はてなキーワード: ヘアスタイルとは
ずっと髪の毛傷んでるんだと思ってたっかいシャンプートリートメント買ったり定期的にヘッドスパ受けたりしてた
ずっとお世話になってた美容師さんが手を怪我して引退されたので、新しい美容室見つけて行った
傷んでるんですよね…って言ったら
「傷んでないですよ!」ってテンション高く返された
あー…本当のこと言ってくれないタイプかー…と思いげんなりしたけど
new美容師さんは「傷んでるんじゃなくて、クセがあるだけですよ。それで傷んで見えるだけです」と続けた
目からウロコだった
縮毛矯正をすすめられたのでお願いしたら、マジで何にも傷んでないツヤツヤの髪の毛が生まれた
実際に問題は起きた。
黒人の活動家で黒人研究の大学講師でもあり、全米黒人地位向上協会(NAACP)の支部⾧をも務めたレイチェル・ドレザルが、実は黒人ではなく白人であることが地元のテレビ局によって暴露された。
両親は白人で黒人の祖先が一人もいないドレザルが本当の自分は黒人であると主張し、⾧年、黒人として生活していた。
地毛が金髪で肌の白いドレザルは肌を褐色にし、黒人のヘアスタイルを真似、「黒人」に変身していた。
秘密が暴露された後、ドレザルはメディアの取材に対し自分のことを black (黒人)、biracial (混血)や transracialと呼称し、幼い時から自分が黒人であると思い、自画像を描く際、自分の顔色に「brown」(茶色)のクレヨンを塗っていたと述べている 。
つまり、彼女は自分の「本当の姿」、自分の精神というか魂が黒人であり、自分が認識する人種と自分の身体的な人種あるいは社会から割り当てられた人種が一致していないと感じ、自分はいわゆる「トランスレイシャル」の人間であると主張した。
https://www.huffingtonpost.jp/2015/06/14/rachel-dolezal-naacp_n_7582132.html
昔話です。
弊社は男性社員はスーツだが、女性社員はオフィスカジュアルである。どれくらいカジュアルかと言うと、ある社員はすっぴんにライブTとジーパン、またある社員はフリフリの可愛いワンピースにカラフルなメッシュの入ったヘアスタイル、そしてまたある社員は縦横にボリューミーな身体を魅せつけるかのようなムチムチミニスカボディコンワンピ、と言った具合である。ちなみにボディコンワンピの社員が出席している会議では、セクハラにならないように男性社員達がみんな少し上を向いていた。谷間の開きが毎度凄まじかったからである。
そんな環境で過ごしていた若かりし頃の増田は、ガーリーなブラウスにロングスカート、レースの靴下とコロンとした靴を合わせることが多かった。化粧はブラウンのシャドウと申し訳程度のアイラインと派手すぎないチークと口紅。よその会社ならともかく、奇抜なファッションセンスあふれる弊社ではかなりの地味ファッションであった。(今なら、なんなら昔でもダサいと思うが、どうかご容赦頂きたい)
これで馴染めていると思っていた。
が、ある日、まるでドラマのようなのだが、給湯室で聞いてしまったのである。
「増田ちゃん...の...ねぇ...」「本人ちょっと...顔...いやこれは(言ってはいけないという意味だろう)だめねえ」「まあ可愛くは無いよねえwwww」
と言った内容であった。馴染めていると思っていた。地味だし。肌の露出もしていないし。だがダメだった。ブスはそんな格好をしてはいけなかった。オフィスカジュアルを勘違いしていた。
ちなみに上記の内容を話していた増田の倍以上生きているマダム達のファッションは1人は全身黒ずくめで夏はたまにホットパンツ、もう1人はおかっぱヘアにヒョウ柄あるいは何かしらのアニマル柄ファッションであった。
凄まじいショックと悲しみと葛藤があったが割愛、結局すべてユニクロの服にかえてさらに地味に生きることにした。そこからは増田が気付いてないだけかもしれないが、ブサイクと陰口を叩かれる場面は見なくなった。
オフィスカジュアルを謳歌できるのは何を言われても聞き流せるスキルを持つ社員(すっぴんジーパン社員)か、見た目偏差値が高い社員(フリフリメッシュ社員)か、女性社員の中で上位のヒエラルキーに属する社員(ボディコン社員)のみである。そしてブスは個性を出してはいけない。これが増田が学んだオフィスカジュアルである。もう全員制服にしようや......。
LGBT関連の話多少あり。もし配慮ができてなかったらごめんなさい
学生時代から付き合いのある友人(女性/30代)が仕事を2年近く探しているが中々良い縁に恵まれず、内定をもらえないと悩んでいる
友人は数年前にトランスジェンダーだとカミングアウトしていて、その前後あたりから髪の色を派手髪に変えたり唇にピアスをあけたり、タトゥーを体の見える部分に彫ったりといわゆる「個性の強い」見た目へとかわっていった
別にそれは個人の自由だから私は別に構わないんだけど、「日本は生きづらい国で困る」「LGBTの人達に配慮をもっとしてほしい」とSNSで積極的に発信する彼女を見ると何とも言えない感情を抱いてしまう
確かに差別はよくないし誰しもが平等に働ける世の中の方がいいとは私もそう思う
上にも書いたけど、別にタトゥーやピアス、ヘアスタイルは自由だし、本人の気分が上がるならしてもいいと思う
だからといって一般社会でのTPOを弁えていない範囲になると流石にそれは自身の性志向の問題ではなく自己責任の範囲なんだから難しくなるのは仕方ないのでは…と感じてしまうんだよね
いくらしっかりした志望動機やスキルがあったとしても、会社はまずその人と働きたいかどうかと判断する意味でも第一印象は選考である程度重要な要素になるよ
だからこそその第一印象のハードルを高くしちゃったら凄く損だと思ってしまう。「トランスジェンダーを公言して理解される場所で働きたい」と言っているなら尚更もったいないと思う
私はもしその立場なら”そのサークルで出来る範囲で楽しむ”か”やりたい事と多少異なってもその個性が許される仕事”に就いたらいいかなと思うんだよね
でも彼女は「本当の私を理解してくれる場所が良い、その方が安心して仕事ができる」といって頑なにスタイルは崩さない
前に遠回しに就活の間だけでもスタイルを変えてみたら?と言った事もあるけど、
「量産型の無個性なんて生きていて喜びを感じない。型抜きクッキーみたいな無個性な人生楽しい?」と叱られたからもう私は下手に指摘するのはやめておこうと思ったし、型抜きクッキーのつまらない奴扱いをされてちょっと彼女が苦手になった
正直彼女が彼女の希望通りの職に就くには今後も苦労するんだろうなと思う
でも匿名とはいえ、こういう場で彼女の事を愚痴ってしまうぐらい今の彼女は苦手だからさっさと良い職場に決まって落ち着いてほしいな
妻は出会った時からずっと自分をカッコ良いね、イケメンだねって褒めてくれる。
勿論俺はイケメンでもなんでもない。中・高校で彼女だって出来た事無いし、チョコなんて一つも貰った事ない。身長だって170もないし運動なんて出来やしない。
そんな時にずっと褒めてくれる人が現れるもんだからそりゃあ舞い上がっちまうよね。
そっから付き合って3年前に結婚した。でも昔と変わらず今もずっとカッコ良いって言ってくれる。
そして1年前のある日(まぁ段々ではあると思うが・・・)感覚がバグりだして自分が本当に本気を出せばイケメンなんじゃないか?って思うようになってきた
やった事も無い筋トレをして、ぽよんぽよんのお腹がうっすら腹筋が見えるくらいは引き締まった。
やった事も無い流行のヘアスタイルを調べてヘアアイロンなどを買ったりヘアオイルを買ったりしてyoutubeを見てちゃんとヘアスタイルを作る様になった。
やった事も無い乳液美容液を使ってきちんと保湿、肌の調子を整えるようになった。
やった事も無い顔の引き締め体操やらコンシーラーやらホワイトニングやら少しでもイケメンに見えるように鏡を気にするようになった。
他にもまぁ適当に着てた服やスーツを妻に拵えて貰ったりして、遂に妻の女友達やら仕事で会う人によくイケメンですねって言われるようになった。久しぶりに会った男友達にもお前変わったな~って言われる。
やはり人は褒められると変わるのかもしれない。
※男性向け
「モテない、モテない」というと、よく美容室に行くことを勧められると思う。
実際、美容室に行って悪いことは起きないし、むしろ良いことしか起きないので間違いはない。
だけど、通うのは正直過剰だぞ。
カラーやパーマをしない場合、男性が美容室に通う必要は正直ないんだ。
例えば大人気ヘアスタイルのマッシュやセンターパートにしたい場合、一度美容室行ってカットからセットまでしてもらい、その日の夜にノーセットの状態をよく観察してみよう。
実はそれくらいのことなら全然注文できるし、べつにマッシュやセンターパートのカットに特別な技術料が発生するわけでもない。
もちろんツーブロでもOKで、一度カットからセットまでよく観察しておけば、1000円カットで十分だ。
むしろ、「美容室高いからなあ……」と思って1ヶ月半〜2ヶ月に一度の頻度で通うよりも、2〜3週間に一度の高頻度で1000円カット通ったほうが髪型の維持ができて良い。
これを聞くと女性は「流石に2週間は過剰じゃない?」と思うだろうが、男のヘアスタイルの賞味期限は短いのだ。
特にツーブロにしようものなら、6ミリの刈り上げは一瞬で伸びてもっさりしてしまう。
「カットだけが美容室じゃない。トリートメントだってあるだろう」という意見もあるかな。
確かにそうだ。確かにそうだけど、正直家庭用トリートメントで十分だ。
女性は指通りの良さそうなセットをすることが多いが、男のヘアスタイルは毛束感を重視することが多し、整髪料も比較的強めだ。
全くトリートメントをする必要がないとは言わないが、どうせ滑らかな見た目のセットにしないのだから、家庭用のリンス、コンディショナーで良いのだ。
滑らかにするとしても、整髪料を使いながらコームでセットすれば良いので、女性ほどのヘアケアを必要としない。
これは異性関係に無頓着な男だけに向けたことではなく、「うおお!モテたいぜ!」と意気込む若者にも言えることだ(というか、これを書いている自分は20代前半で美容とファッションに関心のある男性だ)。
むしろ、1000円カットに通い詰めた方が清潔感の向上が見込めるほどだろう。
「1000円カットとかダサ。モテたいなら美容室に行けよ」というのはよくある言説だが、完全に間違いとは言わないまでも的はずれな指摘だ。
表現の自由戦士はよく「ポリコレなんて言われる前からオタクは多様性に寛容」って言ってるけど「いや、どこが???」という感想しか湧かない。
男性キャラ女性キャラ両方登場するソシャゲ(原神、グラブル、FGO等)でイケメンキャラが実装されるたびに「まんさんに媚びるな!」「ちんこ(ホモ)はいらん!」って大荒れなのを知らないとは言わせないぞ。そして男キャラは美少年に美青年にマッチョに渋いおっさんにお爺さんとバリエーション豊富なのに、女キャラはクローンのように美少女ばかり。美少女という土台は変わらないのにヘアスタイルや服装はやたらと個性的にしてあたかも多様性があるかのように見せてるだけ。30超えてる設定なら見た目が美少女だろうと年増扱いされるのも当たり前。
同性愛に寛容()とかいうけどそれは美少女同士の百合だけでシコれない見た目の女性キャラの百合(ラスアス2等)やBLは「ポリコレガー!」と不満爆発。
ルッキズムとエイジズムとホモソーシャル丸出しじゃん。どこが多様性に寛容()なんだよ。
結局こういうオタクが考える多様性ってウマ娘やプリコネ、アズレンやブルアカ、アイマスや艦これみたいな"個性豊かな美少女"でシコることでしかないんだよなぁ…。
・俺のような教室内の2~3人の日陰者たちが共有できるカウンターカルチャーなどというものは現代には存在しません。
「しかたない」
・俺はどうすればいいんですか。助けてください。
「同じ趣味の仲間を集める、アニメ見る、自分から行動しないやつに面白いことなんて絶対にやって来ない。「経験談」他人を誘って遊ぶしかない」
・いつからクッセエ萌え豚アニメや淫夢はこんな日向の連中に浸透した。オタクがライト化したのか?こんな奴らのことをわざわざオタクと呼ばなければいけないんでしょうかこいつらのことをオタクと呼びたくありません。そういうライトオタク共はデカい顔して教室の真ん中で机を囲んで昼飯を食ったりしています。
「あんたは自分がオタクだとわかっていないオタクですね。それにオタクの好きなアニメを見下しているつまり、暗い系のオタクも明るい系のオタクもどちらも見下している。そんなつもりはない?と感じるかもしれないがそれを判断するのは世の中や周囲の人間だ。あんたじゃないと気が付け」
「あいつは詳しいから重度のオタクとかあいつは浅いからライトオタクとか上下をつけたがるなんて愚かです。
ウェーイ系とかライトオタクとかひとくくりにしているのがまず思い込みであり、オタク差別と同じことをしている。
いいやつもいれば悪いやつもいるのはオタクも変わりません
彼らクラスの明るい連中はデカい顔しているわけじゃなくて仲間たちと遊んでいるだけで、それを色眼鏡で見て決めつけて極端に怖がってるだけですよね?」
当時オタクだった少年がユーチューバーになり、当時の彼らウェーイな人たちと会談をしたとき彼らはこういいました
「話しかければよかったじゃん」と
常に扉は開いているわけだ。
それと容姿を求められる集団であることに変わりはないので、着の身着のままじゃ拒否られて当たり前
・みすぼらしいヘアスタイル
・荒れた肌
・衣服の汚れ「フケとか染み」
これらはオタク側が悪い。
そういう時代の流れはあらがうだけ無駄、どうしようもなく変えられない。
むしろそういう美意識は世の中の流れだから、社会人になるなら磨いておくのが正しいとすら思う
あと明るい連中の中には威張り散らしているやつらもいるから一概にあんたが悪いとは言えない
かくいう自分も林間学校のときごはん配膳をしている最中、隣の子にご飯茶碗を渡したとき、いきなり怒鳴りつけられて
「俺らに速く渡せよ!なんでこいつらが先なんだよ」と威圧された
そういうのは苦い経験として尾を引く
そいつらは悪いやつらかもしれないし
後輩に接するときは勇敢だったりして尊敬されていたりするかもしれない
オタクも似たようなもんだ。
俺はオタクじゃないと思いながらアニメをたしなんで同じオタクを蔑んでいるオタク
みんなそんな束感出したいのか?かっこいいと思うか?
いや,かっこわるいとは思わないが,なんでみんながみんな束感だすんだよ
むしろそっちの方が多いだろ
その原因って自分なりに調べてる感じ,某東京のメンズの美容院がネットで情報発信してるからだと思うんだよな
因みにインスタでよく見る「大変身!」みたいなやつはなんでほとんどの奴ツーブロックアップバンクなんだよ
もっと他にあるだろ
雑誌とかはもっと色々提案してるの見るけどああいうのは好きな人しか見ないからなぁとは思う
これは,ファッションにも言えると思うんだよ
インスタでファッション発信してる男共なんだあれ
軒並み「モテる!」ばっかじゃねーか
みんなファッションのモチベーションってそんなにモテることなのか
これはこれで,インスタで情報収集して自分のインスタで発信するみたいなループしてんだろうなって感じはするわ
まぁファッションはヘアスタイルに比べてまだちゃんと上記以外に色々発信してたりする場所があるしメディアもちゃんとしてるのが多いからましかな
髪の毛を整えるときに前髪を「作る」のがとくに若い日本人女性に多いようだ
額に垂れた前髪が均等間隔に細い束となって並ぶよう、丁寧に整える作業があるらしい
「らしい」というのは、これを書いているのが、実際にその作業をしたことがない日本人男性だからだ
きれいに「作った」前髪はかわいい……のか? と最近考えこんでしまうことがある
いろいろな国の女性の画像を見ていると、前髪をすだれ状に処理したヘアスタイルは見たことがない
ので、電車で前髪をきれいにすだれ状処理した女性を見かけると、丁寧に処理されていればいるほど、なにかしら奇異な感じを受けることがある
前髪のすだれ状処理はなぜ日本で発達し、かわいい、あるいはきれいな女性のヘアスタイルとみなされているのだろうか
だれがそれを拡め、だれがそれを受け入れているのだろうか
あとで詳しく調べるために書いておく
大学生の間で、男も女も、韓国風ヘアスタイルやファッションかなり流行ってるのを目の当たりにして、おじさんはさすがに驚愕しちゃったよね。ファッションだけじゃない。食べ物や音楽も韓国がずっと流行っている。女子は特に韓国へのあこがれが強く、韓国人のイケメン彼氏がいることはかなりのステータスだそうだ
皇室の佳子さんがKPOPグループのダンスやってるとかいう週刊誌の記事見て、時代は変わったなあと思ったもんだが、変わり続けてたな
5ちゃんとかで犯人は韓国人だろとか、何らかのアンチがコイツ国籍は日本じゃないんだろとかいってるの見ると「この人はおっさん、おばさんなんだろうな」と思う
私は女性だ。出会いが皆無な職場にいるのでマッチングアプリはこれまでにも何回も使ったことがある。
メッセージや通話を重ね仲良くなり実際に会って交際に至った出会いもあり、真剣に結婚を考えていた時期もあるが、昨年別れてしまった。
一応お友達から始めたい気持ちはありつつも、実はまあそこそこ真剣に交際相手を求めているというのが前提にある。
私はお世辞にももう若くない。ずっと独身だが父親が暴力を振るう家庭で育ったことも関係しているのか、ある時点から年上男性がものすごく苦手になってしまった。
なのでマッチングアプリでは年下の男性を選びマッチすることが多い。結婚を考える際に現実的なのは同い年や5歳年下くらいまでがまあ現実的だろう。
だがなんというか、そのあたりの年代とマッチングしてみてもなかなかうまくいくように思えない人が多いので、記憶が新しいうちに記録しておこうと思った。
かなりフェイクを入れてあるがもし自分のことだと思われる方がいたら申し訳ありません。なお記載しているのは実際に会ったことがない人ばかりです。
私の前職がデザイナーであること、年下希望であること、喫煙者を希望しないことなどのプロフを見て、マッチ後に先方からメッセージをくれたので好印象だった。
その後一週間程度でLINEをするようになった。最初のころはLINEが届くのがうれしかった。
その男性が地方出張へ行く際に、かつて私が住んでいた町を通るとのことでおいしいお店や懐かしく思う場所などをピックアップし教えたこともある。
実際にその中の一軒に行ったようでレビューをくれたが、男性の感想は「次はないな」とのことだった。
確かにチープなB級グルメだし地元でも賛否両論ある味だ。だがなんだかその言い方に少々の嫌味さを感じてしまった。
それでも当たり障りのないLINEを続けていたある日、中国のある地方の出身者が作る珍しい麺類のお店のことを話したところ、一緒に行きませんかとの誘いを受けた。
でも前回の「次はないな」の一言と上がり続けていた一月のコロナ感染者のグラフを見て「コロナ増えてるので今はちょっと怖いです」と断ってしまった。
男性は8割くらいがテレワークだが、通勤がある日はほぼ繁華街の安めな居酒屋に行っていると話していたのも断る材料になってしまった。
なんとなくLINEも途切れてしまったが最後に来た彼からのメッセージには「明日は友人たちと別荘を借り切ってスノボです」と書いてあった。
一方的な判断で非常に申し訳ないのだが、この人は私が病気で倒れても友人との予定を優先しそうな人だなと感じ返信しなかった…
そのしばらく後、男性のアプリ上プロフィールのメイン写真がおそらく地方出張のときに特急の車内で撮影したものに変更になった。
以前載せていた写真よりも前髪の量が大きく減少していた。
減少した前髪を伸ばし、後退した前額部を隠すようにしているヘアスタイル。あごにかけたマスク。片手にプレミアムモルツ。ブランドの時計。結構高そうな質感のシルバーのイヤホン。
もしこの人と一夜を共にすることがあったらこの前髪も前後運動と共にヒコヒコと頼りなく動くのかなとか、シャワー浴びたらスイカの皮の模様みたいになりそうだなとか想像し、
笑い上戸の私はブハァと吹き出すことが確実なので彼のLINEを削除した。
相手男性のプロフィールを確認すると結婚に真剣である旨が記載されていた。自分ももちろん願望がないわけではないのでマッチ後すぐ届いた先方からのメッセージに返信した。
やや上目遣いの自撮り写真の眉毛が20年くらい前のV系が好きなんだろうなと感じさせる形であったが、人間は一番モテていた頃のルックスをなかなか捨てられない生き物だ。
プロフィール上の他の写真にはギター、愛用と思われる香水、クロムハーツ的なアクセサリーが無造作に置かれたシルバーのトレイなど。20年前なら彼のこと好きになれたかもしれない。
メッセージを交わすうち、私の友人が他のマッチングアプリで出会った人と「友情婚」に近い感じで、交際半年で結婚したエピソードを披露した。
彼からの返信は「その友人は正しいでしょうね」とのことだった。
私が「友人」と書いたら、ふつうは「お友達」とか「ご友人」と書くのがまあ一応の決まりなんじゃないか?とモヤモヤしたのと
そこまでに交わしたメッセージに「親と仲いい人を希望している」という記述があり、私は返信をやめた。
私は親と仲悪いから彼の条件から外れるのと、一方的な情報のみで正しい・正しくないを判断する感じになんか独善的なにおいを感じてしまった。
とにかく彼は私のプロフィール写真のルックスが好みだったようで「めっちゃ可愛いと思ってる」を繰り返した。
私も彼の一重の涼しい目がわりと好みだったし、英語を勉強しなおしている最中だから彼からのいいねはうれしかった。
なのでわりと熱心にメッセージを返信していたのだが、彼は私の過去にやたら嫉妬する人だった。
最初は聞かれるがままに元彼となぜ別れたのかを説明していたが、そのうち元彼との性的な事柄にも質問が及んだので「なぜそんなことを聞くの?」と返信した。
自分は今年に入るまでは元彼との復縁を希望していたような人間なので、少し前の過去のことを思い出すのは心がチリッと音を立てて焦げるような気分になるのだ。
彼の答えは「ごめん」だった。こちらの質問内容に対して何も答えない不誠実な謝罪は大嫌いである。
なのでその旨を説明し、受け止めてくれるならともかく興味本位で聞かれるのは自分の傷を自分でえぐるようで嫌だと言った。
するとすぐ「受け止めて助けたかった」との返信が届いたが、このやりとりの少し前にアプリの通話機能を使用して話す約束をしていた日に「忙しい」だけ送ってきて、
その後に二日間音沙汰なしの上リスケジューリングをしようとしなかった奴に受け止められるわけないだろと思った。私は返信を止めた。
「僕が悪いのかもしれないけど、なんでこんなことになっちゃったんだろう」
彼も私とメッセージをしなくなってからプロフィールを大幅に書き換え、写真を色々載せていたが、自宅と思われる洗面所を利用して撮った写真の鏡がすごく汚れていた。
スーツ姿で居酒屋で飲んでいる写真や回転寿司でエビをほおばる写真など、誰かに撮ってもらったような写真も増えていたが、どちらもテーブルの上がすごく汚かった。