はてなキーワード: 住宅とは
そんな数字として(自分の観測範囲で言及されてるの見たことないんだけど)
「住宅ローン債務者の男女比」ってジェンダーギャップを考える上で結構重要なんじゃないかなと思う
もし、住宅ローン債務者の割合が圧倒的に男性が多いなら、それだけ(収入が多い分)男性に責任(と借金)の負担があるということになると思うんだよね
もちろん個人のBS上では負債の反対勘定として住宅という資産が計上されてるわけだけど
都心のごく一部の物件を除いて、負債に見合うような資産になることはほとんどなく、住宅ローン分債務超過になる(近づく)ことになってるのが実情だと思うんだよね
名義は債務者のものかもしれないけど、あくまで登記上そうなってるだけで、債務者個人が好き勝手できるってケースは少なく、家族の共有財産として運用されることがほとんどだと思うし
そのかわり「大黒柱の役割を求められる」と言われることがよく見られる
この「大黒柱の役割を求められる」という抽象的な概念を客観的な数字で表すのってすごく難しいけれど
住宅ローンの債務者の男女比は割と適当な指標なんじゃないかなと思う
実際最近家建てた(買った)知人家族みても妻の仕事が主な収入源の夫婦は妻側が債務者になってるし
まあ、住宅ローン控除の都合もあるんだろうけど
この春から大学卒業して働き始めるのを機に今までより少し広いところに引っ越すことにした。
引っ越し先も無事決まったので、将来家を買うとするとどういうところに住めるかなと思ってSUUMOとかで色々検索してみることにした。
自分は地方の県庁所在地の出身で、大学から東京に出てきて春から働く会社も東京にある。
親が今の実家を買うときには物心もとっくについていてカタログとかを見ていたので実家がどのくらいの値段したのかは大体分かる。
実家は分譲マンションの3LDKで2000万円台半ばくらいだったと記憶している。近隣の間取りとしても、分譲マンションならどんなに狭くても2LDK、普通なら3LDK以上だし、一戸建てなら4LDK以上が普通だった。実際今地元の方を検索してもそんな感じだった。だからそのあたりが自分の中で何となく基準みたいになっているところがあった。
ところが、都心近くになるとなんと1LDKという分譲マンションにしては超絶小さい物件まである。おまけにそれで3780万円!
さすがにそれでは例えば結婚して子どもが生まれたとしたら暮らしていけない。
山手線内だと2LDKで7000万円超えたりするし、3LDKなんて探そうものなら見つけた限りではどんなに安くても8000万円台後半、下手したら億を超える。
山手線の外に出て、丸ノ内線沿線の弥生町というところだと3LDKの新築戸建で4480万円するらしい。
横浜は保土ヶ谷とかまで行くと2480万円で一戸建て4LDKというのがあったがこれはどうやら掘り出し物のようで、同じエリアで同じくらいの値段だと一戸建てで3DK・3LDKくらいのものが多かった。マンションと一戸建てとの違いこそあれ、割と実家に近い価格帯である。
埼玉県に行くと、川口とかだとまだ高いものの大宮だと2000万円台前半で4LDK新築戸建とかになってきて、こう言うとなんだがなにかホッと落ち着くものを感じる。この価格帯にしたって、そう思えるあたり恵まれてるんだろうけど。
結婚するしないとか(相手が見つかるかどうかという話もあるが)、子どもどうするかとか、金銭計画とかいろいろ考えないとなあ。
妻の”悪行”に見えるエピソード
夫に自分だけが食べるクルミを大量に割らせる(面倒くさい) 夫が100個もあるだろというとせいぜい50個だと言い返す
夫に「あと十分で帰ってこい」という
夫の弁明を嘘だと決めつける
金に困っている夫に無断で高価そうな犬を買う
コンビニで買い物を終えて店から出てそこそこ歩いたところで買い忘れた「犬に飲ます牛乳」を買いに戻れと命令する 夫が100メートルも離れてるというとせいぜいXXメートルだと言い返す
id:saebou氏がパラサイトを評して「こんなに先の見えない崩壊寸前の家庭で互いの軋轢・口喧嘩も家長への反発もないのはおかしいと感じた」と感想を述べていたが
