はてなキーワード: idとは
https://anond.hatelabo.jp/20200616081244
↑の増田のブコメ見てて思ったんだけど、これに具体的なブコメを書けるのって9割くらい女性じゃん?
(ネカマを装った男性がコメントしてたり性自認と身体の性別が異なる人もしくは男性だけどブラ使用してる人とかはしらんけど…)
はてブのIDが他のサービスと一緒だったりするとそこから辿れたりとかありそうで怖そうだなって思った(小並感)
考えすぎかな??
52 風吹けば名無し 2020/06/12(金) 00:50:49.09 ID:s1WcpQila
大学時代の昆虫みたいな顔した甲高い声で早口の知人がモテなさすぎて戦略としてフェミニズムに傾倒したときの軽蔑心といったら
69 風吹けば名無し 2020/06/12(金) 01:01:00.83 ID:w4g0v36e10
≫52
はてな匿名ダイアリーで「不倫した。私って最定ね。辛い」みたいな詩的で反省してない自己陶酔エントリーに対して、「辛かったね」とか「悪くないよ」とか「増田大丈夫?あまり自分を責めないほうがいいよ」とかコメントつけてる奴らみんなこれだからな
同じインターネット上にあるんじゃないの?
何のために必要なのよ。
うーーーーん。どうやって他人に説明したらいいのか分からない。
別ID/PASSの場合は、1セッション使いますよーって事で良い?
でもなぁ。ルーター使わずにパソコンを終端装置か何かに2台接続したら
それで2セッションっしょ?もーーーーーーーー。どうしたらいいん。
そういや、何にもしてない黒人が白人警官に乱暴に止められて、俺は何もしてない。やめないと後悔すると思うよ。て言われても、うるさい大人しくしろ!て取り押さえて、ID確認したらその黒人はFBIの捜査官で、警官が飛び上がって、大変失礼しました...みたいになったってのクソ笑った
もしそうでなかったら念のため通報しておいた方がいいのかな?
「BLが嫌い」と言われたら、男同士の恋愛物語嫌いなんだなぁ。とか、BL漫画&小説読まないんだなぁ。
と思うはずです。私もそう思ってました。
創作BLでネットに投稿し始めてしばらくした頃、頻繁に更新される創作BL漫画が目に入った。何となく面白そうだったので、更新を追うことにする。
ある日、その漫画は無事に完結。伏線をいくつか回収しきれていない。と作者Aが言い、その解説をTwitterで行うのでフォローご自由に、とIDを置いていった。
早速フォローをし、交流するでもなくただ流れていく呟きを眺める。
数か月経った頃、作者AがTwitterが性に合わない。と言い出した。まぁそういう事もあるだろう。
アカウントを消すと言って去っていった。2週間後に戻ってきた。あぁ、戻ってきたんだなぁ。そういう事もあるだろう。
創作BLのキャラ語りや設定、沢山のショート漫画やイラストまで丸ごと消すという。そういう事もあるだろう。
消した後、消した漫画やイラストを再投稿し始めた。そういう事もあるだろう。
創作BLランキング〇位に入りました!ブクマ〇件ありがとうございます!うんうん。
ちょっと創作BLの宣伝で自前RT多くなります。そうかそうか。
数週間後、アカウント復活。戻ってきたんだなぁ。
BL嫌いだし読んだりしない。商業BLとか読んだこと無い。創作BL書いてるのはただの表現方法。
何言ってんだコイツ。
うーーーーぜーーーーええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!
じゃあ何か?今まで何作も創作BL書いておいて?自分の作品だけは許容できるけど?BLは嫌いでしゅうぅぅぅってか??
何度も何度も宣伝しておいて?沢山のBL書きと交流しておいて?他の人から商業BL勧められてたよなぁぁ あ゛???てーめーえー読んだだろうがッッ!!
アンケート取って?どのカプが良いか決めてください~って?そのカプでエロ漫画書いて?それでランキングに入って喜んでただろうが貴様はァァァァーーーーー!!!!!
なーーーーーーにがBLはすぐエロに直結するだ馬鹿野郎!!書いてんじゃねぇか自分で!!!!BLエロでランキングに貢献してんじゃねぇかッッ!!!
消えろーーーーーーーー!!!作品もろとも消えちまえーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
id:LiberalDemocraticParty って当選するたびにIDの途中でリンク切れてるのなんで???
女性向け界隈に普段いるけど、普段男性向けで美少女書いてる人が、たまたま女性向け漫画のキャラを連続で投稿してたら「それ、まだ続けるんですか?」「前の(美少女絵)の方がいいですよ」ってレスした人のidがわかる状態でレスがついてて驚いたことがある。女性向け界隈でそれやると即学級会だからさ。絵師の人もそういう強い言い方に普通に返してたし。男性向け界隈を知らないと言葉のキツめなの怖いなって思ったよ。女性向けでも特有のめんどくさいことはあるけども。
id:pratto さん、謎のタグを全部削除して普通のブクマカになる
全ての関係ない記事にまで「中世ジャップランド」「企業内不祥事」「うそ大げさまぎらわし」という謎のタグをつけてジャップジャップとブコメしてた銭湯好きの id:pratto さんがこの度それらの記事を全部削除、狂気を感じさせるサムネはそのままに新たに普通のブクマカとしてリニューアルした。
関係者の間では、うっかりつけたブコメが誰かの逆鱗に触れて怒られたのではないかとの憶測が広がっている。
なお、Twitterの凍結は解除されていない。
id:LiberalDemocraticParty さん、あらぬ嫌疑をかけられて手斧を投げに行く
いわゆる左方面のアカウントながら自民党を名乗る id:LiberalDemocraticParty さんがこの度増田で晒され、安倍晋三の顔写真をサムネに用いた事で怒られて画像を変えたのではないかという疑惑を否定した。
その上で、実在の団体名をidにしてその団体に関連が深い人物の画像をサムネにする事の是非はブコメが穏当だからセーフとの見解を示し、 id: aa_R_waiwai さんにメタブで増田の正体はあなたですねと名探偵ぶりを披露した。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4687112483107206658/comment/LiberalDemocraticParty
本人ですしばらく前に自分でもどしました.この増田は tetora さんか waiwai さんかな?この方々を批判したことがあるので心当たりがあります.ブコメ内容は穏当なのを心がけてる為顔以外で批判される理由がわかりません
有識者の間では、「 id: aa_R_waiwai さんは直接手斧を投げるバーサーカータイプなので、全くの見当はずれではないか」との指摘がされている。
海外のアダルトサイトを「vagina」タグをつけてブクマしまくり、時折ゲームのネタバレブコメをしたり独特の文体でガチ煽りをしてた id:bisuta さんが、404で発見された。
関係者の間では垢消しではなくおそらくはBANされたのではないかとの噂が広がっている。
id:BadApple さん、復活後も華麗にヘイトを撒き散らす
2020年5月に作成されて岡村隆史の失言関連でイキのいいブコメを連発してた id:BadApple さんが、このたびプライベートモードから復活して健在な姿を現した。
「ジャップオスの変態性癖」「チー牛顔」「ピュ様」等、その節回しは健在なため、BANまでの残り時間が懸念される。
なお、同時期にほぼ同じ内容のブコメをしてた id:beluna さんは既にBANされており、複垢でなければ全く同じ傾向の人間がはてなブックマークに集ってることになる為、運営の今後の動向が注目されている。
どのブクマカか忘れたけど、「何もしてないのにサムネイルがなぜか黒川検事長になった」という怪現象に襲われて悲痛な叫びを上げている人をブコメで見かけました。
そのブクマカのidをご存知の方か似たような現象が発生してる人はブコメにて情報の提供をお願いします。
→ブコメで情報をいただきました。ありがとうございます。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4686980087429703746/comment/avictor
追記2
id:grdgsさん
貴方のブコメはワンパターンで全然おもんないので…ごめんなさい。
https://i.imgur.com/FgvXQrZ.png差し替え→https://i.imgur.com/C1Fuezz.png
追記: 俺がペイントでシコシコ作った比較画像のURLをブコメの方に貼ってる人がいるんだが……それ必要あった?
