はてなキーワード: ヘアスタイルとは
みんなそんな束感出したいのか?かっこいいと思うか?
いや,かっこわるいとは思わないが,なんでみんながみんな束感だすんだよ
むしろそっちの方が多いだろ
その原因って自分なりに調べてる感じ,某東京のメンズの美容院がネットで情報発信してるからだと思うんだよな
因みにインスタでよく見る「大変身!」みたいなやつはなんでほとんどの奴ツーブロックアップバンクなんだよ
もっと他にあるだろ
雑誌とかはもっと色々提案してるの見るけどああいうのは好きな人しか見ないからなぁとは思う
これは,ファッションにも言えると思うんだよ
インスタでファッション発信してる男共なんだあれ
軒並み「モテる!」ばっかじゃねーか
みんなファッションのモチベーションってそんなにモテることなのか
これはこれで,インスタで情報収集して自分のインスタで発信するみたいなループしてんだろうなって感じはするわ
まぁファッションはヘアスタイルに比べてまだちゃんと上記以外に色々発信してたりする場所があるしメディアもちゃんとしてるのが多いからましかな
髪の毛を整えるときに前髪を「作る」のがとくに若い日本人女性に多いようだ
額に垂れた前髪が均等間隔に細い束となって並ぶよう、丁寧に整える作業があるらしい
「らしい」というのは、これを書いているのが、実際にその作業をしたことがない日本人男性だからだ
きれいに「作った」前髪はかわいい……のか? と最近考えこんでしまうことがある
いろいろな国の女性の画像を見ていると、前髪をすだれ状に処理したヘアスタイルは見たことがない
ので、電車で前髪をきれいにすだれ状処理した女性を見かけると、丁寧に処理されていればいるほど、なにかしら奇異な感じを受けることがある
前髪のすだれ状処理はなぜ日本で発達し、かわいい、あるいはきれいな女性のヘアスタイルとみなされているのだろうか
だれがそれを拡め、だれがそれを受け入れているのだろうか
あとで詳しく調べるために書いておく
大学生の間で、男も女も、韓国風ヘアスタイルやファッションかなり流行ってるのを目の当たりにして、おじさんはさすがに驚愕しちゃったよね。ファッションだけじゃない。食べ物や音楽も韓国がずっと流行っている。女子は特に韓国へのあこがれが強く、韓国人のイケメン彼氏がいることはかなりのステータスだそうだ
皇室の佳子さんがKPOPグループのダンスやってるとかいう週刊誌の記事見て、時代は変わったなあと思ったもんだが、変わり続けてたな
5ちゃんとかで犯人は韓国人だろとか、何らかのアンチがコイツ国籍は日本じゃないんだろとかいってるの見ると「この人はおっさん、おばさんなんだろうな」と思う
私は女性だ。出会いが皆無な職場にいるのでマッチングアプリはこれまでにも何回も使ったことがある。
メッセージや通話を重ね仲良くなり実際に会って交際に至った出会いもあり、真剣に結婚を考えていた時期もあるが、昨年別れてしまった。
一応お友達から始めたい気持ちはありつつも、実はまあそこそこ真剣に交際相手を求めているというのが前提にある。
私はお世辞にももう若くない。ずっと独身だが父親が暴力を振るう家庭で育ったことも関係しているのか、ある時点から年上男性がものすごく苦手になってしまった。
なのでマッチングアプリでは年下の男性を選びマッチすることが多い。結婚を考える際に現実的なのは同い年や5歳年下くらいまでがまあ現実的だろう。
だがなんというか、そのあたりの年代とマッチングしてみてもなかなかうまくいくように思えない人が多いので、記憶が新しいうちに記録しておこうと思った。
かなりフェイクを入れてあるがもし自分のことだと思われる方がいたら申し訳ありません。なお記載しているのは実際に会ったことがない人ばかりです。
私の前職がデザイナーであること、年下希望であること、喫煙者を希望しないことなどのプロフを見て、マッチ後に先方からメッセージをくれたので好印象だった。
その後一週間程度でLINEをするようになった。最初のころはLINEが届くのがうれしかった。
その男性が地方出張へ行く際に、かつて私が住んでいた町を通るとのことでおいしいお店や懐かしく思う場所などをピックアップし教えたこともある。
実際にその中の一軒に行ったようでレビューをくれたが、男性の感想は「次はないな」とのことだった。
確かにチープなB級グルメだし地元でも賛否両論ある味だ。だがなんだかその言い方に少々の嫌味さを感じてしまった。
それでも当たり障りのないLINEを続けていたある日、中国のある地方の出身者が作る珍しい麺類のお店のことを話したところ、一緒に行きませんかとの誘いを受けた。
でも前回の「次はないな」の一言と上がり続けていた一月のコロナ感染者のグラフを見て「コロナ増えてるので今はちょっと怖いです」と断ってしまった。
男性は8割くらいがテレワークだが、通勤がある日はほぼ繁華街の安めな居酒屋に行っていると話していたのも断る材料になってしまった。
なんとなくLINEも途切れてしまったが最後に来た彼からのメッセージには「明日は友人たちと別荘を借り切ってスノボです」と書いてあった。
一方的な判断で非常に申し訳ないのだが、この人は私が病気で倒れても友人との予定を優先しそうな人だなと感じ返信しなかった…
そのしばらく後、男性のアプリ上プロフィールのメイン写真がおそらく地方出張のときに特急の車内で撮影したものに変更になった。
以前載せていた写真よりも前髪の量が大きく減少していた。
減少した前髪を伸ばし、後退した前額部を隠すようにしているヘアスタイル。あごにかけたマスク。片手にプレミアムモルツ。ブランドの時計。結構高そうな質感のシルバーのイヤホン。
もしこの人と一夜を共にすることがあったらこの前髪も前後運動と共にヒコヒコと頼りなく動くのかなとか、シャワー浴びたらスイカの皮の模様みたいになりそうだなとか想像し、
笑い上戸の私はブハァと吹き出すことが確実なので彼のLINEを削除した。
相手男性のプロフィールを確認すると結婚に真剣である旨が記載されていた。自分ももちろん願望がないわけではないのでマッチ後すぐ届いた先方からのメッセージに返信した。
やや上目遣いの自撮り写真の眉毛が20年くらい前のV系が好きなんだろうなと感じさせる形であったが、人間は一番モテていた頃のルックスをなかなか捨てられない生き物だ。
プロフィール上の他の写真にはギター、愛用と思われる香水、クロムハーツ的なアクセサリーが無造作に置かれたシルバーのトレイなど。20年前なら彼のこと好きになれたかもしれない。
メッセージを交わすうち、私の友人が他のマッチングアプリで出会った人と「友情婚」に近い感じで、交際半年で結婚したエピソードを披露した。
彼からの返信は「その友人は正しいでしょうね」とのことだった。
私が「友人」と書いたら、ふつうは「お友達」とか「ご友人」と書くのがまあ一応の決まりなんじゃないか?とモヤモヤしたのと
そこまでに交わしたメッセージに「親と仲いい人を希望している」という記述があり、私は返信をやめた。
私は親と仲悪いから彼の条件から外れるのと、一方的な情報のみで正しい・正しくないを判断する感じになんか独善的なにおいを感じてしまった。
とにかく彼は私のプロフィール写真のルックスが好みだったようで「めっちゃ可愛いと思ってる」を繰り返した。
私も彼の一重の涼しい目がわりと好みだったし、英語を勉強しなおしている最中だから彼からのいいねはうれしかった。
なのでわりと熱心にメッセージを返信していたのだが、彼は私の過去にやたら嫉妬する人だった。
最初は聞かれるがままに元彼となぜ別れたのかを説明していたが、そのうち元彼との性的な事柄にも質問が及んだので「なぜそんなことを聞くの?」と返信した。
自分は今年に入るまでは元彼との復縁を希望していたような人間なので、少し前の過去のことを思い出すのは心がチリッと音を立てて焦げるような気分になるのだ。
