俺は欲しいものがある、早寝遅起きしても咎められない環境と(一日12時間寝ないと心身が辛い)、自由な時間と、一日一食の最低限の栄養が賄える食事と、狭くても清潔な居住環境だ。
女が抱きたい、良い部屋に住みたい、美味いものが食べたい、旅行がしたいとも思わない。図書館で借りた本を消化してるだけでそこそこ楽しく暮らせるからだ。
前述の欲しいものの為に働けば働くほど、俺は欲しいものから遠ざかる。高卒だし、頑張って貯蓄してもFIREできるような収入には遠く及ばないからだ。
チェンソーマンのOP『KICK BACK』の歌詞に「幸せになりたい 楽していきたい」とある。俺は、生活保護さえ貰えれば、その願いを一気に叶えることが出来る。「生活保護受けてたら遊べないぞ」だって?笑わせんな、働いてたら遊ぶ気力なんてわかねえよ、働いてても遊ぼないので問題はない。「生活保護受けると周りの目が冷たくなるぞ」だって?仕事出来ない無能の俺を見る職場の人間や関係者の目はいつも冷たいよ。それが普段接しない世間の目に変わるなら願ったり叶ったりだ。