2019-11-24

誰かの「好きなもの」はその人の「好きなもののまま」でいい。

現在JR東日本電車内に人気アニメ劇場作品劇場新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』の中吊り広告が貼られている。

以下、その広告に書かれた文章の一部を抜粋する。

主人公ハヤトの父・ホクトは、小さいころから新幹線が好きでした。

しかし、9歳の少年ホクトは「鉄道が好き」であることを同級生からかわれ、

誰にも知られないようにしていました。


そんな少年ホクトに、未来の息子・ハヤトが言いました。


「好きなものは好きなもののままでいいんだよ!」


好きなことがある、その気持ちを大切にしてほしい。

誰かの“好き”を応援できる人になってほしい。

その後、ホクト大学生になっても鉄道趣味を持ち続け、新幹線運転士になり、歴女である妻・サクラ方針で彼らの間に生まれた2人の子供は「好きな事を思い切り好きなようにさせてあげるように」育てられ、結果的長男・ハヤトは父譲りの自他共に認める新幹線バカに育ったのである

かに、ここ最近の十数年はオタク文化のもの開放的になってきたが、20年以上前オタク文化が閉鎖的だった頃の自分としては共感できる広告である

ホクトと近い年代昭和末期~平成初期に少年少女期を生きた世代なら、ファミコンなどのテレビゲームが世に出た頃であり、ドラゴンボールセーラームーンが人気だった世代だっただろう。

それでも、それらに限らず人の「好きなもの」に偏見を持つ人もいると思う。
しかし、誰かの「好きなもの」を馬鹿にしたり排除しようとしても、された相手も傷付き、した相手も悪いし、
他人に嫌いに思われてもそれを「嫌いなんだね」と理解できたり、ショックを受けたり…と人によって反応は様々であるし、
自分の「好きなもの」でも全く嫌いな部分がないとは限らなかったりもする。

しかし、先述のように学校会社の人や家族に「好きなもの」に偏見を持たれないようにずっと隠している人も少なくはない。

でも、人の「好きなもの」を、どうか悪く言わないで欲しいと思う。
自分の「好きなもの」は相手偏見が含まれものでもいい。
でも、誰かの「好きなもの」はその人の「好きなもののまま」でいいのだから

  • ロリコンは許された

  • でもキモくて金のないおっさんが金がなくてもできる趣味に興じていると貧乏くさくて哀れな存在だとバカにしてしまうんですよねわかります

  • でも現実問題として位置情報ゲームなどによる歩きスマホは問題ではある。そういった社会の複雑さを「好き」の一言で片付けるのは臭いものに蓋をするようなものではないか?

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