はてなキーワード: 元凶とは
再発防止を謳って本当の悪を探し出そうというのなら、キモくてカネのないオッサンを生み出すことで私腹を肥やしている奴らとの戦いを本格的にかいしすることになるのでは?
低能先生とは多くのユーザーがからんでいたが、どうして狙われたのはHagexだったのか。
昨日から色々と記事やコメントを読んでいて、こういう流れなのかな、と思った点をまとめる。
Hagexのはあちゅう・イケハヤ炎上記事にコメントをすると、低能先生からIDコールで罵倒されることが多かった、というコメントをいくつか見かけた。
となると、低能先生はHagexの炎上ウォッチャー、および煽り行為を嫌っていたということになる。
その心情はわからないでもない。
Hagexのあの手の記事は、個人的にも行きすぎではないかと感じるところがあった。
そのため、やがて低能先生はHagex自身に対しても直接、大量の悪罵を投げつけ、通報されるに至った。
Hagexはその件をブログの記事にしたことによって、低能先生から強く憎まれるようになった可能性が高い。
http://hagex.hatenadiary.jp/entry/2018/05/02/112825
Hagexは記事の中で、通報すれば低能先生とおぼしきアカウントは即座にBANされることを明らかにした。
もともと低能先生に対する通報は盛んに行われており、はてなの運営も存在を認識していた。
Hagexの記事によって「通報すれば即BAN」という情報がはてなユーザーの間に広まり、通報回数とBAN速度がさらに上がり、低能先生ははてなから排除されつつあった。
https://anond.hatelabo.jp/20180625215452
引きこもりの低能先生にとって、はてなは外部との唯一の接点であったらしく、作るアカウントがかたっぱしから消されていくことに、かなりのストレスを感じていたようだ。
彼の主観では、居場所がなくなる、という危機に遭遇していたのだろう。
これによって引きこもりの日常によってたまるストレスを発散させることができなくなり、その「元凶」となったHagexに対する憎しみを募らせていった。
実態は自業自得なのだけれど、彼からするとそういう認識になる。
彼からすれば、自分がアクセスしたいはてなから集団的に排除されるのは、ネットリンチと呼ぶにふさわしい状況だったのだろう。
彼が多数のユーザーに悪罵を送りまくっていたのがそもそもの原因であり、客観的に見ると正しくないが。
そして、6月9日には新幹線で殺人事件が発生し、10日頃には、増田で低能先生が犯人ではないかと取りざたされ、やがて「ネット弁慶」だと煽られる事態が発生する。
犯行声明らしき増田で「おいネット弁慶卒業してきたぞ」と発言しているのは、これが原因のようだ。
参考:そもそもなんでこんなに低能先生が殺人事件起こした扱いされてんの
https://anond.hatelabo.jp/20180610125250
http://archive.is/AFT0C#selection-155.0-163.5
この時のやり取りの文脈は、低能先生が情報開示請求をされて追い詰められていたが、だったら自分も相手の情報開示請求をして表に出てくればいいんじゃないか、という煽りで、殺人を教唆したわけではないようだ。
(増田は流れが追いにくく、このあたりは正確に理解しきれていないかもしれない)
https://anond.hatelabo.jp/20180625033955
しかし低能先生は「表に出る=はてなの誰かを殺す」と考えてしまったらしい。
どうしてそう飛躍してしまったのかはわからないが、新幹線の殺人事件に影響を受けたのかもしれない。
それが原因で煽られたのだから、だったら自分もやってやり、ネット弁慶ではないと証明してやろう、と考えたのかもしれない。
それからさほど間を置かない6月24日に、低能先生が在住する福岡で、彼がかねてより憎んでいたはてなユーザーのうちのひとりである、Hagexがセミナーを開催することになる。
会場は不特定多数の人間が出入りすることから、引きこもりで、外に出ると不審人物だとみられやすい状態にあると思われる低能先生でも、容易に入り込むことが可能だった。
