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はてなキーワード: 昭和48年とは

2019-06-11

anond:20190610192136

年金ってのは始まるときアンケートとったんだよ「老後いくらあったら生活できますか?っ」て

そのときに「月5万」って答えが多数だったの、これまじの話。

それが東京オリンピックよりちょっと前の話、ちょうど大河ドラマやってるね、俺はみてないけど。

物価が違う頃とはいえ、さすがに無理じゃねえの?お前らちょっとかっこつけて回答してね??

とは思うんだが、まあ1961年頃は老後に必要な月額って5万円だったんだよね。

で、始まってから10年少したった、昭和48年夫婦5万円年金が実現して、やったー!俺がんばったよーって政府がほざいたのが高度成長期末期頃、もちろん俺の生まれる前の話。

それから5万じゃ足りないね、なんで?って問題が出たので、物価経済スライドってのが出来上がる。

が、まあそんなんじゃ全然社会情勢にはついていけてないんだよね。

日本少子化ニュースになって長いけど、実は少子化自体1980年代からわかっていて

この時点で 人口を維持できる 出生率2.08を割り込んでいるんだ。

まり賦課方式による年金の維持はできない」という事は1980年代から政府にはわかっていた。

なので基本となる5万円っていう数字をあげたくてもあげれない状態になったんだよね、むしろ下げたい。

とはいえまだ人口ボーナスの時代で、東京都では悪名高い美濃部都政が、老人医療無料化なんてぶちかましている頃でな

中枢たる政府お気楽日本気質を発揮して、出生率もあがるっしょwwwみたいなグラフ政府は毎年出すんだけど毎年あがらない

今度はそうこうしているうちに1985年円高不況から始まる、内需拡大政策が当たってしま

バブル経済が始まり日本物価上昇がはじまって

よしよし、子供が減ってもこの金額維持できるななんとかいけるじゃん?って思うんだな。

ところがどっこい、当然バブルははじけるわけだね。

めんどくさくなってきたので、ここらへんで残りの話は省略するけど

なんで今月 6万ちょっとしか国民年金がないのか?

ってのはね、はじまったとき目標値が 5万円だったのを、これでも経済スライドとか物価スライドとか見直しでひきあげて

やっと今の数字にあげてあるんだよ。

っていうそんな話でした。

2019-02-11

昭和48年ニュースでは、胸の大きな一般女性を「ボインちゃん」と呼び性的搾取差別していた

東京ドームができる前にはその場所に何が立っていたかを調べる番組で、以前は競輪場があったと紹介された。そこで当時のニュース映像引用された。競輪場プールとして使用している様子を報道するものだった。来ている客の様子を今のニュース番組と同じ様に紹介するのだが、途中で映った胸の大きな女性客を「ボインちゃんも来ております」とかナレーション流れる。異様だった。

昭和48年といえば、現在62の親父が昭和30年まれなのでちょうど青春真っ只中の頃だ。そりゃ、中高年世代青春時代をこんなニュース流れるような社会環境で育ったんだからアップデートしない限りセクハラもしてしまうし女性をモノだと思ってしまうわなあと痛感した

2018-03-22

性的虐待を受け続け、乳児殺害懲役4年

乳児殺害虐待受け続けた末 義父の子4度妊娠

ツイッター悲惨事件リンクが流れてきた。

とりあえず記事を読んでほしい。

リンク朝日新聞デジタル

https://t.co/ak0RWF9rc0

乳児殺害虐待受け続けた末 義父の子4度妊娠

朝日デジタルだと全文読めないので、全文よめる産経

http://www.sankei.com/region/news/180307/rgn1803070002-n1.html

望まない妊娠乳児を2度殺害 「お母さんにばらすぞ」と義父に追い込まれ

おおまかに説明すると。

被害者は義父から13歳から性的虐待を受け、15歳で妊娠.出産。その時に子供を殺め、成人してから性的虐待によって妊娠出産、そして子は殺めざるを得ない。

その裁判員裁判判決は、執行猶予なしの実刑判決懲役4年。

性的虐待を受け、望まない妊娠をし、おろすこともできずに痛い思いをして子を産み、そして自分の手で殺さざるを得なくなる。これが懲役4年。

ちょっと厳しすぎやしないか

裁判官人間か??

