2015-12-30

[]手塚治虫目撃者ブラックジャックより)」

★★★★☆

前置き

2巻6話。

あらすじ

駅のホーム爆弾テロが発生し、容疑者が3人に絞り込まれるが、

犯人を目撃した唯一の女性は、爆破の影響で失明

警察BJに眼球移植を依頼するが、BJは、

5分しか見えるようにならないことと、

失敗することがわかりきっている手術をするつもりはないと一度は断る。

しか警察が3千万出すと言うと、一転して引き受ける。

手術の結果、一時的視力を取り戻した女性言葉によって犯人が明らかになるが、

BJ言葉どおりまた目は見えなくなってしまう。

BJ警察に、3千万彼女にやってくれと言って去る。

感想

なんでかわかんないけどすごくじーんときた話だった。

BJが真面目に、失敗することがわかってる手術をやらないと語ったところと、

最後また目が見えなくなるところの描写がたった数コマなのにすごく印象的だったからかな。

驚きとかどんでん返しはなかったけど、「らしさ」が十二分にあって、かなり満足度の高い話だった。

ピノコor印象に残ったセリフなど

医者ってのはね 警部さん

ひとをなおすために手術をやるんだ

五分たってどうせ失敗するとわかってる手術をわざわざやるバカがいますかね

患者だってぬかよろこびですよ!!

患者がかわいそうだよ

二度もつらいくるしみをあじわうなんて

うーんこのリアリストでありながらヒューマニスト・・・

しびれます

ランキング 

1.ときには真珠のように

ピノコ愛してる

二度死んだ少年

アリの足

はるかなる国から

えらばれたマスク

目撃者

白いライオン

シャチの詩

つの

幸運な男

閉ざされた三人

報復

万引き

タイムアウト

奇胎

からだが石に…

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん