はてなキーワード: 向上心とは
向上心と幸福度の相関が薄れてきて、向上心を保てなくなっている…。仕事での出世と幸福度の相関が明らかに薄まってきたように感じているからだ。年収がある程度の水準に達した頃から、収入が直接的に幸福に結びつくことが少なくなり、逆に周りとの比較に意識が向きがちになっている。以前は、常に次のステップを目指し、他人との競争がモチベーションとなっていたが、最近はその考え方が自分を幸せにしていないことに気付き始めている。
これまでのキャリアを振り返ると、特定のプロジェクトに集中し、課題を克服して目に見える成果を出せたときにこそ、最も充実感を味わっていたように思う。特に、困難な局面に直面しながらも提案を改良し、関係者との協力を通じて良い結果を得られた経験は、非常に大きな達成感をもたらした。単に昇進や収入の増加では得られない、心からの満足感があった。
今、自分の目標は少し変わってきている。技術や革新が社会にどう貢献できるかを広め、社会全体にその意義を伝えることが新たな挑戦の一部として感じられている。これからの向上心は、外的な成功だけでなく、内面的な達成感や社会に対する影響力に焦点を当てるべきだと考えるようになった。それが、私自身の本当の幸福に繋がる道なのかもしれない。
40歳になったところでなんとなく藤子Fの大長編ドラえもんを読み返したので感想を覚え書き。
ドルマンスタインが外道。恐竜ハンターが「人間狩りはやったことないでしょう」と誘ったときに乗っかってきた辺りで、ドラゴンボールの魔神ブウ編に出てきた混乱に乗じて人を撃ってた外道二人組の雰囲気があった。しかしその後、のび太たちにティラノサウルスをけしかけたとき、恐竜ハンターが止めようかと思った辺りでドルマンスタインは「こっちの方が見たくなった」と言う。いやあド外道。幽遊白書で垂金の賭けに乗っかってた B.B.C. のメンバーとかにいてもおかしくない。
ギラーミンが有能。ギラーミンが出てくるまではチンタラしてたガルタイト鉱業のやつらが一気に引き締まって動くのが面白い。序盤ではケチな嫌がらせしか出来なかった三下も的確に爆弾しかけたりして動きがよくなるのがいい。
まあ、コーヤコーヤ星のガルタイト鉱業の支部長?の奴があんまり仕事をすすめる気がない「ゆるくやって給料もらえればそれでいい」タイプだったんだろう。ギラーミンに「嫌がらせはやってるんだがなかなか進まず」みたいなことを言ってるけど結局嫌がらせしかしてないあたり向上心もない。のび太が来なくても遅かれ早かれ更迭されそう。
しずかちゃんが序盤から何度も「おふろに入りたい」と言うのが、終盤で先取り約束機をしずかちゃんが持っている伏線になっているのに今更気付いた。巧妙だ。
敵のダブランダーは軍部を掌握してクーデターで政権を簒奪したんだと思うが、民衆の支持が本当に全くない状態で軍事に全振りの総動員かけてる有様なのでそのうち政権崩壊しそう。「姫が残されているから」以外に正統性を持ってないから時間の問題だろう。
あとブルスス強すぎ。折れた木だけを武器にして何人もの兵士と戦って生還するのは普通にすごすぎる。
前半のキャンプが楽しい。子供のころに読んだときは前半ばっかり読み返してた記憶があり、同じ感想だった。
敵のポセイドンは海底火山の活動を攻撃と捉えて報復してるあたりポンコツだし、人間の生贄を要求するあたりはコンピュータのくせに呪術に傾倒していて狂ってるとしか思えない。アトランティスの技術者はなんでそんなAIプログラミングをしたのやら。
魔界に乗り込んで一回いけそうな所まで行くが撤退せざるを得なくなり、なんとか立て直して再侵攻でトドメを刺すという王道、「カリオストロの城」の形式。魔界に入ってからのファンタジー世界でありがちな罠をかいくぐるところが楽しい。
ボスのデマオンは登場時点でほとんど詰みの状況まで作り上げていて手強かった印象。メジューサの石化もドラミが助けてくれなければあの時点で勝利確定だったはず。魔界歴程とドラミがいなかったらやりようがなかっただろう。こういうほんの僅かな綻びから主人公に負かされる展開、ジョジョ4部の吉良吉影や6部のプッチ神父とかの歴代ラスボス戦に通じるなと思った。(強すぎる敵を負かそうとすると同じ感じになるだけなのかもしれないけど)
