「校正」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 校正とは

2021-03-28

anond:20210328150114

論文言うたら英語で書いた奴をネイティブ(もしくはそれに近い)の同僚に見てもらってさら校正に出すから地の文章やないで

2021-03-24

anond:20210324100747

お金が使えるなら、さっさと英文校正サービスにだして直してもらうのはどうでしょう校正結果をみれば勉強にもなるし。

TOEIC975点の私でも、英語論文書くときは必ずそうしている。めちゃくちゃ直してくれるよ。

2021-03-17

英語かいう最強ヘイト言語

世界はいろんな言語があるけど,英語だけ他の言語を抑圧しまくってないか

国際社会活躍がなんちゃらとかい文脈では英語必須みたいになってるし,学術世界では英語以外で書かれた論文は実績扱いされないし.

とにかく英語じゃないと相手にすらされん.

母語なんて本人の努力じゃどうしようもないのに,英語以外じゃ相手にされないから非英語圏に生まれただけで余計に勉強しなきゃならん.

英語習得自体努力すればなんとかなるかもしれないけど,英語勉強にはお金がかかるし,その英語学習とか英文校正とかでネイティブが非ネイティブ向けに商売してんだからとんでもないよな.

多様性がどうのこうの言われてるけど,言語についてはあんまりそういう話聞かないよな.

まあ,自分が生きてるうちには解決しそうにないから,黙って英語勉強を頑張ります

2021-03-02

anond:20210228234557

読ませる。

そして「これでもマシな方」という反応を結構見かけ震えている……。

※一点、「にも関わらず」とあるけど「にもかかわらず」もしくは「にも拘らず」です。校正経験者より。

2021-02-22

まんが編集者の嘆きと自戒

※この内容は個人意見です。

 

私はまんがの編集者やってる。

多分そこそこ有名な、作品名言えば幅広い年代の人に通じる本出してる会社

私が担当している作品は「超有名!」って程じゃないかもしれないけど

ファンもいるし、そのジャンル好きな人なら知ってるだろうって作品

 

編集って、多分何やってんだかよくわかんない仕事の上位に入りそうな仕事だと思う。

作家の家に原稿取りに行って「できるまで帰りません!」と居座るとか

完成原稿よんで「没!」とか言ったりするイメージかな。

 

編集スタンス雑誌作家ごとに違う。

まんがの描き方は様々なので、

全部自分ネタ出してきて、描き間違いや矛盾がないか確認するだけ人もいれば

「今回はグループ遊園地に行かせたいんだけど、2人きりにするシチュエーションは何が良いかな?」とか具体的に聞いてくる人もいる。

9割ネタ出し丸投げの人もいる。

丸投げタイプも「じゃ~何しまっしょっか?」と会話をするうちにネタがまとまる人がほとんどだから

完全な編集任せじゃないし、楽しく仕事させて頂いている(と、私は思ってる)。

メインの仕事文字校正とか写植の手配とか広告記事ページを作ったりすること。

あとWEBサイトネット公開用の漫画を整えたり、複製原画作って営業さんに渡したり販促品作ったり。

私は業務時間の8割くらい広告記事販促品作ってる気がする。

 

この仕事をしていて寂しく思う事が一つある。

編集だってまんがが大好きだし、担当作家が大好きだ。

本当に貰った原稿をみて興奮したり爆笑したり泣いたりしたか感想を伝えている。

でもなんか、いつも社交辞令営業だと思われる。

わかるんだ。

私も書店さんから「今回の告知チラシ良いですね」って言われたら社交辞令半分に受け取るから

でも私は本気で作家に「楽しみにしていました」って言ってる。

〆切があるからじゃない。雑誌のためじゃない。

私があなた作品を読みたいんだよ。

じゃなきゃ会社で貰える見本単行本とは別に自宅用に、自腹で購入しないって。

在宅仕事用じゃない。好きだから買ったんだ。

いや、わかる。他人に言われた方が嬉しいのすっごいわかる。

作家は悪くない。

ちょっと読者に嫉妬ちゃう私が悪い。

 

でも最近悔しいから、担当作家が他社で描いてるマンガ応援アンケートはがきを送った。

他社の単行本AmazonLOVEコールレビュー書いた(実際すごく面白かったから嘘じゃない)。

これで私も「無名の読者」じゃないか

他社の担当さん、感想伝えてください。アンケートはがきを読むと捗るタイプ作家さんです。

コロナ落ち着いたら友達にも布教します。

 

自社の利益とか無関係に好きなんだ。

今日も、表向きは真面目に数字や読者反応を考えて動ける編集者として応援して、

影ではただの一オタクとして作家応援していきたいと思う。

 

これ以上めんどくさいファンにならないよう、自戒と愛を込めて。

 

P.S すべての作家さんへ。

頼む、よく寝てよく食べて適度に運動してくれ。長生きしてくれ。

無理はしないで欲しいけど、作品もっと読みたい。

私は健康にいいむくみが取れるお茶(My担当作家好きな物)を

季節の折に差し入れするくらいしかできない。

 

この文章を昼休みに書いていたら、ちょうど絵のラフが届いた。

かっわいいー!大好き!!!は~~~幸せ

早くファンに見せたい。むしろ人類に見せたい。仕事頑張ろう!

2021-02-18

anond:20201022032904 同人日記

派手な見た目のやつのことを見た目がカタギっていうのやめてくれぇ逆だ

  

千秋楽は大きな箱(=公演場)の固有名詞ではなく最終公演のことですぅ 

千秋楽を目当てに移動した」ってのはおかし

甲子園なら通じるだろうが千秋楽は有名な劇場固有名詞じゃねえんだ、いわば日付のことなんだよ

 

あとこういうの事細かに指摘されたのかしらんが「毒マシュしかこいからマシュ閉じます」っていうのもやめてくれぇ

オレは誤字はめちゃくちゃ萎えるんだぁ ロマンチックお話が読みたいんだぁ

でも誤字指摘でもない毒マシュもきていたのなら気の毒だしごもっともだとおもうけど。

うろおぼえだがオレもこの人に誤字指摘を送っちゃったような気がして後悔が山盛り過ぎるぅ

(いちおう褒めるべきところは褒めつつで送るようにはしているからそうしたハズだとおもうんだが)

(そのかいあってか創作やめますとはおっしゃられないのでよかったのか?)(でももうすぐ辞めるんじゃないかとそわそわ)

   

(以上3人別人でいらっしゃいますがおみかけしました)

 

いつも楽しく読んでるからこっちでロバの耳たる増田で叫んどくねぇ

いつかご本人に届けぇ

世界が正しく表記された萌えで埋まりますように

同人校正ソフトがまだないのならオレが無料でやります・・・でもみんな筆力に絶対の自信があるんだよな

オレもだし

 

そういえば別のところで翻訳クズいのもみかけた

翻訳者の名前出てる上でだぜ?

神託を受け→×信託を受け(神話から急に金融に)

ホンっトにもう傷つくんだろうとおもうから言えないけど

素人やんか

=====

https://anond.hatelabo.jp/20210825132748 

2021-02-16

32000字くらいの短編を書くのに2週間かかった。コスト換算したらもちろんマイナス。金払って校正してもらうぜ。このむだな自己顕示欲がうざい。

2021-02-13

石岡瑛子展圧倒された

石岡瑛子展に行ってきたよ日記素人丸出し視点、長いよ)

  

Twitter校正紙の指示がすごいってのを読んで興味を惹かれて行ってみた。

久々の遠出、久々の美術館

まず着いたら遠目から黒い人だかり。

まさか…と思ったらまさかの当日券チケット買うのに

120分待ち。

  

120ぷん!?!?

  

チケット買うだけ、入るのはまた別途時間かかるらしい。

ちょっとは並ぶと思ったけど、

夢の国の待ち時間かよ…美術館ってこんなに並ぶモンなの??

こんな状況になる前もでかい箱モノの美術館ってそんな行ったことないかわからん

びびったけど、結構来るのに時間かかったし

交通費払って来てるし、並ぶことを決意。

   

幸いにも2月にしては暖かい晴れた日だし

強い味方のKindleで昨日小説を買ったばかりだし

鍛えてない足は並んでいるだけで疲れたけど、

よい日光浴になった。

    

さて、2時間少し経ってやっとチケット買えた。

120分とかビビらせといて人減らして

実際はもっと早く買えるものだと思ったら

ちゃんと2時間超かかったよ……。

   

入り口で手の消毒と体温検査してた。

テレビ画面に映る自分は安定の35度台だ。健康健康

ちゃんと外出前も健康確認してから出てるよ)

  

買うとき常設展コロナで閉まってるから

再開したらこチケットで入れることを説明される。へー。

対策で閉まってるっていってもこの人混みで今更…と思わなくもないけれど)

  

チケット買えたと思ったら、入場までにさらに30分近く並んだ。

時間指定とかでまた待たされるのもヤだし、まあ良いよここまで来たら。

   

はい、やっと入れた〜。

中混んでそうだな〜と思ったら実際めっちゃ混んでた。

なんか最初の所でパンフレットQRコード置いてあって

展示の説明文がQRコードで読めるらしい。工夫してるね。

撮影禁止って書いてあるのに、展示室スマホ持った不届きもの多いな〜って最初感じちゃったけど

説明文読んでる人がほとんどだったんだろうね。

  

※今更だけどここから展示のネタバレめっちゃ入るよ注意

  

入ってからずっと年配の女性インタビューっぽい音声がずっと流れてる。

カタカナ語が多いからなんだろうって思ってたら、石岡さんの声っぽい。

なんとなく情熱感じる。

これもQRコード文字で読めるらしいから、ちゃんと聞き取ろうと頑張らず

とりあえずBGMにして展示を見ることにする。

   

最初の部屋はなんか石岡さんの広告とかの展示らしかった。

校正紙のに惹かれたのと、見たことないけど聞いたことある映画落下の王国』の人、というのと

好きな映画白雪姫と鏡の女王』の衣装の人、ということくらいしか知らないで来てるよ)

    

元々資生堂の人なのかっていうのも知らなかったけど、

きっと時代的に女性ガンガン仕事するの難しかっただろうに

大きい仕事して成功してるっぽくてすごいな〜

商品切る図とかめちゃくちゃ斬新だったのでは?

反対とかされたのねじ伏せたのかな? 海外ロケの先駆けか〜はあ〜へ〜

色合いすご〜と素人丸出しの想像しながら展示を見ていった。

  

なんと! 大阪万博ポスターやってたんだね。

実際のポスター、なんか赤い丸に細かい効果線?が効果的なのかな。

よくわからんけど、力強くて印象的だ。

ポスターの手前の方に構想のスケッチみたいのが置いてあって

日の丸とか桜とかいろんな図柄やら伝えたい意図、考えを落とし込んでいって

ポスターの形にしてたことが、たくさんのメモから伝わってきた。

最終形のポスターしか見てなかったら、わかんなかったな。

おもろーこういうの見たかったんだよ! ってなった。

   

そんでPARCO広告ゾーンに来た。

まずここで圧倒されたよ。

「鶯は誰にも媚びずホーホケキョ」

って一歩間違えれば意味わからんダサくなりそうな、でも力のある言葉

ビジュアルで納得させられて格好良く感じる。

キャッチコピーの力も大きいけど、

肌の色が濃い人の美しさ? を全面に出してるの

当時鮮烈だったのでは? 今でも新しく感じるくらい。

しろ今でも通じるというか、今こそ見たい感じもする。

黒人女性広告、目を奪われる。

なんか全体的に女性がすごいかっこいい。

所々出てくる男性ポスターもすごく色気があって素敵。

人種性別に捉われない強さみたいのを感じさせられた。

    

文庫雑誌パッケージ面白いデザインが続いて、

次に目を奪われたのが三陽商会広告

裸の女性ボディービルダーニットの組み合わせ!

ここの校正紙の赤字も興味深かった。

見比べると仕上がりやっぱ良い。

指示怖いとかTwitterで書かれたの見てたけど、怖さは感じず

的確さ、仕上がりを追求する姿勢に圧倒された。

    

そんでまたまた圧倒されたのが

ヒロシマアピールズのポスター

夢の国ネズミ自分の手で目隠ししてるという

これでもかという風刺が詰め込まれた図…

否が応でも刺さってくる、図のみでこれでもかと訴えかけてくる…

やば…と思ったらやっぱり説明文にD社と著作権協議したって書いてあった。

でもわかってただろうにそういうの込みで発表した気概がすごいし、

その完成度もすごいんだこれがまた。

これの校正紙の赤字も的確で

あきらかに校正紙と完成品のポスターで手をはじめ全体の立体感とかが違って

説得力、完成度が素晴らしかったよ。

   

とまあ色んな日本仕事を見たあと、NYでの仕事の展示に。

(途中エスカレーターとか乗って階変わってまだまだ見れるのか! と量の多さにびっくり嬉しくなった。

東京都現代美術館初めて来たからこんな広いのか〜ってなった)

風姿花伝」っていうのを出版して売り込んでくってのが格好良いなあ。

本も表紙だけでデザインセンスがあふれてることが伝わってくるよ。

企画とか舞台とか演出とか衣装とか色々な分野で活躍してたらしい。

デザイナーって、仕事幅広いな…というより

石岡さんという方が自ら仕事を創り出せる、切り拓いていく方だったんだろうなあ。

   

途中着物がいっぱい映像で映されてるとこあって

着物の柄、生地、光沢、色合い惚れ惚れした。写真の見せ方も素敵。

舞台衣装、その舞台を輝かせるための舞台がある間だけのものだけど

こうやってじっくり見られるの嬉しいな。

   

グラミー賞とかトニー賞とか、詳しくない素人でも聞いたことのある賞を受賞されてることをここで知る。

自分が詳しくないだけかもだけど、知らないものだなあ。

   

いろいろ映像とかみてなんか暗幕くぐって次の部屋入ったら

床と壁全面金ピカで金閣寺があった。びっくり!

回り込むとなんか金閣寺割れてる。触れないように金閣寺中入れたよ。楽しい

三島由紀夫映画のセット再現らしいけど

準備した人、企画した人大変だっただろうなー

展示の期間の終盤に来たけど、床きれいだった。

カンヌのなんか賞獲得したけど日本では遺族とか色々で公開中止で

石岡さんが日本離れる決意の一因になったとか。

日本っぽいエピソードだ。

流れてた映像ダイジェストだけど、ラブホとか神社鳥居が沈んでるのとか

色々なんかひっかかったのかもねと思わされた。(実際はどこのせいかわからんけど)

   

ドラキュラ』の衣装

きれーって思って見てから説明文見ると蛇って書いてあって

もう一回みたら蛇のドレスおもしろってなった。

気づかないタイプから説明あるとちゃん理解が深まった気がして嬉しくなる。

   

ザ・セル』とか『落下の王国』とかのゾーン

映像とかザ・衣装! って感じで見応えあった。

独特の世界観衣装があるからこそ成り立つ不思議世界

なんか石岡ワールドな感じなのかな。

熱出した時に見る夢の不思議の国のアリスと孫悟空混ぜたおとぎ話大人版みたいな?

よくわからんけど、現代美術芸術家だなーってなった。

それを再現できる技術とか衣装の人とかもすごい。

   

シルク・ドゥ・ソレイユ衣装も手がけてたなんて

部屋入るまで知らなかった。

子どもときテレビで初めてシルク・ドゥ・ソレイユ見たとき

奇抜で変、でもサーカスって楽しいなあ!

って服を見てたのがつながった感じがして不思議楽しい

ここでそろそろ疲れてきて、映像は流し見になってしまった。

あとシルク・ドゥ・ソレイユの現状ニュースで見たか

ちょっと切なくなった…いま厳しい時代だ。

   

ソルトレイクシティオリンピックスポーツウェアデザイン

芸術家っぽかったのにできるんだ! って驚いたけど

よく考えたら最初から大衆向け広告からスタートした人だった。

映画とか舞台とかの芸術的衣装バーンって頭に残ってた。

変な形なのになんかスタイリッシュで、ポケット開いたらハートとか遊び心あるなあ。

色合いも今見てもなんかお洒落だ。

   

北京オリンピック衣装も関わってたなんてびっくり!

数々の賞を受賞してるとはいえ日本の、女性が、北京五輪

こんな活躍をされていたなんて!

たくさんの壁があったろうに、尊敬

開会式映像にも圧倒された。

技術の粋を集めた、数の多さの力、全体の力、人間の力…。

衣装中国伝統的な形を尊重しつつ、たくさんの人数が揃って舞うとき

色合いの美しさに思わず声が出そうになるくらい感動を覚えた。

(こういった光景は、もうしばらく、きっとこの先かなり長い間見られないんだろうと

思ってなんかまた切なくなってしまった。疲れてきたのか? 急に悲観的になってしまう)

   

ニーベルングの指環』の衣装とか、

全然知らないけど、キャラクターとか伝わってきて興味深い。

白と黒グラデーションドレスとか、裾の色変わるのとか、素敵だった。

他でも共通して言えるけど、衣装のドレーピングが見事!

職人技見られると、無条件で嬉しくなるよね。

   

最後、『白雪姫と鏡の女王

この映画大好きなんだよね。石岡さんの仕事で唯一ちゃんと知ってる作品

女王ドレスが本当見事の一言。素晴らしい。

かい造形が、妥協を許さず作り込んであるのが、圧巻。

布でこれでもか! と作り込まれていて、

この衣装を見れただけでも来た甲斐あった〜! ってなった。

白雪姫衣装も、色あせて古びているところはあったけれど

見れて嬉しかった〜! 胸元の布の造形が細かくてすごいんだよ。

けっこうスケッチ衣装と違うところもあって、

実際の衣装のほうがより良くなってるから

きっとここも意見取り入れたり試行錯誤した過程があるんだろうなあって見てた。

映画面白衣装がたくさんあるけど、なんか納得させられるというか、

世界にあっているというか、むしろ素敵というか、説得力あるのが本当良いよね。

ダイジェスト映像も、衣装素敵〜! ってなったし

説明文でへーって思うところも多々あった。

   

そして最後最後えこの一代記』

高校生でこの色合いの絵! すでに実力とセンス光ってる! ってところも驚いたし、

世界に羽ばたくために当時にすでに英語で書いてたってのもびっくりだし、

夢や希望がこめられていてぐっときた。

叶うよ! というか、この方は、自分で掴み取って叶えたんだな。

はーほんと、格好いい人だな。

この人は人生をかけて時代世界に向かってデザインし続けてたんだなあ。

   

展覧会の「血が、汗が、涙がデザインできるか」

めっちゃかっこいいキャッチコピー! て痺れつつ

ポスターの絵はあんまり好みじゃないなって感じてたけど、

筋肉とか赤とかいろんな作品を越えて所々で見られるモチーフを見ると

全体総括ではないけれど、この図がぴったりだったのかもしれない。

   

と、途中所々ベンチで座りつつ4時間近く展示を見て回ったよ。

もっとじっくり見れるくらいだけど、集中力と体力を加味して

ギリギリ楽しめるぐらい粘れた。

予想の4倍くらい展示量と濃い内容で大満足だった。

図録買おうかなって売店行ったら売り切れてた。かなり先の入荷だって。さすが。

   

こんな時間かけて見ることになると思わなかったかお腹減って

美術館カフェ軽食を食べた。夕方過ぎの昼ごはん

石岡さんイメージパフェカフェレストラン提供されていて、

見た目かわいかった。苦手だから食べられないの残念。

久々に良い物、仕事見れたなあ、と大満足。

一日を美術館に費やせて、楽しい時間だった。

  

2021-01-19

anond:20210119190456

別に専門家じゃないけど

昔の音楽の人は、クラブスペースで鳴らすことを考慮してるって言うか、

スピーカーでのアウトプット主体

その次が高音質のヘッドフォン再生した時の音。

そこで音圧(体にずんずんとくる感じ?簡単に言えば)がないと物足りないと感じる

でもAyase氏はパソコンからイヤホンで聞いただけでアウトプットしちゃってるから

音の圧が足されてないってことなんじゃないの

普通レコーディングスタジオでやるから、音校正用のスピーカーで鳴らしたりとかするから

プリセットは音の事じゃなくてイコライザのことね

2021-01-04

今朝の夢も仕事してた、といってもリアル仕事ではなく、校正企画みたいな

アイドルに関する記事校正しつつ、ツールを使って生き物を捕まえる?とかなんとか

アイドルはかつてファンをやってたグループ

夢の中で企画の話をそのアイドル達に説明しつつ協力を頼んでいた

夢の中の自分アイドルというより、仕事を頼む相手として認識していた 頼みたいけど敷居が高いなぁと

夢の中までずっと仕事テンションだなあ

2021-01-01

anond:20210101072708

例外はあるんだ、もちろん地元にもいるけど

出版社の色校正さんがかならずいるとわかっている美容室

まぁ必ずとは言わないけど

この地域なら色校正ができる美容師が鋳ないと考えることに無理がある

なぜいないの?

という地域は、東京にも何箇所かある

2020-12-30

yumっていうのは色校正みたいなもん

PHP8.0といっても いろんな8.0がある。細かな違いがあるだいたいおなじなPHP8.0

それを 合わせこんで 動くようにしてくれるのがyum

もってきただけのPHP8.0だと、そもそもPHPが起動しないことすらある

そういうのをやってくれる校正さんがyum

2020-12-29

anond:20201229202738

というわけで 年末は色校正さんが お休みになるケースを想定しておいて IT業界

anond:20201229202347

ごく簡単に言うと IT業界版の色校正さんのことです。いらないなら いいけど 僕は色校正さんはいるとおもうよ

2020-12-18

文章最初に名乗るという文化

うん、で返信を始める話を見ていて思い出したことがある。文章最初に名乗るということだ。

これだけだとピンとこないかもしれないが、私にとってはかなり違和感のあることで驚き、疑問に思った出来事だったので、思い出しながら書いていくことにする。

最初に気付いたのは、社内報製作していた時のことだ。社員投稿をお願いするコーナーがあった。

毎号掲載のお馴染み企画なんだけど、目的社員紹介とか交流で、内容は趣味旅行食事会などさまざま。次号に寄稿する社員を今号の掲載者が指名してリレー形式で続けていくものだった。

大体同じ部署や支所、同期などに回していく人が多いんだけど、長く続けていくと「もう出たよ」という人が増えて行ったり、頼みやすから新入社員などの若手に偏ってくる。(そこからいきなり部長クラスに飛ばす猛者もいる……もとい良い雰囲気職場も多く、案外スムーズに回っていた)

そうするとある時期から、本文頭に「こんにちは新入社員の〇〇です!」のように名乗る投稿が見られるようになった。

掲載事項は上から順に、所属、氏名、写真、本文である。だから最初に見たときに「いや本文で名乗らなくても氏名すぐ横に書いてあるからわかるんだが」とびっくりしたのをよく覚えている。

"その人らしい"原稿尊重する意図から校正は誤字や文字数調整(もちろん了承はとる)だけにとどめ、できるだけ原文ママ掲載を基本としていたので、最初はそれでよしとした。次号からも似たようなものが見られたのはおそらく、前号を参考にしたからだろう。

だが、限りある誌面で、目的社員の紹介だ。書くことがなくて文字数が少ない分には構わないが、最高でも100字(大体2~3文)しかないのに、なぜそんな無駄なことをするんだろうととても疑問だった。空白を埋めるにしても不自然すぎる。在籍期間の少ない社員にも過去号を参考に渡したため、掲載内容や誌面イメージがわかないということもないはずなのだが。

そんなこんなで、氏名は隣にあり被るので誌面の都合上掲載しませんよ、という方針に変更となったのだった。ちなみに、その後も本文に氏名を書いて「これが自分だ!」と主張してくるような社員はいなかった。

それからしばらくして、である

複数人でやりとりするDiscordサーバーに、いつも最初に名乗る投稿者がいた。

いやそのすぐ上に名前あるからわかるんだけど??と私はその時も謎だった。

まり理由が分からなかったので本人に尋ねてみると、「周りもそうしている」とのこと。

周りって?と聞くと、「バイトサークルグループLINEとかではみんなそう発言している」そうなのだ

その例でいえば、理解できる。表示名が苗字どころか名前ローマ字だけ等だと誰が発信しているか分かりづらく、「●●学科△年の××です」と最初に名乗るのはスムーズな連絡のためには必要だと考えられるし、納得できる。

付け加えるように「メールとかもそうでしょ?」と言われたが、そりゃメールメールアドレス(もしかすると表示名かもしれないが)→タイトル→本文→文末に送付主情報から、先に名乗るのが親切の場合はもちろんある。これも分かる。

でもすぐ上に、メッセージを受け取る側がその人だと認識できる状態の表示名があるのにわざわざ名乗る意味とは?と訊いた時に、「確かに必要いね。そういえばなんでだろう?」と本人も分からないようだった。本当にいつもの通りに文章を送っただけなんだと思う。

そういえば、先に話題にした社内報でも、名乗りで始まりよろしくお願いします」で終わる文章はあった。あれもメール形式に則ったものだったのかもしれない気はしている。

正直に言えば、どちらのケースも必要(もしくは求められているもの)・不必要もの判別がついていないし、TPOに合わせた行動ができていない結果だなと厳しいことも思っている。もちろん間違ってはいないし、特にSNSグループのやりとりなんて文字数制限もない。それこそ"個性"にも見え得る一文、それは確かにそうなのだけど。

が、ともあれ、自分にとって身近なLINEなどのグループ内やりとりや、実際に使ったことが無いビジネスメールを模したつもりの投稿をみるに、これは現代ならでは"最近の若者”の文化なのではとも思うのだ。グループメッセージがある環境で育ってきたSNSネイティブ世代、というか。まぁ手元の具体例は一桁しかなく限られたものなんだけど。でもこれ、実は他でも見られるものなんじゃないかなって。

彼らが今後社会人になって、ビジネスメール普段から触れていく状況になったらどうなるんだろう、ちょっと興味がある。これが普通になるのかもしれないよね。

……まぁ個人的には、近い場所で同じことを繰り返すのは無駄という思考(これは誌面作成校正から職業病に近いと思っている)を持っているし、結論理由が簡潔にまとまっている文章が好きなのでこういうのが気になってしまうだけかもしれない(この投稿冗長ものなのはどうかご容赦願いたい)し、否定的な気分ではあるんだけどね。それがこれから文化ならば「そういうものなのか」と受け止める柔軟性はもっていたい。多分私はやらないけど。

2020-12-11

anond:20201211123140

あが多すぎるので校正しておきました。あの数を1個まで削減できました。今後の参考にしやがりください。

嗚呼。
めんどくさいな。あゝ。

2020-12-09

再録

再録本作ろ〜って思って書いたのざっと集めたら40万文字もあった

最近熱が冷めてるって思ってたけどこんだけ書いてたら枯渇するわ

あー校正だる

2020-11-16

anond:20201116164822

小説なら別にTEXT形式で良いわけで、ページ単位でも章単位でも本単位でも良いんじゃね?

技術本をMDで書くって例も多いしな。

gitを使う利点はバージョン管理だけじゃなく、リリースポイントタグで記録したり、プロットAとプロットBのどっちが良いかを決めきれないときブランチ切って別々に書いて良いほうを採用するとかもできるだろうし、複数人で共著した場合なんかもファイル共有だったら死ぬし、githubとかのサービス使えば校正指示なんかも的確にできるだろ。

本当は「小説バージョン管理したい」わけではない

結論最初に書くと、作家がやりたいのは「小説バージョン管理」ではなく「出版プロジェクトタスク管理」と「成果物品質管理」なのである

数年前に「家事Redmine管理すると捗る」という記事流行ったように、それと同じことが作家界隈でも散発的に起きていると考えたほうが実情に近い。

WordやG Suiteの校正機能じゃダメなの?」に対する返答は「WordやG Suiteにはタスク管理ツールが付いてないかダメ」。

本当はGitHubである必要はなく、RedmineTracWordを組み合わせてもいいのだが、「ハンマーを持つ人にはすべてが釘に見える」のでGitHubのためにGitを使おうという本末転倒議論になりがちな印象がある。

逆に「バージョン管理はあるがタスク管理品質管理がない」環境の例としてはウィキペディアMediaWiki)がある。

MediaWikiはすべての版をバージョン管理しており、差分履歴も見られるが校正にはあまり向いていない。ウィキペディア文章があまり洗練されないのは支援ツールの不在による部分が実は大きい。

結局のところ作家必要なのは

の2つで、それを下支えするためにバージョン管理システムは必要だがGitほど多機能である必要はない。むしろRCSくらいシンプルなほうが理解されやすいのではないかと思う。

2020-11-15

今日相互フォロワーブロックした

今日、深めの付き合いがある相互フォロワーブロックした。

その人は私が小説同人誌を出すときに私の小説校正や誤字脱字チェックをしてくれていたし、隣の市に住んでいることもありこのご時世でもリアルで会って萌語りが出来る貴重な友達だった。

それでもブロックするに至ったのには訳がある。

その人とは今年の3月ごろにツイッターで知り合った。

私のTwitter垢は専らBL二次創作小説のために使用しており、彼女がリプで私の小説感想を送ってくれたことで私も彼女小説を読むようになり、相互フォロー関係になった。

私も彼女文字書きで、お互いに小説を書いたり感想を送りあったりしていた。

私が多作彼女寡作タイプなので、送られる頻度の方は私の方が多かったかもしれない。

やり取りするうちに近所に住んでることが判明し、コロナ第一波が過ぎた頃にはリアルで遊ぶ仲になった。

最初は定期的に遊んでくれたり、私のやりたいことに付き合ってくれるいい人だと思ってた。

5月ごろに私が小説同人誌を出す際、誤字脱字チェックが大変だとこぼしたら手伝いを申し出てくれたのもありがたかった。

でも違和感が出始めたのは、その人が二作目の小説を書いてるときに「実体験じゃないと書けない」と言っていたこと。

じゃあ今までの推しカプのホモエロ小説って実体験だったんか?とちょっと気持ち悪くなった。

違和感が大きくなり始めたのは、その人が支部に上げてた小説書き下ろしをつけた小説同人誌を出すと言い始めた今年の6月ごろ。(ちなみにその同人誌は今現在もまだ発行されていない)

彼女は私に小説同人誌作る技術的なことや物語の作り方、挙げ句の果てに部数をしつこく聞き出しておきながら、逆に私が物語の作り方や技術的なことを彼女質問しても適当にはぐらかすだけで教えてくれない。

部数に関しては「部数を聞くのは年収を聞くのと同じくらい下品行為だよ」とは伝えて一度は引いてくれた。

しかしそのあともしつこく部数を聞いてくるので、根負けした私は嘘の部数を教えた。

その部数をn部だとしたら「じゃあ私は2n部刷ればいいね!」って言ってたのもドン引きだったけど、まあ誤字脱字校正の件で世話にはなってたので関係は続いてた。

コロナの影響で会う予定がポシャったので、8月まれ彼女誕生日プレゼントを郵送したら、お礼も何もなく一切ガン無視されたのも地味に傷付いたけどまあ内容が気に入らなかったんだろうなと思って気にしないようにしてた。

後日軽く突っ込んだら「届いてない」って下手くそな嘘をついてたけど、嘘だと思いたくなくてそれを信じることにしてた。

でも一番決定的だったのは文字数やブクマ数でマウントとってきたこと。

かにひと作品に対する文字数は相手の方が多かったし、ブクマ数も相手の方が取ってた。

かに彼女は美しい表現ドラマチックかつ繊細な心理描写が散りばめられた小説を書いていたので、そこに異論はないし正当な評価だと思う。

でも私の主軸は私の性壁を表現できるかどうかで、他人が主軸のブクマ数は関係ない。

そう思っても事あるごとに「ブクマ数が古参大手より多かった」「今回も文字数が5万文字超えちゃったから読んでもらえるか心配」って話をしつこくされるとしんどかった。

一回だけ文字数とかブクマ数とか数字の話をされるとしんどいからやめてくれって直接言ったけど、その場で謝るだけでまたすぐに文字数こんなに増えちゃった!とかブクマ数がいくつになってた!っていう話を続けてた。

ブクマ数や文字数は他人比較して大小が分かりやすいからこそ、気になってモチベーションが下がりやすくなる。

から見ないようにしてたのに、彼女は聞いてもないのに教えてくるしガンガン話を振ってくるのでモチベーションが下がる。

彼女との友情自分小説を書くモチベーションを天秤にかけたときモチベーションの方が大事だったから、私はブロックすることにした。

思うに、彼女は嘘がつけない、正直な人なんだと思う。

相手が格下だと分かればそれを隠しきれないし、物語の作り方や相手が刷ってる部数について、知りたいと思ったら好奇心を抑えきれずに聞いてしまう。

もらった誕プレも気に入らなかったら社交辞令のお礼も言えない。私はそういう素直すぎるところに耐えられなかった。

素直すぎるからきっと、切る理由を伝えたらツイッター上で私の名前をはっきり出した上で盛大に愚痴ってフォロワーに慰めてもらいたがりそうだから、私は何も言わずブロックする。ツイッター上で愚痴も言わない。ここで吐き出すことくらいは許してほしい。

彼女は「他人に嫌われるのが一番苦手」と言っていたので嫌いにならないようには努力してたけど、今の私は間違いなく彼女のことが嫌いだ。すまん。

どうか私の知らない場所勝手幸せになっていてくれ。

でも、6月からずっと出すと言い続けて絵師に表紙描いてもらって予約まで取った同人誌はそろそろ出さないとまずいと思う。

…これきっと、彼女脳内ではネットでの評価に対する嫉妬に狂ったフォロワーブロックされたってことになってるんだろうな。それでもいいや。真実必要ない。

2020-11-14

取材先の校正の話

一般誌の編集してたけども、取材する側(てか本を出す側)からすると、

取材先の校正って本当は取りたくない。

だって好き勝手赤字を入れられたり、編集上の意図無視されたりするしね。

写真が気に入らないからこっちと変えてくれつって自分で撮った写真送ってきたりさ。

あと多いのが言ったのにこんなこと言ってない、というケース。

これはまあ理解できて、その場ではああ言ったけど実は違ってて、なんてのはよくある。

ニュアンスが違ってたり、後で思ったらこうでした、とかね。

人間だしそれはいいんだけど、問題校正をとることで記事がつまらなくなるのが、私はたまらなくいやなんだな。

たぶん、昔(メールファクスもない時代)は店取材とか一般人のインタビュー校正とる文化なかったと思うよ。

絶対に先方校正とるのってプロ作家広告関係だけだったんじゃないのかなあ。新聞は今でもとらないし。

それで回ってたならおおらかでいい時代だよなー。

問題は、「原稿は見せない。そのかわり内容に間違いがないのは保証する」ってこちらが言い切れるか

どうかなんだけど、これ難しいんだよねー。本気で金と時間と人力を投下しないと、そこまでの仕事できない。

今はお金時間も何もないので、正直内容は不安です。

なので本人にも確認してもらって、要は責任分散させるわけだな。

あとで間違いが判明しても、「でもゲラをご覧いただきましたよね」つって。

雑誌から書籍仕事変えたら、その辺のストレスが9割方軽減されたのでよかったけど

著者との付き合いが濃厚な分トラブルになるととことんまでこじれるので、

次の人生でやるなら辞書編集だなーと思っております

2020-11-08

外国人日本語が下手でも笑うんじゃない。自分言葉気持ちを伝えようとしてくれているんだ」「せやな

「菅英語下手すぎ!ちゃんとした校正つけろ!」「ア、ハイ」

2020-10-26

我々はみんな科学ゾンビである

anond:20201025223337

意味も分からず手順だけ真似て約分するのが数学ゾンビなら、我々はみんな科学ゾンビだ。

二酸化炭素が増えると地球温暖化が加速する」という文は科学的に正しいというのは一般常識である

しかし、なぜそうなるのか答えられる人がどれだけいるだろうか。

少し気の利いた人なら「二酸化炭素温室効果ガスであり、地球から放射される赤外線を吸収してしまうから地球の気温が上昇する」と答えるだろう。

しかし、二酸化炭素がなぜ赤外線を吸収するのか、具体的に二酸化炭素分子赤外線光子が当たった時に何が起こるか説明できる人がどれだけいるだろうか。

二酸化炭素分子赤外線光子が当たった時に何が起こるか説明できる人も、なぜその説明を信じているのか説明できるだろうか。

自分二酸化炭素赤外線を当てて、それが吸収されることを実験確認した、という人もいるだろう。

しかし、その実験で使ったガスが二酸化炭素分子しか含んでいないということをどうやって確認したのだろう?

実験使用した機器から出ているのが赤外線光子だと、どうやって確認したのだろう?

自分科学的な観測でその現象確認したと主張する人は、多くの場合実験使用したガスや機器が本当に言われている通りの代物であるかどうか、自分確認してはいない。

実験の前に自分は他の機器も使って校正を行ったという人もいるかもしれない。しかし、その校正使用した機器が正しく動作していることはどうやって確認したのだろう?

このように突き詰めていくと、あらゆる人は、どこかのレベル自分確認していないことを、額面通りに受け取り事実として受け入れていることになる。

こういう意味において、世間一般の人にとって、科学知識というのは宗教上の教義と変わらないものになる。

世界は平らで巨大なカメが支えていると信じていた昔の人々と、二酸化炭素が増えると地球温暖化が加速すると信じている現代人は、誰かに言われたことを自分確認せず信じているという点で本質的には同じである

再現可能実験手順とその結果の公開と相互検証によって担保されている科学の正しさは、世間一般の人にとっては関係ないものだし、科学の営みに携わる人々も、自分の専門外の分野については常識とされる知識天下りで受け入れるしかない。

放射線DNAが損傷することや、風邪の原因がウイルスであることを、実際に実験で確かめたことがある人間は世の中のほんの一部に過ぎないし、世の中で常識とされるすべての科学知識実験で確かめることは、一人の人間には一生かけても不可能なことだろう。

我々が科学知識を正しいと信じるのは、基本的にはみんなが正しいと言っているから、信頼できそうな本や学者がそう言っているから、ということになる。

現実にはここに経済的な利害や政治的意図が絡んでくるので更に面倒になる。

福島原発から出る汚染水にはトリチウムしかまれていないか海洋放出すれば十分希釈されて安全である」と東京電力日本政府が言っているとき、これを信じることはどれだけ妥当だろうか。

汚染水にはトリチウムしかまれていない」、「十分希釈したトリチウム安全である」、「海洋放出することで十分に希釈される」、このそれぞれが世間一般の人にとってはなじみのない内容だし、個人が自ら実際に確認できるようなものではない。

特に汚染水の処理の実態や、海洋放出が実際にどのように行われるのかについて、世間一般の人々と、東京電力日本政府が持っている情報の量には大きな差がある。

そして、最も重要なのが、東京電力日本政府には、危険性が低いと嘘をつく経済的政治的動機があり、いままでも嘘をついてきた前科があるということである

このような状況で、東京電力日本政府説明をそのまま鵜呑みにするのはむしろ非科学的な態度である情報公開の要求や、利害関係のない第三者による自由検証監視が実現して初めて、「福島原発から出る汚染水にはトリチウムしかまれていないか海洋放出すれば十分希釈されて安全である」という説明が信じるに足るものになるのである

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん