「上前」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 上前とは

2019-11-26

液タブ

20年以上前だけど、エロゲ会社で働いていた。

グラフィックの人らはマウスで絵をかいていて、世間話で画面にペンで直接かけたらいいですね、みたいなことを言ったら、それだと手で画面が隠れて書きにくいだろとか頭ごなしに却下された。

ペンタブも、操作性がどうこう言ってマウスが一番いいんだ!みたいなことを力説するのな。

こっちは気軽に世間話してたつもりなのに、なぜか向こうは「ド素人が口をだすな」みたいな剣幕。

今はゲーム制作から離れたから、グラフィックの人らはどうしてるか知らんけど「思い切って高価な液タブ買った!」とかツイッターで言ってる絵師とか、「漫画家の〇〇先生iPadイラストを描いてもらいました」みたいな記事とか見るし、画面に直接書くって別に悪い案じゃなかったよな。

2019-11-24

誰かの「好きなもの」はその人の「好きなもののまま」でいい。

現在JR東日本電車内に人気アニメ劇場作品劇場新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』の中吊り広告が貼られている。

以下、その広告に書かれた文章の一部を抜粋する。

主人公ハヤトの父・ホクトは、小さいころから新幹線が好きでした。

しかし、9歳の少年ホクトは「鉄道が好き」であることを同級生からかわれ、

誰にも知られないようにしていました。


そんな少年ホクトに、未来の息子・ハヤトが言いました。


「好きなものは好きなもののままでいいんだよ!」


好きなことがある、その気持ちを大切にしてほしい。

誰かの“好き”を応援できる人になってほしい。

その後、ホクト大学生になっても鉄道趣味を持ち続け、新幹線運転士になり、歴女である妻・サクラ方針で彼らの間に生まれた2人の子供は「好きな事を思い切り好きなようにさせてあげるように」育てられ、結果的長男・ハヤトは父譲りの自他共に認める新幹線バカに育ったのである

かに、ここ最近の十数年はオタク文化のもの開放的になってきたが、20年以上前オタク文化が閉鎖的だった頃の自分としては共感できる広告である

ホクトと近い年代昭和末期~平成初期に少年少女期を生きた世代なら、ファミコンなどのテレビゲームが世に出た頃であり、ドラゴンボールセーラームーンが人気だった世代だっただろう。

それでも、それらに限らず人の「好きなもの」に偏見を持つ人もいると思う。
しかし、誰かの「好きなもの」を馬鹿にしたり排除しようとしても、された相手も傷付き、した相手も悪いし、
他人に嫌いに思われてもそれを「嫌いなんだね」と理解できたり、ショックを受けたり…と人によって反応は様々であるし、
自分の「好きなもの」でも全く嫌いな部分がないとは限らなかったりもする。

しかし、先述のように学校会社の人や家族に「好きなもの」に偏見を持たれないようにずっと隠している人も少なくはない。

でも、人の「好きなもの」を、どうか悪く言わないで欲しいと思う。
自分の「好きなもの」は相手偏見が含まれものでもいい。
でも、誰かの「好きなもの」はその人の「好きなもののまま」でいいのだから

anond:20191124210929

おばさんは肩書がついている人に10年以上前から粘着しているよねwwww

本の名前が思い出せない!誰か助けて

追記

バンパイアガールズ!!それだ!!ありがとう!!さっそくポチりました。てかタイトル結構そのまんまだったね…。

探してくれたみんなに良いことがありますように!本当にありがとう

(本文)

誰かこの本のことを知っている人がいたら教えてくれ

子供の頃に気に入っていた本で、ふと思い返したらまた読みたくなったんだ。本棚を見たけどどうやら捨てられてしまったらしい。最後に読んだのが10年以上前から仕方ないけど…。

概要

海外小説(多分ティーンエイジャー向け)の日本語訳版。

シリーズもので、自分が見た限りでは最低でも4巻くらい出ていた。

・表紙は黒。文字ピンクや黄緑で、巻ごとに違う。表紙には小さくイラストが載っていたけど、本文中に挿絵はなかったと思う。

ヴァンパイアの話。ヴァンパイア人間のことを「ウサギ」と呼ぶ。

主人公女の子ピンクキラキラしたものが好き。人間日焼けしてる。(以下ピンクの子と呼ぶ)

・サブ主人公(?)の女の子は黒や紫、ゴシック風なものが好き。ヴァンパイア。超色白。(以下吸血鬼の子と呼ぶ)

