「付加価値税」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 付加価値税とは

2024-11-14

消費税減税してほしいが

ヨーロッパコロナ禍のタイミング日本消費税に似た付加価値税を減税したが、結局減税された分を企業が定価を上乗せしたりであんまり消費増にならなかったらしい。

消費税減ったら消費増バンバン増えて結果税収増えるやろ!」

と思っていたのだが難しいものである

ヨーロッパインフレそもそも物価上がってるから付加価値税そのままだったらさらに消費が冷え込んでたという解釈もできないものかとは思うが。

しかし、「消費税下げても、結局企業が定価を上げるから意味ない」だとしたら、このまま消費税は上がり続けるしかなく、仮に消費税50%かになっても「いやいや、消費税下げるのは無意味2020年代実証済みだから下げない」とかなりそうである

人類はみずから課した消費税の重さに潰されて絶滅するっっ!!!!」

「な、なんだってー!?」

(完)

2024-06-08

スウェーデンの「総税収に対する消費税収の割合」は18.5%のソース

ChatGPTとはてブの人気コメどちらが信用できるか?調べてみた - ふろむだ@分裂勘違い劇場

https://fromdusktildawn.hatenablog.com/entry/2024/06/08/073626

スウェーデンでも「総税収に対する消費税収の割合」は18.5%に過ぎない一方で、日本は37%に達しており

ブコメでKnoa がスウェーデン数字合致する記事発見したと報告。

スウェーデン18.5%の資料発見http://www.hhk.jp/senmonbu/seisaku/files/seisaku_shosai091115.pdf

2010年医療団体機関紙スウェーデン数字ソースは次。

スウェーデンは、OECD「歳入統計2007年版」より。

 その他は「財政統計金融月報」(2008.4 財務省財務

 総合政策研究所編)より

正しくても随分と古いデータだ。

ChatGPTに聞いてみた。

2007年OECDデータで、スウェーデンの「総税収に対する消費税収の割合」は18.5%であるという話は事実ですか?調べて回答は日本語で翻訳して書け

 

ChatGPT

6 件のサイト検索しました

2007年OECDデータによると、スウェーデンの総税収に対する消費税収の割合は18.5%という情報事実です。このデータOECDの税収統計から確認できます​ (OECD Statistics)​​ (Site homepage)​​ (Site homepage)​。

具体的には、消費税付加価値税VAT)やその他の間接税を含む)はスウェーデンの総税収の18.5%を占めています。この割合は、消費税が総税収に占める割合として、OECDの他の多くの国々と比較しても標準的な値と言えます

 

最新のスウェーデンの「総税収に対する消費税収の割合」は?

ChatGPT

6 件のサイト検索しました

最新のスウェーデンの「総税収に対する消費税収の割合」は、約24.1%です。このデータは、OECD2022年統計に基づいています消費税VAT)は、スウェーデン財政収入重要な部分を占めており、その他の税収源と比較してもかなりの割合を占めています​ (OECD)​​ (OECD Statistics)​​ (OECD)​。

この割合は、過去数十年で変動しており、2007年の18.5%から増加しています。この増加は、スウェーデン政府の財政政策や消費税収の増加によるものです。

OECDデータアクセスすることで、さらに詳細な統計情報や他の税収源との比較確認できます

 

では日本は?

OECDデータで、日本の「総税収に対する消費税収の割合」が約37%であった年はありますか?

 

ChatGPT

6 件のサイト検索しました

OECDデータによると、日本の「総税収に対する消費税収の割合」が約37%であった年は存在しません。日本消費税収の割合は通常約20前後で推移しています​ (OECD)​​ (Site homepage)​。例えば、2021年のデータでは、日本の総税収に占める消費税収の割合は約25%でした​ (OECD Statistics)​。

これは日本の税収構造の一部として、消費税が他の税収源と比較して特に高い割合を占めることはないことを示しています消費税重要な税収源ですが、所得税法人税など他の税収も総税収に大きく寄与しています

もしさらに具体的なデータや詳細をお知りになりたい場合は、OECD公式データベースや関連する統計レポートを参照することをお勧めします。

これらChatGPTが正しいかチェックするのは自分の頭では面倒くさいのでしてない。37%が何の数字なのか気になる。

自分もふろむだと同じように、この人の言ってることのネタ元は(たとえ事実として間違っていたとしても)何なんだろう、ということを考えてしまタイプ。「海外でなんちゃらと報じられていて衝撃」なんてエントリがあったら海外の元ソースまで追いかける。

