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はてなキーワード: 人口爆発とは

2022-03-02

anond:20220302103303

そんなわけあるか

コンドームの売上個数がざっくり3億個

そのうち半分がコンドーム単体での避妊に使われたとして1億5000万回試行

そのうち3%が妊娠したら450万人やぞ!

避妊してるのにこれだけ産まれてたら少子化どころか人口爆発やで

2022-01-26

20年前は人口爆発ヤバいって言ってたよね

かと思ったら今はどこの先進国少子化問題視してるし、

また20年経ったら手のひら返されそうだね。

2021-12-10

ザーメン汚染

ザーメン汚染

出典: フリー百科事典ウィキペディアWikipedia)』

ザーメン汚染(ざーめんおせん)とは、海域海水人間活動によって排出されたザーメン(精液)で汚染されることをいう。このようなザーメンには、有毒な元素化学物質だけでなく、一般家庭から排出されるコンドームティッシュなどのすべてのおちんちんに触れた可能性のある製品オナホール(TENGA)など様々な容器[1]、ぶっかけフィギュア夢精パンツフェラチオ後の排便、など多種多様ものがある。

これら全てが汚染源になる可能性があるため、その対策必要となる。

概要. ザーメン海産物を腐らせる原因にもなることから、海の汚染の原因の一つとされる。また、海産資源の乱獲により魚の数が減少することで生態系への影響も懸念されている。このように様々な悪影響があるにも関わらず、人間がこの問題解決するのは容易ではない。なぜならば、例えばザーメンに対するアレルギーを持つ人がいたとしても、それを特定することは困難であるからだ。また、家庭排水として毎日大量のザーメンが海に流出しているにもかかわらず、それらが原因である認識できる人は皆無に近いだろう。そのため、汚染対策としては「清掃」「規制」といった対処療法的な方法しかできないのが現状である

しかし、これらの方法汚染を完全に防ぐことは不可能であるし、仮に清掃を行って汚染を防ぎえたとしても、それは一時的解決にすぎない。そこで、より根本的な問題として、汚染元凶となるザーメンのものを減少させる必要がある。そのために最も簡単方法は、「セックスのもの禁止すること」であるが、これは現実的とは言えない。性欲を抑制することは健康上非常に重要なことであるため、これを禁止すれば多くの男性自殺に追い込まれることが予測されるためだ。また、女性貞操観念問題もある。男性器を汚物と見なすような女性では、そもそも行為自体拒否する可能性が高く、その結果ザーメンとの接触機会を減らすことも不可能である

一方で、人類史上、戦争紛争は絶えず行われてきたが、それらの戦争の要因としてザーメンが挙げられることがある。すなわち、国家間における深刻な対立が生じてお互いを殺しあうことで、環境破壊に繋がるザーメンが発生するというわけである。これは、地球規模に考えれば非常に大きな規模の戦争でなくても起こりうる。例えば、小規模な部族間の争いであっても、それは戦争と呼ぶべきものであり、そのような場合は大量のザーメンを発生させることになると考えられる。

したがって、ザーメンによる海洋汚染を防ぐには、世界規模での取り組みが必要になるといえる。そして、それを実現するための方法の一つとして考えられるのが「避妊具の使用である。これを使用することで、セックスはもちろんのこと、性交を行わなくとも子供をつくることが可能になり、結果的人口爆発を抑えられるかもしれないと考えられている。

また、ザーメンは「水よりも軽く」、「熱伝導率が低い」性質を持っているため、精子卵子が付着したティッシュペーパーやコンドームを海中に投げ入れるだけでもある程度は浄化され、生物に与える影響を抑えることができることが知られている。このため、海上漂流するゴミについても回収が行われつつある。しかしながら、回収できたとしても、それらは既に人間によって汚染されているため、そのまま海へ戻すことはできない。つまり、海中への投棄を防ぐためのルール作りが必要になってくるということである

さらに、ザーメンの海への流出を抑えるために最も効果的な方法として、現在研究が進められているのが「水中での射精管理法」である。すなわち、射精時にコンドームを装着してもらい、これを海へ捨てることで海洋汚染を未然に防ごうというものである。これにより、人間のおちんちんに直接触れることなコンドームを装着する技術や、ゴム製のマスクを用いてザーメンを処理する技術を開発できれば、さらなる効果が期待できるとされている。

ザーメンの人体に対する影響. ザーメンには以下のような有害問題が指摘されている。

・望まない妊娠

ポルノ依存症

エイズ感染危険性(HIV感染リスクを高める)