・この2人、実は双子ピンクの子の転校初日(確か理科実験中。口の中を綿棒で擦るやつをしてた。)にそれが判明する。赤ちゃんの頃に別々の親に引き取られた。

・たまに入れ替わったりケンカしたりしながらスクールライフを送る。

ヴァンパイアけがする謎の儀式がある。確かスーパーから会場に入る。

ピンクの子父親養父)は会計士ちょっとこれは自信ない。

ヴァンパイア専用雑誌?に2人が特集される。吸血鬼の子の自宅で撮影をする。ピアノや鏡を使ってすごく大人っぽいオシャレな写真を撮る。

トイレの前に清掃中看板を出して人払いをする。そのトイレの中で着替えやメイクをして入れ替わりの準備をする。日焼け肌と色白肌をごまかすためにスプレーか何かを塗りたくるのが定番

(覚えているアイテム

トーバーガーピンクの子はこれが好き)

ボウリングのピンの形をしたピアス、箸のかんざし(吸血鬼の子の持ち物。すごくオシャレだと褒められていた)

血小板トマトジュースマシュマロのせ(トマトジュースじゃないかもしれない。とりあえず赤い飲み物ヴァンパイア専用。)

こんだけ覚えてるのになんで題名は思い出せないんだろう…。ちなみに検索するとたくさん出てくるんだけど、「トワイライト」や「ヴァンパイアダイアリーズ」ではない…。

2019-11-21

従妹と同名の風俗嬢

本名使う訳ないってわかってる。

わかってるんだけど、従妹と同名の嬢がよく使う店で入店になった。

うっすらボカされたパネル写真を見るが、従妹と会ったのは5年以上前だし、しかも数分程度の会話しかなかったので今の顔なんて知らない。こんな顔立ちだったっけ?昔の面影も感じられないから、別人か...

だけど、そうそうない名前なので、関連性を疑ってしまう。

まぁ別人だろけど、親戚と同名の嬢には入らない。

2019-11-20

昔は陰謀論なんか口にしたら基地外扱いだった

から13年以上前ライブドア事件が起きて関係者野口氏が自殺した時、あまりに死に方が怪しかたから、当時流行っていたミクシィに「野口氏は重要情報を持っていたので口封じに消された」と日記に書いた

そうしたら方々から「考えすぎ」「自殺でしょ」「頭おかしい」と揶揄された

それが今じゃ当たり前のように「アベが沢尻エリカ逮捕を指示した」と語られる

こんなにまでカジュアル陰謀論が浸透したのは一体どうしてなのだろうか

anond:20191120105838

わかるの遅いよ

もう5年以上前から女性でも簡単はなくなってるはず

anond:20191119121502

元増田です。みかづき読了しました。

明日仕事なのに…

勧めてくれた人、ありがとう。何度も涙しました。

実家は拡大方針を取らなかったので、作中の塾の発展とは異なりますが、

月としての教育インフラであった塾業界、そして受験ビジネス産業については

いろいろと父の話を思い出すこともありました。

そして私が学生だった20年以上前と比べて、塾の位置けがこんなに変わっていること、

塾が悪いなんて言っている人みたことないと書いてあるブクマ意味がよくわかりました。

私自身が自分経験のために、学生時代から塾のイメージアップデートできていなかったのかもしれません。

いま、塾はこんなにポジティブに捉えられているのですね。

の子供たちのエピソードは昔を思い出しました。自分は蘭に一番似ていたと思います

教師から目の敵にされていたのもあり、良い成績を取ってやるという気持ちもあり、

父親はそんなことを全然望んでいなかったと思いますが、自分は塾の広告塔だと思って、

良い成績を取って、生徒を集めて、家庭を助けたいとも思っていました。そんな大人びた子供でした。

逆に父は、生徒の進学結果などを公に公開することを反対で、良い中学高校に進んだ学生は多いのに、

合格者何名といった広告は一度もうったことがありません。

また、習熟度別クラスに反対で、同学年は成績に依らず一つの教室でした。それは父のポリシーだったと思います

私は成績もよかったこともあり、たしか学校定期試験をなめていたこともありました。

歴史なんてただの暗記科目、子供記憶力チェックをされているだけなので、

別にこれは日本の歴史じゃなくても、マイナー外国言葉ボキャブラリでもなんでも取り換え可能だ。

そういうことを父に言ったことがあります

そのときは、明確に叱られました。歴史とは現在と地続きの人間の営みであって、

いまがどのようにつくられてきたのか、そして人間がこれまでどれほどの愚かなことをしてきたのか、

それを学ぶものだと。

私が、「いやいや、この似たような仏像写真を並べて、名前を当てる問題なんて、ただの暗記&IQテストじゃん」

みたいなことを言った時に、いまはそう思えるかもしれないけど、いつかその違いを楽しめるようになる時が来る。

そういうのが教養なんだと教えてくれました。当時はただの屁理屈だと思いましたが、

今思えば、父の言葉真実でした。橋本治ひらがな日本美術史は私の好きな本の一つです。

もちろん父を神格化していたわけではなく、はっきり言ってしまえば、

自分普通の家の子どもに生まれたかったと反抗期には何度も言っていました。

同級生自分父親を知っている、同級生自分の家にお金を払っている。

この居心地の悪さは、自営業の子しかからない感情かもしれません。

(塾は関係ないですが)

