はてなキーワード: 評価基準とは
「桃の園」は戦隊のピンクを目指すヒーロー養成学校が舞台の漫画だ。
学校では「女はピンクにしかなれない」 「ピンクはレッドを立てて前に出るな」といった厳しく古いジェンダー規範を押し付けられ苦しめられる。
「はあ?イエローやホワイトだったりピンク以外のカラーの女性ヒーローはたくさんいるんですけど?」 「ピンクが怪人にとどめを刺しちゃいけないとか何それ?女性がリーダーの戦隊もあるんですけど?」 「というか男のピンクもいるんですけど」と特撮オタクが大激怒している。
あまり知られていないのだが、「桃の園」は「設定さん。」というバラエティ番組が元ネタで、芸人たちの大喜利や与太話を元ネタに漫画を作ってみませんか?という企画から生まれた漫画である。
YouTubeの公式チャンネルで視聴できるのだが、番組内では「戦隊のピンクの座を奪い合うヒーロー養成学校『桃の園』 」というお題から話を膨らませている。
番組内でホワイトの存在にはしっかり言及しているので、作り手側は女性ホワイトの存在はちゃんと認識している。ひとつの戦隊に2人女性がいることについても触れている。
女はピンクにしかなれないというのは「あくまでこの世界ではこう」というだけなのだが、番組の知名度がなさすぎてそこが伝わっていない。
番組ファンに捧げる漫画のつもりなのかもしれないが番組視聴者より特撮オタクの方が多かったのが最初の残念ポイントである。
また、番組では「ヒロインポジションを狙う女性たちのキャットファイトもの」もしくは「センターポジションでバリバリ活躍する好戦的なピンク」の2つのストーリー案が出ていたが、
漫画化にあたりそれを合体させたことにより、「レッドのようにセンターポジションで活躍“したいのにさせてもらえない”ピンク見習い」になってしまい抑圧ターンが長く胸糞な印象になってしまっている。
ライバルキャラについても番組内では昔の少女漫画や世界名作劇場に登場するような意地悪な少女を想定していそうだったが、
漫画版で出されたライバルは歴史と規範を重んじる生真面目な女性になっている。
彼女の語る歴史というのは「ピンクはレッドの引き立て役」というものであり教師陣もピンクはそうあるべきだと教えている。
番組で想定していた「桃の園」では、登場人物たちは「ピンクなんだから女らしく立ち回るのが正義」と思い込み、
自ら進んで古いジェンダー観に沿い、あざとくおバカなふりをしたりとどめをレッドに譲ったりする、
そんな計算高い女たちの熾烈な争い……というニュアンスがあるように感じたが、(バラエティ番組におけるママタレント枠の椅子の取り合いのようだ)
漫画版ではそれが失われボーイッシュでありたい主人公がジェンダー規範を押し付けられるはめになっている。
一番噛み合っていないのはこの辺の設定だと思う。
ドロドロした女の戦いではなくさっぱりした格闘娘を主人公に据える路線で行きたいのなら、やはりライバルはフェミニンなぶりっこ女で行くべきだった。
ピンクはヒロインポジションなのよ!私みたいに女性らしく振る舞うのが正義なのよ!先生方やレッド様もきっと私を評価するはずよ!などと豪語するものの、
実際は「女らしい方が良い」というような評価基準はなく、
むしろ学校からは戦闘ヒロインである主人公の方が高く評価されぶりっこライバルがざまぁされる……みたいな展開の方が自然だったと思う。
どうしても「学校側も古いジェンダー観を支持している」設定でいきたいにしても教師陣も一枚岩ではなく主人公の味方をする派閥があるとか……
まあまだ1話目だから2話3話と話が進んでいけば飲み込みやすいストーリー展開になっていくのかもしれない。
人によって評価基準が分かれるだろ