・癌リスクの増大 特に精子を含むザーメンを膣内に出された場合女性が受ける危険はきわめて高く、レイプ被害において最も注意すべき点である

また、ザーメンに含まれ亜鉛などが陰部の皮膚を刺激し、炎症を起こすこともある。

フェラチオ後に排便した場合腸内細菌叢への影響

・体内に取り込まれた精液は、タンパク質分解酵素により消化吸収される。その際、残留精液中の精子死滅して卵子に到達しても受精しない なお、精液が体内に取りこまれ場合ほとんどの人は腹痛などの症状を感じることはないといわれている。

ザーメン平和的利用.ザーメンはさまざまな用途で用いられるため、その有益性も評価されている。たとえば、ザーメンからDNAを取り出すことによって、遺伝子疾患の治療などに応用することもできる。この治療法が確立されれば、より多くの人々が救われることになるだろう。

また、ザーメン化粧品材料ともなる。これは、肌に塗ったあとに汗などにより体外へ放出される際、美容成分となるアミノ酸などを豊富に含むためと考えられる。ただし、ザーメン安全性については未だ疑問が残る。

このほかにも、精力剤などの薬品の原料としても用いられるほか、精液は石鹸製造時のアルカリ剤としても使われる。

ザーメンから抽出される栄養分としてはビタミンAがあり、レバーなどに多く含まれ栄養である。このほかにも、血糖値上昇抑制作用がある食物繊維なども含まれており、これらを利用した食品も開発されている。

このザーメンに関する話題は、古くは古代ギリシャ時代にまで遡り、当時から「精液を飲むと寿命が延びる」といわれていた。

しかし、ザーメンのもの効果があるのではなく、それを摂取することによってもたらされる生命エネルギー長寿をもたらすのではないかと考えられていたのだ。そのため、古代ギリシアの人々はザーメン採取するため、男色家同士の同性愛行為が盛んに行われていたという。

また、中世ヨーロッパでは、処女との性交の前に「聖水」と称してザーメンが用いられたこともあった。これは、当時のキリスト教では売春は罪とされていたことに起因するものであり、この習慣は現在も残っている国が多い。

さらに、古代ローマにおいては、健康男性の精液を乾燥させて粉末状にしたものが薬として用いられていた。

このように、ザーメンには古くから医療的な目的として用いられてきた歴史があるが、現在ではそのような用法ほとんど見られない。なぜならば、ザーメンを飲んだところで病気が治るわけではないし、むしろ不衛生であるからだ。とはいえザーメンの持つ効能についての研究現在でも行われている。

ザーメンは、精巣内で生成された後、尿道を通っておしっこと一緒に排泄されるため、新鮮なものは無味であるが、時間がたつと苦みが出てくる。このようなことから、「熟成されたザーメンはおいしい」という意見存在するが、これは単なる嗜好の問題にすぎない。

また、ザーメンには独特の香りがあるため、匂いに敏感な人の中には「生臭い」という感想を抱く人もいる。

しかし、実際にはザーメン悪臭の原因は、射精直後におけるペニスの包皮内の雑菌の繁殖によるものであることがわかっている。したがって、適切に洗浄を行っておけば、それほど臭うものではない。

さらに、ザーメンの成分のうち、90%以上が水分である。残りの10%に含まれている精子には、人間精子と同じく生殖能力存在する。つまりザーメンを飲んでいれば妊娠する可能性もあり得るわけだ。

ザーメンがどのような経路で女性の子宮に到達するかは不明だが、女性側の体質によっては着床する場合があるかもしれない。その場合出産の際に何らかの障害が発生する可能性も否定できない。

ザーメンは、その見た目やにおいなどから嫌悪感を示す人もおり、特に初体験場合などは相手に対して拒絶反応を見せる場合もある。

また、ザーメンにはアレルギーを引き起こす物質が含まれている場合もあり、これを知らずに経口摂取してしまった場合アナフィラキシーショックを生じる危険性もある。

さらに、ザーメンには「精液病」と呼ばれる一種の奇病を引き起こす原因となりうる要素も含まれている。

精液に微量に存在する亜鉛セレンなどが、長期に亘って体内へ蓄積されると、人体に影響が出る可能性があると言われている。

ちなみに、この精液中に含まれ亜鉛セレンなどの含有量によって、精子の質・量・運動性・生存率などに違いが生じることが知られている。

また、亜鉛は皮膚への吸収率が非常に高いため、皮膚からの過剰摂取による害が起こる可能性もある。

ザーメン汚染について各国の取り組み.

