はてなキーワード: どんでん返しとは
個人的にはどちらもとても楽しめたが、それは置いて置いて。今回は巷に沢山ある作品のレビューについて考えたこと
http://ohrmsk.hateblo.jp/entry/kiminonaha.jp
有名なブログらしく、この方は批判的な立場から感想を書いておられるが、コメント欄を見ると賛否両論(特にブログ主に対する批判)が沢山書き込まれている。
特に否定的なレビューをした場合、こういうことになりやすい。そしてたいていの場合は「嫌なら見るな」「お前がそう思うならそうなんだろう。お前の中ではな」といった批判が否定的なレビューをした人に対して向けられる。そして「こんな記事書くな!」という結論になりやすい。一方で「共感しました!」という意見も出てくる。
ここにレビューの難しさがあらわれてくる。
大きく分けて二つあると私は思う。
②見たあとの人が感想を分かち合う喜びを得られるようにするため
このうち②に対しては何を書いてもなんの問題もない。作品に対して肯定的な人は肯定的なレビューを読んで満足すればいいし、否定的な人は否定的なレビューを読んで納得すればいい。
でも②での意味のみでのレビューの経済的な価値は、ぶっちゃけ低い。だって映画はもう見てしまったわけだから。感想だけなら誰でも書けるし。それよりも大事なのは①だ。私たちは限られた時間とお金を何とかやりくりして生きている。長い時間とお金をかけて好みではなかった映画を見るのは避けたい…。同じ時間で別の面白い映画も見られたかもしれないし、同じ時間でバイトすることもできただろう。現代人は忙しいのでなおさらだ。
じゃあどういうレビューが役に立つかというと、「こういうタイプの人はこの映画を見るべきで、こういうタイプの人は見るべきではない」と細かく中立的な視点から解説しているレビューだろう。こういうレビューをするブログや評論家はあまり多くはない。ほとんどの人は自分の感想を述べているだけだ。
しかし仮にそういう中立的で完璧なレビューがあったとしても、結局やっぱり自分で見てみなければわからないと気になってしまって見に行ってしまうのである。
だからレビューを書くということ自体、無駄なんじゃないかとすら思えてくる。
この辺がその、私がいわゆる「評論家」と呼ばれる人達が世の中に本当に必要な職業か疑問に思ってしまうゆえんである。
加えてステマとかネガキャンといった意図的なレビューも溢れてる現在では、なおさら他人のレビューはあてにならない。
結局ドラマやアニメ、映画の感想は、人によって異なり、実際に見てみるまでわからない。
だから「嫌なら見るな」という批判はどう考えても的外れで、「見たからこそ嫌だった」わけだから、それはしょうがない。せいぜい映画の途中で退席してしまうくらいだが、そういう映画に限ってラストでどんでん返しがあったりするから気が抜けない。
私たちは貴重な時間を掛け金に、映画を一本見るというギャンブルをしているのである。
あなたにとって面白ければあなたの勝ち。時間と金を無駄にしたと思えばあなたの負けである。(これは「だからどんな映画でも楽しんだ者勝ち」という意味ではない。つまらないものはつまらない)
これは非常に分の悪いギャンブルで、事前情報であるレビューや広告は、自分が面白いと思うかどうかを判断する材料としてはほとんど役に立たない。
もっとマクロな目で見れば人生とはそういうギャンブルの連続であり、つまるところ運なのだ。そして自分の賭けに覚悟を持つことなのだ。
だから見た映画がつまんなかったとしてもそれは自分の覚悟の上であり、甘んじてその結果を受け入れるしかない。製作陣も配給会社も広告会社も映画館も勧めてきた友人も誰も非難できない。見るという判断したのは自分だからだ。
話がそれたがとにかくレビューは事前の判断材料としては役に立たず、同じ感想を持った人たちと感想を分かち合うためにしか書かれる意味がない。だからレビューを書くときに「この作品を批判しているやつはおかしい」とか「こんな作品を見に行く奴の気がしれない」とかみたいに意見の合わなかった人に干渉するようなことを言っても意味がない。
月並みな話だが、やはりなるべく肯定であれ否定であれ、個人の感想にとどめるのが無難だろう。