善の俺は「ブクマカはブコメ欄しか見ないかもしれないから親切で貼ったんだよ」と言うが
悪の俺は「いやいやスター欲しさに転載したいけ好かないヤツに決まってる」と言う。
追追記: やはり無断転載したid:azecchiの方にスターが大量についてしまい気持ち悪かったので
元画像を消す代わりに自分だと証明するため一番左上の眉毛だけトリミングする形で無意味な画像にさせてもらった。
imgurの事後編集ではトリミングしかできないので、本当は文字入れ等ができれば良かったのだが。
その上で当記事のURLを透かし的に付加した画像を上げ直した。一般のユーザーには混乱させて申し訳ないし、見つけづらくなったことは否めないが、俺としてはトラバが軽んじられているようなのは不健全だと思うので断行させてもらった。
こんだけ頑張って書いたんだからちょっとくらいイキってもいいですか?いいよ。
昨今のインフルエンサー概念の興隆に伴って、SNSや動画配信サイトで情報発信、啓蒙活動を行う人々は増えてきており、上っ面だけキラッキラさせた目を引くようなサムネイルや視聴者の下世話な感情に訴えかけるどぎついタイトルのコンテンツをバンバン打ってPV数フォロワー数リツイート数チャンネル登録者数再生回数稼いで私たちソーシャルメディアプロモーションドクターズは世の中をより良くしていってます!みんな応援してね!あっどうもどうもホニャララ医さん、ご無沙汰してますぅ↑↑↑↑↑いや〜あの動画めちゃくちゃよかったっすねぇ〜、なかなかバズっちゃってるんじゃないですか?そうだ、今度一緒にコラボ企画やりましょうよ、えっ!ホニャララ医さんってナンタラ医さんと繋がりあるんですか!?私あの人の隠れファンで、ええ、今度飲む時に紹介してくださいよぉ、ガハハハハワハハハハ、みたいな、大学卒業したのに部活動サークル活動の内輪ノリが抜けきってないまま人前に出ちゃってますけど本当にそれでええのんかと思わされる医者も目立ってきていますよね。
もちろんこの人たちも半分趣味でやっているところがあるのでしょうし、予防衛生の概念はますます重要視されてきています。華々しいエンタメの裏側じゃないですけど、依然として厳しい状況におかれている病院の現場では熱心に診療活動をされているのだと思います。しかし、どうも私には、彼らとrei氏のやっていることにあまり差異がないように思われるのです。(念のため付け加えておくと、こうした情報発信は私の領域ではない、私には私にしか解決できない他の問題があるという信念のもとに働いておられる方もいることは充分承知しております。)
理解能力に大きなばらつきがあるたくさんの人たちに向けて情報を送り届けるときに必ず立ち現れてくる、分かりやすさと厳密さのどちらに重きをおくか問題は、永遠にして普遍的課題でありますが、おもしろおかしくて覚えやすいキャッチーなコンテンツは瞬間的な消費には耐えたとしても長期的には多くの面で弊害を生じさせるのではないか、と私個人は考えています。ただでさえ医者は人々に対して権威的上流知識階級であるという印象を持たれているのですから、あんまりにもあんまりな情報発信を批判しこそすれ、発信する側に加担してしまうのは、職業倫理上よろしくないと思います。医療従事者は自身の潜在的なパターナリズムに意識的であるべきだ。迂遠な言い方になってしまいましたが、つまり、本職の医者が積極的に糾弾していくべきrei氏の文章をなんでただの医学生の俺が糾弾しているんだよ、おかしいだろ。だって2018年から存在しているrei氏のツイッターアカウントは6万フォロワー超えてんだよ、何個も何個もツイートをバズらせてて、しかも今流行りの発達障害に関するライフハック本をKADOKAWAから出そうとしていて、それで日本全国に30万人近くいる医者の誰も知りませんでした今初めて存在を知りましたって、んなわけあるか。6万フォロワーのあるある芸人なんて全然有名人じゃねーよとおっしゃるのであれば俺は振り上げた握りこぶしをそっと下ろすしかないが。そりゃインターネット論客みたいな、能力が及ばなくてアカデミアにも進めずかといって地域に根付くこともできなかったしょっぺえしょっぺえ小物を相手にするのは常識を備えたまともな大人がやることじゃないかもしれないけどさ、時代は少しずつしかし確実に変わりつつあって、インターネットに居場所を持つ人はどんどん増えてきてるわけ。そういう状況下で、いい加減なことを無責任に言い散らかすような存在を無視しちゃいけなくなってきてるんだよ。