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2024-11-14

anond:20241114150033

財務省無謬性を信じ切っているくせに、自民党とか財務省批判とかを初っ端から害悪認定してるの、本人達おかしいと気づかないものかな

それは対象が違うだけで図式は陰謀論と全く同じ

あと、官僚に矛先が向くのは政権交代をしても変わらなかったからだし、景気低迷を続けているのに消費税増税をして日本国内需要を冷やしきっているのは財政の失敗に他ならないので、大蔵省財務省が責められるのは当然(もちろん、政権政党やそれを支持する国民にも責任がないとは言わない)

2024-10-14

anond:20241014004302

本屋もない

ツタヤもない

ハローマックもない

タミヤ模型店もない

ゲオもない

コジマもない

デンコードーもない

ダイエーもない

ジャスコもない

ミルキーウェイもない

長崎屋もない

十字屋もない

小僧寿しチェーンもない

ツクダオリジナルもない

ベルミーコーヒーもない

霧の浮船もない

ぬーぼーもない

ファイブミニもない

ワナナイトもない

リンスのいらないメリットもない

メガネパリミキもない

イカノートもない

デパート屋上遊園地もない

座席指定なしの映画館もない

二階建て新幹線もない

ゴルフ場もない

公園遊具もない

テレビ東京以外で19時台のアニメもない

コミックボンボンもない

警告が書いてないタバコもない

エレベーターガールもない

ナースキャップもつけてない

土曜日学校もない

遊べる空地もない

ジャンボジェットもない

大蔵省もない

国鉄もない

うなぎもない

めだかもない

2024-09-29

メロスは友人の命を救うために一生懸命走り、扉が閉まる前に間に合った

しかし扉は、ネクタイ保険会社役員白衣医師たちに包囲されていた

メロスは戦って、数人を倒した

しかネクタイ白衣はあとからあとから沸いてでてきた

大蔵省厚生省は、彼らの暴力を見ない振りをしている

病院は数十億円もの施設債を発行しており、不景気証券市場を潤しているからだ

それで官僚たちに診療報酬値上げを迫るわけだ

扉が閉まる時刻が迫ってきた

からエレベータまで3分、そのあいだにエレベータが止まってしまうかもしれない

  

メロスは彼らの人数に負け、病棟に入れなかった

病棟4階では、友人の手首にうっかり3倍量の抗菌薬が注射されている

そのことで友人は心不全を起こし、心因性脳梗塞を併発した

そして、副作用による出血の恐れを理由に、脳梗塞急性期の処置は一切行われなかった

友人は脳を破壊され、見殺しにされ、この世にいなくなった

   

メロスは翌日、警官弁護士出来事を話した

警官弁護士は鼻で笑った(麻薬以外の薬は管轄外なんでー)

   

走れメロスの本当の結末はこうなんですよ

太宰治官憲医を怖れて、修正していたんです

2024-09-03

おお、岡本太郎批判にそのまま使えそうだ。本来万博会場全体の予算であったもの太陽の塔ひとつに使ってしまい、途中で発覚し慌てて止めようとしたが時すでに遅し。あの塔が完成した

[B! 万博] サクッと調べたので間違えてるかもしれんが 万博会場の建ぺい率は70%な..

  

id:tapi423さま、コメントありがとうございます

上記コメント太陽の塔内部の展示資料パンフレットを読んだ私の記憶をもとに書いたのですが、改めて調べたところ

万博会場全体 → テーマ館の展示全体 

の間違いだと思います。いい加減なことを書いて申し訳ありません。ブコメ修正しておきます

 

ただ太陽の塔建設は当時大変揉めていたこと、岡本太郎勝手暴走したこと事実のようです。

以下、参考になりそうなページをまとめておきます

 

岡本と丹下の対立

会場計画プロデューサー丹下健三氏と岡本太郎の取っ組み合いの喧嘩がさまざまな記事言及されています

中でも堺屋太一氏による「地上最大の行事 万博博覧会」は当事者による記述として興味深いので引用しま

 

