はてなキーワード: マッチ棒とは
この前コンビニ行ったらさ、店員さんに「いらっしゃいませ」も言われんかった。俺ってそんなに透明度高いかな?
透明と言えば、この前も電車で空気扱いされてた。俺って空気清浄機いらずってか?まぁ、俺がいると空気悪くなるかもだけどな。
友達も少ないし、リアルで人に会う機会もほぼゼロ。「リアル友達」ってさ、もはや伝説のポケモンレベル。出会える確率低すぎてレア感エグい。でも俺がいたらポケモンじゃなくて「ばかもん」か。うん、すべってるの自覚してる。泣ける。
ネットで出会い探してもさ、マッチング率ゼロ。俺のこと誰か「マッチ棒」って呼んでくれ。燃え尽きる前に消えそうだからな。でも燃えるどころか、そもそも点火すらしてねぇ。火種がねぇわ。
とにかく俺、影が薄すぎて俺の影すら俺のこと忘れてるレベルだわ。「お前、誰だよ?」ってな。でもまぁ、影の薄さも極めたら一種のスキルってことで。ガハハハ。
えっ寒いって?でもな、このまま続けるわ。寒さで凍える準備はできてるか?行くぞ。
俺の人生って、いっつも「Loading…」って感じなんだよな。ずっとロードしてるだけで、何も始まらん。
まるで俺専用の「無限待機画面」だわ。エラーメッセージも出ねぇし、進捗バーも止まったまんま。何のゲームやってんだかって感じだわ。
まあ、そんな俺でもたまに自己アピールしてみるわけよ。SNSで「今日はカレー食べた」とか投稿してみたんだ。そしたら、いいね0件。コメント0件。リアクションも0件。俺のSNS投稿って、まるで無人島にボトルメッセージ流す感覚だな。誰も見てない、誰も拾わない。俺のメッセージ、インターネットのブラックホールに吸い込まれてる説あるな。
仕事もそうなんだよ。俺、職場じゃ「空気」扱い。ミーティングで発言したら「あれ?君いたの?」って言われてさ。俺、リアル幽霊社員ってか?まぁ、影が薄いのは俺の特技だからな。透明人間も顔負けだわ。
そして、出会いなんかもさっぱりだよ。マッチングアプリもやってるけど、「ごめんなさい」連発。俺、「マッチング失敗アプリ」のバグ担当かよ?俺がスワイプするたびにエラー出るんじゃねぇかってレベル。あ、そうだ。俺のプロフィールに「バグ対応済み」って書いとこうかな。もしかしたら、「なんか変わってる人?」って興味持たれるかもしんねぇし。いや、持たれねぇな。分かってる。
こんな感じでな、今日も生きてるだけで精一杯。俺の人生、アップデートもなければ、パッチも当たらんバージョン1.0。誰も使わないソフトみたいなもんだ。でもさ、俺、まだアンインストールされてねぇからな。それだけで奇跡みたいなもんだろ。
ま、こんな俺でもな、地味に毎日ログインボーナスもらって生きてんだ。誰かとマッチングしなくても、自分とだけは向き合ってる。結局、ゲームオーバーしない限りは続行ボタン押すしかねぇしな。
電気グルーヴのオールナイトニッポンの放送を開始してください。
偶数月の末日頃発売。電子版は基本的に翌月の10日前後に発売なのだが、今回は4日発売と、いつもより早かった。今回も私の推し作家・座裏屋蘭丸先生はお休みだ。ひぃん。しかし『Daria』で連載中の『コヨーテ』が佳境なので仕方ない……。再来月まで待てがんばる……。
そして今回は前号で最終回を迎えた、『 鴆(ジェン) 天狼の目』(文善やよひ)の記念特集が紙本版にはドドンと入っているはずなのだが、電子版には文善やよひ先生のコメントまでひっくるめて一切掲載されていない。悲しい。なんでそんなに電子派を冷遇するの……。Canna公式Twitterによれば、特集記事のほかに各鴆シリーズの第1話も一挙再掲載されているらしい。
鴆シリーズは獣人(鳥人)ものという、BLの中でも特殊なジャンルではあるけれども、とても漫画の上手な作家さんの描いた漫画で読みやすいので、BL初心者とジャンル不問で漫画好きの人におすすめ。個人的に好きかと問われると、微妙なのだが……(単純な好みの問題)。
