はてなキーワード: 守備範囲とは
歴10年に満たないしがない経理職ではありますが、お祝いがてら。
「あれがない」「これが抜けている」
等は各々指摘していただければ。
2中 マイナンバー導入
「まず最初に有権者の皆さんんい訴えたいのは『はずれ馬券は経費にならない』ということです。
仮にはずれ馬券を経費として認めると、競馬場に落ちている馬券を拾って『これが全部経費じゃい!』と言い出すおっさんが大量発生することが目に見えているからなんですね。
では『全てネット上の取引にして馬券を買って、履歴を残していたら?』というのがこの訴訟のひとつのキモ。
結果、税務署側が敗訴。通達に『今回のケースだけ特別やからな!』という内容を長々と記載することになりました。
小粒だけれど間口は広い。2番セカンドでの起用です。」
現状小粒な印象ながら、今後の筋トレで広島丸のように成長してくれそうなポテンシャルを持ち合わせています。
飲もうプロテイン。国側に綿密な育成計画があることを祈ります。
さて、特にフリーランス側からは、手間だけ増えて実入りがないと悪名高いマイマイナンバー。
導入から数年たち、将来の資産課税(預金とか証券とか貯金とかに対する課税)に関するデータ集めや、
中小企業における社会保険料の徴収漏れの把握などに活用されつつあります。
この調子で、どんどん登記簿や預貯金にマイナンバーを結び付けてほしいものですね。
我々のひと手間で金持ちから税金をとれるなら、個人情報なんて安いもの。
マイナンバーカードと免許証の写しをガンガン取引先に送りましょう!(皮肉)」
当時の相続税法では、『海外に住んでいる人が、海外の財産を相続』した場合、課税されないことになっていました。
そのため武富士の後継者は、①香港に住む→②武富士株をオランダ企業に移す→③オランダ企業の株を生前贈与する
という手続きを踏むことで『海外に住んでいる人が、海外の財産を相続』する状態にもっていくことで、相続税の発生を回避しました。
その後、長々と裁判をやった挙句に税務署側が敗訴。利息を合わせて、還付した金額はなんと2000億!内、利息分400億!
あんまり派手にやられたもんで、その後国外居住者や国外財産に関する相続税の規定が次々と改正されることになりました。
金額・影響共にトップクラス。巨人坂本のような、歴史に残る息の長いスター選手です。」
「多国籍企業が好んで用いる声に出して読みたい節税スキーム。名前が必殺技っぽくてかっこいいですよね。
全盛期の王貞治、MLBのバリーボンズのような球史に残る長距離バッターです。今回のAppleも関係しています。
米国親会社が、アイルランドに国外子会社(A社)を設立し、さらにA社がアイルランドに完全子会社B社を設立して節税を行うスキーム(通称ダブルアイリッシュ)に、別個設立したオランダ法人にライセンス料を支払うことで節税を行うスキーム(通称ダッチサンドイッチ)を合わせることで、国際的な税逃れを可能にしました。
↑何書いてるかわからないですよね。私もあんまりわかってないです。↑これは関連書籍から書き出しただけ(実務で触っていないので)。
現状でも合法のスキーム(のはず)ですが、EU諸国においては国民感情の悪化から各企業自主的に納税するに至っています。
国際企業に関してはPE(恒久的施設)に関する議論も盛んですが(たとえばAmazon。お前は本当に日本に倉庫を置いているだけか?)