彼の答えは「ごめん」だった。こちらの質問内容に対して何も答えない不誠実な謝罪は大嫌いである。
なのでその旨を説明し、受け止めてくれるならともかく興味本位で聞かれるのは自分の傷を自分でえぐるようで嫌だと言った。
するとすぐ「受け止めて助けたかった」との返信が届いたが、このやりとりの少し前にアプリの通話機能を使用して話す約束をしていた日に「忙しい」だけ送ってきて、
その後に二日間音沙汰なしの上リスケジューリングをしようとしなかった奴に受け止められるわけないだろと思った。私は返信を止めた。
「僕が悪いのかもしれないけど、なんでこんなことになっちゃったんだろう」
彼も私とメッセージをしなくなってからプロフィールを大幅に書き換え、写真を色々載せていたが、自宅と思われる洗面所を利用して撮った写真の鏡がすごく汚れていた。
スーツ姿で居酒屋で飲んでいる写真や回転寿司でエビをほおばる写真など、誰かに撮ってもらったような写真も増えていたが、どちらもテーブルの上がすごく汚かった。
子供時代の頃は断片的な記憶しかないのだけれど、ひろこちゃんと遊んだあの日の事は何故かしっかりと記憶している。
ひろこちゃんとは小3の時に同じクラスになり知り合った。昭和59年。80年代の独特な空気感があった。
ひろこちゃんはストレートのショートヘアでいつもどこかがぴょこんと寝癖で髪がはねていて、アレルギー皮膚炎なのか、目の周りや膝の裏がポツポツと赤かった。
掃除の時間、雑巾がけをするひろこちゃんの下着が見えた事があった。
茶色く変色していてびっくりした。いつもフッと尿臭がすることがあった。
ひろこちゃんはひとえの、フニャッとした顔立ちでふわふわとした性格だった、どこかいつも泣きそうな表情をしていた。性格が暗いというのではなく…どこかいつも「困ったなぁ」という感じの雰囲気だった。
ある日ひろこちゃんと放課後遊ぶことになった。ひろこちゃんが私を自宅に招いてくれるという。ただしお母さんの了解がいるらしい。お母さんの働く美容室に一緒に向かった。お母さんの姿は細部まで覚えている。
当時ダイアナ妃ブームだったせいか、美容師のお母さんはダイアナ妃と同じ、キレイに両サイドをブローした洗練されたヘアスタイルをしていた。真珠の一粒ピアス、ベージュのニット、チェックの細身のパンツスタイル、
長身にパンプス。自分の母親との違い、地味なひろこちゃんとのギャップ。お母さんはお客さんの髪をブローしている。ドライヤーの音でひろこちゃんとの会話は分からないが自宅で遊ぶ事を了解してくれたらしい。
ひろこちゃんの家は古い長屋のようなところだった。木製の引き戸をガラガラ開ける。
初めに目についたのは暗い廊下の両脇に溜まった埃だった。
ひろこちゃんの部屋に入る。砂壁の小さな部屋。ベッドに腰掛けると布団が湿気でじっとりと重かった。
ひろこちゃんは当時流行っていたファンシーなしおりを一枚くれた。
「海の王 シャチ みんな楽しそう」
何故か台所に移動する。途中、模様ガラスの引き戸の向こうから男性のグォーグォーというイビキが聞こえる。豆電球の灯り。お父さんは夜勤で昼間は寝ているらしい。
突き当たりにお兄ちゃんの部屋、というかスペースがある。物が溢れて窓を塞いでいる。当時の少年が夢中だったプラモデルがひしめいている。
暗い、日の差さない台所。食堂から引き戸が全開になっているお風呂場が丸見えになっている。風呂場が長い間使われていないことが何となくわかる。タイルが干からびていてどこから舞い込んだのかカラカラの落ち葉が洗い場に落ちていた…
マンモス小学校だったのでひろこちゃんとはそれきり、同じクラスになることはなかった。6年生で私は転校した。
子供の頃はひろこちゃんの、けして明るいわけでない境遇を何とも思わなかった。
ただ、そうなんだ、と。それだけだった。
美しいお母さんは?
あの日は何月何日だったのか、あの日私とひろこちゃんはどんな夕飯を食べたのか?
ひろこちゃんは私の事を覚えているだろうか?
ってマジなのかな?