自分が医者として働いてて、患者が「僕チー牛顔なんで〜、モテないんすよね〜、やっぱ先進国の女はチー牛顔を求めてないし〜」なんて言ってきた場合、どっから説明したらいいか頭抱えちゃうでしょ?増田キレすぎワロタとか草生やしたり冷笑する暇あったらその廃用症の脳細胞に鞭打ってちょっとくらいは想像してくださいよ。こんだけ俺のパーソナリティを開示してるんだからさ。今のうちに意味不明な言説の芽は叩き潰す。そういう感じのモチベーションで書きました。ここまで言えばわかってくれますか?今のインターネットの、目も当てられないくらいの、情報汚染、リテラシーの欠如、質の悪いコンテンツの氾濫、尊き価値創造の営為へのリスペクトを失った盲目的消費者。絶望ですよ、絶望。あぁ、もうさ、これ書き始めたの土曜日で、そっからほぼぶっ続けで書いてたらもう日曜日が終わっちゃいそうなんだよ。このnote以外にも、頻繁にrei氏は論文を紹介するnoteを書いていたり他のアカウントにこんな論文もありますってリプライを送っててさ、もうやってらんないよ。どうしたらいいの?誰か教えて。
あーあ、柄にもなくID真っ赤にして怒鳴り散らしてしまった。もっと優しく温和な人間になりたいナ。そろそろ試験勉強に戻らないといけないので、それでは。
ヘイトや中傷に寛容すぎると最近の増田でもよく言われてるはてブのBAN基準。
https://b.hatena.ne.jp/help/entry/rule
海外のスパムは当然ながらBANされているので第6条2.dあたり。
去年くらいから気になっていくつか条件をみて通報したりしてみた中で、BANされるのもされないのもいたので当然ルールはあるらしい。
ブコメで「死ね」「チンカス」などの罵倒や中傷、「ジャップランド」「精神的朝鮮人」みたいなヘイトをしてるものを通報。
基本的に、ブクマカ同士の応酬で出てる罵倒やヘイトでは特にリアクションはなし。
ブクマカ同士の手斧の投げ合いでは通報合戦になるだけなのでしょうがないか。
個人ブログやTwitterなどで中傷してるものも通報してみても基本はリアクションなしだったが、ブログ主にブコメページをご案内するとしばらくしてそのIDは強制プライベートになっていた。
ブログ主がはてなに通報したかリアクションをとったものと思われる。
当事者からのアクションでなければまず対応はしてくれないようだ。
またそれも一発目はイエローカードで警告と強制プライベート、二発目でBANとなる模様。
また、外部からの申し立てに限らずとも、一定期間に複数のブクマカからの申し立てがあるとペナルティを科すケースもあるようだ。
外部からといえば、サムネで他人の顔を使ってるブクマカも幾つか通報した事がある。
通報したのは
id:aikoku_senshi (熊沢英一郎)
id:LiberalDemocraticParty (安倍晋三)
結果、どれも放置。
一番下の安倍晋三のやつを自民党にメールで教えてからしばらくしたらデフォルトアイコンに戻っていた。
やはり外部からの指摘ならやるらしい。
ワンデイのイブニングの事である。アローンのビジネスマンが、羅生ゲートの下で雨やみを待っていた。
広いゲートの下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗の剥げた、大きなシリンダーに、クリケットが一匹とまっている。羅生ゲートが、朱雀ストリートにある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠や揉ハットが、マッチモアありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。
リーズンを云うと、この二三年、京都シティには、地震とか辻風とか火事とか饑饉とか云うハプニングがつづいて起った。そこでシティのさびれ方は一通りではない。ヒストリーによると、仏像や仏具をクラッシュして、その丹がついたり、金銀の箔がついたりした木を、ストリートサイドにスタックして、薪のリソースに売っていたと云う事である。シティがその始末であるから、羅生ゲートのフィックスなどは、元より誰もコミットする者がなかった。するとその荒れ果てたのをよい事にして、狐狸がジョイン。盗人がジョイン。とうとうしまいには、引取り手のない死人を、このゲートへ持って来て、棄てて行くと云うルーティンさえ出来た。そこで、日の目が見えなくなると、誰でも気味を悪るがって、このゲートの近所へはアプローチをしない事になってしまったのである。