そういう感情もあり、作品中の一郎が教育業界距離を置きたくなる気持ちがとてもわかります

結果として、私は少なくとも現在教育業界からは遠いところにいて、

はてなー界隈によく集まる、とある業界で働いています

(昔の)学校教師が、塾の存在が、自分たちの仕事が不十分であると感じさせられるので敵視する一方、

作品中で吾郎が「塾の人間というものは、すべての子どもに等しく勉強を教えられていない現実に、

絶えずある種の鬱屈を抱いている、商売であることの限界が、喉に刺さった小骨のようにつきまとう」と語るように

大手を振って、すべての子どもたちに教育無償提供できる学校教員を、

ある意味で羨ましく思っていたところもあったのだろうなぁと思いました。

もう70になる父の語った賤業という自虐も、この辺りの感情が根っこにあるのではないかと思わされます

最後教育格差の問題へのアプローチも含めて、非常に良い作品でした。

二月の勝者も、作中で何度も匂わされているように、同じ問題意識があると思います

父は、資源がない日本からこそ、教育に力を入れるべきだと昔からずっと言っていました。

なんとも古臭い文言ですが、先進国トップ学力を誇った日本が、

いまや公教育がぐちゃぐちゃになり、そして富裕層貧困層教育格差が拡大し、

その一方で、教育エリートである博士先進国で最低数、

他の先進国から博士がいないとビジネスの場ですら、馬鹿にされている始末です。

教育底上げエリート層の教育もどちらもできていない現在日本教育ですが、

大人が、私は父と違って教育関係人間ではありませんが、そういう私も含めた大人たちが、

教育に関心をもっていく必要があるなぁと痛感しました。

いろいろとコメントを頂き、ありがとうございました。

なにか自分にできることがないか、考えてみたいと思います

2019-11-19

anond:20191119170315

いえ、宇崎ちゃんに比べてもっと穏当なキズナアイ一年上前乳袋扱いしたのが乳袋議論の発端なんです。

沢尻エリカ、“違法薬物と上手く付き合ってきた人”という印象を受ける。

2019-11-18

フェミニズム左翼在特会

10年以上前である。散々在特会と戦った。

うそれは嫌になるほど戦った。

「お前は〇×△の〇×□だ」と罵声を散々浴びせられた。

在日認定も500回ぐらいされた。

で、いま、ネットフェミ左翼を見てて、同じことやってんなーと思う。

フェミニズム在特会である

男性特権を許さな市民の会というのがあればまさにあんな感じ。




在特会ネットフェミニズムの特徴を上げよう。

ネット弁慶。

カルト化する。

自分たち絶対に正しいと信じている。

嫌がらせ行為に走る。

わずかでも意見の違う人間を許容せずにすぐに排除に走る。

疑似学問をすぐに捏造する。

自分たち被害者であると固く信じている。

自分天才だと考えている。

自分たち以外が例外なく無知な大馬鹿者と考えている。

かわいそうな自分アピールする。

十分な論証や検討を示さず、非科学的・非論理的デマを利用する。

敵対者に対してブロックや凍結を大掛かりに呼びかける。

攻撃ひきこもり

口ぎたないヘイトスピーチを行うが自分発言ヘイトスピーチであると本当に理解できない。



そして『歴史をすぐに修正する。』


他にもまだまだ思いつくだろうが、取り急ぎこれぐらいのことはすぐに出てくる。

そんで何が怖いかというと、当時、在特会と、一緒に戦ってた人たちが、コロッとネットフェミになってしまたこと。

結局同類だったかあ、と残念に思う。

お前らのことだぞ。

お前ら、お前ら、お前ら。

正直縁を切りたい。

本当にお前ら何もわかってなかったんだな。

沢尻10年以上前から使用していたと報道

離婚2013年

高城は気づかなかったのか。

まーた海外言い訳にしたのか

欧州欧米に限っても黄色ペストやらナチス警戒令やらトランプやらとリベラルポリコレフェミへの反動まっしぐらなんですがそれは。

一般フェミならともかく、著名人有識者マスコミ関係者がこんな事を平然と言っちゃう辺り、フェミ界隈は先鋭化しすぎて、男性オタクはおろか逆に主体層であった女性からも毛嫌いされ始めるのも必然と言うしかないよね。