参考:Hagexさんが狙われたのかのはなぜか
http://kutabirehateko.hateblo.jp/entry/2018/06/25/112302
このあたりについて、Hagexの危機管理意識の不足を指摘する声もある。
http://delete-all.hatenablog.com/entry/2018/06/25/181500
ともあれ、それを知った低能先生はHagexを襲撃することを決意し、実行に移してしまった。
はてなユーザーに対し、目に物を見せてやったぞ、と宣言したかったのだろう。
逃走したのは、増田に書き込む時間を得るためだったのかもしれない。
犯行声明の中で彼は「Hagex」という名前を一度も出していない。
『俺を「低能先生です」の一言でゲラゲラ笑いながら通報&封殺してきたお前らへの返答だ
「予想通りの展開だ」そう言うのが、俺を知る全ネットユーザーの責任だからな?』
と書いている。
このあたりの発言を見るに、低能先生が真に憎んでいたのはHagex個人ではなく、自分を排除しにかかったはてなユーザー全体だったのだろう。
そして何人かのユーザーが「狙われていたのは自分だったのかも」といったコメントをしていた。
いや、偏差値が地区で最も高いような高校の生徒の9.9割は学業に関してはクソ真面目でつまんねえんだよ
何が楽しいのやら
最初のテストで成績悪かった奴もあたかも勉強できることが正義であるかのような考えを持ってるから真面目に勉強してやがる
そういう学校(指導要領)で習う勉強がいかにできるのかということでしか人を判断できないようなプライドの高い連中ばかりで呆れるわ
これこそ当に糞ジャップの新卒優遇、学歴差別というクソ文化の元凶だろ、ボケ!
別の高偏差値高校に行った友人は俺のこの考えを理解してくれたが、俺の高校でこんな意見を唱えようものなら勉強が出来ない言い訳だのくだらない批判を受けることは目に見えているわ
うぜえなほんとに
大都市だけかもしらないが。
最低限、家で躾けて来いや。
ちょっとしたことで、警察に24されるし、教育委員会に電話されるし、騒ぐなら騒がしておいたほうが先生は責めららないのが現実。
これは校長やら教頭、今は副校長っていうみたいだが、彼らもいっしょ。
この少子化で、数少ない子供らに将来活躍してもらわなきゃあかん状況なのに、堪え性が全くない大人を量産してどうすんねん。
今年7歳になる娘がいる。
娘は夫の幼い頃に似て、ひょろひょろ~っとしていて手足がとても細長い。ご飯もおやつもバクバク食べるのに、赤ちゃんの頃から一貫して細長い体型だ。
そんな長女の体型が災いして、私は地域の保健所から虐待疑惑をかけられていた事がある。
実際、世の中には子供を遺棄してしまう親もしばしばいるものだから、疑ってかかられるのはある意味仕方のない事なのかもしれないし、保健所のその姿勢の為に救済される子供もいるのだろうが、うちの地域の場合、リアルに虐待を常習していた親が数年生暖かく見守られ続けた結果子供を殺してしまった事件があったりして、なんともかんとも、ニンニン。
事件にならなくても公園で本当に子供を虐待している親を見た事もあるしどうなってんだろ。
それは置いといて、子供の体型が少々平均値を外れていた為に、私は三ヶ月乳児健診の際に他の親子も沢山いるところで、保健師から机をバンバン叩きながらの罵倒の嵐を浴びせられる事になってしまった。あんたが母乳育児に拘るせいで娘が餓死するとかなんとか言われたが、娘の場合父親譲りの細身なだけなので私に出来る事なんて無いのである。ただただ辛い思いをした。
そんな愚痴を子育て支援センターで話したら、体型がパーセンタイルグラフから外れている子供のお母さんは大体皆同じ経験をしており、保健センター大嫌いだし、乳児健診なんか本当は行きたくないけど母子手帳の記載を埋める為に(子供の健康のためでもあり、将来子供にこんなに大事に守られて育った事を知らせてあげたいためでもある)嫌々ボコられに行ってると言っていたものだった。
以上、七年前はその様な状況だった。なお次女は一貫して平均値ど真ん中でしかも第二子だった為に、こっちが不安になるほど顔パス状態で健診がさっさと済む感じだった。
そんな感じで、散々な乳幼児健診で痛めつけられてからもう随分経つのだが、今現在はどうなっているのだろう?と、ふと思った。