計画が出されたとき、万国博開催期間は梅雨の時期も含まれるため、人を集めるには「屋根」が必要だという意見が出た。しかし、これほど巨大な建造物屋根をどのように作るのか、技術的な解決策は見えてこない。建設省や通産省から安全性危惧し、縮小変更を訴える声が強かった。

  

(中略: ここから大屋建設の苦労が語られますが省略します)

 

お祭り広場建築軌道に乗り始めたと思った矢先のことだった。展示プロデューサー岡本太郎氏が、お祭り広場大屋根の真ん前に、塔をつくると言い出した。これが、かの「太陽の塔である

岡本氏の発言を聞いた丹下氏の顔色が変わった。

「すでにシンボルタワーは菊竹清訓氏が設計していますあなたは展示プロデューサーなのだから、展示に集中してください」

菊竹氏が設計した蜂の巣状のシンボルタワーは、会場の南端に建てる予定で計画が進んでいた。しか岡本氏は一歩も引かない。

「万国博の展示の中心には、一眼でわかるような造形が必要です。一番目立つ展示を私は考えました」と言ってスケッチブック4冊ほどを取り出した。そこには「太陽の塔」のスケッチが200枚くらい描かれていた。(中略)岡本氏の熱弁を聞いたところで、もちろん丹下氏は納得しない。丹下氏の口調は次第に厳しくなり、

「お前にそんなものを造る権利はない」「造るとしても、目立つところにあるのは許さない」

どうしても造るなら、お祭り広場屋根設計を変更して、太陽の塔屋根で囲って見えないようにする、とまで丹下氏は言った。

すると岡本太郎氏は烈火の如く怒り、関係者のいる前で2人は取っ組み合いの喧嘩を始めた。互いの弟子たちは喧嘩を止めるどころか加勢し、手のつけられない状態になった。慌てた私はいったん通産省が引き取りますと2人を制したが、「引き取るとはどういうことだ」と、今度は私が2人に罵倒される始末だった。結局、大屋根の中央に大きな丸い穴をあけて「太陽の塔」を突き抜けさせるという妥協案に落ち着くまでに1ヶ月かかった。

(「地上最大の行事 堺屋太一 万博博覧会」 p269~p280)

 

このように「太陽の塔」はもともとシンボルタワーとして造られたものではなかったが、結果的に二つのタワーが万国博に登場した。岡本太郎氏は「自分太陽の塔と、菊竹氏のタワー、どちらが真のシンボルタワーかは大衆審査に委ねるべきだ」という考えを示した。と同時に「自分には自信がある」ということを盛んに表明した。この勝負岡本太郎氏に軍配が上がったことは歴史証明している

(「地上最大の行事 堺屋太一 万博博覧会」 p282)

 

なお、著者である界屋太一氏は通商産業(現経済産業)省の方であること、出版2018年であることは注意が必要です。

まるで仲介役をしていたような書き方ですが、以下の小松左京氏の著書によれば通産省も強固に反対していたようです。

当初の見解とは大きく異なり太陽の塔歴史シンボルになってしまったせいで不都合なことはみんなちょっとずつ伏せている感じはありますね。

 

小松左京ライブラリ

予算といえば、あの「エキスポの顔」といわれた高さ六十メートル名物太陽の塔」があやうく消えかかったことがある。テーマ展示の、総予算は前にもいったように建設費こみのあち見つもりで三十億は必要だと、岡本氏のスタッフははじき出していた。(この金額理事会説明する時、岡本氏はテーマ展示には「最低三十万円」必要だ、とやってしまった。石坂会長の「明治四十五年の万国博」とともに万国博の二大迷言とされている)

 大蔵省筋はこの規模を内々に承認していたが、監督官庁の通産側は、あまり正面に大きなものを建てられると、ホストカントリー日本政府館が目だたなくなる、という理由強硬に反対した、テーマ展示の稔予算はせいぜい三、四億でいい、というのだ。モントリオールテーマ予算百億と大変なひらきだ。そんな予算ではとてもテーマ展示はできないとプロデューサー側がいうと、もともとテーマなんてものは万風博にはいらないものだ、とまで極言した。

(中略)

 予算の三倍にふくれ上った見つもりをむりやり削るのは大変な作業だった。業者サイドと一項目ずつ検討し、全体の仕様をかえ、やっと予算の倍ぐらいまで削った。だがそれをさらに半分にするのは、背筋の寒くなるような作業だった。

場合によっては、石を一つころがしておいても、これが「根源の世界」だとひらきなおってみせると豪語していたものの、当初のイメージが、はなはだしく萎縮してしまうのはさけられなかった。それに私は平野氏と話しあって、第三スペース「心の世界」に展示する、海外民俗資料収集のための、予算千万円は、最初からおさえて、絶対手をつけないことにしていた。一・五倍にまできりつめる時、展示構想を基本からやりかえなければならないところにまできた。

テーマ展示に関わった小松左京氏が予算で苦労する様子が書かれています現在国立民族学博物館小松左京氏と平野氏が守ったのですね。知りませんでした。

 

 

余談ですが、調べていて個人的面白いと思ったところ:

  

 

追記:誤字修正しました

丹下健三郎氏 → 丹下健三

id:ryotarox さんありがとう!)

  

id:tapi423 さん、こちらこそどうもありがとう

色々知ることができて面白かったです。ブコメも興味深く読ませてもらいました。

2024-08-28

思うに郵政省には、保険不正利用による優生ステルス迫害虐殺があったと思う

郵政省時代かんぽ生命現金で満期保険金受取りができたので、ここ経由でまとまった現金をやりとりすることができた(子供生命保険を掛ければ割が良く、受取人本人確認などなかった時代

自民の敵は迫害虐殺しとけ!という状態なら米軍駐留安心というわけだ

土地バブル崩壊オウム麻原が現れたあたりで統一教会メディアから消え、内閣もころころ変わったように見えたが、郵政省現金払いをどうするの問題もあったからではないか規制案に当省や保険司法団体から妨害が入っていたのではないか

結局、保険郵政省司法団体は、郵政省尻尾切り、隠蔽係として金融庁設立することで合意し、橋本龍太郎が省庁改革小泉純一郎司法改革をやった

それで大蔵省財務省になり、金融担当大臣には竹中平蔵がつき(2002-2004)、その後の中川昭一(2008-2009)、仙谷由人(2010)、松下忠洋(2012)は早世し、安倍菅内閣ではずっと麻生太郎担当した(2012-2020)

というように、三淵震三郎以降、保険団体大手国債オーナーとして、未だに政治の中心であり、政治を仕切っているはずである

2024-08-14

anond:20240814100133

なお大蔵省の設置法

https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_housei.nsf/html/houritsu/00519490531144.htm

 (任務

第三条 大蔵省は、左に掲げる事項に関する国の行政事務及び事業を一体的に遂行する責任を負う行政機関とする。

 一 国の財務

 二 通貨

 三 金融

 四 証券取引

 五 造幣事業

 六 印刷事業

 (権限

四条 大蔵省は、この法律規定する所掌事務遂行するため、左に掲げる権限を有する。但し、その権限行使は、法律法律に基く命令を含む。)に従つてなされなければならない。

 一 予算範囲内で、所掌事務遂行必要支出負担行為をすること。

 二 収入金を徴収し、所掌事務遂行必要な支払をすること。

 三 所掌事務遂行に直接必要事務所等の施設を設置し、これを管理すること。

(以下略)

2024-08-06

利上げ=1990年の不動産の総量規制と同じ

当時は東京を中心に日本中地価が上がり過ぎて、一般国民は家を買えないことが社会問題となっていた。

当時の大蔵省が「土地関連融資抑制」を目的に総量規制実施し、それがバブル崩壊の引き金だった。

先月31日の利上げも、アベノミクスの終了のためにやったものだろう。

しかしそれが第二次リーマンショックを引き起こすとは、この時は誰も知らなかったのだった。

2024-05-03

建設省大蔵省も滅んだのに林野庁は生き残ってるの謎すぎでは?

外局機関にしたってあまりにもやってることが細すぎでは?

つーかアイツらってこの国になにか貢献してる???

スギ花粉の元を税金植林しまくって国民全員を苦しめ製薬会社から袖の下をもらってるだけの連中でしょ?

2024-04-23

逆。景気が悪化→支持率低迷→政権交代

因果と結果が逆。景気が悪化するから支持を失って政権交代してるんだよ。

1回目はバブル崩壊。これは1985年プラザ合意と、1990年大蔵省の引き締めが引き金になって発生したもの。その結果、宮澤政権が持たなくなり1992年政権交代

2回目はITバブル崩壊リーマンショックコンボ。これは橋本内閣から新自由主義政策が極まった所の小泉政権爆弾を持ってて、リーマンショックが発生して景気が急降下した。その結果麻生政権が持たなくなり2009年政権交代

順番から見ても、景気が悪くなったか政権交代してる。自民党野党転落すると景気が悪くなった、のではなくて、経済状況が悪化すると政権交代が発生し、野党側がその舵取りをする事になるということ。

これは日本以外でも同じ傾向です。ただ、景気悪化した局面で舵取りを担う事になる政党が育っているかどうかは、国によって異なる。

普段から交代要員として野党政治基盤が成立している所は、大幅に悪化せずに乗り切っているみたいだな。

2023-11-20

第一次大戦ドイツハイパーインフレの流れ

未だに「マルクをたくさん刷ったかハイパーインフレになった」という説明が成されてると聞いて

第一次世界大戦時のインフレの進行は通貨発行量の増加とあまり関係が無い

資料の引き写しだが

1914−1918(開戦から休戦まで)

大蔵省証券発行残高:48.2倍

貨幣発行:4.4倍

ドル為替:1.6倍

輸入物価:2.1倍

国産品物価:2.4倍

1918−1919(休戦からベルサイユ条約調印まで)

大蔵省証券発行残高:1.6倍

貨幣発行:1.6倍

ドル為替:2.3倍

輸入物価:1.7倍

国産品物価:1.4倍

1919−1920(ベルサイユ条約調印から1920年2月まで)

大蔵省証券発行残高:1.8倍

貨幣発行:2倍

ドル為替:15倍

輸入物価:19倍

国産品物価:5倍

1920−1921(1920年2月から連合国賠償金最後通告まで)

大蔵省証券発行残高:2倍

貨幣発行:1.5倍

ドル為替:(数値記載なし)

輸入物価:下落(数値記載なし)

国産品物価ほとんど変化無し

1921−1922(最後通告から1922年7月賠償金支払い交渉まで)

大蔵省証券発行残高:1.7倍

貨幣発行:2.5倍

ドル為替:8倍

輸入物価:9倍

国産品物価:7.3倍

1922−1923(1922年7月1923年6月いわゆる天文学的ハイパーインフレの始まりまで)

大蔵省証券発行残高:71倍

貨幣発行:86

ドル為替:223倍

輸入物価:225倍

国産品物価:182倍

1923年6−11月

みんなが知ってるドイツハイパーインフレ

1923年11月

レンテンマルク発行、ハイパーインフレ沈静化

とまあ通貨発行とかと物価が直接関係してないのはわかっていただけると思う。端的に言えばみんなが知ってるドイツハイパーインフレ引き起こしたのは紙幣をたくさん刷ったからというのは原因に対する対応であるルール進駐による経済ダメージこそがハイパーインフレの源である