https://anond.hatelabo.jp/20220115141035
https://anond.hatelabo.jp/20220114200454
に寄せられたトラックバックやブコメを読んでいるとそうなのかな
こういうのを性差として扱うと「人間に性差は無い」とジェンダーを学んでる人達に怒られそうだけども
やっぱりブコメで凄く怒られててつらい
追記2
そう言えば「女性向けの作品にはあるけど男性向けの作品では絶対に無いジャンル」が一つ思い浮かんだ
これだけは男性向けの作品だと板垣恵介氏の「メイキャッパー」以外で「美容」がテーマの作品を見た事が無い
ジョジョの奇妙な冒険第四部の山岸由花子VS辻彩、ゴージャスアイリンの主人公アイリンにも美容の要素はあったけど
それはあくまで「少年漫画的能力バトル」の題材に美容が組み込まれている程度の要素だった
グラップラー刃牙など男性受けの良いマッチョな物語の書き手である板垣恵介氏がデビュー作で女性受けの良い「美容」をテーマにした作品を描いているというこの奇妙ッ
もし少年漫画で今後美容をテーマにした作品が出てくれば或いは大ヒットするかもしれない、そう思った
追記3
グレート
大ヒットしますよ…こいつぁ…
私の実家がある地域では、成人の日の前日、日曜に成人式が開かれる。それなりにこだわって選んだ振袖と、それなりに調べて決めたヘアスタイルで、成人式に出た。コロナ禍とはいえ、それなりに盛り上がったように思う。二次会の飲み会は“自粛”の名の下に日付が変わるくらいまでで終わった。友達同士で三次会に繰り出すグループもあったけれど、私は優等生、つまり「クソつまらない真面目グループ」の人間だったので、二次会で帰ってきた。
「クソつまらない真面目グループ」の面々は、都会暮らしをして垢抜けてる子も、高校デビューか大学デビューを済ませ少し派手になっている子もいたけれど、「地元」の中ではまったくかたなしで、おしゃれにしているはずの着物姿の向こうに、当時の地味な彼女等の姿がオーバーラップしてみえた。たぶん、「それなり」のよそおいはできていたはずの私の向こうにも、耳の下で馬鹿みたいに量の多い髪を箒みたいに括っていたダサい芋女が映っていただろう。
いじめられるほどの哀れさも、いじられキャラに躍り出るような強さもなかった私は、同じ中学出身者が誰も受けない高校を受けた。真面目グループのひっそりしたマウントの取り合いにも疲れたから、誰にも相談しなかった。高校ではそこそこのポジションで、なんとか過ごし切ることができた。でも、何か満たされなかった。都内に住むためだけに受けた滑り止めの滑り止めの大学に進学しても、やっぱり満たされない。
満たされなさの理由に気がついたのは、オンライン塾講師の面接を受けていたときのことだ。面接官とは名ばかりのヘラヘラした先輩講師からかけられた「ところで◯◯大ってことは、◯◯サークルあるでしょ?俺、そこのOBなんだよ〜、立ち上げからやってさ〜。楽しいから入りなよ笑」という言葉がきっかけだった。面接だしニコニコしておくか、と思った私は、ひたすら「そうですか、いやあ私どうにも出不精で」と断る方法に話を進めつつ相槌を打った。その後しばらく話してようやく、私を「アルバイト志望の学生」ではなく「ヤれそうな女」として話している、と気がついた。「てか結構おっぱい大きいよね笑 やべ、セクハラだよね笑」とまで言われてからだったが。
私はそこで、目の覚める思いがした。そうか、私がかけられたかった言葉はこれなのか、と。電車通学をしていた高校生の頃は、何度か痴漢にあい電車を変えたりしていた。痴漢にあうのはムカつく以上に怖いので、ひたすら恐怖と戦っていた。「性的な目で見られる」ことは不快なことで、恐ろしいこと、だったはずだ。それなのに、私はどこかでカースト上位のちやほやされるために生きているような同級生には憧れていた。服装検査で引っ掛かる以上のメイクと、校則で禁止されたリュックを背負って、彼氏の話ばかりしている子たち。私はといえば、高二の冬に一度彼氏ができたけど、たった一度キスしただけで別れてしまった。それからは、ダサい人間に落ちないように過ごしただけだ。
私はそれまで、満たされなさの理由を、「彼氏が欲しいから」だと思っていた。周りに自慢できる、顔が良くて優しい素敵な彼氏がいたら、それはそれで満たされるだろう。でも、現実問題そこまで高望みできない。だから、青天の霹靂だった。「てか結構おっぱい大きいよね笑」そうだ、私は、おっぱいが、大きいんだ。そして、おっぱいは、手っ取り早いセックスの代替だ。そこにあるだけで、(そこそこの数の男性は)ニヤニヤした目つきを私だけに向けてくれる。