鬼か悪魔じゃなかろうか。

私がこの事件について、こんなにも腹が立っているのには理由がある。

それが昭和48年の尊属殺法定刑違憲事件だ。

またまたリンクを貼らせてもらう

https://matome.naver.jp/odai/2140671323055729801

尊属殺法定刑違憲事件まとめ

おおまかに説明すると、

昭和28年女性当時14歳女性は実父から性的虐待を受けるようになり、17歳の時に妊娠。その後29歳までに実父の子を5人出産(2人は死産)。29歳の時に、結婚したいと実父に打ち明けると実父は(育てていた実父と被害者女性の子)3人の子供を殺すと暴れ出し、耐えきれなくなった女性は実父を絞め殺して出頭した。

この事件では、第一審では刑罰免除最高裁では執行猶予がついた。

どちらも、最大限に情状酌量が認められた結果だ。

当時は、親に対する殺人(尊属殺という)は、普通殺人よりも罰が重く、無期懲役かそれ以上に重い罪にしか該当しなかった。その罰則規定違憲にしてまで、彼女刑罰免除執行猶予を与えた。

本当に画期的裁判だったと思う。

この事件最高裁判決が出たのは

昭和48年

昭和48年だ。

今は何年だ???

カレンダーを見てくれ。

私の持っているものには2018年と書いてある。

そう、今は2018年

平成なら、もう終わりかけの30年だ。

時代は進んだはずだ。それなのに、懲役4年の実刑判決

何度も言うが虐待によって出産せざるを得ない子を殺した。

言い方は悪いがそれだけだ。

運悪くレイプ被害者になり。

そして前科までつく。

無罪放免でも誰も文句は言うまい、義父の判決が相当重いものになるように期待するだけだ。

本当に本当に、心の底から腹立たしい。

前置きが非常に長くなったが、腹立たしさの詳細を語らせてくれ。

まずはこれだ。

実刑理由が、2度目の殺人について、「被告人は当時すでに成人しており、手段を尽くして殺害を避けるべきだった」

13歳から性的虐待を受け、15歳で妊娠出産、そして子殺し、その後も性的虐待を受け続けた被告に、普通の成人と同じように判断できたと思うか。

被告は13歳からずっと義父の支配下にあった。脅迫もあったとされている。そんな状態で、正常な判断はできなかっただろう。

彼女は2度の出産以外にも、何度も妊娠中絶を繰り返しているようだ。

2度目の出産は、中絶費用がなかったのが理由のようで、

中絶費用の工面を、他の人になぜ頼まなかったのか、という検察側の問いに、被告

私自身、諦めてしまった。赤ちゃんの命を軽はずみに扱ってしまった」と答えた。

被告は、中絶の時点で諦めてしまっていた。

諦めるほど、追い込まれていたのだ。

それほど追い込まれていた被告に、

手段を尽くして殺害を避けるべきだった」

などと、よく裁判官も口走れたものだ。

(これは賛否両論あるだろうが、そもそも中絶自体殺人だろうと思う、今回の事件のような例を減らすためにも妊娠中絶には賛成だが)

まずは彼女がこれ以上性的虐待被害を受けることがないことに安心すべきだろう。

腹立たしいポイント2つ目。

裁判長は「体に気をつけて務めを果たし、2人の子供の供養をしてほしい」と被告に声をかけたらしい。

2人の子供の供養???

かに理由もなく殺された子供不憫だ。

事実被告は子を殺したこと良心が痛み、出頭している。

でも、それでもだ。

まず被告がするべきは自分を大切にすることだ。司法判決すら大切にしてくれない被告本人を。

被告がするべき最大で最優先のことは自分の身の上に起こったことに怒り、義父を憎むことだ。

2人の子供の供養なんてその後でいい。

自分タイミングでするかしないか決めればいい。

自分がやりたかったらすればいいし、ましてや裁判官に言われることではない。

そのための実刑判決なんて必要ない。

そもそも2人の子供の供養をするべきは義父だ)

裁判では、裁判官の中では、殺された子が被害者かもしれないが、最大の被害者被告本人だ。

15年以上も性的虐待に耐え、何度も妊娠中絶に耐え、出産しても、耐えた。

耐えて、被告は今も生きている。

その良心を痛めている、死んでしまった子のために。

ここまで読みにくかったと思う。

怒りで文章が読みにくかったら申し訳ない

それでも、読んでくれた人に問いたい。

この女性懲役4年はふさわしいか

2016-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20160731071303

ウナギイヌのような通称名は、ふつう「○○(のような)××」という意味でつけられることが多いようですが、ウナギイヌ場合は犬とウナギハーフであるというキャラクター設定上、単に「ウナギのような犬」つまり犬に分類することが妥当であるかどうかは分かりません。また、原作では初登場時、二回目登場時のいずれも「蒲焼にされ食された」という話がある(Wikipedia)ため、ウナギのように食することが不可能ではないのかもしれません。(ただし、これは「天才バカボン」の登場人物(中でもバカボンのパパ)の感覚・味覚が「正常人のそれと大きく変わらない」という前提によっていますので、これも断言することは難しいと言えます普通に犬肉であるにもかかわらず「ウナギから蒲焼だろう」と判断してむりやり蒲焼で食べたという推論も成り立つからです。)

ただ、人語を解する点はこの際おくとして、陸棲しペットのように扱われている現状からみると、検討に際しては、

動物の愛護及び管理に関する法律」 (昭和48年法律第105号)

第四十四条 愛護動物をみだりに殺し、又は傷つけた者は、一年以下の懲役又は百万円以下の罰金に処する。

の条文を踏まえる必要があるでしょう。食することは違法ではなくても、殺傷することは法に触れる恐れがあります。したがって、これを調理するに際しては、原作のように「肉を落とし骨だけにしても普通に生きている」という状態にする必要があり、大量に飼育し蒲焼の材料とする上ではそこに一番のハードルがあるように思われます

2016-05-01

http://anond.hatelabo.jp/20160501095532

昭和48年まれだけど、

地震で家倒壊、大雨で土砂崩れ火山噴火火砕流などで、数人死亡規模はちょくちょくあった気がする。

初めて大災害だと思ったのが、阪神淡路という人が大半じゃないかなぁ

2016-03-08

橋下徹大阪市保育士にやったこと

公務員保育士給与削減を理由民間保育士に対する給与補助も打ち切りました。以下説明

大阪市には『民間社会福祉施設従事職員給与改善費』という補助金がありました。

これは公務員保育士民間保育士待遇差が著しく広がらないよう一定額を補助する制度で、わずかながらも民間保育士給与水準を引き上げることにつながっていました。決して十分とはいえませんが文字通りの「税金を突っ込んで給料を上げる」施策です。

しかし、昭和48年から実施されていたこ制度を、橋下氏は「市政改革プラン」の一環として廃止しました。「公務員保育士給与民間並みに下げたので民間保育士給与調整は必要ない」というロジックです。

http://www.city.osaka.lg.jp/shiseikaikakushitsu/cmsfiles/contents/0000163/163563/02-2_13-16.pdf

このように、橋下氏が大阪市政において行ったのは「公務員保育士給与の引き下げ」だけではありません。元々あった「税金を突っ込んで給料を上げる」施策廃止してしまったわけです(なお、これ以外にも1歳児保育特別対策費や福祉施設水道料金減免制度廃止などが行われたため保育士人権費はさらに圧迫されることになりました)。少なくとも当時の彼が「公務員保育士給与は下げるが民間保育士給与税金を突っ込んでも上げる」という考えをもっていなかったことは明らかでしょう。

このことはtogetter最後でしっかりと指摘されています

https://twitter.com/fckisn/status/706808031544086528

にもかかわらず、公務員民間区分理由に彼を擁護するのは的外れだと思う次第です。

はてなブックマーク - 橋下「保育士は税金使って給料上げろ」→「え?」 - Togetterまとめ

※おまけ

大阪市保育士幼稚園教員の平均給与は、ことし4月現在、月額約37万円ですが、「高すぎる」という指摘を受け、大阪市人事委員会は、市内にある、ほとんどの民間保育所幼稚園調査し、橋下市長に報告しました。

