はてなキーワード: 何だかとは
現在公開中の映画「ビリギャル」は、もともとstorys.jpというサイトに投稿された話だそうです。話題作で評判も高いということで、映画好きの僕も早速見に行きました。率直な感想は、全く感動することもなく、途中何度もつまらなすぎてしんどかったです。
改めて、storys.jpというサイトに投稿された元の話を読んでみました。まずタイトルを見て、合格体験記の1つと分かりました。ただ、いくつか「?」もありました。
とりあえず、読んでみました。
「いきなり志望校を決めるんだ。でも、目標を最初に設定するのは重要かな」
「1年半で67万人以上をごぼう抜き?う~ん、僕だったら、まず志望校の過去問見てみるけど。それから、単に合格に求められる一定水準の学力を身に付けるためにこつこつ受験勉強するんじゃないかな。そんな数字のこと考えるかな?慶應って67万人も受験してたっけ?」
冒頭から立て続けに疑問がわいてくる。大学受験の話なのに色々と長い。要は大変だったってだけでしょ。とりあえず、最後まで読むことにしよう。
すぐに、ひっかかった。
“普通の人間は、変な先入観というか、中途半端な小賢しさというか、まぁ一言で言えば頭悪いんですけど・・・”
彼女が素直だったということを説明する冒頭。「普通の人間って頭悪いんだ。へえー」
→「塾に来たのは高2の夏じゃなかったっけ。高3の10月、受験直前に来たの?」
→「何で、妹が小6で書いた地図が出てくるの?彼女の話じゃないじゃん」
“「一度死んだらいいよ」と、真顔で答えておきました。”
→「校長先生から人間のクズだと言われたても、キラキラと輝くダイヤモンドの原石にしか見えなかたのに、そういうこと言う?」
“彼女には、「学校の勉強はみんなのための授業。だから、君は君の勉強をしなさい」と指示しました。”“学校の授業って、「学校側の都合でプログラムが作られている」訳なので、それに合わせるのもおかしな話です。”
→「僕がおかしいんだろうか。塾の先生の発言が根本的に間違っているとしか思えなかった」
とりあえず読み終わった。なんかすごくあっさりしてるな、と思いました。要は、勉強頑張って大学受かりました、ということ。何も特別なことじゃないし、だから、特に感動とかありませんでした。今まで遊んでたから高い目標を設定した分だけ苦労したっていう自己責任の話でしょ。普通にこつこつ真面目に頑張っている受験生の方が僕には感動的に思えるけど、どうなんだろう。
サイトで他の人の話も読みました。“殿堂入り”って銘打っているのがまず面白かったです。前提知識なく読んでみました。
①5年でハイリスク妊娠、中絶、離婚、再婚、出産を経験した私が伝えたい4つの事
→う~ん、大変な妊娠だったんだな。ただ、周りでも聞く話だな。伝えたいことの初めの2つは、ハイリスク妊娠に関わることだけど、言われなくても分かることかな。3つ目は他人に伝えることじゃないでしょ。4つ目は、ニュースに対するただの個人的感想になってるんじゃ。
あと、ところどころ赤文字だったり会話形式にしているけど、深刻な話が何だか軽く見える気がしました。
②急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ
→急に旦那さんが死ぬことになり、実際お亡くなりになって大変だと思う。普通なら気が動転してしまいそうだけど、ここまで冷静に事細かく覚えていて書き記せるのはすごいなと思ってしまった。
ただ、死という深刻な話を扱う中で、会話形式の本人と旦那に使ってる写真と会話内容が少しふざけてるのかと思えてしまったのが残念でした。あと、言葉づかいが少し幼稚に見えました。
この話も、ところどころ太字にしていたり色文字にしていたり、読みやすく工夫しているんだろうけど、なぜか言葉使いと併せて軽く見えてしまいました。
だけど、本人曰く、暗く嫌な話で、今思い出しても涙が出てくるのに、清々しいくらいさばさばと書いているのは感心しました。(笑)の多用とか。僕だったら、悲しくてこんな風にライトなタッチで書けません。
③あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。
→タイトルにあるカタカナ3文字で、僕が決して触れることのない世界だと分からせてくれて良かったです。
ただ、根本的に僕は受け付けない話でした。
人生を教わる相手が間違っているし、教わっている内容は人生じゃない。
“充実感のある仕事”。そんなこと、言われなくても分かってる。それに、言ってる人間が間違っている。説得力が微塵もない。よく真に受けれたなと感心しました。
この人、何の仕事してるんだろ。詳しく書いてくれたらいいのに。
④電車に轢かれて脚を丸ごと一本切断したサラリーマンが、半年後義足で職場復帰した話
→今週の読んでよかったランキングというのがあり、その1位も読んでみました。
どうして電車に轢かれたのか、何で書いていないのかが良く分かりませんでした。事故などで障害になり、それを克服することは素晴らしいことだと思います。けれど、もしもこの人がお酒に酔って転落した、などというのであれば、悪いけど、自業自得でしょ。ちょっと違うんじゃないかな。なぜか24時間テレビを思い出しました。
○総じての感想
確かに1つ1つのストーリ自体は一見して“感動的”に映りました。けれど、なぜだろう、書き手と読み手、そして双方を含めたサイト全体が、結果としてその感動を軽く扱ってしまっている気がしました。タイトルや文中で使われるカラーの文字や太字などが話しを誇張気味に書いているように見せて、途中の会話形式の使用や、まるで決められた設定のように最後に教訓めいたまとめを必ず書いているところ。何よりも、話の中の重要な事実の背景が省略されていたり説明不足だったりするところが読んでいて不思議でした。冷静に読んで色々と考えてしまう僕が変なのかもしれません。もっと軽い気持ちで読むと軽い感動が味わえるのかもしれません。そう思いました。
某クラウドソーシングサービスを見ていたら、「【10記事3900円/1記事800文字以上】恋愛・女子力系/ブログ記事」という仕事があった。
800字というのがどういうボリュームかというと、夏目漱石の「我輩は猫である」で言えば、以下の引用部分に相当する。
どこで生れたかとんと見当がつかぬ。何でも薄暗いじめじめした所でニャーニャー泣いていた事だけは記憶している。吾輩はここで始めて人間というものを見た。しかもあとで聞くとそれは書生という人間中で一番獰悪な種族であったそうだ。この書生というのは時々我々を捕つかまえて煮て食うという話である。しかしその当時は何という考もなかったから別段恐しいとも思わなかった。ただ彼の掌てのひらに載せられてスーと持ち上げられた時何だかフワフワした感じがあったばかりである。掌の上で少し落ちついて書生の顔を見たのがいわゆる人間というものの見始であろう。この時妙なものだと思った感じが今でも残っている。第一毛をもって装飾されべきはずの顔がつるつるしてまるで薬缶だ。その後猫にもだいぶ逢ったがこんな片輪かたわには一度も出会でくわした事がない。のみならず顔の真中があまりに突起している。そうしてその穴の中から時々ぷうぷうと煙けむりを吹く。どうも咽せぽくて実に弱った。これが人間の飲む煙草というものである事はようやくこの頃知った。
この書生の掌の裏でしばらくはよい心持に坐っておったが、しばらくすると非常な速力で運転し始めた。書生が動くのか自分だけが動くのか分らないが無暗に眼が廻る。胸が悪くなる。到底助からないと思っていると、どさりと音がして眼から火が出た。それまでは記憶しているがあとは何の事やらいくら考え出そうとしても分らない。
ふと気が付いて見ると書生はいない。たくさんおった兄弟が一疋ぴきも見えぬ。肝心の母親さえ姿を隠してしまった。その上今いままでの所とは違って無暗に明るい。眼を明いていられぬくらいだ。はてな何でも容子がおかしいと、のそのそ這はい出して見ると非常に痛い。吾輩は藁わらの上から急に笹原の中へ棄てられたのである。
さて、上のボリュームをこの依頼者は以下の条件で依頼したがっている。
【応募条件】
※何も理由がないのに3日以上連絡がとれなくなる方はご遠慮させて頂いております
・納期を守って頂ける方
ブログのひとつでも運営していれば、「完全オリジナルの800文字以上の記事」の執筆に、いかにテクニックが必要かわかるだろう。
少なくとも30分やそこらで書けるものではない。まして、10本違うテーマで書けというならなおさら。
まともな文章を書く人間なら1本390円では絶対に引き受けない。
ろくに文章を書いてこなかった人間だから、390円などというはした金で請け負うのだ。
何もないor不細工男とセックスでも、後者を選ぶ女性は0人だと思う。
と言う茶々は置いといて。
別に強者女性でも強者男性と同じ思考回路を持ち、弱者女性を感情的に嫌って軽蔑している層はいて(所謂名誉男性ってやつだ)
何だかんだで強者男性に取り入って権力握っている強者女性ってのは、フェミニストではなくそういう層なんだよね。
だから弱者男性がいくら強者女性は弱者男性を救えったって彼女らがそんな事やる訳がない。
同じ女性ですら弱者は努力不足の自業自得のゴミクズと思ってる彼女らが弱者男性の事をどう思ってるかなんて推して知るべしだ。
増田から端を発する弱者男性側の主張が、数多くのツッコミを経た後、某キリンさんのエントリに至って
「ぼくたちの女災社会論(フェミ=権利を主張する女だけに矛先を限定した偏見や糾弾、バックラッシュが延々。が、何一つ筆者自身の具体的な“自分ごと”が示されない机上の空論)」
↓
「ぼくたちは男性優位社会からとにかく何も恩恵は受けてない! 無辜の被害者だ! イジメないでくれ! ほっといてくれ! それだけの話だ!」
と急激にイノセントな響きに様変わりしてて新鮮な驚きを覚えてる。
「それだけの話しだ!」というならそれこそ
【なら、何で苦しみの原因である男社会や男性優位システムを回す強者男性には頑として無視を決め込み不満を言わず、女性だけを選んで八つ当たりするの?】
というだけの話だし、彼らの主張する【何もしなかったから無罪】論こそが女性の拒絶と無関心を物語るものでしかないのではと。
昔から現在進行形で、女性役割に苦しみ人間としての関係性を求めてきた女性達を横目で眺めても「自分は男であんたは女だから」関係ない。知らぬ存ぜぬ。
人間同士の関係性は男同士だけで結構、性の対象として、あるいは藁人形役の幻想として以外の女は徹底排除します。だって女は怖い、理解も協調もしたくない。「自分は男で他のみんなも男でここは男社会だから」それで許される。
いわれなき被害者を気取るその全てが「女を同じ人間だということ」を頭から排除してきた証左だし、そういう社会の中では「女の階級に落ちずに済んでいること」自体が多大な恩恵になる。
無意識であれ男性優位主義者達の女性支配に同化することで、幻想であれ多大な優越感と安心感を得られるシステムの中にいたのだ。
そして、フェミニストが批判するのはそのシステムであって、男性そのものではない。元々「同じ人間として」協調できる存在なのだ……というのは何百ぺん繰り返された説明だが、おそらく「弱者男性」を自認する人達は何故か聞いても認識を拒んでいたのだろうと思う。
もし「弱者男性」の苦しみが今あるのだとしたら、イジメっ子側の差別にずっと無批判で安全圏から見て見ぬふりの傍観者ながらいじめられっ子側の人達のヒエラルキーに落ちないよう何だかんだで被害者達を拒絶してきたツケを支払う時がきたという話だけど、
フェミニスト(女性のみ)に「気がつけばイジメっ子の使い走りになっていた。その気はないのにあなた達を殴ってしまう。でも、リターンはない(そんな事はない点は上述)。これで加害者扱いされるのは人権侵害だ。あなた達がイジメからの脱却を望むならあなた達にぼくたちを救済する責任がある!」という言い分は
ツケを踏み倒すどころかよりによって現在進行形で殴られてるいじめられっ子側に支払わせようとしてるのと同じではないか。どこのヤクザ世界にもこんな理不尽な恐喝はない。
「傲慢」とか「盗人猛々しい」とか通り越して、殴られた側はもちろんイジメ主犯格の強者男性層にまで同情してしまうレベル。
結局、どんな形であれ「男」として「女」の優位に立ちたいし、人間として見るつもりはさらさらないと宣言しているのと同じだ。
この部分だけなら、確かに考慮に値するかもしれない。社会の頂点にイジメっ子が君臨するなら、いきなりの状況打開は難しいかも知れないが、同じ弱者達と結託して原因となるシステムを標的と見定める事で抵抗の余地が見えてくるかもしれない。
現に「ネット上に蔓延る『男性差別』というワードは基本的に醜悪なバックラッシュだが、男性多数がこんな風にしか発想できなくなるようなまともな教育やシステムが機能しない事こそ本当の『男性差別』ではないか」と考えている男性を知っている。
彼は決して社会の強者ではないのかも知れないが、要は誰かに与えられたシステムと価値観から精神的に距離を置いて無意識から脱する事が肝心で、それなら現状のしがらみに関係なく誰でもできる。
それこそが唯一、ツケを精算して余りある【みんなの利益】に繋がるものだと思う。
でも、その後の行動と論理
【ぼくたちにそのつもりは無いけどあなたを殴ってしまうんです!あなた方にはそんなぼくたちの被害を察してケアする責任があります!と自身が殴った側に迫って、自身が払うべきツケまで相手に押し付ける】
だいいち「救済」って具体的に何だ?
弱者男性に決して加害者意識を与えないため一切自己主張せず、全肯定して黙って養い、男としての優位を永劫供給し続ける有能奴隷になれとでもいうのか。
1986年なら、非処女やババアは死ね!とか、女は教育を受けるな働くな!みたいなのは
ごく普通にマスコミでも世間一般でも言われてた事だね考えてみれば。
丁度均等法の年だけど。
90年頃に中学生だったBBAだけど、その頃に真剣に「非処女だからと言って女の価値が下がるわけではないのだ」とかくそ真面目に訴えてる論をどっかで見たなあ。
現代だったらそんなの当たり前て真面目に論じる人なんていないけどさ。
周りの友人の母親は専業主婦しかいなかった時代(都心部だったからね。田舎だと共働きも多かったんだけどね)。
女は大学に行かなくて良いとか、高学歴過ぎると結婚出来ないぞとか、普通に言われた時代。
んでまあ自分の世代でも何だかんだで逞しく生きている女が多い事を考えたら、今の10代の女の子なんて何も心配する事などないか。
ありがとうございます。一番目の方にも二番目の方にも、的外れだと言われているので、あまり期待されると…w
A1:拒絶する。
■女性に期待するものがかなり高いようにお見受けします。理想が高いというやつですね。
A2:違いがある。治安が乱れない程度には保障したほうが良い。内容は基本的に男女平等でよいと素人考えでは思う。
■機会の平等と結果の平等の差が認められるというのは、現実とある程度アジャストしておられるのではと推察します。
社会保障については、とても残念なのですが「現状できることまでしかできない」という特徴がありますので、
財政赤字が膨大になっている日本では限界がいありそうですね…個人的にもとても残念に思っています。
A3:思いつかない。
A4:人に興味が無いから。
A5:思わない。
■全体的に熱量が低い方なのでしょうか。一時期よく言われていたような草食系という感じというか
自分のリソースをわざわざ割いてまで人とコミュニケーションを取ることを重たいと感じているのかもしれません。
欲を封じた状態で特に大きく不満がある様子もありませんので、行動と心情にあまり齟齬がないのでしょう。
ただし人間はつねに矛盾する生き物でもありますので、 ひょっとしたら「あのブドウはすっぱかったんだ」という気持ちが
心の中に潜んでいる可能性もあります。行動と心情の齟齬がない生活は「色々楽な生活」でもあります。楽を求めて熱量(欲)を抑えている可能性もゼロではないです。
どのみち、熱量の低さについて、他人である私が善し悪しを決める権利はありませんが。
■異性愛者の男性には一番多い回答なのではと思います。男性のホモフォビアは心理的にはごく普通に起こりうることだと思いますので。
上の質問でもそうでしたが、やはり行動と心情の齟齬が少ないので、他害的な傾向が小さいように思います。
本当に個人的なので恐縮なのですが、感想を申し上げますと、まだ(実年齢というか経験年齢が)お若いのだろうか、という気もしました。
人に興味がないという言葉を文字通りに受け取れば、自分だけの人生が充実しているとも考えられますが、
あるいは、他を知ることで自分が変わるのを潜在的に恐れている、または、まだ(経験年齢が)若く自我を作っている途中である、などの可能性もあります。
自我の構築は人格形成上とても大切なことで、多くの人にとって避けられない「他者との交わり」において、嫌なことから自分を守る盾にもなりますが
そのまま巨大な砂の城を作っているだけになってしまうと、とても残念だと思います。これは個人的な気持ちです。
他害的な思考をお持ちではなさそうなので、生き方は個人の自由ではありますので。
どう分析されるんだろうドキドキ
■0.01%でも、私が指摘した「恐いから」「まだその時期じゃない」という気持ちが、ご自分の中にあるかどうか、深く心の中をもぐってみてほしいです。
何だかんだで、人とコミュニケーションを取るというのは、とてもエキサイティングな体験です。巻き込まれて変化していくのも、快感だったりしますし。
ただし、たまに、本当に他人とのコミュニケーションが不要だという方も、もちろんいますので、そういう場合は大きなお世話になってしまいますが
http://potatostudio.hatenablog.com/entry/2015/05/16/090000
これなぁ、行政・公共施設と「地元」との関係であって、少子化の話とは分けて考えた方が建設的。
情緒的に「やめようよ」というのは本当に簡単だが、そうやって自分だけが安全圏でご立派なことを言うこのブログの下衆さはひどいものだと思う。
っていうか、このブログは馬鹿が書いた馬鹿ブログで、中身ゼロの中学生の感想文レベル。
本当に中学生だったらごめんなさい。っていうか中学生にしては文章うまいね。何か他のエントリ読んでも中身ないし本当に中学生かもしれないけど。
自分は建設系のコンサルをやっている。土地利用や公共施設の設置についてああだこうだ資料を作成したり、コンペ要項作ったり確認申請したりとか。
民間企業なのだが、大変ニッチな仕事なので自分がやってるブログでは書かずに増田に書くが、首都圏では保育園の建設ラッシュである。
行政によって、保育園の区分とか手続きの方法や建設補助金額とかはちょっと違うのだが、
1都3県で保育園新設の仕事をいくつかしてる中で思うのは、特に民営の保育園については、準備期間が短すぎる。
ひどい場合、そして多くの場合、設置希望時期(大体は3、4月)の半月前ぐらいに要綱が出たりする。
保育園業者は、役所から情報をもらいながら準備はするものの、申請時期は、建物や設備を準備する時間を考えたらギリギリスケジュール。
パターンとしては「この場所に保育園作りたいので誰か手を挙げて」という場合が多いのだが、
その場合、近隣住民がそれを知らされるのは要綱が出て、入札があって落札された後だったりすることも少なくない。
本当は役所が、当該の土地で保育園作るよって周知してほしいと思っているのだが、なぜかそれが全然周知されていない。
それは、役所がどこも人手不足で忙しいからだ。建設・都市計画関連ももちろん、保育関連の部署も死ぬほど忙しい。法に定められた以上のことが出来る余裕がない。
業者もスケジュールがカツカツななかでやってるもんだから、地元住民への周知や理解促進は後手後手である。
地元住民はある日突然、保育園側から「よろしくお願いします」とあいさつされに来る。それならまだマシな方で、
建設業者だけがタオル持って近隣説明をする場合や、もっとひどいと何も知らずに、いきなり保育園が出来てたりする。
保育園ママの送迎カーが多くなってこの通り何だか最近騒がしいねなんていって知る羽目になるケースもある。
もちろん建築に関する法律上近隣への説明義務はあって、その範囲のことは当然やっているので法的には問題はないのだ。
でも、地元民にとっては割と大きな変化なんだよね。
それがコンビニだったり自分にも恩恵があったり、完全に民間のものであれば環境変化に腹を立てる人もそのうち慣れる。
街の風景って大抵が、半年すると慣れてしまうので、色々あっても気持ちは収まる場合がほとんど。
でも、地元に住んでる人が、ただでさえ環境変化にナーバスになりがちな年寄りだったりすると、公共施設だからこそ、納得できない思いが生まれてしまうらしい。
そりゃ老害乙と言えばそれまでなんだけど、公共ってことは自分に害をなすことから一番遠いところにあると、誰でも思いたいものだから
それが、急に毎日騒がしくなったり、朝の散歩するのに何だか車が多いなぁなんて思ったりしちゃうと、嫌悪感だけが育ってしまう。
役所は、移動人口状況や窓口の相談件数や用地情報や予算やら、色々な条件を見ながら「ここに保育園」と決める。
もうちょっと準備が早くならないかとは思うが、でも、人手不足と、それ以上に保育園は需給バランスを取るのが本当に難しい。
それに、昨今の「市民の目」によって一番厳しく監視・評価される部門であるため、色々な問題もあるらしい。要するに市民団体あたりの外野がうるせー。
保育園業者は、自分たちがこれからそこで経営する責任があるんだから、近隣との円満な関係形成は大切だよと、実際に仕事してて何度も説明してきた。
しかし、割と世の中から褒めそやされているような業者でも、その辺はおどろくほど無頓着だ。
善意の結果の悪意というか、自分たちは絶対善をおこなっているという自負があるのか、近隣調整した方がと言ってもしてくれない。
人手不足金不足もあるのだが、今まで保護されてぬくぬくやってた業者なんかは、「近隣と調整」という問題があること自体が理解できないらしい。
この辺は、まぁ元記事や、一部のお花畑ブコメ見たら、まさに「外野のいい子ちゃん」メンタリティと一緒だと思う。
そしてお前外野じゃねーんだぞ、って思うことは多いが。保育業者ってホント酷いところは酷い。世間ずれしてなすぎというか。
保育園利用者の人たち、99.9%の親御さんには何の罪もない。もちろん奇声を上げる子供には一ミリも罪はない。ただ、0.1%のひどい親はいる。
この本当に一握りのひどい親が、「よく分からないうちに近所の環境が急に変った…」とくすぶっていた地元の人の神経を逆なでするという構図は、
割と多くの保育園で、立ち上げの1、2年の間に起こっている。
後もう一つには、保育園って、ほとんどの用途地域で建てられるんですよ。ダメなのは工場しか建てちゃダメな工業地域ぐらいか。
一方で、第一種低層住居専用地域というのがあって、これに指定されているのは、基本的には「超良好な住宅地」である。
でかい家しかないような場所。物凄く厳しい建築規制がされているし大きな建物も建てられないが、保育園は建てられる。
なので、今までは学校とか幼稚園保育園がなかったような場所にも、保育園が増えてたりする。建蔽率40%なんて、園庭にちょうどいいしね。
問題になってるケースがどれに当てはまるかは、まぁ知ってるのもあるけど知らないモノの方が多いから何が誰が悪いとは言わないが
少なくとも、真面目な中学生程度の情緒的な感想では、問題の解決はできないどころか、
ブコメ参照の通りに似非善意と現実の間の谷を深くしてるだけの罪深い文章である。
ブコメを見ると、お金で解決すれという人と、お金でどうやって解決するん?という人がいた。
が、それ以上に、近隣の人への理解協調促進する時間が出来やすくなる。実は騒音問題とゴミ屋敷問題は、地域問題・老人問題である側面も小さくない。
地域の困った老人は、適切なコミュニケーションと協調体制によって黙らせることができないこともない。
はじめに、百合の花が咲いていた。
長い年月が過ぎ、天変地異、地殻変動の後に、人類の住まう地に大きな塔が聳え立った。
この塔はなんとも不吉であった。
姉妹たちは皆、この聳え立つ塔に恐怖した。
勇敢にもその塔へと登って行った。
これは私の住んでいるこの世界の神話『キマシタワー物語』の一説である。
小さい頃おばあちゃんによく聞かされたが、当時から好きではなかった。
今では学校の授業でもさんざん聞かされるこの話はネィロ教であるこの町の住人なら殆どが知っている。
塔の中でセーナに生きる喜びを与え、人類の救世主として現れたのが
ネィロ教の始祖シコッテ・ネィロ様なのだそうだ。これが町の歴史。
現在、奇間市の中心には町のシンボルである奇間市タワーが立っている。
この塔は教団の本部でもある。
とても大昔の地殻変動で出来上がったには見えない、おそらく神話に因んで建造された塔。
この時まで私はあの物語をただのお伽噺だと思っていたのだ。
父親は物心つく頃にはいなかった。ちなみに祖母は父の母親で、母とは血のつながりはない。
複雑な事情があるのかわからないが、家でそういう話はなんとなくタブーになっていた。
祖母はネィロ教団の元幹部で、今でもご意見番として影響力をもっている。
それが直接の原因ではないが、私に対して同年代の風当たりはキツく、
不登校ぎみで家に籠ることが多い。
そんな私の楽しみはインターネットで知り合った友達とのチャットやネットゲームだった。
同じように不登校で悩みを打ち明けあって仲良くなった小豆ちゃんとは3年ほどの付き合いになる。
お互い男性に対しての免疫がなく、同年代の男子ともろくに会話をしたことがない。
しかし、アバターを通してならなんとか男子とも会話ができるのだ。
小豆ちゃんとは自撮りの写真を送りあったり、ビデオチャットもたまにする。
不登校になったのも、男子から人気だった小豆ちゃんにクラスの女子が集団で陰湿ないじめをしたのが原因らしかった。
いつものようにビデオチャットしていると、小豆ちゃんの後ろに映る部屋の本棚が気になった。
しかし、そこに写るその本は見たことのない本だった。
「どうしたの、セーナちん」
「その右端のネィロ様の本…」
「えっ!??」
「・・・え?」
「あぁ、ごめんごめん。セーナちんが『ネィロ様』なんて言うからwwwそりゃあ好きなんだろうけど」
「え?どういうこと?」
「だってセーナちんもネィロ先生の小説好きなんだよね?だってHNもセーナだし・・・・」
「ん?・・う~ん??」
なんだか微妙に会話が成り立たない。
「へ???」
「あずにゃん?何言ってるの?ネィロ様は大昔の人だよね?」
「wwwそりゃあけっこうご高齢だけど、大昔ってwひどすぎww」
「え~と、ゥイキにも年齢は載ってないみたいねぇ。『この街の真実シリーズ』で人気になった作家...→(URL)」
この時、小豆ちゃんはネィロ様についての詳細が書かれたゥイキのURLを貼ったらしいが私にはアクセスできなかった。
「ん?どうしたのぉ~?セーナちん。」
「さっきの本、どこで買ったの?」
「どこで、っていうか普通に書店でも推してたし、あ○ぞんでも売ってるじゃん。レビュー凄い数だし、→(URL)」
これもアクセスできず。
「・・・」
小豆ちゃんはふざけて言ってるわけではなさそうだ。
「ごめん、ちょっとはしゃぎすぎた?何だかセーナちゃんと好きな本の話できて嬉しかったから…」
「ううん。そうじゃないの。なんか今日は疲れてるのかも、もう寝るね」
「そっかぁ。おやすみ~ノシ」
「おやすっみ~ノシ」
混乱していた。
自分を取り巻く世界が、ガラス細工のように音を立てて壊れていくような、なんとも言えない気分だった。
つづく
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150415/k10010049321000.html
健康食品について、
国に許可なく表示できるようになる。
なんか良さそうだから、買うと。
この成分が科学的にどういう効果があり、実効が見込まれるかと調べて判断するタイプ。
二分化が更に進む。
商品表示が信頼されなくなる。
過剰表示が増える。
これくらいは誰でも予想できるから、
国もこれくらいは考えている。
結局のところ、
健康食品に含まれている成分からの効能なんてほぼプラシーボで、
高々知れているんだから、
ちゃんと考える人にとっては、書いても書かなくても同じって意味での許可なんだろうね。
購買力向上の可能性を取った。
美学に欠くよね。