https://www.yomiuri.co.jp/column/history/20220921-OYT8T50046/

2023-10-31

財務省統一教会実行部隊って話は聞いたことがあるな

消費税が5%増えたときになぜか韓国への送金も同じだけ増えたらしい

大蔵省解体したときに何故か統一教会から祝いの言葉があったし

2023-10-14

文科省財務省のバトルについて解説するよ」のブコメについて

https://anond.hatelabo.jp/20231014043358

についての

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20231014043358

お話です。増田自称財務省主計局元中の人だけど、ホントかどうかの判断自己責任よろしく

参考資料の学級規模と教員一人当たりの生徒数のギャップを見る限り先生余っているはずだけど公立学校見ているとどうも余っている様子は全く見られないのなんでなんだろうなあ

足りないのは事務員なんだよね。自治体予算には限りがあって教育分野でも削らざるを得ない、でも教師雇用処遇相対的に守られてきてそれほど減らせない、となると他の部分にしわ寄せが行って、事務員が足りなくなった分、教師事務仕事をこなすことになって多忙になると。人件費単価は教師より事務員の方が低いから、教師の枠を事務員に振り替えれば、学校従業者数を増加させることになって職場環境改善できるんだろうけど、世の中うまくいかないよね。

とりあえず予算査定する側とされる側が対等にバトルしているという幻想は捨てよう。実際、他省庁が財務官僚に「査定のお願い」に行く際、財務省側は二ランクか三ランク下の官僚相手をする程の権力差がある。

よくある財務省ツエー論の根拠の一つとして挙げられる話だけど、実態全然違います。9月の最初ヒアリングは、要求網羅的に聞くから各課課長主査課長より2ランク下の課長補佐クラス)に説明するけどーー各担当補佐が説明するとなると、ヒアリング日程の調整やヒアリング現場での説明者入替え等のオーバーヘッドがかさむんですよーー、その後は普通に主査と補佐で議論してるからね。まあ各省庁の文化の違いや課長キャラで補佐に下ろさず課長が出てきがちな場合もあるけど、少なくとも主計側から主査は補佐を相手にしない、課長を出せ」なんてことを強いているわけではありません。

ともあれここ数十年財務省の力が強くなり過ぎているのが国力を削ぐ結果に繋がっているので、財務省は分割解体されるべきである

こうした主張、はてブに限らずいろんなところで見るけど、なんで一定説得力を持っているのかさっぱりわかりません。だって大蔵省財務省にとっては、ここ数十年、国債残高を減らすことが悲願なわけですよ。で、それを一度たりとも成し遂げていません。バブル末期に赤字国債脱却はできたけど、その間も建設国債は増えていて残高は右肩上がりバブル崩壊後はご覧のありさまですよ。増田個人的には国債残高減少を金科玉条として目指すことには批判的ですが、だからこそ、財務省が悲願を実現するだけの力がない弱っちい役所でよかったなあ、としか思えません。

補正予算になると精査もせず30兆ぽんと出し、剰余金一般会計に繰り入れて好き勝手に使う財務省文科省にだけは強気だけど、他の省庁にもちゃんと物申したらどうですか。大蔵省の頃はやってたと思うよ。

農水省国交省中の人たちからすれば、文科省はうらやましい限りだと思うけどなあ。増田主計局を離れてそこそこ経つので、例えば最近防衛費増の受け止めはわかりませんが、増田がいた頃は、文教費は、社会保障や地財と並んで扱いが難しい予算だ、というのが一般的認識だったと記憶してます文教族は政治力いからねえ。