ということで、 鴆特集は電子派の私には読めないので、それ以外の掲載作の感想をば。
新連載きた! バンドマンBL。主人公が性的なトラウマ持ちでしかも感性が周囲とズレていて浮きまくる系の人。ゆえにすっかりメンヘラに成長しており、おそらく攻めであろうバンド仲間(ベース担当)に面倒を見られてなんとか生きてる感じ。
1話目なのでなんとも言えないが、バンドマンBLというと『ギヴン』という超人気作品の存在がよぎるので、チャレンジャーだなと。
去年の暮れ辺りに完結した『ヤクヨメ♂』のスピンオフ作品。ヤクヨメ♂の攻め・いわおの子分的な人のツレが主人公。タイトルは主人公の職業が漫画家であるためにバクマンみたいになったようだが、かといって主人公がちゃんと漫画家稼業に励んでいる描写があるわけではない。カップリングが替わってもなお、作者の例のあの性癖をてんこ盛りに盛った内容である。まあ幸せそうでなにより♂♂♂
読み切り。パン屋×米屋の幼なじみBL。エロはない。ピュアラブ系。絵柄が『この世界の片隅に』のこうの史代先生的なふんわり系で、ストーリーにも尖ったところはない。最初から最後まで可愛くほわほわしていた。たぶん、二次創作でしかBLを知らない人の漠然と思う「BLってこんな感じ」に近いんじゃないかと。なごむ。
逃げる相手を追うのが好きな男×逃げ癖のある男。あ、攻め受けこれで合ってるかな?
前編から間が空いてしまったので、どんな話だったっけな……。出来れば短い話は毎回掲載されるといいんだけど、BL読みにおいては短気は損気だ。
絵柄がリアル寄りでがっつりと大人の男同士のゲイものって感じ。
フラッととんずらをこく方もこく方もだが、昔とった杵柄とコネで相手の居場所を特定してくる奴もだいぶヤベェ。もはや犯罪だし。でも追う方からはターゲットはびびりながらもちょっと嬉しそうに見えたらしい。うん、それって幻覚じゃないかな。
今となっては一般ジャンルでも大人気小説家でBL小説家でもある凪良ゆう先生の人気作品のコミカライズ版。世間知らずの坊っちゃん医者×詐欺師。
毎度思うけど、凪良ゆう先生の小説は大部分が心理描写に費やされているし、分かりやすくてノリのいい文体が魅力なので、それを絵で見せられてもなぁ……という感じ。いくら上手い絵でも。凪良ゆう先生の小説が好きだが『積み木の恋』は未読の私としては、ただ原作を読みたくなるだけ。凪良ゆう先生を全く知らない人が読んだらどう思うだろうな? 一読してスルーかな。
まあ、コミカライズ担当の漫画家が悪いんじゃなくて、いくら出版不況で小説が売れないからってこんな企画立てちゃう編集部がよくないんだ。
『 鴆(ジェン)』特集は冒頭に書いた通り電子版には載っていないので、省く。
ゲイカップル・いまぢとほづつみの家に猫に擬態した宇宙人のサンが転がり込んできて、地球侵略の為の情報を得るためにいまぢとほづつみの暮らしを観察しているという話。
痴話喧嘩回。今回はサンの出番が多くてよかった。自転車をこぐいまぢの後頭部に貼り付いているサンの後ろ足がとってもキュート。サンは中身が宇宙人なだけあって人の心を解さないかと思いきや、人間の夜の営みをガン見で観察した結果、恋愛アドバイスができるまでに成長してしまった。すごい猫だ。釈迦に説法感のあるアドバイスだったけれど。
ラストの引きが強い。これは続きが気になるぞ……。
旅人×猫耳獣人。旅人のオルは癖の強い城塞都市国に入国するなり引ったくりに遭い、無一文身元不明人になってしまう。なり行きで働くことになった、猫耳獣人ばかり売っている娼館で、美しい娼夫アコニと出逢う。
ハーレクインのような美麗な絵とストーリー。しかしBLである意味がもはやなくないか? というほどに娼夫達の見た目が女性的。
今回はあまりストーリーに進展がなかったな……。オルが重大な決断をしただけで(それが「進展」というやつなのでは?)
サイボーグ×人間。酸素濃度のやたら高い星に来た元軍用サイボーグが、植物の調査研究をしている人間の護衛だかお守りだかを担当する話。
もはやハードボイルドの可能性はすっかり消し飛んでしまった……。人の心を薄くしか持っていないサイボーグが、ワンコキャラな人間に恋してしまい、誰が見てもほわほわと浮わついているという話。これは温かく見守るしかない……。正直、もっと渋いのを期待してたのだが。山なしオチなし意味なし略して「やおい」まさにこれ。
オメガバース作品。政略結婚と人身売買の中間みたいなカップルなんだけど、買った方の攻めは受けの事を好きなわりに受けの愛を信頼してはおらず、買われた受けの方は実は真っ直ぐ攻めを愛している。猜疑心故に素直になれない攻めと、惚れた弱みで腹を割って話すことが出来ずに攻めの顔色をびくびく窺い続ける受けの、ディスコミュニケーションぶりが、読んでて非常に辛い。
現代的な人権意識と家庭内の前時代的な価値観による閉塞感のギャップがえげつない。ていうかこれ完全にDVじゃん。受けの人全力で逃げて!
……と思うんだけど、逃げねんだよなぁー。それでも攻めを愛してるからってよー。
そんな古風なストーリーなんだけど、今回は実在の最新型避妊薬「インプラノン」が登場する。えっこれもう認可されてたっけ? と思わずググってしまった。マッチ棒くらいの長さの筒の中にホルモン薬の仕込まれた避妊薬で、二の腕の皮下に埋める。三年くらい避妊効果が続く。飲み忘れリスクがないので、99%くらいの確率の避妊効果があるそうだ。
そんな文明の利器を受けの人は良かれと思って攻めの人と相談せずに独断で使用してしまう。そしてそれが新たな修羅場を生む。
あのさぁ、そんだけの行動力があるなら事前に攻めの人とよく話し合おうよ。とも思うけど、攻めは攻めで支配欲と嫉妬の塊で受けとの約束をあっさり覆してくるやつなので、話し合ったところで受けにとって良いような流れには、ならないんだなあ。
今時こういうストーリーはただ只管に辛いばかりなのだが、このギチギチに古風なDVカップルがどのように軟着陸するのか(Cannaだからバドエンではない、と信じたい)、興味はある。
『嘘つきな愛を買う』のDVカップルでがっつりテンションを落とされた後で、今度は陽気に? サバサバしたディスコミュニケーションカップルのやつですよ。ゾンビの佐田×マッドサイエンティスト間宮の日常BL。
前回、一泊温泉旅行(+一泊)にて、恋バナで盛り上がった佐田と間宮。佐田の独特な恋愛観……実は世間一般でいう所の恋愛というもののべたべたしているところが苦手で、それよりセックスの出来る友達くらいの距離感で人と付き合えるといいなと思ってる(間宮と付き合いたいとはミリも言っていない)……を聴いた間宮は、じゃあセックスしよう(もう友達だから)と提案(という名の強制)をしてきて、佐田大ピンチ。
『スリーピングデッド』上巻のレビューには「受けの間宮がだいぶ無理。これで萌えろと言われても」的なことが書かれていがちなのだが、主人公の佐田にとっても間宮はかなり無理だったというのには笑った。正直に「たぶん無理……」と言ってしまうBLの攻め様ってどうなのw
そんな佐田に好かれようと一生懸命な間宮がとても可愛かった。まだ3月なのに可愛い受けオブ・ザ・イヤーが来てしまったぞ大変だ。思いがけない佐田の行動にびびった時の間宮が、死ぬほど驚き怯えた時のハムスターみたいに両手を胸の前で縮こめて目を見開く姿が可愛くて可愛くて可愛くて可愛い。
一方、佐田はといえば間宮がツンツンしまくりながら無茶な要求・暴言・暴挙をぶつけてくるのに案外律儀に応える体でいて、最終的には首尾よく間宮を丸め込んでちゃっかり自分の身を守り切るところが、学校の先生って感じだった。お前そういうとこやぞ……。