その代りまた鴉がどこからか、たくさんジョインして来た。昼間見ると、その鴉が何羽となくコミュニティを描いて、高い鴟尾のまわりをシングしながら、フライアウェイ。ことにゲートの上の空が、夕焼けで情熱のようにあかくなる時には、それがセサミをまいたようにはっきり見えた。鴉は、勿論、ゲートの上にある死人の肉を、啄みに来るのである。――もっとも今日は、タイムアップなせいか、一羽も見えない。ただ、所々、ブロークンな、そうしてその崩れ目に長い草のはえたストーンの上に、鴉の糞が、点々とホワイトにこびりついているのが見える。ビジネスマンは七段ある石段のトップに、洗いざらしたブルーの襖の尻をスプレッドして、右のチークに出来た、大きな面皰を気にしながら、ぼんやり、雨のふるのをルックアップしていた。
ライターはさっき、「ビジネスマンが雨やみを待っていた」とライトした。しかし、ビジネスマンは雨がやんでも、格別どうしようと云うビジネスプランはない。ふだんなら、勿論、CEOの家へ帰る可き筈である。所がそのCEOからは、四五日前にファイアーされた。前にも書いたように、当時京都シティの町は一通りならずダウンしていた。今このビジネスマンが、永年、使われていたCEOから、ファイアーされたのも、実はこの衰微の小さなウェーブにほかならない。だから「ビジネスマンが雨やみを待っていた」と云うよりも「雨にふりこめられたビジネスマンが、コミット先がなくて、途方にくれていた」と云う方が、アジャストである。その上、今日の空模様も少からず、この平安朝のビジネスマンのセンチメンタリズムにエフェクトした。申の刻下りからふり出した雨は、上るプランがない。そこで、ビジネスマンは、何をおいても差当り明日のライフをどうにかしようとして――云わばどうにもならないマターを、ウェル・ダンしようとして、とりとめもないクリティカルシンキングをたどりながら、さっきから朱雀ストリートにふる雨のサウンドを、聞くともなく聞いていたのである。
雨は、羅生ゲートをつつんで、遠くから、ざあっと云うノイズをあつめて来る。夕闇は次第に空を低くして、見上げると、ゲートの屋根が、斜につき出した甍の先に、重たくうす暗い雲を支えている。
どうにもならないマターを、ウェル・ダンするためには、ハウトゥを選んでいる遑はない。選んでいれば、築土の下か、ストリートの土の上で、ジ・エンドするばかりである。そうして、このゲートの上へ持って来て、犬のように棄てられてしまうばかりである。選ばないとすれば――ビジネスマンの考えは、何度も同じルートを低徊した揚句に、やっとこのゴールへ逢着した。しかしこの「すれば」は、いつまでたっても、結局「すれば」であった。ビジネスマンは、手段を選ばないという事にアグリーしながらも、この「すれば」のかたをつけるために、オフコース、その後に来る可き「盗人になるよりほかに仕方がない」と云うファクトを、積極的にアグリーするだけの、チャレンジ精神が出ずにいたのである。
ビジネスマンは、大きな嚔をして、それから、大儀そうにスタンドアップした。夕冷えのする京都シティは、もう火桶が欲しいほどのクールさである。風はゲートの柱と柱との間を、夕闇と共に遠慮なく、吹きぬける。丹塗の柱にとまっていた蟋蟀も、もうどこかへ行ってしまった。
ビジネスマンは、頸をちぢめながら、山吹の汗袗にコンボリューションした、紺の襖のショルダーを高くしてゲートのまわりを見まわした。雨風の患のない、人目にかかる惧のない、一晩楽にねられそうなコワーキングスペースがあれば、そこでともかくも、夜を明かそうと思ったからである。すると、幸いゲートの上の楼へ上る、幅のワイドな、これも丹を塗った梯子が眼についた。上なら、人がいたにしても、どうせ死人ばかりである。ビジネスマンはそこで、腰にさげた聖柄のGithubアカウントが鞘走らないように気をつけながら、藁草履をはいた足を、その梯子の一番下の段へふみかけた。
それから、何分かの後である。羅生ゲートの楼の上へ出る、幅の広い梯子の中段に、一人のビジネスマンが、猫のように身をちぢめて、息を殺しながら、上の容子を窺っていた。楼の上からさす火のライトが、かすかに、その男の右のチークをぬらしている。短い鬚の中に、赤く膿を持った面皰のある頬である。ビジネスマンは、始めから、この上にいる者は、死人ばかりだと高を括っていた。それが、梯子を二三段上って見ると、上では誰かライトをジョインして、しかもそのライトをそここことコミットしているらしい。これは、その濁った、黄いろい光が、隅々に蜘蛛の巣をかけた天井裏に、揺れながらイノベイティブに映ったので、すぐにそれと知れたのである。この雨の夜に、この羅生ゲートの上で、ライトをともしているからは、どうせただのフリーランスではない。