2024-06-04

anond:20240604153904

北朝鮮では1974年3月21日に「税金制度を完全になくすことについて」という最高人民会議法令が発布され、同年の4月1日には「世界ではじめての税金のない国になった」という内容の宣言が行われました。こういった経緯から北朝鮮では4月1日を「税金制度廃止の日」と定めています

近年では、外貨獲得手段の一つとして観光分野にも力を入れ、消費税空港税といった税金がかからないというのが他国にはない特徴の一つとなっています

このように税金がないと聞くと、国民負担をかけない優しい国のように思う人も多いでしょう。しかし、その実情は決して甘いものではありません。

北朝鮮当局税金徴収しない代わりに、何らかの使用量や募金といった名目で、法的裏付けのない金を頻繁に徴収しているのです。さら付加価値税は「取引収入金」として、所得税は「社会協同団体利益金」として、法人税は「国家企業利益金」として徴収しているようです。

結局、当局国民に対して金銭徴収していることには変わりなく、これが北朝鮮における事実上税制であるといっても過言ではないでしょう。

2024-03-20

SNS増税がーって喚いてるやつに限ってたいていのケースでトータルでは減税になってること多そう

日本所得税って低所得層にかかる税率は東南アジア圏より低かったりするし

消費税先進国だとアメリカの一部の州以外は付加価値税の類は日本より高かったりするし

2023-09-24

anond:20230924155202

消費税という名の付加価値税(売上税)という直接税(旧大蔵省裁判所お墨付き)が小規模事業者では免税されてたのに、益税があったかのように国が振る舞って廃止して、実質増税してるのが今やぞ

2023-09-14

消費税という名の付加価値税って結局二重課税じゃないの?

日本では消費税という名前だが、諸外国では付加価値税という名前一般的である。この「消費税」という名前付加価値税ポイント

しかし、ここに疑問が残る。そもそも利益にかかる税金法人税としてすでにある。つまり付加価値をつけたか利益が発生してるのである

これって二重課税じゃないの?

会計に詳しい人教えて

2023-08-20

anond:20230820203104

付加価値税食料品だとかは非課税じゃなかったか? ほぼすべての物品サービス課税される日本税制比較すべきではない

2023-08-16

anond:20230812172010

GDPで見るのは間違っている

あれはエレクトロニクス化以前まで有用だった指標特に今の日本に置いては実態乖離がしすぎる指標に成り下がってる

なぜならば一切生産をしない派遣中抜きたちの売上すら組み込まれているし何より計算式を見れば自明だが政府支出っていう水増し可能変数存在してる

そもそも日本消費税は売上税であり海外消費税付加価値税的な性質が強い

2023-07-28

いま消費税を上げるタイミングじゃないの?

物価上昇率が2%を超えているし、いま消費税を上げるタイミングじゃないの?

これまで「リフレ派」の人たちは「デフレ消費増税とか標準的経済学に反している」などとさんざん喚いていただけど、物価上昇率が2%超えても消費増税してはいけないの?

「消費が加熱して景気がいいわけじゃないから」と言うんだけろうど、諸外国付加価値税インフレ不況がひどかった1970年代から80年代にかけて上昇しているよね。

https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/consumption/103.pdf

そもそも消費増税反対派は、増税反対の声が大きい一方で、予算人員の不足で苦しんで現場崩壊寸前のいる教育介護、保育の状況には全く関心ないよね。明らかに増税の前に無駄な人を減らせ!」という政治犠牲者なのに。

要は論壇商売消費税批判しているだけなんだよな。くだらないし腹が立つ。

2023-07-24

所得税の累進性が弱体化しているロジック

佐藤一光先生解説メモ

https://twitter.com/kazzuaki/status/1681307788864258049

①累進性が壊れてる最大の理由は分離課税+軽減税率の合わせ技。資本軽課=租税支出補助金によって経済成長を実現できるとした時代があった(2000年代前半)。貧乏人に金を渡すとすぐに消費してしまう。リテラシーが低いので、投資といっても貯蓄に回してしまう。しかし、これから時代株式金融派生商品時代だ。直接投資を増やさないと経済成長しない。だから金持ち優遇すれば 彼らは所得の割に消費しきれないわけだから、その余った金を貪欲直接投資に回すはずだ。そうすれば経済成長する。貧乏人は誰も助けてくれないとなれば一生懸命働くだろう。この合わせ技で経済成長すれば貧乏だっておこぼれに預かれる。金融立国聖域なき構造改革とはこのことだ。 

