はてなキーワード: 太陽系とは
増田があるからはてなブックマークは存在価値を維持できている。
はてなーが自分たちの手で生み出しいる最も大きいものが今や増田である。
その昔、この地域にもブログ文化なるものがあったが今やすっかり寂れてしまった。
互助会を中心としてセミナー系の人種などが散々に暴れまわったせいで絡まれるのを嫌った者たちが巣立っていったからだ。
今はてなでブログを続けているのは粘着に耐性のある一部の狂人しかいない。
彼らは他人から批判をされても「はいはい聞こえませーん。だって僕は天才で貴方は馬鹿でIQが2000違うから~~」で全ての意見をスルーできる。
これはもう狂人と呼ぶしかないのだが、彼らは彼らで保身の意識が意外とあるらしくすぐに予防線を張るので切れ味がない。
増田がなくなった時、そこには何も生み出すことがなくタダ他所のサイトに寄生するだけのコバンザメの群れになる。
ニコニコ動画が伸びていった影には彼らがツベから動画を盗んでくるだけでなく、自分たちの手持ちの新規動画をアップしてきた背景がある。
そして新しいMODや実況を作られてきた。
しニコニコがただ他のサイトから動画を盗むだけのサイトであったなら、コメント機能のアイディア一つで今日のような発展を遂げることはなかっただろう。
内容の出来はともかくとして、界隈には何かを生み出し続ける者たちが必要なのだ。
それは10文字程度のくだらない煽りの言葉などでなく、それなりの質量を持っていなければならない。
たとえば「日本死ね」という言葉はたった5文字だが、この裏にはこれが生み出された増田の文脈が込められている。
それはブクマカたちの語る2桁文字数の言葉をいくら組み合わせても永遠に生まれない質量を持つ。
サイト、コミュニティを存続させるための引力を生み出すのはこういった核のある質量だ。
もしも増田がなくなれば、はてなという空間はそれを生み出す元になる要素を失い急速な空中分解が始まるだろう。
いまや増田こそがはてなブックマークの核なのであるが、その外周に漂うブクマカたちにはその自覚がない。
地球が太陽を中心に周り、太陽系もまたブラックホールを中心とした一つの塊の一部であることに、地球の上を歩くだけの蟻は気づかないのだ。
なにを突然。どうしたの?って言われそうだけど...
生かされてるって言うけど、普通に生きてるよ、ってか?
中二病的な何か?
植物は繁り、時に雨が降り、風が吹き、夜になると太陽と見た目ほぼ同じ大きさの月が出る。
太陽系があり、銀河系があり、局所銀河群があり、観測可能な宇宙があり、大宇宙がある。
は?無から?
しかも未だに膨張し続けているんだよね。しかも光速以上の速さで。
もうなにがなんだか...
これが3次元の世界で、4次元とか11次元とか平行世界とかパラレルワールドとか...
気が付いたら自分がいて、気が付いたらこの不思議な世界で普通に暮らしている。
そして、競争に巻き込まれ、自由だの権利だの人生だの幸せだのに翻弄されて生きている。
よく考えたら人間なんてなんにも分かってないじゃん。
ただ、より良い人生を、少しでもより良い人生を生きたくてもがいている。
より良い人生ってなに?
健康で性格もよく親や配偶者や兄弟や友達に恵まれ、仕事に恵まれ、豊かで満ち足りた人生。
そんな人生あるわけないじゃん。
仮にあったとしてもどうせ死ぬのだ。
死は平等に与えられる。
そして死んだらたぶんあの世があって、精神世界を生きて、そして輪廻転生するんだろう。
そしてまた親を選んで生まれて来るっていうよね。
不思議だ。
モルダー疲れているのよ。
うん。
おやすみ。
以前手紙を書きながら、この速度感いいな?!となったので懲りずに書いてます。よっぽど気が向いたら読んでください。
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ラインの既読機能が苦手です。いつ読んだかとか読んでないとか、、手紙はそういうのないから気が楽だな。読まなくてもいいし、読まれないかもと思うと、不思議と素直になれる。
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逆に私は_さんのどこが好きなのか考えて、昔の日記もぜんぶ読み返して、結論は、見た目でした。
今だから言いますが、どタイプです。めちゃくちゃ好み。そそられる。いちばん好きな部位は、、全身360゜ナイスだけど、、ふくらはぎかな。すっごくきれい!
なんて美しい人なんだろう。好きすぎる。私は_さんにつりあう人間ではない、できる限り魅力的に映りたい!でもこの人、何を考えてるんだろう?
_月に初めて話したときから、私の原動力は性欲でした。言いすぎか。でも恋って性欲じゃないの?
何を考えているの?と問うのをやめてみました。立ち入らないことにしよう。わからないってことを尊重しよう。別々の場所ですごして異なる受容体をもつ他人同士が、知り合う、わかりあうなんてそもそも無理なんだ。
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結果として、_さんの価値観をないがしろにする行動に出たことを、後悔しています。
ごめんなさい。
セフレになりたいわけではなかったんです。
でもさわりたい。内面にふれることができないならせめて。_さんはセックスに愛が必要だと言う。それ性欲のマイルドなやつじゃないの?恋と愛は何が違うの?そんな、誰に対しても欲情するわけじゃない。他の誰でもなく、_さんに、さわりたい。けどさわれない。私は_さんをなにひとつ知ることができない。頭痛も快感もわかりあえない。だけどこれ以上立ち入った話をしたらきっと拒絶される。。
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立ち入らないということは、受け身でいるということです。受け身ばかりでは、勝てません。
いつしか、私は負けているんだ、1位には程遠いんだ、最後に選ばれるのは私ではない、、妄想からの執着、不安と嫉妬が全身に充満していました。なにひとつ現実ではなく、ただの思い込みで、本人に訊けばはっきりすることなのに。
私は自分の想像力を全く制御できません。爆発的な負の感情。疲れた。腫瘍でしかない。切り落としたい。
だから_さんが荒療治をさずけてくれたことに、とても感謝しています。
助かった。
醒めました。
勝負と考える時点で何かがずれていることに、やっと気づきました。_さんは標的、獲物だったのか。手に入れたら終了?私は_さんに向き合っていない。自分勝手に設定したゴールに押し込もうとしているだけだ。
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私は_さんをどう思ってるのか?
どういう関係になりたいのか?
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あらためて、打算を抜きにして、考えました。打算を抜くのになかなかの時間とエネルギーを費やしました。
もし目の前にあなたがいたら、気持ちをどんな言葉で伝えるだろう。
「好き」とは言えるけど、「つきあいたい」とは言えるかな。
友達でも恋人でもない、そんな categorizeできるような、一般的な関係にはなれない気がする。
でも、絶縁はやだな。
さみしいな。
そう思って手紙を書きました。読んだ?読んだからラインくれたのかな。
ありがとうね。
実はね、あの日、もうブロックされてると思ってて、どうせ届かないし好き放題言っちゃえ〜てなったの笑
うれしかった。
初めて、コミュニケーションがきちんと一往復した感じがした。
ということはこの_ヶ月間の私は、一人相撲だったのか?_さんはずーーっと隣にいてくれて、きいてもないのに始まる自分語りに静かに耳を傾けてくれていたのに、私は見栄と性欲と妄想に振り回されていただけだったのか?私は一体なにと戦っていたのだ、to be continued...
これくらいにしとこう。もう十分伝わったからね。
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出会う前と後で、明らかに異なっています。いろいろな事柄が。事柄に対する私の反応が。
当事者としての人生に直面したというのでしょうか?役割を演じるのではなく、目標から逆算するのでもなく、、
今までの私にとって人間関係は利害と役割だったので、この構造はとても新鮮で、むずかしいです。
とてもchallengingだな、と思います。
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自意識過剰で保守的で不器用で、めんどくさい・まわりくどい・しんきくさいの三位一体みたいな私につきあってくれて、本当にありがとう。
あらためて、_さんのことが好きです。外見だけじゃないです。この場合は_さんの私に対する態度が好きという意味。
やさしい人。
臆病で、極端で、疑い深くなることが恋なら、もう、やめたいな。
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炭素:彗星を捕まえたり、土星の衛星タイタン、天王星まで足を延ばせばメタンから確保できそう
水:こちらも彗星とっつかまえるか、木星の衛星にあるか。木星の放射線帯との兼ね合いで重水しか取れないかもしれないが。月面にもイオンの形であるとかないとか
鉄:火星には豊富にあるが、ほかにはないかもしれない。そもそもその星で水があった歴史がないと地球上で利用されているような金属鉱石が採取できない可能性
シリコン:多分太陽系で一番普遍的に存在する金属かも?単結晶つくるのは大変そうだけど
イオウ:金星か木星の衛星イオにしかないかも。イオから噴出した溶岩を浴びた衛星で採取したほうが経済性があるやもしれないけど
つーか炭素と水以外碌な資源が太陽系になさそうだから、地球近辺では金属で作ってたモバイルスーツとか全部セラミックでつくるほかなかったりしねーかな。セラミックなら細かく砕いた適当な岩石を太陽の熱で焼成したらなんとかなりそうだし。でも火星以遠だと太陽光も頼りないから戦争とか無理じゃね?
肩がタタタな感じで火がつきそうな痛さなのでこれは凝りなのかどうなのか?
朝まで討論したいところだけど、
私にはそんな暇はないので、
以前に使っていた
あーあ、
久しぶりすぎて、
電池を充電しなくちゃいけないのと、
パッドが埃まみれになっていてくっつかなくなっていたので、
でも安心よ!
これで私の肩も不死鳥の如く蘇るのかなーって
期待を寄せてはかえしてみたものの、
充電池を5分ばかり充電しただけじゃ、
ウンともスンとも言わなくて、
松竹梅のどれが一番高級なのか松?竹?梅?問題ってあるじゃない、
それを地で行くようなウンともスンともの
とにかく凄い自信で充電出来てなかったの!
そりゃそうよねたった5分じゃ無理かーって。
それでも私はじっくり待ってみてその間ことこと煮込んだクノールのスープを冷まして飲めるほどの時間、
つまり30分ぐらい充電したら
ようやく動くようになったの!
これで稼働できたから私の肩はみごと不死鳥の如くか如かないかは1回の施術じゃ効果がないので、
引き続き施術していこうかと思う次第よ。
定期的に激痛がくるときがあったりして
月の満ち欠けか引力なのか?
そういうのが体調に現れるのかしら?って
なにかのエスエフでよくあるロマンシチュエーションの惑星直列って
実際になったらどうなるのか分からないけど、
今までないも起こってないとなると
太陽系が直列したところで
私の肩の凝りとかとは全く関係ないことらしいので、
あきらめて
やっぱり温めるのがいいみたいなのよね。
そう言った工夫もいくつかしてみたいところよ。
でもさー
私のお気に入りのジェットバスは4つのノズルで出てくるターボジェットノズルバスジェット!
点でなく面で当たるかの如く効き目がありそうなの。
あとのところは1つノズルの少し離れたところにもう1つノズルがあって、
ちょうど肩に当たると一応は1箇所ずつ当たるんだけど、
点ノズルなのよね。
ちょっと効き目が4倍違うわ。
私も違いの分かる人になったのかーって
私の持論だと
温めて揉むというのが、
よく公園で見かける年配のお年寄りの先輩の方々が独自に開発した動きの体操をし発見したかのように、
私の考えでは温めて揉むってのが
あの民間療法でネギ頭に巻いたり生姜スライスして貼ったり茗荷を脇に挟んだりと、
やたら民間療法って香味野菜を身体に貼ったり巻いたり挟んだりすること多くない?
私は素麺か!って思うぐらい、
そのまま麺つゆにドボンすれば
そのまま食べられちゃうぐらいに仕上がるのよね。
あなたも気を付けてね!