パラサイトのストーリー上必要ない(邪魔だった)というほか、「それ、犬噛でやったな」とて監督が無意識に今さら同じことをやる必要ないと判断した、という可能性が全くないとは言えないだろう。
・悪行の二面性
最近は主人公がシートベルトしていないとかノーヘルバイク運転、未成年飲酒喫煙などの触法行為は何らかのエクスキューズなり事後的罰を受ける描写がセットでないと許されないし
悪いことをした人間は相応の罰を受ける、というのが古くからの映画シナリオのお約束だが(「素晴らしき哉、人生」の悪役は古い映画にしては数少ない、罰せられない例外)
二作とも、犯罪・しでかしたわるいことのオトシマエについてはわりとルーズである。
犬噛では
・友人の、高価な双眼鏡を落として壊す>特に謝らないけど仲違いしなかった。
・酔っぱらって路駐している車のドアミラーを蹴り壊す>特に怒られない(ドアミラーを勝手に持って帰った≒盗んでいたことが最後にわかる)。
メインの
・ユンジュの犬殺しについては、告白しようと決意するが、ついに真犯人として認識されることはなかった(ウヤムヤ)。
上記の「悪行」を積んでいた妻(夫に対する優越者)も 実はドラマの途中で妊娠を機にリストラされた「負け組」であったことが明らかになり
犬殺しをしていたユンジュも、病で生活に困っていた物乞いには優しかった。
同様に
半地下では
金持ち家族を騙しているソンガンホも首を切られた運転手の心配をする一面が描写されていた。
・ラスト・数年後…
犬噛のラストは「いつか旅行に行こう」と言ってたヒョンナムとチャンミの森へのハイキングのシーン(おそらくメインストーリーの直後)だが、その前に
ついに教授となったユンジュが学生相手に講義を始めるシーンがある。
ユンジュはすっかり垢抜けていることから、それなりの時間経過が伺われる。
主人公(長男)が数年後、お金を稼いでしゃれた服に身を包み、物語の舞台となった高級住宅を訪れて買い戻すシーン。
だとすると、
ユンジュが教授になったシーンもユンジュの空想だったのではないか
私は今月中に死のうとしている。
まだ1度も滞納はしていないが、来月には滞る事が確実である為だ。
個人再生や債務整理という方法があることは知っている。だが、それを選ばずに死を選ぶ弱い人間であることは自覚している。
私が死んだ後、その住宅を売却すれば今の借金は返却出来る算段である。
もちろん気掛かりはある。残された家族の心と勝っている猫の事だ。
猫に手を掛けることは出来ないので、行き先を探しているところである。
それが決まり次第、死ということになるだろう。
幸せな家族を作って、幸せに暮らすことを夢見てきたがそれは叶わぬ夢となる。
誰にも言えずに死ぬこととなるだろうが吐き出したかったので、ここに書いた。まとまりのない文章で申し訳ない。
短い間だったが、いい人生だったなあ。
国土交通省の資料(https://www.mlit.go.jp/common/001275277.pdf)のp48に転入超過都市の産業は、金融、映像・音声・文字情報制作業、通信業、不動産取引業、広告業などとなっている。
これらの産業は国内市場から利益を生み出しており、外貨を稼いでいない。悪く言えば地方から金を吸い上げている。
日本の経済成長は輸出業に牽引されてきたが、東京に本社があったとしても地方で生産・輸出を行っており、東京の交通の利便性などで稼いでいるわけではない。
東京の方が収入は多いが、差額分すべてを消費に回してるわけではないため、内需のパイ拡大への影響は大きくない
大学入学時に東京に行ったまま地方に帰らないので、大学を地方に移動させればという案は出たが、
全大学が一斉に移動しないため、地方で開講したキャンパスは定員割れで失敗した。
省庁を東京以外に移せばとよく言われるが、省庁の綿密な関係が必要な企業以外は地方に移るメリットはない。
他に、東京に本社がないと若い優秀な人材を雇用できないという企業側の論理と、
労働者側の終身雇用が壊れた現代でローンの残っているマイホームから通える距離に同業他社が集まっている場所、というのを解かなければいけない。