しかしこの人達世界自分お気持ちと言うのも1020年以上前から変わっていないなと思う。

最近ではまーたPayPalクレカ会社規約使ってのポルノサイトや反対団体資金源潰しとか覚えたみたいだけど、そんな陰湿な事ばかりしているから余計に世間から嫌われ出しているのをいい加減自覚した方が良いと思うよ。

つーか、フェミはいい加減権利規制押し付ける時に青少年の育成や子供権利を盾にするのを止めろと思う。

こいつらのせいで子供権利も本気でイメージ悪化し続けているからな。

今は左翼とくっついているけど、こいつらキリスト系や保守系とも関係あるし、当時は普通にこの手の団体をも利用してきた経緯も知っているからな。

2019-11-17

吉良上野介の話

最初

吉良姓を受け継いだ吉良上野介の子はいない。(後に別家が吉良の名を継いだ形で、子孫の方は上杉家や畠山家等におられる)

三河地方に吉良の領地があったのは元禄16年(1703年)までで、それ以降は吉良と三河地方との関係は無い。

 

 

吉良上野介は名君?

忠臣蔵で悪役として扱われている吉良上野介

近年「実は吉良上野介地元では名君」っていう話をよく聞くようになった。

歴史秘話みたいな感じでテレビでも取り上げられるので、

吉良上野介は名君」って言う説を知っている人も多いだろう。

 

 

で、その「吉良の地元ってどこだ?」って話になると

案外、知ってる人が少なかったり誤解している人が多かったりすると思う。

 

 

恥ずかしながら私もそうで、

三河地方っていうのは知っていたのだけれど

漠然と、今の西尾市だろうと思っていると、

年配の西尾市出身の人から変な顔をされた。

 

地元歴史的経緯 

この辺には歴史的な経緯があるそうで、

そもそも三河に持っていた吉良上野介領地というのは

幡豆郡吉良庄の中のうち、八か村が飛び地の形であった。

いっても吉良は旗本なんで、そんなに領地は大きくない。

吉良は赤穂事件の後、三河領地没収されて

その後、これら土地は、あちこちの藩やら寺社旗本領地なんかに吸収されて

明治からは村の統廃合が続く。

(こういう状態で「吉良の地元」という意識が受け継がれてきたというのには少し無理があるような) 

 

 

その後、昭和三十年に 横須賀村と吉田町合併して吉良町生まれる。

(余談だが吉良には雲母の意があったという)

吉良町の中に、かつての吉良上野介領地も含まれてた感じ。

  

そして平成23年にこの吉良町西尾市編入合併される。

  

もともと西尾市には西尾藩というのがあったわけで、

歴史を知っている人でも、吉良上野介は大昔の隣の殿様という扱いで

古くから西尾市の人に「吉良上野介地元」と言われると変な顔をされたわけだ。

 

 

もう少し西尾市の人に話を聞いてみると、

んで、もう少し突っ込んで話を聞いてみると、

吉良上野介時代に、西尾藩には土井利意という名君がいて

西尾藩領民が、吉良が作った堤防により水害が発生して苦しんでいたので

大二重堤防を作って、これを防いだという逸話があるという。

 

 

こういう歴史上の逸話は、どこまで本当かどうかはワカランが

こういう逸話があるぐらいなんで旧西尾藩地域の人にとっては、

吉良上野介地元では名君とされている」と言われるのに抵抗があるみたい。

 

 

名君の作り方

ただ近年、西尾市教育委員会とかが、

積極的に「黄金堤」などを吉良上野介の治績として

吉良上野介地域の名君として賞賛する教育西尾市の全域で行っているとのこと。

 

それで地元とは言えない所の子供達にまで「地元の名君」と教えられているそうな。 

(吉良の堤防による洪水で、エライ目に遭ってた所だったりしたら洒落にならんな)

 

調べてみると、

吉良上野介黄金堤を作って地域の開発に役立ったのかからして怪しいという。

そもそも吉良上野介の治績を裏付ける文献や史料は無く、

どうも大正時代に作られた怪しい逸話が元になっているらしい。

 

 

残された絵図面なんかをみると、この地域にあった鎧が淵の新田開発で

しろ周辺とトラブルを起こしていたりしてる。

 

 

どうも旧吉良町との同化政策の一環として、

近年になって「吉良つながり」で、吉良上野介が担ぎ出されてきたっぽい。

 

 

実際に吉良上野介が名君であったかどうかはともかく、

消えてしまった「吉良町」という名前を、

なんとか別の形で残そうという人の思いかも知れないね

 

