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はてなキーワード: 専業主婦とは

2022-06-20

女の価値

おま○こで受け止めた、おち○ぽの質x量で決まる!!!

異論は認めない!!

以下蛇足

社会的価値もなくもないけど、正直男よりはないと考える

多くの女性社会的責任を持つことを忌避するからである

(燃料および、餌投下)

女性社会進出とか言ってるけど、多くの女性仕事責任なんて持ちたくない。

普通に結婚して、子供うんで育てて、専業主婦したいのが本音

女性社会進出頑張ろうとか言ってるのは、労働力減って困ってる

ただの国のプロパガンダポジショントーク、策略、洗脳

2022-06-19

専業主婦って実質FIRE達成民じゃね?

1億円で運用するよりサラリーマン捕まえて顎で使った方が利回り良いじゃん

2022-06-18

ジェンダー平等アンチにおける詭弁

1.事実に対して仮定を持ち出す

生物界ではメスの育児の方が明らかに多いのでそれが正しい。」

3.自分に有利な将来像を予想する

専業主婦を増やし固定的性別役割分担に戻せば少子高齢化は解消する。」

4.主観で決め付ける

子ども母親の方と相性が良い。」

男女平等生物的に間違え」

「男女性差による適性が沢山存在する」

父親育児はただの親の都合」

6.一見関係ありそうで関係ない話を始める

「昔は女性家事育児を中心に行ってきた。(だからそれが正しい。)」

女性には女性ホルモン存在する。」

母親には母性存在する。」

男性には男性ホルモン存在する。」

男性育児が増えた時期と少子化が加速した時期が一致する。」

「昔は男女平等では無かったが、経済が発展していた」

8.電波を発する

女性生得的に子どもと心が通じ合っており子どもの表情から気持ちを読み取る能力が高い」

「固定的役割に背くとホルモンバランスが崩れて危険

10.ありえない解決策を図る

男性育児休暇はやめるべき。」

女性専業主婦に限る。」

イクメンは止めた方が良い」

11.レッテル貼りをする

女性社会進出を推進する人はフェミニスト

「お父さんがお母さんと同じくらい子どもに好かれてるとか、、、あなた子育てした事ないでしょ。」

12.決着した話を経緯を無視して蒸し返す

女性が中心で育児をすべき。」

男性仕事に専念すべき。」

性差による適性は存在する。」

13.勝利宣言をする

母親が中心に育児を行うのは生物的には正しい。」

16.全てか無かで途中を認めないか、あえて無視する

男性育児についてはまだ増えてきたところなのでこの方向で良いと判断することは出来ない。」

------------------

ジェンダー平等が正しいか異論もあるが上記危険論では議論が進まない。

詭弁の特徴のガイドラインより。

anond:20220603145129

ミスマッチを防ぐためには良いんじゃない?

自分専業主婦パートになっても海外旅行可能経済力を求めているのか、自分で稼ぐから働き続ける意志があるのかも書くとよりミスマッチを防げるかと。

2022-06-17

男の交際経験とか人口減とか言ってるけど

今どき自分家事も出来るから昔ほど女性結婚するメリットないよね。(専業主婦やります!みたいな人は要らない)

でもマッチングアプリ開くと女って「選ぶのは女の私。」みたいな態度なんだよな。

そのスペックでその態度は間違えてないか?って奴が多い印象。

何が「最初メッセージ送ってくれない人イイネしないでください!」だよ。お前が送ってこいよ。

2022-06-16

配偶者無職の夫なら晒し者。

懇親会で毎回ネタにされる。

アラフォーの人たち「夫が無職ままで大丈夫なの??」(あまり漠然とした言い方。)

女が男を扶養にしてはいけなくて、男が女を扶養に入れるのはなぜいいの?

専業主婦専業主夫無職ですよ??

え??ご自分残業接待しょっちゅうしているけど、おうちで奥様働いてらっしゃるんですよね??お子さんもいる方もいますよね?

あなた配偶者扶養に入れてますよね??え??それは私と何が違うんですか??妻である女性キャリアを奪いっぱなしで働く機会も奪っているかもしれないし、それのおかげで地位を得た人になんでこんなこと言われなきゃいけんの?

あ!弊社の役職なしの給料じゃやっていけないってことですかね??辞めてやるから待ってろ。

2022-06-15

結婚相談所婚活でかかった費用東京編)

https://anond.hatelabo.jp/20220613133321

https://anond.hatelabo.jp/20220614121244

https://anond.hatelabo.jp/20220614233346

上の投稿さらに便乗して、自分語り

場所東京なので被るけど、スペックITフリーランスの人よりもだいぶ低い。

その上で恋愛弱者。妻と会うまで彼女はおろか、女友達さえいない。

学生時代は、ひとりであちらこち放浪してました。

質問があれば追記します。

当時のスペック

費用(約4年前の話。領収書とか残ってないのでうる覚え

  • 相談所入会費 約300,000円(諸経費込み)
  • 相談所月会費 約8,800円×4か月
  • 食事代など  約100,000円 12回分+α。顔合わせ(初回デート)はホテルラウンジかつ全部奢ってた
  • 服とか髪とか 約30,000円 美容院に行く頻度を増やした。服はスーツ職だったため新規に買わず
  • 成婚退会費  約200,000円
  • 合計     約650,000円

女性側に求めていた条件

結婚相談所に入会したワケ

実績

気を付けていたこ

覚え

妻のこと

追記

気になったコメントについて答えてみる。

  • 20代の男が65万かけて8歳年上のBBAをゲット こういう夢のない話が聞きたかった

そうか?私は許容できる年齢が広いほど夢があると活動してて感じたな。(年下〜同世代以外は無理!と思う人は読まなくてよい)

相談所には婚期逃した医者一族の秘蔵っ子や資産家の令嬢っぽい人も登録しているので、成婚退会まで行けば婿養子専業主夫にもなれるかも。そうでなくともバリキャリ女性年収1000万超え)が多く在籍していて、入籍まで行けば生活基盤はガッツリ安定する。私は仲人にはプラスマイナス5歳と伝えていたものの、年齢の括りがなかったので会えるだけ会ってた(流石に10歳差以上は話が合わないのでは?と考えてたので申し込まないし、断ってた)。考え方を変えれば、弱者男性普通強者男性になる可能性に満ち溢れている感ある(深窓の令嬢は普通生活していたら、まず会えないし)。

子供が欲しい場合若い女性のほうが確率は高いものの、年齢が高くても可能性は0じゃない。

正直な話、結婚生活必要なのは年齢や若さ美人か否かじゃなくて、互いに折り合いつけて生活を切り盛りできるか?なので、考えや趣味嗜好が如何に合うかのほうが重要だと思うぞ。

anond:20220615003052

その全能性の要求すら、現代ハイスペ層にいる一部の女性の話だろうしな

女性進出の話になると当たり前のようにバリキャリOLが前提になるけど、そんな人間何%の話なんだよ

大抵の人間は男女問わず仕事辞めたいと思いつつ経済的事由で続けてるだけだし、あわよくば専業主婦になりたいって人もまだまだたくさんいる

anond:20220615003920

働かないで専業主婦になって子ども育てる人が大学に行く理由とは何だろうか?

それは単純明快で「学びたいことを学ぶことができる」のである

新卒パスポートの取得だけが大学目的になってるのは悲しむべきことである

2022-06-14

最高の少子化対策ってさ、一夫一妻の撤廃じゃない?

男女ともに、婚姻関係は2人まで結べるってことにしたらいいんじゃない

親2人なら世話できる子供は2人が限界って感じがするけど、親4人に子供5,6人なら何とかなる気がするよ

金持ち男性1人に女性が2人、みたいな夫婦が、女性2人とも専業主婦子供4人とかはあり得そうだし

女1人がヒモ2人囲うパターンもあるかもしれないけど、これは少子化対策にはならないな

未婚男性なかに、未婚女性結婚する価値のある男性がいない、って状況が、一気に価値のある既婚男性対象になって受け皿が倍になるからグッと結婚する女性増えると思う

とにかく女性結婚してくれないと子供増えないからさ

あとさ、1人としか結婚できないから、この人でいいのかなって躊躇するんだよ

外れだったら2人目でいい人拾えばいいや、みたいになれば結婚も気軽になるよね

家族構成単位を増やすことで、少子化対策にもなるし、介護とかの問題もなんとかなりそう

保育所問題も大きく改善しそうだし

いいんじゃない

anond:20220614141259

専業主婦志望の女=地雷

という認識が広まってしまった現代では、敢えて、最初から専業主婦志望を表明する女性は激減しています

そういう意味で、フェミの言う通り、表面上は専業主婦志望の女はほとんどいないのです。


ですが、結婚して妊娠すると途端に状況が変わります

私の体じゃ子育てしながら働くのは無理だから専業主婦になるパターンが激増します。

から、男からみると女は専業志望ばっかりに見えるのです。

anond:20220614141259

専業主婦になりたい6割の男が、専業主婦志望の1〜2割の女しか見てない が正解

6割の男は専業主婦の知見がなく、今のところ女が専業主婦の苦労を理解してくれちゃうため、無報酬家事育児家計管理仕事プロフェッショナルを期待され、仕事が甘いと無銭なのに叱られたり責められたりするという状況に想像力が及ばないか

子供3人産んだら母親は働かなくても一生が保証されるシステムなら増えるかも

専業主婦希望女性はかなり多い。ならば国が夫役となって、彼女たちを専業主婦にならせてあげればいいのでは

低賃金派遣労働とかしんどいだけ。。はやく専業主婦になりたい。。。みたいな女いっぱいいるじゃん。いけると思うんだよな。

2022-06-13

専業主婦になる女性、なんで専業主婦になるんだろう

子供保育園に入れれば働けるし小学校に上がったら日中暇だし子供のことを考えればお金があるほうがいいじゃん

anond:20220612044322

共働きが当たり前化してるのもなんか変な話よな

元々片働きが一般的なわけで共働きするのが増えたのはほとんど単に金が足りないかパートしてますくらいの話だろ

双方今の仕事のまま働きたいなんてハイレベルな家庭と経済的に余裕があれば働きたくない普通の家庭を混ぜて考えるべきじゃないでしょ

そもそもこの辺の議論はこの点をあやふやに語ることで、一般家庭の経済力低下による専業主婦パート化を女性進出として正当化、もしくは女性進出の名の下に人手不足の解消、てな感じに詭弁として利用されがちに見える

だって別に女を札束ではたくために働いてるわけじゃないし、そもそも本当に働く必要が無けりゃ働きたくない男だって大勢いる、俺だって出来ることな専業主夫やりたい(こういうこと言うと家事舐めるなとか言われるだろうが)

俺が思うのは今目指すべきは男女平等な片働き社会で、結婚前、子供産む前に夫婦が話し合って、経済を支えるのはこっち、子育てに専念するのはこっちって好きなように役割分担できる社会だと思う

結婚しても嫁には働いて欲しい

理由として、

1.自分一人じゃ生活費で苦労するから

2.労働社会参加と自己実現して欲しいか

3.自分母親専業主婦だったか

が挙げられる。

まず1だけど「お前が低収入からだろ」と言われるから先に前提を書こうと思った。

はい、低収入です。会社務めじゃないので非情不安定なので、結婚しても二人分(+α)稼げるか分からいからだ。

理想は一人分の稼ぎをそれぞれで稼ぎ、家事なんかでかかるコストを減らせたらいいよねという関係

次に2なんだけど、専業主婦として家庭に身を捧げることで自己実現するのは辞めて欲しい。

社会から孤立してしまったり、やりたいことを諦められたりすると、そもそも結婚したことが間違いになる。

そんなことを考えながら夫婦生活を過ごしたくない。息が詰まる。

家事はお互いのためにお互いがすべきことで、上手くやりましょうよ。時には楽しましょう。

最後の3は、すごい個人的体験によるもの

母は離婚したがっていたが専業主婦だったので大きな財産がなく、

父もそんなに稼ぎが無かったので離婚しても離婚後の生活絶望的だった。

から母は離婚せず専業主婦を続けておかしくなった。いろんなところから金を借りてそして突然死んだ(クモマッカー)。

まー毒親だったんだけど、母がもし職に就いていて自分一人が生きられる分だけでも稼いでいたら少しは違う未来だったのかと思う。


結婚して荒波の人生を一緒に乗り越えようぜ、つって結婚できたらいいのになー

バイビー

2022-06-12

男の言う「女はいいよな~」の対象

・異性からちやほやされる、結婚して専業主婦になれる

ホームレスになりにくい

自殺率が低い

いずれも全ての女性に当て嵌まる要素ではない


一方、女の言う「男はいいよな~」の対象

生理がない、身体能力に恵まれている

性犯罪に遭いにくい、仮に遭っても妊娠しない

入試就職性別による差別を受けない

殆どが、「男というだけで当然に」得られる特権であり、それはどんなに「キモくて金のないおっさん」だろうが関係ない

まさに「男というだけで履かされている下駄

2022-06-11

人生における競争から離脱した

野心とか闘争心とか一切持たずに生まれてきたのにうっかり親ガチャ大当たり(経済教育面)を引いてエリートを目指す軌道に否応無しに乗ってしまった

年収1,000万円、都内在住の両親元に生まれた私は、幼い頃から複数習い事と熱心な母の教育を受けた。母の口癖は「優秀な大学入学し、大手企業で働いて、そこでお金持ちの旦那さんを見つけるのよ」

決して毒親ではない、むしろ愛情深い母親の下で学力感性を養った私は高校大学受験を全て推薦でクリア順風満帆人生

色々と要領よくこなせるタイプだったため、大学の成績のGPAは3.5越え。周りからは将来が楽しみだと期待の眼差しを向けられる。私も漠然と、有名な企業で働く自分想像してた。

ところがね、残念ながら私には将来に対する野心というものをこれっぽっちも持ち合わせていなかった。これは大学在学中に薄々感じていたことだけど、就活を始めて決定的になった。お金持ちになりたいとか、社会的地位を手に入れたいとか、思ったことがない。

私の幸福基準お金持ちになることではないなとそこで気づいた。(経済的に安定した家庭に生まれたくせに?というツッコミはさておき)

そのせいなのか就活という熾烈な競争に身が入らなかった。

しかも、就活がゴールでは無いじゃん。就職したら、今度は「いか高収入男性結婚するか」の競争が始まる。その後は、子供を産み、その子もも優秀な人生を歩めるように母親として貢献すること。

そのどれもに興味がない。

 

うーん、離脱します。

そんなこんなで、高収入ではない代わりに安定してて、自由時間を確保できる企業内定。おそらく新卒切符を売り渡すには勿体無いと思われる企業なのだろう。

これまでに投資された金額(習い事、塾代、学費)と時間を考えれば、私は不良債権だ。

母が計画していた22ヶ年計画をおじゃんにしてしまった申し訳なさは覚えつつ、私の人生なので好きなようにさせてもらうことにした。(母は私の就活に関して苦言を呈したことは一度も無く、そういったところを私は尊敬しています)

母親が私に注いでくれた愛情お金と労力が、私を「世間的な幸福」に固執せずとも自分を愛せる人間に育てたのかもしれない。皮肉なことに。

追加

お金持ちになることに興味がない

学生時代バイト代さえ持て余していた。これはコロナ旅行に行けなかった事も大きく関係してるかもしれない。それにしても私はブランド物とか派手な遊びに興味がないので、平均年収があれば十分。ネトフリと図書館で借りた本と日光があれば幸せ休日が過ごせるので(一生独身子供持たなければ十分だと信じている)

結婚については、金持ちを捕まえて専業主婦になるより、一般的年収の人と結婚した共働きをする方が良い。女性なら正社員肩書きを失ってもいいでしょうという風潮が嫌。それに、安心して離婚もできる!

母の口癖について

時代錯誤毒親典型例だと非難されそうだけど、実際問題として現代日本じゃこれが1番幸福ルートだと私も思う。私の基準に合わないだけで。女性幸福結婚相手で9割決まる。

生意気だというコメントもっと来るかと思ったら意外と少なくて安心しました。ありがとう。贅沢な悩みだということは理解してます

2022-06-10

anond:20220609224958

移住者にかぎらず、違う境遇の人に対してバカにしたりマウンティングして下げるような物言いをするとだいたい相手からは嫌われるわけよ。

移住したというだけではなく、その上で日本にいる人をバカにしたり、出羽守ムーブするから嫌われる。

これ、サラリーマンバカにする起業家とか、ワーママバカにする専業主婦とか、賃貸バカにする持ち家派とかと一緒でしょ。もちろん逆でも成り立つよ。

バカにされるほうがマイノリティだったら嫌われてもさほどダメージないけど、マジョリティバカにすると嫌う人の絶対数が多いから叩かれてるように見える。

2022-06-06

追記あり子供の頃、西原理恵子ファンだった思い出。

西原理恵子について、思っていたことを適当に書く。ちなみに私は1985年まれ東京僻地ぬくぬくまれ育った軟弱な人間

今手元に本がなくて時系列は間違ってると思うからその辺はいい感じに脳内保管してくれると助かる…。

西原理恵子との出会いはもうよくおぼえていない。多分ダヴィンチとかカルチャー誌に載っていたのを読んで興味を持ったんじゃないかと推測している。

はいろいろあって学校に行けない子供だったので、午前中に図書館に逃避し、そこで西原理恵子の本を借りたり、その帰りのブックオフお小遣いで買ったりしていた。なので、売り上げに貢献していない読者だと思う。本当にそれは申し訳ない。

話を戻すと、最初に買ったのは「まあじゃんほうろうき」だったと思う。何故これだったかというと、単純にブックオフで全部100円で買えたから。

中学生くらいの私(今から22年前だ…時間の流れ怖っ)にはめくるめく世界だった。一気に西原漫画に夢中になったし、彼女が大物とも臆せず交流する人間的魅力にも惹かれ、私も大人になったら雀荘で夜通し麻雀をする大人になろうと思っていた。

尚、36歳現在麻雀はできるが雀荘には一度も行ったことがない。

その次は「鳥頭紀行」に衝撃を受けた。なんだこれ。大人になったらこんなジャングルかにも行けるのか。幼少期から旅行記好きの私の心はがっちり掴まれた。

私も大人になったら世界中を飛び回りたい。しかお酒が美味しそう。西原は良い仲間に恵まれてて羨ましい。でも、それは本人に魅力があるからだろう。私も西原みたいな大人になって、楽しい仲間とさまざまな国でお酒を飲んでみたい。心底そう思った。

尚、36歳現在海外には一度も行ったことはない上に体質で酒は一滴も飲めない。

病気高校には行けなかったが、年齢が上がったことでネット環境を与えられ、もう時効だと思うから白状するが私は体調の良い日はブックオフで「せどり」をして小遣いを稼いでいた。そのお金で、西原の本を揃えられる限り揃えはじめた。

「ちくろ幼稚園」にはじまり「ゆんぼくん」「ぼくんち」などの叙情系を読み、「あの破天荒西原がこんなに繊細な漫画も描けるのか!!」と素直に才能に感心したし、それまでの彼女人生に思いを馳せたりもした。

その他、著作は書ききれないほど(この時点で2000年くらいかな)あったが、どれも思春期学校に行けず友達を作る機会もない私には輝いて見えた。こんな大人もいるんだという、一つのロールモデルとして彼女は私の中に刻まれていた。

もちろん、西原にはなれないのはわかっていた。それでも、世の中にはいろんな人がいる。そう思えるだけで、世界はいくらでも広がっていく。

そんな私が潮目が変わったと感じたのは2001年の「西原理恵子ブレークへの道」あたりからだと思う。既刊をあらかた買い読み尽くし、関連人物書籍も一通り読み終え、とうとう私はリアルタイム西原を追いはじめた。この頃はまだせどり可能で毎月一定の額を稼いでいた私は、とうとう西原の本を定価で買うことができるようになる。

少しそれるが、西原漫画コミックというより書籍扱いなので一般的漫画よりページ数が少なく、高い。

なので、いくら稼いでいるとはいえ(体調の良い時しかできないしな)合計しても小遣い程度の私には定価で買うのはまあまあ大変な額ではあった。でも、西原のことは信頼していて、躊躇うことはなかったと思う。

なのに、ちょうどこの頃の新刊あたりから内容がどこに向かっているのかよくわからない本が多くなった気がした。

加えて、2002年新聞連載をはじめると、必然的家族話題が中心になる。

私は西原作家としては信頼していたが、人間性まで盲信はできなかった。確か、「人生一年生」(1号か2号か忘れた)の中で安野モヨコが「西原漫画は好きだけど、友人として近づきたいわけではない」という旨のコメントをしていたのがすごく心に残った。

そうなんだ。西原漫画家としては才能があるけど、だから人間性もすべて素晴らしい人ではない。魅力的ではあるが、何かが欠けている。それが欠けているからこその魅力であり、埋めてしまうと彼女漫画を描けなくなってしまう気がする。

そういった私の中の西原への印象を、端的に言葉にしたようなコメントだと思った。

そこから新聞連載は興味があまりなかったこともあり、新刊を時々は買うものの「何か違うな…」と思うことが多々あった。おそらく、それは私が目まぐるしく成長していた時期だったからだと思う。

私の西原への熱量は冷めていき、一応情報を追ってはいるが興味が持てなくなっていった。

映画化絵本執筆

それは華々しいが、私が西原の魅力と感じていた部分がそれによって表せていたかというと疑問だ。

「大体、絵本とかで良い話描く際に必ず草原に青い空って手抜きじゃね?」

というくらいに、この頃から私の中で西原は「青い空の下草原をバックに良いこと言う作家」というイメージに変わっていった。漫画だと手抜きも笑えるけど、良い話、しか絵本になると「それでいいのか?」という気持ちになるから不思議

更にだんだん文化人枠に入っていくのも不思議ものを見ている感じだった。新聞連載は最初ちょっと読んだくらいなので、「良い母」としてCMに出る西原不思議な感じがした。だって西原ってあんなにめちゃくちゃやってる人なのになんでこんな綺麗にコーティングされているんだろう?

無頼派新刊も、かっちゃんマネー頼りの内容が多くなり、金で解決するオチが頻発して食傷気味になっていた。

そして20歳を超えた私は、新刊を諦めかつて夢中になっていた既刊を読み返すことにした。

しかし、それを読む私は確実に昔より成長していたらしい。

西原の本に出てくる友達男性ばかりで、特に仲の良い人はおそらく恋人だ。頻繁に出ていた人が急に出なくなるのは、きっと別れたからだろう。そう思った。そしてあんなに友人が出てくるのに、女性の友人は数えるほどしか出てない、もしくは出てもすぐに出なくなる。

それまでも、西原の本の内容が「嘘」であることは欄外などに語られていた。でもそれは面白くするための嘘であって、自分をよく見せるための嘘ではないんだろうと勝手に思い込んでいた。

しかし私が大人になったのか、女性の友人があまり出てこない事実に気付き、いろんなメッキが剥がれていった。

そして惰性で書店に行くついでに新刊をめくると、息子と娘の扱いに差がある気がする。

親との確執特に露骨に弟を贔屓し全肯定するのに私を全否定する母親との確執がある私にとって、それが気になった途端、新刊を追うことはできなくなった。

それ以降は聞き齧りなので本当に時系列がよくわからない。

とりあえずかっちゃんとの交際が公になったまではまあ「ふーん」と聞き流していたが、その後のMXテレビでの女性発言をかっちゃん解決してもらうところはすごく悲しかった。

なんていうか、それまで強い男に媚びてのし上ってきたんだろうなと気づいてはいものの、なるべくそこは見ないようにしていたのに、鼻先に思い切り突きつけられた気がして。

それでもまだまだ西原アル中鴨ちゃんを看取りシングル子供2人を育てた良き妻、良き母。かっちゃんとの関係はまだ女を捨てていない素敵な関係。そういうイメージ媒体を見るたびに悲しくなってしまった。そこには、私の好きだった西原が小さくなっていて、よくわからない素敵そうなものが大きな顔をしている。そういうふうに私には見えた。

とどめを刺したのは、「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」だった。

私の中で、女性作家若い女性に向けた提言本を出すと、それはもう終わりの始まりだという謎の思い込みがある。

(男性作家にも一部そういう人はいるが、どういうわけか面白く書く人もいて、この辺はいつも不思議。要するに成功した男性ロールモデルは数種類いるのに対し、成功した女性ロールモデルは種類が少なく画一的からだろうと思っている)

結婚子供を産んだ。金も男も手に入れた。確かに、そういう意味西原に憧れる人もいるんだろう。そして、この本が響く人もいっぱいいるんだろう。

でも私は病気学校に行けなくて、どんなに頑張っても今の世の中だと普通に働いて結婚して子供産むとかすごくハードなことで…。そんな私のコンプレックスなんて西原にはなんにも関係ない。でも、かつての本には弱者への目線も書かれていて、その人たちを笑わそうと体を張っているすごい人だと幼い私には見えていた。

それだけに、いわゆる「成功した作家」が提言本を出すのが、私には作家として何かを手放しているように思えて仕方なかった。

そんでもって相変わらず「青い空の下草原をバックに」表紙だしな!

(別に丁寧に細密な絵を描いて欲しいわけではない)

これ以降は別に私が書くことではない。

ない、が、娘さんの告発を見て、「やっぱりなあ…」と思ってしまった。

家族のことを部外者がとやかく言うのは下品だと思うので差し控えるが、著作を買っていた私は娘さんを追い詰めた側の人間だと思うので、今後どんな形でもいいか彼女が満たされ幸せに生きていって欲しいと素直に思う。

それはそれとして、西原ならこの騒動あの手この手マネーに変え、何故か感動のラストに持っていくのでは…と危惧している。多分、この予想は高確率で当たると思ってしまうのがすごく悲しいことのように私には思えるが、西原には西原なりの大切なものがあるんだろう。今の私にはよくわからないけれども。でも、私は娘さんを追い詰めた加害者なので、その顛末を見届けないといけないと思う。だから、少しでも娘さんが救われる顛末であって欲しい。ここでこんなこと書いてもなんにもならないけどな!

今までお気持ち表明って冷ややかに見ていたが、自分で読んでも気持ち悪い文章になってしまった。

高かった熱が冷めれば冷めるほど、人は気持ち悪い文章を書いてしまうのだろう。

それでも、私は一時期確実に西原漫画を読んで生活が潤っていたし、その潤いがなければ生きてこられなかったと思う。

なるべくそのことは忘れないよう、これからも生きていけたらいいなと思い、私は明日行きたくない会社に出社してやりたくない仕事をするだろう。おしまい


追記

男性に伝わるか私にはよくわからないんだけれども、大体の女性にとって「やたらとわかってる風に振る舞う男性友達ばっかりで同性の友達がいない女性」ってなんか言動とか価値観?とかに違和を感じていて、直接的だったり間接的に嫌な目に遭うことがままある…気がする…あくまで私の周囲の女性意見だけども。

(そういう女性男性はいい顔するので、例の「女の敵は女」という言葉が出てきがちだ。そりゃ被害に遭わなきゃ女性だって高みの見物できるだろうと思う。往々にしてその手の女性好戦的なのがめんどい)

とりあえず愛ちゃんアシスタントだし、はせぴょんとか中瀬ゆかりさんはビジネスだろう。「毎日かあさん」のママ友の話はほぼ創作(むぎちゃんだっけ?あの人は多分いない)らしいので、若い頃の同性の友人の話も聞いた話を適当に盛ってほぼ創作なんじゃないかなと思う。

とにかく言いたいのは同性の友人がいないことは悪いことではないと思うけど、同性の友人がいない人が娘の母親としてどう振る舞うかというと…ということを言いたかった。

まあ、ぶっちゃけ私の母親がそういう感じなんだって話でしかないけどな。

追記2】

作品ファンだったと思うのが健全で、作家ファンだったと思うのはちょっと違うと思った方がいい、みたいな意見はすごく真っ当な意見だと思うし、私もそういう風に考えたいと思う。

でも、西原をはじめとした自分身の回りノンフィクションエッセイとして作品を発表する作家はある程度作者の魅力込みで読者がファンになる特殊ジャンルかなとも思う。

(さすがに盲信するのはどうかなという気がするし、きっと完全フィクション作家ならみんな簡単に割り切れるかなと)

そういう特殊で業の深いジャンルであるが故に、今回の娘さんの話題で様々な意見が出るというのが問題?の本質かなと私は思ってる。だからこそ、今後また西原が今回の話題も何かしらの作品昇華してしまいそうで怖いなと思っている。

(作家としてはそれが正解なんだろうけど、それ故に残酷というかあまりに業が深すぎる職業というか)

追記3】

今ざっくり自分文章読み返してみて、多分初期の方が弱者への視点が感じられ、更に作者本人が体を張って笑いをとりに行く様が魅力に感じられたように思う。

そして、よくある話ではあるが金や権利を手に入れたあたりでその魅力が感じられなくなったのかなと。

多分その魅力は彼女の中にまだあるはずだけど、今の状況だとそれで作品を作るのは難しそうだ。それはとても困難で手間がかかるし、素敵な女性として楽にいい感じの本出した方が売れるだろうしね。

追記4】

他の人の西原への感想などが読めてとても嬉しいです。もっと読みたいので書ける人は書いてくれるとすごくすごく嬉しいです。

しか新聞連載以降の作品ファンがあまりいないので、あの辺の作品を買った層と初期の作品を買っていた層はまったく違う層なのか?と新たな疑問が出てきた…。「上京ものがたり」あたりは私も結構好きでした。特にラストはすごく心に残っている。

追記5】

追記多いのマジで気持ち悪いな。でも本文から気持ちいからなんかもうええわ。

友達の多い少ないは少なくともこの文章においては問題ではない。実際私も学校行ってないか友達少ないし。そしてそこを語りたいわけではない。

では何が私が引っかかったかというと、私がこの文章を書いた発端が彼女の娘さんの文章を読んだこと。

何度か男性友達は多いのに同性の友達がいない、少ない女性と接した経験から、そういう人々はとても男尊女卑であると思った。要するに、大勢男性と親しくできる自分は「名誉男性」であり、同性とばかり親しくする女性を格下に見ている。そして、人間を上か下かでしか見られず、他人自分と等しい存在だと捉えることができない。男尊女卑は対男性には伝わりにくいが、対女性にはすぐ伝わってしまうので対女性とはトラブルが多い。

そういう男尊女卑内面は奇しくも本人が言う通り、男尊女卑のまかり通る環境で生まれ育ったことも関係あるのかもしれない。

(でも、そういう環境で育った人がみんなそうなるわけではないけれども)

そして重要なのは、ここが問題点なのではなく、本当に重要なのはここから

本人が自覚あるかないかに関わらず、男尊女卑思想のある女性男の子女の子を産んだ場合女の子にはどう接するだろうか。

ここからは私の知り得るところではないので差し控えるが、自身母親と照らし合わせると自ずと見えることが無きにしも非ず。

それはそれとて、そういうことを考える私もまたすごく嫌な女だということは間違いないだろう。

自分の周辺にそういう女性に心当たりがないという人はとても良い環境に恵まれた人だと思うので、それは自身の人柄によるもので、すごく誇っていい尊いことだと私は思う。

追記6】

私がこの文章で書きたかたことは、西原理恵子という作家の業と私という読者の業、そして何より娘さんについて。

なので差別云々というのは私の文章力とか私の考え方に問題があるのは前提として、それを除けばここのコメント西原理恵子という作家や娘さんのことを触れないのは片手落ちに感じる。

(もちろん、100文字という制限がある以上それは仕方ないとは思う)

そして、私はその業や娘さんに関係ないことはこの文章の中で書く気はないし、責任もとる気がない。

私は誰しもどこかに他人差別してしまうところがあって、多分そこを言及されていると思うけれども、他人に「絶対差別するな」って押し付けたり、「自分絶対差別してない」って言い切る人は理想主義過ぎて少し怖い。

から、その辺が気になる人は、自分でそういう差別についてのエントリを書く方が満足できるし有意義だと思う。

追記7】

差別が〜って言う人は西原漫画読めるのか…?とずっと考えていたが、よく考えたら西原漫画を読まずにこのエントリだけ読んで「差別が〜」と言っている可能性もあるのか!とはたと気づいた。

知らない人に説明すると、西原理恵子という人の芸風は人種差別女性差別弱者差別などあらゆる差別を笑いに昇華していくものである。実際、女性の友人をデブだのブスだのヤリ○ンだと罵ったり、子供を産んでいない女性専業主婦へのヘイト発言なんて日常茶飯事だ。しかも、この何十倍も汚い言葉でそれを言う。

(改めてこう書くと本当酷いな…)

もう本人の作品自体ミソジニーだのホモソーシャルだのが真っ青になるくらい、差別問題発言の坩堝なのが西原理恵子漫画だ。

(今のポリコレではアウトでしかない…だから改めて差別とかホモソーシャルとか言われると「いやもっとアウトな発言いっぱい出てくるから!」ともうどこから突っ込めばいいのかもうよくわからない)

ところが、それがものすごく面白くて笑えるから始末が悪い。そして、それを読んで笑う読者ももれなく下品である。それが、西原理恵子と読者の業の深さの一端だ。

私は西原理恵子という作家について書くにあたって、そういう彼女や読者の中にある「差別」は切り離せないものだと思ってこの文章を書いた。そして、その「差別」がどの程度彼女の娘さんに及んでいたのか(あまり詳細が書かれなかったこともあるが)読者にはよくわからなかったところが例の娘さんの件で露見したように思う。

(更に補足すると、彼女差別する人間からこちらも差別していいとかってそういう話ではない)

なので西原理恵子を知らない人は、とりあえず図書館にも置いてあるしブックオフで叩き売りされているので読んでみて欲しい。私のおすすめは、コメントでも人気の高い「鳥頭紀行」とか「ぼくんち」あたり。

実際の西原漫画を読んで、差別だとかそういうもので頭がクラクラするのにギャグが強烈に面白いという奇怪な感覚に失神するがいい!

(ただし、合わない人には本当に合わない)

結局、何があっても私は西原理恵子漫画のすべてをきらいになれないし、機会があれば好きな作品を未読の人にも読んでもらいたいのだ。

Permalink | 記事への反応(18) | 17:22

anond:20220606011530

執拗に「(うつでも発達でも)女性として幸せになっていい」と繰り返してるが、多くの男の望んでいる共働きを折って自分幸せのために専業主婦要求する暴力性については無視してるんだよな

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