これも簡単に解説するだけの知識がないのでスルー。他の人がんばってください」
「金の価格は国際的に一律ですが、消費税のある国とない国では微妙に金額が違います。この差額を使って金を儲ける。
これを具体的に言うと『某消費税のない国で1億で買った金塊を日本の税関をすり抜けて日本で売却すれば、1億800万で売れる』ということです。
消費税が8%に上がるタイミングで、経理マンは皆『これで金の密輸が増えますねえ』『何か対策してるんですかねえ』と口々に言い合ったものですが、果たして、国は何も対策していなかった。
そんなわけで、これまで危ないクスリを密輸した反社の方や一攫千金を狙う若者たちが、我先にと日本に金を持ち込むことになりました。
仮に密輸が見つかっても、アガリに比べれば雀の涙ほどの罰金を取られるだけのボーナスタイムが長らく続きました。
今ではあまりにも密輸が横行したため、国もようやく規制を強めましたが、たぶんまだまだ皆やってる。」
「建設中の賃貸マンションに自販機を置くだけで消費税が返ってくる。
これ以上細かく説明しようとすると迷宮にハマり帰ってこられなくなります。
だんだん書くのが面倒くさくなってきた。守備位置とかどうでもいいよ。」
会社のオーナーには財産的価値のある持分(株式のことです)がありますが、一般社団法人には財産的価値のある持分がありません。
このことを利用して、①一般社団法人を設立してそこに財産を移転→②社員を親族で固める→③財産を一般社団法人に移す
具体的に言えば、『A社株式を持っているだけなら相続税を1億円納税する必要があるのに、A社株式を一般社団法人B社に移していたら、相続税が0円に!だってB社には財産的価値のある持分がないから!』ということをもくろんだわけです。
あまりにも派手に流行ったので、規制がかかりました。(まだやろうと思えばできるっちゃできる)(と思う)
薦めたコンサルのかたはどうするんですかね、と思っていたら皆すでに退職してたり。」
「『扶養している家族がいたら、負担も大きいよね、家族の分は税金を安くするよ』って感じでユルく性善説に基づいて運用していた制度が、『僕、本国に20人扶養家族います!だから所得税払いません!』みたいな大嘘をぶっこいたアホのせいでチェックが厳しくなりました。
本国のパスポートや住民票で実在の人物かどうか確認し、送金記録で扶養の事実を確認する。地味にめんどくさい。」
「中小企業が相続税を払えないから会社がつぶれる、という問題を回避するために国がとった大胆な作戦。
これまで『会社を存続してくれるなら、半分は税金払わなくていいよ』だったのが、今年から『全部払わなくていいよ』になりました。
乗るしかないこのビッグウェーブに!と色めき立つのは、善良な中小企業だけでなく、
かつて名義株主を使って相続税逃れをした結果(帳簿上の)株式が(帳簿上の)多数の株主に分散してしまい、
にっちもさっちもいかなくなった準悪徳中小企業も同様で、業界はてんてこまい。
果たして、税理士は最後までケツをもてるのか?ババを引くのは誰だ?
おそらくこれがラストチャンス!そしてそもそも中小企業に未来はあるのか。」
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後半飽きてきて雑になってしまったね。
最後に、力を振り絞って、何人かのトッププロスペクトについて触れたいと思います。雑に。
「『イケハヤ先生が銀行から金を借りたいのは、仮装通貨が暴落して予定納税の資金がないから』というヨタもありますが、
実際のところ、予定納税の資金が足りなければ、『仮決算して納税する』というやり方があるわけで。
また仮に『前期超黒字、今期大赤字』だとしても、『欠損金の繰戻還付』という制度があって、
去年の黒字と今年の赤字を相殺して、税金が戻ってくるからあんまり外野は大騒ぎしなくてもいいと思うんですよね。
あえていうなら、『欠損金の繰戻還付』をつかうと税務調査のリスクがめちゃくちゃ上がるので、
イケハヤ大赤字 → 『欠損金の繰戻還付』で税金返ってきたよ!大勝利 → 税務調査で爆死
という展開なら見てみたいっちゃ見てみたい。
前置きが長くなった。仮想通貨。
取引所に税務調査 → 資料を基に無申告ボーイズアンドガールズが一網打尽(しかし暴落済みで納税資金がない)というメシウマパターンが期待されるだけでなく、
税務当局が資金の流れを追いにくく、経済活動の実態が把握できない、
余談ですが、仮想通貨、門外漢なので、『違法薬物の売買なんかに使われてるのかな?』と思っていたのですが、
まあ実際使われているんでしょうけど、
未だにtwitterの捨て垢で野菜(隠語)の手押し(隠語)をしていたりするのをみると、
考えてみれば購入側にそんなリテラシーがあるわけがないんだから、
大多数はたぶんinsta liveで募集して、即垢消したりしてるんでしょうね。知らんけど。
じゃあ何に使うんや仮想通貨。」
「消費税に関しては軽減税率が話題ですが、どう考えてもヤバいのはこっち。
今の一人親方天国、フリーランス天国が終わるのが目に見えているので、
消費税を納めていない一人親方や小規模のフリーランスに対して、
建設会社が社会保険料を払いたくないのと、消費税分控除できるからという理由で
どうなるんすかね。マジで。」
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ある都道府県に勤めているけどまぁひどい。
うちは県内の商業振興に携わっている。はっきり言って小売業は今でこそITとの親和性で注目されていて違うけど、基本行政が何か関わる分野ではなかった。だって川下に関わっても成果が、ね。恐らくこれが行政の見解。だから議員の市民受けがいい商店街施策、要はまちづくりに軸足が置かれていた。(行政って要望には応える姿勢はあるんだけど、それはなぜか議員からの要望ばかりなんだよね。)
まちづくり界隈では結局補助金出してもそれに溺れて成果出ないから補助金出す意味ないよね、という風潮が最近ある。事業者もそう言ってるし。でうちも課長がそれに乗ってるから基本金は出さない。
すると行政ができる仕事はなんだろう。経営資源を分けると、ヒトモノカネ情報の4つといわれているが、ヒトを育てるのもモノを作るのも事業者であり行政の守備範囲外、カネは出せない、だから情報、となる。すると、情報を持ち商業施策に活かす(笑)ために調査ばかりになる。
しかし行政はリスクをとらない。何か言われたくないので、調査結果を聞かれない限り公開しないのだ。ちなみに調査相手はスーパーや商店街、市町の担当者。いずれも自分たちより忙しい。その調査結果は?基本供覧して、保存。のみ。もちろん見返すときはあるけど、特に新しい施策を策定するためというわけではない。だってバブル野郎の課長の思いつき以外課長が通さないし笑
何してるんだろう俺。有効需要の原理によれば、穴を掘って元に戻すこともまた雇用を生み出している時点で意味があるんだけど、雇用も生み出さない穴掘り作業であるどころか、民間の邪魔をして飯食ってる。課長に歯向かっても聞く耳持たないし。
恐らく閑職なんだろうここ。一応全産業をカバーするポーズのために設置されている部署であり、何も期待されてないから予算が降りない。新人でここに入ったからよかったものの、これでいいのかこの自治体。
もうすぐ夏の甲子園も開幕するから中学時代の野球部の思い出でも語るわ。
俺の中学の顧問はとんでもない畜生だった。元々高校野球を教えてた奴だったしな。
普通に殴られたりしたし、近距離から軟式を体に当てられて「ボールを怖がらなくする」などと言う意味不明なこともやらされた。
あとは軍手を使い「しっかりとボールを掴む癖をつける練習」などと言われ普通にノックとかやったわ。
試合で負けた時はべーラン地獄。一時期は陸上部よりも走る野球部だった。
夏の名物練習と言えば炎天下での素振り。マメは今でも残ってる。
みんなで円になってキャプテンが真ん中に行き、
一回振る事に「1!2!3!4!・・・・」と掛け声をしてその次に皆キャプテンに続いて振った。
当時はまだ熱中症の怖さが認識されていない時代だったから、よく気を失わなかったなと思う。
我ながら守備範囲は広いがエラーがクソ多くて、俺だけ居残りなんてことはしょっちゅうだった。
気が付けば両足筋肉痛でベーランどころじゃない。学校の階段は手すりがないと昇り降り出来なかったわ。
正直辛いことばかりだったが、良い思い出もある。
昔、地図を片手に迷っている風の同い年くらいの西洋人を見かけてメイアイヘルプユーしたところ
「あっ大丈夫です、すみません」とネイティブ日本語が返ってきて
あっ失礼しました、ってなりつつ道に迷ってるのか聞いたら
友達の描いてくれた地図がわかりづらくて…というので見せてもらったら本当にわかりづらくて
なるほどこれは…と二人でうーんとなりながら
多分こういうことなのではないかと私が解読して一緒に途中まで行ってみることにした。
歩きながら「日本語ふつうに喋れるのに英語で話しかけてなんかごめんね…」って言ったら
「えっそんな、それより困ってるところに声かけてくれたのが嬉しいよ!なかなかそんなことしてくれる人いないもん」って言ってくれて
そうかー えへへ
うんそうだよありがとね えへへ
って感じになりつつ
しばらく行ってみたら行き方もわかったのでバイバイした。
というほんわかした思い出がある。
https://anond.hatelabo.jp/20180413215842
「なんかごめん」を言ったのは彼女の喋り方が完全にネイティブだったので
「この子ずっと日本育ちぽい、私が英語で話しかけたのってよそ者扱いしたってことだなーやだーしまったーー」って思ったからだった。
私が通っていた小学校には海外の方がちらほらいて(各学年に1、2人)
子供の自分はとくに外見の違いを気にせず遊んでいたつもりだったのだけど
後年になって親同士の話で白人の子が「みんなと同じ黒い髪と黒い目がいい金髪と青い目やだ」とぐずったり
家で頑なに英語を喋らず日本語を使うという悩みがあったと聞いた。
だから、英語で話しかけて嫌な気持ちさせたかもしれない、と頭によぎったのだった。
人が嫌な気持ちになることを回避した気遣いの行き届いたコミュニケーションを、最初から完璧にやる、というのはきっと不可能だけど、知らなかったことを一つずつ知って行って、ちょっとずつ守備範囲を広げていきたいものです。まあ、できる範囲で。
本気で好きだった二次創作の文字書きさんがいた。この人を仮にAさんとしよう。
初めてAさんの小説を読んだ時に「これが天才か」と本気で思った。素晴らしい世界観と伏線の数、圧倒的文才が紡ぐ文章に私は心奪われた。すぐに他の小説も片っ端から読んでいった。読まずにはいられなかった。全てクオリティが高く、読んだ後の私はある種の達成感に浸り放心状態だった。
でも私とAさんのジャンルが被ったのは一作品だけだった。更に言うなら被ったそのジャンルでAさんが書いていたCP小説は私の守備範囲外のCPで、ぶっちゃけ逆CPの方が本命、まであった。それでもAさんの小説が好きだった。逆CPなのが気にならない程に素晴らしい作品だった。
Aさんが別ジャンルに移った時、Aさんの小説を読みたいがためにわざわざアニメを、少し視聴した。二次創作を読みたいから元ネタを見るなんて本末転倒にも程があるのは分かっていたが、そんなものは関係ないと言わんばかりに、今まで1mmも興味の湧かなかったアニメを見ていた。
ある日気づいたらAさんの作品は全て削除されていた。
Aさんの更新頻度はどちらかというと低いほうだった。しかも当時の私の本命ジャンルとはかけ離れたジャンルの小説をAさんは書いていたので、私は更新チェックを怠っていたのだった。
なぜ削除されたのか、理由が知りたくて私は私が知りえるあらゆる方法で検索をかけまくった。
調べて分かったことは、Aさんの活動の休止に伴って今までの作品やTwitterアカウントを削除した、ということだけだった。
その時私はあの、Aさんの作品で初めて読んだあの、この人は天才だと思わずにいられなかったあの作品が読みたくてAさんのページにアクセスしたのに、全て削除されていたこの喪失感。正直耐え難かった。
それから私はどうにかあの小説が読めないだろうかと模索し始めた。魚拓でもなんでもいいからとっておけばよかったと本気で思った。むしろ誰かがとった履歴が無いか3つくらいの魚拓サイトで確認した。そんなこと考えるのは私だけみたいだったけど。
ネットにあげたものは一生消えることはないと言われる現代で、私はあれほど好きだった小説を見つけることが出来なかった。
だが、収穫がなかったわけではない。
Aさんの小説が読みたくて私がアニメをわざわざ見たあのジャンルの小説なら、私のPCに何故かtextファイルで残っていた。私は嬉々として小説を読んだ。
素晴らしかった。保存しておいて本当に良かったと思った。
でも、素晴らしかったからこそ、私はあの初めて読んだ小説がまた読みたくて仕方がなかった。
わがままだ。
Aさんが作品を削除してから1年半の時間が過ぎた。もう見つけられない。
もしかしたら、あれだけの小説を書くAさんなら、また別名義で小説を書いているかもしれない。でも、見つけられない。
イラストなら、ハンドルネームを変えても絵柄や色塗りの特徴で気づくことはあるが、小説でハンドルネームを変えた人を見つけられるとは思えない。
少なくとも私には無理だ。
それでも、読みたい。
タイトルに「もう一度だけでいい」と書いたが、こんなの嘘っぱちだ。
もしまたあの小説を読めるようになったなら、魚拓でもコピペでもスクショでもなんでもいいから保存して、何度も何度も読み返すのだろう。私はそういう奴だ。
いまだに私はAさんの小説、特にあの初めて読んだ小説のことを思い出す。
あの小説が読みたくて読みたくて堪らない。
私はいつまでたってもあの小説に魅せられ、囚われ続けるのだろう。
もうお目にかかるとこは一生ないのだろうけれど。
急にしたくなったんです。
女です。自分の性別が女であることに特に違和感は覚えてません。
振ったけど一年ぐらい前は一応彼氏もいました。ただセックスした時自分が女役やるのにはものすごく違和感ありました。
男の人もまあいいんだけど、どちらかと言うと女の子と付き合いたい。可愛い女の子に可愛い服プレゼントしてあげたりしたい。
推しに対しては「○○くんかっこいい〜!彼氏にしたい〜!」より「(モブおじさんになって)抱く」という感情しかないです。
ただ現実で男に産まれて今と同じ脳みそ持ってても、男は抱きたいのはちょっとあるかもだけど抱かれたいとは思いません。女の子なら抱きたいです。巨乳が好きなのでパイズリしてほしいです。ぶっかけたいです。授乳手コキも守備範囲内です。
ちんこ欲しいってタイトルに書いたけど、かといって手術はしたくないです。毎月クソ痛い生理が来やがるぐらいは女の身体に違和感と文句はないです。ただちんこが欲しいです。女の子抱きたいので。
同人誌によくある一時的に女体化する薬の逆バージョンぐらいでいいです。もしくはフタナリ化する薬とかそういう類の。あるいは「ちんこ一週間おためし体験」みたいなので。一週間だけまあまあのイケメンに生まれ変わって、一週間経てば戻れる。それを好きなタイミングで繰り返せる。
もしくはオメガバース的な、女と女でもセックスできる器官があればいい。オメガバースが何か分からないならググって。確かアルファの女だったら女でも勃起できてオメガの女抱けるはず。
自分の性別感あやふやでよくわからないけど、とりあえず自分は抱かれるより抱く方が性に合ってる。
これが何か名前のつく状態なのか分からないからLGBTとも(この言葉嫌いだけど)ともオカマ?オナベ?とも言わないし、どれもイマイチ当てはまらない。
ただ最近女の子に対しての劣情が抑えられない。ここはある意味ちんこなくてよかった。街中で勃起する心配も手頃な女友達犯す心配もないからな。
で、新幹線に乗ると二回に一回は前の席の人が「リクライニング下げてもいいですか?」と聞いてくる。
リクライニング下げていいかだと?知るかボケ、そんなことはJR東海に聞いてくれ。
俺はのぞみの座席の設計者でもないし、乗車規定を決める担当者でもなんでもない。
そんなこと百も承知のはずなのに俺に聞いてくるのは、このバカがルールとマナーを履き違えているからだ。
ルールの守備範囲は権利で、マナーの守備範囲は気分、もしくは感情だ。
人と人が狭い社会で肩ぶつけ合いながら生活している以上、権利同士が衝突することがある。
犯罪行為はもちろんだが、例えばそれ自体としては合法な営利活動である工場操業が、住民の安眠を妨げている場合、ルールとして夜間の操業が禁止されることもあるだろう。
工場の営利追求も、住民の幸福な生活も、どちらも守るためにはルールを設ける必要があるし、そのルールは権利を守るためである以上、公権力その他によって強制されるべき性質のものだ。
ルールを守って生活していれば、誰の権利も壊さないし自分の権利も保たれるので、ルールは守るべきだと思うし、他人にルールを守ることを強制して望ましいと考える。
一方のマナーはそうではない。
満員の神社にベビーカーで行く、電車内で子どもがうるさい、新幹線で肉まんを食べられて臭いというのは、どれもマナー違反だからやめろと糾弾されそうだ。
なんとなく邪魔な気分になる、うるさくて眠れない、臭くて嫌な感じがするというのが理由だろう。
だが、権利と違って気分や感情は、誰かがそれを害されたことをもって、禁止、ないし強制する性質のものではない。
犬も歩けば棒に当たるではないけれど、一歩家の外に出れば思いがけない災難だって幸福だってある。
それが嫌なら家に閉じこもるか、誰も人のいない野山を駆け回っていればよい。
生きている以上、誰かに迷惑をかけるのは当然なので、いちいち気にしていたら仕方がない。
俺も他人から迷惑をかけられるのを見越して、万全の準備をしながら暮らしている。
近所のガキがうるさいので家では耳栓、電車で大声の酔っぱらいがうるさいので電車でも耳栓、ただでさえ混んでる神社にベビーカーでこられると腹立つので初詣にはいかない。
こう考えて暮らしていると、本当に生きるのが楽になった。
イラッとすることは多い。
ファミレスの接客の粗さ、医者の横柄で適当な診察、市役所のお役人態度。
そんな場面に出くわすたびに心の中で自分の権利が侵害されたのか、感情が害されただけなのかを考え、後者の場合はこういうこともあるさと納得するようにした。
で、表題に戻るわけだけれど、新幹線でリクライニングを下げる下げないはルールでなく、マナーの問題だ。
だから、「リクライニング下げてもいいですか?」と聞かれるたびに俺はこう答えている。
「僕は下げられると嫌だから下げてほしくないですが、あなたの勝手なので好きにしたらどうですか?」
大抵相手はムスッとした顔をするのだが、俺はこれが百点の回答だと自負している。
趣味もプログラミングだから何も疑問に感じなかったけど確かに言われてみればそう感じるのも不思議ではないな。
アーキテクチャがどうのこうのみたいな難しい理由もあるんだろうけど、大抵の言語は元々何らかの言語の派生だったり改良版だったりするんだよ。
言語を開発できる能力と影響力がある連中が「この言語のこの仕様がマジでクソ」ってなると、それが言語の改善として提案されることもある。
ただそのプログラミング言語を取り仕切ってる連中とかがその提案を受け入れるかは別で、そうなると別の言語として分裂する。そもそも受け入れられない事を前提にして、最初から「あの言語マジでクソだから俺らが考える最強の言語作った」みたいになることもある。
プログラミング言語って1つにまとまらないんですか?これさえ使えれば全てを扱えるような魔法の言語はどうして存在しないんですか?
どんな言語も「俺らが考える最強の言語作った」っていう感じでスタートしてるせい。結局は好みなわけよ。ある種宗教みたいなもんだ。
例えばRubyっていう言語の仕様が好きで集まった連中がWeb系の人間ばっかりだったら、RubyはWebに向いたノウハウとかツールが集まるようになる。Python教には機械学習や数学に強い奴らが集った結果、そのへんのライブラリが豊富になった。
後からついていく大多数の人間は偉大なる先人がお作りになられたライブラリを活用しないとやっていけないわけで、結果的に「この用途ならこの言語」みたいなのが多数発生するわけだ。
使える言語は増えていくんだよ。意図的に増やしてるんじゃないと思う。
「こういう処理したいけど、俺が使える言語で便利なライブラリないじゃん。じゃああの言語に手を出してみるか」「この仕様クソすぎるんだけどあの言語なら解決できるんじゃね?使ってみるか」みたいなことが往々にしてある。