はてなキーワード: 北海道出身とは
北海道にやってきて早10年、奴らに謙遜は通じないということをようやく学んだ。
渡道のきっかけは大学進学。とはいえ動物のお医者さんの大学ではなく、札幌に位置するただのFラン大学。在学者は北海道出身者が半分以上を占め、私の友人もほとんどが実家住まいだった。
私は本州の地方出身のため、大自然いっぱいの土地は心地よかった。しかし、友人関係で徐々におかしいと思うことが増えてきた。謙遜が通じないのだ。少しでも謙遜を交えて話すと、後日それが陰口に変わる。
私「いや〜カツカツでなんとかやってるだけだよ〜」
という会話をしたとする。すると後日「あいつんち貧乏なんだってよ」という噂が回る。
しかもそれが別の友人経由で心配される。「今月キツいって聞いたけど大丈夫?」のように。友人は心から心配してくれているが、かなり話が変わっている。最初は私が嫌われ者なのかと思った。しかし長く付き合うとわかった。北海道民は謙遜がわからない上に噂好きなのだ。
Fラン大だからと思ったがそうでもないらしい。そこそこ札幌では大手の企業に就職したが謙遜が通じないのは変わらない。
出る杭は打たれる文化の根強い本州のど田舎で育った私には自然と謙遜する話し方しかできなかった。もちろん謙遜しすぎもいやみったらしいため加減が必要ではあるが、(仮に事実だとしても)見栄っ張りは良くない・謙遜は美徳という意識が刷り込まれている。
そのため言葉を額面通りに受け取られる文化に慣れず謙遜し続け「あいつはたいしたことないやつだ」と思われるに至る。幸いなことに人事評価には影響ないようだが、同期では1番できないやつと思われている。北海道で謙虚に生きるとナメられることをようやく学んだ。
奴らは謙遜しないでありのままを話す。それに慣れて話すことができれば心地いい環境だと思う。大自然のように素直であるがままなのが北海道民なのだ。それもそれで美徳だとは感じる。
小説家志望の駿は、沖縄の離島で親戚のおばさんの営む宿に間借りして住み三年になる。彼は、毎日独りで海を見つめている男子高校生が気になって仕方がない。男子高校生の実央(みお)は孤児で、いまはよその家に世話になっているというが、その家には帰りたくなくて海を眺めて時間を潰しているらしい。
駿は実央に一目で惹かれてしまったのだが、実央は駿が自分を憐れみの目でみないところに惹かれていた。
だが、実央は本島の施設に移り、そのままほぼ音信が途絶えてしまった。ところが三年後、大人になった実央は駿のもとに帰ってきたのだった。
以前、続編の『春風のエトランゼ』を前提がよくわからないままなんのこっちゃと思いつつ読んだけど、こういう話だったのか。なるほどねー。
『春風の―』を読んだ時にも思ったが実央が攻めで駿が受けなのが意外だ。でも、商業BLでは年下攻めというのは案外多いらしい。攻めが未成年の場合はとくに。
絵が隅々まで綺麗でいいけど、絵に誤魔化されている感があるというか、素敵なシーンばかり見せられている感があるというか。ゲイの苦悩葛藤がなんか取って着けたように見えて仕方がない……。実央の「ノンケだけど駿のこと好きになっちゃったから大丈夫!」っていう能天気さが、ファンタスティック過ぎて私は着いていけないのかもしれない。
それに、北海道出身という設定の駿が家の為にゴリゴリに古風な祝言上げるところだったとか、元婚約者の桜子さんの大正浪漫と昭和レトロの中間的なお嬢様ぶりなところとかなー。北海道ってそんな旧態依然としたお土地柄なの? そうとは聞いたこと全くないのだが。結婚式は会費制くらいのことしか知らんけれども(そのさばさばした印象がつよいのか)。
個人的にはあまりハマれないなこれ。絵は綺麗でかわいいけど。(だがむしろ作者は百合の方が描きたいのでは? というくらいに脇役がめたくそ百合百合していた。メインのBLが霞むくらいに。そこもハマれない原因のひとつかもしれない)
今ならシーモアで丸々0円で読めるよ!
短編集。男子中学生たちを主人公にした、耽美でレトロな物語。ちなみに、『紺碧』と『紺一点』は単行本『紺極まる』に続いている。
長野まゆみ先生の持ちネタが詰まっている。水琴窟とかバードベルとか義兄に恋しちゃう義弟とか。同じネタを使って毎度似ているようで違う話を作り出すのすごい。ストーリーの内容がどうとかいうよりも、物語のバリエーションと文章構成の素晴しさに感動してしまった。
瓜はめば子等思ほゆ栗はめば況して偲はゆ
と、山上憶良の長歌の出だし部分が引用されているのを見て、『左近の桜』の『瓜喰めば』の章を思い出したので、再読してみた。↓
主人公の桜蔵(さくら)は、男と男の忍び逢う宿〈左近〉の長男で高校2年生。彼はゴシックな体質を持っている。というのは、彼はこの世ならざる者を拾い、交わることで相手を成仏させてしまうようなのだ。そんな彼のことを、父の柾(まさき)や〈左近〉の常連客の浜尾は〈女〉と呼んでからかう。桜蔵は年上の女ともだちがいて男には一切興味がないので、〈女〉呼ばわりは不本意だと憤るのだった。
これは桜蔵がこの世ならざる者達に引かれ、此岸と彼岸の境目を彷徨う、妖しくで耽美な短編連作集。
夏休み、父の柾に連れられて弟の千菊(ちあき)と共に池畔の別荘地にやって来た桜蔵。父との夏休みを満喫する千菊。一方、桜蔵は柾に雇われ高額のバイト代目当てに雑用をこなす。
柾と千菊が出かけている間、バンガローの掃除に勤しむ桜蔵。彼の前に不器用に西瓜を売り歩く男が現れて……。
瓜食めば子ども思ほゆ栗食めばまして偲はゆ
章のタイトルにこの歌を冠した通りに、柾が息子を可愛がる話なのだが、ただし柾がかまう相手は実子の千菊ばかりだ。柾の実子ではない桜蔵は柾から息子を息子とも思わぬような扱いをされているが、桜蔵も柾とは血縁関係のないことをわきまえ雑用アルバイトに徹している。……という、そのわきまえっぷりが地の文に長々~と書かれているんだけど、これだけわきまえてますから! とばかりに書かれると、負け惜しみに読めるw 桜蔵が実際に弟にやきもちを焼いて当たったり父に文句を言うような場面は、シリーズ中に一度も出てこないのだが。
桜蔵にとっては柾は単なる父親というよりは父性あるいは大人の男という概念が具現化したような存在であって、血の繋りがない事なんて大した問題ではないらしい。だが、血の繋りがないだけに、父性への憧れがなんかこう、恋心めいているように見える。
この章でもまた、桜蔵はこの世ならざる者に魂を抜かれて危うく死にかけたが、彼は窮地を柾によって救われたのか、桜蔵の欲求がそんな幻覚を見せただけのかは曖昧だ。
「(死人に)喰われたくなかったら、蛙のふりでもしてろ」
と桜蔵に言う柾。これは、
人来たら蛙となれよ冷やし瓜
という、小林一茶の俳句からの引用。これを私は、さすが風流なことを言いますなぁ、くらいにしかずっと思っていなかったのだが、今回再読して思った。瓜にそんな事を言い聞かせるのって何故? →自分が食いたいからに決まってるじゃん。
誰かが来たら蛙のふりでもしてろ。あとで私が食ってやるからさ(^_-)
激しく萌え散らかした。(だが、送られた当の桜蔵がそういう意味で受け取りときめいたかキモがったか、あるいは意味わからんと首を傾げたかは謎のまま、物語は終わってしまった)
後に、何章だったかで柾は選ぶ権利は〈男〉ではなく〈女〉にある(柾ほどの男でも〈女〉から選ばれなかったこともある)と言う場面が確かあった。選ぶ権利は〈女〉である桜蔵にあるからといって、俳句なぞ送ってアッピールしたろというのが柾の魂胆なのか、単に桜蔵をからかっただけなのかは不明だが、個人的には前者に賭けたい。
次はついでに読んだ第4章『骨箱』。
第3章にて謎の男の手により背中一面に蝶を転写されてしまった桜蔵だが、いまだに蝶を消すことが出来ないでいる。学期末となり秋の修学旅行の費用を支払わなくてはならないので、桜蔵は背中の診察もかねて柾の診療所を訪れる。旅費を出すことを二つ返事で了承した柾が桜蔵に手渡したのは、現金ではなく〈骨箱〉という銘の徳利と手書きの地図。柾は桜蔵に、〈骨箱〉を質屋〈八疋〉に売って金を工面しろと命じる。桜蔵は地図を頼りに〈八疋〉を探すが、たどり着いたのは「望月」と表札のある民家で……。
この章に登場するチャラ男の幽霊は桜生(さくらお)じゃないか。桜生かもしれないと思ってはいたが、かもしれないじゃなくて明らかに桜生だった。なんでそんな事も読み取れなかったの過去の私……。
桜生とは、桜蔵の戸籍上の伯父であり、過去に柾と付き合っていた人でもある。『左近の桜』の続編『咲くや、この花 左近の桜』で初めて名前が登場する(その時は高校生時代の容姿で桜蔵の目の前に現れる)。柾がちょっとひねくれた男を好んで愛人にしがちだということが他の章で書かれていたが、桜生もまたちょっと、いやかなり癖のある人物だ。後に、桜生に男を寝とられた〈女〉(生物学的には男性)が、桜生への報復として柾を寝とり返すというエピソードがあったりするくらい。
桜生のもとへ桜蔵は柾から預かった「桜生の形見の品」を持って訪ねて行くことになったので、桜蔵は柾の差金で桜生と出会わされたと読んでもいいのだろうか。
なんの為に桜生に会わなければならないのか? 単に修学旅行費を稼ぐためばかりじゃなくて、桜蔵の背中に転写された蝶を消してもらうためだろう。
桜蔵が桜生のもとを訪ねたとき、望月家の界隈では水神祭が催されていた。また、望月家の庭には水神の井戸がある。『左近の桜』シリーズに登場する〈男〉と〈女〉が水神に関する何かだというのは『その花の名を知らず 左近の桜』で書かれていたので、水神祭の日に桜生が現れるのは偶々ではなさそう。
ということに気づかず読み流していた私の読解力やばすぎ。もっと落ち着いて丁寧に本を読もう、と反省。これまでの人生で読んで来たその他の本も大いに誤読してたり理解してなかったりしそうだから、あとで再読してみようと思った。
桜蔵は桜生と出会い言葉を交わしてそれ以上のこともするが、桜生のほんとうの相手である柾は桜生を見ることも出来ないらしいというのが、切なくていい。
浮気者の若旦那とその新妻の両方を狐が美女・美少年に化けてだます話。
泉鏡花の文章って私にとっては古文の範疇なのだが、古文というほどに現代語とかけ離れてはいないせいで現代語訳がないので、調べながら読むのが難しい。だからとても苦手。それで、『長野まゆみの偏愛耽美作品集』のページをめくる手は『狐』のとこで数週間止まっていたのだが、せっかく買ったものを積んでおくのもなんだから、頑張って読んださ。七ページしかなくてよかった。『海神別荘』みたいにくっそ長かったら辛かったから短くてよかった。
ちなみに、『海神別荘』を辛い辛いおめきながら読んだのは、『シャングリラの鳥』(座裏屋蘭丸)のなかで語られるおとぎ話の元ネタがそれだったから。あーなるほどと思った。
『狐』に話を戻すけど、耽美だからすごいというよりはオチが面白い話だった。
その他に『僕らの地球の歩き方』(ソライモネ)も読んだけど、これはあとで気が向いたら感想を書こう。Kindleでプライム0円で読めるよ!
山路薫という官能小説作家がいる。主に1990年代に活動していた人でここ10年かもっと、作品を発表していないと思う。北海道出身だが、少なくとも活動後期は京都に居た。中でも京都を舞台にした作品が印象的だった。ヒロインは京言葉、あるいは丁寧な言葉を話す。
宇治薫という官能小説作家がいる。2007年にデビューした人で、3作ほど書いてそれっきりになっている。京都在住。ヒロインは京言葉を話す。
さぁ、と言うことで二人は同一人物なのか?と結構頭を巡らせた。結論は出ないが、違うのではないかという方に傾いている。山路薫は「造り酒屋」とか「陶芸家」といった古風な家に嫁いでくる女、嫁いできた女という主題が目を引いた(違う作風もある)。そういった環境を比較的落ち着いた筆致で書くことが出来た人だと思う。ようするに舞台設定がうまく、描き上げた舞台にヒロインを据えてみせた。使う言葉も、長年文筆の世界に居たことをうかがわせる。一方で宇治薫が描く小説の舞台は狭い。3作中2作は小さな家庭の中の話に終始する。また、読んだ範囲で山路薫は女性の胸の触り心地をきちんと書いていたが、宇治薫はその点がなおざりになっている印象が強い。
はて、悩むほどの事なのか?