もはやゾンビ物とは? って感じのストーリーで今回は特に息抜き回色が強かったが、次回からはどう話が転がって行くのだろうか。ずっと間宮の純愛ネタばかり描かれる訳じゃないだろうし。もうすでに単行本1冊ぶんくらいの分量は書かれたわけだし。既刊が「1巻」ではなく「上巻」なので、あと1、2話で完結して下巻が出るか、1回くらい休載して中巻が出るかかな。
男同士でがっつりド派手に致しているところが見たい人には物足りないんだろうけど、大人の恋愛漫画としてとても面白いので私は好きだな。
耽美SF少年愛BL小説家・長野まゆみ先生が十代の頃に心ふるわせた珠玉の小説、随筆、詩歌のなかから、耽美入門に相応しい全26作を精選。全作品に長野先生のコメント付き。巻末に解説もあり。
目次を見渡すと錚々たる顔ぶれに眩暈がするけど、幻想文学好きは必ず履修する作家ばかりだ。
が、私は現代の幻想小説はわりと好きなんだけど(長野まゆみ先生のほか、川上弘美先生や金子薫先生や今村夏子先生とか)、明治~昭和前期の幻想小説はあまり得意ではないんだよなあ。三島由紀夫は『潮騒』しか読んだ覚えがなかったし、泉鏡花は戯曲『海神別荘』しか読んでいないという体たらく。なお内田百閒は開始十行で寝落ちした。
そんな私が、いくら長野先生のファンだからって、本作品集を買っても最後まで読み切れるのか、甚だ疑問だ……。
では、頑張って読めたぶんだけ。
遊園地で二十七羽ものインド孔雀が殺される事件があって、その重要参考人・富岡の家に刑事が訪れる。富岡はただ前日に公園で孔雀達を長時間眺めていたというだけで犯人ではなさそう。だが富岡家の応接間の異様さと、壁にかけられた美少年の写真のことが、気になってしまう刑事だった。
冒頭を数行読んで、長野まゆみ先生と文体がよく似ていることに驚いた。もしも著者名を伏せられたまま読んでいたら、長野先生が書いたものかと容易く信じそう。文体が似るほど三島由紀夫に影響を受けていたとは。『潮騒』を読んだ時は、似てるとは思わなかったけどなぁ。
かつては美少年だったことを誰にも信じて貰えないほどに老いた男が、孔雀の羽の輝きに魅せられる。(孔雀の羽の色は色素で染まったものではなく、羽の構造が光を反射したものなので、永久に劣化しないのだ。)何者かの起こした事件により、孔雀の美を完成させるには死が不可欠だと気づいた男は、自分こそが事件の犯人ではないのかと妄想をし始める。
ラストシーンは男の美への執念が具現化したみたいでぞくりとした。
雑誌『象徴』の編集長・磯貝が出勤すると、先ほどまた蕗谷から電話があったという。蕗谷というのは筆書きの原稿を持ち込んだ美少年だ。日頃からどんな無名の作家の書いた作品でも必ず目を通すことにしている磯貝は、さっそく蕗谷の小説『蔵の中』を読み始めた。
冒頭は蕗谷の自伝風で、亡き姉との思い出を書き綴ったものであった。だが、姉の死後に蔵の中に独り引きこもるようになった主人公がとある楽しみを見出だした場面から、物語は思わぬ展開に……。
『偏愛耽美作品集』のどこら辺が「偏愛」なのかといえば、美少年が登場するものばかりをピックアップしているところで。さすが長野先生なだけあって。
無名作家の小説『蔵の中』と現実の出来事が交錯し、やがて殺人事件の真相を描いてゆく、と見せかけて……。という現実と虚構が入れ子状になっていてしかもその境界が曖昧な感じ。長野まゆみ先生の『左近の桜』に受け継がれているよなぁ。
蕗谷が女装にハマって鏡の前で表情を作るシーンがとくに印象に残った。
山の手に生まれ育った令嬢のとく子は、眼病の治療のために下町の病院へと入院する。その病院の近所には時春という下町っ子でぽっちゃりめの美少年が住んでいて、しばしばとく子を遊びに連れ出すのだった。
縁日の夕にも時春はとく子を呼び出し、つれ回した。あまりの美しさにどこへ行ってもモテモテで人気者の時春がわざわざとく子を連れ回す理由は見栄のためと、とく子は見抜いていた。とく子の令嬢然とした着物姿を見せびらかすために時春は彼女の手を引くのだと。そこに本心からの労りや思い遣りはない。
時春はとく子を火事現場の跡地に連れ込んだ。「君にほんとうのことを聴いて貰う」と時春は言うが……。
顔が美しいのが唯一の美点の少年。美しい顔はそのままで素顔ではなく見栄の一部となってしまい、その口から出てくる言葉の全てが人の気を惹くための嘘っぽくなる。美しい顔というのは実は醜い顔と同じく異形の一つなのだ。
時春の見栄っ張りを女の子の目敏さで見抜いてしまうとく子だが、時春の美貌の下に隠れた本当の孤独の寂しさには触れようとしない。そんな憐れな話。
ラストシーンで、時春の本心をちゃんととく子が見抜いていたというのが明かされるのが切ない。なんかこれじゃ、時春死んじゃってよかったみたいじゃん……。
はぁ、まだあと23作品もある……。これを私はあと何百年後に読み終わるんだろうか。しかも岡本かの子の次は泉鏡花だし。開始数行でうっ、苦手かも……と思い、もう数日放置している。
齢31歳にして初めて彼女ができた。付き合ってもうすぐ半年になる
童貞は大学の時に風俗でマッチ棒みたいなガリガリのリスカまみれの女に捧げたが、トラウマでそれ以来行ってない
大学時代のゼミ仲間で、卒業後細々と縁が繋がってて、複数人でごくたまに飲みに行くくらいだった。
彼女は男女問わず誰にでも平等というか、サバサバしてる人で、付き合うとかは全く考えてなかった
人として素敵だと思っていたが、恋愛対象には見えなかった(顔も別に可愛くはない)
コロナ禍でゼミの仲間とは自然消滅してて、ついに俺と異性の関わりは完全に消えるんだなあ…と思ってたが、たまたま向こうが某オンラインゲームやってることがわかって、個別にLINEして、たまに2人でゲームで遊んだり、飲みに行くことがあった。そのときは恋というか、異性と二人っきりってことに浮かれてはいたけど、彼女にとってはたくさんいる男友達の一人なんだろうなって思ってた。あんまり深く考えないようにしてた。
で、昼食べにいった帰り道に告白された
告白されたときは全く信じられなくて、断る理由なんてないから受け入れた。向こうも30だし結婚焦ってるのかなって思った
俺が何も信じられなくて「自分のどこを好きになったのか」を別の日に聞いてみたら、すごい丁寧にひとつずつ挙げてくれた
優しいとか、人の話を否定しないとか、声がいいとか、○○という言葉が嬉しかったとか
え?そんなこと?みたいなことをズラーって挙げんの。普段大口開けてゲラゲラ笑う彼女が顔真っ赤にしてるの見てたら、なんかその瞬間に恋に落ちた。
好きになってくれたから好きになるって単純すぎるというか、彼女に対して申し訳ないんだけど、マジでそう。
彼女は俺にすごく優しい。俺が卑屈な人間だからか、事あるごとに好きって言ってくれる。仕事も励ましてくれる。何が嬉しかったとか、こうしてほしいとかちゃんと教えてくれて、恋愛経験ゼロの俺にすごく寄り添ってくれる。
初夜とかほんと散々で、上手く挿入できなくて俺が泣いたときも呆れないでいてくれた。
正直、俺に都合が良すぎて怖い。
毎日好きでたまらないし、どんどん好きになるし彼女がいない生活が耐えられない。けど、彼女は多分俺がいなくても生きていけそうなのがつらい。そういうところも好きだけど、たまに発狂しそうになる。酒飲んで電車止めた男の気持ちわかる