アメリカでは2004年以降、毎年約2億ガロン(6千万立方メートルものザーメンが海に流出していると推定されている。

また、アメリカだけで年間700万人近くにのぼる男性が、性的関係を持たないままコンドームを装着して自慰を行い、その際に排出したザーメンティッシュペーパーなどで受け止めているといわれている。

このため、海に流れ出たザーメンの量だけでも相当なものだが、これ以外にもアメリカ国内のあちこちに捨てられたザーメンゴミとともに海底へと沈んでいくことで、海洋汚染ますます深刻化する恐れがある。

日本でも、一部の海岸では不法投棄されたザーメンが固まり、数メートルに及ぶ長さの漂着物発見されている。

日本においても、環境保護団体活動などによってこの問題が取り上げられるようになりつつあるが、まだまだ認識不足な部分も多く、問題解決への道のりは遠いといえるだろう。

なお、こうした問題に対し、国レベルでの対策も進められているが、具体的な成果はあまり上がっていないようだ。

そのため国を跨いだザーメン汚染に関する環境保護の取り組みのため2018年国連において「持続可能な開発のための次世代ザーメン国際会議」が開催される予定となっている。

精液の利用方法とその問題点. ザーメンはさまざまな利用価値がある一方、その使用方法不適切であった場合健康被害を及ぼすおそれもある。たとえば、精液をそのまま飲むことは、一般的にはあまり勧められない行為である

まず第一に、飲み込む際に喉に引っかかるような不快感を感じることがある。精液を飲んだ経験がない人がそれを口にすると、たいていそのような感覚を覚えることになる。

第二に、精子は体内に摂取しても基本的には無害とされているが、それでも大量に摂取すればなんらかの影響が現れる可能性はある。

また、精液中には、精子以外の細菌も生息していることがあり、口腔内に入ったものを噛むことによって、歯や顎関節、舌を傷つけることもある。

そして第三に、精液を体外へ放出したあとの男性器は、精液とカウパー腺液との混合物により汚れやすくなっており、そのままの状態放置しておくことは必ずしも衛生的とはいえない。

さらに、精液を飲んだあとは口臭が気になることもある。これは、ザーメンが分泌される尿道から放出されるアンモニアが原因だ。

このように精液を飲用することには大きなリスクがあるとされている。

特にザーメンを飲むことを推奨しているサイト掲示板などでは、「ザーメン健康に良い」というデマが流れており、誤った知識を広めるような行為が行われている。

このような行為は、精液そのものにはほとんど栄養分が含まれていないという事実を隠すためのものしかなく、そのような行為を行えばかえって身体に悪い影響を及ぼす可能性があるのだ。

また、精液を飲んだだけで妊娠すると考えている人もいるが、実際にはそんなことはない。

2021-11-30

anond:20211130220840

そりゃ気が長い話だし、子供の数というよりは平均寿命の方を削っていかないと絶対無理じゃねって思うな。。。現代日本平均寿命年金を十分確保しようとしたら人口爆発まっしぐらな気がする。

2021-10-26

anond:20211026000426

その考えはちょっとズレてるんじゃね?