とある人のマシュマロに投稿したらこっちで詳細に書いてみた方がいいと言われたので供養。
ことの発端は一年前、友人との会話の中で「反AIってカルト染みてるし、こいつらで遊んでみたら面白いのでは?」と話題になったのがはじまり。もともと俺と友人は情報工学系の専攻で、話の通じない最近の反AIにうんざりしていたというのもあり、そのままの勢いでXに新しいアカウントを作成。「どうせやるならガチでやろうぜ」という友人の意見もあって、仲間内で競うことになった。
もちろん一種の競技としてやる以上、明確な評価基準が必要だということで
・最大いいね数×2
・最大リポスト数×2
の3つの数字を指標として設定し、合計した数字が1番高い奴が勝ち というルール。今考えれば何故こんなアホらしいことに時間をかけてたのか謎。この時にやめておけばよかったのに…
最初の数ヶ月は知名度を上げることに尽力した。ただ呟くだけだとたいして伸びないから、まずは著名な絵師のお気持ち表明ポストや万バズした反AIのポスト、企業や官公庁がAIを利用した絵なんかを引用ポストしてとりあえず人目につくようにした。ここで重要なのが「反AIには賞賛されるが、AI技術や法律の知識のある人が読めばつい指摘しちゃうような論理性に若干欠ける」ような内容のポストにすることで、こうすれば反AI、AI推進派どちらからも反応をもらうことができる。他にも対立煽りとか色々コツはあるが、重要なのはつい引用・コメントしたくなるようなポストにすることで、少し頭が悪く、感情的な人間っぽく振る舞うとなお良い。
少し話が脱線したが、初期の頃はこうやって地道にフォロワーを増やしていた。ある程度フォロワーが増えると絵師擁護・AI推進派に対するお気持ち表明ポストならなんでもある程度いいねがつくようになり、「承認欲求も満たせるし暇つぶしにはちょうどいいな、反AIチョロいわww」みたいな感じで割と順調に進んでいた。友人たちもだいたい似たような感じで、「カルト教祖にでもなった気分やww」と笑っていた。
ところが、しばらくすると雲行きが怪しくなってきた。それまではただAI技術に対して規制を求めたり、法改正がどうのこうのといった比較的穏便な感じだったのが、急にAIを使ってる人に対しての誹謗中傷や、プリキュアAI疑惑に代表される魔女狩りが目立ち始め、過激な反AIが増えた。俺と友人はこのゲームのルールを決める時に、「誹謗中傷など訴えられるリスクのあるポストは禁止」と制限を設けていたからこういう過激な行動はしてこなかった(し、今もしてない)。そのうち、俺のポストを曲解して「この人もこう言ってる!だからお前らは悪だ!」みたいな発言をする奴もちらほら出てきて、この時からだんだんと恐怖を覚えるようになった。なんというか、今までしっかりと手綱を握ってたはずなのに、急に馬が暴れ出したような、そんな感じ。今のイスラム教の地位が高い人も過激派を見てこんな風に感じてるのかなと思ったりもした。
友人たちも流石にこれはマズいと思ったらしく、どうにかして沈静化しようとしたが、いまさら反AIの立場を変えれば大炎上まったなしで火に油を注ぐだけ。アカウントを停止させようにも、急に複数の反AI有名アカウントが音信不通になれば変に誤解される可能性もある。どのみち続けるしかない(更新頻度は徐々に落とすつもりではある)。それに、これは認め難い事実ではあるが、なんだかんだで人は承認欲求に弱いらしい。俺も友人も、際限なく鳴り響く 『いいね!』 の通知の魔力には抗えなかった。
学生さんに向けて、社会人5年目の黄コーダーとして知っておいて欲しいことをまとめるね。
以下、エンジニアの大部分が競プロerみたいな特殊な環境を除く。
長期的に考えるならば、競プロはさっさと止めて、ポートフォリオに書けるような個人開発やOSSコントリビューションに注力した方が遥かに良い。
君が家を建てるとして、トンカチさばきの早さを誇る大工と、建ててきた家の数を誇る大工のどちらに頼みたいか考えてみると良い。
トンカチを振るのが好きなことは否定しないが、それをもって評価されるのは学生の間だけだ。
(この辺はシステムの欺瞞もあると思っていて、新卒採用における評価基準の風向きが明らかに変わってるのに逆求人系の会社が未だにchokudaiに講演させてるのってどうなん?とは思う。)
元増田でも指摘されている通り、競プロerに良い印象を持っていない人はそこそこ存在する。
「◯◯コーダーです」と自分から言うのは控えた方が良い。誰も幸せにしない。
人は同じ文化圏に所属しない相手には冷酷だ。そして、文化圏の類似度は使っている言葉によって測られる。
何でもかんでも「にぶたん」「DP」に結びつけるのが面白がられるのは界隈の中だけだ。
ここで言う「方言」には、自然言語だけでなくプログラミング言語、つまりコードも含まれる。
競プロ対策本じゃなくてリーダブルコードを読め。あの本がプログラミングの世界の標準語だと思えば良い。
数年前の全盛期から比べれば、暖色を見ただけで即採用してくれるような企業は恐ろしいほどに減った。
そのようにして入社した君たち以前の代が十分な成果を挙げなかったり、彼らから嫌な思いをさせられた人が多いからだ。
だから、「月刊競プロは役に立たない」なんて冷笑してないで、一度立ち止まって「なぜ月刊レベルで競プロerが批判されるのか」を考えてみてほしい。
彼女は機械が苦手だからという理由でスマホは一番安いAndroidのシンプルモデルを使い続け、よく分からないからとSNSも一切やらない。
女子大育ちの清楚黒髪の巨乳で、穏やかな性格で料理も上手で家も綺麗、大学時代は児童向けボランティアサークルに所属していて社会人になってからは生花の習い事をしている。ブランドに一切興味がなく、幼馴染兼彼氏に貰った4℃のオープンハートのネックレスを大事に大事につけるような子だ。
そんな彼女が幼馴染の彼に浮気され(逃した魚の大きさに気付けないアホ男だ、精々ネットの女に鼻の下伸ばしてろアホ)、彼女は結婚相談所に入会することになった。
正直心配していなかった。女のわたしからしても理想の結婚相手で、年収1000万だろうが2000万だろうが選びたい放題のスペックをしていると思っていたから。
案の定、1ヶ月で成婚退会(結婚相手を見つけ相談所を退会すること)した。
まず、分かる人には一目で分かる感じに障害がある人だった。身体的な障害ではないが顔つきとかで分かる感じのアレだ。歯がうまく磨けてなくて前歯と前歯が溶けてくっついてる部分があったり、服の襟元がやけに伸びてたり、視線が合わなかったりする感じの。
次に、中身も良くない。
少し話しただけだけど、とにかく何も答えない。
普通彼女の友人にあったらそこそこ気を使うじゃん。彼女のためにも。
でも、気を遣って話を降っても黙ったままで、答えても一言二言。
軽度発達があるとはいえ流石に、「人見知りなんですすみません」ぐらいのフォローを最初にするとかそういう処世術ぐらい準備しておかないか!?
わたしはなんとなくそういう人だと気付いてたからいいけど、会う人全員にその態度で通すつもりか!?
面白い話しろって言ってるんじゃない、話せなくていい、でも分かる人には分かる程度の、接客業も出来る程度の障害なんだから、それぐらいの社会性はあるはずじゃないか!?
ブックオフで働いているそうだ。
別にブックオフを馬鹿にするとかではない。ない、が、何故それで結婚しようと思った!?
