2018-03-22

性的虐待を受け続け、乳児殺害懲役4年

乳児殺害虐待受け続けた末 義父の子4度妊娠

ツイッター悲惨事件リンクが流れてきた。

とりあえず記事を読んでほしい。

リンク朝日新聞デジタル

https://t.co/ak0RWF9rc0

乳児殺害虐待受け続けた末 義父の子4度妊娠

朝日デジタルだと全文読めないので、全文よめる産経

http://www.sankei.com/region/news/180307/rgn1803070002-n1.html

望まない妊娠乳児を2度殺害 「お母さんにばらすぞ」と義父に追い込まれ

おおまかに説明すると。

被害者は義父から13歳から性的虐待を受け、15歳で妊娠.出産。その時に子供を殺め、成人してから性的虐待によって妊娠出産、そして子は殺めざるを得ない。

その裁判員裁判判決は、執行猶予なしの実刑判決懲役4年。

性的虐待を受け、望まない妊娠をし、おろすこともできずに痛い思いをして子を産み、そして自分の手で殺さざるを得なくなる。これが懲役4年。

ちょっと厳しすぎやしないか

裁判官人間か??

鬼か悪魔じゃなかろうか。

私がこの事件について、こんなにも腹が立っているのには理由がある。

それが昭和48年の尊属殺法定刑違憲事件だ。

またまたリンクを貼らせてもらう

https://matome.naver.jp/odai/2140671323055729801

尊属殺法定刑違憲事件まとめ

おおまかに説明すると、

昭和28年女性当時14歳女性は実父から性的虐待を受けるようになり、17歳の時に妊娠。その後29歳までに実父の子を5人出産(2人は死産)。29歳の時に、結婚したいと実父に打ち明けると実父は(育てていた実父と被害者女性の子)3人の子供を殺すと暴れ出し、耐えきれなくなった女性は実父を絞め殺して出頭した。

この事件では、第一審では刑罰免除最高裁では執行猶予がついた。

どちらも、最大限に情状酌量が認められた結果だ。

当時は、親に対する殺人(尊属殺という)は、普通殺人よりも罰が重く、無期懲役かそれ以上に重い罪にしか該当しなかった。その罰則規定違憲にしてまで、彼女刑罰免除執行猶予を与えた。

本当に画期的裁判だったと思う。

この事件最高裁判決が出たのは

昭和48年

昭和48年だ。

今は何年だ???

カレンダーを見てくれ。

私の持っているものには2018年と書いてある。

そう、今は2018年

平成なら、もう終わりかけの30年だ。

時代は進んだはずだ。それなのに、懲役4年の実刑判決

何度も言うが虐待によって出産せざるを得ない子を殺した。

言い方は悪いがそれだけだ。

運悪くレイプ被害者になり。

そして前科までつく。

無罪放免でも誰も文句は言うまい、義父の判決が相当重いものになるように期待するだけだ。

本当に本当に、心の底から腹立たしい。

前置きが非常に長くなったが、腹立たしさの詳細を語らせてくれ。

まずはこれだ。

実刑理由が、2度目の殺人について、「被告人は当時すでに成人しており、手段を尽くして殺害を避けるべきだった」

13歳から性的虐待を受け、15歳で妊娠出産、そして子殺し、その後も性的虐待を受け続けた被告に、普通の成人と同じように判断できたと思うか。

被告は13歳からずっと義父の支配下にあった。脅迫もあったとされている。そんな状態で、正常な判断はできなかっただろう。

彼女は2度の出産以外にも、何度も妊娠中絶を繰り返しているようだ。

2度目の出産は、中絶費用がなかったのが理由のようで、

中絶費用の工面を、他の人になぜ頼まなかったのか、という検察側の問いに、被告

私自身、諦めてしまった。赤ちゃんの命を軽はずみに扱ってしまった」と答えた。

被告は、中絶の時点で諦めてしまっていた。

諦めるほど、追い込まれていたのだ。

それほど追い込まれていた被告に、

手段を尽くして殺害を避けるべきだった」

などと、よく裁判官も口走れたものだ。

(これは賛否両論あるだろうが、そもそも中絶自体殺人だろうと思う、今回の事件のような例を減らすためにも妊娠中絶には賛成だが)

まずは彼女がこれ以上性的虐待被害を受けることがないことに安心すべきだろう。

腹立たしいポイント2つ目。

裁判長は「体に気をつけて務めを果たし、2人の子供の供養をしてほしい」と被告に声をかけたらしい。

2人の子供の供養???

かに理由もなく殺された子供不憫だ。

事実被告は子を殺したこと良心が痛み、出頭している。

でも、それでもだ。

まず被告がするべきは自分を大切にすることだ。司法判決すら大切にしてくれない被告本人を。

被告がするべき最大で最優先のことは自分の身の上に起こったことに怒り、義父を憎むことだ。

2人の子供の供養なんてその後でいい。

自分タイミングでするかしないか決めればいい。

自分がやりたかったらすればいいし、ましてや裁判官に言われることではない。

そのための実刑判決なんて必要ない。

そもそも2人の子供の供養をするべきは義父だ)

裁判では、裁判官の中では、殺された子が被害者かもしれないが、最大の被害者被告本人だ。

15年以上も性的虐待に耐え、何度も妊娠中絶に耐え、出産しても、耐えた。

耐えて、被告は今も生きている。

その良心を痛めている、死んでしまった子のために。

ここまで読みにくかったと思う。

怒りで文章が読みにくかったら申し訳ない

それでも、読んでくれた人に問いたい。

この女性懲役4年はふさわしいか

  • 日本は人身売買大国だからな 今日に至ってもなお人身取引に対する法整備の機運すら高まらないのが実情 あと 日本は法治国家なのだから裁判官を責めるのはお門違い

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