この中で人事委員会は、市の保育士などの給与水準は、一部の年齢層を除いて、民間を上回っているとして、較差の解消を検討するよう求めました。ただ、市と民間では、保育士の年齢など、組織や人事の構造が大きく異なっているとして、直接的に、民間に合わせて引き下げることには慎重であるべきだとしています

これに対し、橋下市長は、「今回、初めて民間との比較を行ったが、報告を踏まえて、新たな給料表を作っていきたい」と述べ、市の保育士などの給与水準を見直す方針を示しました。一方で、

民間給与が低すぎるから引き下げに慎重になれというのは、腹に落ちない」

と述べ、報告の仕方に注文をつけました。

http://kiziosaka.seesaa.net/article/383587325.html

橋下「保育士は税金使って給料上げろ」→「え?」 - Togetterまとめ

2014-11-12

アメリカ大学統計教科書日本人イルカ食の健康リスク問題

アメリカ生活していて、クジライルカ漁について「The Cove見たよ!」などと時々聞かれることがあるのですが、

大学で受講している統計の授業の教科書http://www.amazon.com/dp/1478217200

の例題 (p.226) で、太地町イルカ漁についてやや唐突に取り上げられているのを見つけてしまい、

いろいろ疑問がでてきてしまったので備忘録代わりにメモしておきたいと思います


教科書記述をざっくりまとめると、


* イルカ食物連鎖の頂点にいるので、水銀などの濃縮現象がおきます

* 特にこれは、とき学校給食イルカ提供している日本問題になります

* 19のハナクジラ筋肉サンプルに含まれ水銀量を調査したところ、ハナクジラには、

95%のconfidence intervalにおいて平均3.29-5.51µg/wg (wet gram)の水銀が含まれている、

という結果になりました。

* その日本は0.4µg/wgを規制値にしています


ということが書いてあって、これってアメリカ人から見たら、日本が①イルカを食べているだけでなく、

水銀含有量の多いイルカ給食に出している、③規制をしているにも関わらずそれに反する

イルカ給食に出している、というおかしなことになってしまう?と思いちょっと調べてみたのですが、


どうやら、


* 太地町では給食イルカ肉が提供されていたこともあるが、現在は行われていない

* 追い込み漁が行われている太地町人口日本人口の0.0024%であり (3000/127,000,000)、

  日本全国で漁や給食での提供が行われている(た)かのような記述は誤り

* 日本人は約10000年前からイルカ漁をおこなってきた。捕鯨イルカ含む)は日本古来から文化である

* 太地町で主にとられているのはスジイルカである(例題で扱われているのはハナクジラ統計


ということは言えそうな感じがするのですが、調べているうちにちょっとよくわからなくなってきました


まず、0.4g という例題にあった”政府基準”なのですが、どうやらこちらの魚介類

暫定的規制値(昭和48年厚生省(当時)環境衛生局長通達)←かなり古い

http://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/gyokai/g_kenko/busitu/02g_kanri_soti.html

意味しているようで、そこには、総水銀の暫定規制値として0.4µg/gが記載されており

例外としてクロマグロ等の記載はあるものの、クジライルカについての文言はない)、

また「暫定規制値を超える魚を流通させないよう効果的に運用」という文言がありました

(疑問1:この通達がまだ活きているか不明pdf: http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/hyouka/files/report12.pdf )、



一方、愛知県HP によれば、バンドウイルカゴンドウイルカについて、

厚生労働省水銀に関する基準の0.4µg/g をかなりオーバーする20.8 やら7.1やらという数字が並んでいて、

* イルカ等の水銀含有量(http://www.pref.aichi.jp/eiseiken/3f/gyo_hg2.html



水銀に関する健康基準について言えば、WHO基準で 1.6 µg/kg体重/ weekということのようなので

 (http://jccu.coop/food-safety/qa/qa02_02.html )、体重50kgの人でざっくり 330 µg/month

ということになるところ、 愛知県の先の統計によれば、1ヶ月あたりざっくりバンドウイルカ16.5gまで、

教科書にあるハナゴンドウであれば 60gまではok、という計算になりそうです。

(16.5g/月って、ほぼダメなんじゃ、、)