彼女は夢立つ児童福祉関係の仕事をしていてしているためあまり収入は望めず、そして彼女の実家もあまり裕福ではない。結婚相手に選ぶにしてはあまりに不安すぎる年収ではないか。
あとはっきり言ってあなたならもっと上の年収の、年収だけじゃ無くそれ以外の要素でもスペック高い人選べるよ!!?!?!?!と心の中で叫んだ。
今の時代、自分自身の価値というのがSNSで可視化されている。
男が女に向ける評価基準も、同時に女が男に向ける評価基準も、そして実際に出来上がったカップルや家族像がデータとして可視化されるからだ。
ハイスペックな男は女に容姿や穏やかさ、恵まれた生育環境を求め、ハイスペックな女はそれだけ上を目指す“べき”で、下のランクの男を選ぶ女は「下方婚」と言われる。
彼女の“価値”なら、彼ほどの相手じゃなくもっと上を目指すのが自然なのに、何故。
そんなことを思いながら、けれど絶対口には出せず、どうして彼を選んだのか尋ねた。
彼女は笑窪を作って笑いながら答えた。
「今まで出会った人の中で一番優しかったのと、こんなに愛してくれる人はいないって思ったから!」
それが決め手だそうだ。
けれど、もうなんか、人間はSNSやってない方が幸せになれるのかもしれない。
彼女は「この職業は勝ち組」とか「ブルベが優勝」とかSNS構文でよくあるやつをわたしが使うときょとんとして「勝ちとか負けとか無いよ?」と不思議そうにする
だから年収が300万だろうが軽度障害があろうがコミュ障だろうが「この人は優しくて自分を愛してくれる」っていう要素だけで結婚を決意できる訳ですよ
現状
残業ほぼ無し、年休106日。
実家から車通勤(駐車場を借りている)毎月4万〜5万は貯金。ボーナスは5〜6割貯金。
実家に4万、その他毎月引き落としされる金額は1.5万は程度。残りで食費、医療費、被服費、交通費、交遊費を賄っている。
今後
3交代制で一番早い勤務の場合始発で通勤する必要あり。突発的な出勤や残業あり。年休120日以上。
北摂あたりの賃貸で家賃共益費込で5.5万。駐車場1万。水道光熱費1万。貯金、通信費、実家への仕送り含めて5万。と考えると純粋な生活費は5万前後。
食費、医療費、生活雑費など含めて暮らしていけるのか?と不安。
・車を手放せば余裕がありそうだけれど、帰省や今後(地元への転属願いを出し続ける予定)を考えたら、保持し続けたほうがよさそう。最悪今の駐車場を解約せずに置いたままにする予定。
・あと貯金は口座からダイレクト引き落としをしている(こうでもしないと貯まらないので)
・勤務の都合上、始発で出勤が間に合わなければ自転車通勤範囲で探すつもり。(ここらへんまだ確認中)
・いままでは、決まった金額と家事への労働力を提供すれば実家の機能を使いたい放題。な部分もあり、そこが甘えていたところもある。両親は今回の転職にいい顔をしておらず、今後明らかに生活水準が下がることを反対している。
・私もこんなものだろう、とざっと計算してみたが、今のような生活スタイルはまず無理。節約と無駄な出費を徹底的に省くしかない。賃貸契約や引っ越し準備、家具家電の購入などなど、今から憂鬱になっているので、できれば前向きな言葉やアドバイスをいただきたい。
・仕事自体は今までの経歴を活かせる業務かつ、(口コミなどは業務内容の割に給料が低い、評価基準がない、など散々だが)福利厚生も現職とほぼ変わらないので、仕事への意欲はある。
「自分より年収が上の女性/下の男性との結婚は?」についての意識調査を実施
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000485.000001346.html
・男性は半数以上が自分よりかなり上でもOKとしているのに対し、女性はわずか2%未満。
10代~30代男性の約6割が専業主夫になりたいと回答【専業主夫願望に関するアンケート】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000077217.html
結婚後(既婚の方は将来的に)、専業主夫になりたいかというアンケートに対して最も多かった回答は、「相手や経済事情が許すならなりたい」で49.56%でした。
回答者の年収 | 男性 | 女性 |
収入はなかった | 24.4% | 6.8% |
300万円未満 | 22.8% | 3.9% |
300~500万円未満 | 22.2% | 3.3% |
500~700万円未満 | 31.7% | 1.8% |
700~1000万円未満 | 33.3% | 0.0% |
1000~1500万円未満 | 36.4% | 0.0% |
女性の多くが主な稼ぎ手は男性が担うべきとする旧来的な価値観を持っており、一時的な育休の取得は許容できても主夫は許容できないと主張してます?
その抜粋の仕方だと女性の多くが「「収入は関係ない」とは思わない」かのような印象を受けるが、
結婚相手に求める年収は「収入は関係ない」以外にも具体的な求める年収が回答可能で、
具体的な年収を求める回答を含めると700~1000万円未満の男性は90%以上が下方婚を許容していることから
女性は自身が高収入であっても下方婚を許容できない傾向が強いことが分かりますね
だろう、ではなく具体的なデータを基に論じてください
元投稿に対するコメント見ると男性側は自分が家事育児する想定無いから女性の年収気にしないと回答してるんだなと思う。育児でキャリア断絶したら離婚リスクあるとか言って専業主夫になる気も本当は無いのでしょう。
上の増田もそうですけど、このような侮蔑むき出しの妄想が平気で主張されて更にトップコメにまでなるのは、いかにもはてなブックマークって感じがしますね
だーかーらー男も「下方婚」してないって。容姿という点でいわゆる下方婚はほぼ上方婚になってるだろ。現実の経済格差を無視して男女間に対称性が成立してるかのように収入だけを評価基準にするアンフェのデタラメ
デタラメなブコメをつける前に容姿を具体的に数値化した上で「ほぼ上方婚になってる」とするデータを用意して出直してきてください
「ねぇ、増田くん、『せっかく転職したのに、こんなはずじゃなかった』って思ってない?笑」
市役所に転職した1年目、6月の半ば、午後11時過ぎの市役所の3階。終電のある上司はPCの電源を切り、帰宅の準備を始めていた。
「営業車で事故死しないだけマシだ、ってこないだ妻に言ったら笑ってましたよ」
新卒で営業職を2年やって、ワークライフバランスやらなにやらを考え、地元の市役所に転職した。
営業時代は終電、あるいは終電後に営業車に乗って帰宅する日ばかりだったので、市役所に転職すれば憧れの9時5時だと思っていたが、わずか2か月でそれがかなわぬ夢だったということを悟った。
6月の残業時間は正確には66時間だったが、翌月、別室で新人研修中に管理職に呼び出され、廊下で「申し訳ないがこれは……」と言われた。
「わかりました」と答えた。給与明細を確認すると、44時間になっていた。
僕はそれからその部署にいた3年間の間、平均で60時間程度時間外勤務をしていたが、時間外勤務手当は毎月10時間で申請していた。
「えっ?俺、8時以降残ったこと今まで一度もないよ」
税金関係の部署に配属になった新卒ストレート同期と偶然昼飯を一緒に食べに行くことになったときに、同期がそう言ったのを今でも覚えている。(この8時というのは、たまにやる夜間の納税相談業務が終わる時間のことだ)
4年目、2部署目では課長補佐からパワハラを受けて、常に胃痛を抱えて仕事をしていた。朝食を食べても吐くので食べなくなった。
課長補佐はマイクロマネジメントで攻撃してくるタイプで、係長時代から担当を破壊しまくっており、前々任者も、前任者も病休に追い込まれていた。
1月ぐらいに人事課に相談し、人事課の用意したカウンセラーと話をした。
「こういう時、手に職でもあれば『やめてやる!』ってなるんですけどねぇ」と僕は話した。
結局、係長、課長補佐、課長の3人が人事課に呼ばれて何か指導をされて終わりで、課長補佐は年度替わりに異動していった。
「電話だって何を言い出すのかわからないから聞いてるのに」課長補佐が対面に座る係長に向かって、僕に聞こえるようにそう言ったのを耳にしたとき、いささか僕は驚いた。
「そうですね……前の部署で一緒に仕事をしてた外部の方と電話した後に、「なんだ今の話し方は」って言われたんですよ。相手とフランクに話すのも気に入らないんでしょうね」
どんな指導が辛かったですか? とカウンセラーに尋ねられた質問の答えを、本人の口から聞けるとは思ってもいなかったからだ。
係長とはもう一年一緒にやったのだが、「自身もパワハラに消極的には加担していたこと」だったり、前年度のパワハラによるデバフのかかった自分が評価基準だったので、ギクシャクしたまま一年を終えた。
6年目、新しい係長は自分のことを前々から買ってくださっていた方で、「前任からお前の評価を聞いてはいるが全く信用していない、一緒にいい仕事していこう」と言ってくれた。
実際、温めていた企画を提案して採用されたり、ワークライフバランスも最高に良くなった。仕事終わり、料理が係長と一緒にスーパーに買い物に行き、日テレの夕方のニュース番組「every」がやっている時間に帰宅し、妻の帰宅を待つ日も増えた。
「隣の係に異動してきたAが来週から病休に入ることになった。申し訳ないが、来週からAと配置変換してくれないだろうか」
Aはお察し枠の人間で、配属される部署毎に病休を取っていて、下馬評も最悪だったのだが、その災禍がまさか自分に降りかかってくるとは思ってもいなかった。
ちなみに、Aと同時に異動してきた隣の係長も定評のあるお察し枠で、最終的にその係長も自分の配置転換後、すぐに病休に入った。
係長不在の中、Aの担当していた仕事、Aが残した爆弾(やり方がわからないので手を付けてません、と付箋を貼った4月受付文書)やAが戻ってくるまで、戻ってきた後も前の係の仕事……そして最後にはコロナ対策の新規事業まで自分に回ってきた。
その日以降、帰宅すれば「every」はとっくに終わっていて、帰宅すれば「ニュースZERO」が始まっているようになった。
翌年度にはAが異動して、自分は元の配置に戻してもらえるものと係長も自分も思っていたのだが、結局引き取り手がいなかったため、Aは残留することになった。
課長に呼び出され「申し訳ないが、今の状況を見ればAとお前の配置を元に戻すことはできない」と言われた。
「わかりました」と答えた。
明らかに怒りに震えながら自席に戻ってきた自分を心配して、皆が集まってきた。
「自分を活かそうとしてくれないこんなクソ職場、辞めてやりますよ……」と言う自分を係長は諫めてくれた。
7年目は部署に新卒の新人が来て、自分が教育係となった。これは大変いい経験だった。すぐに仕事を覚え、ミスも少ない優秀な後輩だったが、仕事のストレスの症状まで自分をミラーリングしてしまい、胃痛を抱えたまま出勤し、胃薬を分け与えて二人で飲んだこともあった。
この年もAは病休を取り、未練の残る仕事をまたやらされる羽目になった。
その年、異動の内示が出たのは係長と自分で、Aだけが課に残ることになった。
「なんか馬鹿馬鹿しいよな。俺たちの2年間はなんだったんだろうな」と係長はタバコを吸いながら僕に言った。
「本当ですね」と僕は言った。
8年目、3部署目は現場対応から政策的なことまでなんでも取り組む部署で、それまでやってこなかった議会関係、議員の”オネガイ”対応もやることになった。
数人の(あるいは1人の)支持者からの陳情を持ってくる議員、やっていることは議員としては正しいかもしれないが、もう少し取捨選択してくれというか、まぁいい。
12月のある日、既にその係での年数が長く翌年度異動がカタい、仕事がものすごいできる先輩が、上司に「もう今の時点で既に100時間は土日出勤している」と言ってるのを聞いてしまった。
先輩が異動したら次に「土日100時間出勤する」のが誰か、それは火を見るより明らかだった。
それから転職活動をし始めた。リクルーターに言われるがまま何十社もエントリーし、面接には8社呼んでもらい、3社最終面接まで行ったがうまくいかなかった。
3月下旬に9年目の人事異動が発表された、できる先輩は異動が決まり、自分が異動希望を出していた課にパワハラ課長補佐が異動になっていた。
「あ、もうこれはだめだ」と思った。
その日の夜に応募した企業から、この水曜日に内定の連絡をもらった。
「はっきり言うと、毎日何十件も応募がある中で、増田さんが選ばれるとは思ってなかったんです。増田さんの年齢で異業種、しかも希望年収よりアップするなんて奇跡ですよ」とリクルーターに言われた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/844018cccc955042ff8c014db3b721c90f662f3a
