「拘置所」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 拘置所とは

2015-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20150803002509

からなっちゃうけど私がおもうに今はコンビニバイトだけどがんばればよくなる可能性に期待がもてるのと

犯罪による損失が現状より大きいと想像するからじゃないかなとおもうんだ

実際過酷労働で少ない収入を得ることより罪のほうが楽だとかその方法を知った方は簡単な罪で拘置所刑務所の出入りを繰り返している例があるみたいなんだけど

その実情を私は知らないので想像なのだけど予測経験値じゃないかな

実質担保となる保証なしに予測価値を置くというのは金融派生商品としてもありえるものだよね オプションとかデリバティブかいわれるものだったりとか

そういう意味で一生コンビニバイト以上にはならない何億円かせいでも大発明しても歴史に名を残しても時給1100円だったら

そりゃ万引き拘置所はいったほうがいいかもっておもうかもしれないなあとはおもうかな

投資家が押すのは約定ボタンじゃなくてミサイル発射ボタンになるかも みたいな

そういう意味窃盗に走るという発想はなかったけど そういう方向にながれるのもありえるかなってちょっとおもった

2015-06-20

黒羽に拉致される道筋

その辺の巡査適当理由をつけて逮捕する

拘置所職員や裁判官弁護士などが品定めをする

増田ねらーのようなクズと判明したら黒羽に護送する

適当工場で食べられる

まあこれは向こうが察知できないように工夫していることだから

お前らはどう考えても察知できないだろうね。あえてそういう世界

設けられていることを感知できないように工夫しているから。連中は。

2015-06-14

まり不細工フェミ警察検察拘置所刑務所に潜んでいる正人の性狂いのあり方は昭和の人たちと違って純粋

であり,要は単に悪を実現したいが,昭和人間の生き残りの俺にタイミングよく殺されてクソ涙目ってことだろ

2015-06-09

一旦なんとか正人に騙され脅されたら一気にそうなる

結果を出されているので誰も逆らえない

正義の人はみんな拘置所刑務所封印された

社会に出ているのはカス奴隷ばっか

2015-06-05

最高ですかって?

ふーん、拘置所時代も含めて15年も入っていたのね。

またこうして出てくるのは、すごい根性だと思う。

https://www.youtube.com/watch?v=koWfVHF1krc

2015-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20150528105924

なんか以前奥さん殴って病院送りにして拘置所入って離婚したけど周囲は皆自分に同情的だったって増田

どんなDQN界で生きてるんだよと突っ込まれまくってたけど

この人もそういう世界に生きてる人なんだろうか

2015-04-17

殺害対象は決まっている

1)ある検事

2)ある巡査

3)ある拘置所職員

4)ある刑務官

殺すことは確定的に決まっている。頭蓋骨を粉砕して脳挫滅殺害する。

2015-04-13

奥本章寛死刑囚の対する再審開始決定 最高裁 [転載禁止](c)2ch.net

同居していた長男(当時生後5か月),妻(当時24歳)及び義母(妻の実母,

当時50歳)の3名を殺害し,その後,長男死体を土中に遺棄したという殺人

死体遺棄の事案で死刑判決を受けていた奥本章寛死刑囚宮崎拘置所に収容中)

について,両親らがしていた最高裁への再審請求が認められ,最高裁は13日,

事件に対する再審開始の決定をしていたことが分かった。

 最高裁第一小法廷は,再審開始決定の理由として「被告殺害した妻や義母

長男事件当時発狂していて社会的秩序を害するおそれが高い状況にあり,自ら

人間としての尊厳を確保する為に3人を殺害せざるを得なかった社会的事情新規

に認められ,被告人についてより軽い罪を認めるべき新たな証拠発見された可能性

があるとして,再審請求は刑訴法435条6号の場合に該当し,適法」と判断,奥本章寛

死刑囚に対する死刑判決が取り消され,より軽い刑罰に変更される可能性が高まった。

朝日新聞

奥本章寛死刑囚の対する再審開始決定 最高裁 [転載禁止](c)2ch.net

http://carpenter.2ch.net/test/read.cgi/liveplus/1428896035/

2015-04-01

シェアハウス傷害事件が起きた話

私の住んでいるシェアハウス治安が悪い。

板橋区にあるのだが、『板橋区 シェアハウス』で検索しても検索結果に出てこない。

悪い噂(事実)が広まってグーグル八分にされているのだ。

そんでもって先日、住人同士のトラブル(婉曲的な表現)があった。

ムチ打ち、小指の骨折をした者が出たらしい。

 住人A「ヤバイっすよ。こりゃ刑務所送りですわ」

警察署での聴取を終えた者が私に囁いた。

そんな馬鹿な話はない。

喧嘩程度の『傷害事件』でムショにブチ込まれるのなら、今頃ブタ建設ラッシュブタノミクスである

おそらく警察ドナドナされた加害者留置場で絞られたあと、追い出されただろう。

せいぜい書類送検程度で、検察起訴なんかしない。

この世の最底辺たちが集まる我がシェアハウスで、『警察検察留置場拘置所逮捕起訴』の違いが分かるのはたぶん私だけである

から刑務所送り』などというトンチンカンセリフが飛び出してくるのだ。

無知貧困同義だ。生涯学習生涯学習

2015-03-24

拘置所阿呆

ほとんど残飯に出されていて貴重な生命犠牲になっている。未決には不就労と同程度に1700くらい出しとけばいいんだよ。飯を出しすぎなんだよ。

東京拘置所は異常

独居拘禁で作業しない奴に2600も出したらブタになるに決まってるだろ。基礎代謝が1500程度でずっと単独室でじっとしているだけなのに2600も出すとか何考えてんの。しかも油が多い。贅沢もいい加減にしろよ。拘置所は慎め

2015-03-19

ガチ殺人鬼を殺しに行く奴はまだ出てこないのか

 東京に神が集結していて世界と共同して研究仕事をしているからこんな豊かな生活があるわけで、どういう外形をとっているにせよ、この豊作を破壊するような奴は純粋殺人鬼であって死ぬべき。で、そういう殺人鬼が実際にどこそこの組織に身を潜めている。こいつらの存在が不問に附されていること自体理解できない。

 こいつらはまともな人間であろうが外人だろうが見境なく人殺しをしようとしている狂人のものであって良い目的があってそれをやっているわけでもない犯罪者のものだし、こういう生が平気でその辺に生えていること自体問題

 正義感のある者は早くこの鬼畜どもを殺しに行けよ。具体的には警察拘置所刑務所裁判所の中にそういう奴がいるってことはみんな察知してんだろ。

 昔、検事を刺したという面白い事件があったが、警官を刺したとか判事を刺したという事件は中々聞かない。検事を刺したジジイ純粋にすごいが、全国各地で、偽の検事判事警官刑務官拘置所職員などのキチガイを殺す事件があってもいい。

2014-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20141221152442

昼間から商店街だの学校だのの前で暴言とか罵声浴びせるヘイトスピーチは、

法律的には違法逮捕もできるけど拘置所が足りないから取り締まってないのだ、

という主張でよろしいか。

2014-09-25

精神科慢性期病棟で働いて一年経った(長文)

昨今では忌み嫌われる長文で、たいして面白くもない内容なので誰も読まないだろうが、それでいい。

軽く自己紹介精神科病棟で働きはじめて一年になろうとしている。看護助手契約社員。今年で21歳になった。

一浪して合格した、世間的には難関と認識されている、都内の有名私立大学()を半年で退学して、今の職場に入った。高卒資格なしで将来食っていけるか不安なので、不況でも食いっぱぐれないと聞く、看護師を目指そうと今は考えている。それ以前はコンビニアルバイト日雇い倉庫作業くらいしかしたことがなかった。退学した理由はくだらない。授業に出席せず、単位取得における必須出席率(三分の二)に満たなかったので、留年がほぼ確定していたかである受験当初から志望校などなく、勉強もさほどせず、たまたま合格した大学にとりあえず入ったという塩梅で、絶対に卒業しなければならないという意志もなかった。中流家庭で経済的には比較的恵まれていたので、仮に努力さえすれば(一般的大学生にとってはそれは努力ではなく普通ことなのだろうが)一留したとしても卒業はできたはずである。まったく親不孝な息子である

わたしが働いているのは比較的症状が安定した患者が療養する慢性期病棟である患者の平均年齢は65歳くらいで、ほぼ全員が統合失調症患者である。平均入院年数は約15年である医学的知識に乏しいので統合失調症とは何かといった説明はしないが、約100人に1が罹患するとされている疾患である自分の身近に統合失調症を患った者がいても珍しいことではない。事実、わたしの身内にも罹患者がいる。距離的に頻繁に会うことはできず、ほとんど疎遠である自分と年齢が近いこともあり気にかけている。

病棟で働いていくつか思ったことあるので適当に書き連ねる。

慢性期の開放病棟とは言え、当然ながらそれは院内における開放という意味であって、自由に院外に出られるという意味ではない。あたりまえのことだ。また患者各々の処遇によって、院内開放の認められる患者とそうでないものがいる。前者は全体の三割ほどだろうか。それ以外の患者看護師同伴での外出の外は、ほぼ365日病棟内で過ごすことになる。彼らの生活は異常なほどに規則正しいものになっている。規定時間に起床を促され、看護スタッフ監視(長年にわたる薬の服用がもとで嚥下問題がある患者が多く、誤嚥で窒息する恐れがあるため)のもと朝食を済ませ、その日が入浴日であれば風呂に入るよう半ば強引(彼らは清潔観念が乏しく風呂嫌いが多い)に促され、昼食を食べ、自主参加ではあるが作業療法に参加し、夕食を済ませる。食後は各々に処方された抗精神病薬を服用し、就寝前には看護用語でVDSと呼ばれる就寝前薬を服用し消灯、就寝となる。もちろん彼ら全員がすんなりと眠ってくれるわけではないので、必要に応じて追加薬として眠剤さらに服用させる。それでも睡眠ゼロ時間で朝をむかえる患者もいるが。

規則正しい生活健康を保つ秘訣であるとは言われるが、物事がすべて規則的に進む環境に長く置かれれば、精神的に健康人間でも何らかの精神症状を示すようになるのじゃないかと思う。何事も適度にやることが大切である。仮に自分が彼ら患者と同じ生活をしてみるとなれば、1ヶ月も耐え切れないのではないか。

普通の人から見れば異常な規則生活を強いられているばかりでなく、彼らはプライベート空間を与えられていない。病室は4人1部屋の総室であり、ベッドにはカーテンが備え付けられはいるが、必要とあればスタッフが遠慮無く開けるのでプライバシーの確保としては機能しない。唯一例外として挙げられるとすれば個室トイレであるが、それでも外側から簡単に鍵を開けられる。もちろん理由はある。ここは精神科である患者を1人にするのはリスクが伴う。その最悪のリスク患者病棟内で自殺するというケースだ。自殺するのに銃もロープも包丁必要ない。タオルシーツ1枚で十分である。首を吊る必要もなく頸動脈を絞めれば尻をついた体勢でも逝ける。患者希死念慮の疑いがあれば、保護室と呼ばれる個室で隔離し、常時モニターで観察する。必要であれば拘束帯で手足、体幹を拘束する。それは仕方のないことである個人的にも思う。そのようなことがあれば直ぐに訴訟になり、病院だけでなく医師看護師資格を有していない看護助手裁判にかけられるのである人間が外部との接触なく常に1人きりで長時間過ごすことに耐えられないのは、拘置所などにおけるSolitary Confinementが精神に及ぼす悪影響を鑑みれば明らかであるが、それでも生活の中に1人の時間を設けることは精神の安定にとって非常に重要なことである

一日の中で病棟が最も活気にあふれるのは3時のおやつ時間である患者小学生の小遣いほどの小銭を握りしめて、病院に併設された売店へと向かう。わたしも幼少時代、同じように手汗にまみれた小銭を握りしめ駄菓子屋へ足を運んだ記憶があるが、自分より2回り以上年齢を重ねた彼らが喜びと興奮の面持ちで売店に赴くのである。もちろん離院されては困るのでスタッフ同伴である。なかには1時間も2時間も前から「○○さん、おかし」とこちらが辟易とするほど頻回に訪ねてくる患者もいる。そのたびに「△△さん、時計見てください。今何時ですか?3時まで待ってくださいね」と説明する。しか時間を把握することができないのか、理解に乏しいのか、その後にわたって同じやりとりが何度となく繰り返される。そしておやつ時間が近づくと、患者詰所ナースステーション)に詰めかけて「かいものかいもの」の大合唱がはじまる。入社して形式的研修を終え、病棟で働きはじめた初日、その光景を目の当たりにし、「これはなにごとか、いったい今から何が始まるんだ」と誇張なしで思ったものである。一度に売店へ連れていけるいけるのは、多くて5名である。それに対して2名の看護スタッフが同伴する。離院のリスクが高い患者はマン・ツー・マンで対応しなければならないので、業務の都合上、最後に後回しにしざるをえない。この対応に納得のいかない患者は時としてもの凄い険相でこちらを睨みつけたりもするが、申し訳ないが待って頂く。いざ売店へとたどり着くと、患者菓子の並ぶ棚を物色し、各々お気に入り菓子飲み物十中八九コーラである)を買うのだが、彼らの選択肢はさほど多くはない。金銭的な問題もあるが、誤嚥のリスクが高い菓子類(特にパンや、硬いもの)は遠慮してもらう。病棟へ戻り、スタッフの目の届く範囲のテーブルで購入した菓子を食べるのだが、彼らの食べる、飲むの早さは尋常ではない。これは食事においても同じであるコーラを飲み干す早さは、ハイキングウォーキングQちゃんにも引けをとらないだろう。

余談だがこの病棟にはデイルームに自動販売機が1つ設置されているのだが、患者が選ぶのは常にコーラであるコーラの横に並ぶ水やお茶などを患者が買う場面を見た試しがない。聞くところによるとこの傾向はこの病棟病院)に特異なものではないらしい。特にかくコーラの消費量が半端ではないのである。1日になんども業者コーラの補充に来る。仮に1日のコーラ販売数が最も多い自販機であったとしても驚かないだろう。

ここで少しOT活動作業療法)について触れておきたい。その内容ではなく病院経営観点から見た作業療法である。わたしは不勉強参加者1人あたりの診療報酬がいくらで、具体的に自分の働いてる病棟で月あたりどれほどの利益が出ているのかといったデータは知らないのだが、現状でも結構な額の利益を稼ぎだしているようなのであるしかしそれ自体はなんら問題ではない。病院利益を出さないかぎり存続が危ぶまれるわけであり、それは結果として直接的に患者不利益になるので致し方無いだろう。しか病院経営者としては、さらなる診療報酬の増収を求めて参加者の今まで以上に増やすことを病棟プレッシャーをかけてくる。だが経営観点からのみ作業療法を考えるのは、本末転倒であり、本来の作業療法の意義を見失いやしないだろうか。普段活動意欲の乏しい患者たちの他者交流する機会の場を提供したり、同じことの繰り返しである日常に些細でも刺激や楽しみを見出させ、活動意欲の向上を目指す。わたしは作業療法士ではないので専門的な知識はないが、研修とき作業療法士からそのような目的を聞かされた記憶がある。作業療法は任意参加である。もちろん参加したほうが治療的には望ましいことは間違いないが、患者自身活動に対して主体的にならなければ効果は期待できない。仮に活動に参加しない患者には売店へ行かせない等のやり方で、強制的に参加を促したところで継続しないのは明らかで、それ以前に患者自身の金でおかしを買わせないとなると人権侵害である。ある患者は「おもしろくないから、わたしはいいよ」と参加を断り続けている。確かにプログラムマンネリ化していることは否めない。病院作業療法士仕事に対して不真面目であるからではない。みな限られた予算のなかで真面目に患者のことを思い必死でやっている。要は作業療法で得た診療報酬はどこに還元されているのかという話なのである。言うまでもなく、参加をしぶっている患者に対して毎日声掛けしている現場スタッフには還元されない。それは別にいい。しかしOT部門への予算を増やす給料面で還元するなど多少はできないのだろうかと常々感じている。慢性期病棟ほとんどの患者退院が見込めないため、患者を金づるにし作業療法による診療報酬利益を出そうとう考えなのだろうか。これは完全なる愚痴である

わたしは今まで目的も夢もなく堕落的に生きてきたので、それゆえか「生きがい」だとか「なぜ人は生きなければいけないのか」といった面と向かって口にするのは恥ずかしい問題だが、漠然と考えてきた。

いままでは、どちらかと言えば普遍的命題として考えていたのだが、統合失調症を身内に持つものとして、同じ疾患の患者毎日のように接触を持ち、「彼らに生きがい、あるいは生きる目的があるとすれば、それはなにか」といった具体的な疑問に変遷していった。

ある患者病棟での生活で一番楽しいことはなんですか、と尋ねたところ「(部屋の窓から)道をみること」という答えが返ってきた。わたしから見れば、そんな些細なことが彼女にとって一番楽しいことなである。別の患者は「婚約者結婚して二人で暮らすこと」だと言う。彼には婚約者もいなければ彼女もいない。すべて妄想なのであるしかし誰が「あなたの言ってることは妄想によるものですよ」などと否定できるだろうか。このような閉鎖的な環境で長年生きていれば、自分虚構世界をつくりあげてそれにすがって生きていくしかないのではないかと個人的には思う。

精神疾患に対して偏見を持っている者は多くいるだろう。わたし自身も実際に今の職場で働き始めるまで偏見を持っていただろうし、今も偏見はあるだろう。偏見というものは概して無意識のうちに身体に染み付いているものであって、「わたしは○○に対して偏見はありません」などと平気で言う人々は疑ってかかったほうがいい。自分のなかに偏見があることを自覚し、それを少しでも減らしいくことしか我々にはできない。ちなみに今までこの文章は、一つの精神病院にたった一年しか勤めていない人間が書いたものなので多分にいろいろなバイアスがかかっていることだろう。

(追記)

ここで、わたしは実際のところ統合失調症患者です、つい先日退院しました、と書けば結構釣りになるのだろうが、残念ながらそうではない。

上記の文章を読まれたかたは、鬱屈した患者たちの姿を想像されるかもしれない。彼ら患者たちは、閉鎖的な環境長期間に渡る入院生活を余儀なくされている。憐れむべき現実だろう。病棟に飾られた造花の紅葉では秋の匂いを感じさせてはくれない。夏が過ぎ去った後の秋風の涼しさを感じることもできない。しか患者たちの表情は思いのほか明るく柔和である。無論、ついさっきまでニコニコとしていた患者が、いまにも殴りかからんばかりの表情に急変することは多々あるのだが。概して、彼らは彼らなりに現在環境適応し、楽しみを見つけながら生活している。

彼らは退院することな死ぬまで病院で過ごすことになるのだろうか。慢性期病棟長期間入院する患者退院が難しいことは言うまでもない。特に高齢者となると退院後の受け入れ先が限られてくる。また患者自身退院したいという意欲に乏しいという場合もある。それもそうだろう。入院生活が十数年にも及ぶとなると、社会復帰をためらうのも無理もない。病棟の五十代のある患者精神症状もほとんど見られず、一見して彼が精神障害者であるとは思えない。人当たりの良いハゲのおじさんといった風貌である精神保健福祉士が先頭に立って、退院実現を図ろうと粘り強く退院促進をすすめている。退院後は病院デイケアを利用してもらう計画である。それでも普段多弁である彼は、退院という言葉を聞くとそっぽを向いて耳を貸さない。

ショーシャンクの空に』という映画がある。有名な映画なので観たことのある人も多いだろう。そのなかでモーガン・フリーマン演ずる囚人レッドがこんなことを言う。

「あの塀を見てみろ。はじめは憎らしく見えるだろうが、しだいにそれに慣れ、しまいには依存するようになる」

わたしは退院をしぶる彼を見て、長期入院している精神科患者も似たような心境の変遷をたどるのかもしれないと考えることがある。ホームレスと違い、入院していれば働かなくとも毎日腹を満たすことができる。そのかわり自由制限されるが、ときとして自由は重荷にもなりうるのであるしかし彼は年齢的にまだ中年であり、やりたいことも多々あるだろう。彼が恐怖心を断ち切り、入院生活に終止符を打つことを願っている。ダメだったら戻ってくればいいいのである

精神科で働いてわかったことは、統合失調症という人格存在しないという当たり前の事実である。彼らには統合失調症という共通項があるにしても、性格精神症状も皆異なる。それがこの疾患のおもしろいところと言うと語弊があるかもしれない。しか患者と日々接するのは、うんざりするどころか楽しいである。たまに患者ヤクザ口調で怒声を浴びたり、軽く殴られたりもするが、病気のせいだと考えれば、それも仕事だと思える。頓服薬を服用して落ち着いた患者は、自ら「さっきはごめん」と謝ってくる。わたしは「べつに気にしないでいい」と答えるだけである

最後に、ある六十代の患者さんは「葬式ないよね?」と頻回にスタッフに尋ねる。彼女が「姉さん」と呼んでいる妹さんが死ぬという妄想があるようで、妹の葬式はないかと確認しているのである。とりわけ、わたしに対して尋ねてくる。恐らくはわたしが坊主頭で、彼女に坊さんと呼ばれているからであろう。わたしが実際に坊さんではないことは理解している様で、ある時冗談で、「○○さん(彼女)が死んだら、葬式は僕に任せて下さいね」と言うと、彼女は笑った。ブラックジョーク理解するだけのユーモア精神のある患者さんである

2014-07-16

僕が経験した逮捕から留置所での生活

ろくでなし子さんが逮捕される前に教えてあげたかった女子留置生活TIP 「http://anond.hatelabo.jp/20140716042957」で留置所生活を思い出した。

僕の場合、いわゆる冤罪だったわけだけど、面倒だから認めた。

もう済んだことだからそれにはあーだこーだ言うつもりはないけど、留置所生活は色々な意味で本当に糞だったので、ココに書きたいと思う。

まず入る前に荷物すべてを色々調べられて、リスト化される。

カード類とかをたくさん持ってる場合、これに時間かかって入るまでが大変。

そんで留置所内で自殺とかできないように、紐とかボタンが付いてない服に着替える。

借りることもできるけど臭い

基本着れるのが許されるのはスウェットジャージTシャツだけだと思ってくれれば分かりやすいと思う。

Yシャツボタンあるからダメね。

あ、そうそう着替える前にケツになんか入れてないか、全裸四股踏まされた。

これが一番屈辱的だったのを覚えてる。

それから着替えて、手錠付けて、腰縄付けてリードのようにして檻の中へ。

檻と呼ぶにふさわしい、鉄格子の扉の部屋。

○房というようにいくつかの房に分かれてて、1房につき4畳ちょっとで4人が定数。

入ったのは冬だったけど、暖房が付いててずっと適温だった。

年末とかだとわざと入ろうとして無銭飲食する輩がいるらしい。

あったかくて飯も出るからそういうホームレスには最適だなと確かに思った。

先に三人、先客がいたので自己紹介をした。

僕の場合、とっても気さくな拘置所常連再犯数回)が一人いたので、制度ルールについて色々聞けた。

担当弁護士っていうのを呼べるよーとか。

自弁っていって弁当に所持金使って追加できるよーとか。

お金なければ担当弁護士キャッシュカード渡しておろしてきてもらえるよー(もちろん暗証番号を教える羽目になる)とか。

面会は一日一回だよーとか。

17時におやつ時間あるけど、自腹だよーとか。

欲しい本とか新聞あったらこれに書いて自腹で買えまっせとか

あとは、弁護士は面会に含まれないよーとか。

自分逮捕内容についても、「その場合、だいたい○円ぐらいで示談できるよー」とか。

うそう、↓このへんは行く署によってルールが若干違うらしい。

・「運動」って実は塀に囲まれた所で「爪切る」か「煙草を吸う」ための時間

風呂は週2回

・土日はラジオが流れてる。

だけど外の情報は完全シャットアウトから

ニュースとか流れないように番組管理されてるし、新聞は切り抜かれる。

外でどんな事が起きてるかは全く分からない。

静かでひたすら時間をもてあます

あ、そうそう。

注意されたこともあった。

暑いからちょっと窓開けて」って鉄格子の向こうにある窓を開ける様に頼んだら

規則なんで」って言って全く応じなかった。

規則」以上の理由はないらしい。いかにも警察

あと、暇だから拘置所内のスケッチを描いたら怒られた。

内部の状況が分かるような物を作成してはいけないんだそうな。

脱走防止かね?

色々自由が奪われてたし、飯もまずかったので、出て速攻でメシ食いに行ったけど、

拘置所静かな生活に慣れてしまって、うるさすぎて落ち着かなかった。

あと、家でTVを見た時はずーっとみとれちゃいましたね。

軽い浦島太郎状態。

僕は拘置所の中にいた人とか、検察に行った時(検察には範囲内の別の署からも集まる)に色々な人から話を聞いた。

何せ暇だから話すぐらいしか暇つぶしができない。

大体は「なんで捕まったの?」みたいな話。

もちろん普通の会話じゃないから変な話、面白い

痴漢冤罪徹底抗戦してすべて失った人の話とか、

組織窃盗だと疑われてしまった無実のおじいちゃん(窃盗物だと知らずに置き場所提供する連絡を仲介してしまった)とか、

女の子自分の部屋に来たから手を出したら親告されて捕まったとか。

無実のおじいちゃんは半年ぐらい拘置所生活してるって言ってた。

組織ぐるみ犯行を疑われた場合捜査時間がかかるから、拘束期間も長くなるんだって

警備会社かなんかの社長をやってたこともあって、柔道も何段とか言ってたな。

どっちかっていえば警察よりっていうか、超善良な人で、道徳的にもすごくしっかりしたモラルのある人だった。

最後まで僕の事件や他の留置者を気づかってくれて、落ち込みそうになると冗談いったり、時に親身に話を聞いてくれたり。

とてもとても優しい人だった。

その人はよくため息交じりに言ってた。「人生、何がおこるかわかりませんよ」って。

出ていく日も一緒だった。僕は裁判所なので彼は検察で先に車を降りた。

僕の隣に座っていた彼は、手錠されて腰縄を引っ張られながら、最後に立つ際に僕の膝を叩いて

幸せになってください」

って言ってくれた。僕は涙を必死にこらえながら鉄格子が貼られた車窓から外を見た。

こんな人にこんな生活させるなんて、本当に警察はどうかしてるって思ったのを覚えてる。

すごく強烈に記憶に残ってる。

話戻って。

拘置所での暮らしは朝は6時に起床、点呼取って、房毎に布団しまって、房の掃き掃除と拭き掃除

「洗面」で歯磨きと洗顔とかして、あとは朝飯。

それから検察に呼ばれるか、調べがないとずっと暇。

体がなまりそうなので筋トレしてました。

12時に昼飯食って、17時におやつで19時に夕飯。

出る時は僕の場合略式起訴だったので裁判所いって、軽く読みあげて、

身元引受人が用意した罰金を払って、釈放。

ま、とりあえずあそこの生活精神的に罪人扱い。

色々な人の話を聞いて分かったのは「一般の倫理観的な罪」は犯してないのに捕まるのも珍しくないから

いつ誰もが経験する可能性がある生活だと思う。

お財布の金は大目が良い、には賛成☆

教養としての留置所生活

ろくでなし子さんが逮捕される前に教えてあげたかった女子留置生活TIP」(http://anond.hatelabo.jp/20140716042957)がバズってたので乗っかる

まずタイトル留置所というのは俗称で、正しくは留置施設。各警察署の中にある。

僕が知ってるのは都内区部の某警察署だけど3階くらいにあったかな。

から見て鉄格子がはまってる階があればそこに留置施設がある。

留置施設に入るのはまず警察逮捕された人。

現行犯でも礼状逮捕でも、ひとまず管轄の警察署連行されて、両手の指紋と掌紋をデータベースに登録されて、ベルトやその他持ち物没収された後に分厚い鉄のドアを隔てた向こう側に閉じ込められる。

法律上逮捕から48時間警察勾留(閉じ込めておく)する事ができる。

そのいわゆる48で出る人もいるし、有罪にできそうな人、あるいは警察に敵視された人などは検察勾留延長申請されて10日延長を2回まで、トータルで22日間まではわりと簡単に勾留される。

検察が有罪にできる自信を持てる容疑なら起訴されてさらに数ヶ月は閉じ込められるけど、自信がなければ釈放される。

日本の有罪率が高いのは、有罪にできる人しか起訴されないから

裁判制度あんまり意味ない。

よほど危険人物や具合の悪い人以外は4人から6人くらいで一つの房に入る。

6畳くらいのスペースにトイレだけ付いたカーペット敷の部屋。

鉄格子ではなく金属ネットが正面と背後にある。両側は壁。

いちおう挨拶するけど、極限に狭くて長い時間一緒に過ごすから基本的に皆気を遣う。

普通に外国人もいた。逮捕されてから日本語勉強したとか。

ちなみに彼はその時点で2ヶ月以上入ってたと聞いた。(半年くらいだったかも)

本来起訴されて裁判が始まったら未決囚として拘置所という別の施設に移されるはずなんだが、拘置所の定員が一杯だったりすると留置施設にそのまま置かれたりする。

代用監獄と言われるゆえん。

最初に番号を付けられる。

留置施設の中では名前でなく番号で呼ばれるので、激しく尊厳を傷つけられる。

有罪確定どころか起訴前でさえ閉じ込められて番号で呼ばれるという暴力

まるでお前は社会ゴミクズだと言われているような気になるし、そうする事で自白させやすいし冤罪だって作りやすい。

起床は6時くらい、番号で点呼があって、掃除して、洗顔歯磨きして朝食。

メニューは安い民宿の食事みたいな感じで、特に悪くないけど量は少なめ。

その後運動と髭剃りの時間がたしか15分くらい、房ごとに交代で10畳くらいの狭いスペースで過ごす。

日光を浴びられる貴重な時間。でも壁に囲まれて外は見えない。

取り調べある人は取り調べ、または裁判所検察に行く人は行く、行かない人は貸本を読んだり差し入れの本を読んだりして過ごす。

刑事の取り調べはうんざりするけど、窓から外が見えると嬉しい。

出たらマックに行きたいとずっと思って過ごしてた。

12時くらいに昼食。

昼食だけは自弁といって、留置係に現金を預けている人はそのお金特定のお店から缶の飲物やお弁当を買って、普通の食事に追加できる。

缶の飲物は目の前で開けられてお椀についで渡される。

僕の知ってる留置施設では、昼食は食パン4枚とジャムマーガリン、それにゼリーみたいなもの。それだけ。

ものすごく味気ないし初日から飽きる。

知ってる限り20日くらいは続いたから今でも毎日それかもしれない。

午後も取り調べある人、裁判検察の調べ、または実況見分など人それぞれの過ごし方。全部他人が決めるんだけど。

夕食はたしか5時くらい、掃除して就寝は9時くらいだったと思うけど、少し蛍光灯が暗くなるだけでかなり明るい。

これが一番つらかった。

明るい中で寝なければいけないし、毛布を被ったりうつ伏せで顔が見えなくしてると留置係の警察官に注意される。

常に留置者の顔が確認できないと駄目らしく、その状態で寝るのはつらい。

外に出て一番嬉しかったのは寝る時に真っ暗にできる事。

暗闇で寝られるのは幸せ

僕は20日ちょっとで出たけど、あれ以上あそこにいたら人間性が歪むと思う。

警察国家を憎み反社会的活動家になるか、誇りを失って利己犯罪者性向になるか。

痴漢冤罪ちょっとしたトラブルで誰でも警察逮捕されるおそれはある。

こんなひどい状況は誰のためにもならないんだから、早く是正されるように少しでも声を上げたい。

2014-05-21

有罪かくにん!よかった

弁護士自白したのが特に良かったな

拘置所に入ってから自白だったら拷問認定して信じない奴ばかりだっただろうし

この期に及んで「ゆうちゃんが有罪でも捜査手法に問題があることに変わりない」とか言ってる奴は

いくら日本刑事司法に問題があろうとそれを示すために誤認逮捕を誘発させる手法に問題がある事は自覚しとけよ

2014-05-20

PC遠隔操作事件 片山祐輔が犯人なんてみんな知ってた

自分自身も含めて、ぼくの周りの悪人はみんなやつが犯人だとわかってた。

合理的に説明出来る根拠なんてないし、感覚的なもの悪人には悪人がわかる。

良い人にはわからないとおもう。

操作担当者はよほど自信があったんだと思う。悪人捕まえることに特化した選抜訓練されてるから

でも説明することは難しい。IT犯罪の立証が想像以上に難しいことがわかったのが今回の成果。

ゆうちゃんは自分より頭の良い人たちが右往左往してるの見て気持ちよくなっちゃったんだと思う。

彼は自己分析サイコパスって言ってたけど、それでもまだ中途半端良心が残っていて、エンディング自分逮捕されることずっとイメージしてたんだと思う。よくわかる。

真っ黒だったらあんなことしないよ。

からないように本やメディアにして金に変えるでしょ。

もっと悪党らしい奇想天外なことしてる。

佐藤弁護士もにゃん語使いもほんと良い人なんだなってことがわかったし、広告にもなったし、良かったと思う。

今回おもしろかったのは、オウム上祐もそうだったけど、本人話してるの見てるうちに犯人じゃないかも?と思ってしまう怖さ。

上祐の場合話がうまかった、で納得してたけどそうじゃない。

拘置所とか刑務所に入ってみればよくわかるけど、悪党はべつに我々と同じなんですよ。

極めて普通の人。

からそういう人たち見てると、ああ、かわいそうに病気なんだなって思う。

病気なんですよ。

ゆうちゃんが救いだったのは、中途半端悪党になれなかったのは、結局母親愛情

2013-08-16

「がんばれよ」って言ったら死んでしまった

数年前のこと、このぐらいの時期の平日に元彼女で、一緒にバンドをしていた子から電話がかかってきた。

お盆休みに入るが、金も予定もないという話だった。

別れてからバンド活動はしていて、彼女シンガーだったので月に2、3回はライブやら、練習で会っていた(別れてから肉体関係は無し)

家もお互い、都内一人暮らしで、隣りの駅で近かったため、月に一回ぐらいは居酒屋で呑んだりしていた。

そんな彼女から電話も、そうそう珍しくないのだが、その時は少し面倒だった。

面倒だった理由は、

バンド活動があまりうまく行ってなかった。(毎年アルバムインディーで1枚リリースしてたがこの年は予定がなかった)

作曲煮詰まっていた。(自分プロデューサーでした)

金も無いし、休みもなくいらいらしていた。(普段はサラリーマン

今考えると、その時自分は軽く鬱だった気がする。

サラリーマンバンドマンはいえ、本気で音楽活動をずっとしていた。

とにかく自分のことでいっぱいいっぱいだったのを覚えている。

そんな状況の、夜11時ぐらいの彼女から電話だった。

会話の内容は、

・寂しくて、ぬいぐるみを買った。(ぬいぐるみを買うような性格ではないのに)

・先日ナンパされ、今度そいつ(妻帯者)が家に来るかも。

明日から休みだけど、することが無い、金も無い。

お盆実家に帰るなら一緒に連れていってほしい。

そんなような、かまって欲しいという内容だった。

それに対して私は

「まぁ兎に角プライベートは一人でがんばれよ」

みたいな内容で、突き放すように切ってしまった。

電話を切った後、邪険にしてしまったことを少し悔いながら、メールを送った。

内容は、週末ライブの予定だったため、3日後のスタジオ練習忘れんなよ!というメールだった。

いつもならすぐ返信がすぐ来るはずだが、その日は返信がこなっかった。

もう寝てしまったのか?

怒っているのか?

からないまま、次の日の会社に備えて私は寝てしまった。

翌日になっても返信は来ない、電話してもでない。

またその翌日になっても返信は来ない、電話してもでない。

これはおかしい・・病気でもしてるのか?と心配になり、会社終わりで直接彼女の家に向かった。

以前、付き合って間もない頃、突然彼女と連絡がとれなくなったことがあった。

理由は薬物で警察に捕まり拘置所にいたから、ということがあったのだが。

さすがに、今回はそれは無いだろうと思っていた。

向かう電車の中、もしかしたらという不安に駆られ、駅に着いた時には確信に近いものに変わっていた。

彼女の家についたのは、既に19時過ぎぐらいだったと思う。

2階にある彼女の部屋を外から見ると、煌々と明かりがついていた。

もう一度、電話をかけたが留守電になった。

「あー・・・まじかー・・・たぶん・・・もうだめかも・・」

と思いながら、最上階に大家が住んでいることを知っていたので、事情を説明し部屋を空けてもらった。

中に入ると、すぐキッチンで、ドアの先が彼女のいる部屋だった。

ドアを開けようとすると、重くて開けられない。

何か邪魔してる感じだった。

私が来たのを知って、会いたくないから、わざと中からドアを押してるのであれば、どんなにいいだろうか。

と思いながら強引に部屋に入った。

中は、エアコンがびんびんに効いていて、肌寒いぐらいの温度で、彼女はドアのノブタオルを掛け、首を吊って死んでいた。

私は泣きながら、なんで!?なんで!?と何度も叫んでいた。

その後、大家警察救急車を呼び、私は彼女母親バンド仲間、近所の友人を呼んだ。

後日母親遺書を見せてもらった。

私と、母親と、彼女親友女友達に宛てて、「ごめんなさい」という内容だった。

彼女とは出会ってから10年以上の付き合いだった。

10年の間に、出会ってすぐに付き合いだし、5年同棲し、別れて2年、別々に一人暮らしをしていた。

別れてからはお互いに、別の彼氏彼女ができたり別れたりしていた。

それをつまみに二人で呑んだりしていた。

自殺する1ヶ月2ヶ月前ぐらいに、二人で呑んだときに、私と結婚したいと、酔っ払いながらも本気で言ってきた。

私には彼女結婚する気はなかったので、断っていた。

一度、酔っぱらいながら私にヘッドバットしながら、お前だけ幸せにはさせねぇぞ!

と、ふざけてるのか、本気なのかわからないテンションでのやりとりもあったりしたのを思い出す。

彼女は、末っ子で寂しがり屋のAB型、ひっこみじあんだが、なぜかシンガーで大酒飲み。

仕事が終わると、帰宅中に缶ビールを飲みながら帰るぐらいで、アルコール依存症だったと思う。

リストカットや未遂などの実績はなく、とにかく酒をよく飲む人だった。

事後、彼女結婚していればこんなことにならなかったのに・・・と後悔したり。

結婚しても同棲で一度失敗しているのにうまく行くわけがない・・・と納得したり。

こんな十字架背をわせやがって!むかつく!!!と憤慨してみたり。

いろんな後悔や開き直りを繰り替えしながら、現在に至る。

そして今年、結婚した(自分男、相手女性)。

もうすぐ子供生まれる。

音楽活動はほとんどやらず、地道にサラリーマンに専念している。

忘れようとは思うが、完全に忘れるのは不可能。(第一発見者だし)

とりあえずの自分の中の区切りとしてここに投稿

これからお盆になると、特に思い出すだろう。

2013-08-12

痴漢冤罪の立証はこのままほぼ不可能なままでいいのか?

俺はダメだと思ってる。

推定無罪観点から捜査を進めるべきだと思うし、何より痴漢をしてないのに“した”と無理矢理認めさせられるのは如何ともし難い屈辱だ。

警察は何に置いても被害者女性の味方だけど、先に言うと現行犯逮捕でないから、痴漢したと容疑を掛けられた時点では犯罪者ではない。

その犯罪者の可能性があるだけの人間を“罪を認めるまで拘置所で21日間抑留”するのは人権問題に当たらないのか?と思う。

弁護士を呼んだ場合でも、多かれ少なかれ示談させる方向に向かわせようとするので痴漢容疑者にとってはきわめて厳しい状況が続く。

しかしたら無実かもしれない人一人の人生破綻してしまうかもしれないのに、警察弁護士司法社会の見る目が痴漢の有無関係なく厳しいのは異常だと思う。

そしていざ裁判になると司法痴漢容疑者の有無を聞かず99.999%で有罪としてしまうのだから司法社会および民主主義社会とは思えない杜撰さだ。

本来、司法というのは公的な立場から公平に裁く事を目的とする場のはずなのに、痴漢案件については物的証拠および状況証拠を判断材料にせず、ヒアリング等でまとめた調書のみで

この容疑者を裁こうというのだから旧態依然魔女裁判だと言える。

裁判員制度痴漢事件のようなヒアリングのみの判断材料の元では明らかに不公平な中での判断となる。

結局は人の感情論というあいまいな判断基準の元に裁定が下されるのだから痴漢容疑者の心理状態は計り知れないほどの緊張と疲労困憊を味わう事になるし、

裁判員の方もこれで合ってたのか、実は冤罪者を罪に陥れるんじゃないかという恐怖もあって適切に判断する事が出来ない。

まして女性は同じ女性である痴漢被害者に同情し容疑者を敵視するのは明らかだし、男性無駄正義感でもって容疑者を叩こうと考えるはずだ。

これでは推定有罪かつ有罪100%だと有識者から非難されるのも当然だと思う。

では痴漢冤罪の立証は不可能か?というと、仮に立証が可能だったとしても、司法というのは一度下した判決を覆すのは司法を否定することになるといったチャチなプライドから

何の脈絡もなくただ規則だ規定だとかで棄却しがちだ。

なので、感情論で決められる痴漢事件というのは、きわめて後進的というか痴漢事件における判断というのが状況証拠もないというのは異常だと思う。

からこそ、痴漢冤罪についてはもっと議論されるべきだと考える。

2013-07-05

http://anond.hatelabo.jp/20130705180810

これは違う。死刑という刑罰の内容が、命を失わせることにあり、労働定義上含まれていないから。

死刑囚拘置所に入っているのは、刑の執行を待っているからで、身体を拘束されているのは刑罰の内容ではない。

成る程、他の刑は作業をさせたり(懲役)、拘束すること(禁錮)が刑だが、

死刑に関してはそれが実行されるその瞬間、それだけが刑、と言う定義ということですね。

そう考えると、やっぱり死刑なのに執行されてない状態、ってのは物凄く法的におかしな状況ではあるね。

待つ間に苦しむ、とかそういうのは刑でもなんでもない、ということで。

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