はてなキーワード: 数の子とは
国連も、少子化は直接手を出すな。居る人間で幸せになろうぜって言ってるな。
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抜粋:国連人口基金(UNFPA)は19日、2023年の世界人口白書を公表した。人口が減少に転じる国もあるなか、出生率を政策で操作しようとする国が増えており、女性に悪影響が及ぶと懸念を示した。出生率にこだわらず、男女平等で社会や経済の発展を目指すべきだと提言した。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA178CQ0X10C23A4000000/
国連広報センター (@UNIC_Tokyo) posted at 5:40 午後 on 木, 4月 20, 2023:
「問題は、人口が多過ぎるのか、または少な過ぎるのかではありません。問うべきは、望む数の子どもを希望する間隔で産むことができるという基本的人権を、すべての人が行使できているかどうかです」
#世界人口白書 2023 https://t.co/7DnXQ795YT https://t.co/zejmf4kb6T
(https://twitter.com/UNIC_Tokyo/status/1648969814684344320?t=VDhsB4vDwae8RqZCX5okeg&s=03)
保育園と小学生の子供が4日間隔でコロナに感染し、1週間の半分仕事できなくなったのでその記録を。
最初に書いた通り、子供2人が順番にコロナに感染、保育園やら児童保育にお願いできなくなった。
コロナは5類と言えど、やはり勤務地での2次感染が不安なため、増田は強制在宅勤務に。
増田、妻で順番に休みをとりつつ、子供の面倒を見ることで無事乗り切ることができた。
正直、増田の環境は共働きとしてはかなり恵まれているので乗り切れたと思っている。
それでも有休消化しながら子供の面倒みつつ、メールや電話で仕事の対応に追われた。
これが、両方、または片方激務とか在宅勤務できない仕事、サービス業とかだったりしたら、けっこう詰んでたんじゃないかなと感じた。
また、今回みたいに子供ファーストの生活をしている以上、片働きや、家庭を顧みない人と比べると、仕事への貢献度はイマイチに。
評価は上がりにくく、昇給、出世と縁遠くなって、仕事へのモチベーションが下がる。
少子化対策が色々言われてるけど、それと合わせて共働きとか、女性活躍推進とか言われてる現代。
例えば…。
最大で+60日。土日祝日と合わせると勤務日数は1年の半分を切る。
少子化対策、政府もお金をばら撒くんじゃなくて、子育て世代が仕事をしつつ、子供のために時間を確保できるような政策を実施して行ってほしい。
産みたくない理由がその人自身の生き方やポリシーによるなら当然それを尊重すべきだよ。
今見れる政府の調査結果だと、2.4%程度が子供を持ちたくないという結果になっているが、不詳を除いた残りの93.4%は子供がほしいわけだ。
2.4%の人にアプローチするのではなく、93.4%の本当は子供がほしい人の中の「だけど産みたくない」パターンに取り組むんだ。
本当は子供がほしいけど産みたくないという理由を調査すると、経済的理由やその他社会や環境に起因する問題が多い。
ソースはこれhttps://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/doukou16_gaiyo.asp
まとまっているところを引用しておこう。
理想の数の子どもを実際には持たない理由としてもっとも選択率が高いのは「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」という経済的理由で、選択率は 52.6%であった。
この人たちに貧乏でも何でもいいから社会のために産め!と強制するのではなく、
この人が不安に感じていることを取り除き、さらには子供を3人以上持つとむしろ生活が良くなるようなインセンティブを与えるような政策が望まれているんだ。
女性の努力のみによって解決するのではなく、社会のしくみ、そして男性の育休取得をはじめとした男性の育児参加などによって解決していくんだ。
岸田さんがやっている異次元の少子化対策がどのぐらいのものになるか、今出ているものだけだと不十分に感じるがそれでも大きな進歩だ。今後に期待したい。
ってなるので、本来は客観的に騒音評価で、何dBとかの基準があるべき。