日本所得税がスカスカになってる理由所得控除。特に給与所得控除と公的年金等控除がでかいが、これは減税額によってサラリーマン自営業者(青色申告)と年金受給者との負担を調整してきた結果。所得控除の仕組みが高所得者減税になっていて、低所得層恩恵がない形だったのは勤労を重視していた(小熊/井手)から、というのが通説だろう。

福祉国家を維持するための財源として他の制度重要であったこと。日本社会保障の中心は社会保険(ビスマルク社会保障)。社会保険料の負担の特徴は再分配を効かさないこと。リスクに応じた負担(民間保険)よりは定額保険料の方が社会的であるし、定額保険料よりは定額から所得に応じて負担が減少してゆく擬似比例負担の方が社会的。この社会保険の共助的公平性日本の公平感の基礎にあり、それが諸税の女王たる所得税の地位を低いものとした。社会保険料控除も大きいし。そこに付加価値税が登場することになる。付加価値税に触れ始めるとこれはこれで長いが、直間比率間接税に寄せた方が経済成長する(2度目の登場だが言説としてはこっちが古い)、高齢者負担(年金所得を控除しといてなので減税スパイラル)が不当に小さい、などといった理由所得税より付加価値税が好まれた。欧州的には輸入品課税できるということ、輸出品に課税しない(租税支出補助金)ということで、経済グローバル化対応した税だということだったはずだが。福祉国家の充実には、この新しい税制である付加価値税が鍵なんだと(事後的にではあるが)評価され、所得税へと注目が集まらなくなっていった。

この辺りの再分配の不味さに対して専門家はずっと苦言を呈してきたが、社会/政治的な支持は減税/増税阻止で安定してきたので、金持ち減税/勤労(プロテスタンティズムとは違った意味で)を重視する租税制度が出来上がって今に至る。ここにメスをれようてして失敗したのが新しい資本主義ね。

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2023-04-05

海外メールが楽しくなる増田寿丸無く篠田ルー目の意外か(回文

おはようございます

海外の問い合わせのメールが来たときにもう超絶面倒くさくって、

『超絶面倒くさい列伝』第1巻の巻頭カラー6ページ目の冒頭で出てくる面倒くささナンバーワン選手権でいきなり優勝!ってぐらいなレヴェルで

今まであんまり外国語でのやり取り好きくなかったけど、

そうよそう!

GPT-4ちゃんのおかげで海外返信も楽しくなっちゃったから笑っちゃうわ!

で!

GPT-4ちゃんはもちろん世界中言葉ちゃんと分かってるみたいなので、

今回はそのGPT-4ちゃんの実力をまた試すためにちょうどいいフランス語メールがやって来たの!

もうさ結果から言うと、

また流暢にこっちの意図する内容を返信を箇条書きにして教えてあげると返信文をフランス語さらさら書いてくれるので、

一応疑って悪いけど

対訳してみてもいい感じだったからそのままお客さんに送っちゃったわ。

すごい勉強になったのは

お客さんの名前男性女性か分からなくて

そのままGPT-4ちゃんに訊いたら多分女性かも!って教えてくれるし、

そんでメールの書き出しはDearだけどフランス語はどうするの?って訊ねたら、

ボンジュール名前を付け加えたらいいよ!って教えてくれるのよ。

なんでもDear男性女性用の言い方はあるらしいんだけど、

どっちか分からないときボンジュール!でいいよって言ってくれるから

もう細かいこと冒頭の1行目で訳を考えるのが大変!って事態が全くなくなっちゃったわ!

GPT-4ちゃんのおかげで。

遺憾なく発揮するそのGPT-4ちゃんの実力が恐ろしいわ!

あともう私が何度調べてもグーグルいかがでしたか系の記事しか出てこなくて効率が悪い調べる調査で毎回毎回なのが

相手国の郵便番号電話番号の桁数のフォーマット

ばちこん!一発でペキカンに教えてくれるので、

もうさ、

捗りまくりまくりすてぃー!で思わずニッコリ山脈に向かってヤッホー!って叫んじゃうぐらいなのよ。

いろいろといまやGPT-4ちゃんの使い方の記事がウエブで上がってるけど、

使い方分かんなかったら普通に対話して話しているだけでも

からないことが解決ちゃうので、

最近最初はグーでお馴染みのグー検索や一番有名どころであろうグーグルでいきなり調べるよりも

もっぱらGPT-4ちゃんで一旦検索してから

検索してかーらーのーって

そこで知りたいことが完結にまとまって教えてくれるから

なんかいくつかの手間が省けちゃって本当に助かるわ!

なので、

いつも面倒くさい作業だったので海外メールの返信は

『超絶面倒くさい列伝』を全巻読んでしまってから取りかかっていたんだけど、

もうGPT-4ちゃんいるから率先してやっちゃいたいぐらいなのよね。

なのでもう今日お仕事わっちゃったわ。

そんで笑っちゃうのがってもうGPT-4ちゃんで捗りすぎて笑っちゃうんだけど

お客さんの文面でTVAつーからなに?って訊いてみたら

付加価値税らしく日本で言う消費税みたいなものでまた関税とは別みたいなのよね。

TVAっててっきり普通に関税のこと言ってるのかしら?って思いがちじゃないガチで。

掘り下げて聞いてみたら付加価値の中でも4段階の税率があるみたいで、

日本のそれよりははるかにややこしそうなのよ。

せいぜい軽減税率かどうかの8か10パーセントでしょ?日本は。

そんで、

フランス高速鉄道名前TVAみたいなのなんだっけ?って訊いたらもちろん真顔で「TGV」って答えてくれて、

フランスでTで始まる3文字大喜利とか

ボケに対して真顔で返信してくれるGPT-4ちゃん凄いなぁって思ったわ。

マジで海外メール面倒くさかったのが逆に楽しくなっちゃったわよ。

どんどんこいってもんよ!

捗るわー。

うふふ。


今日朝ご飯

シナモンパンしました。

少し温めると美味しくなるって事を最近気付いたわ。

最近サンドイッチじゃないけどしばらくこれら続きそうよ。

デトックスウォーター

炭酸レモンウォーラーしました。

追いレモンのマジレモン切ったやつをグラスに入れて炭酸注ぎ込むタイプね。

夜中寒いと目が覚めがちだけど、

だんだんとそれもなくなってきたか

本当に春なのかも知れないわね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2023-03-16

AIに重い付加価値税

海外製品はまあおいおい考えてもらって

2022-01-04

素人が考える、インボイス制度で得する人と損する人

ネタ元:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2201/04/news001.html

インボイス制度問題理解するのがなかなか難しい。

そもそも消費税の仕組みなんて自分課税事業者になるまで知らなかったし、ちょっと問題点を考えてみた。

結論を先に書いておく。一番損するのは、取引先が営利事業である免税事業者

主に知識産業系においてフリーランスと呼ばれる人たちで、売上1000万円以下の事業主である

消費税の仕組み

消費税事業者代理で国に納税している。

具体的にイメージすると、僕が10000円の商品を売るとお客さんから消費税1000円を預かる。

ところが僕は10000円の商品材料を6,000円で仕入れていて、その時に消費税600円を既に払っている。

そのため差額の消費税400円だけを国に収めることになる。

個人なら確定申告とほぼ同時に消費税の申告をして、銀行から振り込むか指定口座から引き落とされることで納税完了する)

僕が作り出した付加価値利益は4000円であるので、内税で考えるとその分の消費税を納めていると見ることもできる。

そのため消費税付加価値税とも呼ばれる。英語ではVATValue Added Tax)という。

専門家に言わせれば日本消費税VAT正確には少し違うのだろうけど、

内税で考えるか外税で考えるかという視点の違いと思っていいだろう。

勘違いやすいが、事業者消費税負担していない、預かっているお金事業者代理納税をしているだけだ。

負担者はあくま消費者

ここでいう事業者とは販売先をもつ人、消費者とは販売先を持たない人のことだ。

●免税事業者現在消費税制度問題

ところが日本では売上1,000万円に満たなければ消費税免税事業者(以下免税事業者)でいることができる。

その名の通り、免税事業者とは消費税を国に納める必要がないということだ。

免税事業者上記の例では400円を自分の懐に入れられるので、利益4400円となる。

そもそも消費税の申告が不要なので、いくら懐に入れたか税務署が知る方法はないし、おそらく本人も把握していない。

さてこの400円はどこからきたのかというと、もちろん税を負担している消費者だ。

消費者が免税事業者お小遣い400円を渡したのと同じだ。

何もしていない人が自動的10%の利益を得られる、こんな不公平税制があるだろうか。

これが現在消費税の一番の問題点。

インボイス制導入後に損する人と得する人

インボイス制度とは、課税事業者方式に従って請求書を発行した場合に限り、仕入れ税控除(先の例で言う-600円)ができるようになるということ。

免税事業者から仕入れ場合には、仕入れ控除がされない。

僕の中でいろいろ検討してみた結果、免税事業者でいることで得をするケースは消費者直接販売する場合だけ。

消費者販売者が免税事業者かどうかを気にしないし、預かった消費税を懐に入れていることを知る方法がない。

一番損するケースは、企業などから業務委託を受けているようなフリーランスだ。

それも原価率が低い知識産業系。(そもそも原価率が高い産業は売上1000万円なんて簡単に超えるので問題にならない)

どのように損をするか、具体的に考えてみよう。

企業が免税事業者から6000円で仕入れ消費者10000円で販売した場合企業本来取るべき利益は4000円で、企業消費税納税額は400円となる。

免税事業者から仕入れは税控除されないので、消費者から預かった消費税1000円をそのまま納税しなければいけない、仕入6600円(税込)、販売11000円(税込)で、

企業の手元に残るのは4400円、そこから消費税1000円を納税するので企業利益は3400円になる。

本来4000円取れる利益のはずが、3400円になる。

企業からすれば、今まで通りでなんで突然利益が減るのよ、おかしいでしょ、そっち(免税事業者)が悪いんだから取引継続したいなら仕入れ消費税分安くしろよとなるのは当然だ。

では、消費税分を値引きして販売するとどうなるか。

整理しやすいように、同じように6600円(税込)で仕入れ10000円(税込)で売る場合を考える。

インボイス制導入前の免税事業者であれば利益4400円のはずだが、

インボイス制導入後は利益は3400円となる。

2割以上手取りが減るわけだ。これは大問題だ。

課税事業者であっても利益4000円取れるので、それよりも減ってしまっている。

仕方なく免税事業者から課税事業者になったとしても、今まで4400円取ってたのが4000円になるわけで1割減に「見える」

なお、消費税分の値引きを迫るのは独禁法抵触する。(年に1回公取委から調査書類が送られてくるので、誰でも匿名事業者名を密告可能だ。)

課税事業者になってもらうか、取引停止かを迫るのは当然だろう。

最後に1割減に「見える」と書いたのは、繰り返しになるが事業者消費税負担者ではないからだ。

正義はどこにあるのか

僕はこのフリーランスに同情の余地はないと考える。

消費者から「預かった」消費税を懐に入れて自分収入にしているのだ。

法的には問題ないのでもちろん責めることはできないが、倫理正義に反している。

倫理とか正義かい言葉を用いると炎上してしまいそうで難しい問題ではあるのだけど、

僕は「商売において倫理的に正しい行為」は「関係者が誰も損していないこと」と定義したい。

現在消費税制度において、損をしているのは消費者である

消費者という言葉の括りが大きすぎるのでイメージしづらいところではあるが、

本来国に払われるべき税金が免税事業者個人の財布に支払われ、

その分の公共サービス社会福祉犠牲になっていると考えられるからだ。

消費者とは、結局のところ日本居住する自然人全てだ。個人事業主だって飯食って生きてる消費者だ。

法人経済活動のための仕組みであって消費することは必須ではない。)