気になるのが、水銀含有量 0.4µg/g までという当時の厚生省の暫定基準が活きているとすれば、

たとえばバンドウイルカ20.8µg/g という高めの数字が出ているところ、

市場に回っているとすれば(疑問2:実際にイルカ市場にどれくらい出回っているのか)

それは規制との関係でどういうタテツケになっているのか(疑問3)ということ。




そんなことを思っていたら、日本生協連のページにて、クジライルカについては、

表示があまりちゃんとされていないので心配です、みたいなことが書いてあって、

数字を見るに結構割合でちゃんと表示がされてないようなのですが

(どうやって調べているのか分かりませんが、イルカの種類によっては100%不適正な鯨種表示だったりします)、

そんな感じで大丈夫なんでしょうか(疑問4)という更なる疑問がうまれてきてしまいました。


* 不正表示比率について(http://jccu.coop/food-safety/qa/qa02_02.html


漁については日本政府見解のとおり(http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b186038.htm

だと思いますし、食用にすることについても授業で扱わなければ正直調べてみることもなかったと思うのですが、

ごく一部の港でしか水揚げされてないみたいだし流通限定的なので、食べるなら自己責任でどうぞ、

という判断なのか、規制ってどうあるべきなんだろうなぁ、と、授業の合間にふと思ったのでした。

2009-11-03

人の名前に用いることのできる漢字、の件

玻南ちゃんダメ?…名前受理されず、最高裁へ : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20091101-OYT1T01018.htm

ルールルールだから教 - good2nd

http://d.hatena.ne.jp/good2nd/20091103/1257210744

ブクマで盛り上がっていたので気になって調べてみたら、知らなかったことが色々と。ブクマでも一部書いたのですが、せっかくなのでこちらに書いておくことに。個人的には色々思うところはあり、id:good2ndさんの言いたいことも分かるものの、「ルールルールだから教」という切り口では火に油を注ぐところもあると思ったので、事実関係を中心に(…と思っていたら、最後にぐだぐだ書いてしまった)。

そもそも子の名前に使用することができるルールはどのようなものなのか。

子の名前に使用することのできるルールとして出発点になるのが戸籍法第50条で、これは以下の通り。

第五十条  子の名には、常用平易な文字を用いなければならない。

○2  常用平易な文字の範囲は、法務省令でこれを定める。


この規定をうけて、使用できる漢字が限定的に列挙されているとのはご存じの通り。これを読むと、それ以外の漢字人名に用いることは不可能であるように思われるし、実務上もそれ以外の漢字を用いても受理されません。したがって、このルールが例外のないルールのように読めるのですが、それがそうでもないらしい。

今回の事件は、最近多様な名前がつけられるようになってきて生じてきた問題なのかとおもいきや、以前からこの手の問題はあったということが分かります。ちらっと調べた限りでリーディングケースっぽかったのは、東京家裁昭和48年11月30日審判(家庭裁判月報26巻5号102頁)で、「悠」という命名が問題となった事件(なお、悠の字はのちに人名用漢字に追加、現在では常用漢字)。

若干長めに引用しますが、この審判では「家庭裁判所の判断によって表外漢字名前に使うことが認められる余地がある」との判断を行い、結論としては悠の字の使用を認めています。

 そもそも当用漢字表なるものは、これを定めた昭和一年内閣告示三二号が、その「まえがき」に示すように、「今日国民生活の上で、漢字の制限があまり無理がなく行なわれることをめやすとして選んだもの」であつて、現代国語を平易に書きあらわすための基準を示すものであり、人名用漢字別表も同様の趣旨で当用漢字表に追加されたものである。もとより戸籍法五〇条によつて委任された同法施行規則六〇条が、子の名に用いるべき漢字を当用漢字および人名用漢字に制限したのは、わが国の国語政策に即応した妥当な処置であつて、戸籍事務担当者裁量によつては表外漢字を子の名に用いた出生届の受理を認めないものとする実務の取扱いも正当である。しかしながら当用漢字表制定の趣旨は前示のとおりであり、表外漢字を一切使用禁止とするような強力なものではないし、戸籍法五〇条の趣旨も、同法が戸籍事件について市町村長の処分につき家庭裁判所に不服の申立をすることを認めていることからみて、個々の場合に、家庭裁判所の判断により、表外漢字を子の名に用いた出生届の受理をも、実情に即して認容する余地を残したものと解するのが相当である。現に、実務においては襲名等による名の変更許可の場合は、表外漢字の使用が認められる取扱いである(昭和二四年一一月一五日民事甲第二六六六号回答)。


そして、より最近では「琉」の字が問題となった、那覇家裁平成9年11月18日審判(家庭裁判月報50巻3号46頁)があり、ここでも上記の判断が踏襲され、

規則60条が限定列挙であっても、家庭裁判所に限っては事後的な個別判断を否定する趣旨ではないと解するべきである。

という判断の下に、琉の字の使用を認める判断がされています(なお、琉の字も現在では人名に用いることができる)。

というわけで、子の名に用いることのできる漢字ルールは、基本的には戸籍法第50条のルールでなのですが、それ以外の漢字を用いる余地が全くないわけではない。家庭裁判所の判断で認められる場合もあり、それで認められた例もある。そして、今回の件では、家庭裁判所で認められなかったので、高裁最高裁の判断を求めた、という話です。ようするに「使える漢字が限定列挙されているので、例外など認められる余地がなさそうに見えるが、必ずしもそうではない」というのが一点目。

氏名未定の出生届?

ブコメで問題視する人が多かったのは、親のエゴで無戸籍という重大な不利益を来していることをどう考えるのか?という点。id:good2ndさんはそりゃ親のせいではないだろう、というご意見。この点は、子の命名権を、どのように法的に構成するか(親の権利と考えるか、子の権利を代理しているものと考えるか)など、いろいろあると思うものの、以上の家裁の審判例をみていて気づいたこととして、<いずれの事件でも出生届自体は提出されている>という点は、事実としてあるようです。

「悠」の字に関する事件では、

申立人は、やむなく「名未定」として出生届出をしたが、「悠」という字は、「悠遠」、「悠長」、「悠然」、「悠々自適」等、日常的な単語に多く用いられ、読み方も一般的なものであつて、人名にこの文字を用いることは、生活能率および個人の幸福に何ら支障はない筈であり、同区長の不受理処分は不当である。

という記載が判断中にあり、また「琉」の字に関する事件でも、名前未定として出生届が提出され、戸籍の記載がなされた旨の記述があります。さらに、氏名欄の名の部分を空欄として住民票が作成されていたものの、海外渡航の必要が生じて旅券の申請をしたところ、受理されないという事態が生じていたことが、問題となった理由の一つであったらしい。

実務上も、子の名の欄は空白でも受理するという取り扱いであることは、各自治体戸籍担当ウェブサイトなどでも確認できます。一般的には、子の名前をまだ考え中であるという場合が多いのでしょう。今回の件では、どういう経緯で無戸籍のままになってしまったかは短い新聞記事からは分からないのですが(「しようこ」のような事例もあるので、現場想像つきません)、法的に争っている間に、一方的に不利益を被ることを避ける方法は、一応ある模様。

めんどくさい親、なのか?

事実関係を中心に、と書いたものの最後に少しだけ。id:good2ndさんの矛先は「子が無戸籍状態になってしまっているのを「親の我侭のせい」というその発想」に向かっていますが、より広く言えば「なんかめんどくさい親!」という感覚意見に向けられたものなのでしょう。

id:Gakkuri-Kanabun_09 裁判制度変更等様々なコストとかけてまで変える価値は無いと考える人間が結構いるんだろ。お上ではなく我々の社会が譲歩するという意識があるのかも。クラス会で変な提案する奴うざいみたいな?

