はてなキーワード: PARCOとは
全ての女性は太った方がいいと思う。
「男性が24時間消えたらあなたは何をする?」という記事が話題だ。散歩に行きたい、夜中3時にコンビニに行きたい、1人でピクニックに行きたい、という女性たち。彼女たちは普段男性からの何かしらの加害に怯えており、実際にしつこいナンパや痴漢に遭うことも少なくないのだろう。気の毒だと思うので、そうした状況から逃れる術を伝授したい。
それだけで「女」を辞められるし、性被害の9割9部を回避できる。
私自身が現在150cm80kgのデブ女だ。元々は55kgくらいの普通体重だった。転職と一人暮らしをきっかけに毎昼夜家系ラーメンを食べる習慣がつき、3年ほどで80kgまで増えた。当然太ったことによるデメリットもあるのだが、それ以上にメリットが大きいため今は積極的にデブを維持している。
ということで、メリット・デメリットを軽く書き出してみた。生きやすくなりたい女性に太るという選択肢を与えられると嬉しい。
たぶん結構向き不向きがある。私の場合はメリットでも、あなたにとってはデメリットかもしれない。
あと、初めての投稿なので読みにくかったらごめん。
全ての「女」の都合の悪い部分を辞めたい女性は太った方がいい。
人にはそれぞれ大事なものがあるし、美しい体型やルックの魅力を大事にすることは悪いことじゃない。その場合は太るのは難しいとも思う。ただ、全員が本当にそれらを何より大事にしているのか?というと、そんなことはないと思っている。
本当に「女」を辞めたくなったらぜひ75kgを目指してほしい。
思ったより反応があって嬉しい。ありがとう。お返ししたいものに答えておく。
まずありがとう。幸い今のところ健康診断で見つかるような不調は無い。嘘。生理が来ないこと以外は無い。
母も同じような体重で同じく健康診断は引っかかっていないらしいのでデブの才能がある血かも。
デメリットがメリットを越えたら痩せようと思う。もうすぐ20代が終わるのでそれまでは今の楽さを満喫したい。
私の場合は「男性のせいで太らないといけなかった」ではなく「食べ過ぎて太ったら副次効果としてナンパされなくなった」なので、太った原因は明確に食べ過ぎたせいである。
もしこの増田を見て太ることを決意した女性が居たとしたら、その人はどうか「男性のせいで太らないといけなかった」って自意識にならないようにしてほしいな。とは私も思う。
太る前に同じ考えで全頭ブリーチのド派手髪にしていた時期があったが、別に痴漢はされた。
派手髪にしても地味女のオーラは消えない。あと美容院代が高い。別に楽しくない。
食べるのが好きなので太るのは楽しい。
ありがとう!お互い楽しく生きていこうな。
2006〜2007年頃、大学生だった私はバイト帰りによく新宿ミロードで服を見ていた。その頃好きだった服のブランドの名前が思い出せない。
たしかFlavorみたいな綴りで(もっと長かったような気もする)、でも音として読みにくくて読み方がわからなかった(英語のアルファベット以外の文字が含まれていたかもしれない)のでうろ覚えのままだった。
そのうちに研究で忙しくなりバイトを辞めたので新宿に行かなくなり、さらに東京から地元に戻り、今に至るまでそのブランドの店を見かけることは一度もないまま10年以上が過ぎた。今になって気になってネットで検索しようにも名前がわからず、まだブランドが存続してるのかどうかすらわからない。ちなみにネットで調べているとFlavorとよく似た名前でFRAPBOISというのがあったけど私には個性的すぎるし価格も高いので多分違う。
私が知っている店舗は新宿ミロード4階の中央ブロックのどこかだったと記憶している。その当時吉祥寺や渋谷のPARCOにもよく行ったが、そこにはそのブランドは入っていなかった。
派手ではないがどこか個性的ですごく刺さるデザインのものが時々あって、価格帯はトップスだと3900円くらいから買える感じ。
もしブランド名がわかる人がいたら教えてもらえるとすごく嬉しいです。
元アパレル店員なのだが 元増田が普段どんな店行っているかとかに言及しているわけじゃないので悪しからず
例えばプチプラ系の服屋とかイオンの中にある服屋(いわゆる自店のコンセプトを持たない流行りで店内の商品が決まるようなところ)は現在の流行で決まるので、どんな人でも着れるような服はあんまり置いてないんだよね
そして今はそういう店がものすごく増えてて、イオンモールの中なんてほぼそういう店だからね…(田舎民)
服に対する選択肢がすごく少ないんだよね、今は
もし好みの服があったとしても、ほとんどの洋服がフリーサイズ(ワンサイズ)なんですわな
着る服を選べない〜と言っている人に対して「じゃあユニクロとかGUとかしまむらに行けばいいじゃん!」はあまりにも可哀想じゃん。
選びたくて悩んでいるんだろうし…
最近の店、流行りを追うのはいいけれどサイズの選択肢くらい増やしてくれてもいいよなーっておもう…。その分プチプラとか手軽さとかを謳うのは難しくなるだろうけども…。
たとえばオーバーサイズのスウェットやニットでも、その人に合ったサイズのやつを着ればすごくいいんですよ。(それもうオーバーサイズじゃないやろっていう)
165cmの人がMサイズのオーバーサイズを着てちょうどいいって、つまり165cmの人にとってちょっぴりオーバーサイズで可愛いよね(ダボダボっぽい形になっているから、ダボダボってわけではない)ってなるが、
150cmの人が同じMのオーバーサイズ着たらそれはもう本物のダボダボなんですわ…
プチプラなんか買わないが?って人は普通にPARCOとか行ったらいいと思う。全然そんなの売ってないから 多分 知らんけど
自分も女なのに靴のサイズが26cmで、自店の靴が履けずに悲しい気持ちになったことがある。
極端な例に全部が全部合わせてくれるのは難しいことは分かっているんだよな
でもそれでも、ターゲットをめちゃくちゃ絞られている現状は変えることはできるはずだし、そうであってほしい ただS M L XLを置いてくれるだけでええんや、それだけなんや…
小田急経由で本厚木駅を利用する人であれば、本厚木行きがあるので便利かもしれないが、実際に住んでみると住みにくい。
本厚木は地方都市としては当たり前だが、自動車がないと生活が不自由だ。
公共交通機関としてはバスが充実しているが、20分、30分乗らないと、土地の価格が下がらないらしく、駐車場付きの一軒家に住むのが困難だ。
家賃も駅から少し離れたからといって下がるわけでも、部屋が広くなるわけでもない。
本厚木から新宿までは1時間かかり、さらにバスとなると都心部に出ていくのも大変だ。
駅の周りは地価が高いわりに購買力がある層が多いわけでもない。
駅周辺はチェーン店はあるが、少し離れると店に人が集まらないのか閉店が続く。
ドムドムバーガーの事業を引き継いだレンブラントホテルがあるお膝元なのに閉店してしまった。
自炊してもそれほど安くならない。そもそも自炊しやすいキッチンの広さがない。
関西出身なので、ラ・ムーや業務スーパーや大きめのマックスバリューが懐かしくて仕方ない。
なぜ本厚木に住んでいるのかだが、職場があるので引っ越してきた。
昔はPARCOなどがあって栄えていたとコメントがあり、そういう話は本厚木に住んでいた人からは聞くのだが、
自分は住んでいなかったこともあり、古びたビルが残っているという印象しかない。
地図を見てもらえばわかるが、西は山があり、南北に市は広がっている。
相模川が北から南に流れているわけだが、相模線は相模川を隔てた東側で、要は駅がどこも遠いのだ。
ラーメン屋のAFURIが山の間を通っていけばあるが、温泉のついでに行くくらいで、そうそう頻繁に行くわけでもない。
本厚木よりもう少し東に住んだらというコメントもあるが、本厚木でも厚木基地の軍用機の音がかなりするので、あまり乗り気にならない。
2機セットなのか、1機通ったら5分後くらいにはもう1機通っていく。
Twitterで校正紙の指示がすごいってのを読んで興味を惹かれて行ってみた。
久々の遠出、久々の美術館。
まず着いたら遠目から黒い人だかり。
120分待ち。
ちょっとは並ぶと思ったけど、
こんな状況になる前もでかい箱モノの美術館ってそんな行ったことないからわからん。
交通費払って来てるし、並ぶことを決意。
鍛えてない足は並んでいるだけで疲れたけど、
よい日光浴になった。
120分とかビビらせといて人減らして
(対策で閉まってるっていってもこの人混みで今更…と思わなくもないけれど)
チケット買えたと思ったら、入場までにさらに30分近く並んだ。
時間指定とかでまた待たされるのもヤだし、まあ良いよここまで来たら。
はい、やっと入れた〜。
中混んでそうだな〜と思ったら実際めっちゃ混んでた。
撮影禁止って書いてあるのに、展示室スマホ持った不届きもの多いな〜って最初感じちゃったけど
入ってからずっと年配の女性のインタビューっぽい音声がずっと流れてる。
カタカナ語が多いからなんだろうって思ってたら、石岡さんの声っぽい。
なんとなく情熱感じる。
これもQRコードで文字で読めるらしいから、ちゃんと聞き取ろうと頑張らず
とりあえずBGMにして展示を見ることにする。
(校正紙のに惹かれたのと、見たことないけど聞いたことある映画『落下の王国』の人、というのと
好きな映画『白雪姫と鏡の女王』の衣装の人、ということくらいしか知らないで来てるよ)
元々資生堂の人なのかっていうのも知らなかったけど、
反対とかされたのねじ伏せたのかな? 海外ロケの先駆けか〜はあ〜へ〜
実際のポスター、なんか赤い丸に細かい効果線?が効果的なのかな。
よくわからんけど、力強くて印象的だ。
日の丸とか桜とかいろんな図柄やら伝えたい意図、考えを落とし込んでいって
ポスターの形にしてたことが、たくさんのメモから伝わってきた。
おもろーこういうの見たかったんだよ! ってなった。
まずここで圧倒されたよ。
「鶯は誰にも媚びずホーホケキョ」
って一歩間違えれば意味わからんダサくなりそうな、でも力のある言葉を
ビジュアルで納得させられて格好良く感じる。
キャッチコピーの力も大きいけど、
肌の色が濃い人の美しさ? を全面に出してるの
当時鮮烈だったのでは? 今でも新しく感じるくらい。
むしろ今でも通じるというか、今こそ見たい感じもする。
見比べると仕上がりやっぱ良い。
指示怖いとかTwitterで書かれたの見てたけど、怖さは感じず
的確さ、仕上がりを追求する姿勢に圧倒された。
そんでまたまた圧倒されたのが
否が応でも刺さってくる、図のみでこれでもかと訴えかけてくる…
やば…と思ったらやっぱり説明文にD社と著作権で協議したって書いてあった。
でもわかってただろうにそういうの込みで発表した気概がすごいし、
その完成度もすごいんだこれがまた。
あきらかに校正紙と完成品のポスターで手をはじめ全体の立体感とかが違って
(途中エスカレーターとか乗って階変わってまだまだ見れるのか! と量の多さにびっくり嬉しくなった。
「風姿花伝」っていうのを出版して売り込んでくってのが格好良いなあ。
本も表紙だけでデザインセンスがあふれてることが伝わってくるよ。
企画とか舞台とか演出とか衣装とか色々な分野で活躍してたらしい。
石岡さんという方が自ら仕事を創り出せる、切り拓いていく方だったんだろうなあ。
着物の柄、生地、光沢、色合い惚れ惚れした。写真の見せ方も素敵。
舞台衣装、その舞台を輝かせるための舞台がある間だけのものだけど
こうやってじっくり見られるの嬉しいな。
グラミー賞とかトニー賞とか、詳しくない素人でも聞いたことのある賞を受賞されてることをここで知る。
いろいろ映像とかみてなんか暗幕くぐって次の部屋入ったら
床と壁全面金ピカで金閣寺があった。びっくり!
回り込むとなんか金閣寺割れてる。触れないように金閣寺中入れたよ。楽しい。
準備した人、企画した人大変だっただろうなー
展示の期間の終盤に来たけど、床きれいだった。
カンヌのなんか賞獲得したけど日本では遺族とか色々で公開中止で
流れてた映像ダイジェストだけど、ラブホとか神社の鳥居が沈んでるのとか
色々なんかひっかかったのかもねと思わされた。(実際はどこのせいかはわからんけど)
気づかないタイプだから、説明あるとちゃんと理解が深まった気がして嬉しくなる。
熱出した時に見る夢の不思議の国のアリスと孫悟空混ぜたおとぎ話の大人版みたいな?
シルク・ドゥ・ソレイユの衣装も手がけてたなんて
部屋入るまで知らなかった。
子どものとき、テレビで初めてシルク・ドゥ・ソレイユ見たとき、
あとシルク・ドゥ・ソレイユの現状ニュースで見たから
芸術家っぽかったのにできるんだ! って驚いたけど
変な形なのになんかスタイリッシュで、ポケット開いたらハートとか遊び心あるなあ。
色合いも今見てもなんかお洒落だ。
こんな活躍をされていたなんて!
たくさんの壁があったろうに、尊敬。
衣装は中国の伝統的な形を尊重しつつ、たくさんの人数が揃って舞うときの
色合いの美しさに思わず声が出そうになるくらい感動を覚えた。
(こういった光景は、もうしばらく、きっとこの先かなり長い間見られないんだろうと
思ってなんかまた切なくなってしまった。疲れてきたのか? 急に悲観的になってしまう)
白と黒のグラデーションのドレスとか、裾の色変わるのとか、素敵だった。
職人技見られると、無条件で嬉しくなるよね。
この映画大好きなんだよね。石岡さんの仕事で唯一ちゃんと知ってる作品。
布でこれでもか! と作り込まれていて、
見れて嬉しかった〜! 胸元の布の造形が細かくてすごいんだよ。
きっとここも意見取り入れたり試行錯誤した過程があるんだろうなあって見てた。
映画、面白衣装がたくさんあるけど、なんか納得させられるというか、
世界にあっているというか、むしろ素敵というか、説得力あるのが本当良いよね。
説明文でへーって思うところも多々あった。
高校生でこの色合いの絵! すでに実力とセンス光ってる! ってところも驚いたし、
世界に羽ばたくために当時にすでに英語で書いてたってのもびっくりだし、
叶うよ! というか、この方は、自分で掴み取って叶えたんだな。
はーほんと、格好いい人だな。
この人は人生をかけて時代や世界に向かってデザインし続けてたんだなあ。
筋肉とか赤とかいろんな作品を越えて所々で見られるモチーフを見ると
全体総括ではないけれど、この図がぴったりだったのかもしれない。
と、途中所々ベンチで座りつつ4時間近く展示を見て回ったよ。
ギリギリ楽しめるぐらい粘れた。
予想の4倍くらい展示量と濃い内容で大満足だった。
図録買おうかなって売店行ったら売り切れてた。かなり先の入荷だって。さすが。
石岡さんイメージのパフェがカフェとレストランで提供されていて、
久々に良い物、仕事見れたなあ、と大満足。
『キングオブコント』(TBS系)や『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)での活躍もあって、ニューヨークは年末年始大忙し。その合間を縫って『ユニオンレコード渋谷』にやって来た嶋佐は、疲れているはずなのに、笑顔を絶やさなかった。そこに多種多様なレコードがあったからだ。店内にあるレコード一枚一枚をキラキラした目で見つめ「このアルバム懐かしい」「このバンドはサマソニで……」など、音楽トークも弾んでいたのが印象的だった。
テーマは『渋谷で聴きたくなる曲』。主戦場の劇場・ヨシモト∞ホールがある場所であり、PARCOがある流行最先端の街だ。果たして彼はどんな曲を選んだのだろうか? いつものごとく、“嶋佐流レビュー付き”でご覧いただきたい。
1月20日(水)から27日(水)まで、渋谷PARCO5階「PARCO de YOSHIMOTO」にて『月刊芸人 PHOTO EXHIBITION @ SHIBUYA PARCO』の写真展が開催される。若手吉本芸人の魅力をお届けするウェブマガジン『月刊芸人』の表紙や特集で掲載されてきたレアフォトが展示されることもあって、プレミアムなイベントになること間違いなし。いやがうえにも、期待が高まる。
そんな会場で流れるBGMを担当するのが、本誌でも音楽コラム『俺のプレイリスト』を担当するニューヨーク・嶋佐和也だ。こちらでは、彼が、渋谷PARCO地下1階にある『ユニオンレコード渋谷』に出向き、直接ディグって選曲したプレイリスト『渋谷で聴きたくなる曲』の特別公開と、今回のコラボレーションについて話を伺った。なお、プレイリストに関しては、全部で4パターンあるので、会場に行って確かめてほしい https://medium.com/@akashyapparikh/how-fatphobia-is-leading-to-poor-care-in-the-pandemic-bd5ec7481784
お客様各位
平素よりユナイテッド・シネマグループの映画館をご利用いただき、まことにありがとうございます。
2020年5月22日(金)より、以下の劇場の営業を再開いたします。
・ユナイテッド・シネマ豊橋18
・ユナイテッド・シネマ橿原
・ユナイテッド・シネマなかま16
ユナイテッド・シネマ フォルテ宮城大河原/ユナイテッド・シネマ アシコタウンあしかが/
入口はオクトパスアーミーではないし、アンナ・ミラーズはもう高輪にしか無いらしい。中腹あたりの人間関係はずっとあるけれど入ったことがない。なんといっても総本山のPARCOがない。
そんなスペイン坂の頂上近く、裏の代表だったはずの猿の服屋の下、たしか映画館があったあたりに、その日の会場であるライブハウスWWWはあった。
Haru.Robinsonの音楽を初めて聴いたのは『愛が降る街』が公開される少し前、まだその名義になる前のYouTubeの生配信だった。
声の伸びがしなやかで、少年のような外見とあいまって美しい。高音の少しの危うさがそれをなおさら強調させ、これは女性は好きだろうなと思わせる。
その印象通りに会場内は7割位が若い女性。男性は本当に少なくて、そのほとんどが関係者か付き添いかといった感じ。
アーティスト然としていない近所の服屋の店員のような格好で、かすかに照れながら「シンガーズ・ハイ(本人談)」の状態で歌う彼は、ポエジーなその歌詞を本当にすべてを信じているようにも見え、その彼の創り出す音楽を女性たちは恋をしているように聴いている。
いや、けっして男性がいられないような空間ではないし、男性だからこそ楽しめるところもある(と思う)のだが、このエモさはなんだろう。
楽曲はYouTubeやSoundCloudで聴けるものを中心に、新曲は最初と最後に。
セットリストを最初はメモっていたのだけど、途中で面倒になってそのまま左にフリックしてしまったのが悔やまれる。
1曲目はライブのタイトル曲にもなっている『Urban Days』。アルバムは当日発売なのにもう一緒に歌っている女性がいて、Haru.Robinsonとこの曲のファン層の強さを感じた。
『愛の降る街』は安定の名曲だが、続く『降雪歌』の潔さと合わさって、より孤独感が感じられる。遠い街で空を見上げる時には孤独を受けいれなければならない。その寂しさと力強さをギリギリのラインで保ち続ける声と姿が素晴らしい。
今回のアルバムには入っていない『Howl』のアレンジが良かった。メロディアスで浮遊感のある、しかし安心させてくれないキーボードがどこか『ヘッド博士の世界塔(フリッパーズ・ギター)』を思わせる。渋谷だからかな。懐かしい感じがして。ネオンテトラの色彩がサイケデリックさえ感じさせる。
欲を言えば今回(たぶん)歌わなかった『Lyrical Parade』で、道玄坂から公園通りまでを間奏のBaroque Hoedownに合わせてマジカルでファンタジックに突き進むようなHaru.Robinsonも見せて欲しかった。それは、また、どこかで。
ラスト曲『Brand new day』は今回のアルバムには入っていない。何もない日常がたったひとつの何気ない出来事で、ほんの少し進んだ世界に描き変わる瞬間に立ちあえる曲。これが入っていないのは本当にもったいない。しょうがないからYouTubeの再生回数を増やそう。
アンコール1曲目は『Identity』。イントロで女の子たちの歓声が上がる。たしかにこれは生で聴きたかった。できればダンスも見たいのだけど。
アンコール2曲目の新曲『春風』も良かった。スロウでメロウなバラード。3月発売らしいが、実はFacebookでファンの女の子がアップした路上ライブの動画が見れる。配信時代ってすごい。
最初のMCで彼は「なんとなく揺れて気持ちよくて楽しいって曲はHaru.Robinsonにはないんです。頑張って歌うから頑張って聴いてください」と語った。
たしかに全曲が全力で、縦ノリでも横ノリでも休める曲がない。バンド構成も見事で、ずっとパンフォーカスの状態だから、これは正直疲れる。
しかし「頑張って歌うから頑張って聴いてください」というそれは「寿命を少しだけ削って 聞いてくれたことまず感謝します(『Identity』)」という彼からの、僕らへの挑戦でありまた僕らがたったひとつ果たすべきアンサーであると思う。
それに続く「でも 睡眠時間を削って 君に書いた歌はまたボツになる」という歌詞は、同じこの日に発売となった椎名林檎の『人生は夢だらけ』にある「こんな時代じゃ手間暇掛けようが掛けなかろうが終いには一緒くた きっと違いの分かる人はいます そう信じて丁寧に拵えて居ましょう」と同じく、すべての届けたい相手(つまりリスナーであるわたしたち)に対するアーティストからの最大のリスペクトだと思うのは僕だけだろうか。ここでいう「君」は特定の恋人でもいいが、もっと不特定多数の彼の音楽を待つ誰か、もしくは彼が贈りたいすべての誰かでもいいんじゃないかと思う。
彼のそのへんの兄ちゃんのような風貌からは、真摯的という言葉はまったく出てこない。
そして彼のサウンドは純粋に音楽として楽しめるものではあるが、僕はどうしてもその節々から、音楽に、またそれを求めている誰かに対する誠実さを感じずにはいられない。
大森靖子の歌詞が良いことなんて今更過ぎるけど、どこが好きなのか整理してみた。
「もう好きじゃなくなったのかな」
「好きだった歌 もうサビしか歌えない」
「ほんとうに 好きだった 彼の悪口
over the party
彼女は人を、何かを、好きじゃなくなる瞬間の切り取り方が秀逸だ。
歌詞ではないが「だれかを 好きになりつくて仕方ないんでしょ?」タワーレコードの広告のキャッチがある。
巷には、人から好かれるためのハウツーは溢れているけど、人を、好きになる方法ってなかなか見かけない。
ものですら、マーケティングとか何とか言って人から好かれるための工夫がたっぷりされてる。
好きになること自体滅多にないのに、好きだと思ったものがあっという間に好きじゃなくなる。
自分が好きじゃなくなられるのはコントロール出来ないから仕方ないけど、自分の好きすらコントロール出来ないなんて悲しい。
そんなとっても悲しい瞬間の切り取りの名手が大森靖子だ。
彼女はPARCOのCMで「音楽も聞き捨てられる時代になっているけど、自分はそんな時代を嫌いじゃない」と言っている。
こんなに大好きでも、私が大森靖子が好きじゃなくな瞬間が訪れるかもしれない。そんな瞬間ですら先回りで巧みに切り取るのが大森靖子の魅力だ。