そんな風に結論づけつつ、結局私自身を振り返ってみると、ネットのレビューや広告ばかりにつられて見に行っているなぁと思う。シンゴジラも君の名はも話題作だから見に行ったわけだし。時間とお金がない中で、マイナーだけど良い映画に当たるためには、どうすりゃいいんだろうね。
エンディングまでみた
作中でも自己言及してたけど、とくにどんでん返しもなくあっさり終わった
すこーしだけまたかよ!ってのはあったけど
モデリングはかわいかったけどくちのモデリングがきになってしかたなかった
なんかおばあちゃんみたいな口してたんだよな
こどもはみんな助かったみたいな感想をクリア前に見てたけど、雑魚はともかく戦士たちが生きてるって描写はなかった気がするんだが・・・
★の数は、
初代→★4
2→★3
って感じかなあ
ストーリーとか言い回しとかお下劣さとしてはダンガンロンパさはあったけど、こどもが敵だったせいかいろいろ中途半端だったし、途中のイベントも無駄に長い割に大した内容なかったし、
ゲーム性はそもそもクソだし
単体で見れば★1が妥当
ダンガンロンパのファンアイテム的意味で★1つプラスしてやるかーってくらい
コイン集めにくいくせにおまけ解放するのめっちゃ大変だし一度クリアしたらやる気なくすわ・・・
せっかくTPSなんだからそれを使ったミニゲーム(2のみらくるものみみたいな)とかつけろよ!と思った
狙撃とかさー
もう最後らへんは「そんなん思いつかんわ」ってのばっかだった気がしたから自分で考えるの諦めて攻略見た
それでも日向がカムクライズルだって想像があたってたのはちょっと嬉しかったけど
全体的になんか1に比べたらやたら誤植が目立ったなあ
あとシモネタも多かった(俺はうれしいけど、女性ファンはちょっと引く部分多かったのでは
結局最後のどんでん返しはメタネタでもうそれ使っちゃったら3とか作れなさそうって感じのやつだった
終わり方もよかったよかったではあるけど、いまいちうおおおおおおおすげええええとはならなかった
1はみんなそれぞれ動機あって殺してたけど、2はみんなしぶしぶ殺してたっつうか
あと作中でも触れられてたけど1の焼き直し的なのが多かったのもマンネリだったな
裁判までに推理材料が全部提示されないのも1同様もやもやするし
ただの推理ゲーじゃなくていろいろぶっこんできてた試みは評価するけど、マシンガンのやつは1から引きつぎでワンパターンにボタンぽちぽちするだけだから相変わらずつまらん
ミクゲーみたいにセリフの場所にボタンマークが出てくるとかにすりゃよかったのに
間違ってたら落ちるから、クリアするためには無理矢理正しいことを知らされるし
反論ぶった斬りはタッチパネルの反応悪くて結局十字キーのほうがいいやってなった
あと切ってるのが主人公的にどういうことをやっている状態なのかがいまいちわかんなくて微妙
全部切っても駄目だし
ひよこちゃんとカメラマンがかわいかったのくらいかよかったのは
でもメタネタ周りとかは、ever17とか臭作とかやったことないキッズにとってはうおおおおおおってなるのかな・・・そうなってくれてたらいいな・・・
古参のエロギャルゲーマーにとってはそこまで新しいものはなくて感動できなかった
ただタッチでメッセージ送りできたのを画面がめっちゃきれいだったのは、タッチパネル搭載アドベンチャーゲームのデファクトスタンダードにしてもいいよなと思う
1で戦刃むくろが串刺しにならずに味方になってたら、その日に終わってたねという話
一文ずつ最初読んでたけどくどすぎて途中からバツボタンでページごと表示してどんどんめくっていった
いやーゲームした後だと成田良悟というかラノベ文体のくどさがめちゃくちゃひどいと思える
めちゃくちゃくどい
428のきのこシナリオに、読みヅラさという意味では負けず劣らずだと思う
扱ってるテーマはきのこほどぶっとんでなくて作中のものに沿ってるから、ある程度許容できるけど
タッチで読み進められなかったのもうざかったし
まだプレイ中
いちいちシナリオをやりなおさなくてもキャラクリできますよっていうありがたいシステム
1はPSPでやったけどキャラクリ気になるけどわざわざシナリオやりなおすめんどくさすぎるしなあと思ってた俺にとっては神システム
○朝食:なし
○昼食:サッポロ一番塩
○調子
むきゅー!
ぶっちゃけ、ちょっと笑いすぎて価値観がブレブレになってる気がするので、点数とか感想はあまり気にしないで欲しい。
平均点とか出そうかと思ったけど、面倒くさいうえに何の意味があるんだ感があったのでやりません。
明日と明後日もお休みなので、むきゅー! むきゅー! します。
・後手:4点
飯塚と角田が飲んでいると、角田の忘れ物を届けに豊本がやってきて……
あーこのグダグダ感いいなあ、尺が短いのが物足りないなあ。
・余裕:4点
飯塚が経営するケーキ屋に商談をしにきた角田と豊本、自信満々の豊本だが……
面白いなあ、この彼らの脳内で手のひらがぐるぐる返されるのが、本当にオモシロい。
・隣席:2点
面白いんだけど、実は店員って捻りがちょっとイマイチだったかも。
・東京の両親:1点
角田と豊本が経営する食堂の常連の飯塚だが、今日は何か伝える事があり……
うーーーーん、なんかよくわからなかった。
・謙遜:3点
豊本がオーディションに合格したことを祝う三人、しかし当の豊本は……
面白いんだけど、大オチに繋がるどんでん返しが、完全に外部から湧いたものなのが気になったかなあ。
・この時間:1点
・家庭訪問は三つ巴:3点
毎回恒例の大長編、なんだけど、ちょっとまとまりが無い感じかなあ、ちょっととっちらかってて、よくわからなかった。
・最終日:3点
ハワイにきた三人だが、旅行の最終日に豊本が病気で倒れてしまい……
このグッダグダグダ感がたまらないなあ、けど普通な感じもする。
・気遣い:3点
これも「らしい」感じで面白いけど、ちょっとイマイチ乗り切れなかったかなあ。
・めんどくさい親友:2点
・市民の味方:2点
自転車が絡んでしまった角田と豊本、外れないため警官の飯塚を連れてくるが……
うーーーーん、面白いし、いつものノリっちゃノリなんだけど、ちょっとくどかったかなあ。
こういう「繰り返しの妙」的なネタに弱いので、ゲッラゲラ笑えてしまう、三人とも手のひらを返すのも構成がよく出来てて、すごく面白かった。
・魔が差して:5点
結婚している角田と豊本、しかし実は豊本は飯塚と浮気をしていて……
真面目な話からの、一気に手のひらを返すこの感覚が、もう面白くてしょうがない、グダグダ同じ話をするだけなんだけど、ずーーっと笑えてしまう。
・帰省にて:5点
久々に帰省してきた角田、高校時代の同級生の飯塚と話をしていると次第に……
恒例の長編コントだけど、面白すぎる。もう笑えて笑えてしょうがないうえに、大オチがハッピーエンドなのも素晴らしい、面白いなあ。
・先輩の土下座:4点
仕事の後、豊本は飯塚が土下座したことが気に食わなかったが、実は角田は……
・新オフィス:4点
新しいオフィスの配置を考える三人、しかし角田の意見に2人が……
「まあねえ」の動きが面白いなあ、こういうの弱かったイメージなんだけど、これは面白いなあ。
・終業後:2点
角田が豊本に説教している様を撮影している飯塚、しかし撮影が終わったあと豊本が……
変人豊本ではなく、普通の人なのに、普通だからこそ可笑しい感じ、凄い面白い、オチも凄く良い。
・旅の打ち合わせ:3点
角田の地元に旅行に行くのが楽しみな豊本と飯塚、しかし角田が……
変人豊本炸裂なんだけど、起因がまだわかるだけに本当に面白い、そして何より飯塚の方を怒るって変調がかなり面白い。
巨匠写真家の角田が豊本とタバコ休憩しているとライターがなく、たまたまいた一般人の飯塚に借りるが……
なんか、普通な感じで、あんまり、書く事が思いつかないぐらい普通。
・センスなき故に:1点
三人が飲んでいると角田のセンスが無いという話題になっていき……
うーーーーん、恒例の長尺コントなんだけど、コントというより、なんか、うーん、ちょっとよくわからなかった。
スタッフロールに田所あずさがいたんだけど、あの田所あずさ? ころあず? ころあずはお笑い芸人だったの?(違う)