宇治薫というペンネームは明らかに源氏物語宇治十帖の登場人物、薫からとっている。一方の山路薫だが、源氏物語の二次創作『山路の露』を思わせる。この作品も主人公は薫である。
偶然なのかなぁ。怪しいなぁ。
こういう増田が上がってて、いいたいことはわかるけどナナニジはまだまだ続くだろと思ったので。AKB商法でCDはかなり売れてるし。
いやアイマスやラブライブも全シリーズ、運営がひどいもう終わりだって一部ファンからは言われてるからいいんだけどさ。
本題:来年以降も活動を継続する予定のメンバーは7人。名前は芸名。
1、天城サリー(あまき さりー)
アメリカからの帰国子女ではない。正確には日系二世で少なくとも小中はアメリカの育ち。頓知(ブラックジョーク、屁理屈、フォロー)の名人。彼女を知れば「アメリカ美少女」のテンプレイメージが崩される。
兵庫出身。なごみん。センターを務めることが多い。シャイで根暗。相棒オタク。志望動機は自分を変えるため、「一番やりたくないことをしに来ました」。基本的に喋らないし動かないが、ワードセンスあるし踊れる。
福岡出身。れいにゃん。姫。演技派。あざとかわいいファンサービスの塊。でもときどきボケっとしてたりドジなのは多分天然。ちょっと中二病っ気もある。
佐賀出身。かなえる。女帝。家事全般、特に料理に自身ネキ。実際上手い。西條の影に隠れているが割と空気読まないしマイペース。自分のドジは認めない。
5、涼花萌(すずはな もえ)
京都出身。萌ちゃん。不思議系、かわいい系。多数メンバー曰く(かなえるよりも)嫁にしたい。独特の喋り方をする。ゲストのツッコミ役にドランクドラゴン鈴木拓を呼んで会話するとコントになる。
千葉出身。れったん。ナナニジは年齢不詳だが最年少。オタク的素養が深い。ファッションセンスやデザインセンスがあり、メンバーのプロデュースに才能を発揮することも多い。
7、河瀬詩(かわせ うた)
北海道出身。うたちゃん。魔性。花川芽衣の代役として加入した新参メンバー。でも一番しっかりしているらしい。基本的にはすごく優秀で真面目な後輩。
以上。今ならすぐ全員覚えられる。ナナニジ1章メンバーの凄さは全員推せること、出ていった/出ていくメンバー含めて、この子はやる気なくてダメみたいなのが決してない。
『昭和元禄落語心中』の作者によるBL作品『いとしの猫っ毛』シリーズの紹介本。シーモアで0円なり。
北海道出身の男二人とまたたび荘の癖のある住民達のヒューマンドラマ的な何からしい。群ようこの『れんげ荘』みたいな? いやそんなにシリアスさはないっぽいかな。
商業BL読むんなら履修すべき漫画的にいわれる猫っ毛シリーズ初体験だった。単行本買ってまで読むかというと、微妙。私のほしいものリスト優先順位は、かなり下だなぁ。
エトランゼシリーズも商業BL読むなら是非読むべしみたいなこといって、ゴリゴリにおすすめされるやつなんだが、絵柄がなんかBLを描くよりは圧倒的に百合向きじゃね? という画風なので、私はあんまり。BLだと思わずに読めば面白いと思った。
物語のシリアスさが少女漫画のテイストのそれなので、面白いけど今読みたいのはこれじゃない感。あ、そんなこと言ったらBL漫画の大半がノットフォーミーだけど! BLは少女漫画の1ジャンル……。
かわいい絵柄でガッツリとエロあった。ノーマルなプレイしかしてないから「エロ少」評価されるんじゃないかなと思うけど、当たり前のごとくにまぐわっていらっしゃる。私は目のやり場に困った。絵柄が可愛すぎて。
そもそも私の求める萌っていうのはBLにはないよね……と思い、原点回帰するかのように馳星周小説に手を伸ばす。昔読んだっきりで内容をほぼ忘れていたけれど、すごくブロマンスだった気がしたので再読したくなった。
記憶に残っていた以上に、主人公の彰洋が上司 美千隆の犬だった。ワンコだった。すげえしっぽ振ってた。かわいそかわいい。
これこれ、このパシリ以上バディ未満ブロマンスにはかなり遠い……な感じが好きなのだ。って、ブロマンスじゃないんかい。
美千隆が彰洋にお揃いの指輪をプレゼントする場面は完全に忘却していたのでびびった。こんなに美味しい場面をきれいさっぱり記憶から消去していた自分の脳ミソに驚愕した。覚えてろって。しかも指輪、薬指にはめるやつなんだ……すごーい! と思ったらけっこういい感じのスピード感で指輪は二人ぶんまとめてトイレに流すことになるので笑った。はやいはやい!
以前読んだ時は美千隆の魅力が心に残ったのだが、再読してみれば美千隆のかっこよさはふんわりとして嘘っぽくて、それより波潟のパッパとかヤクザの松岡とか関西の地上げ屋ヨシくんとか株屋の市丸さんとかの方がずっといい男な感じがした。
あとで続編の『復活祭』読もう。
『復活祭』を読む合間の息抜きに読んでいた。『左近の桜』シリーズの第3弾。5回くらい読んでいるのに、読み終わってしばらくすると昨夜見た悪夢を昼間に思い出そうとする困難さのように、内容を思い出せなくなる1冊。いい加減あらすじをちゃんと記憶したい……。
シリーズ第1弾と第2弾が12話くらいで一年分の物語が詰まっていたのに対して、本作は4話のみでしかも2年ぶんだけ。1話と2話の間に一年が経過している。
相変わらずの地獄廻りっぷりだが、桜蔵が幽霊に性的な意味で喰われるシーンは少ないし控え目。
これは桜蔵と父の柾の物語なんだなぁ、と思った。いや前からそうなんだけど、柾が関係する人物絡みの話ばかりだなと。
あの雑誌のTarzan。単にprime0円ベストセラーだからなのか、最近私がBL雑誌の試し読みばかりDLしていたのが関係しているのか、やたらKindleトップページに居座り続けたので興味本位で読んでみた。テーマは「性学」だし。マッチョメンのための雑誌のセックス特集やいかに……。
案外普通というか、男性器と女性器の解剖学だったりオルガズムの仕組みなど、真面目な記事だった。男女ともに満足のゆくセックスライフを送るための知識、妊活はいつから? 子どもの性教育は? とか本当に内容が真摯で紳士でタフ。ただ、セクハラとは何か?というコラムで、女から男へのセクハラ発言はどれか三つの選択肢から選べ(正解は1つ)という設問の、選択肢が三つとも「あなたいい体してるね、」で始まるのはどうかとおもう。そんなこと、ビジネスシーンで言ったらやばくない? Tarzan読者には褒め言葉なのかもしれないけど。
それはともかく、読み応えがすごいので、まだ4分の1くらいしか読み終わってない。女が読んで腹が立たない男性向けセックス特集っていいな。
松たか子が大学に入学する四月のできごとを描いた映画なんだけど、見ていてすごく恥ずかしくなった。
北海道から東京のアパートに引っ越ししてくるシークエンスで、松たか子が引っ越し会社の人に「私も(荷物を運ぶのを)頑張ります」みたいなことを言って、
「何もしなくていから」と返されるけど、アパートの部屋で私、手空いてますよとアピールするけど、引っ越し会社の人に相手にされなくてあたふたしてた。
こういうことする松たか子がかわいいでしょって感じも苦手だったし、体育の授業でずっと「パス!パス!」ってアピールしているけど無視されるがんばっちゃってる人感がすごく痛々しかった。
大学の授業で自己紹介をすることになって、ほかの人に帰国子女ですと言って、クラスメイトが英語で話しかけるとかいうクソ寒いノリがあった後で、
松たか子が「北海道出身です。性格は明るい方です」ってめっちゃたどたどしく暗い感じでいうのを見て、共感性周知が本当に辛かった。
オッカム擁護する人も批判する人も「オッカム個人の素朴な感想」が本当という点は疑ってなさそうだけど本当とは限らないから
ツイートではあっさり触れられているが、
というまあまあの量の情報を、それも「皆さん」のぶん手に入れたらしい。
https://www.issjp.com/tsuyaku/system
多分3、4人いたのだろう。それを全員分である。(2人しかいないなら"皆さん、専業主婦だった"とは普通言わないと思う)
現代ならネットがあるから後で通訳の名前で検索してブログ見つければいろいろわかるかもしれないが、
オッカムはhttps://twitter.com/oxomckoe/status/1397675703768731649 にあるとおり1971年生まれなので北大助手時代に通訳者の情報をネットで調べることは多分できなかっただろう。
通訳派遣業者が通訳の個人情報をホイホイ明かすわけはないから、オッカムは通訳者と直に会話してこの情報を手に入れたはずである。
せっかく世界中から同じ分野の人が集まっているのに、通訳とのおしゃべりに夢中になっている研究者など想像もできない。
通訳から似たような身の上話を聞いた研究者が大勢いるはずである。
もしいるならばオッカム嘘つきかもしれない説は完全に間違いなので取り下げて謝罪しようと思う。
オッカムが初対面の"高学歴と語学力でキャリア志向のない妻"と例外的に話を弾ませられる社交的な人ならば、"迎えることは想像もできな"いわけないだろう。
"一月に2〜3日しか太陽の出ない土地でガリ勉" "一回ゼロにしないと俺はもうこの世では浮かび上がれない"などといかにも内向的で暗い人間のように自己紹介するのはおかしい。
(太陽が出ないことと暗い人間かどうかは関係ないと思うがオッカム自身はこれを自分の暗さ不器用さを表すために使っているようだ。まるで葬式シーンで雨を降らせるように)
それともオッカムはふだんは内気で女とまともに話せないのに通訳とだけは積極的に話せたのだろうか? 絶対ありえないとは言わないが考えにくい。
「A君は栄養バランスのとれた健康的な食事をとっていました。なおプロテインの話は置いておきます」とか言ってる人がいたら完全に嘘だし、
「細いベルトをつけている人が多かった。なおファッションの話は置いておきます」でも嘘だし
「なんと、全員主婦でした。彼女らの旦那。妻を迎えられない。なおジェンダーの話は置いておきます。」も嘘だ。置くどころか積極的に取り上げている。
これが仮に
「Bさんは女性だったので薬を処方する前に妊娠しているかどうか確かめる必要があった。なおジェンダーの話は置いておきます」なら生物学上の性にのみ着目しているんだろうとわかるが
主婦とか旦那とか妻とか社会的な性を出してきてジェンダー置いておくは無い。
オッカム擁護する人は「オッカムは地方と東京の格差について語っているんだ。ジェンダー格差の話はしてないんだ」と言ってるみたいだけど、
連続ツイートhttps://togetter.com/li/1724936 で地方と東京の差について言及してるのは1,3,6ツイ目、ジェンダーについて言及してるのが2,3,4,5ツイ目だからジェンダーの方が重視されてるように見える。旦那だの妻だのは言うのに地方での学歴事情は説明しないツイが東京地方格差に着目してるなどと言われても困る。
あとオッカムがどれだけ地方東京格差に注目してるかどうか怪しい。前半の"北北海道の辺境出身の私にはあまりにもイカツイ学歴の持ち主"は確かに北北海道には高学歴が少ない、地方東京格差は存在するんだという主張とわかるが
後半のまとめ部分に位置する"高学歴と語学力でキャリア志向のない妻を迎えることは想像もできなかった"は東京(の男)と北海道(のオッカム)のどういう違いを指してるのか文章からでははっきりしない。北海道の平均的学歴はともかくオッカム個人は北大だから高学歴だし"研究者としては、彼女らの旦那(が研究者だった場合)を凌ぐことができるかも"とも言っているので学業面を指しているのではないことは明らかだ。
それなら別の面での格差かもしれないが、学業面以外の地方東京格差にオッカムは言及していない。だから"彼女らの旦那"とオッカムを隔てる"絶対に勝てない"壁が東京地方格差に由来すると主張しているとは読み取れないのだ。
最初はいきなり卵がケージの網の下にあってすごい驚いてネットで頑張って調べてインコ夫婦達は巣が必要だと思って網を取り外してケージ内の下におが屑を敷いた
それから巣作り初めて卵が増えてて、さらに何週間かして卵を検卵したら赤い線だけ見つけてめっちゃ感動した
うお!まさか!有精卵だったのか!ってすげー感動よ
ただ途中で部屋に除湿付けてたらちょっと寒くて卵詰まりしそうになったから
扇風機も小さいヤツで絶対にインコのケージに風がかからないようにしたんだ
部屋は暑くて北海道出身の俺にはムワッとして耐えられなさそうな感じだった
餌もその辺のペットショップに行って産卵に良い餌とか色々準備した
インコ夫婦がもし育てられなくなってもいいように人工育雛の準備もしたから準備は万端だ!
しかし…1個の卵が中止卵で死んでいた…
あのさ、
旅するオフィスって楽しそうじゃない?
とりあえずさ
車に今流行ってる女子の間でも人気の大容量キャンパーバッテリー!
それ備えておけば
まあ夏場よりは今はましな季節だし
どこだって仕事できる市どこだってゲームできる市どこだって本読めるし
なんでも快適にこなせる市になると思うのよ。
ジャガイモばかり食べなくても済むじゃん!って思うのよ。
これから大量のジャガイモをどうやって食べようってところにフォーカスがいくから、
いかにジャガイモを美味しく食べるかが勝負!ってところが面白かったわ。
なんだって困ることはないのよ。
そうやってたまーには現実逃避しながらの
海を見ながらの川を見ながらの、
海とくれば山からの眺望を眺めながら楽しく仕事が出来ると思うのよ。
刺激を周りの人からもらえばとも思うけど、
あれはあれで
ちょっと緊張感が走るし、
もしカレーパンを食べている人がいたらどうしよう?
私もカレーパンの口になってカレーパン食べたくなっちゃうしね。
だからそういった、
また開放感も一塩なんでしょうね?って思うわ。
人は常に現実逃避と開放感とを求めているのよ。
もう旅の醍醐味じゃない!
あれ1品ぐらいしかないじゃない。
今馬鹿売れらしいのよ。
いつだってそれは馬にも食わせそうなほどたくさんの在庫の山!山!山!だったんだけど、
家で旅館気分、
すなわち非現実的と開放感を同時に得られるでお馴染みの温泉をも凌ぐ秀逸アイテムなんだなぁーって
なんでも食材あの固形燃料で焼いて調理すれば美味しくなると言う、
お祭りの焼きそばがもうやけにめっぽう美味しく最強極まった家で食べる256倍に美味いほど、
まさかの固形燃料!?って暴かれるのも時間の問題かも知れないわね。
じゃがバターの出来上がり!って
貴重な酸素を使うなんてけしからん!って言う設定かも知れないから
そう思うとやっぱりあの固形燃料がまた在庫の山になってしまうと思うと、
宇宙飛行士もきっとあの固形燃料で炊き上げた釜飯を恋しがるかも知れないこと。
そんでさ、
いっちょイキフンのいい湯に浸かりながら飲むお酒ってあるじゃない。
情緒があるやつ。
あれをお盆の上に
最強に美味しいと思わない?
でもでもよくよく考えたら、
これが本当の釜の風呂!
お後がよろしいことにしておくわ!
私もいつかエアお蕎麦やエア饂飩を美味くすすれるようになりたいわ!
うふふ。
なんて素晴らしいんでしょう!ってあれほど良質なタンパク質は卵の他にないかも知れないわね!
炭水化物より
タンパク質を摂った方がいいってこと、
ソースはないけど。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
「増田さん北海道出身ですよね。やっぱりいくらをたくさん食べたりするんですか」
「家庭にもよるとは思うが、ちらし寿司のときとか食べる。軍艦巻きにも乗ってるかな。あとお正月」
「ええっ、朝の食卓にタッパーとか置いてあって、お玉でホカホカのご飯の上にかけてウワァ~って歓声上げたりしないんですか」
「君はテレビの見過ぎだ。っていうかホカホカの上にかけるな煮らさる」
「さる?」
「食べる家庭もあるとは思うが、どっちかというと、イクラ食べるなら筋子食べるほうが多いと思う。塩蔵筋子。ロシアより塩を込めて」
「ええっ、筋子ってあの大きいやつですか?ラケットでほぐすとかはてブで見ましたよ」
「それ情報源はあんまり公言しないほうがいいぞ。あと、塩筋子はかずのこ醤油漬みたいに単体でおかずにする」
「醤油?かずのこ?」
「しまった、ええと……、明太子みたいにご飯のおかずにして食べる。おかずとして完成されてるのでバラしたりはしない」
「ええ、イクラにしたほうがおいしくないですか」
「あんなアキアジのこまいコッコバラしてもなんもうまくねっしょや」
「?」