それじゃまるで環境問題少子化独立自然発生したみたいじゃん。

んなわけないやろ。

環境問題を引き起こす人口爆発の回答として、我々は少子化に「成功」したんだよ。

少なくとも日本においてはそう。

時が流れて勝手に衰退しましたーってのは間違い。

人間を減らすのは本当に、本当に大変だった。

お前らマジで突然ものすごい勢いで増えるんだもん。あのときは焦ったよ。

たぶんハーバー・ボッシュ法かいうのがやばかったんだろう。詳しくはしらんけど。

から我々は対策のため、長期計画を組んだ。

まず各種のメディアに浸透、環境問題、とくに人口爆発危機を煽った。映画やら漫画やら小説やら。

石油枯渇とか資源枯渇も煽りまくった。

若者害悪論みたいな変化球もやった。

攻撃だけじゃなくて、セックス以外の娯楽を与えたり、仮想的に性欲を満たすための手段も開発した。

もちろん実際のセックスは、とくに若者が子作り目的でやるのはなるべく禁忌にしたけど。

後は単純に、若者所得を減らしたり、労働環境を厳しく流動的にしたりして子育てを躊躇させるとか。

逆に老後世代には金と地位固定化されるようにして、その流れが逆転しないように気をつけた。

そういう努力必死に積み重ね、やっと減少トレンドになったわけ。

いや……マジで大変だったよ。

もちろん途上国においてはなかなか成果が上がらんけどね。

地球環境のためにはやるしかないんだけど。

これからも頑張って減らしていくけど、それは自然現象なんかじゃなくて、我々の努力の成果だってことを忘れないでくれよ。

2021-10-14

クッソ懐かしい古株マイクラ実況シリーズ

個人的に好きだったマイクラ実況シリーズ投稿者ピックアップ

だいたい6〜10年前の実況シリーズに偏っていますが、あんまりくじら立てて怒らないでね

ゆっくり実況者。初投稿10年前。動画シリーズ複数シーズンで分けられており、現在はeason9に突入ちゃんと数えてないから何とも言えないけれど、パート総数は700をゆうに超えていると思う。

現在も数日ペースで動画投稿を続けており、おそらく古株としては最も元気な動画投稿者。アプデについていけなくなる等の理由で減速してしま投稿者は多いが、ここまで活躍できるのはまさに鉄人

方向音痴要素はシリーズ開始時によく見られたが、Season4あたりからほぼ見られなくなった。現在は、センスの高い建造物建築や、アプデ新要素の紹介、レッドストーン回路を駆使した大型機械トラップタワーの開発を行う動画が多い。

当時「方向音痴のマインクラフト」と双璧をなしたゆっくりマイクラ実況。シリーズPart1の投稿は9年前。昨今の動画に見られるコテコテ編集は一切なく、非常に原始的マイクラ実況動画となっている。今でも根強いファンが多い。

マイクラ実況動画は4年前から投稿されていないが、今年9月マイクラテスト動画投稿。かつての実況動画雰囲気をそのまま残した動画で、沢山のファンコメント欄で喜びをにじませた。

線路を引く回でめちゃめちゃワクワクした思い出。

もう俺、村人でいいや~村編~

村を整備・発展させていく企画の実況シリーズ。初投稿は7年前。全裸スキンに衝撃を受けた視聴者も多かったはず。

当時は村人の繁殖条件が非常に緩く、村人とアイアンゴーレム人口爆発を起こして大変なことになった。

最近ファンが現行バージョンで村を再現してくれた。当時のデータは破損により遊べなかったらしい。

Part1の投稿は9年前。黄昏modテーマにした2人マルチプレイの実況動画黄昏modって9年前にもうあったんだね。

動画の冒頭に入る茶番が滅茶苦茶懐かしい。茶番OP→本編っていう流れの実況動画が、当時は本当に多かった気がする。

編集水曜どうでしょう意識して作っていたのかな。

全裸スキンの実況者その2。初投稿10年前。最近はAmongUsの動画が多いが、マイクラ配信もほそぼそと続けている様子。

投稿者のえふやんはゲーム実況者以外にも活動。旅動画の「ぼくらは新世界で旅をする」シリーズは、当時色々な意味画期的だったと思う。

TwitterでAmong usのミニアニメがバズっていた時、えふやんが作ったことを知ったときはとても驚いた。

策に溺れるボ○バーマンがいく

ニコ動のみで活動していたゆっくり実況者。シリーズ投稿10年前。

TNTを多用した大規模な整地を好み、地図一面を灰色に染め上げてしまうようなえげつないプレイスタイルから、「爆弾魔」と呼ばれ人気を博した。

ボ◯バーマンのスキンは、後ろから見た時に乳首しか見えないのがポイント

動画シリーズは5年前に途絶えてしまう。コミュニティプロフィールによると、バージョンアップについていけずモチベが上がらないらしい。

コミュニティ限定配信は行っており、蒸発してしまった訳ではない。

おまけ 古いマイクラ実況あるある

最後にかつてのマイクラ/マイクラ実況の個人的あるあるをご紹介。

せっかく出てきても、うっかりクリックしてページを送ってしまうのがお約束。当時はエンチャントラピスラズリ必要なく、エンチャ本は無かった。

村人との交易なんて無かった時代シルクタッチ幸運Ⅲのツルハシは今以上に貴重品だった。

どの実況動画にも必ずと言っていいほど登場した豆腐建築木材で建てれたらまだマシな方で、資材の収集が間に合わず土で仮拠点を建てた実況者も多かった。

クリーパーがやってきてリフォーム(爆破)され、劇的ビフォーアフターするネタもよく見かけた。

今では一発目の拠点にも関わらずクオリティの高いものを作ってしま投稿者が多い気がする。クリーパーが匠と呼ばれることも少なくなった。

っていうか、そもそもイチからサバイバルモードの実況を行う投稿者が少ない。

時間にわたる作業カットせずに倍速で流し、倍速中に質問コーナーを設けることが多かった。現在では再生回数を稼ぐためか、テンポを重視しカット編集しまくる動画が当たり前。