大魔境に引き続いての出木杉解説がある。なんか民明書房を思い出した。
戦車を宇宙に飛ばして無人機を撃墜するところがアツい。大抵の作品で宇宙で活躍するのは戦闘機や戦艦であるところ、履帯つき戦車を宇宙空間に飛ばして敵機を撃墜するのは他ではあまり見ないなと思ってニヤニヤしてしまった。
ギルモア将軍は「大統領を倒して皇帝になろうとしている」らしく、共和制やめて王政にするとかどんな体制転換だ、銀河英雄伝説のルドルフ大帝か? という気持ちになった。でも例によって軍部・・というか諜報機関と無人機の部隊しか押さえてなさそうで、大衆の支持が全くないのでどうせだめだろう。ドラコルルは諜報機関の長として有能な感じ。ドラコルルが頑張ってるからギルモア体制が維持できてるんじゃないかな。
ギルモア軍の総戦力80万に対してレジスタンスは100人ちょっとであり、レジスタンスは「民衆の蜂起に賭けて動く」と言っていて「いやーそれはいくらなんでも無理では」と読んでて思った。しかしギルモアが劇中で動かしていたのは諜報機関と無人機だけ。総戦力80万のうち多くを占めるであろう有人戦力を全員動員するなんて出来ない、無理だろうという読みがレジスタンス側にあったのかも。
ミクロスが妙に人間味があってカワイイ。言いたい放題言ってくれるので全員シリアスな中での息抜きになってる。
今見るとリルルが神話を語る場面が印象深い。リルルが神話と同じ信念で来てるんだったらもう宗教戦争のような構図で、上官っぽいやつに何を言っても説得なんて不可能だろう。リルルが実質寝返ったのは・・リルルは現地に先に潜入して拠点確保など工作をする目的で作られているだろうから、現地で自然に振る舞うために現地人の感情などを理解する仕組みが組み込まれているのでは? など考察してみる。
あと森を焼くシーン、戦況が絶望的すぎてつらくなる。
世界観の謎解きがメインで明確な敵が居ないという新しい形式のオチ。でも風雲ドラえもん城とか隕石落下とかスペクタクルがあるし、スッキリまとまるので読んでて楽しい。
冒頭の自分だけの国をつくるところ、時代の歴史要素、時空乱流あたりのオカルト、ペガとドラコとグリという厨二かつペットとの別れという感涙シーン、中盤の大冒険、終盤の追い詰められてからの大逆転、と盛りだくさんですごい。
「ツキの月」のところがやっぱり面白い。大長編補正をそのまま正当化するすごい道具。子供のときはこんなんいいのか?って思ったけど今読み直すと結局こういうのが見たいんだよなあ、と思ってしまう。
終盤、戦ったことのない動物たちを陣地と作戦で戦力にするところ、子供のときはスルーしていたが、今見るとヒストリエとかドリフターズとか思い出すアツいシーンだと思う。
中盤の砂漠を彷徨うところやしずかちゃんの境遇が、これまでのどの大長編よりもヤバくて一手間違えると死にそうでハラハラする。シンドバッドが現れてからは、実質主人公がシンドバッドなのでは?と思うほど活躍するし、シンドバッドがのび太一行に諭されるところも名シーンと思う。おっさんが往年の生気を取り戻す話なのかも。
あと、序盤のアラビアンナイトと現実とが交錯する点を探すところ、子供のころはなんとなく見てたけど巧妙な構成だなあと感じた。
「竜の騎士」の行き違い展開や「アニマル惑星」のエコロジー思想を盛り込みつつも違う印象になっている。
中盤、かなり長い間のび太一人だけの逃避行になっていて、前作と同じくらいワンミス即死の展開をやっていて辛い。その後ドラえもんが復帰してもずっと緊迫感がある。
終盤の雲もどしガスで脅しをかけるところ、子供の時には「そんな物騒な・・対話でなんとかできないの?」など思っていたが、今読み返すと連邦最高議会での討論がとんだお気持ち表明大会になっていて、「地上人の意見も聞こう」と言いつつスネ夫やしずかちゃんを「証拠を出せ」と詰める感じになってて、あんな場で言い合いするくらいなら武力に訴えるわな・・とも思った。雲もどしガスを撃っちゃったからこそドラえもんの特攻が説得力を持ったような気もするし。
ナポギストラーの反乱について、「発明するのもめんどくさくなっちゃって、発明ロボットナポギストラー博士を作った」という説明がある。これが通ると言うことはナポギストラーの発想や発明品は流通させちゃうということで、もう倫理観や知性もナポギストラーに丸投げしちゃっている。そこまで投げたらそりゃあ反乱されるよね、という気がした。
作中では人間の身体が弱ることだけ言及されていたが、もうちょっと反乱待って数年やってたら知性も劣化しそうだし、そうなってからナポギストラーが「幸せになれる薬を発明しました」とかやったらそのまま征服完了しそう。
ドラえもんが焼かれてから復活するまでずっと読んでて辛い。前作・前々作に続いての中盤辛い系なので子供の時にあまり読み返さなかったのかも。
個々のエピソード・・伝説の武器の回収、ドラゴンとの戦い、敵の将軍との戦いあたりは王道でかっこいい。ダイの大冒険とかロトの紋章とか読んでたときの気持ちになる。だけど、やっぱり最後の打ち切りエンドのような話のまとめ方が気になる。ジャイアンもスネ夫も呼べなかったし。大長編の連載スケジュールから言ってケツが決まってたから仕方ないんだろうけど。
妖霊大帝がトリホーを連れて夜襲をかけるところ、ダイの大冒険でハドラーがザボエラを連れてバラン戦直後の一行に夜襲をかけるところを思い出した。
明確な敵がおらず、「竜の騎士」や「雲の王国」のように対話エンドなせいか、子供のときは特に終盤なんだかよく分からないうちに終わった印象だった。
今見ると個々のエピソードは面白いし、しずかちゃんがダイジェストで語ったこともページがあれば描かれてたんだろうな、とか思う。「T・P・ぼん」とかでやりたいネタがたくさんあったんだろうなと感じた。
王道展開をやりつつ、「禁断の星」とか「忍法壁抜け」とかの伏線回収も忘れない、とても整った作品。あとがきで藤子F本人が言及している通り、まさに集大成。
ハテノハテ星群の「鉱業で栄えたが衰退、土地だけはあるのでテーマパーク建設」というの、思い浮かぶ地名がいくつもある。
子供のときは、敵がしょぼい、小便小僧は結構すき、くらいの印象だった。あと透明ペンキを出すコマでドラえもんがポーズを決めてるのが子供ながらに違和感があって、「あーもう作者交代したんだ・・」という気持ちになったのを覚えている。
今見ると、藤子Fの遺作となったのもあって、どうしても制作背景が気になってしまう。あらかじめ話の概要を伝えてあったり、絵を任せる比率を増やしていたり、 Wikipedia に載ってる「種をまく者=藤子F本人」説があったり、その種をまく者の行動が自分が問題解決するのではなくのび太たちに託す形だったり、後に伝えることをとても意識してたのかなあ、と思わされた。
これは甘えかもしれないけど、あくまでも体感的なデータだとやる気は割と環境に左右される説は堅いと思ってる。
その上で、厳しい環境とか何も仕事したことない新人状態だと割と向上心が保たれるんだけど
ぬるい環境にいるとサボるまではいかなくても向上心が低下する。
ここまでは割と耳にする話ではあるんだけど
そこから個々の調整の話になるとなかなかケースバイケースすぎて、自頭がよくない自分ではかなり沼にハマって何をどうすればいいのか、
そもそもその沼は心地よくて別に動きたいとも思わないとかいろんな要素が絡んでしまう。
でもいつかそのぬるま湯って終わりが来ると思ってて、
これまで職場ではそれなりだと思ってた(最低ラインをキープしていたとも解釈できる)状態だったが、
あくまでも肌感で危機感を感じるような兆候を感じ取ったりして、今になって焦って向上心に火がついたりした。
そう考えると、やはり環境面の法則をある程度把握することもできない無能であってもこういった蜘蛛の糸のようなものは垂れてくるのかもしれない。
1残業代が21.5時間固定だけど、毎日1時間早く出勤させられるのでほぼ確実に固定残業代よりも多く残業させられる
2基本給は最低賃金レベルの給与からスタートしまともに昇給されない
3海上自衛隊の潜水手当だったり航空自衛隊のパイロット手当があればマシになるが、そもそもそれが出来るなら民間ならもっとずっと給料がいい
4月に10~3回程度の当直があるがその分は給与で払われず代休で与えられるが有給を取る時間的余裕はなく(後述)、実質タダ働き
5深夜勤務、曹長勤務、休日出勤に対しての手当という概念がなく、これらも取れもしない代休で誤魔化される
6定期的に訓練のために隊内の学校に入れられるが、この期間中は自習・掃除・トレーニングの時間があり固定の残業時間が3時間(=月60時間)あるような状態になる
7男気ジャンケンという名のカツアゲが横行しており、定期的に先輩から飲食代を徴収される
8隊友会や積立金という形で謎の徴収が行われるが、それらが自分にメリットをもたらすことはほとんどない
9中途半端に上が詰まっているので昇給に透明な天井が現れ年功序列というメリットさえいつかは失われる
10退職が早すぎるので退職金が貰えると言っても結局は退職後に発給で警備員とかすることになり障害収入で割に合わない
1毎朝1時間前出勤は当たり前
2大部分の部隊で充足率が60%ぐらいなので残業しないと仕事が全く終わらない
3飲みニュケーションや接待ゴルフなどの文化が未だに残っており就業後の時間がガンガン馴れ合いに潰される
4休日に儀式やボランティアに駆り出されることが多いが与えられた代休を消化するのが不可能
5有給を消化することに対して極めて消極的な文化が根づいていて取ると周囲に迷惑をかけるという風潮がある
6規則により半ば強制的に育休を取ることになっても、育休中であっても仕事の電話が鳴り止まず、更には呼び出しもしょっちゅう食らう
7当直勤務の割合が高いため曜日感覚が壊れており仕事があれば休日でも出てくるのが常態化している
8緊急の呼び出しに応じることが絶対とされていて深夜や映画を見ている時に電話に気付かないとコッテリ絞られる
9休日であっても電話がいつかかってくるか気が気でないので全然疲れが取れない
1自衛隊でやっている仕事が世間一般からズレすぎており職歴としてのカウントが引越バイトと同程度
2実際社会人としての一般的感覚が身につかないので長くいるとまともな社会に戻れなくなる
3定年がかなり早く来るがそのあと結局まともに働くことが出来ず警備員として働きながらも職場で浮いている先輩が多数報告されている
4今時メールをまともに使えずFAXと電話中心の業務のため転職してから半年ほど原始人扱い
5パワハラ的な価値観に染まってしまうため転職後に職場の空気を乱す異分子として扱われ排除され続けた先輩の噂が沢山ある
6自衛隊嫌いの会社には入れてもらえず、自衛隊が好きな会社に入るとせっかく転職してもホモソーシャルな空気から逃げられない
7士長のタイミングで退職して満期を貰うのは比較的マシな道だけど職歴の汚れは一生取れないので結局あとで苦労する
1公文書は偽造するのが当たり前
2誰かのハンコは皆の共有資産であり部内の人間なら勝手に押すことが出来る
3川重事案のような「謎のお金でコッソリ物を買ってもらう」が横行している
4業務の進め方に矛盾があるためどうやっても法令違反となる仕事が存在
5入札は一般的な用品を除けば全く意味をなしておらず、指名競争はほぼ100%談合(だと思う。俺が直接関わってないから詳しくは知らんけど)
6日頃サビ残しまくっている反動により「「上司の気まぐれで勝手にブレイク(休暇申請のない早退)」が横行
7手当を貰うために業務記録を改竄するのは当たり前だし、それに加担しなかった場合は上司の指示で書類を修正される
8ちゃんと仕事をしたかのような書類を残すことが最優先のため、実態と乖離した記録をするのが常態化
9検査記録、整備記録、体力測定の結果、訓練記録、ありとあらゆるものがメイキング(偽造)の対象
1パワハラやセクハラが本当に当たり前でハラスメント人間の割合が一般社会の3倍ぐらいはいる
2先輩は後輩にどんなに失礼な態度をとってもいいという中学校の部活動みたいなノリの20代~50代
3人間関係に変化が起きにくいため友達付き合いのようなノリが蔓延しており好き嫌いで仕事をしがち
4幹部自衛官は若くしてヨイショされまくったという経験から人格が歪んで他人を下に見がち
5曹士は幹部から抑圧されたフラストレーションから年功序列的な価値観に走りがちで年下に対しての礼儀がない
6男女差別的な発言が未だに多く「女如きにこんな仕事は任せられない」といった言葉が平気出てくる
7例規の中にさえ「~~な場合、女性隊員は帰隊させる~~~」や「ただし女性隊員は免除される~~~」といった言葉が出てきており男女不平等な価値観が強い
8「女は守られる弱いものである」という考えが根強く、「守られている側の女如きが偉そうにするな」という価値観につながっている
9階級社会を勘違いした結果「上の人間が黒といえば白が黒になるのだから、そもそも自分の頭で白黒を考えるだけ無駄」と考え善悪の判断を一切つけなくなる
10まともな奴から辞めていくので残った人間の中で蠱毒の如くイカれた空気が強まっていく
1数が数えられない
2低学歴自慢
3間違った前提から結論を出し前提が間違っていると言われても聞く耳を持たない
4そもそも今時自衛隊に入る自体で馬鹿だがそこからの向上心がない
5頭の悪い発言をすることが面白いというホモソーシャルに染まり反知性的になっていく
4数が数えられない
7同じ話を何度もする
「魅力的な自衛隊を目指す」という戯言がニュースになっているのを見て、数年前に部隊で同じようなアンケートを答えさせられてことを思い出してしまったのが切っ掛けで書いた。
厳密に言えば、俺がそこで書いた「自衛隊はここがよくないからそこを改善すべきだよね」という回答がぜ~~~~んぶ上司に握りつぶされて、結局うちの部隊の提出した回答は「自衛隊の良さをもっと知ってもらおう!災害派遣!成長!国民の役に立っている素晴らしい組織!自衛隊最高!」みたいな内輪向けのおべっかだらけにされていたことへの怒りが蘇ったから。
もう部内で何言ってもどうせ聞く耳持たないだろうから匿名の場所で書き散らせて貰った。
「知れば魅力を感じてもらえる自衛隊」なんてのは自分たちに都合がいい情報を下から上げさせてホルホルしてるどうしようもない幹部様達の妄想だよ。
実態は「知れば知るほどに魅力がなくなるのが自衛隊」で、子供がなんとなく持ってる「災害派遣とかしてるんでしょ?」っていう全体の3%の善行だけを切り取ったイメージが一番マシなんだよ。
でも子供だって将来を選ぶ18歳ぐらいの頃には「いやいや本当に被災者を助けたいならレスキューに入るべきでしょ。消防士は救助のために訓練してるけど、自衛隊は人殺しや制圧活動の訓練で得た技術を応用してるだけで災害派遣はメインの任務じゃないよ。せめて海上保安庁とか警察だよね」って気づくからさ。
結果として自衛隊に来るのは「ゆーて軍隊とかタダ飯食って無料宿舎入って筋トレしてるだけでええんやろ?俺腕立て100回出来るからヌルゲーやわー」みたいな舐めた脳筋だけ。
そういう人間だって組織の中で犯罪が横行してたら「前科者になってから追い出されたら行く所ないぞ!もうさっさと辞めて転職するのが正解だ!どうせ犯罪するなら本物のヤクザや半グレニでも入ったほうが儲けもいいし、公務員として犯罪に手を染めるメリットなんてないぞ!」ってすぐに気づいて辞めていく。
とにかくまずはそこを改善しろってことなんだけど、「どうやったら嘘がつけるんだろう」とか「どうやったら表向き頑張ってる感が出せるんだろう」とかしか考えてないんだよね。
そもそもの仕事の仕方に歪みが起きまくってるから犯罪行為に手を出すことが薄っすらと強要されていて、それに対して上が「え~~~僕ちゃんは知らないも~~~ん」でシカトこいてなにもしようとせずに「じゃあ監視だけ強化しまーす!悪い事するなよー!」って自分の保身を固める以外何の役にも立たんことしてるのが問題なんだっての。
どうせこれをどこに言っても握りつぶされるのがオチ。
匿名の場所で「愛想つかされるべくして国民から逃げられてんだよ嘘つき馬鹿野郎ども!」って叫ぶぐらいしか出来ることがもう残ってないのよ。
一歩間違えれば犯罪者一直線なんだから、絶対に入ってくるんじゃないぞ!
戦争が始まって人を殺すとか、モラルが終わってて捕虜をレイプするとかそういう可能性の話じゃない!
入って1年もすれば国家権力にバラさないでもらってるだけの犯罪者だ!
倫理観終わりたくなかったら来るなよ!
それも末期の大日本帝國軍に入るようなもんだ!
表向き誤魔化してるけど、根っこじゃ何も成長してない!
間違っても来るな!
忠告はしたぞ!
後悔しないように生きろ!
Xでこっちのけんとに関するポストを見かけた。
先日放送されたらしいバラエティ番組にて、ブレイクするまでの苦悩について語ったそうだ。
兄の存在やそれによる影響、そして兄への感謝の言葉を、誰かが文字起こしして拡散されていた。該当ポストにもかかれていたが、努力の人なんだろうと思った。
こっちのけんとについてはTikTokで知り、菅田将暉の弟であることもTikTokで知った。兄のサインの近くにサインを書くという内容だった。喜んでいたような気がするが、その時はあまり興味が出ずにすぐにスワイプした。
菅田将暉は仮面ライダーWでフィリップをしていた時から好きだった。まず顔が好きだ。フィリップのキャラクターも好きだった。たしか当時最年少のライダー俳優だったと思う。すごいなと思っていた。
その後しばらくテレビではあまり見なかったと思う。ランナウェイというドラマで坊主にしていた頃は、まだ今ほど知名度もなかったはずだ。当時中学生の私は、私と母だけが知ってるかっこいい俳優、みたいなイメージを持っていた。その少し後くらいから、有名になっていったと思う。あくまで若い頃の私のイメージだが。
今ではもう、知らない人を探す方が難しい俳優だ。
そして、こっちのけんとの「トントントンツーツーツートントントン」のフレーズを聞いたことがない人も、探すのはなかなか骨が折れるのではないだろうか。
ここで、一瞬でも血かなと思ってしまうあたりが、自分の嫌なところで、わざわざこんな増田をこさえることになった理由だと思う。
菅田将暉が3人兄弟の長男であるように、私も3人兄弟の長子である。構成は私・妹・弟のため、一致しているわけではないが、とにかく下の面倒を見る役割だった。ここから先は、支離滅裂な自語りになる。
地方都市のそこそこの家庭で生まれ、不自由なく生活をしてきた。
3人兄弟のなかで私が最も出来が良く、優秀な姉だった。運動神経も悪くないし、勉強もやればだいたいできた。多数の他の人ができることで、自分にできないことはないと自負しており、ほとんどのことをそつなくこなした。級長なども務めていた。
妹も弟も、喧嘩こそしたが昔から今に至るまでずっと姉である私を慕ってくれていて、度々憧れていると伝えてくる。
妹も弟も、決して不出来ではない。とくに妹なんかは、怠け者の私と比べてずっと努力家だが、当時の私はそれを凌駕する程度には優秀な姉だった。「あまり頑張らずとも出来る」姿をしつこいくらい見せていたからこそ、妹は私に憧れたのかもしれない。帰省した際には、友達に紹介したいとまで言われた。それくらい慕われている。今もなおである。
18の時、大学に行くのであれば国公立にと親が言うから、国公立大学に入学して念願の一人暮らしになった。その数年後、妹は地元の私立大学に入学し、さらに数年後、弟は専門学校に入学した。私だけが言われた通りの大学に入ったねと、親戚に言われていた。あまり帰ってこないけど、優秀な我が家の長女として、自慢の娘であり姉だ。でもここまでだった。
大学4年の時、コロナ1年目と重なり就職活動に失敗した。なんとかギリギリに内定を経て、ブラック企業に滑り込んだが、就職が決まらない私に母は何度も心配の連絡をよこし、地元に帰って来てもいいと言ってくれていた。正直なところ本当に働きたくなかったから、とても嬉しい提案ではあったが、プライドが許せなかった。泣きながらなんとかするから大丈夫だと意地を張った。理想の長女でいたかった。