公園の廃止の問題はざっくりとしかみてないけど、もし「子どもの声がうるさい」というだけなら、クレームの人の主観性をそのまま受け入れてるのがダメ。なんで、まずは「子どもの声がうるさい」というただの感想をそのまま受け入れてんだよと。
弁護士と騒音測定の技師の立ち合いの元、んで屋内で窓を閉め切ってた状態で騒音評価してはじめて、騒音公害と扱うべきなんよ。本来そういうのが無い限り「子どもの声がうるさい」は根本的に騒音ではなく、ただの感想でしか無い。
騒音レベルも「これだったら、日常生活で障害が起こったり健康被害がでる」ぐらいの高いレベルから、「ちょっと勉強に集中できない」という個人の努力でどうにでもできるレベルまであって、今回の件はどうしても普通に、たぶん個人がちょっと我慢できるレベルなんだよな。たとえば、その公園で、100人とかの大人数の子どもたちが遊んでますみたいな状況だと違うだろけど、少人数で遊んでる程度の声だったらおそらくそこまで騒音レベルになるのは考え難いし我慢しろ程度だと思う。
騒音が「ちょっと勉強に集中できない」レベル程度なら、当時者同士の話し合いでなんとかなるし個人の努力でなんとかなる。ほんとにどうしようもないレベルの騒音だったら考えるべき。そうじゃなかったら、「うるさい」と言ってる人の怠慢でしか無い。
現状でも補助しまくってるよ
たとえば東京都は高校生までの子供の医療費無料とかやってるし、似たようなことしてる自治体はあちこちにある
つか、若い夫婦が子供をもうけない、あるいは二人以上生まない理由の一位が教育コストなのは既に結論出てる
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20221125/k10013903291000.html
予定する子どもの数が希望の子どもの数を下回る夫婦に対して、希望の数の子どもを持たない理由について複数回答でたずねたところ「子育てや教育にお金がかかりすぎるから」という「経済的な理由」が52.6%と最も多くなりました。
今公立の学校に通ってる子供とかその保護者とかに盛大に流れ弾当てといて「だって自分は公立の学校通ってたんだから動物園だって言う権利あるもん!(←それを言う権利があるのは「自分の在学当時に自分が通ってた学校」だけでは? 自分の彼氏がDVカスだからって「私の彼氏はDV男だったから男は全員DVゴミオスだって言う権利あるもん!」って言ってるのと同じでは?)」とか、「だって動物園は綺麗に管理されてるし蔑称じゃないもん!(←なら日本国とかコミケなんかはまさに国家(運営)によってとても良く管理の行き届いた動物園ですね! 外国人や非オタのマスコミなんかに「日本は動物園」「コミケは動物園」とか言われても差別だとか侮辱されたとか思っちゃダメだよ!)」とか、まあまあよう言い訳するわって感じ。
まあそんなに現在の日本国の小学生98%と中学生92%(東京限定ですら81%)を治安と学習環境の崩壊した動物園に通う動物だとdisりたきゃあこれまで通り勝手にやったらいいと思うけど、こんだけの数の子供とその親を、自分が通ってたウン十年前当時の学校への恨みを理由にでっけえ主語でdisるってツイフェミもびっくりなヘイトしぐさじゃありませんかね。
あなたも元増田も女性だと思うが、どうも女性は男の子の性欲について、根本的に分かっていないんじゃないか?と思わざるを得ない。
男の子の性欲を『後ろ暗い性欲の噴出』と捉えているようだが、男児の性の目覚めって女の子に何の屈託が無くても関係なく大多数の子に来るからな。
『お母さんにオナニーの現場を見付かって怒られた』とか『クラスの女の子の胸をガン見してたら嫌われた』とか、そういう積み重ねで"後ろ暗い"方向に舵を切っていくんだと思うよ。「あっ、これは悪いこと(少なくとも大っぴらにしてはいけないこと)なんだな」って学習というか、拗らせていくんだよ。
元増田の言う『許可なき性的消費』をさせない様にするには、はっきり言って2つしか方法がない。
『性的対象の存在を一切認識させずに育てる』か『許可の伴う性的消費を潤沢にさせて育てる』かだ。
前者はとんでもない人権蹂躙間違いなしだし、後者は…、まあ無理だよね。
と言うわけで現実的な方法としては、『相手を思いやることが出来るか』『自制を効かせることが出来るか』を主軸に育てるしか無いと思うわけです。
『相手を殴りたくなっても相手を思いやって自制する=殴らない』程度のことは多くの人間が出来るわけです。
それになぞらえれば『クラスの女子を画像合成で剥く』様なことはしない男の子は大勢いるので、そこに自分の子供が入れば万々歳なのではないでしょうか?
それでも『スカートの中や胸をチラ見』したり『好きな娘を思い浮かべてオナニー』するなどのことを阻止するのは難しいと思いますし、それを『阻止』とか制御出来るような前提で行くのはおこがましいし危険ですらあると思います。
街中で小さな子供連れの家族をみるたびに、「かわいいな」と思う反面、「自分には縁がなかったな」と言い聞かせている。
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私は45歳で、彼女はもうすぐ40になる。
数年前、そろそろリミットだと思って、「子供をつくるかどうか」で話し合った。
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私は幼少のころから病弱で、その原因のひとつは、両親からの適切な愛情不足だったと自己分析している。
親に叱られたり兄弟にいじめられたりすると、「自分がいなくなったらみんな悲しんでくれるかな」と布団のなかで泣いて、自分がいなくなることを想像した。
体育はしょっちゅう見学していたし、毎年、いろんな原因で入院した。
中学に入り、部活動をするようになってからは身体も丈夫になったけれど、反面、殻にこもるようになった。
学校では明るくふるまっているけれど、家ではほとんど話をしなかった。
兄弟もいたが、上は反抗期を迎えていたし、下は年が離れていた。
そして異性に逃げるようになった。
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異性と話をするのは楽しかった。
同性みたいに下品だったりマウントの取り合いにならないので、幼少のころから女の子とは波長があった。
多数の子と関係をもって、30代の中盤で、今の彼女と同棲した。
知らないだれかと一から恋愛することに疲れていたし、結局のところ、セックスのパターンはそれほど多くはないのだ。
同棲してから浮気は一度もしたことがない。風俗も。(別にここで嘘をつく必要はない)
それまでは職も転々としていたけれど、彼女に出会ってからは定職についている。
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自分のようなつらい幼少期を送らせたくないし、そんなのは私ひとりでたくさんだと思っていた。
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ある程度の幸せな幼少期を送って、結婚して子供をつくっている、もう一人の自分。
おそらくは、こういうのは誰にでもあるんだろう。
「あの大学に入っていたら」「あの会社に入っていたら」「あのプロジェクトに参加できていたら」、
それに縛られて身動きがとれないわけじゃない。
ただ、街中で子連れのカップルを見たときに、ふと、男性のほうに自分を重ねて、女性のほうに彼女を重ねてしまうのだ。
もう45だし分かっている。人生は、死ぬまでの時間は、案外短いのだ。
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彼女は、思春期にいじめにあっており、それがトラウマで、今でも他人とのコミュニケーションが(特に同世代の女性とは)あまりうまくない。友達もほとんどいない。
だから子供を産んでも、その後の付き合い(保育園でのママ同士とかの、そういう大人の付き合い)が心配だし自信がない、だから子供はいなくてもいい、と言った。
「子供は授かるものなんだよ。神様が与えてくれる。だから子供の出生に対して責任をもつとか、そんな大それたことは思わなくていい」と友達に言われたけれど、
子供ができて、その子が我々のように苦労したりつらい目にあうかもしれないと想像すると、どうしても簡単に進めない。
「一人産んだ。もう一人ほしい」と笑顔で言っている人たちが眩しい。
でも、その眩しさも、私たちが年をとればとるほど、薄れていくのだ。
でも、もう一人の自分は、きっと笑って子供を抱っこしているのだ。
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他人が子供をつくることに異論はない。生命の誕生を肯定できるだけの歴史をもっているのだろう。
そのことに対して「うらやましい」と純粋に思う。
紆余曲折もあっただろうけれど、でも、最終的に子供をつくるという選択肢を選べたことに対するあこがれは、やっぱりある。
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暗い気持ちでこれを書いていない。
なんだかんだ言って、悪くない人生を歩ませてもらっている。
「メスは限られた数の子しか持つことができないが、オスは実質的に無制限な数の子を持つことができる。オスが、誰と交配しても構わないと思っているメスを見つけられるかぎり」 「その結果、一般に、メスはだれと交配するかに関してより強く選り好みする」 -キャスパー・ヒューエット(2003)
「オスは彼が受精できる卵子の数を遙かに超えた数の精子を容易に生産することができる、…したがって、求愛や縄張り争い、その他のオス同士の争いが展開される」 -ジョージ・ウィリアムズ(1966)
「ほとんどの動物では、メスの繁殖は卵に多くの栄養をつぎ込まなければならないことによって厳しく制限される。哺乳類では、それに相当するのは胎児の養育と母乳の生産である。しかしオスの場合は精子の生産で繁殖が制限されることはめったにありそうにない。むしろ彼にとって制限となるのは、受精させる機会か手の空いているメスの数で… そして、一般的には、メスの繁殖はオスと比べて大きく制限されることになる… これはほとんど常にオスの無分別な熱意とメスの思慮深い受け身の組み合わせが見られる理由を説明している。」 -A・J・ベイトマン(1948)
「一夫多妻の種の中では、オスの繁殖成功度における差はメスの繁殖成功における差より遥かに大きい傾向がある」 -ジュリアン・ハクスリー(1938)
「メスは(まれな例外はあるが)オスほど熱心ではない… 彼女たちは内気で、長い間オスから逃げようと努力しているのがしばしば見られる」 -ダーウィン(1871)
好むと好まざるとにかかわらず、
関ケ原以後天下としての徳川家において嫡流を残すために側室を置かなかったのは何故なのか。
定説では秀忠は非常な恐妻家で隠れて囲っていた側室が子を生んだ際には
正室に見つからないようにして家臣の子供として養育させたくらいである、とされている。
まあ、そのとおりなのかもしれないがあるいは父・家康に警戒心を抱かせないための処世術だったのかもしれない。
秀忠の男子の子供はふたりいたが国王の子供の数としては圧倒的に少なすぎる。
当然、側室を置くべきであるし秀忠もそのように考えていただろう。
しかし、そこに家康という存在があると話は変わるのではないか?
秀忠の血筋にもしものことがあった場合には自分の子供が国王に即位する、という環境は家康にとって心地よいものであったのではないだろうか?
また秀忠が多数の子供をつくり、その子どもたちが勢力を増していき、いずれ家康の子どもたちと争うことになるということは考えられることであり
家康にとっては不快な心配のタネになることだったのではないだろうか?
このブコメ読んで暗澹たる気分になったんだけどさ。
稼げない男性は子供を残せず次々と死んでいく…これから日本が直面する「非常に苦しい20年」に起きる事(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/0b157b3049762df2ef5639139b3d11bc9f2cc804
とにかく稼げない男性に対して言いたい放題なブコメが多くてクラクラする。
まあそこは甲斐性がなくてすみませんねとしか物申せないところもあるのですが。
でね、こういった話題でよく星集めてるはてなーに多い意見なんですけども、ここでもやっぱり人気ブコメに上がってるわけですよ。
id:takanagi1225 もう男性云々関係なくない?不妊治療を完全無料にして出産したら働かなくていいくらいのお金ポンと出して優遇すれば。どうせ女しか産めないんだから女性をまず助けてからにしなよ。
id:lady_joker 「女性が精子提供を受けて出産する風潮が当たり前になる」「子育てに関わる負担を行政が限りなく取り除く」をすれば子供の数は増えると思う。夫がいなくても子供が持てるとなると2人3人と欲しい人は多いと思う
ハッキリ言いますけど、嫌です。
なんでしょう、この、人口増やすのは人類不変の究極目標みたいな、人類愛的な奉仕精神の要求は。
どこの宗教ですか?
子育てしやすい世の中作りにある程度は賛同はしますから、一定の負担を強いられるのは受け入れますけどね。
度が過ぎるものははっきりNOです。
ましてや精子提供が当たり前の世の中で、あらゆる子育て負担が取り除かれる?