アンダー75のGカップ。Gカップなんて、ネットの世界では、有象無象に近い、どうでもいいサイズだと思う。それに加えて、アンダー75は正直デブだ。運動部に入ろうと思ったことすらない私は、我ながら締まりのない体をしている。でも、自撮りならおっぱいだけ写せばいい。もっとびっくりするほど大きいおっぱいの女の子や、アニメキャラみたいなスタイルのいい女の子も自撮りをアップしているけれど、おっぱいだけを撮影している限り、それでも私(のおっぱい)を褒めてくれるのだ。ダルダルにふにゃけた体だって、ぽっちゃりです、と言ってネットにあげれば、「ぽっちゃり好きです」なんて褒め言葉が飛んでくる。みんな私を承認欲求を満たすために気軽に乳を晒すバカな女、としてちやほやしてくれる。
私はおっぱいを晒しながら、今も(リアル男性を対象とした)処女であり続けている。私の膣に挿入されたことがあるのは、ひとり暮らしを始めてからAmazonで取り寄せたピンクローターとスティックローター、そして無数のポスカくらいのものだ。別に大事に取っておきたいわけなんかではなくて、小心者なだけだ。根っこは今も、「クソつまらない真面目グループ」の半端者だ。死ぬ程セックスはしたいけれど、危険を冒す勇気はない。ネットで知り合った男性は、みんな私をナマで犯し、中出しして、要らない子供を産ませようとしていると思う。それか、ホテルで私に薬を飲ませ、刺し殺すかも。
だから、私はネットにおっぱいを晒す。成人式でさもそれなりの大学生活を送っているかのような話をした飲み屋のトイレで撮影したおっぱいを、晒す。オナニーだってそこそこ気持ちいいし、何より安全だ。これまで「それなり」で生きてきた私にとっては、いろんな人におっぱいを褒められて、ローターを挿れて、AVで喘ぎ声を聴きながらイくことができているだけでほぼほぼセックスだ。
顔を晒して叩かれたら立ち直れないから、晒すのはおっぱいだけ。でも、みなさん私をちやほやしてくれる。いつかちやほやされなくなる日までに、処女を捨ててめくるめくセックスライフを享受できるようになればいいんだけど。そうは言っても、そのための努力より、手軽に得られる「えっちだね」「ペロペロしたい」なんて言葉の方が、やっぱり手軽だ。安全なセックスが手軽に得られるようになればいいのに、そんなことを思いながら、成人式の夜を終えようとしている。名前も朧げなかつてのクラスメイトのおちんちんには、やっぱりとうとう縁がなかったみたいだ。
コロナワクチンの接種から4ヶ月。つまり、身体がおかしくなり始めてから4ヶ月とも言える。
この間の変化を考えると、減った体重が10kgに到達しそうだとか、貯金がなくなりかけているだとか色々ありつつ、そんな中ではまさに些細なことなのだが、「髪がボーボー」というのがあった。
なんで髪がボーボーかというと、10分以上立っただけで失神しそうになるので、美容室に行くことすらできないからだ。
誇張しすぎた見取り図の盛山氏のように、ぼさぼさとしたものになったしまった私の頭髪。
そこで、なんとか髪を切る方法はないかと検索したところ、どうやら訪問美容師(理容師)というものがあるのがわかった。
Googleで調べてみると相場は五千円から一万円。なるほど、無理な金額ではない。
さらに、市区町村が提供しているサービスはないかと検索してみたところ、どうやら助成金が出るらしい。これは助かる。
勇気を振りしぼって市区町村に問い合わせたところ、やはり難しいとの回答だった。
せっかくなので他に使えるサービスはないかと尋ねてみたが、少し調べた後「ない」との回答。しかも詳しく聞いてみると、ワクチンの副反応はもとより、コロナ後遺症者に対してのサービスすら存在しないらしい。コロナ後遺症で寝たきりになってしまう若者世代も多く、そういった若者は比較的お金がないのではないか・・・と思うのだが、果たしてどうやって生活しているのか。ちゃんとご飯を食べれているのか。自宅がゴミ屋敷のようになっているのではないか。なんとかくも世知辛いのだ。私も他人事ではないが。
そんなことを思っているさなか「失業したら生保あるで」と生活保護の紹介をされ、なかばショックを受けつつ電話を切った。
さて、市区町村がダメだったので社会福祉協議会(社協)にあたることにした。