地方に移動するだけのインセンティブが必要なので、東京にある企業や人に対して税金を上げればよい。
地方と東京では賃金が違うので、一人当たり数百万くらい今でも負担していると言えなくもないが、現状でも集まるのだから、
やってられないくらいので地方に移るくらい税を上げなければならない。
国の運営に関わる公務員向けの都市への移行を目指してもいいかもしれない。
東京の文化発信が止まると言われそうだが、セゾン文化や渋谷文化などはなくなったに等しく、
10代などは韓国やアジア圏からの文化の方が身近で、既に衰退している。
東京が儲かれば地方も儲かるというトリクルダウンなんてものはなかったし、過去の東京がより儲かる構造は見直しが入っても仕方ないだろう。
保育園の場合、対象とできる子供の人数が限られているため保育士の給料が安いという問題がある。
子を預ける世帯の収入は多いが、保育士の給料は安くなければ成り立たず、補助金を充てる必要があるというのを解消する必要がある。
公共の保育所などは諦め、どうしても東京で人を雇いたい企業に負担していただき、個々の企業が運営する託児所に任せたほうがいいのではないか。
個々人に負担してもらう案もあるだろうが、一般的に支払う金額に対して求めるサービスの質は過剰になる傾向があり、辞めたほうがよい。
女性の社会進出が進みダブルインカムが増えているが、その世帯収入の上昇と金利の低下に合わせて不動産価格が上昇している。
例えば(https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/insight/jp190208.pdf)の図表1にあるように2002年から2018年の間に2000万も平均価格が上昇している。
商業利用の投資目的であればいいが、波及して住宅まで影響を受けており、異常である。
デフレだ、物が売れないと言われているが、ローンが多いのだから消費を減らすに決まっている。
住宅補助金で受け取る分も考慮して金融と不動産が価格を決めていないか。
住宅ローンが残っているから転職先が住宅からの通勤圏内になければならないという心理も解消しないといけない。
例えば6年~8年くらいでローンが返せるくらいの価格帯になるように建築技術のイノベーションを起こせないか。
新築でもカギを受け取った瞬間に1000万ほど価値が下がるのも、容易に引っ越しできない要因になっている。
「東京より地方の方が贅沢な暮らしができる」という状況を作らなければいけない。
今後、家庭にもより機械化が進んだ場合に、狭い住宅環境では買っても置けないという状況が考えられる。
日本の家電メーカーが撤退した今日、日本の住宅環境に海外メーカーが作ってくれるのを待つのはメリットがない。
地方が東京に勝てるのは土地があることである。自然が多いというのは強みではない。
公園などの公共圏で子供が遊ぶのは禁止の流れなので、自宅内によりスペースが必要だ。
1年は適当に言った
収入が途絶えてから、1年間の支出分以上の年収をくれる会社に再就職して生活を立て直すまでにどれくらいの時間がかかりそうかが本当の目安だと思う。とりあえず1年あれば身の振り方を考えられるかなと。
あと、住宅取得費用だけではなく、手付金、仲介手数料、手続きの為に様々な士業に払うお金、銀行の手数料、リフォーム代 (住む前に手直しをする場合)、引っ越し代がかかるので、その分流動資産を持っておいたほうがいいぞ。
住宅ローンも銀行によってかなり違うので同時にいろんな銀行と手続きを進めて、審査が通った中で一番条件の良いものを選ぶとよいかと思う。
固定か変動かは増田が何年で返済する予定なのかで違うと思う。短期なら変動でも全然問題がないと思うが、長期(それこそ本当に35年かけてローンを返す)ならリスクを銀行側に押し付ける固定だろうな。
あとは終の棲家のつもりでも、いろんな理由で出ていくこともあると思うので、住宅ローンの残金と推定売却額の差額の最大値も残しておくお金に計上しておいたほうがいいだろうね。
チラシ裏レベルだが書き起こしておきたくなった。