長女の件で憔悴しきって実母と義母に相談したら、昔から保健所なんかそんなところだし、これから子供が小学校に上がれば親はもっと酷い仕打ちを受けるという話だった。
虐待を未然に防ぐとか何を言うwテメーらが親を追い込んでる元凶だろうがwという意見で両家の母の意見一致。
そんな事があったけど長女は無事成長し今年小学校に上がった。
すると担任の先生はすごく親切丁寧でこっちが恐縮してしまうほどだし、トラブルが発生しても親が一方的に叩かれる事もないので、拍子抜けした。もっと酷い目に遭わされるのかと思ってた。少なくとも三ヶ月健診の時と同じくらいには。
だが長女の隣のクラスの担任は、私の子供時代にしばしばいた教師みたいに強権的で、子供を恫喝して言うこと聞かせるタイプである。
ネットを見る限りは育児・教育現場は昔よりは大分改善されている様に感じられるけれど、現実はそのようであるように見える時もあれば、見えない時もある。
乳幼児育児の環境については、当事者でなくなった途端にさっぱり見えなくなってしまったのでわからない。
七年前よりよくなっていればいいなと思う。
ゲームの感想でよくありがちなのは「つまらん」と「クソゲー」という言葉。
どちらもゲームそのものを最低評価していく言葉だが、理由を聞くとほとんどが理由を言えないプレイヤーばかり。
自分が気に入らないと思った時点でつまらん・クソゲーという。そしてこれらを多用するのは20代中盤あたりから30代後半。
もちろんその他の世代もいるが、20中盤~30後半が特に多い。
一方で感想をちゃんと理由をつけて言える世代が10代前半から10代後半と40代前半から50代前半。
一番ゲームとして進化した時代を見ている事、ゲームそのものにまだグルメではない世代だったせいか
ゲーム自体は今の流行りが多いのだが、まだ世間に毒されていない子が多いために
嫌と思ったら、何がどうして嫌なのかを言える。
好きも同じように言える。
次世代系ゲームが揃い始めた時代の子供達で、またネットという環境も揃っていた為に
一番ネットによって汚れてしまった世代。ある意味で被害者たち。
彼らも学校では、読書感想文くらいはやってきたはずなのにどうにも語彙力が低下していて
もちろん、丁寧に且つ的確に長所短所を指摘できる人もいる。とても貴重な存在なくらいで数は多くない。
本当は素直にいろいろ言いたいのに、言うとあらゆる方向から言葉の暴力や村八分にされてしまう為に
それでも言いたいことを言おうと頑張る人はいるが、そういう人の言葉は全く受け止めてもらえず広まらない。
逆に罵詈雑言などの言葉はあらゆる人が共感してしまう為に目立つようになる。
これによって、良いことを言っても結局届かない。ならば、感想を言った所で届かず、攻撃の対象になってしまうと考える人が増える。
昨今では発売前に情報がリークされてしまったりと、スタートの印象を操作されてしまうことがある。
これにより、ユーザーは購入前から「あれはダメ、これはダメ」というイメージを持ってしまう為に
そのイメージを払拭されないままになり、どんなにいいゲームであっても発売の時点ですでに親の敵のような憎しみをもつ人もいる。
読んだ本に対して、「どのような表現を用いて感想を伝える」か、それが出来ているかいないかでわかる。
「面白かった」と言って、「どう面白かった?」と聞いて答えられないのは問題だ。
逆に「つまらなかった」というのも同じだ。
Twitterなどを見ると理由を答えられずにフォロワーなどにツッコまれた挙げ句に喚いてしまう人がいる。
そういう事にならないよう相手に理解を得てもらうように必要なのも「理由」だ。
今回は世代によって、こう違うという事を書いたが一番問題があった世代の人たちに勘違いしないでほしいのは
自分が「理由」を言えると自負しているのであれば、それは堂々とこれからもしていてほしい。
そういう人は、好感が持てる存在だ。
もし自分が「理由」を伝えるのが苦手と思った人は、これから少しずつ改善するように頑張ってほしい。
全力で応援したい。
アンチ会社人間オタク万歳映画を見ていると思っていたら、リア充万歳オタクは現実を見ろエンドになっていた。何を言っているのか(ry
えってかマジで何あれ?
自分は莫大な富と恋人を手に入れたからいいかもしれないけどさ、それがない人達はどうすればいいのよ?
あの世界の社会はどん底の不況にもはや抵抗することを諦めた社会なんでしょ?
その人々がゲームに逃げるしかない元凶の不況をどうにかしたわけでもないのに、自分が幸せになったからってみんなの逃げ場を奪う行為じゃないのかそれは?
????
正直このエンドはそのまま受け取っていいのかもわからない。
劇中の鍵を探す下りのように、何かひねくれたイースターエッグが隠されてるんじゃないかとすら思う。
だってラストの結論はあまりにもわざとらしいくらいに「オタクが嫌う説教」そのものだったんだもの。
【クルマは負債】クルマは買わない、持たない、運転しない、が最善で賢明。40年間で3396万円の"無駄"!自動車所有は資産を減らす"負債"を抱え家計に痛手を負わすばかりか、社会に事故と渋滞と公害と不健康を蔓延させる有害な愚行。自動車の車内で年間約1300人も死亡しており、交通刑務所懲役囚人のほぼ全員は自動車運転手な現実。ノルウェーの首都オスロは渋滞と公害と事故と不健康の元凶であり癌である個人所有自動車の公道走行違法化を決定済で、イギリスの首都ロンドンも自動車から通行課税を徴収して邪魔で迷惑な自動車を減らし、自転車を増やすべく自転車専用道ネットワーク整備を進めているほど。免許離れ、クルマ離れは社会貢献になる現実。
https://togetter.com/li/1145315
免許返納が正義な現代。若者の免許離れは若者が善良、賢明、立派になった証。重大事故予防根本的施策として免許返納が特効薬になる事実。クルマ離れ、免許離れは『渋滞』と『公害』と『重大事故』と『不健康(自動車依存者は運動量が少ない為最も健康寿命が短く、実際に短命。多額の医療費と苦痛を伴う癌や合併症罹患率も高い。)』を減らす劇的で善良な効果がある。その為、ニューヨーク、ロンドン、パリ、オスロ、アムステルダム等各国都市部において自動車に通行規制や課税強化を進めて元凶な自動車を減らし、自転車を増やす施策を進めている。
2005年4月に発生したJR宝塚線脱線事故から今年で13年が経過した。
13年前当時は、メディアでJR西日本の安全軽視がどうのこうの言われていたけど、あれから13年経過しても関西の鉄道事情は全く以前と変わっていない、というよりも2005年と比べてさらに悪化しているのではないか。
まず、事故があった2005年と2018年現在を比べてみると、関西地方の人口はさらに減っている。
大阪府の人口は880万人を維持しているが、兵庫県や京都府、奈良県の人口は13年前と比べるとさらに減少している。
これによって、JR西日本と関西私鉄との競争がさらに激化していることを示している。
関東地方と比べて、関西地方は「私鉄王国関西」と呼ばれるほど、JR(国鉄)と私鉄の競争が激しい。
広大な関東平野内に築かれている関東地方の鉄道ネットワークは、JRと各方面の私鉄路線が競合しない仕組みになっているのに対し、近畿地方は大阪平野を除いて周辺ベッドタウンが山地などに囲まれていて平野が少ない(六甲山地・大山崎の狭窄部・生駒山地・和泉山地・奈良盆地・京都盆地)。
そのため、JR路線と私鉄路線同士が近い位置を平行しながら通っていることもあるので、競争が激しくなるのだ。
2.JR京都線VS阪急京都線・京阪本線(梅田・淀屋橋~京都・四条河原町)
私は関東地方に住む人間であり、たまに大阪へ旅行や出張へ出かけるが、大阪の鉄道で一番驚くのが京都~大阪~三宮間を時速130キロで走る「新快速」の存在である。
一度、大阪~三宮間で乗ってみたことがあるが、速い速い。関東地方にも、新快速のような転換クロスシートの速い電車を作ってほしいくらい。
関東の鉄道はJRと私鉄の棲み分けがある程度出来ているので、新快速のようなモノは無いし、恐らく今後もできないだろう。
宝塚線の脱線事故の原因を突き詰めて考えてみると、あの「新快速」のような電車を作らなければならないほど、JR西日本は追い詰められていたということだ。
JR西日本が大阪駅に三越伊勢丹の招致を決めたら、阪急は自前の阪急梅田本店の建て替えをして三越伊勢丹を迎え撃つことになった。結果は阪急の圧勝で、三越伊勢丹は約3年で撤退したけど。
今になって考えてみると、脱線事故の元凶である阪急との戦争を反省するどころか、更に激化させていた場面を私たちに見せつけていたわけである。
DNSブロッキングってもしかしてもう始まってるのだろうか。生憎(一般コミック)に興味がないので、例の3サイトやらは使ってないから分からないが。そうだとしても、DNSが塞がれただけならIPアドレスを直打ちするか、hostsファイルを弄って正しい名前解決をさせればいいだけじゃないかなと思う。
ところで、そういう発想がポンと出てこないような低リテラシーなというか、情報弱者層がよく分からないままアホな事してるのを止めたい、ってパターナリズムは少し分かるところがある。何か高度なことをしようと思ったら、それ相応の学習をしなければならない。それが民主的な社会を維持するためには必須だから。人民が賢くあろうとしないと判断能力すら育たない。でも学んだ人間が、意思と思想をもってあえてルールを破ろうとする余地が一切残されていない社会は健全とは言い難い。もしこうしたブロッキングが進んで、そういう余地が残されなくなってしまったら、本格的に日本は社会主義国家とみなされるだろう。
私は、違法行為がなんの知識も思想もない人間の手の届くところまで降りてきていることが真の問題だと思っている。昔を思い返せば、マジコンにしろ、怪しげな中国企業が提供していた無料音楽アプリにしろ、漫画村にしろ、ああいうものを利用していたのは無知蒙昧な一般人層だ。本当のギークは、そんな二次三次放流の広告つきサービスなんかには目もくれず、WinMXだとか、Winnyだとか、今だとtorrentだとかのP2Pソフト、あるいはMegaやRapidgatorのような海外アップローダーだとか、そういう所で割れにリーチし、海外のなんちゃらHentaiやら、なんちゃらSharingやら、なんちゃらSubsのような、特に広告があるわけでもない、ガイジン有志の熱意と寄付で運営されている海外フォーラムやサイトを英語にめげずに巡回していたはずだ。そうしたサイト上で形成されたコミュニティーでは、同好の士が独自のポリシーを持って勝手にアニメカルチャーを広めている。功罪あれど、役人たちがクールジャパンと呼ぶものの実態はそうした活動によって広まっていった側面が決して小さくない。例えばアニメについてはrawはブラックだろうが、そもそも日本のアニメがきちんと海外配信に向き合ってこなかったこと、字幕を機敏につけられる体制がなくファンによる違法subに頼るしかない状態が続いていることが元凶になっている。ゲームのROMのような権利的に完全にアウトではあるがハッキングコミュニティと繋がっているものもあり、また海外のポルノ投稿サイトが最もブラウザの脆弱性を知り尽くし裏をかいて広告を表示させる技術力を持っていたりするのもそうだが、大きく捉えればコンピュータ技術の発展とウェブのアンダーグラウンドは切り離せない。そうした繋がりをパターナリズムによって断絶させようとするのなら、人間は健全な消費者になるどころか、ますます愚かで思想を持たない一般人で埋め尽くされるようになるだろう。低い者に合わせようとした結果だ。
そして、そうなった時代にコンテンツの未来はどうなるかというと、すべてが同人活動になっていくだろう。既に絵や漫画はtwitterやpixivを漁れば十分な量の娯楽が、絵師さんたちの手で自ら無料で公開されている。そこで絵師さんたちが求めているのは共感や評価であって、貨幣ではない。その傾向が加速して、コンテンツに対価を払うとか面倒くさいことは避けて、自給自足で楽しみ合おうじゃないか、という世界になるだろう。動画制作も、ゲーム制作も、より誰でも手軽に十分な品質のものが作れる環境が急速に整ってくるだろう。Vtuberの人気もそのコンテキストで見ることができる。技術環境さえ整って個人Vtuberがリッチな絵面になれば、より自由度の高い個人の方が強くなってくる。そして広告案件すらださずに伸び伸びと演じるキャラクターの方が好かれるようになってくる。そうやって貨幣でない評価基準に価値を見出し、「足るを知」った人たちによる狭小住宅ならぬ狭小エコノミーが多数派になる。経済的にみると泡沫のようなものが多種多様に出てくるだけだ。そこには国家が望むような経済的成長はないだろう。