精子提供自体、優生思想的な危ういものを感じるんだけど、それが当たり前な世の中はつまり、
多数の子供をもたない男は、他人の子供(優秀な男性と女性の子)の為に一方的に金を出せと主張してるわけです。
今はまだ精子提供は少数なので問題化してないですが、当たり前の世の中になったら目に見えて搾取を実感できるようになるでしょう。
これ男にとって物凄い屈辱だと思うんですけど、人類愛に目ざめた系男子だとキラキラした目で
「子育てって素晴らしい!ボクはもっと労働がんばって納税するよ!」
って言ってくれるんでしょうか。
俺そんなのディストピアだと思うのよ。
いやid:lady_jokerさんは悪気があって発言してるわけでないとは思いますけどね。
まあ、自分の稼ぎで精子提供受けて子育てする分には文句はないです。
少子高齢化が苦しいってのはわかるけど滅ぶわけじゃないし、
例に挙げたブコメ案の負担分を自分の老後に回した方が個としては得だろうし計画も立てやすい。
こっちの負担があまりでかくなるならそんなもの解決しなくていい、少子化で結構です。
苦しくてもなんとかなりますよ、きっと。
https://www.kecl.ntt.co.jp/openhouse/2021/exhibition_20.html
>限られた大きさのケージの中に相当数のオスとメスのマウスを入れて飼育すると、子どもが生まれてその数は増加するが、過密状態になると、例え餌が充分あっても、お互いに争うようになり、メスは適切に子育てをしなくなり、子どもの数は減少するという。
https://toyokeizai.net/articles/-/224706?page=2
>マウスなどの動物を、実験下で食料不足の状態に置くと、多産化する傾向が認められる。
マウスの世界には当然、女性の社会進出もクソもないので、「女性の社会進出を抑えれば少子化はなくなる!不都合な真実!!」とドヤってるミソジニー界隈はアホである
かと言って、「男が子育てしないからだ!子育てする母親に厳しい社会だからだ!」というのも嘘である
少子化解消のためにおまえらもっと貧しくなれ!と言われても嫌だろ。女の自由を制限しろ、と言っていた界隈もな。「平等に貧しくなろう」を叩きまくったもんな
2/1、四谷大塚にて毎年(たぶん)開催されている「開成・桜蔭入試同日体験受験」を受けてきた(娘が)。
2/1、小学6年生たちが最高峰の入学試験に挑むその日の午後に5年生(新6年生)が同じ問題に挑む謎の試験。
はっきりいって正気の沙汰ではない。
精鋭の小6生たちが万全の準備をして挑み、それでも涙することがある試験。別に同じ合格ラインを目指すわけではないが、小5生がわざわざ一年前に挑むなんて、なんのメリットがあるのかわからんし控えめに言ってあたおか。増田もこのの試験の存在を知った当初そう思っていた。
それでも結果として小5の娘に桜蔭同日を受けさせることにした経緯やその有用性について、せっかく受けたので、n=1の意見ではあるもののまとめておきたいと思った次第。だって事前にネットで検索してもろくに情報なくて困ったから。誰かのなにかの役に立てば嬉しいし、そうじゃなくても娘がめっちゃ頑張ったから誰かに自慢話を聞いてほしいので記しておく。そうこれは自慢です!
かわいい。3年2月(新小4)四谷大塚入塾。Yにした理由は徒歩で通えるから。入塾時はA4。4年後期にC、5年夏にSに上がり以降S4〜6をうろうろ。直近の組分けは65でS4。志望校判定は67。サピックス1月組分け61。毎日めっちゃ頑張っててえらい。
かわいい。3歳のポメラニアン女子。めっちゃビビリ。かわいい。
かわいい。公立中→県立高校→国立理系院→IT社畜→ほぼ専業主婦。
都内私立中高(界隈の人にはふんどしプリズンとして有名なところ)→国立文系→IT限界社畜
増田が最初にこの試験の存在を知ったときの第一感は、「一年前に既にガッチガチに仕上がってる自信アリアリの猛者たちが腕試し(≒トロフィー)的に受けるいけ好かない試験」であった。なんかもういろいろまじすまん。
しかし、11月にあった6年生に向けてのガイダンス内で新事実(増田にとっての)が判明。日曜日に行われる学校別コースを受講するための選抜試験だったのである。
サピックスのSS、早稲アカのNNと同じようなアレが四谷大塚にもあって、それが学校別。四谷大塚では前期(2月から8月)と後期(9月から1月)があり、前期の学校別は開成コースと桜蔭コースのみ。開成or桜蔭と冠がついてはいるものの、前期は開成or桜蔭に的を絞った問題ではなく応用や難問を広く取り扱い、後期学校別にスムーズにつなげるためのもの、という位置づけらしい。このへん、文書による説明はなく塾の先生に聞いたらこんな感じの説明をされた。また、四谷大塚のホームページには後期学校別の情報はあるものの前期のは見つけられなかった。しかし内部生しか受けられないわけではないようで、試験を受けたらもらえた文書には外部生向けの料金の案内もあった。えっじゃあホームページに載せたらよくない?四谷大塚のショボい広報力なんなの?あとホームページめちゃくちゃ見づらいんだけどもしかしてまだ中の人90年代生きてるの?そんなんだから令和の保護者にウケないんだよ!