まだ半年だけど、結婚を申し込もうと思ってる。正直焦ってるのは自覚してる。彼女を逃したら一生結婚できないだろうし、約束がほしい。
昔は167cm44kg、モデル体型。
街を歩けば目で追われ、振り向かれ、「今の子めっちゃスタイルいい!」と囁かれ、世界で1番イケてる女の子だと思ってた。
顔はお世辞にもかわいいとは言えないけれど、カラダがかわいいからモテてた。
私は総合得点で優勝していくタイプだと、自分の立場を弁え賢く立ち回っていたつもりだった。
そして現在、167cm52kg。
めちゃくちゃ普通だ。
太ったのは本当にそう、今改めて文字に起こしてこの3年間で+8kgの数字に目眩がしてる。
緩やかに妊娠でもしたんかよ腹に新しい命でも宿ってないと納得できないよなんなんだよただ駄菓子を貪り食ってただけなのに。
20代前半までは1日3,000円分駄菓子食べても太らなかったのに。2日絶食したら2kgくらいストンと落ちたのに。今は。
こういうこと外で言うと「まだまだ細いよ〜嫌味?」ってブスに反応されるから何も語らないようにしてるけど、私は総合得点でブスじゃないことに自信持ってたわけで、スタイルを失ったらおまえらと同じただのブスじゃん。
ただのブスはやだ絶対痩せたい群衆で埋もれたくない、いつだって「綺麗だから人混みでもすぐ見つけられるね」って言われたい……………………………というわけでひっそりキツめのダイエット中なんだけど、なんか悟りつつある。
中肉中背から抜け出せないだろうことに。
今の若い子ってすげーー背高くてすげーー細いんだよ。マッチ棒みたい。
私も昔マッチ棒みたいって言われてたけど昔ってまあ昔だから、今より平均身長たぶん低かったと思う。
そういうデータは経産省か文科省かどっかで見られるはずだ分かんないけど。とにかく167cmが十分高身長扱いされてたのが、昨今「普通」になってきてるのをヒシヒシと感じる。
私はもう中肉中背、努力して「中肉」じゃなくなったところで「中背」は変えられないんじゃね? って思ったとこでもうダメだった小指の先ほどもヤル気出ない。
どうせ死ぬじゃん
どうせ死ぬって言うとみんなハイハイ思春期思春期みたいに言うし、俺も20代のときはその領域まで行けたんだけど、とはいえ事実としてどうせ死ぬわけなのは変わらないしただ目を背けてただけだった気がする
どうせ死んで、何も残らないんだよな
人類のために〜とか子供たちに命をつないで〜みたいな話はあるんだけど、なんつうか、人類そのものもどうせ滅ぶし子供も死ぬし、長い目で見たら意味ないじゃんという話になってくる
なので人生は暇つぶし・楽しんだもん勝ちみたいな話が出てくるわけだが、その論理で行くとなると俺の「いま現在事実として全然面白くないし、今後もまったく楽しくないであろう人生」はどうなるんだという話になってくる
ひとりで生きがいを見出すのって相当キツそうなのでやっぱり他者に頼るしかないわな、と思うんだけど、アレだよな マッチ棒ハウスというか、アーチというか、そういう、互いに支え合うことで成立してる構造みたいなもんなんだよな 社会全部が
意味のない存在が意味のない存在を支えて「これこそが意味だ!」つってんのは哀しいんだけども、考えてみると金八先生だって人と人が支え合って人とか言ってるわけで、要はそういうことなのかもしれん
絆が大事とかの精神論というより、事実としてこの社会は支え合いによって成立してる虚像みたいなもんですよって話なのかも
ほんで俺はその支え合い構造からはずれてしまったので、マッチハウスに引っかかってるだけのマッチ棒になっており、風が吹くたびに落ちそうになっている、的な
やっぱ虚しすぎるぜこの世!