・同期会:5点
部下の態度について愚痴っている三人、本題に入った途端角田が……
駄目人間の角田は本当に映えるなあ、もうオチがわかってても笑えてくる。
・旅の達人:5点
新入社員の豊本の入社祝いで飲みにきた三人、飯塚の旅の話を聞いていると豊本が……
変人豊本節が炸裂、さらに飯塚の変調といいかなり面白い、完成度高い。
・防犯:3点
ルミノールって言葉の響きが面白かったんだけど、後半ちょっと失速したかな。
・20年来の友人:4点
面白いんだけど、もう少し変転があってもよかったかもなあ、必死な角田一本調子でちょっと後半飽きちゃった。
角田の調子が悪いコトに気付いた飯塚、その秘密を聞いていると上司の豊本がやってきて……
これもらしいなあ、必死な角田はもう見ていて本当に笑えてくる、こういう人間関係の妙で笑うの超楽しい、あー面白い。
・5年分の想い:2点
豊本といい雰囲気になろうとする角田、そして遂に告白をするが……
・許せる心:5点
コーヒーショップのマスターの角田が自分がコーヒーのことを真剣に考えるようになったキッカケとなる話を飯塚にすると……
面白すぎる、東京03のコントをかなりの超時間見てきたけど、これが最高傑作だと思う、超絶面白い、面白いとしか言えない、最高です。
ふひひ、グラードン格好いい。
うーん、何か目標を決めないと、やる気が起きないな。
ぶっちゃけ、amiiiboをもう一体買ってきて、amiiboが戦ってるのを眺めるのが一番楽しい気がしてならない。
っていうか、あれだな、ポケモン以外に興味がないのがいけないな、何かスマブラ参戦作品をプレイしようかなあ。
3DSでも結構遊べるしなあ、どれがいいかなあ、少し考えよう。
○ポケとる
ガッツリ遊びたいときに不便だよね、スタミナ性。(100人中100人が思う感想で何の意味も無い文章だけど、日記ってそういうもんやん……)
飽きてきた。
そもとして、このゲーム運ゲーすぎて課金しようとか、頑張ってレアポケモンをゲットしようって気にならない。
今のイベントのポイント報酬のグラードンも、そりゃグラードンは好きだから欲しいけど、ゲームの性能としては別にいらないって辺り、歪なゲームだなあ。
未捕獲のメインステージをスキルをゴリゴリ使って、ゴリゴリ攻略した。
なので、残りは幻だけで、
の三匹。
http://anond.hatelabo.jp/20160804171358
増田の文章は、怪獣映画を観たはずなのに画に対する指摘がひとつもありません。また、映画を観てそれを批判しているはずなのに、他の観客の意見・考えを想像で腐したり、増田が説明できる「ストーリー」について言及しているだけ。そしてその「ストーリー」が物語の「設定」に左右されるという認識も抜け落ちている。これははっきり言ってピント外れのたわごとで、他の観客に文句言ってるけど果たしてどっちがちゃんと映画を観てるんだかと思います。
ストーリーというのはなにも唯一絶対の正解があるわけではない。そして完成されたストーリーや端正な展開、隅々までコントロールされたお話は、実はスケールの矮小化を産む。例えば毎回起承転結が明確だったり意表を突く展開を繰り返す大河ドラマには、普通は大きなスケールを感じ辛いはずだ。
そしてシン・ゴジラは「怪獣映画」。これは、普通の映画と最も違う点だ。しかも古今東西世界一の「怪獣」の映画だ。スケールがケタ違いに大きい。言葉で書けば、米軍が出動して怪獣にやられるというそれだけのものだが、画面では筆舌に尽くし難い圧倒的な破壊が描かれている。そこにカタルシスはないの?
増田のいうようなここぞというときに気の利いた逆転アイディアを思いつくなどの小手先の展開が「日本や世界を滅ぼす怪獣映画」のフィナーレのカタルシスにふさわしいものだと本気で思うの?フィクション鑑賞時のルールという言葉を持ち出してるが、怪獣映画のルールというものは考慮しないの?
また、ストーリー構造について、わざわざ「からの喪失」という言葉を使ってるけど、これは普通「最大のピンチ」と言われる。ミスリードしてより狭いストーリーの型にはめようとしてるが、世界一の怪獣が出てくる映画において、チーム数人の人間の行動から生まれるピンチを見せるのと、世界の情勢からこの国において三度目の核攻撃を受ける可能性を愚直に堂々と持ってくる展開、どちらが最大のピンチにふさわしいのか。小手先で解決方を思いつくのと、巨大なプロジェクトとして解決方を提示した上でその成立過程を長時間見せる展開、どちらがふさわしいのか。
増田は「流行りに反発する俺カッケー」ではないかもしれないが「ストーリー構造の解説できる俺カッケー」の気はあるのではとは思う。
ストーリーに難がない映画だとは思わないし批判もどんどんするべきだが、ストーリー構造にこだわりすぎるあまり、「怪獣映画」という基本にして最大の設定に対する考えが抜け落ちているのは残念すぎる。そこを理解しないで批判をしてもピントが合うわけがない。AVに対してどんでん返しがない、と批判するようなダメさだと思いました。
好きな人を殺したくなっちゃう「殺意に冒される」のと同時に怪力を手に入れる病気?になった男子高校生が、刺客と、自分自身の殺意から好きな女の子をまもろうとするお話
正直1巻だけでお腹いっぱいになった
あとは最終巻が出たら殺意の病気のネタばらしされてそれでいいかなって感じ
つってもすでに黒幕の手先っぽいのは出てきてるから、ああそういうことねって感じで特に目新しいどんでん返しもなさそうだけど
ただ敵からヒロインを守るってだけじゃなくて、自分自身の殺意からも守るってのはちょっと新しいかなと思ったけど、
血を吸いたいけど我慢する、みたいな
単純に「一番好きな作家」と言っても、誰彼構わず同じ作家は勧めづらい。
「こんな春の夕暮れに、人に勧めたい作品と作家」と言われたら、星新一「午後の恐竜」かな。
最近では人工知能に星風の作品を…とかの動きもあるけど、ブラッドベリ「火星年代記」に衝撃を受けて作家を目指した星新一のもつ、そぎ落とされた中にわずかに漂う叙情性を読み取って、再現できるレベルまでいくにはまだまだ時間がかかるだろうな。
単なるどんでん返しとか意表をつく小話、じゃない。そこに漂う、そこはかとないミステリ風味、ユーモア風味、ブラックな恐怖感、詩情。星の作品には色々なものが詰まってる。中学生の頃、初めてハマって、そのちょっと斜に構えたスタイルに多大な影響を受けたと思う。星新一がいなかったら、日本の文学は今より少し詰まらなかった。そういう偉大な存在だと思ってる。
短編を何から読みはじめてもいいと思うけど、「星新一ってショートショートの人でしょ。知ってる」という中級者には、あえて「声の網」とか勧めたい。ショートショートの連作による中編。一冊まるごとで一つの話。意外と長いものを書かせても、星という人は面白い。もっともっと長編を書いて欲しかったなあと、今となっては思う。
というわけで、お薦め。
★★★★☆
2巻6話。
駅のホームで爆弾テロが発生し、容疑者が3人に絞り込まれるが、
5分しか見えるようにならないことと、
失敗することがわかりきっている手術をするつもりはないと一度は断る。
手術の結果、一時的に視力を取り戻した女性の言葉によって犯人が明らかになるが、
なんでかわかんないけどすごくじーんときた話だった。
BJが真面目に、失敗することがわかってる手術をやらないと語ったところと、
最後また目が見えなくなるところの描写がたった数コマなのにすごく印象的だったからかな。
驚きとかどんでん返しはなかったけど、「らしさ」が十二分にあって、かなり満足度の高い話だった。
ひとをなおすために手術をやるんだ
五分たってどうせ失敗するとわかってる手術をわざわざやるバカがいますかね
患者がかわいそうだよ
二度もつらいくるしみをあじわうなんて
しびれますわ
ピノコ愛してる
二度死んだ少年
アリの足
えらばれたマスク
白いライオン
シャチの詩
二つの愛
幸運な男
閉ざされた三人
万引き犬
奇胎
からだが石に…
★☆☆☆☆
2巻5話。
逃げる途中でトラックにはねられたところにBJとピノコが出くわし、BJ宅で面倒を見ることになる。
ある日、某国の大統領を手術した感謝のネックレスがBJに贈られるが、それをくわえて屋外へ逃げ出す。
BJはようやく犬が人間を助けていたことに気づくが、犬は倒壊した家の下敷きになって死んでしまった。
最初から犬が人を助けようとしていたのは読者には丸わかりで、どんでん返しも特になかったからいまいちだった。
BJ要素も薄い。
珍しく素直なBJを見れるのが少し驚いたくらい。
もうかったと喜んでると思うか?」
「思ってないわのよ」
「…私は笑ってるだろ?」
「私はみてのとおりモグリ医者で金だけがたよりのつまらん人間だよ」
「そんな人間だって自分のしたことをだれかに感謝されてみると…やっぱりうれしいものさ…………フフ…………」
よっぽどうれしかったんだろうな。
ピノコ愛してる
二度死んだ少年
アリの足
えらばれたマスク
白いライオン
シャチの詩
二つの愛
幸運な男
閉ざされた三人
万引き犬
奇胎
からだが石に…
つまらなかった。
いろいろと都合がよすぎたり、地政学的ウンチクや特に必要性を感じさせない文量水増しの無駄な描写が多かったりして、途中からななめ読みした。
キャラクターも雑だし。
最後のどんでん返しもハナホジーって感じでまったくなんとも思わず。
なんか米澤穂信らしくない雑さを感じた。
シリーズ1作目として意識されてるとのことだったけど、ぶっちゃけ2作目以降読みたいとは思わない。
まださよなら妖精の続編のほうが読んでもいいかなという気にさせる。
あとは単発モノと古典部シリーズっぽいであろう小市民シリーズが未読だけど、ぶっちゃけ小市民シリーズと古典部シリーズだけが自分に合ってるのかなあと思う。
古典部シリーズがよかったからって他のをホイホイ買うんじゃなかった・・・
なんかもう意地で読んでる気がする。
http://d.hatena.ne.jp/yahara/20151017
元の記事がトンデモであることは言うまでもないけど、米の価格を素人がぐぐって出すのはちょっと厳しいと思う。
ブログで、「生産者から卸業者へ売られて」いるとする価格と「中小の米卸が(略)く搗精代込みで1kg180〜190円という超低価格で外食へ投売り」を直接比較しているが、卸業者への価格と卸業者からの価格では当然後者の方が高いので直接比べてはいけない(しかし、コンビニの仕入れは卸売り業者から買うだろう。中抜きできていれば話は別だが、その場合流通コストをコンビニが自前で抱えていることになる)。コメ固有の話じゃなければ、一般的には例えば2割とか卸売業者が持って行くものではないか。
「大阪コメ先限年間平均価格」をwikipediaから出しているが、そもそも「先限」の価格の意味する所が理解・説明できているのか。直接比較していいのか。wikipediaの同じページの「東京」の方は2014年(平成26年)の年平均が9,340.70、大納会日で8,030で、だいぶ安く、1kg180〜190円との一致度はかわるがどうか。そもそも直接比べてどうするのかという話だが。参考にhttp://www.zenbeihan.com/data/ の米に関するマンスリーレポートを見てもらえば、推移がもっとはっきりわる(先物で7000円台の時期も見つかる)。こちらのマンスリーレポートには先物でない、毎月の銘柄別の価格が出ている。26年のいくつかの月の分レポートのこちらの欄を見ると、全体感としてはもっとずっと高い(でも、8000円台もまれにある)。さて問題だ、実際の取引価格はどれが近いだろうか。
そもそも一般に、長期大量取引契約の価格って市場価格と乖離していてもおかしくないのは一般論で、大抵は市場より安めになるものと思われるが、米だとどうか。
…ちなみに、米業界に近い知り合いは7000円代というのはいまどきの相場観としておかしくないと言っていた。が、もちろん、生産者の売値とコンビニ業者が仕入れる価格は違うはずだというのは前述の通り。米のように銘柄等で値段が相当違うもので、コンビニはどれを使っているのか。少量高級品とかはそうそう使わないと思うが(コンビニ店頭とかで銘柄を宣伝しているような場合を除けば…)。
さんざん煙に巻いて結局値段についての正確な情報はここまで書いてない。コンビニがいくらで買っているかは正確な情報を入手することはたぶん困難だろう(一方で業界人ならそれなりの推定値は出せるだろう)。ところで、ここで別の観点でどんでん返しをする。というか、なんでそこに気づかないのか不思議なレベルなのだが、
「コンビニおにぎりに使用されるコメは1個当たり80グラムほどですから」を基準に元記事達は重量単価をさんざん計算している。
コンビニで売られているおにぎりの重量は、ぐぐると100g~110gぐらいの数値が出てくる。具や包装を除くと80gというのも「直感的に」おかしくない。が、「流通米」の重さと「炊いた米」の重さがだいたい同じぐらいだと思うのか。炊いたら水を吸って重くなる。どのくらい重くなるかというと、ぐぐると2倍以上程度という数値が色々出てくるが…。つまり、この観点にだけ着眼すると、米を炊くのにもコストはかかるに決まってはいるものの、人件費等を除いた(除いていいのかという話しはあるが原価原価と除いたような話を元記事がしているからそれに従う)原材料費という観点では安くなるだろう。元記事が全て間違えているようだが、その点については値段がもっと下がる話なのだ。
さて、本当の「コンビニおにぎりの米部分の材料原価の相場はいくらか」。あなたはわかるだろうか。もちろん、わかったところで元記事のトンデモがかわるわけではない。
人と映画を観るときの楽しみ方が分からない。正確には、映画を観たあと、他人と感想を言いあうことの楽しみ方が、イマイチ分からない。
言い換えれば、「映画自体の楽しさを他人と共有する」ということが下手くそなんだと思う。
恋人や友人と一緒に映画を観に行って、その後に「作品の感想」で話が盛り上がった試しがない。純粋な作品の感想など、せいぜいもって10分で、その後は違う話題にシフトする。もちろん、そっちの話題になれば盛り上がることも多いから、会話自体がうまくいっていないわけではない。
そもそも、ぼくは映画に立派な感想を抱くことがほとんどない。作品を観ながらあんまり難しい考察をすることが得意でない。だから「この作品の話を他人としたい!」というモチベーションが生まれてこない。正確には「このすごさを伝えたい!」という欲求を抱く作品こそあっても、いかんせん感想が「あのどんでん返しには驚いたな―」というレベルに稚拙であるため、恥ずかしくってわざわざ他人に話そうという気になることができない。
いっぽうで感想を聞くのは好きで、ひとりで映画を観に行ったときなんかは、映画館を出ながら Twitter やブログ上に書かれた感想を読みながら、余韻にひたる。特にブログに載っている感想は時間をかけて書かれただけあって、よくまとまっていて、楽しい。そんなだから、一緒に観に行ったひとのまとまりきらない感想や考察を口頭で聞かされても、大抵は「うーん」という気になってしまう。
本当はみんな(?)みたいに作品の感想で小一時間盛り上がりたいのだ。でも、どういう風にそれをやるかが分からない。
どういうことを話せば楽しいか。どういうことを話せば盛り上がるか。
頭を鍛えるために本を読もうと思って、まずは娯楽性の高そうなミステリに手を出す。
【中級者時代】
本格嗜好に加えて海外ミステリへの関心。
アガサ・クリスティーやディクスン・カーを皮切りに、海外の本格作品を読み漁る。
【上級者時代】
本格も読むが、サスペンスやハードボイルド等の非本格作品に比重を置き始める。
パズルの完成度やどんでん返しよりも、文芸的な面白さを求めるようになる。
作品が書かれた年代や、アメリカとイギリスの作風の違いにこだわった読み方をするようになる。
ネットに書評が見当たらないマイナー作品を探して、最初の書評家になろうとする。
子供時代に培われたホラー好き、エログロ好きから、金田一少年やひぐらしにはまる。
【中級者時代】
【上級者時代】
今年のどこ高校がどう、って話がしたいわけではない。
はてなーをはじめネット周辺はなんだか高校野球が気に入らないみたいだから、それを否定したい。
たしかにね。今年はまれに見る猛暑であんな暑さの中屋外競技をやるなんてトチ狂っていると思うよ。
しかしそれに対して、ドームでやれだ、夏はやるなだ、ただの少年ポルノだ、老人はエアコンの効いた部屋で見やがって、だ。
本当に残念。自分にとってどうでもいいことには平気でとんでもない悪口を放つ。醜悪以外のなにものでもない。
私は高校野球に限らず屋外競技は何度以上になればすべからく中止すべきだと思う。
なんだ、ドームでやれって。地区大会でドーム使えってか、無理だ!アホが。
それこそ甲子園しか見てねぇだろうが。アホが。アホが!陸上だってこの時期がインターハイだっつうの。ドーム無理だろ。
夏はやるなって、夏休み以外にやったら勉強できねぇだろうが。全員がスポーツで食ってくわけじゃない。勉強なくしてどうすんだ、
アホが。一回でも見に行ってみろ。
そらぁスタンドで見てるだけでも辛い猛暑だわ。温度制限儲けるべきだわ、ってわかるぞ。5分で無理。
大雨なら中止にするくせに大晴れは中止にしないなんて時代錯誤だわ…暑いわ…。
とんでもなく面白いゲームが展開されてるんだ。もうそんなこと暗黙の了解だけど、プロの野球とは全然違うぞ。
どんでん返し当たり前、応援してる側も熱気がハンパじゃない。