でも、そういう都合で「新しい歴史」をつくっちゃて

教育を利用して子供達に広げるのはどうなのかなぁと。

 

 

また吉良上野介と同時代に、その地域

地震被害の救済に尽力したり色々と善政をおこなった土井利意や

堤防などの治水等で名代官と言われる鳥山牛之助(さきほどでた新田開発のトラブル調停もしている)

なんかの話が、わりとしっかり記録や文献をたどれるのに殆ど注目されなくて、

「らしい」という話しかない吉良上野介けが地元の名君」って言われて教育現場で広められている状況は、

なんだかなぁって思ったりする。

 

 

吉良の赤馬

吉良上野介が名君であったという話に「吉良の赤馬」という郷土玩具をセットにする人が多い。

愛知県ホームページにも、

吉良上野介義央は治水事業に心を寄せ、領内の水害を防ぐため、黄金堤を築き、自ら愛馬赤馬に乗り巡視にあたりました。その姿は威風堂々とし、愛馬も大変立派であったので、領民はこれを称えいつしか赤馬と呼ぶようになりました。領内の村に住んでいた村人が江戸天保年間に子ども玩具として作ったのが始まりです」

とある

しかしこの記述は、よく読むとあやしい

天保年間というのは、1831年から1845年までの間だ。

いわゆる赤穂浪士の討ち入りが元禄15年末(1703年の1月)。

三河領地を取り上げられる裁定が下ったのが元禄16年(1703年)になる。

 

 

まり天保年間というのは、130年ぐらい後の話になるわけで

「領内の村に住んでいた村人」と言っても、

その時には吉良領は跡形もなくなっている。

昔、吉良の領民だった人も既に死に絶えた後のはず。

 

 

実際の記録では吉良上野介三河領地を訪れたのは生涯一回だけだったらしい。

直に吉良上野介を見た村人が、後に玩具を作り出したとかいう話なら、

まだなんとなくわかる気がするのだけれど、

百年以上前に一回だけ訪れた殿様の馬を、

わざわざ玩具にしようというのいうのは変だよなぁ。

天保年間には別の殿様が治めている状況なのに。

  

  

調べると、さらに興味深い話が出てきて、

吉良の赤馬は近年になって愛好家から要望で、

商品に「白馬」と「殿様」というのが加わったという。

この時点では「白馬」なのね。

もし本当に赤馬と吉良上野介の話が元になっていたのなら、

突然、殿様に白馬ってのは出てこないよなぁ

  

まりそもそも赤馬と吉良上野介関係なく、

「自ら愛馬赤馬に乗り巡視にあたった」という話自体が後から出た感じがする。

 

 

もちろん、こういうのは商品を開発したり売る人が、

色々面白おかしく「いわれ」を主張するのは別に良いと思うのだが、

愛知県をはじめとした自治体がそういうのに乗っかって、

曖昧根拠のまま紹介するのはどうなんだろうね。

実際、どうなんだろう?

このエントリーは「吉良上野介地元では名君」という説が「ちょっと変」っていう話で、

からといって、これだけでは「名君ではない」とまで言えない。

(西尾藩領民洪水被害を出した伝承とかは、ちょっとふれたが)

 

  

んで、赤穂浪士研究している団体の中には、

「名君だと言うならもその根拠資料を出せ」と言っている所もあるそうな。

 

吉良上野介が名君だった」という人は、きちんとした資料を出してやれば良いと思うよ。

 

 

それを元にして、地域教育とかを書き直していく必要があるんじゃないのかな。

少なくとも教育委員会とか自治体が、根拠に疑問が持たれる話を持ち出して

へんな形で「地元の名君」を作り出そうとするような状態は良くないなぁと。 

 

 

たぶんメディアとかでは広がらない話。

もっとも「実は、吉良が名君という話は怪しい」というのは、

中々メディアとかでは取り上げにくい話だと思う。

 

 

実は「正義の味方だった」と言うのは受けるだろうが

例えば「イメージ通りの悪い人でした」と言っても、

そこには話題性も何も無いわけだ。

 

 

この点は、なかなか興味深くて、  

「誤った情報」と「正しい情報」っていうのを比べてみても

必ずしも同じように拡散するわけでは無くて、

広がりやすさには非対称性が生まれてる。

 

たぶん「地元では吉良上野介は名君」って話は

このまま誰も異議を唱えないまま残ってしまうんじゃ無かろうか。

 

とか思ってたら、wikiかにもわりと詳しく書いてあったわ。

 

2019-11-15

anond:20191115125745

方言では20~30年以上前から使われてるけど、当時から今に至るまで普通にアウト

そいつ学校通報してくれ

anond:20191115093440

100年以上前の事例を何の疑問も持たずに持ってくるの流石にピュアすぎや

2019-11-14

仕事やらかした。

どうしようってずっと考えてるけど、結論は出てる。どうする事もできない。

どうする事もできなさすぎて、怒られない。

処分とかそういうのは無いと思う。ボーナスちょっと減るかもだけど、それはしょうがない。

同じミスは繰り返さないと思う。っていうか逆になんでやった?誰も気付かなかった?ってレベルミスだし。

もうこれだけの事が起これば今後一切忘れないと思う。無理。

っていうかなんで忘れたのマジで。我ながら信じられん。

から開き直ればオッケーなんだけど、切り替えられない。

ああーもう。半年上前の俺、何やってんの。本当に。

ばかー

2019-11-12

AKBはやったね。

10年以上前 もうみんな30超えなのかな

すげーな。

つぎは、なにしたらいいんだろうな。

10年以上前の、しずくちゃんってキッズアニメ見てたら(リアルタイム世代は今20歳くらいだろうか?)

ミスコンイベントやろう、となって女キャラがみんなで水着着て男が鼻血吹く…みたいな話あって

流石昔、今ならキッズアニメでこれは許されねーだろと思ったけど

そもそも普段から全員全裸だしどうでもいいだろと思い直し

いやそもそも普段から全員全裸なのに女が水着着てるの見て興奮する男って意味不明だぞと思い

いやそもそも普段から全員全裸なのに敢えて水着着てるの見て喜ぶというフェチ表現してるのか?と思い

どう考えてもはてなに毒され過ぎだぞ自分と思ったこの頃

2019-11-10

anond:20191110151437

10年以上前ヒモテ論壇()とかやってた時からそうだったんじゃよ(老害しぐさ

2019-11-09

小説版ITラストの決戦前に、勇気付ける為にベバリィがみんなのモノを受け入れるってシーンがあったと思うけど、映画再現できないよな

小説を読んだの20年以上前だけど、そこだけ覚える

2019-11-08

去年、FF14を辞めました

オンラインゲームSNSを辞めた。というただの独り言です

FF14ゲーム自体はとても面白いものだと思う

初めてフレンドのチョコボに乗せてもらってクルザスの空を飛んだとき、流れていく景色と遠くに薄く見えていた山々が近づいてくるのを見てとても感動した。ニートお金がなくて海外旅行なんて行く余裕がない私でも、パソコンの前に座るだけでこんなに簡単に知らない景色を見ることができるんだって思った。

ユーザー企画するイベントに参加するためにFF14用のツイッターアカウントを作った。#おはララとか#おはウラ とか綺麗に加工したゲーム内のスクショ投稿する文化があることを知って、タグをつけてとっておきの画像をたくさん投稿した。

簡単いいねが何十、何百とつく。

なんの取り柄もない私が、その数百人に反応してもらえたことで無条件に認められた気がした。

ユーザーイベントにたくさん参加して、フレンドがたくさんできた。

ツイッターフォロワーが増えて、なんてことない呟きにも誰かが反応してくれるからかわいい写真をたくさん投稿できるようにがんばった。

少しでも反応が沢山もらえそうな映える写真を撮るために何時間もかけて、何枚も同じような写真を選んでスマホに入れて加工した。スマホメディアほとんどゲーム内のスクショで埋まっていて、たまにリアル友達と食べに行ったごはん写真

こうなってくるとゲーム内での人間関係もすごく気にするようになった。

フレンド同士のちょっとしたいざこざで声をかけづらくなった人と出会わないように、3国にテレポするときは必ずフレンドリストから居る場所確認してから移動する。フレンドがユーザーイベント企画するときは、できるだけ参加する。

夜遅くまでスクショを撮るためにログインして、朝は通勤電車の中で映えツイートフォロワー投稿いいねを押しまくって、昼休憩もごはん食べながらいいねリプライ

かわいい装備をゲットするために何回も同じダンジョンを周回して、そのスクショを撮ってツイートいいねリツイートが沢山もらえる。

それで、ある日ふっと「しんどい」って思って、ログインを辞めた。FF用のツイッターも見るのをやめた。

今思えば承認欲求の塊がSNS疲れになっただけの話なんだけど、あのときはいいねの数が全てだと思ってたし、フレンドからどう思われるかが生活の中で1番大事だった。他人から羨ましがられることだけに心を砕いてた。

オンラインゲーム時間をかけて着飾ったところで、リアル風呂上がりの髪も十分に乾かさずにゲームやってる髪ボサボサの喪女しかないんだけどね

一年上前の話だけど自戒も込めて書きました。

今は仕事がすごく忙しくて、でも結構現実楽しい。あとお風呂あがりに慌ててゲーム起動する必要がなくなったから髪の毛をきちんと乾かすようになった。

私の自業自得は極端な例だと思うけど、承認欲求に踊らされて、楽しいゲームしんどい人間関係の場に変えてしまわないようにお気をつけて

良き週末を。

某社の教材

ピヨがフィクションを書きます

。o○。o○゚・*:.。. .。.:*・゜○o。○o。゚・*:.。. .。.:*・゜。o○。o○゚・*:.。.

。o○。o○゚・*:.。. .。.:*・゜○o。○o。゚・*:.。. .。.:*・゜。o○。o○゚・*:.。.

某社が話題になっているピヨね。

ピヨはこの企業と直接係わったことはないピヨよ。

あっ、顧客としてならお世話になったことがあるピヨ。

中学の時の通信添削簡単すぎて、すぐに別のところに乗り換えてしまったピヨけどね。

「某社の件、今、騒動になってるピヨね」という話の流れで、

定期的に会ってる昔からの友人とその後輩と、その話になったピヨよ。

「某社の教材ってどうよ?」と、飲み屋小一時間

そこで聞いたピヨ。

後輩ちゃんの友人に、校正編集フリーでしている人がいるピヨ。

その人は英語大学受験で縁が切れましたという人で、当時25歳くらい。

10年以上前に、勤め先の出版社業務縮小したために、

人材派遣登録して、編集職として、半年単位職場転々として、

サッカー年鑑や料理本のようなものを作ってきたんだそうだピヨ。

その人がある日紹介されたお仕事が、

中学生向けの英語教材の編集英語ができなくても大丈夫

というお仕事だったんだそうだピヨ。

そのフリー編集ちゃんは、英語ができない自分につとまるのか不安ではあれども、

中学生向けだから大丈夫」、「大学受験英語やってれば大丈夫

などという説明だったので、そのお仕事を受けることを決意したんだそうだピヨ。

結果として、派遣先は某社に関連する編集会社で、

お仕事内容は、看板商品の講座の増刊号的な? 学期末のまとめ、的な? 要するに、

教科書のレッスン1からレッスン3の要点をまとめて解説したプリントみたいなものピヨね、きっと。

中間試験対策の総復習WORK BOOKみたいなのが通信添削では送られてくるから、それかもしれないピヨ。

それを、ある教科書対応する1年生用から3年生用まで、担当することになったピヨ。

仕事の内容は、ゲラのチェック。

誤字・脱字がないかどうか、ページ番号は間違っていないか

指定されている単語を使っているかどうか、

問題と解答の番号がずれていないかどうか、

そして、原稿の内容が間違っていないかどうか。

もちろん、フリー編集ちゃんはずっと英語から遠ざかっていたので、

原稿の内容が間違っていないかどうか」を確認する、なんて能力はないピヨ。

たとえ中学生向けでも、英語英語から簡単ではないピヨね。

フリー編集ちゃんにとっては、仕事内容が難しいというよりも

自分なんかが編集した教材が生徒さんの手に渡るのはどうなの?

というストレスがとても大きくて、

半年契約を満了するのでいっぱいいっぱいだったそうだピヨ。

最終的に責任を持つ立場社員さんは英語が得意だったようだとはいものの、

直接編集しているのは、英語ができない自分だということで、

良心の呵責に苛まれることになったピヨ。

求人の段階で「中学生への英語指導経験必須」という条件があったわけでもなく、

フリー編集ちゃんの隣で同じように派遣されてきた人も、

英語はまるでダメという人だったそうだピヨね。

そして、問題の教材の原稿は、

フリー編集ちゃんのような人でもわかるくらいに、英語教材としてダメそうだったのだそうだピヨ。

例えば、熟語暗記BOOKみたいなのがあるピヨね。

熟語と、オリジナルの例文がたくさん載ってるやつ。

その例文が、全部同じだったという話だピヨ。

「例文が全部同じって、どういうことよ?」と後輩ちゃんに聞いたら、

「全部同じパターンだった」ということだピヨよ。

例えば

look after ~:I look after him.

look at ~:I look at him.

look for ~:I look for him.

ask ~ for …:I ask him for help.

ask ~ to do …:I ask him to do this.