俺は実家の子供部屋で暮らす無職、今年で40だ。そんな俺が今日も一人で子供デスクでマッチ棒でオリジナルの基地を組み立てていたところ、どこからか声が聞こえた。
「ねえ、君はいつまでそんなことしてるの。」
俺ははっとして振り返り、部屋のなかを見渡したが誰もいない。何だ気のせいか。遂に幻聴まできこえるようになってしまったか。やれやれ、と思いマッチ棒作業に戻った。
「ねえ、ここだよここ。」
俺は驚いて、また振り返るとそこにはしゃべるロボットがいた。あまりの出来事に俺は声を失った。もっともここ数ヶ月、家族とすらほとんどしゃべってはいなかったが。しばらく唖然としたあと、ロボットはこう続ける。
「まったく、君は本当にのみこみがわるいな。」
ロボットはそれから無言の俺に向かって、滔々と語り始めた。彼はなんと未来の世界からやってきたロボットであり、不甲斐ない俺のせいで苦労をしている未来の俺の子孫がすこしでも現状をよくするために、俺の人生を矯正しにきたというのだ。なんということだ。どこかで聞いたことのある話だ。
彼の話を飲み込むと、俺は期待に胸が高まった。思えばこの数十年、俺は見事なまでの社会不適合の人生を送ってきた。数々の就業先であまりの仕事のできなさに上司に怒鳴られ続け、同僚からは忌み嫌われ、解雇されるか、あるいはいたたまれなくなって仕事をやめるということを延々と繰り返してきた。精神的にまいってしまった俺は実家の世話になりひっそりと生活することに甘んじてきたのである。
そんな俺に遂に救済の手が差し伸べられたのである。ときは満ちた。俺が変われるチャンスである。俺は一から人生をやり直せる気がした。このロボットのもたらすアドバイスと未来のテクノロジーによって、俺の人生は劇的によい方向に変わっていくのだろうと予感した。人並み、いやそれ以上に仕事ができるようになり、人間関係も良好になる。なにか発明して金持ちになれるかもしれない。恋人も出来るだろう。たとえそんなにうまく行かなくとも、身近に何でも相談に乗ってくれる相棒のような存在がいてくれるだけでもとても嬉しいような気がした。
そう期待に胸を膨らませていたところ、俺の子供デスクの引き出しから、新たに一人の少年がでてきた。少年はでてくると、おもむろにしゃべるロボットにひそひそと話しかけはじめた。しゃべるロボットは話を聞きながらうなづいている。その様子はどこか雲行きがあやしい。
少年は話を終えると、子供デスクに引き返した。未来のロボットはとても残念そうにこう話した。
「手違いだったみたい。」
そう簡単に説明すると彼もまた、そそくさと子供デスクの引き出しへと帰っていった。
考えてもみてほしい。未来のロボットが手を差し伸べるのは、たいてい小学生、せいぜい高校生くらいまでだ。最も重要な見落としは40歳で独身無職の俺が子孫を残す可能性は限りなく0だということだ。未来からの子孫が手を差し伸べることなどないのである。
何のスキルもないニートの例に漏れず、プログラミングを覚えて就職しようとした。やっぱり諦めたけど。
はてブ見てると毎日のようにIT系の記事がトップに上がってくるから、なんか影響されてしまったんだろう。
Udacityというオンライン学習サイトがありまして、そこの”Intro to Computer Science"という無料のコースをちょっとやってみることにした。
これは初歩の初歩から始まって最終的にgoogleの検索エンジンにも使われたアルゴリズムの簡易版を自分で作ろうって感じの内容で、「そもそもプログラミングって何?」みたいなところも説明してくれるのでとっても良かった。
ただ当たり前だけどその入門コース終わらせたところで「よし就職するぞ」みたいになるわけではなく。
「じゃあ次は」って思って何か作ろうとしても特に何も思い浮かばない。そういう目的でプログラミング覚えようと思ったわけではないから。
試しに上のudacityのアンドロイドアプリ入門のコースもやったけど、だめ。チュートリアル的なものをこなしていくのは楽しいけど、自分で作るとなるとやっぱり何も思い浮かばない。
じゃあ人のソースコードとか見てみようと思っても、よくわかんない。何がわかんないって、モジューレだかライブラリだかいうのを当たり前に使われててよくわからない。何が書いてるのか辿ってるうちによくわからなくなる。
このあたりで最初の入門コースをやっていたときの「『図にマッチ棒一本付け加えて三角形を○個にしてください』ってクイズみたいやな」って思ったときの関心みたいなのもなくなった。
それで気がついたら何もしてないままもう一年半ぐらい経ってたことに気がついてさっきびっくりした次第です。
そもそも本気でIT系に就職しようと思うならハロワに行ってどっかおそらくIT派遣に飛び込んで実作業こなして覚えるのが正規ルートなので、結局上のはただの社会不安からの逃避ですね。