はてなキーワード: 法律適用とは
以前どこかで耳にしたことがある。
法律学でも数学でもその楽しみは、1+1=2のような単なる技術的な操作だけに終わるのでなく、
「それを用いることは鉄板」「多数の問題に頻繁に出てくる」といったある種の、テクニックを超越した仕掛け、大技が隠されておりこれを一般にトリックという。
例えば数論の証明過程をみていて始終見るのが、フェルマーの小定理という有名な定理がいたるところに出てくることであり、それを使うのは鉄板といったものが多いことである。
法律でも、テクニカルにその理論を考察するだけでなく、その中には、裁判所による判例生成技術、三審制、などなど
法律適用技術を超えて多大な効果のあるトリックが多数埋め込めているのであり、法律理論の中にこのトリックを発見して確立し実定法学の中で使うことも一つの大技である。
排除されてる理由はいくつか考えられるけど、感情論じゃないとして。(それならクソ野郎な話、で終わる)
厚労省が気にしてるのは法的な話あたり?
着岸している以上日本の法律適用はされるものの、船籍はイギリスであり、船長責任もそこそこ強い。
日本の法律で検疫理由による船内の行動規制までできる根拠が足りないか、イギリスか船長あたりの判断と衝突することを懸念しているか。
極端な話、自室隔離を人権侵害としてイギリスが主張した場合、反論できない状況となっている、もしくは明文化されてない領域に踏み込みたくないか。
少なくともこの状況で厚労省で強権的な隔離判断が出来るとは到底思えない。船は降ろすのは日本国内の話で処理できても規制はそうならない。
いずれにしてもその判断が明確にできない状況で、現場レベルで介入されると困るので排除する、はあるだろう。
法的に隔離が行えないと判断したのなら、その判断を変えるまではどれだけ有効な手段を意見した所で意味もなく鬱陶しいだけである。厚労省職員もわかってるけどできないもどかしさを感じるだけで。
例えば、同人誌の中のページの写真を即売会当日にアップロード。
例えば、自転車で順走(左側通行)だと遠回りになるので数十メートルだけ逆走(右側通行)。
過激な言い方をしたけど、厳密にすべてを法律適用したら1日にどれだけ逮捕者が出るのか、
知らなかった、(注意を)見ていなかったという言い訳はそんなに悪いことだろうか?
立ち入り禁止の看板を立てていたとしても看板の場所が悪かったかもしれない。
物理的に立ち入れないように対策していない自分が悪かったかもしれない。(これは被害者叩きの下りでよく言われている気がする)
同人誌を買うのが初めてで感動したのかもしれない。
自転車の逆走は、まあ、道路交通法なので警察官がアウトと言えばたとえ数十メートルでもアウトだけど、
これら全部いきなりハイ犯罪ハイ逮捕って例を見たことがないし、
注意警告を無視したり反省が見られない態度であることが誰の目にも明らかになってから最終手段としていよいよ逮捕、だよね。
大切なのは「正しいこと」ではなくて「正しく生きようとする姿勢」なんじゃないかなあと思っている。
その姿勢が乱れていると自分で思ったなら勿論自分で正せばいいし、
他人の姿勢が乱れていると思ったら「お前は悪者」ではなく「正しくないよ」というニュアンスで冷静に伝えてあげたらいいんじゃないのか。
何も鬼の首を取ったかのように犯罪者認定したり自主規制しないとコンテンツが終了するだとか喚き散らかさなくてもいいんじゃないか。
人間は100%正しくなければいけない、という思想が主にネット上に蔓延しているような気がしている。
「正しいこと」の中に「他者の間違いを悪と断じる」が含まれている気がして、なんだかは息苦しく思う。