私は25歳、都内で働く普通の会社員。日々の仕事がつまらない以外はこれと言って問題なく暮らしている。
私は、私の家族に少しばかり問題を抱えている。父と母が数年前に離婚した。超のつく田舎で自営業をする父と公務員の母は私が幼い頃から仲が悪かった。父方の祖父母は実家のすぐそばに住んでいて、私がいえを出るまでは半ば二世帯住宅状態だった。両親がもめたときには祖母が父の肩ばかり持っていた。母は理解のない祖母にいびられ続け、父にないがしろにされながらも、家事を一手に引き受けて、働きながら私たち兄弟を育ててくれた。子供が皆進学を期に実家を出た時に、両親はその時を待っていたかのように、呆気なく離婚した。母は夜逃げ同然に実家を飛び出し、今はボロの木造アパートで独り暮らしをしている。
問題は、父親だ。彼は酷く独善的で、理詰めでは話ができない。彼が生まれてから、祖母の贔屓がもう60年も続いているせいか、自営業の社長をし続けたせいか、あるいはこの両方か、彼は子供の言うことなど聞き届けることはない。
もちろん、大学院を出るまでの資金を出してくれたことには感謝している。だがそれ以上のものはない。
父は、母を実家から追い出し、祖母に甘えて生きている。それでいてなお、「休みには実家に帰ってきて、家族を大切にしろ」と臆面なく私たち兄弟にのたまう。
イカれてんのか、と私は思う。
前述の通り、私の現状は父と全く異なる。生まれてから60年間、家に帰れば両親がいた父。もう二度と、実家に両親が揃うことの無い25歳の私。私の育った家を、家事などひとつもできない父は完全に持て余していて、常にホコリだらけの状態だ。私の育った家は今や実家と名のついた空き家なのだ。
父はこの空き家に"帰って"きて、父と祖父母を大切にしろという。それが私の「大切にしなければならない家族」なのだという。
私にはわからない。
私は父に従わなかった。実家に帰ることを避け、父の家族に関する要求をできるだけ感情的にならずにすむように、否定した。
その結果、私は勘当された。
葬式の便りも私には出さないというから、もうどうにもならないだろう。
私は子供として、十分に良い姿をしていたはずだ。公立学校へ通い、浪人もせず国立大へ進み、大企業で働いている。友人に囲まれ、私を悪人だと呼ぶものには出会ったことがない。父を除いては。
昨日、今日あたりで話題になっていた生活保護の男性が訴える「ストーブ禁止」は違憲 札幌市は争う姿勢 (HBCニュース) - Yahoo!ニュースですが、記事についたブコメを見ていると、生活保護の仕組みや基準に対する誤解が見られたので、制度について簡単に解説してみようと思います。
札幌市側の主張もおそらく以下のような内容かと思われるため、今回の例を用いて説明する箇所がありますが、詳細な状況やお互いの主張がわかっているわけではないので、今回のケースに限らず、生活保護に対する一般論としてお読みください。
生活保護は生活扶助、住宅扶助、医療扶助といった8種類の項目にわかれていますが、メインになるのが生活扶助です。
生活扶助はその名の通り日常生活に必要な最低生活費を扶助するお金となり、モデル世帯を設定したうえで最低生活費を算出して金額を決定しています。
あまり知られていませんが、この生活扶助は第1類費と第2類費にわかれています。
水道光熱費や家具什器費など、世帯全体で使用する費用を扶助します。
さて、「家具什器費」というものが出てきました。これについて詳しく見ていきましょう。
生活扶助費に関しては全国消費実態調査を元にモデル世帯の最低生活費を算出し、金額の妥当性が検証されていますが、検証時に用いられた第1類、第2類の区分については現行の検証手法の課題について(参考資料)の10ページに記載があります。 ※
さて、10ページの中央右側「家具・家事用品」を見ると第2類に含まれる費用として、電子レンジ、冷蔵庫などの家具・什器類が含まれており、その中に今回問題になっている「ストーブ・温風ヒーター」が含まれています。