社会福祉協議会は民間の社会福祉活動を推進することを目的にした組織だ。あまり詳しくは知らないが住民の会費と寄付金のほか、市区町村からの補助金などで運営されたりするらしい(コピペ)。
訪問美容師ならば介護に慣れた人の方がいいだろうと思って社協に連絡したのだ。
組合長に電話すると、まったく動けないことを伝えたがヘアカットOK。寝たきり高齢者のカットもしたことがあると。これは助かる。
6,000円、相場の中では安め。ようやく髪が切れるのか。思い切って坊主にしようか、通院以外で出かけることなんてできないんだから。
当日、美容師がやって来た。
何やら焦っていた。どうして焦っているのかはわからないが焦っていた。
私が椅子に座っているとおもむろにはさみを取り出し、いきなり切り始めた。
ちょ、待てよ。髪の毛がいすに飛び散るというか部屋中に飛び散って、ってもう飛び散りまくってるやんけ。
止めようかとも思ったが息切れ・胸痛・動悸祭りの私が、訪問美容師を怒らせる事のリスクにいまさら気がついた。
「やべえぞこれ」
美容師は、はあ大変だ。あーあどうする。などと不穏なワードをつぶやきながら、力強く私の首を持ち上げたりしてくれた。
これは下手に刺激しない方がよさそうだ。
恐怖の30分が過ぎると美容師がつぶやいた。
「あー、終わった終わった。よかったよかった」
終わったのだ。
部屋は髪の毛まみれで、椅子にも数百本の黒い繊維が突き刺さっている。あーチクチクする。
「あの、髪の毛は……」
「掃除機でやっといて」
「え」
「自分で」
病人が動けないは甘え。
「じゃ、また年明け頼んでね。またねー」
去っていく美容師。
残された髪の毛まみれの部屋とTシャツと私。
私の髪型は一体どうなってしまったのか。確認すらさせてもらえなかったが。
というわけで、コロナ後遺症とかワクチン後遺症で寝たきりの人に訪問美容師はおすすめできないという結論になった。
だがしかし、私の行動を振り返れば「甘かった」の一言に尽きる。
訪問美容師さんも大変なのだ。やらなくていいならやらないわけで。なんとかリソースをねん出しているのだ。
そして、介護士という介護のプロがいるならば、介護される側もまたプロフェッショナルでなければ、質の良いサービスは受けられないという事だ。
リーダブルコードに書いてあるようなことを、介護でも同様に行わなければならない。
「誤解のない指示」「介護者の抜けを指摘する注意力」「作業後の手間まで考えた発想力」すべてが求められる。
良い被介護者はまた、良いプログラマーになる資格があるに違いない。
むろん、重度の後遺症者に良い被介護者になる修練を積む余裕などない(そんな事に注力していたら症状が悪化しておおごとになってしまう)ので、やはりおすすめできないという結論に変わりはない。
そんなわけで次回のために(またやるのか)チェックリストを書いて終わりたい。
・散髪中に髪が散らばらないような工夫はあるのか?(または事前に切る場所を決めて捨てやすいようにビニールを敷くなど交渉する)
・散髪後に掃除してくれるのか?
・散髪後に頭を洗ってくれるのか?
・どのような姿勢で切るか(座位頻脈・寝たきりの人は注意)
・立ち会ってくれる第三者を用意できるか? → 絶対いた方がよい
・やってもらったらお礼を言う
美容師さんは美容師法に抵触するのが一番怖いと思うので、「訪問美容」の対象をクリアしているかを事前に担当医に確認しておくと、お互い気持ち良くヘアカット出来るかも。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/e8z/cnt/f762/shucchouribi.html
組合長も他の美容師さんに行かせるのが申し訳なかったから自分で行ったんだろうなあ。
「誰でもできる簡単ヘアアレンジ」に挑戦し続けてはや10年くらい。未だに私は垢抜けない。
最近のヘアスタイルは特に難しい。「おくれ毛」を適度に出し、「ゆるっと感」を適度に出せと。
それでいてボサボサはNG、時間が経って髪型が崩れるのもNG。
昨日の私は「ボサボサの一歩手前、ギリギリゆるっと感」の髪型にすることができた。
その頭で買い物に出かけた。
道中、強風に吹かれた。
100均の売り場で必要なものをカゴに入れ、レジに渡すとアルバイトの男子学生が「いらっしゃいませ」の一言もなくバーコードを通し始めた。
考え事してたのかな。でもちょっと感じ悪いな。と思いながら会計を済ませたが、そこでハッとした。
私の頭がボサボサすぎるから、男の子はびっくりして声が出なかったのだ…そうに違いない…