カット編集が入るときは「ました工法」なんて演出があったりしたけど、今では見なくなっちゃったね。

当時は感圧ピストン式のトラップタワーが流行。その後、アップデートにより大量のトラップタワーが死亡したことは、今となっては昔話である

アイテムの運搬は氷+水流で、すべて素手で回収・分別。回収場所から手の届く場所チェストを大量に置き、どんどんアイテムを入れていかなければならなかった。

今では、ホッパー分別までできてしまう。

2021-09-06

原始人がネックレスをつけた理由 パート2

鑑定や価値測定の問題は非常に幅広いものである人間にとっては、好意の返礼、物々交換貨幣、信用、雇用市場での購入など、あらゆる交換システムに関わってくる。また、強要課税、貢ぎ物、司法上の刑罰の設定などにおいても重要である動物互恵利他主義においても重要である。例えば、サル背中を掻くために果物を交換することを考えてみよう。相互に毛づくろいをすることで、個人では見えないし届かないダニノミを取り除くことができる。しかし、どれだけの毛づくろいとどれだけの果物を交換すれば、お互いに「公平」だと思える、つまり離反しないお返しになるのであろうか?20分間のバックスクラッチングの価値は、果物1個分であろうか、それとも2個分であろうか?また、どのくらいの大きさの果物であろうか?

血と血を交換するという単純なケースでさえ、見かけよりも複雑なのだコウモリは、受け取った血の価値をどのように見積もっているのだろうか。重さ、大きさ、味、空腹を満たす能力、その他の変数価値見積もるのだろうか?それと同じように、「あなたが私の背中を掻いてくれたら、私があなた背中を掻く」という単純な猿の交換でも、測定は複雑になる。

大多数の潜在的な交換において、動物にとって測定問題は難題である。顔を覚えてそれを好意に結びつけるという簡単問題以上に、そもそも好意価値推定値について双方が十分な精度で合意できるかどうかが、動物相互利他主義の主な障壁となっているのではないだろうか。

現存する旧石器時代初期の人類の石器は、我々のような大きさの脳には複雑すぎる面がある。誰が誰のためにどのような品質の道具を作ったのか、したがって誰が誰に何を借りているのかなど、彼らに関わる好意を記録しておくことは、一族境界線の外ではあまりにも困難であっただろう。それに加えて、おそらく残っていない多種多様有機物や、身だしなみなどの刹那的サービスなどがあるであろう。これらの物品のほんの一部でも譲渡され、サービスが行われた後には、我々の脳は膨れ上がっていて、誰が誰に何を借りているのかを把握することはできなかった。今日、我々はこれらのことをよく書き留めているが、旧石器人には文字がなかった。考古学的な記録が示すように、氏族部族間での協力が実際に行われていたとすれば、問題さら悪化する。狩猟採集民の部族は通常、非常に敵対的相互に不信感を抱いていたかである

貝がお金になる、毛皮がお金になる、金がお金になるなど、お金法定通貨法に基づいて政府が発行した硬貨紙幣だけでなく、さまざまなものであるとすれば、そもそもお金とは何なのであろうか。また、飢餓危機に瀕していた人類は、狩猟採集もっと時間を割くことができたはずなのに、なぜネックレスを作って楽しんでいたのであろうか。19世紀経済学者カールメンガーは、十分な量の商品交換から自然に、そして必然的貨幣進化することを初めて説明した。現代経済用語で言えば、メンガーの話と似ている。

物々交換には利害関係の一致が必要であるアリスピーカン栽培してリンゴを欲しがり、ボブはリンゴ栽培してピーカンを欲しがる。たまたま果樹園が近くにあり、たまたまアリスはボブを信頼していて、ピーカンの収穫時期とリンゴの収穫時期の間に待つことができたとする。これらの条件がすべて満たされていれば、物々交換はうまくいく。しかし、アリスオレンジ栽培していた場合、ボブがピーカンだけでなくオレンジも欲しかったとしても、運が悪かったとしか言いようがない - オレンジリンゴは同じ気候では両方ともうまく育たない。また、アリスとボブがお互いを信頼しておらず、仲介してくれる第三者を見つけられなかったり、契約を履行できなかったりした場合も、運が悪いと言わざるを得ない。

さらに複雑な事態も起こりえる。アリスとボブは、将来的にピーカンリンゴを売るという約束を完全に明確にすることはできない。なぜなら、他の可能性として、アリスは最高のピーカンを独り占めし(ボブは最高のリンゴを独り占めし)、他の人には残りかすを与えることができるからである。2つの異なる種類の商品の質と量を比較することは、一方の商品状態記憶しかない場合には、より困難になる。さらに、どちらも凶作などの出来事予測することはできない。これらの複雑さは、アリスとボブが、分離した互恵利他主義が本当に互恵的であったかどうかを判断する問題を大きくしている。このような複雑な問題は、最初取引互恵的な取引の間の時間的な間隔や不確実性が大きいほど大きくなる。

関連する問題として、エンジニアが言うように、物々交換は「スケールしない」ということがある。物々交換は、少量であればうまく機能するが、大量になるとコストがどんどん高くなり、労力に見合わないほどのコストになってしまう。取引される商品サービスがn個ある場合物々交換市場ではn^2個の価格必要になる。5つの商品であれば25個の価格必要となり、悪くはないが、500の商品であれば25万個の価格必要となり、一人の人間管理するには現実的ではない。貨幣を使えば、500の製品に500の価格というように、n個の価格しかない。この目的のためのお金は、交換媒体としても、単に価値基準としても機能する。(後者問題は、暗黙の保険契約」とともに、競争市場存在しなかったこから価格が近しい交渉ではなく、長い間進化してきた慣習によって設定されることが多かった理由でもある)。)

物々交換必要なのは、言い換えれば、供給スキル、好み、時間、そして低い取引コストの偶然の一致である。そのコストは、取引される商品の数の増加よりもはるかに速く増加する。物々交換は、確かに全く取引をしないよりははるか効果的であり、広く実践されてきた。しかし、お金を使った貿易に比べれば、その効果はかなり限定的である

原始的貨幣は、大規模な貿易ネットワークよりもずっと前から存在していた。貨幣には、もっと早くから重要用途があった。貨幣は、信用の必要性を大幅に減少させることで、小規模な物々交換ネットワークの働きを大きく改善した。好みが同時に一致することは、長い時間の間に一致することよりもはるかに稀だった。お金があれば、アリスは今月のブルーベリーの熟度に合わせてボブのために採集し、ボブは半年後のマンモスの群れの移動に合わせてアリスのために狩りをすることができ、誰が誰に借金をしているかを把握したり、相手記憶や誠実さを信用したりする必要はない。母親の子育てへのより大きな投資を、偽造できない貴重品の贈与で担保することができる。貨幣は、分業の問題囚人のジレンマから単純な交換に変えてくれる。

多くの狩猟採集民が使用していた原始的貨幣は、現代貨幣とは全く異なる姿をしており、現代文化の中では異なる役割果たしており、おそらく後述する小さな交易ネットワークやその他の地域的な制度限定された機能を持っていた。私はこのような貨幣を、本来貨幣ではなく、収集品と呼ぶことにする。人類学の文献では、このようなものを「お金」と呼んでいるが、これは政府印刷した紙幣硬貨よりも広い範囲定義されているが、このエッセイで使う「collectible」よりも狭い範囲定義されている。また、曖昧な「valuable」という言葉もあるが、これはこのエッセイ意味でのcollectiblesではないものを指すこともある。原始貨幣名称として他の可能性がある中で、コレクティブルという言葉を選んだ理由は明らかであろう。コレクティブルは非常に特定属性を持っていた。それらは単に象徴的なものではなかった。コレクティブルとして評価される具体的な物や属性は、文化によって異なる可能性があるが、恣意的ものではない。収集品の第一の、そして究極の進化機能は、富を貯蔵し、移転するための媒体であった。ワンパムのようなある種の収集品は、経済的社会的条件が貿易を促進するところでは、現代人が知っているような貨幣として非常に機能である。私は、コイン時代以前の富の移動手段議論する際に、「原始的貨幣」や「原始的貨幣」という言葉を、「収集品」と同じように使うことがある。

富の移転による利益

人々、一族、あるいは部族自発的貿易を行うのは、双方が何かを得ることができると信じているかである価値についての彼らの信念は、例えばその商品サービスについての経験を積むなどして、取引後に変わることがある。交易の時点での彼らの信念は、価値についてはある程度不正であるものの、利益存在については通常正しいものである特に初期の部族貿易では、高額商品に限られていたため、各当事者自分の信念を正しく理解しようとする強い動機があった。そのため、貿易ほとんどの場合、双方に利益をもたらした。貿易は、何かを作るという物理的な行為と同様に、価値を生み出した。

個人一族部族はそれぞれ好みが異なり、これらの好みを満たす能力も異なり、これらの能力や好み、そしてそれらの結果として得られる物について持っている信念も異なるため、貿易から得られる利益は常にある。このような取引を行うためのコスト取引コスト)が、取引価値あるものにするのに十分低いかどうかは別問題である。我々の文明では、人類歴史上の大半の時代よりもはるかに多くの取引可能であるしかし、後述するように、いくつかの種類の取引は、おそらくホモ・サピエンスサピエンス誕生した頃まで、一部の文化にとっては取引コスト以上の価値があった。

取引コストが低いことで利益を得ることができるのは、任意スポット取引だけではない。これが、貨幣起源進化理解する鍵となる。また、家宝担保にすることで、取引の遅延による信用リスク回避することもできた。勝った部族が負けた部族から貢ぎ物を取ることは、勝った部族にとって大きな利益となった。勝利者の貢ぎ物を集める能力は、貿易と同じ種類の取引コスト技術恩恵を受けていたのである。慣習や法律に反する行為に対する損害賠償請求する原告や、結婚斡旋する親族集団も同様である。また、親族は、タイムリー平和的な相続による富の贈与の恩恵を受けていた。現代文化では貿易世界から切り離されている人間の主要なライフイベントも、取引コストを下げる技術によって、貿易に劣らず、時にはそれ以上の恩恵を受けていた。これらの技術のうち、原始的貨幣収集品)よりも効果的で重要ものはなく、また初期のものでもなかった。

H.サピエンスサピエンスがH.サピエンス・ネアンデルターレンシス駆逐すると、人口爆発が起こった。紀元前4万年から3万5千年の間にヨーロッパ占領した証拠からサピエンスサピエンスはネアンデルターレンシスに比べて環境収容力を10倍にしたこと、つまり人口密度10倍になったことがわかる。それだけではなく、彼らは世界初の芸術創造する余裕があった。例えば、素晴らしい洞窟壁画多種多様精巧な置物、そしてもちろん貝殻、歯、卵殻を使った素晴らしいペンダントネックレスなどである

これらは単なる装飾品ではない。収集品や、その時代進歩したと思われる言語によって可能になった、新しい効果的な富の移動は、新しい文化制度を生み出し、環境収容力の増加に主導的な役割を果たしたと考えられる。

新参者であるH.サピエンスサピエンスは、ネアンデルタール人と同じ大きさの脳、弱い骨、小さい筋肉を持っていた。狩りの道具はより洗練されていたが、紀元前35,000年の時点では基本的に同じ道具であり、2倍の効果10倍の効果もなかったであろう。最大の違いは、収集品によってより効果的に、あるいは可能になった富の移動だったかもしれない。H.サピエンスサピエンスは、貝殻を集めて宝石にしたり、見せびらかしたり、交換したりすることに喜びを感じていた。ネアンデルターレンシスはそうではなかった。これと同じことが、何万年も前にセレンゲティで起きていたのである

ここでは、コレクションアイテムが、自発的無償相続自発的相互取引結婚、法的判断や貢ぎ物などの非自発的移転など、それぞれの種類の富の移転において、どのように取引コストを下げたか説明する。

これらの種類の価値移転はすべて、人類先史時代の多くの文化で行われており、おそらくホモ・サピエンスサピエンス誕生したときから行われていたと考えられる。このような人生の一大イベントである富の移転によって、一方または両方の当事者が得られる利益は非常に大きく、高い取引コストにもかかわらず発生した。現代貨幣比較して、原始的貨幣の速度は非常に低く、平均的な個人の一生の間にほんの数回しか譲渡されないかもしれない。しかし、今日では家宝と呼ばれるような耐久性のある収集品は、何世代にもわたって持ち続けることができ、譲渡のたびに相当な価値を付加することができたし、しばしば譲渡可能になることもあった。そのため、部族は、宝石収集品の原料を製造したり、探索したりするという、一見すると軽薄な作業に多くの時間を費やしていた。

富の移転重要な要素となっている制度では、次のような質問をする:

1. 事象移転された財の供給移転された財の需要の間には、時間的にどのような偶然の一致が必要だったか?偶然の一致があり得ないことは、富の移転にとってどれほどあり得ないことか、あるいはどれほど高い障壁になるか?

