2018-06-06

ゲーム感想理由が言えないプレイヤー

ゲーム感想でよくありがちなのは「つまらん」と「クソゲー」という言葉

どちらもゲームのものを最低評価していく言葉だが、理由を聞くとほとんどが理由を言えないプレイヤーばかり。

自分が気に入らないと思った時点でつまらん・クソゲーという。そしてこれらを多用するのは20代中盤あたりから30代後半。

もちろんその他の世代もいるが、20中盤~30後半が特に多い。

一方で感想ちゃん理由をつけて言える世代10代前半から10代後半と40代前半から50代前半。

40代前半から50代前半

いわゆるファミコン世代ゲームセンター世代が絡むのだが、

一番ゲームとして進化した時代を見ている事、ゲームのものにまだグルメではない世代だったせいか

一つ一つのゲームに対して長所短所を指摘する人が多い。

10代前半から10代後半

ゲーム自体は今の流行りが多いのだが、まだ世間に毒されていない子が多いために

物に対しての素直な意見が言える世代

嫌と思ったら、何がどうして嫌なのかを言える。

好きも同じように言える。

20代中盤~30代後半

次世代ゲームが揃い始めた時代の子供達で、またネットという環境も揃っていた為に

一番ネットによって汚れてしまった世代ある意味被害者たち。

彼らも学校では、読書感想文くらいはやってきたはずなのにどうにも語彙力が低下していて

感想を聞くと一番答えてこない世代になってしまった。

もちろん、丁寧に且つ的確に長所短所を指摘できる人もいる。とても貴重な存在なくらいで数は多くない。

元凶不特定多数へつながるネットワーク

本当は素直にいろいろ言いたいのに、言うとあらゆる方向から言葉暴力村八分にされてしまう為に

言いたいことがなかなか言えなくなってしまったのが問題

それでも言いたいことを言おうと頑張る人はいるが、そういう人の言葉は全く受け止めてもらえず広まらない。

逆に罵詈雑言などの言葉はあらゆる人が共感してしまう為に目立つようになる。

これによって、良いことを言っても結局届かない。ならば、感想を言った所で届かず、攻撃対象になってしまうと考える人が増える。

情報の多さにも問題

昨今では発売前に情報リークされてしまったりと、スタートの印象を操作されてしまうことがある。

これにより、ユーザーは購入前から「あれはダメ、これはダメ」というイメージを持ってしまう為に

そのイメージ払拭されないままになり、どんなにいいゲームであっても発売の時点ですでに親の敵のような憎しみをもつ人もいる。

情報が多すぎてもダメという典型的な部分。

これも感想に対して理由が言えないプレイヤーの特徴となる。

総合的に問題があるのは表現言葉を知らない子が多いという事

一番こういうのでわかりやすいのは、読書感想文だ。

読んだ本に対して、「どのような表現を用いて感想を伝える」か、それが出来ているかいないかでわかる。

面白かった」と言って、「どう面白かった?」と聞いて答えられないのは問題だ。

何か感じるものがあったか面白かったと答えられるのだから

逆に「つまらなかった」というのも同じだ。

これらには理由がある。それを答えて初めて感想だ。

Twitterなどを見ると理由を答えられずにフォロワーなどにツッコまれ挙げ句に喚いてしまう人がいる。

そういう事にならないよう相手理解を得てもらうように必要なのも「理由」だ。

仕事でもそうだが、企画必要なのは理由」だ。

判断必要なのは理由」だ。

様々な事で必要となるのは「理由」だ。

今回は世代によって、こう違うという事を書いたが一番問題があった世代の人たちに勘違いしないでほしいのは

ちゃんと「理由」を述べられる人もいるという事実だ。

自分が「理由」を言えると自負しているのであれば、それは堂々とこれからもしていてほしい。

そういう人は、好感が持てる存在だ。

もし自分が「理由」を伝えるのが苦手と思った人は、これから少しずつ改善するように頑張ってほしい。

全力で応援したい。

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