は大変だなぁといつも思うんだ
______
以下追記
※お察しの通りSIではないですが30代です
※もちろんプログラマー主体じゃない企業では半分くらい外れると思います
※遅刻はよくないことです。度を越した遅刻魔はどこだろうが怒られるので、周りはそれを見て超えちゃいけないラインを考えます(クズ)
※これでも残業時間は100時間超えることが割りとあります。それを差し引いても他の職ができる気しない
※我儘っていうのは、仕様や技術に対していちいちうるさいってことね(働きたくないとかそういうのじゃなく)
要はプログラマーは仕事さえキチンとこなせば他はおまけという雰囲気があるよねって言いたかった
(おまけ=「社会人って学生より大変だよ」って先輩から脅されるような部分)
その、おまけの部分を重視されるようなほかの職業は息が詰まりそうだし疲れて潰れてしまいそうだって思った
もちろん実際はどうかわからないけど
辛い時もあるけど、この職業でダメなら他全部ダメだろwって自分に言い聞かせてる
プログラマーのわがままは、確かに自分がプロジェクトリーダーやるときとかはかなりウザい
でも他の職業なら「ふざけんな」なところ、プログラマーには緩衝材が存在している
いつもありがとうございます
文字通り大規模案件に人を派遣するのだが、派遣の仕方がブラック過ぎるのだ。
というわけで、まあ都内だったらどこにでもありそうな弱小IT系だ。
そしてタイトルにも書いた通り、こういうブラックな部署が社内で最も数字を稼いでいるのだから始末に負えない。
「ブラックは人をダンピングしているから強い」の一番身近な例だったり。
そして儲かっていることもあり、心ある人が「それで辛い思いをするのはあなたの可愛い部下なんですよ?それどう思ってるんですか?」と働きかけても、改める気配は全く無い。
勿論、送り込まれた社員が潰れ辞めてしまうのはしょっちゅうである。
お陰で、その部署のリーダー格(つまり生き残り組)は全員リーダー失格な奴しかいないというか、そもそもリーダーとしての自覚が皆無だし、じゃあ技術はあるかというと、丸投げだけが得意の元コボラーみたいなジジィばかりである。
大規模SIは基本的に評判悪いけど、俺は本当にこういう業種そのものが無くなってしまうことを切に願っている。
何しろ、ウチのクソな社内事情に加え、決められない大手、人を詰めるしか能のない大手の子会社、極めつけは非協力的な客まで、大抵漏れなくセットでついてくるのだ。
なんなのこの業界。
IT業界の問題がいつも話題になるけど本当の問題をみんな勘違いしていると思う。
ゴールの見えない仕事と重圧により耐えられなくなったメンバーの病欠や離脱。
それらがまた品質の低さと遅延の原因になる。
デスマーチなんてよく言われてるけれどもね。
これらの原因は無茶なことを要求する顧客のせいであり、技術的な知識がないから実現すべきことが簡単にできると思っている客先の業務担当者のせいであり、そんな無茶な客と契約してしまう営業や営業から降りてきた案件を大して精査せずに受け入れてしまうプロジェクトマネージャーのせいだと。
でもちょっと待ってほしい。
例えば契約締結後の仕様変更。ここで理不尽な要求があったのなら法廷闘争レベルに持っていける事柄でないだろうか。
契約書と見比べて明らかに追加案件ならば追加工数と追加スケジュールをもらうべきであり、その交渉をするべきなんだよ。
そのためには自分が参画するプロジェクトの要件定義やその背景の資料、そして契約書の内容把握が必須だし、客先からの要求を受け入れるかどうかの判断を現状を鑑みて営業と相談する、そしてそこで受け入れるかどうかを決める。さらにそのためには営業とのコミュニケーションを普段から取っておく、信頼関係や定期的なコネクションを作っておく必要があるはずだ。開発で毎日忙しいのにどうやってそんなことをすればいいのか、と思うかもしれないけれども実際は可能だと思う。自社内イベントは何のためにあるのかという話。ただ楽しく同僚と飲み食いする場ではもちろんないんだよ。普段現場では話せない別の部署や別の職種、別のプロジェクトの人、偉い人とコネクションを作るための時間なんだよ。
客先の案件を断ることができるのは非常に能力の高い人間の証。その効果は単にプロジェクトを守るだけでなく会社の利益率や稼働効率を高めることに直結する。会社は利益率の悪いプロジェクトに人員を割くよりは利益率の高いプロジェクトに人員を割きたいのだ。メンバーとして入ったとしてもこの流れをマネージャーが行っているか、行っていないなら行う様にする必要がある。
見積もりの甘さがプロジェクトの遅延を招くことに対しても対策は多い。メンバーとして後から入った場合にすることは見積もりの根拠を聞くこと。そこに整合性があるかを判断しておく。また、過去の同類プロジェクトと比較して多寡をはかる。
問題を提起している人はいるがその問題を教訓にして共有情報資産にして次回からのプロジェクト運営に生かしました。という話は聞かない。でもそういうことって大手SIやコンサル会社などではもちろん当然に行われている。
地頭が悪く、学歴も低く、コミュニケーション力も低い、顧客や営業その他の理不尽な要求を突っぱねる度胸もない。
そんな奴はIT業界に限らずどんな環境でも仕事ができない人間だろう。
使う側からすればそんな奴は非常に低い評価をすることでしか取引の相手とはならない。
下請けのパーツとしても会社の労働力としても魅力的な要素がない。だから競争力がない。
他の人と比べて秀でている部分があれば別の取引先、別の会社で雇ってもらうとか選択肢が生まれるはずだけどそれ自体持っていないからね。
なぜか一部の人は日本のIT業界と比較してアメリカはこんなにも素晴らしくIT技術者の年収は1千万や2千万を超えることも珍しくないと言い出す。しかし彼らはどういう仕事をしており、どういう人間であるかを考えたことはあるだろうか。
彼らは一流の大学や大学院を出て最先端の技術とその運用方法やビジネス的に効率の高い応用を実装する力があり、その力をクライアントに認めさせる力がある。クライアントや会社側がそれを理解することができない位本人とのレベルの差がある場合、すぐに起業して自分の力を発揮する場所を自分で作り出す。これだけのコミュニケーション力、ビジネス力、行動力が備わっているからこそ高い条件で雇われることができる。それはつまり交渉力があるってこと。国によって業界の構造が悪いなどと問題のすり替えをしてしまうけど、もし日本の技術者が相対的に低賃金で高いアウトプットができるのならばアメリカの仕事をアウトソースする形で日本に仕事が割り当てられるようになるはず。そんな機会をアメリカの利害に聡い経営層が見逃すはずがない。それがないということは何を示すかということ。
正直言って、ITの開発系のうち、特にSIのリーダーは8割方人でなしである。
何しろ、以下のようなマネージメントを見る限り、リーダーの器じゃないことが明らかなのだ。
そりゃ「怠惰・短気・傲慢」を美徳とするプログラマ上がりがリーダーになるんだから、こうなるのも無理は無いのかも知れない。
しかしそれを許容していたら、そいつの下につくメンバーが不幸になる。というか潰れる。
かといって上司の指導は全く期待できない。現場におらず、メンバーからの伝聞だけで物事を判断するしかないので、そんなに強いことは言えないのだ。
それどころか、上司も上司で「人を割り振って現場に入れて、これで今年の数字は確保した。あとはよろしく」なんてクソみたいなスタンスだったりするので救いようがない。
そうなると、もうメンバーがリーダーとケンカする以外選択肢がなくなるのだが、そうやってケンカするのと、黙って潰されるのとどちらがいいのやら。
「そんなマネージメントじゃ誰もついてこねーよ、皆呆れてんじゃね?」
「リーダーは何人ものメンバーの人生を預かるとか、考えたことある?もし倒れたらどうしよう、病気になったらどうしようとか、心配したことある?」
「てかなんでメンバーの仕事してんの?本気でリーダーやったらメンバーの仕事してるヒマなんてないんじゃね?」
「昨夜は皆帰りが遅かったんだから今日は早く帰ろうぜ。なんなら皆で飲みに行ってもいいし。それで明日からまた頑張ればいいじゃん」
「ルーキーに負荷かけるのは指導でもなんでもないから。むしろ大事にしろよ」
もちろん言い方は工夫すべきだし、場合によってはそれなりに色々言える関係構築も必要だろうけど、上のような指摘を事あるごとに言いまくってうるさがられたほうがいいのだろうか。
とある業界向けに自社で開発した製品を売ってSIもやるし保守や購入後のサポートもやる。
自社製品は全て自社内で作るのではなく、製品の一部の機能のみをアウトソーシングしたりする。
ちなみにアウトソーシングした部分の設計書やコードはメールで一括送信方式。
(1)作業に使うPCのメモリ容量とディスプレイの画素数と枚数を教えてください。
4GBのCorei5のWindowsのノートPC1台。これっきり。
ディスプレイは余っていれば支給されるが余ってない場合は支給されない。
新たに購入したりレンタルしたりすることはない。
余ってるディスプレイも15インチくらいの昔ながらの正方形に近いタイプ。
(2)設計やコーディングや試験項目のレビューを行う体制が整っていますか? 「レビューをしてください」とお願いしたらしてくれるのではなく、組織としてレビューを行うように決まっていますか?
設計やコードレビューはチーム全員がやるわけではなく、レビュアーとレビューイ数人でやる。
同じ製品のチームであっても設計や実装の担当でない人はレビューには呼ばれない。でもリリース後はそんな呼ばれなかった人ががんばって保守をする。
知識や認識の共有、議論の場としてではなく間違い探しや足りない項目などを指摘することに時間の大半を費やしている。
コードをコミットしても(なおGitではない)、メールや口頭でお願いしないとレビューしてくれない。レビューしても何も指摘してくれない。
(3)開発用の仮想環境・試験用の仮想環境・本番の環境の3つは少なくとも用意されていますか? また、それらを構築するためのマニュアルが整備されていたり、スクリプト等で自動的に構築されるようにしていますか?
新しい人が来るたびに開発環境を整えるのに誰かがつきっきりで1日費やしている。
(4)派遣社員・契約社員・正社員を問わず、定期的に不満や改善してほしい点を吸い上げるためのミーティングの場を設けていますか?
(5)開発用のPCは、OSがWindows/Mac/Linuxなど選べるかどうか?キーボードがJISかUSか選べるかどうか?
Windowsのみ。稼働環境としてのLinuxやMacなはあるが開発環境としてなんて使わせてもらえるわけがない。
6)職場にウォーターサーバーはあるか? コーヒーやお茶などは無料か? また、椅子は1万円以下のものではなく、少なくとも数万円以上のものを貸与しているか? パーティションはあるか?
お湯は出る。椅子はどこにでもある背もたれの低いオフィス用の小さい椅子。多分4000円くらい。
(7)スーツや、ワイシャツ&スラックス着用が必須か? また、男性従業員のみがそうであって、女性従業員は比較的自由な服装か?
(8)言語のバージョンは、最新のメジャーバージョンに比べてせめて1世代前程度か?(例えばJavaなら7以上、PHPなら5.6以上か?)
正社員にしろ派遣にしろ、Web系、SI系にかかわらず、開発するのに最低限の環境さえ用意できない会社が淘汰されない社会が問題。だいたい、何が問題なのかもわかってないんじゃないのか。ここで書かれてる質問に全部論外になる会社なんて腐るほどあるけど、そういう会社に仕事を回す発注者がいる限り改善など無理。
ただ、会社にとっては、細かい環境にこだわる人は後で文句ばかり言いそうだから扱いにくいって感じるだろう。面談の場では仕事の遂行能力だけじゃなく人柄も見ているだろうから。本当にこんな質問をしていると、どこも雇ってもらえないんじゃないか。
元ソースを見れば一目瞭然だけど、引用元ブログは、自社サービスを宣伝するのに公開データを都合の良いように解釈して切り貼りしただけで中身がない。落ち着けって。
日本のエンジニアのスキルが本当に低いのかどうかは知らないが、この結果はアンケートの回答者属性と主観的な設問の解釈の影響が大きそうだ。
日本は「受託情報システム開発・システムインテグレーション(SI)」を主業務とする企業の回答者が最も多い。日本のほか、タイやインドネシアも「受託情報システム開発・システムインテグレーション(SI)」が2割を超えているが、その他の国は概ね1割程度となっている。
(PDF:http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/27FY/ITjinzai_global.pdf)
当然だが遅れている日程を回復させるため、今週末も出勤だった。もう4月からずっとこうなのだから「遅れている」と判断する基準の日程がおかしいと思うのだが、どうやら、責任者間では違う認識のようだ。
かれこれ13年。都内のSI屋で働いている。実作業をしたり、一日エクセルファイルを更新したり。いろいろやってきた。
中学生の時に初めてパソコンに触れ、ファミコンからスーパーファミコンとコンピュータに興味を持ち、進学して色々学んで、興味があるしこの仕事が自分に向いていると信じてきたが、最近になって錯覚だっと思い知った。
システム開発/構築の表現が人月計算になって久しい。「これくらいの経験とスキル、知識を持った人間がこれくらいの時間で作業し終える」のが基準だと理解していたのだが、真実としては「なんの知識もない、ただただ日本語が理解でき、手を雨後がし続けられる人間が作業をし終える時間」が人月を指す。したがって、経験、スキル、知識のある人間だから評価される(お給料が高い)わけではない。単に使うほうから見たら「ガチャのあたり」なだけである。
また、どうにもこうにも、そういう人でも作業できるようにしておかなければならない、というのが共通認識のようだ。そうでないと「属人的」だと批判される。
結局のところ、知らない人間、興味のない人間ばかりになってしまった。言いたいことはわかるが、知らない人間、興味のない人間では続かない。わかる人間はこうして、休日出勤をして、わからない人でもわかるようにしなければならない。