なので、消費税不公平日本人全体の問題だ。

日本消費税潜在的バグがあった状態で、免税事業者がこぞってこれを利用していたような状態だ。

最初は3%だった消費税は今は10%だ。ギってる金額が3倍になってるわけだ。

さら消費税を上げようと考えると、そろそろこの不公平放置できなくなったってことではないだろうか。

所詮バグバグしかない。

誤っているものバグ利用者意志関係なく、制度設計側の都合で解消されてしまう。

何が「誤り」なのかを考えるのは個人の美意識上記の僕の倫理観のようなもの)の問題であり責めることはできないが、

制度をより正しい方向に直すことをバグ利用側が責める道理もない。

しかし、こういう法の抜け穴というのを利用するのは、確かに儲かる。

しかしいつか外されるに違いないハシゴの先にいるのは、リスクしかない。

早めに儲けをとっていつでも逃げれるようにしておくのが、事業主のしたかさというものではないだろうか。

なお、僕は所詮ただの専業農家である

税の専門ではないし、解釈に間違いがあったら申し訳ない。

適切に税を処理するなら税理士相談したり顧問契約を結ぶべきだと思う。

しかし税について無学では税理士ちゃんと使うのは難しい。

税大講本は税について無料で学ぶ最良の教科書だろう。ただちょっと難しい。

個人的には「人はなぜ税を払うのか」 浜 矩子著 東洋経済新報社 出版 をお薦めしたい。

2021-10-29

anond:20211029022856

付加価値税は、モノによって税率が変わるし、仕方なしでしょ。それを言ったら、FITガソリン税、とか消費税のような付加価値税だし。

anond:20211029012020

そもそもなんで海外と同じ「付加価値税」じゃなくて「消費税」なんていかにも誤解と反発を与えそうな名前にしたんだ?

2021-10-21

消費税概要インボイス制度がクソな理由

会社員の方は詳しく知らないと思うので簡単に整理。

消費税とは

販売サービス提供などの取引に対して課税される税で、最終消費者負担し、納税義務である事業者が納付する。

納付額

取引額の10%または8%の額を取引から徴収し、仕入れ等で支払った消費税を引いた額を納付する。

ちなみに、この「仕入れ等で支払った消費税」は小規模事業者は「ざっくりと売上の40%〜80%(事業の業種で決まった割合)」と見なすことができるので、売上に対する実際の消費税納付額はおおよそ20%〜60%くらい、と思っておくと良い。

付加価値税という考え方

受け取った消費税から支払った消費税を引いたもの、というのはつまり「生み出した付加価値」に対する税金と考えることも出来る。

100円(+10円の消費税)で仕入れて加工して500円(+50円消費税)で売ったら400円の価値を生み出したので、その分に対する10%の消費税40円が納める金額になる、という考え方だ。

事業者側はこの考え方だとシンプルになるのだが、これが壊れるのがインボイス制度だということは後述する。

免税事業者とは

前々期の売上が1,000万円未満の事業者消費税納税義務免除される。

免税事業者消費税を取ってはいけないのか

国への納付が免除されているだけなので、消費税を取ることは問題がない。

しろ消費税を取らない場合は、仕入れ分の消費税自分が払うことになるので、課税事業者よりも損することになる。

免税事業者消費税を取るなという人はそこを勘違いしている。

インボイス制度概要

インボイス制度では「仕入れ等で支払った消費税」に算入できるのは適格請求書が発行されている場合に限られる。

このとき、適格請求書を発行できるのは課税事業者のみである

まり、免税事業者から仕入れについては税額が控除されないこととなり、もし消費税をこれまで通り請求するならば、取引からは適格請求書を発行するように求められるだろうし、そうでなければ納める予定の無い消費税を支払う取引はいないだろう。

インボイス制度がクソな理由

ここまで読んだ方はわかるだろうか。

まり免税事業者は、仕入れ税額分の消費税すら請求することができなくなるのだ。(たとえ請求しても相手仕入れ税額控除に入らないのだから実質的には支払ってもらっていないことと同じ。)

これが免税事業者が怒っている理由で、何も付加価値分の消費税請求できないことを怒っているわけではないのだ。仕入れ税額を請求できないために、実質的課税事業者になるしかないというのがおかしいと怒っているのだ。

更に言うなれば消費税が「最終消費者が支払う税」であるという前提が壊れてしまっているということも指摘したい。

インボイス制度が始まったらぜひ皮肉を込めて「消費税」では無く「消費および免税事業者仕入れ税」と呼んで欲しい。

ちなみに

「免税事業者」という区分をなくせば解決する話なので、素直に無くしてしまえばいいじゃん、というのはその通りです。

2021-09-02

インポ付加価値税

なぜ、EU諸国でこうした複数税率可能なのかといえば、EUでは当初から透明性の高い「インポイス制度」を導入していて、どの業者が、どこでいくら消費税」を納めたのかが明確にわか税金の繰り延べ方式採用されているからです。

https://news.yahoo.co.jp/articles/22f6490ba907e1e333a3939986ff2f21a94be7a6?page=3 (修正前)

EU大事なところはインポ椅子ではっきりさせてきた……

2021-05-18

anond:20210518054940

他国を参考に消費税は通常この程度は必要

消費税率(付加価値税率)が高い国ランキング

1位 ハンガリー 27%

2位 クロアチアスウェーデンデンマークノルウェー 25%

6位 アイスランドギリシャフィンランド 24

消費税の高い国では、負担がある分、教育福祉が充実しています

例えば、フィンランド場合は、教育費はほとんどの大学無料であることや、スウェーデン場合は、医療費子供だと無料になるケースもあるようです。

消費税で、教育費や医療費カバーできていると考えると、魅力的とも言えます

2021-05-09

ウッドショックと呼ばれる木材高騰はなぜ起きたのか?

業界中の人です。

ニュースでチラホラ取り上げられている木材高騰。複合的な原因によりここまで深刻になりました。

実は国産材不足と、海外産材不足の理由ちょっと違うんです。

内地材場合(杉/桧)

憎い花粉をまき散らす杉や桧ですが、現在不足している原因は昨年下半期に行った減産調整が原因です。

昨年春からコロナ禍により、住宅業界や施主も1年程度の着工延期を行ったケースが多発し、

当時進行中の現場緊急事態宣言に合わせて工事が止まるという事が起きました。

結果昨年5月9月にかけ、国産木材価格暴落したんです。在庫が余って滅茶苦茶になりました。

知っているケースだど、桧役物関東尺6寸1分の板で3万㎥です。平時3分の1でしょうか。

結果市場価格安定と余剰在庫払底の為、減産調整が行われ供給が一気に減りました。

木材というのは、葉が枯れ幹に水分が少なくなる晩秋~春までしか伐採できない性質があります

現代ではKDという強制的乾燥させる技術がありますが、設備と容量に限りがあるので、今の時期に木材を切っても

品質的、生産効率的によくないんです。

今年の伐採時期には沢山木を切るでしょうから来年春には品不足がある程度解消されるでしょう(価格が戻るとは言っていない)

海外産の場合

直接の原因は米国住宅バブルと言われています大都市圏アッパー層が付加価値税が安いフロリダ等への移住積極的検討しており、

NY等の異常な高さの賃貸契約から解放され、土地がタダに近い地域建物を建てられるので、上物(建物)に掛けられるコスト無尽蔵に出せられるんです。

都内山手線内側だと、立地の良い30坪の土地で5千万円~です。こういった土地を買える人でも、土地が高すぎるので建物は1千万~2千万円のショボ物が多いのですが、

100万程度で買える地域だと、建物に7千万円のコストが掛けられる訳です。材料が高い?倍の値段でも余裕ですよね。

しかし、業界に居る人から見た直接の原因は、インフレギャップ顕在化とみています

日本購買力バブルから全く変わっていません、インフレしていないので当然ですが、諸外国は毎年数パーセント経済成長をした結果、2%換算で60%の購買力差が付けられています

具体的な数値だと、日本世帯年収中央値が437万ですが、米国中央値は670万です。バブル期は米国と同等の経済水準だったので、30年で35%の差が付いた事になりました。

欧州しろ北米しろ相手先進国ですから、金出さな貧乏な客は、客でないんです。国内では無知な安売り建設会社が、木材会社やプレカット会社の値上依頼に抵抗して、

金の支払いを渋っているケースが多いですが、まあ潰れるまで売上ない状態で頑張ってくださいという形ですね。

皆さんがホームセンターで購入されるSPF材、現時点で昨年の倍、今年冬には3倍になっていると思います

ロシア

垂木(30×40㎜の断面)という材料がありますが、これを製造しているロシア商売が一番エグイです。

実はこの木材高騰の中でロシア材(赤松)は全く関係のない状況でした。しか欧州北米金額が上がった事をしった連中は、

現在日本市場在庫が尽きるまで売り止めを行っています日本市場在庫が払底するころに

「じゃあ今までの1.5倍~2倍の単価で買ってね(笑)」という商売を仕掛けています

ひと昔前日本海側で吹き荒れた日本中古車輸出のスキームといい、素敵なパートナー(意訳)です。

2021-03-09

人件費を抑えないと

高い法人税の中で株主利益を確保するには人件費を抑えないと。

低い消費税日本から高い付加価値税の国へ輸出するには人件費を抑えないと。

正社員雇用を維持するには人件費を抑えないと。

 

新卒学生主婦高齢者パートを増やせば1人あたり労働者賃金は下がる。

新卒学生主婦高齢者パートを減らせば1人あたり労働者賃金は上がる。

雇用を減らせば1人あたり労働者賃金は上がる。

 

長時間労働を減らせば1人あたり労働者賃金は下がる。

長時間労働を増やせば1人あたり労働者賃金は上がる。

過労死を増やせば1人あたり労働者賃金は上がる。

 

内部留保には労働者が働くのに必要設備が含まれている。

設備を減らし労働者を減らせば内部留保は減る。

設備を増やし労働者を増やせば内部留保は増える。

内部留保には労働者給与を払うための現金が含まれている。

現金を減らして給与を払えなくさせ倒産やすくすれば内部留保は減る。

現金を増やして給与を払い続け雇用を維持しやすくすれば内部留保は増える。

 

ナイフでめった刺しにしているのは誰なのか。

 

 

2021-02-21

消費税日本を貧しくしたのか?

消費税を5%に戻したり全廃すれば消費が急回復するのか?5%の時代に消費が活発だったのか?

消費税を5%に戻したり全廃すれば経済が回りだすのか?5%の時代経済成長していたのか?

 

消費が経済を回すなら、消費税増税して政府の消費(歳出)を増やせば経済が回るんじゃないのか。

税収中立消費税増税法人税減税では国民負担は増えない。法人税労働者雇用賃金抑制の形で負担していたのが消費者負担に回るだけだ。

消費税増税して保育や医療介護に使うのが罰金なのか。

付加価値税消費税)の5%から10%への引き上げはTPPや日EUEPAの関税引き下げのバーターで、「消費税を下げたか関税を上げる」ということはできない。

付加価値税には非関税障壁の側面があり、他国より税率が低ければ貿易上不利=人件費等の経費圧縮圧力を受ける。

日本他国より低い付加価値税日本雇用賃金を押し下げてきた。

内部留保には工場機械も含まれるが、これを売り払って納税したら何がいいのか?

内部留保には現金も含まれるが、経営破綻したり給与が払えなくなってもいいのか?

 

消費税5%の時代特に日本より付加価値税が高い国が多くあった。諸外国日本より成長率が低かったか

 

株主が金を出して活動しているのが企業から企業株主の方を見るのは当然ではないか

経済全体の雇用を考えるのは政府仕事だ。

増税して歳出拡大して雇用を増やすのか、増税せず歳出抑制して雇用を抑えるのか。

有権者選択だ。

賃上げを求めるのは労働者労働組合)の仕事だ。

賃上げを求めるなら労働組合を入って交渉すればいい。

賃上げ求めないなら労働組合に入らなくていい。

賃上げを求めるなら、賃金の元になる売上が増えていなければならない。

消費税法人税社会保険料賃金物価の一部だ。

法人税社会保険料消費税に比べて価格転嫁できない。

法人税社会保険料雇用賃金抑制してしまう。

消費税増税法人税減税は税を価格転嫁して売上を増やす政策だ。

売上が増えていけば賃上げ要求もしやすい。

 

消費税増税して保育や医療介護予算を拡大してきた自公富裕層優遇しまくる政党なのか?

増税に反対して小さな政府を求め続けた政党貧困層の味方なのか?

 

2019-07-08

anond:20190708123049

それは付加価値税の「付加価値」の意味勘違いしてるだけ

質問として成り立ってない質問

消費税の話であれば消費に対する課税なので食べ物摂取してクソにするなんてまさに消費だから問題ないだろ

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