ともあれ、2月開講の桜蔭コース(※ただし桜蔭特化ではない)を受講したければこの試験を受けるよりほかない(もしかしたら組分けでの超優秀層はこの限りではないのかもしれないけど増田にはわからない)。
増田娘は基本的に勉強が好き(えらい)だし、特に算数が大好きで、難問に苦戦しているときすごくいい笑顔を浮かべる。ちょっと心配になるぐらい。とはいえものすごくよくできるわけではないのだけれど、とにかく好きなのだ。そういう娘にとって、前期学校別はひどく魅力的にうつったようだ。わかる。増田もうちの娘に合うんじゃね?って思った。先生の誘導にホイホイのせられるちょろい家族である。
ほぼ腹は決まっていたような状態だったが、同日受験の是非については親ふたりで話し合った。中学受験において、最新の過去問を初見ではなくしてしまうデメリットは軽視できない。が、我が家にとって桜蔭はそもそも志望校ではない。実際に受験する可能性は限りなく低い。そして桜蔭の過去問は同校を受けるのでない限り取り組む必要性は低い(と塾の先生に確認済)。最終的には、娘が希望しているのだし試しに受けてみてもいいのでは、との結論になった。
実際に試験を受けた方々の志望校がどこなのか知る由もないが、本命が別の学校であるほうが受けやすい試験というのはなんだかなぁとちょっと思う。
あまりにできなくて自信をなくしてしまうんじゃないか…との懸念もあったものの、娘は基本的にめちゃくちゃ負けず嫌いだし嫌なことも一日寝ればだいたい大丈夫になるメンタル強め女子。そもそも、Cに上がったときもSに上がったときも週テストでこてんぱんにやられているので、太刀打ちできないテストへはある程度免疫があるのだ。なんとかなるだろう。なんともならなかったらミスド山ほど買って忘れさせよう、と思っていた。ちなみに、まるで過去のことのように書いたがSの週テではいまだにやられっぱなしである。だいたいいつも40台前半。これまでの最も楽しい記録は13。後ろから数えてトップ3だったこともある。のびしろしかない。もはや最近は週テストだから(震え声)とフォローすることもない。組分けさえなんとかなりゃええんや。週テストなんか全科目0点でもクラスもコースも落ちんし(暴論)。
2/3昼過ぎ。あのどうしようもなく見づらいホームページからログインしてみると、得点が出ていた。
2/8、所属校舎にて受講可否の通知をもらってきた。結果は合格。受かったー!やったー!と喜ぶ娘。わけもわからずキャンキャン吠えるイッヌ。増田も一緒になってヤッターヤッター騒いでたら確定申告の準備頑張ってたヨッメにうるさいとめちゃくちゃ怒られた。ごめんなさい。
それにしても、わざわざ封書に入れられた【合格】と書かれた紙を取り出す作業はさながら本番のようでちょっとドキドキした。いまや本番がほぼネット発表なのは知ってるけど。
ネットで見た受講許可ラインはこの試験で偏差値55または直前の組分けでSコース+偏差値50とのことだったけど、増田娘が貰ってきた紙には点数のみ書いてあった。4科目の偏差値53相当の点だった。
当日の付き添いは増田が担当させてもらった。来年の本番もこんなふうにして付き添うのかなとドキドキしていたが、娘はさほど時間の余裕がない道中でタピオカを飲ませろと強請ってくる豪胆な女だった。っょぃ。知らない会場(いうて四谷大塚だけど)で難しい学校の試験を受けることに終始ワクワクしているようだった。娘の成長を感じて増田ドッキドキ。
娘を送り出したとき、三年生の二月に三年後に向けて走り出したときには天竺かイスカンダルかと思われた受験本番が一年後に迫ってきているのだと実感できた。あしたの今ごろならぬ来年の今ごろを思い、ちょっとセンチメンタルな気分にもなった。増田もきっと泣いているような気がする。嬉し涙だといいな。そんなことを考えていたので、申し訳ないことに増田は試験中に開催された説明会の内容をほとんど覚えていない。ごめんなさい。だってとてもじゃないけど受講基準クリアするとは思っていなくて…。桜蔭志望でもないし…。
繰り返しになるが、2月から前期桜蔭コースに参加するにはこれを受験するしかない。内容が桜蔭特化ではないので桜蔭志望者にとってマストではない(と思う)が、だからこそ、桜蔭志望ではない子も受講を目指してもいい、というのはもうちょっとアピールしてくれてもいいと思う。ていうか前期講座の情報のなさなんなん?四谷大塚の広報力のなさはわざとなの?ほんとホームページなんとかならん?サピックスのテスト受けて一番ビックリしたのはマイページがスマホ表示に対応してたことだよ!四谷大塚もやってくれよ!日能研も対応するってよ!うらやましい!