前述のとおり、生活扶助費はモデル世帯の最低生活費を元に決定されていますが、ストーブを含む家具についても耐用年数を考慮した形で支給がふくまれており、少なくも仕組み上は故障したストーブの買い替え費用は生活扶助第2類として既に支給されています。そのため、札幌市としては新たな支給はできない、としたものかと思われます。
記事では「ストーブの買い替え費用が生活保護費で認められないのは、憲法違反だ」との主張がありますが、上記の通り「ストーブの買い替え費用は生活保護費に含まれておりすでに支給済み」のため、正直この記事通りの主張であれば敗訴は免れないと思います。この間違った主張を通すわけにはいかないため、札幌市としても争う姿勢なのではないでしょうか。
※ 平成26年の全国消費実態調査を用いて平成29年に行われた検証ですが、全国消費実態調査は5年ごとなのでこれが最新かと思われます。
予想外のことによって急に多額の出費が発生した場合に補助する仕組みとして一時扶助による家具什器費というものがあります。
しかし、これは生活保護を開始した時点で家具が無かったり、災害によって家具什器が焼失した場合など、通常の買い替えとは異なるケースにおいて例外的に支出されるものであり、ストーブが永遠に壊れないと思っている人はいないでしょう。(実際壊れるまで真剣に考えないというのはありがちではありますが)
暖房器具に関しては北海道など寒冷地向けにFF式や煙突式の場合の一時扶助の増額も認められており、いろいろと考慮はされているのですが、前述のとおり、ストーブを含む家具の買い替え費用については既に支給されており、以前から生活保護を受給している人は生活扶助で賄うべきものとなっています。
(ただし、モデルケースは全国消費実態調査を元にしているため、FF式・煙突式が買い換えられる分の生活扶助が支給されているのか、は議論の余地があるかと思います)
実際、実施要領においても以下のように「生活扶助で計画的に賄うこと」が求められており、(あくまで外から見える範囲でですが)今回のケースを一時扶助で補うのは難しいように思います。
被服や家具什器の更新その他通常予測される生活需要については、経常的最低生活費(基準生活費、加算等)の範囲内で賄われることが原則である。
なお、被服費等の日常の諸経費は、本来経常的最低生活費の範囲内で、被保護者が、計画的に順次更新していくべきものであるから、一時扶助の認定にあたっては、十分留意すること。
「お役所仕事」というと聞こえが悪いですが、行政においては杓子定規に法令・通達に従って仕事をすることが求められます。
個人に対して法令・通達を逸脱した対応を行うことは最初は完全な善意から行われたものであっても、友達への利益供与など、癒着・汚職の元となりうるため、避けるべきかと思われます。
この辺りに関しては生活保護を題材にした漫画「健康で文化的な最低限度の生活」4巻の183ページあたりを読むと、どの制度を使えば法令・通達から逸脱せずにサポートができるか、といった現場の動きが見えるかと思います。
漫画なので割と読みやすく、いろいろなケースを見ることができるので、興味のある方は読んでみると良いかと思います。
実は生活必需品等購入のための貸付金の取扱いについてという通達が出ており、まさに今回のケースはこれに相当するように思います。
ただ、この通達をよく読むとわかるのですがこれは「貸付金制度を用意したよ」ではなく「他に準備された貸付金制度を利用しても収入とみなさないよ」になります。
そのため、札幌市において生活保護者が使用できる貸付金制度が準備されていたのか、案内されていたのか、国として貸付金制度を整備するべきでは、あたりが本来議論すべきところかと思われます。
また、家具什器費を生活扶助から分離する(月額支給額は減るが、家具の故障時の扶助を新設する)など、制度自体を改定する議論も考えられますが「生活保護の使い道を本人の意思で決定できる」というのは「健康で文化的な最低限度の生活」において大きな比重を占めており、個人的には現状の生活扶助に含まれる形の方が良いと考えています。
どちらにしても現行の仕組みを理解したうえでなければ意味のある議論にならないため、これを機会に仕組みを調べてみると良いのではないでしょうか。