本当は、きちんと就職活動をしていればこんなことにはならなかったはずなのに、自分が怠けたのをコロナ禍だから仕方ないと片付けた。親戚はみんな優秀なのに可哀想だと言っていた。その頃には、大好きな実家が居心地の悪い場所になっていた。家族のことは本当に好きだけど、その場にいる私は偽物だ。神経を擦り減らしながら姉をやっている。
結局、ブラック企業は数年で退社した。とんでもない企業だった。その反動で、約半年ほど次の職を探すことができなかった。お金もないのに毎日寝て過ごし、バイトすらしなかった。親に頼れず、家賃を6ヶ月滞納した。それも黙っていた。
妹は、地元で小学生の時からなりたかった職についた。弟もずっと憧れていた職に就き、家を出た。考えてみれば、私にはなにもやりたいことがないから、なにかに対して努力なんてしたことがなかった。努力し続けた妹と弟はそれが身を結んだだけだ。そんな2人に憧れられるような側面が、私のどこにも見つからない。
のちに再就職をした私が、1番給料が低い。それなのに関東にこだわって1番家賃が高い。だって、「うちの姉は東京で働いていて、遊びに行ったら案内してくれる」と、弟はそう友達に自慢していると言っていたから。馬鹿みたいだ。
こっちのけんとのポストをみて、兄弟へのコンプレックスを克服した事実に素直に感動して、少し泣きそうになった。本当にすごい人だと思った。
わたしの妹もこんな気持ちだったのかな。それはもちろん、菅田将暉ほどのすごいことをしたわけではないが、妹にとってわたしが目の上のたんこぶであった瞬間はあると思う。わたしは姉だからわからない。なんでもできたし、比べられる相手はわたしよりいくつか若い妹だったから。何かにおいて負けるなんてことは今まで一度もなかった。
でも今はもうよっぽど、わたしの方がなにも持っていない。やりたい仕事を楽しくしている妹に対して、憧れよりも嫉妬が先に来るし、その嫉妬は、いいよね実家は、といった汚い感情で塗れている。
とはいえ本当に仲は良く、高い頻度で遊びに来る妹は変わらず慕ってくれている。物理的距離が大きくなった弟も、月に数回の頻度で一緒にゲームをする。繰り返しになるが、仲は本当に良い。
そんな弟が、数日前に最近絵を描き始めたと言って好きな漫画の模写の写真を送ってきた。私も昔から絵をよく描いていたからか、アドバイスしてほしいとのことだった。確かにまだ特別上手いわけではないけれど、社会人になってからさらに新しいことを初め、向上心に満ちている弟に素直に感心した。やりたいことが多すぎて、1番お手本が近くにいるやつからはじめたと言っていた。
もうやめてくれと思った。
こっちのけんともいっていた。ふざけるなよ。
己の器の小ささに狂いそうだ。
どんなに成長して、社会に出て新しい価値観を経ても、妹と弟にとって私は一生姉だ。覆せない。お前たちの姉は、私の器にはもう収まりきらないよ。
こっちのけんとが羨ましくなった。
兄を宝と言っていた。自分の力で兄の隣にサインを書いていたTikTokを再度見て、改めてすごいと思った。
すごい人だ。
私の妹も弟も、すごい子たちだ。
あとから突然現れたコンプレックスの消し方がわからない。努力の仕方もわからない。努力ができないから、努力の人を認められずに才能だとか血だとか言ってしまう。血であれば、私がこんなふうになっているわけないことを、妹と弟が証明してしまった。いつのまにかこんな人間になってしまった。みじめで恥ずかしくてたまらない。
該当のポストも、こっちのけんともなにも悪くなくて、ただあれだけのポスト1つでここまで感情を波立たせてしまったことも恥ずかしい。どうすればいいんだろう。
誰かを救いたいとかそんなおおそれたことを思ってるわけじゃなくて、ただ妹と弟の姉でいたいだけなのに。