・・・と、こんな具合。全部主語がIで、目的語himで、

具体性が全然ない例文の羅列。

フリー編集ちゃんレベルでも「これは役に立たない」と即決できるレベルの駄教材だったピヨ。

その教材に、フリー編集ちゃんがどう対処したのかは、

後輩ちゃんも聞いたかどうか覚えていないと言っていたピヨ。

「さすがに、こんな教材が子供に送られてきたら、自分ならクレーム電話入れますよ」

ハイボールを飲み干しながら言っていたのだけれど、その通りだと思うピヨ。

実際に、そんな教材が最終的に顧客の手に渡ったとは考えにくいのは確かであるにピヨ、

某社は、そんな風に作られた教材を平気で売ってたんだピヨね~。

というより、そんな風に教材を作らせていたんだピヨ。

10年以上前の古い話とはいえ、それはないピヨね~。

・・・と、どんよりしたところで、お店がラストオーダーになったのでお開きになったピヨ。

フィクション終わり

マイナスドライバー逮捕ネットは不当だというけど川崎事件をもうお忘れか

青葉にしたって岩崎にしたって職質で凶器発見していれば

その場で緊急逮捕されて事件が起きていない

結果的事件が起きていないから不当に見えるだけ

オタクナイフ職質ネタ10年以上前秋葉事件前後ですごく盛り上がってhatenaでも書いてた人いたけど

包丁や鉈を持った犯人を周囲のだれも止められない現実刃物規制が正しいことをすごく証明している

マイナスドライバーや工具一本というけど

100円のドライバー一本でも刺されたら死ぬのが日本人の全員じゃん

死ななくても大けがしてぎゃあああああああとなる

DQNが工具持って籠ダッシュしたら怖くて誰も近づけないんじゃないのかね

じっさい青葉は京都府民の誰も通報しなかった

2019-11-06

めんどくさい店巡りが好きな先輩

anond:20191105163909

カッペ系リトルビジネスはお店のブランディングであったり、海外から文化輸入であったり、

そういう点のこだわりがめんどくささを生み出してるんだと思うけど、

それとは別のもう少し庶民的めんどくさい店巡りが好きな先輩が大学時代いたことを思い出した。

15年以上前の話だけど、夏休みには、イラクにいって、仲良くなった現地人と一緒にゲームセンタープレステ置いてるだけ)で遊ぶという

豪快な先輩だった。

先輩は基本的には、オシャレ系ではなく、汚い系一見さんお断りっぽい常連だけの店によく乗り込んでは、

持前のコミュ力で、店主と仲良くなっていた。もちろんたまにブチギレられていたが、そこも含めて楽しんでいたようなので

元増田感性は近そうだ。

新橋にあるポテトサラダけが異常に美味いおばちゃんが一人でやってる店を発見して、常連おっちゃんと仲良くなったり、

タワマンがまだ工事中だった古き良き時代武蔵小杉で、オシャレを目指そうとするが、どうにも垢ぬけないバーで、カクテルを教えてもらったり、

平間にあるルールが厳格な焼き肉屋で、店主に気に入られて名刺をもらったり、

北千住の小料理屋でヤの人とトラブルになったり。そんな人だった。

彼の言葉で最も記憶に残っているのは、ある人気のあるショッピングモールも併設されている便利な新興住宅地に行ったときに、

「こんな去勢された街に、美味いものはない」といったことだ。

有名な大手ディベロッパーが開発したショッピングモールの中には有名店の支店がずらりと並んでいる。

美味いもの、いっぱいありますよ?っと言ったとき

「あのなぁ、増田。そんな出てくる食事想像できる店に行って何が面白いんだ。

このヤバい外観。なのに潰れていない店。客もそこそこいる。そういう店を発見して、

なんでこの店がつぶれずにやっていけているのかを食事を通して明らかにする。

たまに、ただの地主道楽でやってるだけで、クソまずいものが出てくることもある。そういうのも含めて面白いんだろうが。」

学生だった当時は金もないし、せっかく外食に行くなら、雑誌ネットの有名店だったり、

いまでいうインスタ映えのするお店だったり、そういうところに行きたかったのに、

いつもよくわからない店に連れまわされて、なんだこりゃ、と思っていた。

ただのノスタルジーいかよ。

でも、いまならわかる。彼は偉大だったと。

食べログやらミシュランやらGoogle mapsやら、いたるところで評価がなされていて、

美味い店を探すのも簡単になった時代しかし、こんな時代でも、ネットに載らない情報があり、

それを独特の嗅覚で見つける能力を磨くこと。

そういう人たちの努力尊い犠牲のもとで、われわれがこたつに足を突っ込んだまま、情報を貪れるようになっているということを。

よく攻略サイトを見ながらゲームをして何が楽しいの?という批判がある。私もそう思う。

じゃあ、我々は飯を食う時に攻略サイトばっかり見てないか

食べログを捨てよ、町へ出よう

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん