はてなキーワード: 道路交通法とは
一時停止義務違反がいかに有害な交通犯罪かを知らせる動画はとても社会的に有意義であり、重大事故を減少させるという点で大きな貢献になります。
ちなみに自動車等には歩道進入前に一時停止の義務があり(道路交通法第17条)
信号のない横断歩道で歩行者自転車の為に停止する義務もあります。(道路交通法第38条)=横断歩行者等妨害等違反
https://www.think-sp.com/2014/04/09/tw-hodou-ichijiteishi/
http://qa.jaf.or.jp/accident/rule/04.htm
あおり運転がいかに凶悪な犯罪行為かを示す動画も素晴らしかった。
今後においても道路交通法をすべてのドライバーらに守らせる交通安全啓発動画の投稿を願っています。
自動車乗車中の年間死者数は警察庁統計によると1200人以上にもなり、同等の保有台数である自転車利用中の約3倍も自動車乗車中に車内で死者が発生している現実がありますから。
また、交通刑務所懲役囚人のほぼ全員は自動車運転手という現実もある。正直、賢く堅実な者ほど車離れしていると私は見ています。
自動車の運転は加害、被害リスク的に割に合わず、マイカーは基本的に負債でもありますから。自転車と違って運動にもなりませんしね。
人件費などの関係でバスが運用できない僻地に残された公共交通の選択肢は自動運転無人バスしかないといわれているほどですからね。
テスラのCEOを初めて自動車業界の重鎮らはこう明言しています。
「人々は人間の自動車運転を禁止するだろう。自動運転より人間の運転は違反だらけで危険すぎるから。」
実際、日本国内を見ても年間200万件近くも速度違反で警察に捕まっており、一時停止違反については100万件以上、信号無視、携帯ながら運転も約80万件も摘発されているほど劣悪なモラルですから。
更に信号のない横断歩道での不停止は違反ですが、この道路交通法38条違反に至ってはJAF調査で9割以上のドライバーが繰り返し交通犯罪を犯しており、各国と比べて日本のドライバーの劣悪さが浮き彫りにもなっています。
例えば、同人誌の中のページの写真を即売会当日にアップロード。
例えば、自転車で順走(左側通行)だと遠回りになるので数十メートルだけ逆走(右側通行)。
過激な言い方をしたけど、厳密にすべてを法律適用したら1日にどれだけ逮捕者が出るのか、
知らなかった、(注意を)見ていなかったという言い訳はそんなに悪いことだろうか?
立ち入り禁止の看板を立てていたとしても看板の場所が悪かったかもしれない。
物理的に立ち入れないように対策していない自分が悪かったかもしれない。(これは被害者叩きの下りでよく言われている気がする)
同人誌を買うのが初めてで感動したのかもしれない。
自転車の逆走は、まあ、道路交通法なので警察官がアウトと言えばたとえ数十メートルでもアウトだけど、
これら全部いきなりハイ犯罪ハイ逮捕って例を見たことがないし、
注意警告を無視したり反省が見られない態度であることが誰の目にも明らかになってから最終手段としていよいよ逮捕、だよね。
大切なのは「正しいこと」ではなくて「正しく生きようとする姿勢」なんじゃないかなあと思っている。
その姿勢が乱れていると自分で思ったなら勿論自分で正せばいいし、
他人の姿勢が乱れていると思ったら「お前は悪者」ではなく「正しくないよ」というニュアンスで冷静に伝えてあげたらいいんじゃないのか。
何も鬼の首を取ったかのように犯罪者認定したり自主規制しないとコンテンツが終了するだとか喚き散らかさなくてもいいんじゃないか。
人間は100%正しくなければいけない、という思想が主にネット上に蔓延しているような気がしている。
「正しいこと」の中に「他者の間違いを悪と断じる」が含まれている気がして、なんだかは息苦しく思う。
1 自転車は、車道が原則、歩道は例外
● 道路交通法上、自転車は軽車両と位置づけられています。したがって、歩道と車道の区別のあるところは車道通行が原則です。
●運転者が13歳未満の子ども、70歳以上の高齢者、身体の不自由な方(平成20年6月1日から施行)
●車道又は交通の状況からみてやむを得ない場合(平成20年6月1日から施行)
●また、自転車道があるところでは、道路工事などやむを得ない場合を除き、自転車道を通行しなければなりません。
2 車道は左側を通行
●自転車は車道の左側に寄って通行しなければなりません。右側通行は禁止されています。
※自転車は、歩行者の通行に大きな妨げとなる場合や白の二本線の標示(歩行者専用路側帯※1)のある場合を除き、路側帯※2を通ることができます。その場合は、歩行者の通行を妨げないような速度と方法で進行しなければなりません。
3 歩道は歩行者優先で、自転車は車道寄りを徐行
●自転車が歩道を通行する場合は、車道寄りの部分を徐行しなければなりません。歩行者の通行を妨げるような場合は一時停止、又は自転車から降りて押して歩きましょう。
4 安全ルールを守る
【罰 則】5年以下の懲役又は100万円以下の罰金※ 酒に酔った状態で運転した場合
●夜間はライトを点灯/夜間は、前照灯及び尾灯(又は反射器材)をつける
【罰 則】5万円以下の罰金
●交差点での一時停止と安全確認/一時停止の標識を守り、狭い道から広い道に出るときは徐行
●傘を差しながら、携帯電話をしながらの運転/傘を差し、物を担ぎ、物を持つ等視野を妨げたり、安定を失うおそれのある方法での自転車運転の禁止。携帯電話で話しをしたり、メールをしたりしながらの運転禁止。
【罰 則】5万円以下の罰金
●傘を自転車に固定した運転の禁止/自転車の積載制限違反。不安定になったり、視野が妨げられたり、傘が歩行者に接触するなどして、危険な場合があります。
※自転車の積載制限は、「幅は積載装置又は乗車装置の幅に0.3メートルを加えたものを越えないこと、高さは2メートルを越えないこと」などと規定されています。(東京都道路交通規則第10条)
5 子どもはヘルメットを着用
地元の自動車学校で学科試験以外を終わらせて、進学先の都内で学科試験を受けたら、見事に落ちた。
言い訳するなら、地元では当たり前に見るものが都内には無く、地元ではあまり使わないものが都内ではよく使われていて、それを反映した問題になっていたからということになる。自動車学校では地元でよく見るものが引っかけ問題としてかなり注意されるが、都内でたぶんその問題は出ない。
悔しかったので地元には無いけれど都内でよく使われるものについて道路交通法を丸暗記していったら、普通に受かった。
...というわけで、これでも読んどけ。
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=335AC0000000105
あと、道路交通法は別途政令で定めるというルールがあったりするのでそれはこういうのを見る
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=335CO0000000270
http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=335M50000002060
(1).正式版を発行する前に、作者や家族や子どもに下読みさせない。これらの人は、説明書の欠陥を見抜いてしまうからだ。中学生が読んでも分からない程度の難解な説明書なら、威厳が出てよい。
(2).ルールブック風に書き、レシピ風には書かない。「何が許容され、何が禁止されるか」だけを書き、「次に誰が何をどうすべきか」は読者に考えさせるべきである。道路交通法さえ読めば、自動車の運転は完璧にできるはずだ、と同じである。
(3).読者に「注意」させよう。「なお、〇〇に注意すること」と書くべきであり、「○○なら機械を止めよ」などと具体的な指示は書かないことだ。
(4).否定を使おう。「猫ではない場合」と書くべきであって、「犬か馬の場合と具体的なイメージが生まれる書き方はしない。
(5).堅苦しく書くこと。漢字を6個以上並べて熟語を作ろう。動詞は名詞化しよう。「歩く」ではなく、「歩行を行う」がよく、「歩行作業開始を行う」はさらによい。
(6).既存の説明書を参照させよう。読者が今読んでいるページで説明するのではなく、「詳しくは○○文書の○○ページを参照のこと」と、ページをめくる手間をかけさせるのだ。
(7).1ページあたり、10カ所ほどは下線や太字、傍点などの文字修飾を使って重要部分を目立たせよう。新聞記事では文字修飾は使わずに、小気味よい体言止めの大見出し・小見出しを使って、要点を目立たせているが、面倒だ。文字修飾は安直で、使い勝手がよい。
(8).絵や写真を絶対に使ってはならない。特に、部品の組み立て方などの幾何学的な指示や、良品と不良品の判別など実物写真があれば分かりやすい題材に対して、ビジュアルを使うのは厳禁である。何でも、言葉で表現しよう。
(9).説明書は、分厚く、長い方がよい。何でもちゃんと書いてあったというアリバイができるので、事故が起こっても説明書の作者は責任が問われない。どこに書けばよいか分からないが、書かないとアリバイにならないという情報は、「その他」や「注意事項」という章を作って、書き連ねておけ。「その他」が肥大化した説明書は素晴らしい。
(10).最後の1文で、どんでん返しをしよう。説明書の末尾に、「なお、○○の場合は上記の限りではない」と付けておけば、読者は最後まで気が抜けない。
(11).索引はつけない。PDFの説明書なら、キーワード検索ができないようにしておくこと。
(12).説明書の作成や改訂の理由や執筆者は書かないでおこう。そうすれば、数年もすれば、なぜこのようなルールができたのは誰も分からなくなる。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180619-00105045-kitanihon-l16
現役救急隊員ですが、緊急車両の事故のニュースはやっぱり聞きたくないですし、自分も気をつけなくてはと肝に銘じるところです。
迅速かつ安全な搬送のため、周囲確認や余裕を持った減速を心掛けてはいますが、どうしても皆さんに道を譲らせたり止まらせたりしてしまう状況になってしまい、申し訳ないと思っています。ご協力に心から感謝します。
私の所属している消防機関では、交差点では助手席に乗る隊長とハンドルを握る機関員が、左右の交通・歩行者・自転車の安全を確認するまで徐行ないし停止するように教えられています。必要に応じて音声案内を流し、左右の交通が完全に止まるか、走行してくる車両がいないことを目視して、ようやく交差点を通過できるのです。
今回の事故も、目撃者の証言によれば「救急車はサイレンを鳴らして速度を落としながら交差点に進入、その直後に救急車の左後部に乗用車がぶつかった。」とのことで、救急車側は安全を確認して交差点へ新入したのでしょうが、新入した直後に衝突してしまったようです。これは、救急車側の安全確認が足りていなかったと言われても無理はありません。
緊急車両の走行に対して一般車両が進路を譲るのは道路交通法第40条で定められています。救急車などの緊急車両は、サイレンや音声案内、マイクでの広報によって緊急走行中であることを周囲に知らせますが、それに気づいて進路を譲ったり止まったりするかは、結局ドライバーさん次第なのです。気づかなければ止まることもできないし、気づいていても譲れないこともあると思います。
そういう車両に対して緊急車両側ができること、それは「待つ」ことです。緊急走行中であっても、止まるまで待つ。緊急車両が通行できるほどの幅まで避けて譲ってもらえるまで待つ。安全が確認できるまで待つ。
サイレンや音声案内を鳴らしても気づかずに止まりそうにない車両が近づいていたのなら、救急車は待たなければ行けませんでした。そこは救急車側の落ち度でもあります。
どんなに「一刻も早く病院へ到着したい」「傷病者のもとへ辿り着きたい」と思っていても、事故を起こせばその時点でその救急車は救急搬送が出来なくなります。ましてや、乗っている隊員や傷病者、家族や医師に更なるケガを負わせてしまうことにもなります。市民の安全を守る消防職員が、それを脅かしてはなりません。
私達は市民の安全のため、決して皆さんに危害が及ばないよう、最大限注意を払います。
こんなお願いをするのも失礼ではありますが、救急車や消防車などの緊急車両が走行しているのに気づいたら、早めに進路を譲ったり、止まって頂けたら幸いです。
soridan 本当にその通りだと思う。だからおれはクロスバイクひベルつけてないし、つけてるやつは軽蔑する。だって歩道走るつもりだってことだよね?
車両等の運転者は、次の各号に掲げる場合においては、警音器を鳴らさなければならない。
一 左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき。
二 山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき。
2 車両等の運転者は、法令の規定により警音器を鳴らさなければならないこととされている場合を除き、警音器を鳴らしてはならない。ただし、危険を防止するためやむを得ないときは、この限りでない。
むやみに鳴らしちゃだめってことね
録画もある、自白もある…なぜ切符きれないんだ!とお怒りなのは分かりますが、システムというのは悪用の余地が無いように設計しなくてはなりません。そして、リソースが有限である以上、現有のリソースで最大の効果を上げるように運用されなくてはなりません。
それを踏まえて今回のケース。警官の現認が…というのは、平たく言えば「あなたの言うことを100%信用できません」ということです。相手も自白しているじゃないかとおっしゃるかもしれませんが、あなたが脅して自白「させている」のかもしれません。録画があっても(というかこういうケースで録画していることがむしろ奇妙ですが)あなたが相手を脅して「演じさせている」だけかもしれません。「そんなことありえるわけが…」とお思いでしょうが、子供のいじめを考えてみれば「そんなこと」は確実にあり得るのです。その可能性がゼロでない限り、警察は軽々しく切符を切るわけにいきません。彼も、いまは認めて謝罪すると言っていても、いざ切符を切ると言われれば「自白は強制された」と言い出すかもしれませんし、裁判になったら弁護士はそこを確認したのか、と警察を責めるでしょう。そしてすこし考えればわかるように、そんなことを確認するのはほぼ不可能です。
あなたと彼の間に事前のやり取り、利害関係等が一切ないことを証明できない限り、警察の切符切りは勇み足だと批判されかねません。しかし、社会で生きる一般人同士、細い糸をたどればどこかにつながりが出てくる可能性はいくらでもあります。それを全部つぶして事前のやり取りが「なかったこと」を証明するのはものすごい手間です。膨大な時間と手間と捜査費用が必要です。その上で問える「罪」とは、運転者の「不注意」で、歩道を歩く人を見落とした(接触はしていない)、というものです。故意でも2点、それが過失ということなら(故意であることを立証するのは上記以上に困難です)普通に考えれば説諭で終わるくらいの罪です。その間に、何十件、何百件の重大な交通事故、違反取締、検問…への対応は全部ストップしてしまうわけです。あなたはあなたの思う「正義」を貫き満足かもしれませんが、社会全体にとって本当にそれが「正しい運用」でしょうか?
「警官が職務として現認した」は、その部分をクリアできる一つの手段です。あなたの正義感は尊いものですが、一般人がそれを代行しようとするのはなかなか難しいのです。少なくとも録画、証言ではまだ不足なのです。裁判では簡単に覆されてしまうでしょう。私が弁護士ならば「とっさに撮影したという説明は信用し難く、準備していた可能性が疑われる。また、仮にとっさの撮影であったとしても、車を撮影する余裕があったということは、そもそも危険な状況ではなかったということでは?」とか返しますね。
警官が「データ消去」にこだわったのは、おそらく、上記のような状況で腹を立てたあなたがネットでそのデータをさらしたりすると、【あなたが名誉棄損で訴えられる可能性がある】からですよ。証明できない事件を声高に叫ぶと、返り討ちに遭うことだってあるのです。法に守られた不正義の人に、善意の正義の一般人が(状況判断もできずに)危険な手段で立ち向かおうとしているなら、それは正義の人を止めるでしょう。
「じゃあ、一般人にできることはないのかよ!」と思われたあなた。あなたの正義感は見上げたものです。どうしてもと仰るなら、次回は避けたりせずその車に轢かれてみる方がいいかもしれません…というと問題があるので、今回の件に即していえば、たとえば「あいつが俺を狙って殺そうとした!」と訴えてみると、さすがに道路交通法の範疇ではないのでうまく立ち回れば警察に連行され事情聴取くらいには…いや、それも迷惑なのでやっぱりやめてください。とりあえず、警察には「善意の一般人」と「善意を装った一般人」の区別がつかないので、どうしても疑う方向で接することになる、ということを理解してあげてください。
具体的にどんなものか
検察と警察とか被告と被告人とかよくわかってないし、知識教養なしで書いてるからわかってる人が読むとイライラする日記になってそう。すまん。
平日に時間があったので前々から気になってはいた傍聴に行ってきた。
事前にネットで軽く下調べした。
・高裁以降は「地裁の続き」の話になる。地裁の「新件」のものが事件の話を最初からするのでわかりやすい
・地裁の作りや傍聴の流れは趣味の人や専門家などの個人のブログなどで予習ができる
という感じ。
午後は13時からと聞いていたので、12:45ぐらいに着いたのだけれど、開廷表と言う「今日のスケジュール」を見たら、刑事事件は実際は13:30くらいから始まりだすようだった。民事も傍聴できるみたいだったけど、ほとんど5分くらいしか枠がないやつだったり、そうじゃなくてもなんとなく傍聴者ほかに居るのかなって思って行きづらかったのでスルー。
「新件」は1事件50分が基本のようで、ただ授業の時間割表と異なり、興味のある複数事件を同日にハシゴしたくても、効率よく繋がるとは限らず、間が40〜90分程度開くことが多くなりそうだ。
開始時間の5分前くらいに傍聴席に着席する人が多そうだった。柵の内側の関係者で10分前くらい。傍聴席に入るドアや関係者席に入るドアに、目線の高さに小さい扉付きののぞき窓(外から中の様子が観れる)があるのが面白かった。
傍聴者は、常連っぽい私服の中高年のオッサン(失礼だがギャンブルとか好きそうな感じ)が各数人、被告や被害者の関係者っぽいスーツのリーマンが各数人、ひそひそきゃっきゃした女子大生二人組、修学旅行か課外授業かの中学生(私服だったから小学生か?)など。
道路交通法の方は、「ごく普通の一般人が、安易な気持ちで違反行為をしたら大事故になり、免許も取り消され、ついに今日、被告人と呼ばれて裁判に…」みたいな感じだった。
こんなこと本当にあるんだなぁと思った。被告人はわざとじゃなさそうだったけれど、しらじらしいくらいに最後まで「被告人は○○してください」の呼びかけに気づかず、えっ自分呼ばれました? みたいなもたつきがあった(毎回、弁護士さんが背後から小声で呼びかけてジェスチャーしてやっと動いた。)
検察が手元の紙を見ながらすごい早口で「したがってこの行為は○○法○条および○条に該当し被告人の行為は極めて悪質かつ重大と考えられます。」みたいなことをまくしたてるのがドラマっぽ〜いと思った。無駄に長い定例文だからあんなに早口になるんだろうな。
あの日はなんでそんなことしちゃったんですか? と、弁護士や裁判官、検察(警察?)から質問があって、被告人が青い顔でしどろもどろに答えるのを、素人ながらにそれ誤魔化して嘘ついてるだろって感じだったけど、裁判官も検察も、ねちっこく問い詰めたりは全然しないで、いや、それはないだろ…と内心思ってそうな間がちょっとあるだけでスルーしてたのが正直意外だった。悪い奴をバッシングして叩きのめす・いじめるんでなくて、どうすればよかった? これからはどう改めればいい? を、皆で考えましょうね、被告人はそれこそを心に刻もうね、みたいな。もしかしたらこの裁判は傍聴に中学生(小学生?)が沢山いたから、そういう傾向がひときわ強かったのかもしれないけど、(性質としても悪巧みじゃなくて事故だし)、自分の思い込みに気付かされた。
あと、弁護士からの被告への質問は、ヤラセというか、打ち合わせ済みなんだろうけど、被告が弁護士の誘導と違うことを答えちゃってそうな場面がいくつかあって、緊張するんだろうなぁ素人っぽいなあ(?)とハラハラした。なんなら検察側も、しおらしく反省してもうこんなことは二度と起こしませんそのためにはこういう風にします、という言葉を言わせようとしているんだけど、なかなか被告がそれに乗らなくて、聞かれてもないことをペチャクチャ喋っちゃって、見ていて大変に歯がゆかったです。被告人、事故は辛く思ってやらかした認識はあれど、道交法違反の方の、自分は犯罪を犯したんだって意識はあんま無さそうだったな…。
求刑って最後の最後に言われるものなんだね。最初かと思っていた。この裁判は求刑の直後くらいに判決があって閉廷だった。道交法の初犯テンプレ事件だったからかな。
判決では執行猶予について、小学生や素人被告を意識してか、裁判官から丁寧な説明があった。牢屋の中じゃなく社会の中にいながらの更生期間ということらしい。意識したことがなかったので勉強になった。
2件目は窃盗。被告の両サイドを制服の警官が挟んでいて、おおおーと思った。
開廷表からは罪名の「窃盗」と被告の氏名しかわからないんだけど、最初に検察?警察?から、詳しい説明があった。スーパーの万引き常習犯の被告はもともと警備員にマークされていて、ある日、酒とツマミを万引きして店から出た瞬間に警備員に肩を叩かれ、カバンを捨てて逃走。監視カメラの映像と、カバンの中の私物から後日警察が来て逮捕。窃盗と公務執行妨害で前科があるし、犯行は前回の裁判が終わった直後で執行猶予中。とのこと。
途端に傍聴常連っぽい人が何人か「なーんだ万引きかぁ」という感じでぞろぞろ離席したのが面白かった。
さっきの道交法といろいろ対照的だった。席もなんか左右逆だったし。さっきのは検察側が3人いたけど今度は1人。かわり?に、被告側に制服警官。下世話な話だけど、被告の身なりもホームレスみたいなヒゲ伸び放題のくたびれた初老で、弁護士が若くて化粧濃いめのお姉様で、検察がスポーツやってそうなアゴヒゲ青年で、キャラ濃かった。
ちなみに裁判官は2件ともなんかお医者さんっぽかった。熱が出たのは何時頃ですか?とかここ押すと痛いですか?みたいな感じで、スーパーに行ったとき手持ちの現金はいくらでしたか?とか訊いていた。インフルエンザは陰性でしたみたいな感じでアナタの執行猶予は何年ですと言った。
窃盗の方も、なんでそんなことしたんですか? 同じ過ちを繰り返さないためにはどうすれば? を詰めていく流れはだいたい同じ。被告は淡々と、とつとつと反省の思いを挟みながら適切に答えていった。慣れている。進行もスムーズ。ただしこちらは、嘘っぽくねそれ?という供述はつぶさに突っ込まれたいた。ただし被告の受け答えも短く適切。面接で受かるやつ。突っ込みに対しても予習済みだったのかなという感じでそれっぽく言い訳できていた。判決は数週間後の後日だった。
全体として、まあなんていうか、下世話な楽しさがあった。他人の本物の人生の、やばいことになってる部分を切り抜いて生で見ているわけで。ネットの炎上とか小町とかコピペブログの胸糞悪かったりスカッとしたりの話を見ちゃうタイプの面白さがあって、楽しいし刺激的だけど、悪趣味な楽しさだなとちょっと後ろめたい。
社会勉強になったなぁという気持ちもある。一回見といて良かったなという感じ。今回の二件とも、そういうことがあると知っていながらも、関わりはなかったので、「本当にこういうことってあるんだ…」と体験できたのは、漠然と経験値積んだというか、実績解除したぜ感がある。
本当にこんなことあるんだといえば、今回は2件とも、被告のプロフィールがわりといかにもそういうことしそうな感じというか世間的な偏見通りだったのが印象的。被告の生い立ちだ家族だ仕事だって裁判の場で言われちゃうのも個人的にはコレつらいなと思ったし、聞いて正直、あ〜ぽいわ〜と思ったし。偏見で決めつけるのはよくないと今でも思ってるけど、偏見が存在するだけのことはあるもんなんだなあと。
またいくかは微妙。平日に暇になったらタダで楽しめる…とも思うけど、時間割が当日朝現地でしかわからないし。組織的なプロの犯罪とか裁判員裁判みたいな重大なものならまた違った印象があるかもしれない。裁判員裁判は事前に日程がわかるけど傍聴は抽選制(当日朝抽選券配布)なので行けるかどうか一長一短。
道路交通法上、自転車は原則として車道を走らなければならない。しかし、軽車両と定められている自転車は、その他の車両に比べても圧倒的に非力であり、車道を走ることはまさに「命がけ」なのである。ここに上げたのは、自転車乗りにとっての”脅威”、そのほんの一部である。
言わずもがなの天敵。お前らを避けるために、自転車は右後方へ振り向き確認を行い、後続車両との車間距離を意識し、タイミングよく避ける必要がある。自転車乗りなら誰でも分かってくれると思うが、車道右側へと接近する恐怖は計り知れない。そこまでして避けたのに、停止していた車が突然動き出し、衝突する可能性もある。突然開いたドアに引っかかり、自転車もろとも空中を舞う可能性もある。路上に駐車する運転手は、常に「自転車乗りを死傷させる可能性がある」と意識してほしい。
巻き込み事故などの主犯となる強敵。まずそのサイズからして威圧感がハンパない。風圧、ヤバい。「車に乗ると性格が変わる」と言われるが、あれだけ強靭な鉄の塊に守られていて、気が強くならないほうがおかしい。自転車を追い越すな、とは言わないが、左脇にもっと余裕を持って抜けてくれ(スレスレだと本当に「あ、死んだ」って思う)。バス停で停まっている車両の追い越しに関しては①と同じ。前方が開けていない分、通常の乗用車よりも追い越しが困難。
これは本当に辞めてほしい。自転車というのは四輪と違って自立せず、走行中はバランスが命である。突然のクラクションに驚いてバランスを崩し、転倒したことであなたの乗用車の下敷きになるかもしれない。たしかに我々は邪魔な存在かもしれない。しかし、歩道と違って車道を走ることに関しては断固として「権利」がある。遅いからといって、クラクションを鳴らされる筋合いはない。
隠れトラップ。縦長の排水口にタイヤがとられて、悲惨な事故へと繋がりかねない。タイヤ幅の狭い自転車ほどこのリスクが高い。しかも、排水口というのはまさに「自転車が走る軌道」上に位置している。端的に「おら!死ね!」と言われているようにしか思えない。
敵の敵はやはり敵であった。車道において、二輪車のためにあてがわれているスペースはあまりにも狭く、並走というのは不可能である。となると、バイクは自転車を、速い自転車は遅い自転車を、狭いスペースで追い抜く必要がある。接触の可能性は高く、両者ともバランスを崩した結果仲良くオダブツになりかねない。向かいから逆走している自転車も結構いて、ビビる。
原則として車道での走行を義務付けられている自転車だが、「やむを得ない場合」には歩道での走行を認められている。上記のような数多の危険性を鑑みたとき、安全面から歩道を走るのは「やむを得ない」。少なくともぼくは歩道を通行する際、自らに二つのルールを課している。1."走らせてもらってる"のだから、いくら邪魔な人がいてもベルは鳴らさない。2.なるべくゆっくり走行する。このルールを遵守し、「ごめんなさい!」と懺悔した上で、ぼくは歩道へと乗り上げる。
歩くのが遅いのは許そう。せめて後方に注意を向けてくれ。もはや世界には自分以外の主体は存在しないと思い込んでいる老人にとって、「後方から自転車が接近する」可能性は頭にも浮かばない。ギアチェンジや、ペダルをガチャガチャさせる音で健気にアピールしても、耳が遠いので聞こえない。追い抜けず、何十メートルも後続し続ける図はシュール。
自転車乗りでなくてもウザい敵No.1。右からも、左からも追い抜けない微妙なデッドスペースをキープして歩くヤツ、なんなん。詩的に、風を切りながら歩きやがって。シンガーソングライターのMVかよ。ちょっと端に寄るだけで、みんな幸せになれるんだ。寄れや。
彼女たちは広がって歩く。それはもういいだろう、諦めた。不可解なのは、決して”避けない”ことだ。気づいたとしても、避けない。目があったのに、無視。なぜなのか。スクールカーストか? 陰湿な女子社会において前後で歩くと角が立つので、とりあえず無難なフォーメーションとして真横に広がっているのか? そんな五人も六人も横に広がって……端と端のヤツはどうやって会話してんだ??
男子中学生は全人類において最も「フィジカル・コミュニケーション」が活発な人種だ。肩を組む、突っつく、カバンを引っ張る、押し合う、ケンカのフリ、ダイナミックな身体的交流の数々は、挙げるとキリがない(決してイジメではない、仲のいい子同士でじゃれ合っているのだ)。自分にもそういう時期があったとは言え、思い返せばアレなにが楽しいんだろうね。じゃれ合って突発的に動くので、大変危険。
予測のつかない動きは、まさに奇行種。児童が視界に入った瞬間、スピードを800000兆分の1に落とすのが正解。また、親御さんは大抵こっちに気付いてくれるんだが、とっさに「危ないッ!!!」って言うアレ、なんなんだろうね。「自分の子供が人様の通行妨害になっているのを叱る」意味での「ほら、どいて」的ニュアンスならまだ分かるが、どうしても「なんて危ない自転車!うちの子を轢くつもり!?」という風に聞こえて、悲しい気持ちになる。そんなつもりはないんだ……。
意外と思われるかもしれないが、これが結構危ない。棒状のブロックでタイヤ側面がこすれ、バランスが崩れる。棒状のアレをやめて全部点にする(かわりに信号前を棒状にする)とか、そういう技術的な努力でいくらでも改善できるので、バリアフリーを謳うのなら自転車乗りにも気をつかってください。
日本人によくある「すれ違いざまに右に避けようとしたら、相手も(こっちから見て)右に避けようとし、左に修正しようとしたら同じタイミングで相手も左に修正しようとして、ばたばたする」現象のことだ。気遣いが、優しさが、こころ苦しい。自転車というのは対向する歩行者とコンマ数秒でかけひきをする乗り物だ。前方に自転車を見かけたら、はやめに左右どちらかへ避けて、そこから動かないでほしい。
迫害されるのも無理はない。世の中には車道で奇妙な動きをしたり、平気で歩行者に向かってベルを鳴らす非常識な自転車乗りがいくらでもいる。そんな悪いイメージを払拭するためにも、我々個々の自転車乗りが謙虚に、ゆっくり、周りを気にして走るしかない。この謙虚さが社会的に認められれば、自転車優先レーンの整備も進むことだろう。
そして、そこに乗用車が駐車する。