2. 富の移転は、その制度だけで収集品の閉ループ形成するのか、それとも循環サイクルを完成させるために他の富の移転制度必要なのか。貨幣流通の実際のフローグラフ真剣に考えることは、貨幣の出現を理解する上で非常に重要である多種多様取引の間で一般的流通することは、人類先史時代ほとんどの期間、存在しなかったし、これから存在しないであろう。完結したループが繰り返されなければ、収集品は循環せず、価値がなくなってしまう。作る価値のある収集品は、そのコスト償却するのに十分な取引価値を付加しなければならない。

まず、今日の我々にとって最も身近で経済的重要取引を見てみよう。

2021-09-05

anond:20210905132416

さあ…そんな人間いなくなってもいいんじゃない

世界的に見たら人口爆発してんだからおかしい男ちょっと間引いても地球の助けにしかならんで

2021-08-13

みんなを幸せにすることはできないんだすまない

貧富の差はどうしても生まれるしそれを完全平等に分け合うことはできないんだすまない

昔は大黒柱は男で女は嫁にいかないと生きていけない構造だったか結婚できる男がかなり多かったけど、いまは男女平等時代から女の人にも稼ぎを与えないといけないんだ

そうすると男でも女でも経済力一定水準以上の人間しか結婚できなくなったんだすまない

ここから先は人類が増えすぎて地球ではみんなを賄えない時代がやってくるんだすまない

一応先進国では結婚できる人間経済力の水準が上がって少子化になっていってるが後進国人口爆発が深刻になって対立も起こるようになってくるんだすまない

その頃には男女平等とか人権とか守らなきゃいけないんだが守っていくのが難しい時代になるんだすまない

全ての人間を生かしておける余裕が地球にはなくなっていって命の選別が必要になってくるんだすまない

その選別は経済力あるかないかで行われる見込みだすまない

経済力のない人間結婚できないし死んでいってくれ減っていってくれとなるのが人類未来なんだすまない

その打開策を人類は何も持ってないんだすまない

anond:20210812205820

いつかはスペースコロニーかいう話してたの、70年代からねえ。

少子化っていう発想なかったから、人口爆発対応するために宇宙進出必須になるはずだったんだよ。

2021-08-12

anond:20210812193320

それでOKしたら人口爆発なっちゃって将来やばくなりそうだったので抑制したら効きすぎて少子化になったのが現在

まり増田は生まれ時代を間違えた

2021-06-21

anond:20210621122228

人口爆発をした後に出生率人口維持の値を切っていくと

その後に待ってる少子高齢化状態になったとき

人口の膨れ上がり方が激しいほどダメージが大きくなるのが理解できませんか?

2021-06-06

anond:20210606004718

世界レベルで見ると、やっと人口爆発ブレーキがかかる可能性があると明るい話題として捉えている人もいるみたいですよ。

2021-05-12

anond:20210512223156

多産する必要はない。むしろ多産は人口爆発につながる。

再生産数2を少し超えればいいだけ。

2021-04-06

anond:20210406191614

理にかなってねえよ。

体力は別として、学力に明らかな差はないんだから、職に就いて社会貢献するにこしたことない。

なぜサポートする必要がある?

より能力が劣るヤツに無理にかしずく必要性なんてないよね?

出産が減ったとして、人口爆発したいんじゃなければ、出生率2ちょい保てればいいだろう。

ヨーロッパでそうなってる先進国は多いし、何か問題

2021-02-26

anond:20210226154058

そもそも子育てが大変だしめんどくさいんだから、金は関係ないんだよ

子育て支援充実してるシンガポール出生率増えないことからも明らか

子供増やしたければむしろ社会福祉を全廃させるんだよ

家族同士の相互扶助が基本の国で人口爆発起きてるの見たら分かるだろ

2021-02-07

anond:20210207115225

ていうかそもそも論の話

二十世紀人口爆発徴候があって

政策決定サイドの方では、少子化するしかない方向で議論を固めたのが先なわけで

世界的にね

いざ少子化成功しちゃったら辛い辛いと叫んでるわけだけど

それは人類の滅びとかい論点ではない

しろどちらかといえば滅びの回避副作用

2021-02-03

anond:20210203090111

こういうこと言うやつに聞きたいんだけど

所得が少ない沖縄県出生率トップだってこととどう折り合いつけてるの?

本当に少子化解決したいなら取るべき政策社会保障全廃して、家族間の相互扶助で賄ってもらうことだよ

人口爆発起こしてる国は全部そうで

逆に子育て支援手厚いシンガポールですらジリ貧になる

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