ビジネスマンは、守宮のように足音をぬすんで、やっと急な梯子を、一番上の段まで這うようにしてコミットした。そうして体を出来るだけ、平にしながら、頸を出来るだけ、前へ出して、恐る恐る、楼の内を覗いて見た。
見ると、楼の内には、噂に聞いた通り、幾つかの死骸が、無造作に棄ててあるが、ライトの及ぶ範囲が、思ったより狭いので、数は幾つともわからない。ただ、おぼろげながら、知れるのは、その中に裸の死骸と、着物を着た死骸とがあるという事である。勿論、中には女も男もまじっているらしい。そうして、その死骸は皆、それが、かつて、コミットしていた人間だと云う事実さえ疑われるほど、土を捏ねて造った人形のように、口を開いたり手を延ばしたりして、ごろごろ床の上にころがっていた。しかも、肩とか胸とかの高くなっている部分に、ぼんやりしたライトをうけて、低くなっている部分の影を一層暗くしながら、永久に唖の如く黙っていた。
ビジネスマンは、それらの死骸の腐爛した臭気に思わず、鼻を掩った。しかし、その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を忘れていた。ある強い感情が、ほとんどことごとくこの男の嗅覚を奪ってしまったからだ。
ビジネスマンの眼は、その時、はじめてその死骸の中に蹲っているフリーランスを見た。檜皮色の着物を着た、背の低い、痩せた、白髪頭の、猿のようなフリーランスの老婆である。その老婆は、右の手に火をともした松の木片を持って、その死骸の一つの顔を覗きこむように眺めていた。髪の毛の長い所を見ると、多分女の死骸であろう。
ビジネスマンは、六分の恐怖と四分の好奇心とに動かされて、暫時は呼吸をするのさえ忘れていた。旧記のライターの語を借りれば、「頭身の毛も太る」ように感じたのである。すると老婆は、松の木片を、床板の間にハックして、それから、今まで眺めていた死骸の首に両手をかけると、丁度、猿の親が猿の子の虱をとるように、そのコミットログを一本ずつプルしはじめた。コミットログは手にインタラクティブに抜けるらしい。
そのコミットログが、一本ずつ抜けるのに従って、ビジネスマンの心からは、恐怖が少しずつ消えて行った。そうして、それと同時に、このフリーランスに対するはげしい憎悪が、少しずつ動いて来た。――いや、このフリーランスに対すると云っては、語弊があるかも知れない。むしろ、あらゆる悪に対する反感が、一分毎に強さを増して来たのである。この時、誰かがこのビジネスマンに、さっきゲートの下でこの男が考えていた、自己破産をするか盗人になるかと云う問題を、改めて持出したら、恐らくビジネスマンは、何の未練もなく、自己破産を選んだ事であろう。それほど、この男の悪を憎む心は、フリーランスの床に挿した松の木片のように、勢いよく燃え上り出していたのである。
ビジネスマンには、勿論、何故フリーランスが死人のコミットログをハックするかわからなかった。従って、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいか知らなかった。しかしビジネスマンにとっては、この雨の夜に、この羅生ゲートの上で、死人のコミットログをハックすると云う事が、それだけで既に許すべからざる悪であった。勿論、ビジネスマンは、さっきまで自分が、盗人になる気でいた事なぞは、とうに忘れていたのである。
そこで、ビジネスマンは、両足に力を入れて、いきなり、梯子から上へ飛び上った。そうして聖柄のGithubアカウントに手をかけながら、大股にフリーランスの前へ歩みよった。フリーランスが驚いたのは云うまでもない。
フリーランスは、一目ビジネスマンを見ると、まるで弩にでも弾かれたように、ジャンプした。
「おのれ、どこへ行く。」
ビジネスマンは、フリーランスが死骸につまずきながら、慌てふためいて逃げようとする行手を塞いで、こう罵った。フリーランスは、それでもビジネスマンをつきのけて行こうとする。ビジネスマンはまた、それを行かすまいとして、コンフリクトする。二人は死骸の中で、しばらく、無言のまま、つかみ合った。しかしウィナーは、はじめからわかっている。ビジネスマンはASAP、フリーランスの腕をつかんで、無理にそこへPDCAした。丁度、鶏の脚のような、骨と皮ばかりの腕である。