それなのに、カゴの中身はヘアアクセ、アイプチテープ……身なりに気を使っているかのような買い物。恥ず。
緊張する、誰かに見られてたら…とドキドキするかと思ったら、フッツーにできた。どうってことなかった。
入店時は、小学生の男の子がキッズスペースで散髪されている以外お客さんがいなかった。
発券機で1200円を投入し、近くにいた人にカードを渡すとその人が担当の人だった。
まごまごしていたら「初めてですか?カラーとかセットとかしませんけど、大丈夫ですか」と確認された。
大丈夫です、と答える。
席に座ると、雑誌はないどころか、モノを置く棚すらなかった。
でかい鏡がデーン!とあるだけで、そこに張り紙で会話を控えるように書いてあった。
安心。
今日はどうなさいますか、と聞かれたので、予め探しておいたヘアスタイルをスマホで見せた。
「後ろはこうして、横はこうして、顔回りと前髪はこうしてください」
「この髪型はアイロンをかけないとこうなりませんけどいいですか」
と確認された。つまり、今日はアイロンをかけないのでこういう仕上がりになりませんよ、という確認だ。
今日は帰って風呂入って寝るだけなので「大丈夫です」と答えた。
シャンプーはないので、きりふきで髪を濡らしながら切っていく。
そういや子供のころ、格安カットの店があったが同じく霧吹きで濡らして切って1500円くらいだったなぁ…と思い出した。
そんなことをつらつら考えていると、カットは終了。
うわさに聞いていた、掃除機のホースを上の戸棚からニューっと伸ばし、髪を吸い取る。
鏡で後ろを確認。
ただ、伸びて退色したカラーそのままで1日活動した髪を霧吹きで整えて切っただけなので、ヨレっとしていた。
とても現実的な仕上がりだった。
「アレンジしたときに動きが出るようにしたいのですがすいた方がいいでしょうか」
と聞くと、
「すいた方が動きが出せますが、その代わりまとまりにくくなります。アイロン使ってますか?」
と聞かれた。
たぶん、髪触った感じアイロン使った感じがしないからだと思う。
「たまに」
とうそをついた。本当は、昔使っていたが今の髪型になってからは使ってない。だからこれから使う予定、だ。
結局少しだけすいてもらうことにした。すきばさみでざくざくと。
美容室の人が「すきばさみだとはねてきちゃうから、軽くしたいなら内側を減らすようにオーダーした方がいい」と言っていたのを思い出したが、まあいいかと思った。
カットが終われば、支払いは済んでいるので席を立ってそのままありがとうございました~と見送られて終了。
仕上がりは満足だ。
・オーダーは画像を見せて「これと同じにしてください」、そのあと美容師からの質問に答えて説明の方がよかった。
・ミディアムからショートへなどの大きな髪型変更は、時間がないので美容室で時間をかけてやるのがお互いのため。
アメリカ映画のアジア人の女性キャラに黒髪にメッシュのヘアスタイルを使うのはステレオタイプだからやめようって話、違和感あるんだよなー
ハリウッドのアジア人女性キャラって自分はスターウォーズのローズくらいしか思い浮かばないけどあれはメッシュではなかったと思うし(あのキャラはあのキャラで問題あると思う)
髪の色とかどうでもいいからそれよりも吊り目のきつい顔立ちやアジア人っぽさを強調したメイクばっかり使うのをやめてくれって気持ちが強い。
実際のアジア人女性はもっと優しい顔立ちのナチュラルメイクの方が多いだろ。
これってアフリカ系の人物のストレートヘアを忌避するのとも似たようなものを感じて
小学生の頃に自分の意志で「ショートカットしたい!」ってなってからずっとショートヘアです。
・髪洗うのが面倒
・短いと涼しい
・ショートヘアの方が好き
==前置きここまで
最近、
何かに縛られて苦しい思いをしている→第三者の助言→ショートヘアにすること決意!
って漫画とか話をよく見かけるけど何?
ショートヘアとかベリショが「女としてタブー」的なノリなの何?!
「女だからベリショにするのは大きな一歩なんだよ」な風潮何?!
かれこれずーーーっとショートヘアだし、刈り上もしたことあるけど、そんなこと一切思わなかった。
そういったことを思うのは良いんだけど「ショートカット=女性の独立」みたいな構図に吐き気がする。
好きな格好した!でいいじゃん。
言われるんだよ。「ショートヘアにしているのすごいね。決断力すご~」って。
髪の毛長くするのに決断力持っているのか?ないだろ?
ここまで書いたけどどうでもいい話でした。