四谷大塚もっと広報せーやとさんざん文句を言ったものの、誰でも受けてどうぞの講座じゃないのはわかる。たぶん大多数の子どもにとってこの時期毎週別校舎に通ってこんなことしてる場合じゃない。始まったばかりの新6年のスケジュールに体をなじませる、新出単元がまだ続く理社の予復習、算国の強化、やるべきことは山ほどあるので。往復の時間と体力も行かなければ節約できるものなので、メリットが大きくなるかどうかは子どもによってわかれると思う。ただ、どうせ日曜講座に通うのであれば、学校別講座開催の校舎が自校舎or近隣の場合には受かったら通ってみるのもいいと増田は思う。いい刺激になって好循環を呼ぶかもしれない。ただし逆もまた然りなので、アカンと思ったらすぐ塾の先生に相談&自校舎の日曜講座に戻る選択肢は常に頭に入れておく必要もあると思う。増田はこの点3回ぐらい所属校舎に確認した。無理だと思ったらすぐ戻ってきてどうぞ、とのことだったので安心して送り出している。今のところ増田娘は超たのしそう。
試験をパスしたとしてやっていけるかどうかが不安な場合、そもそも受けるかどうか迷う場合は子をよく知っている所属校舎の先生に相談するのが良いと思う。増田娘は「受けてみて受かったら行けばいいんじゃない」と言われ、増田は「受かったら行って大丈夫ですよたぶん」と言われた。(その心は、対策(過去問とか見て)せずにパスできるならなんとかなるよ、というところだと思う)
他塾生が日曜だけこの講座を取るのは、増田だったらさせないかなーと思う。何度も同じこというけど、桜蔭特化講座ではないので。各々の塾にも日曜なにかしらあるよね?だったらそれ受けたほうがいいと思う。
たぶんこれが最大のデメリットなんじゃないかなーと受ける前は思っていたけれど、今はそうでもないかなという感想。前述のとおり増田娘の第一志望は桜蔭ではないので特にフワっとしている点は否定しないけど、そうでなくてもそれほど大きなデメリットではないと思っている。そもそも、四谷大塚生が使用している予習シリーズには各学校の過去問の改題があちこちに散りばめられている(らしい)。予習シリーズの使用状況に限らずどこかしらに通塾していればそう大差ない状況だろう。また、トップ校の試験は最新入試のトピックとして目にする機会も多い。子ども新聞とか塾配布の雑誌(四谷大塚ならドリームナビ)にもさらっと載ってたりする。まだ出題ホヤホヤ、本当に絶対に初見のまま挑める2/1に受けてしまうこの荒業同日試験はなんだかんだアリでは?というのが今の感想。
また、いざ桜蔭を志望するとなれば各塾桜蔭のための講座が開講されていて、腕によりをかけて桜蔭っぽい問題が作られ桜蔭っぽい採点と解答が研究されている。その気になれば塾のハシゴをして教材を手に入れることもできる。共学人気といわれる昨今ではあるが女子トップはやはり桜蔭というのがまだまだ界隈の共通認識であり、各塾が力を入れて対策をしているのは違いない。そんな信頼がおけるテキストが塾の数だけあるのに、過去問一年分消費したとてそれほどのデメリットだろうか。
とはいえ、増田子の第一志望が桜蔭だったらもっと悩んだと思うからなんともいえん!自分で考えて!
各科目10点超えたら君にとっては満塁ホームランだ、的な言葉をかけたんだけど、イマイチだったなと反省してる。親としてはプレッシャーをかけたくない気持ちとうっかり期待しすぎないよう己に釘を刺すためのものであった。受講許可ライン超えるといいね、ぐらいは言ってもよかったかもしれないと今もなおぐるぐる反省している。声かけ難しいネ。
所属校舎の日曜講座は翌週の取り扱い単元の導入的授業をしている、というテイだけれど、増田娘の所属クラスの先生方みんなドSなのでプリントで課題が出てそれを解いているそう。このプリント、増田娘は木曜にもらって帰ってくる。=火曜までにやって自力で追いついておけ(平日の通塾日は火曜と木曜)。桜蔭コースでは前週までの単元(前日土曜に週テストしてる分)の応用演習がメインで、理社は次週分の予習もしてくれているみたい。だけれどやっぱり火曜までにやらなければならないことは変わらないのでけっこうヘビー。今のところパンクしてるようすはないけど今後も要観察。