「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」
ビジネスマンは、フリーランスをつき放すと、いきなり、コントリビュートして、ホワイトなコミットをその眼の前へつきつけた。けれども、フリーランスは黙っている。両手をわなわなふるわせて、肩で息を切りながら、眼をアウトソーシングするほど、見開いて、唖のように執拗く黙っている。これを見ると、ビジネスマンは始めて明白にこのフリーランスの生死が、全然、自分の経営判断に支配されていると云う事を意識した。そうしてこの意識は、今までけわしく燃えていたプライドを、いつの間にか冷ましてしまった。後に残ったのは、ただ、あるビジネスをして、それが円満に成就した時の、安らかな得意と満足とがあるばかりである。そこで、ビジネスマンは、フリーランスを見下しながら、少し声を柔らげてこう云った。
「己は検非違使のCEOなどではない。今し方このゲートの下を通りかかったプア・ワーカーだ。だからお前に縄をかけて、どうしようと云うような事はない。ただ、今時分このゲートの上で、何をしてハックしていたのだか、それを己に話しさえすればいいのだ。」
すると、フリーランスは、見開いていた眼を、一層大きくして、じっとそのビジネスマンの顔を見守った。アイデアを得た、肉食鳥のような、鋭い眼で見たのである。それから、皺で、ほとんど、鼻と一つになったマウスを、何か物でも噛んでいるように動かした。細い喉で、尖った喉仏の動いているのが見える。その時、その喉から、Windowsの警告音のような声が、喘ぎ喘ぎ、ビジネスマンの耳へ伝わって来た。
「このコミットログをハックしてな、このコミットログをハックしてな、AIをビルドしようと思うたのじゃ。」
ビジネスマンは、フリーランスの答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑と一しょに、心の中へはいって来た。すると、その気色が、先方へも通じたのであろう。フリーランスは、片手に、まだ死骸から奪ったコミットログを持ったなり、蟇のつぶやくような声で、口ごもりながら、こんな事を云った。
「成程な、死人のコミットログをハックすると云う事は、何ぼう悪い事かも知れぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい人間ばかりだぞよ。現在、わしが今、髪を抜いた女などはな、下請けの派遣社員を朝から晩まで奴隷のように働かせたわ。疫病にかかって死ななんだら、今でもブラック企業で甘い蜜を吸っていた事であろ。それもよ、この女の売るソフトウェアは、納期が速いと云うて、取引先どもが、欠かさず毎月発注していたそうな。わしは、この女のした事が悪いとは思うていぬ。せねば、倒産するのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も悪い事とは思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、自己破産するじゃて、仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その仕方がない事を、よく知っていたこの女は、大方わしのする事も大目に見てくれるであろ。」
ビジネスマンは、Githubアカウントを鞘におさめて、そのアカウントのIDを左の手でおさえながら、冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、赤く頬に膿を持った大きな面皰を気にしながら、聞いているのである。しかし、これを聞いている中に、ビジネスマンの心には、あるチャレンジングなアイデアが生まれて来た。それは、さっきゲートの下で、この男には欠けていたアイデアである。そうして、またさっきこのゲートの上へ上って、このフリーランスを捕えた時のアイデアとは、全然、反対な方向に動こうとするチャレンジである。ビジネスマンは、自己破産するか盗人になるかに、迷わなかったばかりではない。その時のこの男の心もちから云えば、自己破産などと云う事は、ほとんど、考える事さえ出来ないほど、意識の外に追い出されていた。
「きっと、そうか。」
フリーランスの話がフィニッシュすると、ビジネスマンは嘲るような声で念を押した。そうして、一足前へ出ると、不意に右の手を面皰から離して、フリーランスの襟上をつかみながら、噛みつくようにこう云った。
「では、己が引剥をしようと恨むまいな。己もそうしなければ、自己破産をする体なのだ。」
ビジネスマンは、すばやく、老婆のリポジトリを剥ぎとった。それから、足にしがみつこうとするフリーランスのアカウントを、手荒く削除した。梯子の口までは、僅に五歩を数えるばかりである。ビジネスマンは、剥ぎとったリポジトリをわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。
しばらく、死んだように倒れていたフリーランスが、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それから間もなくの事である。フリーランスはつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、短い白髪を倒にして、ゲートの下を覗きこんだ。外には、ただ、黒洞々たるビジネスチャンスがあるばかりである。
「子供が安心して生活するために、新しい夫と俺が仲良くなってほしい。新しい夫はあなたと話したがっている。それが子供のために一番です。離婚はしているものの一つの大きな家族です。」
とか言ってきてるのだが、本当にやめてほしい。
節操がないと思う。
LGBTとかの自分が受け入れ難いことを許容するように要請されている気持ちになる。
断っている俺が悪いような扱いになってしまうんだが、こういった提案を断るまともな理由ってあるだろうか?
---
今度息子と会ったときにそれとなく聞いてみたいと思う。
56 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ dfae-8oPF)[] 2020/05/11(月) 09:53:28.58 ID:9TRWHtCY0
同じリベラルでも
はてなは意識高い系の高学歴、語学やITに精通してる連中が多い
嫌儲は意識低い系の低学歴、現場仕事やアニメ、チェーン店に精通してる連中が多い
こんな印象
243 番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイW bbc7-GgSE)[] 2020/05/11(月) 10:35:13.18 ID:sdi8UVJR0
>>56
今は、マクロがつかえるやらlinuxがつかえる程度でチヤホヤされる
4月以降断続的に発生している爆破予告がゆゆうたと恒心教徒ゆゆうた攻撃派との「宗教戦争」の余波であることが分かったのでメモ。
https://dic.nicovideo.jp/a/%E3%82%86%E3%82%86%E3%81%86%E3%81%9F
https://dic.pixiv.net/a/%E3%82%86%E3%82%86%E3%81%86%E3%81%9F
2015年頃からニコニコ動画の例のアレ(淫夢などの日本独自のインターネット文化の総称)カテゴリでの活動を始めた動画投稿者。
この弁護士が誹謗中傷されるようになった原因・経緯については今回の件とあまり関係ないので割愛する。
ゆゆうたの最大のヒット作が『弾き語り「一般男性脱糞シリーズ」』である。
これは恒心教徒が弁護士を揶揄するために作成した「一般男性脱糞シリーズ」という作品をゆゆうたが弾き語ったものだ。
この動画も公開当初は「注目度・知名度こそ高いが、恒心関係は脱糞だけの一発屋で記事も書きにくい(のでWikiに個別記事を建てない)」として教徒も特に気にとめていなかったが、
2020年1月に吹奏楽団関東サウンドプロジェクトと一般男性脱糞シリーズを400人で演奏したことで教徒はこれを文化の盗用として反発。
特にゆゆうたは恒心ネタを冒用しているだけで布教に全く貢献しない上、自己の利益を求める恒心営業によりタレント化を押し進める臭芋であるからポアしなければならない。
として攻撃を開始することになる。その一連の攻撃の一つがゆゆうたの本名を名乗って行った爆破予告である。
379 名前:一般ノルウェー市民:2020/06/13(土) 08:13:24.81 ID:aVKQqpPY0
攻撃をやめないだの攻撃するぞだのなんでゆゆスレ民はwikiのトップにそういう宣言文載せたがるの?
新規記事のSEOなんてDMCA適用ですぐ弱体化させられるオチだというのに
もうドメイン自体がカルマ引き継いで直接通報してる人物項目以外でもほぼ出てこなくなったんだっけな