同人作家の方々なら珍しくない話なんだろうけど、自分としては初めての経験だったので、メモも兼ねて残しておきます。
一年前から同人活動を始めて、エロ同人誌を描いてた。つい先日、3冊目を出したばかり。
続き物のフルカラー漫画で、1巻は500部、2巻は400部。そして3巻が発売1週間で150部出たところだった。
DMMやDlsiteで委託販売している。二次創作だけど、版権元のガイドラインには従っているのでそのあたりは大丈夫なはず。
1,2巻の時も、無断転載が無いかアンテナを張ってたんだけど一向に転載がなくて肩透かしを食らってた。
しかし3巻の発売1週間でついに海外のサイト2箇所で発見する。
一瞬頭が真っ白になって、その後ふつふつと怒りが湧いてくる。ついに来たか、と。
丁寧に転載元まで記載されていて、元凶はとある日本の同人誌転載サイトだった。即、DMMおよびDlsiteの通報窓口から3つのサイトを通報。
翌日、海外2つのサイトから消えたのを確認した。思ったより早かったのと、本当に消えるのだとわかって安心した。
そうこうしているうちに、さらに5つのサイトに転載される。5つまとめて通報した上、元凶のサイトにはさらにホスティング会社と管理人にも直接メールで削除要請をかけた。
通報から3日目、ついに元凶と思われるサイトから消えた。ご丁寧にサイト運営者からもメールがあった。削除が完了しましたというような素っ気ないメールだったけど。怒りをぶつけたい気持ちをぐっと抑え、確かに画面の向こうに人が居る手応えを感じる。
最初の転載から5日後の今日、これまで23箇所のサイトを通報した。
モグラ叩きとはこのことで、あっちを叩けばそっちで、こっちでと無限に増えていく感じがする。というかここまで転載サイトが沢山あるとは知らなかった。
幸いにも、半数以上のサイトからは消えている。大手と思われるサイトから消えてからは、転載のスピードが鈍化したような気もする。
しかしtorrentらしきリンクも発見した。これはさすがに止められなさそうだ……。
販売数100件突破おめでとー!と喜んでいるところに、各転載サイトのDL数が3000件とかなっているのを見ると、心臓がギュッとなる感覚がする。雑な推計だが、少なくとも2万冊は違法ダウンロードされたはずだ。
今回転載されたのは3巻だけなので、ひょっとするとこれで1,2巻の販売が伸びるんじゃないかと期待したりもした。しかし特に数値が上向きに変化することもなく。
むしろ3巻は転載後に売上が鈍化し、1日の販売数がほぼゼロにまで落ち込んだ。
これに関しては作品そのものの評価もあるかもしれないが、少なくとも転載がプラスには働かない事はわかった。
ちょうど漫画を転載する某村が話題になっていた時なので、タイムリーに感じた。漫画家の無念さを僅かながらにも体感できた。
1度転載されるともう止まらないし、1度タダで手に入ると思ったものには、人はわざわざ金を払おうとは思わない。同人屋の端くれが偉そうなことは言えないけど、無断転載サイト許すまじ!という気持ちが強まる。
最近はむしろ通報を楽しんでる節すらある。無断転載しているところを見つけると、汚物は消毒だー!とばかりに通報をかける。すると翌日あたりには消えているのだ。これ、案外楽しいかもしれない。
海外のアップローダ系はかなり削除が早い。日本の同人誌転載サイトも時間はかかるが全て消してくれた。海外のhentaiサイトは無反応な所も多い。