もちろん人によって評価は変わるし、視聴率とか売り上げとかを評価基準にすると話は変わるし、あくまで俺の評価だ。異論は大いに認める。
その上であえて言う。
Go!プリンセスプリキュアが最高だったな。
全部が完璧だったとは言わない。
というかそんな作品はプリキュア以前にこの世には存在しないだろう。
でも欠点や粗がとても少なく、魅力がとても多かった。
キャラクター、ストーリー、世界観、絵、声優、音楽、どれもよかった。
キャラクターはストップとフリーズがやや存在意義が薄い印象だったが、みんな素晴らしかった。
メインのプリキュア4人のみならず、一般人協力者の同級生ゆい、ノーブル学園の生徒や教師たちも良かった。
モブ生徒に思わぬ美少女がいたり、どうでもよさげなザマス先生にも「いいとこあるじゃん」と思えるようなシーンがあったりする。
特に敵のディスダーク三銃士は、途中で三人が全く別の道に進んで、そして最後にまた集束していくのが実に印象深かった。
ストーリーは主人公はるかの「お姫様になりたい」という幼稚な願望をどこまでも膨らませていくもので、途中にいろいとろ都合のよさはあるのだが、
最後には中学生から大人の女として「お姫様のように生きていきたい」という姿に着地させるのはよかったと思う。
世界観は「絵本のお姫様」のような華やかさがあるものの、同時に「説教臭い」「土臭い」という印象もやや強い。
説教臭さについては、後のプリキュアシリーズにもっと説教臭い作品が出るので相対的に気にならなくなるという面もあった。
絵はキャラクターデザインが中谷友紀子というアニメーターで、最近では「薬屋のひとりごと」を担当している。
後に「トロピカル〜ジュ!プリキュア」も担当し、キュアコーラルは最高にかわいかった。
声優はプリキュア4人は嶋村侑、浅野真澄、山村響、沢城みゆき。
嶋村はゼルダの伝説のゼルダ姫や進撃の巨人のアニも好きなのでひいきにしたくなる。
キュアトゥインクルは声優もビジュアルも(変身前も変身後)もどれもとても好きだ。
音楽はエンディング曲は歌詞の一部がプリキュア4人のために4種類あるのが好きだったし
またストーリーの中で「二つの別のバイオリン曲が実は一つの曲だった」という仕掛けがあって、非常に感嘆した。
なんつうかもうプリキュアとかじゃなく全50話のオリジナルアニメとしてとても素晴らしかった。
GPT4が、大きな栗の木の下での情報量を10点中9点とか抜かすから、
お前それ津軽海峡でも同じこと言えんの?してみた。
### 評価基準
1. **情報の種類**: 4点満点(登場人物、場所、物体、意志・感情)
2. **情報の明確性**: 3点満点(具体的な描写の明確さ)
3. **情報の深さ**: 2点満点(情報が歌のテーマやメッセージにどれだけ貢献しているか)
4. **情報の新奇性**: 1点満点(情報が提供する新奇性や独特の視点)
### 「津軽海峡・冬景色」の点数付け
1. **情報の種類**: 3/4点(場所と時期は具体的だが、登場人物は抽象的)
2. **情報の明確性**: 3/3点(場所と時期、感情が明確に描写されている)
3. **情報の深さ**: 2/2点(場所と時期が伝える感情の深さが豊か)
4. **情報の新奇性**: 1/1点(特定の場所と季節を題材にした情景の描写)
### 「大きな栗の木の下で」の点数付け(改定)
1. **情報の種類**: 2/4点(場所は具体的だが、登場人物や意志は比較的単純)
2. **情報の明確性**: 2/3点(場所は明確だが、物語の背景などは不明瞭)
3. **情報の深さ**: 1/2点(単純な情景の楽しさは伝わるが、深いメッセージは少ない)
4. **情報の新奇性**: 0/1点(日常的な遊びの情景で、特に新奇な視点は提供されない)