そういうのは素麺の薬味にしてしまって食べた方がよっぽど栄養になって身体のためになると思うし。
でね、
たたき、もみ、ほぐし、おすっていろいろ順繰り順繰り順番にまわってくるの。
強弱のメモリは65535レヴェルの60000メモリぐらいが一番気持ちいいかな。
でね、
たたき、もみ、ほぐし、おすで
低周波治療器ビリビリチャレンジ牛乳一気飲み選手権を1人でやってるように、
腕がぶるぶる震えて、
私の牛乳を飲みたいタイミングは不意に訪れるからまた厄介なのよね。
まあ、
今度は低周波治療器ビリビリチャレンジシャウエッセン一気食べ選手権を開催してみたいと思うわ。
うふふ。
たまにはこっちの方がお腹に溜まるような気もしないでもないけど、
ここぞとばかりに見つけたら買ってしまう癖がついてしまって困ったものよ。
グレープフルーツが98円で少し安かったので、
搾り器で搾った果汁を
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
いつもは反ホロコースト否定論活動報告みたいな投稿してるけど、ちょっとだけ視点を変えてみようと思った。
地球平面説の広まりを知ったのは、Netflixにある「ビハインド・ザ・カーブ」を何年か前に見た時くらいからだと思う。いわゆる、トンデモ説を信じる人が昔から絶えないのは知っていたけど、まさか地球平面説を現代で信じる人がいると言うのは私にとっては衝撃的だった。科学万能の時代に生きていて、スマホには当たり前にGPSを使った地図アプリがあり、毎日の天気予報には観測衛星のデータが使われ、そんな人工衛星が宇宙ゴミになるほど衛星軌道上に存在してて、海外旅行では時差を合わせなきゃならないし、ネットを使って海外の人とリアルタイムでやりとりすればこちらは昼でもあちらさんは夜なんてよくある話――と地球が球体でないと考え始める理由が見つからないほど文明人全員が地球が球体だと知っていると思っていた。
そんなフラットアーサーたちが拒否する考え方である「地球が球体である事実」を何故、現代文明人のほとんどが受け入れているのかをアーサーたちに言わせれば、それは「NASAの陰謀」らしかった。アーサーたちは例外なく、たくさんの他の陰謀論を信じている。9.11は当然アメリカ政府の陰謀だし、人類は月へなど行ってないし、イルミナティだのロスチャイルドだのシオンの議定書だのと言ったよくある陰謀説をいくつも信じている。もちろん、ホロコーストだって連合国とユダヤ人による陰謀だ。アメリカン・アーサーのオキニの映画は『トゥールーマン・ショー』である。理屈的に言えば似たような発想である『マトリックス』にならないのは、正直、知性の問題だとしか思えないわけだが、アメリカン・アーサーの直感にピッタリなようである。(ほんの少しだがレベルが上がるとマトリックスの「白ウサギを追え」が合言葉になるQアノンになるけれど)。
どうも、それはないようである。アーサーにも色々な人がいて、積極的に「地球は平面か球体か?」を科学的に調べようとする人たちもいる。200万もする高精度ジャイロを使ったり、あるいは遠距離でレーザービームを飛ばしてカーブを調べようとしたりするのだけど、自分達で調べておいてその「球体である」と証明されたはずの実験結果を都合よく平面説の方に合わせてしまうのだからわけがわからない。私は、ネットを通じて何人かの人に聞いてみたのだけど、一様にその回答者全員が「信仰を変えさせるのは無理」との返事だった。都合の悪い様々なエビデンスは無視するか、何かが間違っているからだとか、都合よく解釈して平面説に無理やりに合わせてしまうので、どうしようもないらしい。
何故そうまでして平面説にこだわるのかを聞いてみると、直感に反するから、だけのようである。例えば、科学的に説明される「地球は赤道上で時速1700kmで回転しており、太陽の周りを時速10万8000km、太陽系自体も銀河系を時速85万kmで移動している――だなんてアンビリーバボー!」なんだそうだ。確かに、そんな速度で動いていたら人間はひとたまりもなく吹っ飛ぶ説を覆そうとすると、それらが相対速度であったりすることを「科学的に」説明しなければならなくなるので、アーサーの知性の方が早々に吹っ飛んでしまうだろう。
そんなアーサーは海外だからこそ見られる現象なのかなと思っていた。特にアメリカは、進化論を否定する人たちが大勢いることもよく知られているし、アメリカ人はアメリカこそ世界の中心だと思っている人も大勢いて、地球平面説が受け入れられやすい土壌があるから広まっているんだと普通に考えていた。しかし流石に日本は海に囲まれた島国だし、「日出る国」と呼ばれるからこその「日本」でもあるし、なんとなくイメージ的にフラットアーサーは皆無に近いと思っていたのだけど、そんなことはなかった。こんな本がとうとう日本にも。
地球平面説【フラットアース】の世界 単行本(ソフトカバー) – 2021/2/2
私が知らないだけで、昔にもあったのかもしれないが、レビュー欄を見て二度目にびっくり。一つだけ引用してみよう。
Eden Mediaというチャンネルで、CGIで宇宙を偽装している動画を見てから、フラットアースってありかもと思っていました。地球がとんでもないスピードで移動していることを、本を読むまで全く考えたことがなかったのですが、数字を見たらありえないスピードです。私はめまいがするメニエール病で苦しんだ経験があるので、考えただけでも気分が悪くなるような異常な速さの高速移動。こんなのあり得るの?と思いますが、実際に現実の地面は全然動いている気配がしません。あと重力とか引力とかが、単に仮説だったとは。とにかく自分が常識だと思っていることが、実は真実ではなかったという驚きの連続で、とても面白いです。
南極条約の不自然さがとてもよくわかりました。きっと南極条約で世界中がウソをつくことに契約したんだろうなと思います。騙されていたことに腹が立ちますが、新しい世界が見えてきたようで、なんだかすがすがしい気分。フラットアースはオカルトでもスピ系でもなくて、自然をちゃんと観察して出した結論だと思います。自分でも太陽や月を観察してみたいです。とにかく本当の世界が知りたいと思いました。
「南極条約で世界中がウソをつくことに契約した」だそうである。わたしゃ、南極条約というと、ファーストガンダムで「捕虜の扱いは南極条約に則ってくれるんだろうな?」のコズンのセリフしか思い浮かばなかったけど、そっか、南極の向こうは地球平面の縁だったもんな、アムンゼンの偉業は嘘だったんだね、――ともかく、結局そういう陰謀論で解決するんだと呆れた。
知性レベルが低いのは必要条件ではあっても、十分条件ではないとは思う。個人的に思ってるだけの話だけど、知性レベル(教育レベルであるとか元々の頭の回転の良さであるとか、特に定義があるわけではないが)が低くても、ほとんど大抵の人は自分が知らないことに対しては思考をシャットダウンする。例えば、私は歴史に非常に弱いのだけど、そうした知らない歴史の話が出てくると、普通に私は知らないだけなので話に加わることはほぼ出来ない。実際、誰もが知らないことがたくさんあるのが当たり前だし、そうした無知な世界に対しては、ほとんど大抵の人は考えること自体は無いはずである。極端な話をすれば、私の飼ってる猫のプリンが、地球が球体であるか平面であるかなど考えることがあるとは信じられない。
私たちは、そうした考える必要がなかったり、考えても知らないだけの事に対しては、普通は思考をシャットダウンするのではないのか。この話については、AIの領域の話で、「フレーム問題」ってのがあって、簡単に言うと「ありとあらゆることについて考えないと行動に移せないのであれば、そのロボットは永久に止まってしまう」というパラドクスである。私たち人間はどこかで思考をシャットダウンするからこそ行動が出来ているのである。例えば、道路交通法では自動車運転手は今から運転する自動車を最低限の点検しないことには運転してはならないはずだが、ほとんどの人が運転開始前の点検などしないはずだ。これを極端に考えて、自動車のありとあらゆる部分について点検しないと安全を保てない、などと考え出したら、一生かかってもその自動車を運転することは出来なくなるはずである。「ガソリンに異物が混入していないか」「バラして点検した後に組み付けた時に何かミスはしていないか」「何か部品に時間的な劣化はないか」等々。
一言で言えば「余計なことを考えるな!」だけの話ではあると思うのだけれど、その余計なことを考えるように仕向ける「自分の頭で考えてみろ」というアドバイスをする人がいるから困る。著名な哲学者ルードウィヒ・ヴィトゲンシュタインは「語りえざることについては沈黙すべし」と言ったが、私に言わせれば「考えても無駄なことは考えるな」と翻訳したいところである。