的な。

そもそも名前に用いることのできる字が制限されているのは、名前社会で用いるものである点に由来する(戸籍実務においては、一般人には想像つかないほど色々めんどくさいことがあるのは承知しています)ということのようですが、他方で名前というものは(漢字表意文字なので、その表記も含めて)、個人のアイデンティティの中核的な構成要素の一つであるということも言えるように思います。

ブクマでもありましたが、そう考えると、

id:zyugem 名付けというきわめて私的で個人的な領域に,公が制限をかける制度自体が間違っている。

という考え方は当然あり得ると思いますし、(書いていたら当初の想定より遙かに長くなってしまったので引用しませんが)「琉」の字に関する事件では、憲法上の問題としていくつかの主張が整然となされています(憲法上の主張はすべて退けられ、「琉」の字の問題として認容されましたが)。

私自身にはこの件について思い入れがあるわけではなく、子の名前はおよそ何も考えることなく、用いることのできる範囲から選んで名前をつけてしまうと思うのですが、

id:hit-and-run なんでここまでして「玻」にこだわるか他人には理解できない。でも他人には理解できないからってそれを求める自由がないなんてことがあるか!

というコメントが批判するように、「制限を緩和すると自分社会に問題が生じるから」というのではなく、既存の枠組みに対して自分には価値のないことを主張すること自体を門前払いの対象とするようなコメントが多かったことには、驚き、若干の危惧を覚えました。「悠」や「琉」が認容されるに至った判断で考慮されていた事情をみると、今回の「玻」は微妙なところな感じもしますし、制度論としては、ただちに、「自由に名前をつけるという人格利益重要だから制限をすべて撤廃しよう!」という話にはならないと思いますが、そうした考慮とは次元がかなり違うようでしたので。

また、

id:buyobuyo No!といってくれるこういう人がいなければ悪法や悪慣習や悪環境がそのままになるのがこの国なんだよ。こういう人の努力フリーライドしているくせに、こういう人を叩く奴は…

という指摘のように、声を上げることはみんなのためになっている、という点もあるのだと思います。こういう人がいなければそのままになるのは、この国に限ったことではなく、そういう風にできているのではないかと。特に名前に「悠」の字がついている人などは、そのあたりのことをどう考えるでしょうか。

2009-06-21

とある国のとある地方における空港にまつわるどたばた劇

あほばっかり。

 

(正確じゃないところがあるかもしれないけど、そのときはごめんなさい。)

 

国「伊丹空港できたよ!」

伊丹市飛行機、うるせー!!!補助金だせや!!」

国「わかったよ、お金あげるよ」

伊丹市「やっぱうるせえ。空港いらねえ。」 →大阪国際空港撤去都市宣言 昭和48年9月25日 議決

国「確かに住宅地にちかすぎるかも・・・・。どっか別のところにつくろうかな・・・・。神戸沖とかよさそうだけど・・・・」

神戸市「いらんわ、作らせるか、ぼけ。」

国「じゃぁ、泉州沖ぐらいしか残ってないか・・・・」

泉州自治体「まぁ別にいいけど。仕事が増えそうだし。」

泉州漁民「魚取れなくなるだろ。あほか。」

泉州自治体「たしかにそうか。やっぱ別に金くれ。あと陸から遠くにしてくれ。」

国「わかったよ。お金あげるよ。5kmぐらい離れとけば大丈夫っしょ。」

関西国際空港完成

国「さてと、騒音問題があった伊丹廃止すっか」

伊丹市(+周辺市)「あほか。廃止させねーよ。」

国「なんで・・・・・」

伊丹市(+周辺市)「梅田から便利だろ。仕事減るだろうが。あほか。」→「大阪国際空港騒音対策協議会」を「大阪国際空港周辺都市対策協議会」に名称変更

国「しかたないなぁ。。。。じゃぁちょっとだけ保留と。」

関空「ちょっ・・・・・・!」

神戸市「俺も空港ほしい。これからつくる。」→神戸空港着工へ

関空「赤字っす・・・・・」

国「関空、おまえどうにかしろよ・・・・・」

関空「無理っす。。。。ってか新しい滑走路ほしいっす・・・・・」→二期工事へ。

 
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