財務省クズってよりもこの国の予算制度クズなんだよ

「歳出予算はその年度に使い切ってください」

「持ち越しは一切してはいけません」

「余りが出たら『別に必要なかった』という証拠として、次の予算審議の材料にさせていただきます

このシステムマジでクソ。

結果的に年度の後半は『如何に効率的にピッタリ使い切るかを考える』のモードに入ってしまう。*1

財布の中身と相談してギリギリで使い切ろうとするテレビ番組の「◯万円ピッタリお買い物ゲーム」みたいなことを10月~3月にかけてどの省庁もやってる。

そこに向けた準備も考えると純粋費用対効果だけで考えて伸び伸びと動けるのは4月~6月ぐらいまで。

7月以降は予算が付きすぎた事業では必死に使い切りを模索し、足りてない事業については爪に火を灯すような使い方になる。

「俺たちはこの事業にコレぐらい金がいるんだぜ!だから税金をくれだぜ!」

と言って貰ってきてるので自分たち管轄であっても事業間でホイホイお金のやり取りをして全体をフラットにするとかは駄目。*2

から金がない中で必死にやりくりするんだけど、それをしたらしたで「じゃあやっぱ足りてたんですね。最初ドンブリ勘定なんだったんすか?」みたいな事を次の予算調整で言われる。

必要な所に必要予算必要な形で配るっていうのを本気でやろうとしてるとは思えないんだよね。

やってる感を出すための資料作りを皆で頑張って、それに対して超絶究極絶対神大蔵省スーパーエリート様がやってる感のある感じで予算をお出しくださってエヘヘヘあっしらのような下賤の下っ端役人如きにお恵みくださってくれるんでげしよげへへへ。

まあ税金でやる以上は先にいくらかかるかキッチリ見積もってからやれってのは事実だとは思うんだが、それにしたってもうちょっと効率的にというか実態に即したやり方は出来ね―もんかなと思う。

なまじっか複雑な分最終的には「お役人様のご機嫌を上手に伺った人の勝ち」って所が強くなってる気がしてならん。

んでまあ世の中なんだかんだ水物だから未来予知しきれなかった部分でボロが出てくる。

無茶苦茶だぜ。

保身しか考えてない結果からくる完璧主義に囚われきった官僚の逆効能の完成形だよ。

こんな馬鹿みたいなことやるのに優秀な頭なんて必要ないよ。

結局はセコセコ手を動かして胡麻をするか必死に誤魔化すかしかねーんだわ。

現場判断根性運用役人の基本スタイルですわ。

そのくせして表向きは「完璧に我々の予想通りでした」と言い切らないといけないのが狂ってんだよね。

びんぼっちゃまスタイルだよこの国は。

※1 予算をピッタリ使い切る

 予算をピッタリ使い切ると言っても完全に財布を0にする使い切りは基本的不可能

入札方式を取っているのでどうしてもブレが出るのだ。ブレが出ないように会社と事前に値段を決めてそれを書いてもらうとかは当然NG。なので予定していた契約額±10%ぐらいのブレはそれぞれの契約ごとに発生する。契約したけど役所のガワにお金がないのは絶対にあっちゃいけないので予算は余る側に向けて調整される。

絶対に余るのだけど、余らせすぎると次年度以降に予算を削られてしまうので、予算を使ったという証明のために「最後文房具でも買って1000円単位ぐらいまで頑張って使い切れよ」と仄めかされたりする。年度末に無駄仕事してて本当アホ。

※2 事業ごとの予算振り分けでフラット

 実はちょっとしてる。切り分けが曖昧な分野では多めに予算がついた方からお金を出す感じで。

一般家庭でも「知育ゲームゲームお小遣い勉強お小遣いのどっちから払うの?」とか「旅行先で飲むお酒個人お小遣いから払う?それとも旅行用のプールから払う?」みたいな「どっちの予算からお金を使うか」っていう問題は起きるでしょ?

それと同じ感じである程度都合よくお金を融通しあってから「これはもう完全にこっちの予算で使うべきだったわけで何もおかしくないんすよね~~。まあ結果的にこっちの事業で使う頻度が多くなっちゃってる気はするんですけど、それは結果論みたいな話でしかなくて~~~」みたいな感じで説明して乗り切ってる。

やりすぎると問題になるから『足がつかない範囲で』は意識することになる。

んで下手にやると「じゃあやっぱこの事業はこの予算でイケるってことっすね~~~」で全然足りてない予算が次回以降の実績になったりするので、血の涙を飲んで「金がないせいで何年も事業が遅れてんだよ。どうにかしてくれよ」と言うために裏技を使わないこともある。

2023-09-27

今日知った言葉大蔵省

財務省と金監督庁の前身らしい

おおむねお金を扱う省庁だったそうだ

 

弊社のおっさんが財経の女性社員のことを

大蔵省」と呼んでいてナニソレってなったので調べた

2023-09-24

anond:20230924155202

消費税という名の付加価値税(売上税)という直接税(旧大蔵省裁判所お墨付き)が小規模事業者では免税されてたのに、益税があったかのように国が振る舞って廃止して、実質増税してるのが今やぞ

2023-09-23

日本が悲しい国になっている

ただの独法病院勤務医だけど神奈川田舎母子家庭に生まれたからか、昔は名誉欲と権力欲が強かった。横浜翠嵐卒業して東大法学部卒業して、在学中に司法試験国家公務員試験合格して、大蔵省自治省官僚を目指していた。金には全く興味がなくてエリート視、次官という肩書き陛下から頂ける勲章が欲しかった。

だけど、司法試験合格して東大法卒の事務次官さらに中高は私立の名門男子校なんて人はゴロゴロいるわけで、地元小中と県立出身自分じゃ「真のエリート」にはなれないなと諦めた。

その後内閣人事局というとんでもないオフザケ組織ができてしまったのでその選択は正解だった。

それからは「国立大学医学部教授」を目指して旧六医とされる地方国立医学部に受かったんだけど、大学在学中に新しい臨床研修制度が始まってしまった。県外出身の友人始め多くの同級生はそれを歓迎していた。だけど俺は不安だった。せっかく苦労して関連病院の多い歴史の古い国立医学部に入ったのに、その医局権威が揺らいでしまったら…と。

予想は的中し、今や国立医学部よりも設備の整った私立総合病院の院長がデカイ顔をすることもあり、大学医局に属したことのない医師名医と紹介されることもあり、極め付けに最初から稼ぎの良い美容外科を志望して入学してくる学生がいる。

医師官僚だけじゃない。情報化社会ネットメディアが進展すればするほど、金と根拠のない影響力だけを持った胡散臭い実業家インフルエンサー大口を叩くようになり、正当な権威権力を持った人間の影響力が次々と失われていく。

勲章よりも権力よりも名誉よりも、金や知名度容姿を求めるようになった日本が悲しい。

2023-09-18

anond:20230918142836

俺が大蔵省だってガンダムみたいなこといってらぁ

公務員は増やさないとね

もう職もボランティアできる老人もあとがないんよ

2023-08-18

anond:20230818170544

税収額が小さくなってしまうことはそれほど問題にはならない。税収が少なくなっちまった場合大蔵省銀行券刷ればいいだけのことだから

それより、税制上の優遇措置で消費を促し、かねを市場に戻してやることこそが本質的な狙いだ。

2023-05-31

anond:20230530181713

1991年1月中旬だったかな、ニュースバブルはじけたって騒いでた気がする。

株券が紙切れになったとか言われても意味が解らなかったな。

どうでもいいような土地価値が有るように見せかけて担保にして、

融資した銀行破綻する事になったんだよな。

それから20年、30年、日本経済低迷...

バブル崩壊とは、1991年から1993年頃にかけて起きた株価地価土地の値段)の急落のことです。歴史(近現代)の教科書にも載るほどの大きな現象で、長い不況入り口になりました。バブル崩壊は、投資家不動産オーナーだけでなく、企業経営者から会社員にまで広く影響を与えました。バブル崩壊に至るまでの歴史を振り返ります


1980年代バブル景気が起きる

バブル崩壊の「バブル」とは泡のこと。泡のような急速な好景気と一瞬ではじけ飛ぶ様子を「バブル景気」と呼びます日本バブル景気に入るのは、1980年代後半のことです。


1985年9月アメリカ貿易赤字改正するために、先進国5カ国での「プラザ合意」がされました。合意内容は、アメリカ製造業を守る円高ドル安の路線。これを受けて市場は急激な円高になり、それまで順調だった日本経済は、不況に陥りました。


そこで、日本政府公共事業拡大と低金利政策を実行することになり、結果としては企業個人お金が余る状況を作り出します。余ったお金株式投資不動産投資に回され、株価は急激に上昇し、土地価格も高騰しました。いわゆるバブル景気の状態と言えます


なぜバブル崩壊が起きたのか?


バブル景気は長く続くことはなく崩壊しました。直接的な原因は、1989年金融政策転換と1990年の総量規制実施です。

株価を引き下げる要因になったのは、金融政策の転換です。1989年5月以降、公定歩合が段階的に引き上げられた結果、1989年末に3万8,915円だった日経平均株価は、わずか1年後の1990年末には、2万3,848円にまで下落してしまいました。


不動産価格を下落させたのは、地価の高騰を抑えるために政府が行った総量規制です。銀行不動産融資実質的制限する政策でした。総量規制実施されると、まもなく地価は下がりそれとともに、バブル景気は終焉を迎えました。


総量規制が出されていたのは、1990年から1991年までの1年3カ月間のみです。しかし、この政策は、政府大蔵省が予想していた以上の結果を招きました。それが「土地神話」の崩壊90年代後半以降のデフレ経済です。まさに「失われた20年」の原因となった政策でした。

https://www.rakuten-card.co.jp/minna-money/feature/article_2008_00002/#:~:text=%E7%9B%B4%E6%8E%A5%E7%9A%84%E3%81%AA%E5%8E%9F%E5%9B%A0%E3%81%AF,%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

2023-05-23

配偶者控除おもろw

戦前世帯課税

戦後個人課税

 

法人化して所得分割を企む個人事業主が増える。

 ※所得税は累進課税のため、個人事業主単体の稼ぎにするよりは家族経営法人にして

  各個人所得に分割した方が合計課税額が減るため。

 

法人化してない個人事業主がおこ。政府改善を促す。

 

政府個人事業主の配偶者に対する税控除制度の導入を検討

 

大蔵省は「だったら個人事業主だけじゃなくて普通雇用者もそうやろがい」と言い出し、

 個人事業主以外に対しても配偶者控除制度を導入するようにプッシュ

 ※財界からプレッシャーも強かったらしい。

 

そんなこんなで配偶者控除制度が導入されましたとさ。

 

ずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと、

なんでこの制度あるんやと思ってたんだけど、そういう経緯だったってのを今日初めて知った。

あと大蔵省って久々に聞いたわ。

2023-04-24

問一 第一勧業銀行が答えとなるような、問題文を5問作りなさい

採点基準 

 最大20

 成立している問題文1問につき1点

 次のキーワード群のことばを使っていれば1つにつき2点加点(渋沢栄一みずほ銀行第一銀行日本勧業銀行山一証券バブル景気平成)

 次のキーワード群のことばを使っていれば1つにつき3点加点(政府系金融機関、四大証会社、8311、横田郁)

 次のキーワード群のことばを使っていれば1つにつき5点減点(ノーパンしゃぶしゃぶノーパンしゃぶしゃぶ大蔵省総会屋

2023-04-20

anond:20230420201210

自分非正規貧困独身おじさんだから言うけど、自己責任だよ。

勉強もっと頑張って国立医学部行くか東大法学部行って大蔵省自治省入ってたらこんな風にはなってなかった。俺の人生が無価値で俺という存在社会負債になってるのは俺の努力不足で自己責任

貧した状態からスキルアップ(笑)しようとしても意味はない。良い人生送りたかったら10から18歳までの努力大事なんだが、高校卒業してからそのことに気がついてももう遅い。

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