2016-08-21

SI錯覚人月意味

当然だが遅れている日程を回復させるため、今週末も出勤だった。もう4月からずっとこうなのだから「遅れている」と判断する基準の日程がおかしいと思うのだが、どうやら、責任者間では違う認識のようだ。

かれこれ13年。都内SI屋で働いている。実作業をしたり、一日エクセルファイル更新したり。いろいろやってきた。

中学生の時に初めてパソコンに触れ、ファミコンからスーパーファミコンコンピュータに興味を持ち、進学して色々学んで、興味があるしこの仕事自分に向いていると信じてきたが、最近になって錯覚だっと思い知った。

システム開発/構築の表現人月計算になって久しい。「これくらいの経験スキル知識を持った人間がこれくらいの時間作業し終える」のが基準だと理解していたのだが、真実としては「なんの知識もない、ただただ日本語理解でき、手を雨後がし続けられる人間作業をし終える時間」が人月を指す。したがって、経験スキル知識のある人間から評価される(お給料が高い)わけではない。単に使うほうから見たら「ガチャのあたり」なだけである

また、どうにもこうにも、そういう人でも作業できるようにしておかなければならない、というのが共通認識のようだ。そうでないと「属人的」だと批判される。

結局のところ、知らない人間、興味のない人間ばかりになってしまった。言いたいことはわかるが、知らない人間、興味のない人間では続かない。わかる人間はこうして、休日出勤をして、わからない人でもわかるようにしなければならない。

  • 思い当たりすぎてため息が出るわ 「遅れている」の嘘にきちんと向き合えている上層部ならいいけど そうじゃないなら見切りをつけた方がいいかもね

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